池添謙一騎手のデータ傾向と回収率~成績からの狙い目と買い方

池添謙一(いけぞえけんいち)ジョッキーデータと特徴

▼本日は、池添騎手のデータと狙い方・買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。



▼まず、私が2010年までさかのぼって、池添騎手のデータ(2010年~2017年)を見ていて感じたこと↓


・平均単勝回収率は88%と、非常に優秀。一発狙って勝ちに行くタイプの騎手

・一方で、平均複勝回収率は78%と普通なので、池添騎手は、1着固定で頭から狙っていく方が、回収率は上げやすい。

・人気別に見ると、特に「5~13番人気」あたりでの回収率が素晴らしく、単勝回収率102%とフィルタリングなしでプラスになっている

・1~2番人気でも、単勝回収率84%と上々の数字。池添騎手は、人気馬でも人気薄でも期待値が高い騎手と感じる

・クラス別にみると、500万下(1勝クラス)と、1600万下(3勝クラス)の回収率が優秀

・一方で、重賞レースの回収率は、単勝回収率68%・複勝回収率72%とやや低め

・ただ、池添騎手は大舞台に強く、「G1」に限定すれば、単勝回収率91%・複勝回収率120%と素晴らしい成績になっている

・競馬場別に見ると、なぜか関東圏に遠征した時の回収率が異常に高い。池添騎手の東京競馬場と中山競馬場は要注意

・具体的には、東京競馬場の単勝回収率119%、中山競馬場の単勝回収率314%、となっている

・京都競馬場の単勝回収率も99%と素晴らしい。でもなぜか、阪神競馬場だけは67%と低くなっている

・ローカル開催ではなぜか回収率が低く、中央開催の方が回収率が高い傾向にある(中央開催で穴を開けてくる傾向)

・競争番号別に見ると、「第6レース~第8レース」あたりの、午後の平場戦の回収率が非常に高い

・ダート戦の単勝回収率も妙に高く、94%とかなり優秀。池添騎手は芝よりダートの方が一発狙ってくる印象

・年度別に見ても、大体いつも安定した回収率を残しており、今後も儲かる騎手となる可能性は高そう



はい。
私ブエナの観点でデータを眺めていると、このような印象を受けました。

では、具体的に見ていきたいと思います。



▼まずは2010年からの、すべての成績を見てみます。


池添謙一騎手データ(2010年~2017年)
4565レース騎乗

勝率9.4%
連対率18.8%
複勝率26.8%

単勝回収率88%
複勝回収率78%


はい。

では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。



▼池添謙一騎手。

ドリームジャーニーやオルフェーヴルの主戦として、G1でも目立つ騎手です。

ルックスもあか抜けており、女性ファンも多い模様。

合コンも得意とか。よく知りませんが。


そんな池添騎手。

馬券では儲かるのか?



▼私ブエナの印象では、

「池添騎手は、JRAの騎手の中でも、トップレベルに儲かる騎手に分類できる」

という印象を受けます。
(あくまで私ブエナの見解です)



▼特に、中穴~大穴を狙う人の場合、池添騎手は重要なポイントになってくる。

田辺騎手と池添騎手は、穴狙いタイプの人は、押さえておきたい騎手ですね。

私ブエナも中穴狙いなので、池添騎手はもちろんマークしています。



▼まず、池添騎手の平均単勝回収率は88%

これは日本人騎手としては、かなり優秀な部類だと思います。



▼さらにここから絞り込んで、「平場」に限定すると、単勝回収率96%まで上昇します。

平場というのは、レース名がついていないレースです。

主に、「第8レースまでが平場レース」という認識で良いかと。



▼で、池添騎手は、「第6レース~第8レース」までの、午後の平場戦の回収率が非常に高い。

それぞれの単勝回収率を、具体的に見ると、


第6レース 90%

第7レース 163%

第8レース 136%


と、すごい成績になっている。

私ブエナも、平場のレースを購入するときは、池添騎手を意識して予想を構成することが多いです。



▼それに対して、重賞レースの回収率は、単勝回収率68%と低めです。

池添騎手は、重賞レースで目立っている印象がありますが、意外と重賞レースでは儲からない感じ。



▼そのかわり、「G1」だと儲かります。

池添騎手は、大舞台に動じない強心臓なので、G1で活躍することが多い印象。

G3の単勝回収率が29%なのに、G1だと91%になります。

ちなみに、G2だと101%ですが、複勝回収率が51%しかないので、G2の池添騎手は単穴で一発狙う馬券構成が有効か。



▼池添謙一騎手は、基本的に、回収率が高い騎手ですが、なぜか阪神競馬場だけはあまり回収率が高くない。

そして、なぜか関東圏に参戦したときは、やたら回収率が高くなっています。

東京競馬場と中山競馬場の池添騎手は、要注意かなと、私ブエナは思うわけです。

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池添騎手は、重賞レースで上位人気の時、期待値が高い

▼池添騎手のデータについての考察を続けます。

ここでは重賞レースに絞って分析してみます。


池添騎手
重賞レース
2010~2018.10


単勝回収率65%
複勝回収率68%



はい。
先ほども少し書きましたが、池添騎手は平均回収率は高いんですが、重賞レースに絞るとあまり回収率が高くないです。

このままでは使えないので、ここからフィルタリングしてみます。



▼まず、「池添騎手が重賞レースで、1番人気の時」

単勝回収率105%・複勝回収率91%

はい。素晴らしい数字になっています。

さすが大舞台に強い男。

重賞レースで池添騎手が1番人気の時は、無理に逆らう必要はないのかもしれません。



▼これは1番人気に限らず、「池添騎手が重賞レースで、1~3番人気の時」

単勝回収率108%・複勝回収率88%

はい。やっぱり素晴らしい成績です。

池添騎手が重賞レースで上位人気の時は、軸にすると長期回収率が上がりやすくなると思います。



▼一方で、池添騎手があまり成績がよくないポイントもある。

例えば、「池添騎手が重賞レースで、10番人気以下の時」

単勝回収率0%・複勝回収率55%

はい。単勝回収率が0%です。

池添騎手の場合、上位人気馬に乗った時は信頼度が高いんですが、10番人気以下の超人気薄で大穴をあけるという事は、少ない印象です。2~3着ならありますけどね。



▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。


池添謙一騎手データ】2015~2020年

全レース⇒単勝回収率85%・複勝回収率74%

重賞レース⇒単勝回収率82%・複勝回収率75%

平場⇒単勝回収率84%・複勝回収率76%

特別戦⇒単勝回収率88%・複勝回収率71%

ハンデ戦⇒単勝回収率93%・複勝回収率88%

牝馬限定戦⇒単勝回収率117%・複勝回収率76%

1~2番人気⇒単勝回収率87%・複勝回収率86%

1~3番人気⇒単勝回収率90%・複勝回収率83%




▼まず、全レースの回収率は、単勝回収率85%・複勝回収率74%という感じで、優秀な成績になっています。

前回の集計期間よりも、やや回収率が下がっていますが、まだまだ優れた数字ですね。

ではここから、さらに詳細に分析していきましょう。



▼重賞レースの成績は、単勝回収率82%・複勝回収率75%で、全体の回収率よりやや下がる感じです。

さらに具体的に分析してみます。


G1⇒単勝回収率99%・複勝回収率133%

G2⇒単勝回収率98%・複勝回収率51%

G3⇒単勝回収率60%・複勝回収率54%



はい。
なぜかG3だけ成績が悪いです。

このG3が足を引っ張ってしまい、重賞全体の回収率が下がっている感じですね。



▼G1とG2の単勝回収率は非常に素晴らしく、すべての騎手の中でもトップクラスの成績になっています。

やはり池添騎手は、大舞台に強い傾向があるので、大きなレースでは必ずチェックしておいた方が良いでしょう。


・池添騎手。重賞レース。1~3番人気⇒単勝回収率110%・複勝回収率76%

はい。
これはG3も含めた成績です。

池添騎手が重賞レースで1~3番人気の時、単勝馬券を買い続ければ、回収率は110%になります。

池添騎手が重賞レースで上位人気の場合は、単勝や1着固定で馬券を構成すると、利益を出しやすくなります。



▼その場合のデメリットとしては、複勝回収率が平凡というものがあります。

【14-9-5-36】という感じの成績なので、勝ちにいく分、複勝率が甘くなってしまうわけです。

勝ちに行くと、惨敗が増えるからですね。



▼この辺は、騎手によって差が大きくなるポイントになります。

「勝ちに行く騎手」「着拾いに行く騎手」に大別されるわけです。

池添騎手は、勝ちに行く騎手になります。



▼先ほども見たように、全体の回収率も、単勝回収率85%・複勝回収率74%という感じで、単勝回収率が高くなっています。

重賞レースに限らず、池添騎手は常に勝利を狙って騎乗してくる騎手と言えますね。

この傾向を頭に入れておけば、馬券構成のヒントになると思います。



▼勝ちに行く騎手は、単勝や1着固定は有効ですが、三連複やワイドの軸としては、ちょっと使いにくい部分があります。

池添騎手はこのパターンなので、基本的には、単勝や1着固定を中心に考えていくのがポイントになります。



▼ただ、池添騎手が重賞レースで、10番人気以下の大穴に騎乗している場合は、2~3着狙いで来るケースが多いように思われます。

・池添騎手。重賞レース。11~14番人気⇒単勝回収率0%・複勝回収率144%

はい。
さすがにここまで大穴になってしまうと、勝つのは難しくなるので、2~3着狙いに切り替えているのかもしれません。

池添騎手が重賞レースで大穴馬に騎乗しているときは、三連複やワイドのヒモとして入れておくと、回収率が上がりやすくなります。

逆に、池添騎手が重賞レースで1~9番人気に騎乗しているときは、単勝や1着固定が有効になるわけです。



▼▼では次に、池添騎手の過去5年間のクラス別成績を見てみます。


池添騎手。クラス別データ】2016~2020年。2874レース分析

新馬⇒単勝回収率70%・複勝回収率75%
未勝利⇒単勝回収率99%・複勝回収率81%
1勝クラス⇒単勝回収率77%・複勝回収率64%
2勝クラス⇒単勝回収率68%・複勝回収率64%
3勝クラス⇒単勝回収率70%・複勝回収率79%
オープン特別⇒単勝回収率133%・複勝回収率68%
リステッド競走⇒単勝回収率58%・複勝回収率94%
G3⇒単勝回収率64%・複勝回収率44%
G2⇒単勝回収率72%・複勝回収率50%
G1⇒単勝回収率93%・複勝回収率105%
重賞トータル⇒単勝回収率74%・複勝回収率62%

牝馬限定戦⇒単勝回収率125%・複勝回収率72%
ハンデ戦⇒単勝回収率90%・複勝回収率84%
2歳3歳限定戦の1勝クラス⇒単勝回収率112%・複勝回収率61%

平場⇒単勝回収率86%・複勝回収率76%
特別戦⇒単勝回収率77%・複勝回収率64%



はい。
過去5年間の、池添騎手のクラス別成績は上記のようになります。



▼このデータから池添騎手の狙い目を考えてみると、まず、やっぱり大舞台「G1」の成績が抜群です。

単勝回収率93%・複勝回収率105%ですから、単勝以外は、どの馬券種で勝負しても利益を出せるくらいの数字になっています。



▼池添騎手をG1で狙う場合は、「2~3番人気馬に騎乗している時、三連単1着固定か、三連複の軸」という感じが基本になります。

あるいは、上記期間であれば、12~14番人気の複勝回収率が314%なので、「池添騎手がG1で12~14番人気あたりの大穴騎乗の時、三連複のヒモに追加」という戦略で、大穴馬券をゲットすることが可能になります。



▼次に、G2~G3ですが、これはあまり成績が良くありません。

どちらも複勝回収率は40~50%しかなく、惨敗するケースが多いです。

単勝回収率も60~70%しかないので、あまり狙い目がありません。

池添騎手は大舞台に強いタイプですが、G1に特化している部分があり、G2~G3ではあまり積極的に狙いたくはない騎手ですね。



▼では次に、「未勝利戦」ですが、単勝回収率99%・複勝回収率81%と優秀な成績になっています。

成績の内訳は、【101-98-84-607】という感じで、試行回数も十分なので、偶然というわけではなさそうです。

未勝利戦は、後がない馬の戦いなので、勝負強い池添騎手には合っているのかもしれません。

未勝利戦で勝負する場合は、池添騎手は要注意です。


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