京王杯2歳ステークス2013結果~カラダレジェンドの勝因とモーリスの敗因。前残りの展開

京王杯2歳ステークス2013結果~カラダレジェンドの勝因とモーリスの敗因


▼2013年の京王杯2歳ステークスは、なんといっても、デビュー戦を圧巻のレコードで勝った、モーリスに注目が集まりました。

しかし、圧倒的な人気に押されたモーリスは、まさかの惨敗。掲示板に載せる事さえできませんでした。

京王杯2歳ステークス2013結果


これはなぜか?



▼これはもう、単純に「展開が向かなかった」ということですね。

つまり「差せない展開だった」ということです。掲示板に載せた馬たちは、全て先行していた馬でした。


モーリスは、スタートでまさかの出遅れ。最後方からの競馬になってしまいました。出遅れは致命傷とまではいかないものでしたが、このような前残りの展開になってしまうと、わずかな位置取りの差が、思いっきり順位に影響を与えてしまいます。



▼映像で見ているとモーリスは、全く伸びがないように見えますが、モーリス自身は上がり33.1秒で走っており、かなりの切れ味を発揮しています。

ただ、前に行っていた馬たちが止まらなかったというだけですね。これは展開によるものであり、モーリスが弱いというわけではありません。


ただ、本当に強い馬というのは、どんな展開になっても勝ち負けしますので、モーリスはあまり今後も過剰人気になるようなら、本命にはしない方が良いかもしれません。

ただ、能力は高いと思います。



▼さて、勝ったカラダレジェンドは、11月2日にデビューして、 11月9日に重賞を勝つという、離れ業をやってのけました。

将来のある2歳馬に、連闘をさせるというのは、あまり馬にとって良い事ではありませんが、今回は結果オーライということでしょう。


カラダレジェンドの勝因は、何と言っても「展開」ですね。デビュー戦を快勝した能力は認めますが、カラダレジェンドが、モーリスより強いかと言われれば、これはちょっと微妙です。



▼ちなみに私は、このレースも運良く的中することができました。キャリア一戦しかないモーリスが、単勝1倍台の断然人気であるならば、明らかに他の馬の期待値が上がるというわけです。


「マツリダ予想」でも頻繁に書かれていますが、競馬は断然人気の馬から買っていると、長期的には必ずマイナスしていきます。

2013年の京王杯2歳ステークスは、まさにその代表的なレースとなりました。



▼多くの人は、新聞に「モーリスは怪物」などと書かれているのを読んで、ついついモーリスから馬券を買ってしまうわけです。

多くの人がモーリスから馬券を買うならば、モーリスの勝率が最も高いとは言え、期待値は下がってしまいます。

その代わりに、モーリス以外の馬の期待値が上がると言うわけですね。


今年の京王杯2歳ステークスは、モーリスを切るだけで、誰でも簡単に高配当がゲットできるレースだったというわけです。

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