ロードカナロア敗因。ハクサンムーン勝因～セントウルステークス2013ドリームバレンチノ

ロードカナロアの敗因。ハクサンムーンの勝因～セントウルステークス2013


2013年のセントウルステークスは、断然人気のロードカナロアが２着に敗退しました。


ロードカナロアの単勝オッズは、実に1.4倍。
多くの人がロードカナロアの勝利を確信して、単勝馬券をしこたま買ったことでしょう。



▼しかし、ここでロードカナロアの単勝にぶちこむのは、あまりにもリスクが高かったわけです。買うなら、次のスプリンターズステークスで買う方が、期待値としてははるかに高いでしょう。


私は、ハクサンムーンを頭にして、馬単を二点でゲットしましたが、ロードカナロアが負けたことについては、特に驚きはありませんでした。



▼敗因は、シンプルだと思います。単純に58キロと休み明け。ロードカナロアにとっては、このレースに負けても全然オッケーなわけです。ロードカナロアは、スプリンターズステークスを勝ちたいわけですから。


競馬ではこのような断然人気の馬が負けることはよくあります。

特に、有力馬が休み明けで、重い斤量を背負っている時。
このような前哨戦では、断然人気の有力馬がコロコロと負けます。そして本番で巻き返すというパターンは、競馬では何十年も繰り返されている当たり前のパターンです。



▼ですから、 2013年のセントウルステークスで、ロードカナロアを頭にして馬券を外してしまった人は、馬の能力だけで判断するのではなく、その馬にとってどこが勝負どころなのか?を見極めて馬券を買うことで、回収率が一気に上がります。


ちなみに、「マツリダ予想」でも◎はハクサンムーンでした。やはり馬券回収率を考えた場合は、ここはロードカナロアではなく、 56キロのハクサンムーンを狙う方が期待値が高いということですね。



▼ついでに言えば、阪神コースは開幕週で、インコースが走りやすくなっていたので、逃げ馬であるハクサンムーンは絶好の狙い目だったと言えましょう。


1番だめなパターンとしては、このセントウルステークスでロードカナロアを狙って馬券を外し、スプリンターズステークスでハクサンムーンを狙って馬券を外すという、裏目に出るパターンですね。



▼まあ今の時点では、スプリンターズステークスでロードカナロアが勝つかどうかはわかりませんが、あくまでも期待値の話をするならば、セントウルステークスでハクサンムーンを狙って、スプリンターズステークスでロードカナロアを狙う。このほうが絶対に回収率は上がります。


ロードカナロアで鉄板!!というスポーツ新聞などの情報に左右されず、自分自身の感覚を大切にすることで、馬券は回収率を上げることができるわけです。


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