単勝回収率とは?複勝回収率とは?控除率との関係。単勝馬券の基本
単勝回収率とは?
▼『初歩的な質問ですいません。単勝回収率とはどういう意味でしょうか?』
というご質問をいただいたので、本日は、初心者講座として単勝回収率について、独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼私(ブエナ)の経験則で書けば、
「単勝回収率とは、単勝を購入した場合の、賭け金に対する払い戻し比率、という感じ」
「単勝を1万円購入して、払戻金が8000円だったら、単勝回収率80%となる」
「データ分析して、この単勝回収率を先読みし、利益につなげていくのが馬券で勝つためのひとつの方法だと思う」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼単勝回収率というのは、要するに、
「単勝に賭けた金額のうち、何%を回収したか?」
という比率です。
例えば、100レース合計で単勝100万円分購入したとして、払い戻しの合計が80万円なら、回収率80%となります。
単勝回収率が80%なら、まあまあの成績といったところでしょうか。
▼競馬は、この回収率を100%以上にするのが目的のゲームと言えます。
回収率が100%以上は、すなわちプラス収支となります。
「払戻金 ÷ 賭金 ×100= 回収率(%)」
ですね。
これは単勝回収率だけでなく、複勝回収率や、その他すべての馬券種で共通の計算式になります。
▼すべてのギャンブルには、「控除率」というものがあります。
例えば、競馬では約25%をJRAが天引きするので、残りの75%を、「馬券を買ったお客さん同士で奪い合う」ことになる。
▼ですので、単純に考えると、競馬の回収率は75%前後に収束することになります。
これでは赤字なので、25%を穴埋めするために、データを分析したりオッズを分析したりして、単純回収率の75%を100%以上に引き上げるのが、競馬予想をする意義となる。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼ちなみに、日本の宝くじの控除率は50%以上と言われますので、宝くじを買うよりは馬券を買う方が、確率的には圧倒的に有利であると言えます。
また、「宝くじは技術介入の余地がない」
つまり、「宝くじで儲けるためのデータ分析」というのは存在しません。
(※宝くじが当たる方法!というものはありません。あっても詐欺)
一方で、競馬の場合は、的中率や回収率を高める方法がたくさんあります。
努力すればするほど、単勝回収率および、その他の馬券の回収率が上がっていく。
競馬は運任せの宝くじと違って、努力が報われるゲームと言えます。
▼さらに細かい話をすれば、
「競馬の控除率は、馬券種によって細かく分類されている」
わけです。
簡単に言うと、競馬の場合は、難しい馬券種ほど控除率も高い。
三連単やWIN5といった難しい馬券は、30%近い控除率となっています。
(※控除率の詳細はこちらの記事で、過去にも解説しています⇒競馬の控除率について)
▼さて、三連単やWIN5の控除率は30%近いのに対して、単勝の控除率は20%です。
この部分で、10%もの違いがある。
ですから回収率を上げるための知識をまだ持たない初心者さんは、単勝から始めてみると、それだけで10%近く回収率を上げることが可能。
あくまでも長期的な話ですが、このようなギャンブルの基本的な部分をしっかり理解しておくことで、年間での手元に残るお金が大きく違ってくると、私ブエナは思うわけ。
▼ただ、それがわかっていても、競馬ファンは単勝をあまり購入しませんね。
やっぱり「三連単2000万馬券!!」みたいなニュースを聞くと、一攫千金を求めて、地味な単勝より夢のある三連単を購入してしまう人が多いようです。
ただ、特に初心者さんの場合、三連単より単勝の方が、長期的な回収率を上げやすいと思われます。
(※馬券知識がしっかり身についている人は、三連単の方が勝ちやすいですが。)
▼尚、「単勝回収率」は、「単勝」だけに注目した回収率ですが、単勝でしか使えないわけではありません。
「三連単も馬単も、単系馬券である」からです。
つまり、「単勝回収率が高い馬は、三連単や馬単の1着固定でも、回収率が高い」という傾向にあると思うわけ。
(マツリダ予想より引用)
▼単勝と、三連単・馬単のどっちが儲けやすいかについては、「ヒモ馬を限定できるかどうか」によって変わってきます。
基本的には、私ブエナの経験上では、「単勝の方が、安定的に長期回収率を上げやすい」ような気がします。
ただ、ヒモ馬を絞れる場合は、三連単・馬単の1着固定で、その絞ったヒモ馬に流すと、一発高回収が期待できます。
このように考えると、単勝回収率は、馬券戦略の基本中の基本とも言えますね。
▼次に、「複勝回収率」
これは、「複勝を買い続けた時の回収率」ですね。
複勝回収率は、単勝回収率よりも、多くの場合「低くなりやすい」
(※データ分析した時の話ね)
正確に言えば、「複勝回収率は、70~80%で安定しやすくなる」と、私ブエナは感じます。
▼つまり、「複勝は大負けしない代わりに、利益を出すのもちょっと難しい」ような気がするわけ。
(あくまで私ブエナの意見です)
ただ、複勝回収率にも使い道があります。
それは、
「複勝回収率は、複系馬券の軸馬としての信頼度をチェックできる」
と思う。
▼これもあくまでも私ブエナの考えですが、複系馬券(ワイド・三連複)の軸は、複勝回収率が高いと、良い結果が出やすいような気がする。
注意するポイントは、「複勝率」だけが高くても意味がないということです。
要するに、3着内率が高くても意味がない。複勝回収率が高いことが、長期回収率を上げるためには重要だと思うのです。
▼ということで本日は、単勝回収率・複勝回収率の基本について、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。
蛇足ですが、馬券の収支は、つけておいた方がいいですよ。
いや、馬券で勝っている人は、ほぼ全員が馬券収支をつけていると思います。
▼馬券を購入したら、ノートでもExcelでもいいので必ず収支をつけて、自分の単勝回収率や、その他の馬券種の回収率を分析してみてください。
最初のうちは、回収率100%を超える事はなかなか難しいと思いますが、競馬は努力が報われるゲームなので、馬券知識を増やしていくことで、徐々に回収率も上がっていきますね。
ご参考まで。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼単勝回収率についての考察を続けます。
単勝回収率は、競馬ソフトでデータ分析する際の、基本となる指標でもあります。
「単勝回収率が高い条件の馬」を、過去のデータから探し出し、それを未来に繋げていくわけです。
▼例えば、「東京芝2400メートルは、内枠有利」
当ブログでも何度か紹介していますが、ダービーやジャパンカップが行われるこのコースは、「内枠の単勝回収率が高い」わけです。
▼これは、「過去の東京芝2400メートルのデータ」を分析すればわかります。
10レースや20レース分析しても意味がありませんが、 100レース・1000レース・1万レースと、分析のサンプル数を増やしていくと、かなり信憑性の高いデータであることが分かってきます。
(あくまで私ブエナのデータです)
▼なので、単勝回収率というのは、「自分の単勝馬券の回収率」を調べるためのものであると同時に、「単勝回収率が高い条件を過去のデータから調べる」ことによって、これからの未来で儲かる馬がわかるわけです。
▼ですので、単勝回収率は「過去の成績」であると同時に「未来を予見する指標」でもあると思うわけ。
データ分析して馬券で利益を出すには、このような単勝回収率の使い方を身につける必要があると、私ブエナは考えています。
▼単勝回収率が高い脚質
では、単勝回収率が高い馬とは、どんな馬か?
それは例えば、「逃げ・先行馬」ですね。私ブエナの見解ですが。
競走馬の脚質を、逃げ・先行・差し・追い込みの4種類に分けるとする。
この4種類の中で、単勝回収率が高いのはどの脚質か?
▼ブエナ調べでは、
逃げ
先行
差し
追い込み
上から順番に、単勝回収率が高い印象です。
▼という事は、「競馬では、前に行った馬の方が、単勝回収率が高くなりやすい?」という仮説を立てることができる。
まぁ、これは仮説を立てるまでもなく、競馬では前に行った馬の方が儲かるわけですが。
▼逃げ・先行馬の優位性
なぜ、前に行った馬の方が単勝回収率が高くなるのか?
私の考えでは、「逃げ・先行馬は、競馬ファンがあまり馬券を購入しないから」だと思います。
これは馬券の大原則ですが、単勝回収率が高くなるということは、競馬ファンがその馬を過小評価しているわけです。
つまり、好走確率の割に馬券が売れていない。
だから単勝回収率が高くなるんですね。
▼私たち競馬ファンの心理として、
①「先行してバテて3着」
②「最後方から、目の覚めるような追い込みで4着」
どちらに魅力を感じるか?
▼多くの競馬ファンは、②の追い込み馬に魅力を感じるようです。
だからこそ、追い込み馬は単勝回収率が低くなりやすいし、逃げ・先行馬は高くなりやすいのかなと。
(あくまで私ブエナの見解です)
競馬は常に、馬券を購入する人の心理が利益につながっていくと思うわけです。
▼単勝回収率の話に戻ります。
単勝回収率を、データ分析という観点から考えてみましょう。
例えば、
「2017年~2018年9月までの重賞レースで、逃げた馬の単勝回収率と複勝回収率」
単勝回収率87%
複勝回収率99%
頭数233頭
はい。
こんな感じで、単勝回収率データを活用するわけですね。
▼逃げた馬というのは、基本的にはどんな場合でも、回収率が高くなります。
「逃げ馬」ではなく「逃げた馬」です。
なので、これはなかなかレース前に予測することが難しい部分になります。
▼それでも競馬において、回収率が高くなるのは、必ず逃げ・先行馬です。
ちなみに上記条件で「先行馬」を見てみると、
単勝回収率79%
複勝回収率108%
頭数785頭
という感じになります。
サンプル数が少ないため、単勝回収率はまだ確率収束していませんが、複勝回収率のほうは大体、確率収束している感じです。
▼確率が収束してくると、逃げ馬と先行馬は、単勝回収率も100%前後になってきます。
という事は、「競馬においては、前に行った馬が儲かる」という仮説を、データ分析から立証することができるわけですね。
これも単勝回収率と複勝回収率の使い方の例になります。
▼ではさらに、単勝回収率と複勝回収率について、具体例を見てみましょう。
【重賞レースデータ】2015~2020年
1番人気⇒単勝回収率79%・複勝回収率83%
はい。
まずは基礎的なデータを見てみます。
過去5年間の重賞レースにおいて、1番人気の単複を買い続けた時の回収率は、上記のようになります。
▼まず、単勝回収率は79%。
単勝馬券の基本還元率は80%なので、ほぼスペック通りの数値になっています。
ただ、還元率は人気サイドの方が高い傾向にあるので、79%はやや低いかもしれません。
▼複勝回収率は83%。
基本還元率の80%を考えると、これを上回っています。
1番人気の複勝馬券はオッズが低く、あまり購入する人がいないので、回収率が高めになるのかもしれません。
▼では次のデータを見てみましょう。
【重賞レースデータ】2015~2020年
3番人気⇒単勝回収率97%・複勝回収率83%
4~7番人気⇒単勝回収率72%・複勝回収率81%
9番人気以下⇒単勝回収率50%・複勝回収率62%
はい。
過去5年の重賞レースでは、3番人気の単勝回収率が97%と、非常に高くなっています。
ただこれは、論理的に説明できないので、おそらく確率の偏りだと思われます。
複勝回収率は83%なので平均的。
なので、3番人気の単勝回収率97%も、ここから収束して下がっていく可能性があります。
▼4~7番人気の単勝回収率は、72%と低め。
これは、3番人気の単勝回収率が高くなってしまったため、こちらにしわ寄せが来た可能性があります。
72%は高い回収率とは言えませんが、ヒモ馬として考えるなら、合格ラインかと思います。
▼次に、9番人気以下の単勝回収率は、わずか50%しかありません。
当ブログではいつも書いていますが、大穴馬というのは、控除率と過剰人気の影響により、回収率が低くなりやすいです。
なので、何も考えずに宝くじ感覚で大穴馬券を買い続けると、回収率は50%くらいになってしまうわけです。
▼回収率50%と言う事は、宝くじを購入するのと大差ない。
なので、競馬の平均還元率75%を活用するためには、大穴馬券ではなく、本命サイドから中穴馬券を狙っていく必要があるわけです。
もちろん大穴馬券が的中すれば、その瞬間は回収率が一気に上がりますが、同じ買い方で買い続けている限り、必ずその利益は飲まれてしまいます。
なので、特に競馬初心者さんは、大穴狙いするよりも、本命サイド狙いか中穴狙いする事をお勧めします。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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▼『初歩的な質問ですいません。単勝回収率とはどういう意味でしょうか?』
というご質問をいただいたので、本日は、初心者講座として単勝回収率について、独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼私(ブエナ)の経験則で書けば、
「単勝回収率とは、単勝を購入した場合の、賭け金に対する払い戻し比率、という感じ」
「単勝を1万円購入して、払戻金が8000円だったら、単勝回収率80%となる」
「データ分析して、この単勝回収率を先読みし、利益につなげていくのが馬券で勝つためのひとつの方法だと思う」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼単勝回収率というのは、要するに、
「単勝に賭けた金額のうち、何%を回収したか?」
という比率です。
例えば、100レース合計で単勝100万円分購入したとして、払い戻しの合計が80万円なら、回収率80%となります。
単勝回収率が80%なら、まあまあの成績といったところでしょうか。
▼競馬は、この回収率を100%以上にするのが目的のゲームと言えます。
回収率が100%以上は、すなわちプラス収支となります。
「払戻金 ÷ 賭金 ×100= 回収率(%)」
ですね。
これは単勝回収率だけでなく、複勝回収率や、その他すべての馬券種で共通の計算式になります。
▼すべてのギャンブルには、「控除率」というものがあります。
例えば、競馬では約25%をJRAが天引きするので、残りの75%を、「馬券を買ったお客さん同士で奪い合う」ことになる。
▼ですので、単純に考えると、競馬の回収率は75%前後に収束することになります。
これでは赤字なので、25%を穴埋めするために、データを分析したりオッズを分析したりして、単純回収率の75%を100%以上に引き上げるのが、競馬予想をする意義となる。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼ちなみに、日本の宝くじの控除率は50%以上と言われますので、宝くじを買うよりは馬券を買う方が、確率的には圧倒的に有利であると言えます。
また、「宝くじは技術介入の余地がない」
つまり、「宝くじで儲けるためのデータ分析」というのは存在しません。
(※宝くじが当たる方法!というものはありません。あっても詐欺)
一方で、競馬の場合は、的中率や回収率を高める方法がたくさんあります。
努力すればするほど、単勝回収率および、その他の馬券の回収率が上がっていく。
競馬は運任せの宝くじと違って、努力が報われるゲームと言えます。
▼さらに細かい話をすれば、
「競馬の控除率は、馬券種によって細かく分類されている」
わけです。
簡単に言うと、競馬の場合は、難しい馬券種ほど控除率も高い。
三連単やWIN5といった難しい馬券は、30%近い控除率となっています。
(※控除率の詳細はこちらの記事で、過去にも解説しています⇒競馬の控除率について)
▼さて、三連単やWIN5の控除率は30%近いのに対して、単勝の控除率は20%です。
この部分で、10%もの違いがある。
ですから回収率を上げるための知識をまだ持たない初心者さんは、単勝から始めてみると、それだけで10%近く回収率を上げることが可能。
あくまでも長期的な話ですが、このようなギャンブルの基本的な部分をしっかり理解しておくことで、年間での手元に残るお金が大きく違ってくると、私ブエナは思うわけ。
▼ただ、それがわかっていても、競馬ファンは単勝をあまり購入しませんね。
やっぱり「三連単2000万馬券!!」みたいなニュースを聞くと、一攫千金を求めて、地味な単勝より夢のある三連単を購入してしまう人が多いようです。
ただ、特に初心者さんの場合、三連単より単勝の方が、長期的な回収率を上げやすいと思われます。
(※馬券知識がしっかり身についている人は、三連単の方が勝ちやすいですが。)
▼尚、「単勝回収率」は、「単勝」だけに注目した回収率ですが、単勝でしか使えないわけではありません。
「三連単も馬単も、単系馬券である」からです。
つまり、「単勝回収率が高い馬は、三連単や馬単の1着固定でも、回収率が高い」という傾向にあると思うわけ。
(マツリダ予想より引用)
▼単勝と、三連単・馬単のどっちが儲けやすいかについては、「ヒモ馬を限定できるかどうか」によって変わってきます。
基本的には、私ブエナの経験上では、「単勝の方が、安定的に長期回収率を上げやすい」ような気がします。
ただ、ヒモ馬を絞れる場合は、三連単・馬単の1着固定で、その絞ったヒモ馬に流すと、一発高回収が期待できます。
このように考えると、単勝回収率は、馬券戦略の基本中の基本とも言えますね。
▼次に、「複勝回収率」
これは、「複勝を買い続けた時の回収率」ですね。
複勝回収率は、単勝回収率よりも、多くの場合「低くなりやすい」
(※データ分析した時の話ね)
正確に言えば、「複勝回収率は、70~80%で安定しやすくなる」と、私ブエナは感じます。
▼つまり、「複勝は大負けしない代わりに、利益を出すのもちょっと難しい」ような気がするわけ。
(あくまで私ブエナの意見です)
ただ、複勝回収率にも使い道があります。
それは、
「複勝回収率は、複系馬券の軸馬としての信頼度をチェックできる」
と思う。
▼これもあくまでも私ブエナの考えですが、複系馬券(ワイド・三連複)の軸は、複勝回収率が高いと、良い結果が出やすいような気がする。
注意するポイントは、「複勝率」だけが高くても意味がないということです。
要するに、3着内率が高くても意味がない。複勝回収率が高いことが、長期回収率を上げるためには重要だと思うのです。
▼ということで本日は、単勝回収率・複勝回収率の基本について、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。
蛇足ですが、馬券の収支は、つけておいた方がいいですよ。
いや、馬券で勝っている人は、ほぼ全員が馬券収支をつけていると思います。
▼馬券を購入したら、ノートでもExcelでもいいので必ず収支をつけて、自分の単勝回収率や、その他の馬券種の回収率を分析してみてください。
最初のうちは、回収率100%を超える事はなかなか難しいと思いますが、競馬は努力が報われるゲームなので、馬券知識を増やしていくことで、徐々に回収率も上がっていきますね。
ご参考まで。
ブエナが使っている競馬サイトを公開
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
単勝回収率は、過去であり未来でもある
▼単勝回収率についての考察を続けます。
単勝回収率は、競馬ソフトでデータ分析する際の、基本となる指標でもあります。
「単勝回収率が高い条件の馬」を、過去のデータから探し出し、それを未来に繋げていくわけです。
▼例えば、「東京芝2400メートルは、内枠有利」
当ブログでも何度か紹介していますが、ダービーやジャパンカップが行われるこのコースは、「内枠の単勝回収率が高い」わけです。
▼これは、「過去の東京芝2400メートルのデータ」を分析すればわかります。
10レースや20レース分析しても意味がありませんが、 100レース・1000レース・1万レースと、分析のサンプル数を増やしていくと、かなり信憑性の高いデータであることが分かってきます。
(あくまで私ブエナのデータです)
▼なので、単勝回収率というのは、「自分の単勝馬券の回収率」を調べるためのものであると同時に、「単勝回収率が高い条件を過去のデータから調べる」ことによって、これからの未来で儲かる馬がわかるわけです。
▼ですので、単勝回収率は「過去の成績」であると同時に「未来を予見する指標」でもあると思うわけ。
データ分析して馬券で利益を出すには、このような単勝回収率の使い方を身につける必要があると、私ブエナは考えています。
▼単勝回収率が高い脚質
では、単勝回収率が高い馬とは、どんな馬か?
それは例えば、「逃げ・先行馬」ですね。私ブエナの見解ですが。
競走馬の脚質を、逃げ・先行・差し・追い込みの4種類に分けるとする。
この4種類の中で、単勝回収率が高いのはどの脚質か?
▼ブエナ調べでは、
逃げ
先行
差し
追い込み
上から順番に、単勝回収率が高い印象です。
▼という事は、「競馬では、前に行った馬の方が、単勝回収率が高くなりやすい?」という仮説を立てることができる。
まぁ、これは仮説を立てるまでもなく、競馬では前に行った馬の方が儲かるわけですが。
▼逃げ・先行馬の優位性
なぜ、前に行った馬の方が単勝回収率が高くなるのか?
私の考えでは、「逃げ・先行馬は、競馬ファンがあまり馬券を購入しないから」だと思います。
これは馬券の大原則ですが、単勝回収率が高くなるということは、競馬ファンがその馬を過小評価しているわけです。
つまり、好走確率の割に馬券が売れていない。
だから単勝回収率が高くなるんですね。
▼私たち競馬ファンの心理として、
①「先行してバテて3着」
②「最後方から、目の覚めるような追い込みで4着」
どちらに魅力を感じるか?
▼多くの競馬ファンは、②の追い込み馬に魅力を感じるようです。
だからこそ、追い込み馬は単勝回収率が低くなりやすいし、逃げ・先行馬は高くなりやすいのかなと。
(あくまで私ブエナの見解です)
競馬は常に、馬券を購入する人の心理が利益につながっていくと思うわけです。
▼単勝回収率の話に戻ります。
単勝回収率を、データ分析という観点から考えてみましょう。
例えば、
「2017年~2018年9月までの重賞レースで、逃げた馬の単勝回収率と複勝回収率」
単勝回収率87%
複勝回収率99%
頭数233頭
はい。
こんな感じで、単勝回収率データを活用するわけですね。
▼逃げた馬というのは、基本的にはどんな場合でも、回収率が高くなります。
「逃げ馬」ではなく「逃げた馬」です。
なので、これはなかなかレース前に予測することが難しい部分になります。
▼それでも競馬において、回収率が高くなるのは、必ず逃げ・先行馬です。
ちなみに上記条件で「先行馬」を見てみると、
単勝回収率79%
複勝回収率108%
頭数785頭
という感じになります。
サンプル数が少ないため、単勝回収率はまだ確率収束していませんが、複勝回収率のほうは大体、確率収束している感じです。
▼確率が収束してくると、逃げ馬と先行馬は、単勝回収率も100%前後になってきます。
という事は、「競馬においては、前に行った馬が儲かる」という仮説を、データ分析から立証することができるわけですね。
これも単勝回収率と複勝回収率の使い方の例になります。
▼ではさらに、単勝回収率と複勝回収率について、具体例を見てみましょう。
【重賞レースデータ】2015~2020年
1番人気⇒単勝回収率79%・複勝回収率83%
はい。
まずは基礎的なデータを見てみます。
過去5年間の重賞レースにおいて、1番人気の単複を買い続けた時の回収率は、上記のようになります。
▼まず、単勝回収率は79%。
単勝馬券の基本還元率は80%なので、ほぼスペック通りの数値になっています。
ただ、還元率は人気サイドの方が高い傾向にあるので、79%はやや低いかもしれません。
▼複勝回収率は83%。
基本還元率の80%を考えると、これを上回っています。
1番人気の複勝馬券はオッズが低く、あまり購入する人がいないので、回収率が高めになるのかもしれません。
▼では次のデータを見てみましょう。
【重賞レースデータ】2015~2020年
3番人気⇒単勝回収率97%・複勝回収率83%
4~7番人気⇒単勝回収率72%・複勝回収率81%
9番人気以下⇒単勝回収率50%・複勝回収率62%
はい。
過去5年の重賞レースでは、3番人気の単勝回収率が97%と、非常に高くなっています。
ただこれは、論理的に説明できないので、おそらく確率の偏りだと思われます。
複勝回収率は83%なので平均的。
なので、3番人気の単勝回収率97%も、ここから収束して下がっていく可能性があります。
▼4~7番人気の単勝回収率は、72%と低め。
これは、3番人気の単勝回収率が高くなってしまったため、こちらにしわ寄せが来た可能性があります。
72%は高い回収率とは言えませんが、ヒモ馬として考えるなら、合格ラインかと思います。
▼次に、9番人気以下の単勝回収率は、わずか50%しかありません。
当ブログではいつも書いていますが、大穴馬というのは、控除率と過剰人気の影響により、回収率が低くなりやすいです。
なので、何も考えずに宝くじ感覚で大穴馬券を買い続けると、回収率は50%くらいになってしまうわけです。
▼回収率50%と言う事は、宝くじを購入するのと大差ない。
なので、競馬の平均還元率75%を活用するためには、大穴馬券ではなく、本命サイドから中穴馬券を狙っていく必要があるわけです。
もちろん大穴馬券が的中すれば、その瞬間は回収率が一気に上がりますが、同じ買い方で買い続けている限り、必ずその利益は飲まれてしまいます。
なので、特に競馬初心者さんは、大穴狙いするよりも、本命サイド狙いか中穴狙いする事をお勧めします。
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馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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