競馬ソフト TARGET(ターゲット)予想活用法~当たる?使い方。評価評判とレビュー。値段価格

競馬ソフト TARGET(ターゲット)なら勝てるのか?
私(ブエナ)の経験則で書けば、


「ターゲットは、ただのデータ分析ソフトなので、ターゲットを使っても馬券収支が良くなるとは限らない」

「また、ターゲットでのデータ分析には、膨大な時間がかかるので、数字が嫌いな人には非推奨」

「激戦の現代競馬で勝つには、ターゲットの他にも有料ソフトを使う必要があると思う」

「ただ、期待値が高い馬を探すツールとしては、まずまず使えるソフトだと思う」



ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。



▼自力で競馬予想するなら、もはや、なくてはならないソフトと言えるのが「ターゲット」です。

もちろん私ブエナも、毎日のようにターゲットで、ちまちまとデータを分析しています。


私は、「今は競馬新聞だけではもう勝てない時代」と、よく書きますが、それはこのターゲットが普及していることも、かなり影響していると思います。

ターゲット



▼ターゲットは要するに、「データベース」です。

過去の数十年のレースが、すべてデータベースとして閲覧できるわけですね。

そして、どの条件だったらどの騎手が上手いか?どの種牡馬が回収率が高いか?など、的中率や回収率なども簡単に調べることができます。



▼パソコンにインストールするタイプのソフトなので、パソコンがないと使えないのがネックですね。

ソフト自体も重たいソフトなので、ある程度のパソコンのスペックも必要になります。


ですからパソコンがない人や、自分でデータを分析するのが苦手な人は、すでにターゲットを使って分析された有料予想を使う方が良い面もあります。

良心的なサイトなら、料金的にもあまり変わらない印象です。



▼ターゲットの料金は「月額2052円」です。

私のクレジットカードからは、毎月ターゲットの 2052円が引き落とされます。

それでも、ターゲットがないと不便なので、毎月払っています。

(※正確に言うと、ターゲットなどのソフトを使うための「DataLab.(データラボ)会員サービス」の料金です)



▼「ターゲットを使えば馬券収支をプラスにできますか?」

というご質問もたまに頂くのですが、これは「使う人次第」となります。


ターゲットは、買い目を出してくれるわけではありません。

ただのデータベースです。

料理でいえば「材料」に過ぎないわけです。



▼ですからその材料を調理するのは、自分自身ということになります。

膨大な数字を見て、その中から馬券収支をプラスにできる要素を抜き出す感覚が必要です。


よく競馬中継などでも、データを使って予想している人もいますが、テレビに出ている多くの予想家は「データがピンポイントすぎる」印象ですね。

データは、一部分を極端に抜き出しすぎると、全く効果がないものになってしまいます。
(ただの確率の偏り・誤差だったりするので。)



▼ターゲットはなかなか優れたソフトで、使い方によっては馬券収支を向上させることができます。

ですが、数字が苦手だったり、データを分析できない人にとっては、あまり意味のないソフトとも言えます。
(というか、ほぼ無意味)



▼先ほども書きましたが、ターゲットを使っても馬券が当たるわけではないし、買い目が出るわけでもでもありません。

なぜならデータベースソフトだからです。

「買い方を指示してくれるソフトではない」、ということですね。



▼なのでターゲットは競馬歴の浅い人や、競馬初心者さんには、向かないですね。

自分なりに競馬の理論が確立していて、「調べたいデータ」がある人にはターゲットは武器となります。

まだそこまでの段階にない人は、「安くて優良な予想」を使う方が、的中率や回収率を上げることができると思います。



▼とは言え、ターゲットはデータ分析以外にも、出馬表やオッズが簡単に表示できるので、JRAの公式サイトのように、ブラウザで閲覧するタイプより、軽くて使いやすいというメリットもあります。
(パソコン専用ですが)


オッズ順に並び替えたりすることも簡単にできるので、オッズを見るだけでも使えると思います。

ただ、「ターゲットから直接馬券を買う」のは、私の個人的な感想としては、ちょっと使いにくい。

慣れれば問題ないんですが、慣れないうちは、買い間違い等が起こりやすい画面・ユーザーインタフェースのような気がします。



▼ターゲットの活用法として、私ブエナがメインで使っているのは、

「レース検索」

「馬券シミュレーション」



この2つですね。
(あくまで私ブエナの使い方です)


「レース検索」は、自分の仮説を検証するために、データ分析する機能。

「馬券シミュレーション」は、具体的に馬券種を指定して、過去の回収率を調べる機能。



▼この2つの機能を使うことで、「自分としてはいけると思ったロジックも、長期的にはダメだった」ということが、すぐに調べられます。

このような分析を実戦の中で試していくと、膨大な時間がかかる上に、結局馬券もマイナスになるという悲惨なことになる。

なので、先に「仮説」をターゲットで分析して、高回収率を立証できた場合のみ、実際に馬券を購入するという感じで、私ブエナの場合はターゲットを使っています。



▼あと、ベタな使い方としては、「騎手」「調教師」「種牡馬」

これらを抜き出して、それぞれの回収率が高い条件を調べたりします。

例えば、キングカメハメハの得意条件や、岩田康誠騎手の得意条件など、コツコツと分析し、自分なりの馬券購入ルールを作っていくわけですね。



▼ただ上述したように、データ分析というのは、あまり詳細にやってしまうと、単なる確率の誤差を拾ってしまうので、使い方を間違えると諸刃の剣になります。

短期的な確率の誤差を拾って、「おお!高回収率だ!狙おう!」・・とかやってしまうと、そこから逆に反動が出る可能性があるわけ。
(マツリダ予想より引用)



▼つまり、短期的に高回収率の買い目は、そこから反転して絶不調になることも十分に考えられる。

データを抜き出す時は、そこだけ要注意ですね。

データ分析は、一歩間違えると本当に危険です。
(ブエナ経験談)



▼ということで本日は、競馬ソフト TARGET(ターゲット)予想活用法について、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。

ターゲットは便利ですが、

ターゲットのデメリットは、「月額2,000円かかる」「膨大な時間もかかる」「数字が苦手な人には無意味」「確率収束していないデータを拾うと逆に負ける」

という点ですね。



▼特に、時間はめちゃくちゃかかります。

よほど競馬に対して情熱と愛がなければ、ターゲットを導入しても結局使わないまま、ということになってしまうと思います。


なので、そこまでの情熱と時間がない人は、「他の誰かが膨大な時間をかけて分析した情報」を購入した方が、時間的にもロスが少ないかもしれません。

ご参考まで。

ブエナが使っている競馬サイトを公開

▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。

私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、

やっぱり⇒『マツリダ予想』です。




ターゲットのデメリット

▼TARGET(ターゲット)についての考察を続けます。

ここまで書いてきたとおり、ターゲットは基本的な中央競馬のデータを調べることが可能なソフトです。

ターゲットでデータ分析した要素をうまく組み合わせれば、長期回収率をプラスにする条件を探すことも可能になると思います。時間はかかりますが。



▼ただ、私ブエナが使った印象として、ターゲットはちょっと「調べられる項目」が少ない印象です。

初心者さんなど、最初に見た人は、「こんなに調べられるのか!」と驚くと思いますが、何年も使っていると意外と物足りなく感じます。



▼私ブエナの場合は、もう10年くらいターゲットを使っているので、ターゲットで調べられる事は、だいたい頭に入っています。

なので、ターゲット以外の有料ソフトやマツリダ予想を併用して、さらに自分自身の馬券力を磨いている状況です。



▼ターゲットは、「この条件で回収率の高い騎手」などのデータを調べることができます。

しかし、これが分かっても、なかなか回収率に直結してこない。

実際にターゲットを使ってみると、たぶんそう感じると思います。



▼ターゲットというのは、あくまでも過去のデータです。

競馬というのは、生き物である馬が走り、生き物である人間が騎乗する。

そして、生き物である人間がオッズを作る。

そんな流動的なゲームです。



▼なので、「過去のデータで鉄板条件」であったとしても、それが必ずしも未来に適用されるわけではない。

あくまでも確率。

ある程度の試行回数が必要ということです。

また、過去に有効だった戦略が、使えなくなることも多々あります。



▼それと、ターゲットはデータ競馬専用なので、競馬というゲームが、ある意味、ちょっと無味乾燥に感じてしまうことがある。

私ブエナの印象ですが、競馬新聞でアナログ競馬を楽しむ方が、娯楽としては楽しいと思う。
(競馬新聞では勝てませんが)



▼だから私のオススメとしては、ターゲットは予想ツールの1つとして、競馬の楽しさを損なわない程度に利用するのが良いと考えています。

ターゲットにハマりすぎると、競馬が無機質なものになり、つまらなくなる可能性もあるので、そこは注意した方が良いかと思います。



▼言い方を変えると、ターゲットにはロマンがない。

私ブエナはその昔、スポーツ新聞で予想したレースはすべて切り抜いてファイリングしていました。

そして、そのファイルを何度も読み返して、自分のオリジナル馬券理論を考えたものでした。



▼その時間は楽しかった。夢があった。

過去のスポーツ新聞や競馬新聞を眺めていると、そこに儲かる可能性が無限に感じられたわけです。



▼しかし、初めてターゲットを使った日。

無限の可能性は、極めて限定された。

つまり、今までアナログでコツコツと調べていたことが、ターゲットを使えば短時間でわかってしまう。


それは、自分のアイデアが短時間で潰されてしまうということでもある。

この点が、ターゲットにロマンがないと私が感じる理由です。



▼ターゲットはあくまでも、回収率向上にこだわるためのツール。

しかし競馬は、回収率だけでは無い。

競馬は週末の娯楽として、私の中ではとても大切な位置を占めています。



▼たとえ「target」で、回収率が100%を超えたとしても、競馬がつまらなくなったら意味がないわけです。

趣味が少ない私ブエナの、数少ない楽しみが競馬。

だから「勝つこと」と「楽しむこと」の、バランスを取ることが重要だと思うわけです。



▼勝つことに特化して、自分の仮説をすべて検証し、あらゆる無駄を省いていく。

その作業を繰り返すことで、少しずつ回収率は上がっていき、馬券勝利に近づいていく。

しかしその代償として「競馬の楽しさ」が失われるとしたら、それは本末転倒だと思うわけです。



▼例えば、ターゲットでデータ分析すれば、競馬において、逃げ・先行馬が圧倒的に有利だということはわかります。

どの条件で過去データを検索しても、追い込み馬の回収率は低いわけです。

そう考えると、追い込み馬を買う理由がなくなる。

回収率を上げるためには、徹底的に先行馬を狙っていく方が効率が良いから。



▼でも、ロマンを求めたい時もあるじゃないですか。

追い込みに、美学を見い出すこともあるんです。

だから私は、回収率だけで馬券を買ってしまうと、競馬がつまらなくなってしまう面もあると危惧するわけです。



▼ではここで、実際にターゲットを活用して、様々なデータを分析してみましょう。

例えば、こんなデータ。


重賞レースで1番人気から2.3.4番人気へ馬連ながし】2015~2020年

732レース
的中率28%
回収率72%



はい。
競馬を始めた人は、まずこのような買い方をする人が多いと思います。

1番人気を軸として、相手ヒモ馬は、2~4番人気。

これは最も的中率が高い買い方の1つであり、最初のうちは必勝法に感じるものです。



▼しかし、実際にデータ分析してみるとどうでしょう?

的中率の28%はまずまず優秀ですが、回収率は72%しかありません。

馬連の平均還元率は77.5%なので、平均にも届いていないことがわかります。



▼競馬新聞をファイルに入れて眺めていた頃の私は、このような戦略でも夢を持っていました。

でも、ターゲットと出会って、データ分析するようになると、「こんな買い方ではダメだったんだ・・」とわかったわけです。



▼回収率72%にも満たない数字では、馬券を購入すればするほど赤字が増えていきます。

これを実戦の中で試していくと、多額のお金を失うことになっていました。

そういう点では、データ分析することで、将来的な負債を減らすことができると言えます。



▼では、先ほどの「1番人気から2~4番人気への馬連」を、さらに詳細に分析して、利益を出せるようにしてみましょう。

上記条件。札幌競馬場

的中率32%
回収率117%



はい。
1番人気からの馬連流しでも、競馬場別に見ていくと、回収率が高いポイントがあるのが分かります。



▼まず、2015年からの5年間の重賞レースで、最も回収率が高かったのは、札幌競馬場です。

札幌競馬場の重賞レースで、1番人気から2~4番人気へ馬連流しを購入すれば、回収率は117%と素晴らしい数字になるわけです。



▼逆に、成績が悪い競馬場も見てみましょう。

上記条件。中京競馬場

的中率11%
回収率36%



はい。
1番人気からの馬連流しは、中京競馬場でやると、ひどい成績になります。

回収率36%しかないので、これは大赤字ですね。



▼では次のデータを見てみましょう。

上記条件。18頭立て

的中率18%
回収率59%



はい。
18頭立ての重賞レースで、「1番人気から2~4番人気への馬連」を購入し続けると、回収率は59%になってしまいます。

18頭立てというのは、中央競馬で最も頭数が多いレースになります。

なので、18頭立てで、馬連3点買いでは、本命サイドの期待値が低いため、買い目点数が少なすぎて的中率が下がり、その結果回収率も下がってしまうことがわかりますね。


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