皐月賞2020年回顧。サリオス・サトノフラッグの敗因とコントレイルの勝因
皐月賞2020年・結果分析
▼本日は、2020年の皐月賞の回顧と分析をしてみたいと思います。
▼3強と言われた、2020年の皐月賞。
私の個人的な感覚では、コントレイルが単勝1倍台になるのかなと思いましたが、オッズは予想に反して大混戦。
1強オッズではなく、3強オッズとなりました。
▼これは、土曜日の雨による重馬場で、1番枠のコントレイルが嫌われたということだったと思います。
あるいは、「内枠の福永騎手」ということで、競馬ファンが信頼しにくかった部分もあったでしょう。
▼実績も能力も断然だったコントレイル。
しかし、枠と騎手が嫌われて人気を落とすのなら、ここは絶好の狙い目だったと言えます。
3強の中では、最も信頼できるタイプであり、軸に最適な馬でした。
▼戦前のイメージでは、コントレイルはもっと先行して抜け出してくる形を選択すると思いましたが、意外にも後方待機。
これは、福永騎手の計算ではなく、内の馬場が悪かったこともあり、馬があまり進んでいかなかったのだと思われます。
▼ペースは平均ペースでしたが、もしコントレイルが先行していたら、1番枠ということもあり、馬場の悪い内側を走らされ、結果は変わっていたかもしれません。
結果的に、差す競馬になったというのは、コントレイルの勝因の1つだったと思います。
▼福永騎手も、勝利騎手インタビューで、
「もっと前に行く予定だったが、思いのほか後方になってしまい、厳しい競馬を覚悟した」
と言っていましたが、計算外の後方待機だったと言えます。
▼コントレイルはこれまで、先行する競馬で危なげなく勝ち進んできたわけですが、今回の後方からの差す競馬は、走りの幅を広げる、未来への可能性を広げていく競馬だったと思います。
あの競馬ができれば、ダービーでも最有力候補となるでしょう。
▼2着サリオスに関しては、内目を先行する形。
サリオスもここまで先行して3連勝。
体の大きな馬で、エンジンのかかりが遅いので、ここでも先行策を取ったのは当然だったと思います。
▼4コーナーでは、前がちょうど開き、スムーズに進路を確保。
そこから抜け出せば勝ちパターンだったわけですが、ここでサリオスは、なかなかエンジンがかからない。
これまでのレースでもそうでしたが、サリオスは、仕掛けてからの反応が悪く、トップスピードに入るまでやや時間がかかるタイプ。
このレースでも、同じように加速に時間がかかってしまい、大外から一気にコントレイルにマクられることとなってしまいました。
▼先行して再加速するというのは、競馬では珍しいケース。
普通は、外から一気に来られると、差されて終わりなんですが、サリオスはそこからもう一度、加速する。
最後の直線は、再加速するサリオスと、勢いよく大外を伸びるコントレイルとのマッチレース。
稀に見る、好ゲームだったと思います。
▼サリオスの敗因は、加速するのに時間がかかったこと。
それから、馬場の悪い内目を走らされたこと。
そして、コントレイルが強すぎたことですね。
▼通常の皐月賞であれば、サリオスが勝ってますよ。
3着には、3馬身差以上もつけてますからね。
朝日杯フューチュリティステークスでも、驚異的な粘りを見せたサリオスですが、この皐月賞の舞台でも、初めての距離にもかかわらず、素晴らしい粘り。
同期にコントレイルがいたのがもったいないくらいの素質を持つ馬ですね。
▼ちなみに、サリオスの前走、朝日杯フューチュリティステークスは、かなりのハイペースで、先行馬は壊滅してしまったレースでした。
そんな中でサリオスは、唯一、先行して粘った。
しかも圧勝。
あの勝ち方は、なかなかできるものではなく、能力は疑いようがなかった。
サリオスの不安は距離だけだったので、あの粘りにも納得ができます。
▼5着サトノフラッグに関しては、前走の弥生賞と同じような、外をマクる競馬。
折り合いも付いていたし、仕掛けのタイミングも完璧で、後は抜け出すだけでした。
▼しかし、そこからの反応が非常に悪い。
直線を向いて、完全に戦意喪失といった感じで、前走の迫力は全く見られませんでした。
▼ポジショニングも仕掛けのタイミングも文句なしだったわけですが、あれで伸びないという事は、体調に問題があったか、メンタル部分の問題かもしれません。
デビュー戦で6着に負けているように、気まぐれなタイプで、走らないときは走らないのかもしれません。
ただ、力負けという感じでは無いので、この先も、人気が落ちたら狙っていくという感じで良いかと思います。
▼全体的に見ると、ペースは平均ペース。
馬場状態が悪かったとは言え、多くの馬が能力を発揮しやすいレースだった印象です。
▼その中で、コントレイルとサリオスのパフォーマンスは圧巻。
ダービーでもいい勝負が見られそうで楽しみです。
ダービーは内枠が有利な傾向にあるので、サリオスが内枠を引いて、先に抜け出す競馬をすれば、今回のリベンジを達成するのも可能かと思いますね。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
↓
このユニークなサイトです。
その他、馬券に役立つ情報ランキングは、こちらにまとめました。
↓
無料だけど使える競馬情報ランキング
▼本日は、2020年の皐月賞の回顧と分析をしてみたいと思います。
▼3強と言われた、2020年の皐月賞。
私の個人的な感覚では、コントレイルが単勝1倍台になるのかなと思いましたが、オッズは予想に反して大混戦。
1強オッズではなく、3強オッズとなりました。
▼これは、土曜日の雨による重馬場で、1番枠のコントレイルが嫌われたということだったと思います。
あるいは、「内枠の福永騎手」ということで、競馬ファンが信頼しにくかった部分もあったでしょう。
▼実績も能力も断然だったコントレイル。
しかし、枠と騎手が嫌われて人気を落とすのなら、ここは絶好の狙い目だったと言えます。
3強の中では、最も信頼できるタイプであり、軸に最適な馬でした。
▼戦前のイメージでは、コントレイルはもっと先行して抜け出してくる形を選択すると思いましたが、意外にも後方待機。
これは、福永騎手の計算ではなく、内の馬場が悪かったこともあり、馬があまり進んでいかなかったのだと思われます。
▼ペースは平均ペースでしたが、もしコントレイルが先行していたら、1番枠ということもあり、馬場の悪い内側を走らされ、結果は変わっていたかもしれません。
結果的に、差す競馬になったというのは、コントレイルの勝因の1つだったと思います。
▼福永騎手も、勝利騎手インタビューで、
「もっと前に行く予定だったが、思いのほか後方になってしまい、厳しい競馬を覚悟した」
と言っていましたが、計算外の後方待機だったと言えます。
▼コントレイルはこれまで、先行する競馬で危なげなく勝ち進んできたわけですが、今回の後方からの差す競馬は、走りの幅を広げる、未来への可能性を広げていく競馬だったと思います。
あの競馬ができれば、ダービーでも最有力候補となるでしょう。
▼2着サリオスに関しては、内目を先行する形。
サリオスもここまで先行して3連勝。
体の大きな馬で、エンジンのかかりが遅いので、ここでも先行策を取ったのは当然だったと思います。
▼4コーナーでは、前がちょうど開き、スムーズに進路を確保。
そこから抜け出せば勝ちパターンだったわけですが、ここでサリオスは、なかなかエンジンがかからない。
これまでのレースでもそうでしたが、サリオスは、仕掛けてからの反応が悪く、トップスピードに入るまでやや時間がかかるタイプ。
このレースでも、同じように加速に時間がかかってしまい、大外から一気にコントレイルにマクられることとなってしまいました。
▼先行して再加速するというのは、競馬では珍しいケース。
普通は、外から一気に来られると、差されて終わりなんですが、サリオスはそこからもう一度、加速する。
最後の直線は、再加速するサリオスと、勢いよく大外を伸びるコントレイルとのマッチレース。
稀に見る、好ゲームだったと思います。
▼サリオスの敗因は、加速するのに時間がかかったこと。
それから、馬場の悪い内目を走らされたこと。
そして、コントレイルが強すぎたことですね。
▼通常の皐月賞であれば、サリオスが勝ってますよ。
3着には、3馬身差以上もつけてますからね。
朝日杯フューチュリティステークスでも、驚異的な粘りを見せたサリオスですが、この皐月賞の舞台でも、初めての距離にもかかわらず、素晴らしい粘り。
同期にコントレイルがいたのがもったいないくらいの素質を持つ馬ですね。
▼ちなみに、サリオスの前走、朝日杯フューチュリティステークスは、かなりのハイペースで、先行馬は壊滅してしまったレースでした。
そんな中でサリオスは、唯一、先行して粘った。
しかも圧勝。
あの勝ち方は、なかなかできるものではなく、能力は疑いようがなかった。
サリオスの不安は距離だけだったので、あの粘りにも納得ができます。
▼5着サトノフラッグに関しては、前走の弥生賞と同じような、外をマクる競馬。
折り合いも付いていたし、仕掛けのタイミングも完璧で、後は抜け出すだけでした。
▼しかし、そこからの反応が非常に悪い。
直線を向いて、完全に戦意喪失といった感じで、前走の迫力は全く見られませんでした。
▼ポジショニングも仕掛けのタイミングも文句なしだったわけですが、あれで伸びないという事は、体調に問題があったか、メンタル部分の問題かもしれません。
デビュー戦で6着に負けているように、気まぐれなタイプで、走らないときは走らないのかもしれません。
ただ、力負けという感じでは無いので、この先も、人気が落ちたら狙っていくという感じで良いかと思います。
▼全体的に見ると、ペースは平均ペース。
馬場状態が悪かったとは言え、多くの馬が能力を発揮しやすいレースだった印象です。
▼その中で、コントレイルとサリオスのパフォーマンスは圧巻。
ダービーでもいい勝負が見られそうで楽しみです。
ダービーは内枠が有利な傾向にあるので、サリオスが内枠を引いて、先に抜け出す競馬をすれば、今回のリベンジを達成するのも可能かと思いますね。
馬券収支が向上するサイトランキング
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
↓
このユニークなサイトです。
その他、馬券に役立つ情報ランキングは、こちらにまとめました。
↓
無料だけど使える競馬情報ランキング