競馬初心者の馬連の買い方~馬連流しで勝つ方法。馬連ボックス馬券とどっちが勝てる?
競馬初心者さんの馬連の買い方は?
私(ブエナ)の経験則で書けば、
「初心者さんが馬連を買う時は、まずレース選びとして、頭数12~14頭くらいの特別戦が良いかなと思う(第9~11レースあたり)」
「軸は1~2番人気。相手は3~7番人気くらいを基礎として、そこからさらに絞り込んでいく練習をすると、上達が早いように思う」
「尚、ハンデ戦・ローカル競馬場・牝馬限定戦などは、予期せぬ荒れ方をするので初心者さんは避けた方が良い気がする」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼「初心者です。馬連でよく馬券を買うのですが、なかなか当たりません」
というご質問をいただいたので、本日は、馬連の基本について書いてみたいと思います。
▼馬連は、初心者さんには良い馬券だと、私ブエナは思います。
なぜなら、馬連が一番、競馬の本質に近いと思うからです。
「競馬予想」というのは、基本的には「馬連」の的中を想定して組み立てると、上達が早い気がする。
馬連が当てられれば、それ以外の馬券にも応用が利く場合が多いからです。
▼さて、では初心者さんが馬連を買うときは、どのように買えばいいのか?
以前にも書いたような気がしますが、馬連の基本は、
「人気馬と人気薄の組み合わせ」
が、基本形だと私ブエナは考えています。
そうでなければならない、というわけでは無いのですが、この組み合わせが一番コンスタントに利益を出しやすい組み合わせかなと、私は思うわけ。
▼その反対に、「人気馬同士の組み合わせ」や「人気薄同士の組み合わせ」というのは、過剰投票が起こりやすい馬券であり、利益を出しにくい馬券とも言えそう。
(マツリダ予想より引用)
ですから、初心者さんが馬連の買い方で迷ったら、「軸馬は人気馬。そして相手は人気薄」という意識で馬券を構成すると良いかと、私ブエナは思います。
▼具体的に言えば、軸馬を1~2番人気から選ぶ。
相手は、3~7番人気くらいから選ぶ。
この形を基本とすれば、ある程度の的中率と回収率を維持できると思います。
▼もちろん最初のうちは、「軸馬を間違えた!」とか「ヒモが抜けた!」ということになると思う。
でも、その悔しさの中で、何がダメだったのか?と考えていくことが重要だと思う。
▼競馬には、スローペースとか内枠とか乗り替わりとか、色々な予想ファクターが無限にあります。
これは実践の中で覚えていくしかない。
▼例えば、1番人気と2番人気で軸馬を間違えたとする。悔しいですね。
なぜ間違えたのか?
外枠の馬を選んでしまったから?追い込み馬を選んでしまったから?
等々、後悔の中で学べる事は数多くあります。
▼ちょっと脱線しました。馬連の話に戻りましょう。
馬連で勝負する場合、最初のうちは、頭数が12~14頭くらいのレースを選ぶと、的中率と回収率が安定しやすいように思います。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼G1などは、フルゲート18頭のレースが多いんですが、18頭だと予想が難しいです。
特に、ヒモ抜けリスクが高くなるので、的中率が下がってしまいます。
なので、私ブエナが初心者さんにアドバイスするときは、頭数が手頃なレースを選ぶ事を推奨しています。
▼尚、「流し馬券か?ボックス馬券か?」と言われれば、最初のうちは「流し」が良いと思う。
馬連のボックス馬券は、どうしても余計な馬券が混在してしまうので、回収率が下がりやすくなってしまうからです。
▼例えば、ボックス馬券の場合、「人気馬と人気薄の組み合わせ」を購入することになると同時に、「本命サイド」と「人気薄サイド」も、購入することになってしまいます。
ながし馬券の場合は、軸馬とヒモを自分の裁量で選べるのに対し、ボックスだと軸馬がないので、
「本来であれば買いたくない期待値の低い馬券」
まで、購入することになってしまうと思うわけ。
この点を勘案して、私ブエナは、馬連の場合はボックスより流しを多用しています。
▼その他の注意点としては、いつも当ブログで書いていますが、
「軸馬を断然人気馬にしない方が良い」
と思う。
新聞に、「◎◎◎◎◎」みたいな感じで、グリグリ印がついている馬。
こんな馬を見ると、「お!信頼できそうだ!ここから流そう」と、思ってしまいがちです。
▼しかし、「みんなそう思っている」わけですね。
馬券というのは、他の人と違う考え方をしなければ勝てない。
他人と同じ馬券を買えば、単発では儲かっても、長期回収率はなかなかプラスにならない。
そう考えると、グリグリ印がついている馬から馬連流しにすると、長期回収率はなかなかプラスにならないと、私ブエナは思うわけです。
(過剰人気仮説)
▼ということで本日は、競馬初心者さんの馬連の買い方について、私の独断と偏見で書いてみました。
ぶっちゃけ、馬券知識が十分にある人の場合は、「単勝・三連複・三連単」の方が、儲けやすいです。
ただ、初心者さんの場合は、最初は馬連(もしくはワイド)で、馬券の基本をしっかりと身につけて、そこからさらに長期回収率を上げたいと思ったときに、「単勝・三連複・三連単」に、移行していくと良いかと思います。
初心者さんが、いきなり三連系に手を出すと、高確率で負けますので要注意です。
ご参考まで。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼ここまで馬連の話をしてきましたが、回収率で考えるなら、三連単や三連複の方が、回収率を高めやすいです。
ただし、これはあくまでも、馬券知識が豊富な人の場合です。
三連系は、オッズに歪みが出やすいから、上手い人は利益を出しやすいと思うわけ。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼三連単や三連複は、回収率を高めやすい。
それは言い換えれば、「初心者さんは、三連系の馬券に手を出すと、大きく負けやすい」とも言える。
言葉は悪いですが、初心者さんが三連系の馬券に手を出すということは、「カモにされやすい」わけです。
▼ですから、そういう意味でも、最初のうちは「馬連」から始めてみるというのは悪くないと思います。
ご存知の通り、馬連というのは、1着2着を順不同で当てる馬券です。
競馬では、1着と2着を「連対」と言います。
この「連対できる馬」というのは、ある程度予想がしやすいわけです。
言い換えると、「3着馬」は、予想が難しい。
展開次第で力のない馬でも、「3着」までは来ることができるからです。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼基本的に、「連対できる馬」というのは、そのレースのメンバーの中でも、上位の能力の馬に限られます。
「3着」は、展開やジョッキーの腕によって変わりますが、1着と2着は、馬に能力がないと難しいわけです。
もちろん例外もありますが、基本的には「連対馬」と「3着馬」では、馬の格が違うように、私ブエナは感じるわけです。
(特に重賞レース)
▼データを見る時でも、「連対実績」という言葉があります。
これは、過去に大きなレースで連対した馬は、それなりの能力があるという裏付けです。
逆に「3着内実績」という言葉は、あまり聞きません。
ここからも、連対馬と3着馬は、違うことがわかります。
▼このことからも、「連対馬」つまり、「馬連」は、馬券の本質を学ぶためには、適していると私は思うわけですね。
初心者さんが、いきなり三連単で100万馬券なんかを狙うと、フォームがめちゃくちゃなので、なかなか馬券の技術が上達しないことになりかねません。
野球でも、基本は素振りから。
素振りもしないで、いきなりホームランを狙っても、フォームがめちゃくちゃになってしまいますね。
▼軸を人気馬にする理由
さて、先ほどから私は、「軸は人気馬」と書いています。これはなぜか?
それは、馬連の軸馬は人気馬にした方が、的中率と回収率が安定しやすいと思うからです。
(マツリダ予想より引用)
▼馬券に正解はないので、軸馬は人気馬でも人気薄でも、それは購入者の自由です。
しかしながら、軸馬を人気薄にしてしまうと、とにかく的中率が下がる。
これは実際に試してみれば、すぐにわかると思います。
「1番人気ながし」と「人気薄から流し」
同じ買い目点数であったとしても、的中率は天と地ほど違います。
▼初心者さんがまず覚えておきたいこととして、「競馬では、人気のある馬ほど的中率が高くなる」という当たり前の事実があります。
的中率を最大にするためには、1番人気を活用するしかない。
ただ、いつも1番人気から買っていては回収率が上がらないので、「期待値が高い1番人気」を探して、そこでだけ1番人気ながしを仕掛ける。
こうすることで、的中率を最大限に引き上げることが可能になるかと。
▼人気薄から流すと、苦しくなる
逆に、「自分が見つけた魅力的な穴馬」
ここから馬連ながしを仕掛けるという手も確かにある。
しかし、どんなに魅力的な穴馬であっても、所詮は人気薄に過ぎない。
人気がない馬の連対率は非常に低く、9番人気でも平均連対率は7%しかないわけです。
▼連対率7%ということは、ここから馬連流しを仕掛けた場合、最大的中率は7%ということになります。
93%は外れる。
しかもこれは最大的中率の話なので、総流し、ということになります。
実戦で総流しを仕掛ける事はあまりないので、実質的中率は5%以下になるでしょう。
▼95%は外れてしまう馬券。
この馬券の期待値が仮に高かったとして、長期回収率が100%を超えたとしても、おそらく初心者さんには耐えられないと思う。
馬券というのは、回収率が100%を超えれば勝ち組なんですが、ほとんど当たらない状態で、勝ち組を実感できる人は少ないわけです。
▼例えば、100レースに1回しか当たらなかったとしても、それが「万馬券1点勝負」であれば勝ち組なんですね。
でも、100レース購入して、99回外れる。
これに耐えられますか?
私は無理でした。
▼理論的には、回収率100%を超えれば、的中率は無視しても利益が出るということになる。
でも、年間のほとんどを外れ馬券に囲まれて過ごす日々は、精神的にかなり苦痛なんですね。
▼それとは逆に、仮に回収率が100%を割り込んでいても、的中率が30%くらいあれば気分良く馬券購入することができる。
ここが馬券の難しいところ。
的中率と回収率のバランスをとらないと、メンタルが崩壊して、その馬券戦略は成立しないということになってしまうわけです。
▼ではここで、馬連についての具体的なデータを見てみましょう。
【重賞レース。1番人気ながし⇒相手3~7番人気(5点買い)】2015~2020年
的中率28%
回収率86%
はい。
過去5年間の重賞レースで、1番人気馬からの流し馬券を購入した場合の成績は、上記の通りになります。
▼重賞レースで、1番人気から流すと、相手を3~7番人気に絞っても、的中率は28%あります。
これくらいの的中率があれば、そこそこストレスなく競馬を楽しめると思います。
▼本日は、競馬初心者さんのための記事なので、基本は1番人気からの流しとします。
上述した通り、1番人気から流すと、30%程度の的中率をキープできるので、大きく資金を減らすことがないからです。
▼競馬の場合、「連敗」するのが、最も資金を減らしてしまう原因になるんですね。
手元の資金がどんどん減っていくと、かなり精神的にプレッシャーがかかります。
そして、馬券を購入するのが怖くなってしまう。
それを避けるために、「軸は人気馬」にするわけですね。
▼では、ためしに人気薄から馬連流しを仕掛けた場合のデータも見てみましょう。
【重賞レース。9番人気ながし⇒相手3~7番人気(5点買い)】2015~2020年
的中率3%
回収率61%
はい。
先程は、1番人気から3~7番人気へ馬連流しでしたが、今回は9番人気からの流しです。
▼まず、的中率を見てもらえばわかると思いますが、的中率3%しかありません。
内訳は、739レース購入して、的中が22レースです。
平均配当は、万馬券である10254円。
最高配当は、23390円ですね。
▼配当だけを見ると、非常に夢のある配当に見えます。
5点買いなので、500円玉が1万円札に化けるわけです。
お金がない人ほど、このような大穴のロマンに憧れてしまいます。
▼しかしながら、回収率の数字を見てみてください。
回収率61%です。
つまり的中したときに、500円玉が1万円札になったとしても、それはたった3%の幸運であり、全体で見ると61%しか回収できていないわけです。
▼ちなみに先程の、「1番人気からの流し」では、回収率86%でした。
全然違いますね。
このように、競馬初心者さんが「人気薄から馬連流し」を仕掛けてしまうと、全然当たらないし、回収率も低くなってしまうわけです。
だから私が、競馬初心者さんにお勧めするのは、「人気馬から流しの馬連」なんですね。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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私(ブエナ)の経験則で書けば、
「初心者さんが馬連を買う時は、まずレース選びとして、頭数12~14頭くらいの特別戦が良いかなと思う(第9~11レースあたり)」
「軸は1~2番人気。相手は3~7番人気くらいを基礎として、そこからさらに絞り込んでいく練習をすると、上達が早いように思う」
「尚、ハンデ戦・ローカル競馬場・牝馬限定戦などは、予期せぬ荒れ方をするので初心者さんは避けた方が良い気がする」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼「初心者です。馬連でよく馬券を買うのですが、なかなか当たりません」
というご質問をいただいたので、本日は、馬連の基本について書いてみたいと思います。
▼馬連は、初心者さんには良い馬券だと、私ブエナは思います。
なぜなら、馬連が一番、競馬の本質に近いと思うからです。
「競馬予想」というのは、基本的には「馬連」の的中を想定して組み立てると、上達が早い気がする。
馬連が当てられれば、それ以外の馬券にも応用が利く場合が多いからです。
▼さて、では初心者さんが馬連を買うときは、どのように買えばいいのか?
以前にも書いたような気がしますが、馬連の基本は、
「人気馬と人気薄の組み合わせ」
が、基本形だと私ブエナは考えています。
そうでなければならない、というわけでは無いのですが、この組み合わせが一番コンスタントに利益を出しやすい組み合わせかなと、私は思うわけ。
▼その反対に、「人気馬同士の組み合わせ」や「人気薄同士の組み合わせ」というのは、過剰投票が起こりやすい馬券であり、利益を出しにくい馬券とも言えそう。
(マツリダ予想より引用)
ですから、初心者さんが馬連の買い方で迷ったら、「軸馬は人気馬。そして相手は人気薄」という意識で馬券を構成すると良いかと、私ブエナは思います。
▼具体的に言えば、軸馬を1~2番人気から選ぶ。
相手は、3~7番人気くらいから選ぶ。
この形を基本とすれば、ある程度の的中率と回収率を維持できると思います。
▼もちろん最初のうちは、「軸馬を間違えた!」とか「ヒモが抜けた!」ということになると思う。
でも、その悔しさの中で、何がダメだったのか?と考えていくことが重要だと思う。
▼競馬には、スローペースとか内枠とか乗り替わりとか、色々な予想ファクターが無限にあります。
これは実践の中で覚えていくしかない。
▼例えば、1番人気と2番人気で軸馬を間違えたとする。悔しいですね。
なぜ間違えたのか?
外枠の馬を選んでしまったから?追い込み馬を選んでしまったから?
等々、後悔の中で学べる事は数多くあります。
▼ちょっと脱線しました。馬連の話に戻りましょう。
馬連で勝負する場合、最初のうちは、頭数が12~14頭くらいのレースを選ぶと、的中率と回収率が安定しやすいように思います。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼G1などは、フルゲート18頭のレースが多いんですが、18頭だと予想が難しいです。
特に、ヒモ抜けリスクが高くなるので、的中率が下がってしまいます。
なので、私ブエナが初心者さんにアドバイスするときは、頭数が手頃なレースを選ぶ事を推奨しています。
▼尚、「流し馬券か?ボックス馬券か?」と言われれば、最初のうちは「流し」が良いと思う。
馬連のボックス馬券は、どうしても余計な馬券が混在してしまうので、回収率が下がりやすくなってしまうからです。
▼例えば、ボックス馬券の場合、「人気馬と人気薄の組み合わせ」を購入することになると同時に、「本命サイド」と「人気薄サイド」も、購入することになってしまいます。
ながし馬券の場合は、軸馬とヒモを自分の裁量で選べるのに対し、ボックスだと軸馬がないので、
「本来であれば買いたくない期待値の低い馬券」
まで、購入することになってしまうと思うわけ。
この点を勘案して、私ブエナは、馬連の場合はボックスより流しを多用しています。
▼その他の注意点としては、いつも当ブログで書いていますが、
「軸馬を断然人気馬にしない方が良い」
と思う。
新聞に、「◎◎◎◎◎」みたいな感じで、グリグリ印がついている馬。
こんな馬を見ると、「お!信頼できそうだ!ここから流そう」と、思ってしまいがちです。
▼しかし、「みんなそう思っている」わけですね。
馬券というのは、他の人と違う考え方をしなければ勝てない。
他人と同じ馬券を買えば、単発では儲かっても、長期回収率はなかなかプラスにならない。
そう考えると、グリグリ印がついている馬から馬連流しにすると、長期回収率はなかなかプラスにならないと、私ブエナは思うわけです。
(過剰人気仮説)
▼ということで本日は、競馬初心者さんの馬連の買い方について、私の独断と偏見で書いてみました。
ぶっちゃけ、馬券知識が十分にある人の場合は、「単勝・三連複・三連単」の方が、儲けやすいです。
ただ、初心者さんの場合は、最初は馬連(もしくはワイド)で、馬券の基本をしっかりと身につけて、そこからさらに長期回収率を上げたいと思ったときに、「単勝・三連複・三連単」に、移行していくと良いかと思います。
初心者さんが、いきなり三連系に手を出すと、高確率で負けますので要注意です。
ご参考まで。
ブエナが使っている競馬サイトを公開
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
初心者さんに、三連系より馬連を推奨する理由
▼ここまで馬連の話をしてきましたが、回収率で考えるなら、三連単や三連複の方が、回収率を高めやすいです。
ただし、これはあくまでも、馬券知識が豊富な人の場合です。
三連系は、オッズに歪みが出やすいから、上手い人は利益を出しやすいと思うわけ。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼三連単や三連複は、回収率を高めやすい。
それは言い換えれば、「初心者さんは、三連系の馬券に手を出すと、大きく負けやすい」とも言える。
言葉は悪いですが、初心者さんが三連系の馬券に手を出すということは、「カモにされやすい」わけです。
▼ですから、そういう意味でも、最初のうちは「馬連」から始めてみるというのは悪くないと思います。
ご存知の通り、馬連というのは、1着2着を順不同で当てる馬券です。
競馬では、1着と2着を「連対」と言います。
この「連対できる馬」というのは、ある程度予想がしやすいわけです。
言い換えると、「3着馬」は、予想が難しい。
展開次第で力のない馬でも、「3着」までは来ることができるからです。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼基本的に、「連対できる馬」というのは、そのレースのメンバーの中でも、上位の能力の馬に限られます。
「3着」は、展開やジョッキーの腕によって変わりますが、1着と2着は、馬に能力がないと難しいわけです。
もちろん例外もありますが、基本的には「連対馬」と「3着馬」では、馬の格が違うように、私ブエナは感じるわけです。
(特に重賞レース)
▼データを見る時でも、「連対実績」という言葉があります。
これは、過去に大きなレースで連対した馬は、それなりの能力があるという裏付けです。
逆に「3着内実績」という言葉は、あまり聞きません。
ここからも、連対馬と3着馬は、違うことがわかります。
▼このことからも、「連対馬」つまり、「馬連」は、馬券の本質を学ぶためには、適していると私は思うわけですね。
初心者さんが、いきなり三連単で100万馬券なんかを狙うと、フォームがめちゃくちゃなので、なかなか馬券の技術が上達しないことになりかねません。
野球でも、基本は素振りから。
素振りもしないで、いきなりホームランを狙っても、フォームがめちゃくちゃになってしまいますね。
▼軸を人気馬にする理由
さて、先ほどから私は、「軸は人気馬」と書いています。これはなぜか?
それは、馬連の軸馬は人気馬にした方が、的中率と回収率が安定しやすいと思うからです。
(マツリダ予想より引用)
▼馬券に正解はないので、軸馬は人気馬でも人気薄でも、それは購入者の自由です。
しかしながら、軸馬を人気薄にしてしまうと、とにかく的中率が下がる。
これは実際に試してみれば、すぐにわかると思います。
「1番人気ながし」と「人気薄から流し」
同じ買い目点数であったとしても、的中率は天と地ほど違います。
▼初心者さんがまず覚えておきたいこととして、「競馬では、人気のある馬ほど的中率が高くなる」という当たり前の事実があります。
的中率を最大にするためには、1番人気を活用するしかない。
ただ、いつも1番人気から買っていては回収率が上がらないので、「期待値が高い1番人気」を探して、そこでだけ1番人気ながしを仕掛ける。
こうすることで、的中率を最大限に引き上げることが可能になるかと。
▼人気薄から流すと、苦しくなる
逆に、「自分が見つけた魅力的な穴馬」
ここから馬連ながしを仕掛けるという手も確かにある。
しかし、どんなに魅力的な穴馬であっても、所詮は人気薄に過ぎない。
人気がない馬の連対率は非常に低く、9番人気でも平均連対率は7%しかないわけです。
▼連対率7%ということは、ここから馬連流しを仕掛けた場合、最大的中率は7%ということになります。
93%は外れる。
しかもこれは最大的中率の話なので、総流し、ということになります。
実戦で総流しを仕掛ける事はあまりないので、実質的中率は5%以下になるでしょう。
▼95%は外れてしまう馬券。
この馬券の期待値が仮に高かったとして、長期回収率が100%を超えたとしても、おそらく初心者さんには耐えられないと思う。
馬券というのは、回収率が100%を超えれば勝ち組なんですが、ほとんど当たらない状態で、勝ち組を実感できる人は少ないわけです。
▼例えば、100レースに1回しか当たらなかったとしても、それが「万馬券1点勝負」であれば勝ち組なんですね。
でも、100レース購入して、99回外れる。
これに耐えられますか?
私は無理でした。
▼理論的には、回収率100%を超えれば、的中率は無視しても利益が出るということになる。
でも、年間のほとんどを外れ馬券に囲まれて過ごす日々は、精神的にかなり苦痛なんですね。
▼それとは逆に、仮に回収率が100%を割り込んでいても、的中率が30%くらいあれば気分良く馬券購入することができる。
ここが馬券の難しいところ。
的中率と回収率のバランスをとらないと、メンタルが崩壊して、その馬券戦略は成立しないということになってしまうわけです。
▼ではここで、馬連についての具体的なデータを見てみましょう。
【重賞レース。1番人気ながし⇒相手3~7番人気(5点買い)】2015~2020年
的中率28%
回収率86%
はい。
過去5年間の重賞レースで、1番人気馬からの流し馬券を購入した場合の成績は、上記の通りになります。
▼重賞レースで、1番人気から流すと、相手を3~7番人気に絞っても、的中率は28%あります。
これくらいの的中率があれば、そこそこストレスなく競馬を楽しめると思います。
▼本日は、競馬初心者さんのための記事なので、基本は1番人気からの流しとします。
上述した通り、1番人気から流すと、30%程度の的中率をキープできるので、大きく資金を減らすことがないからです。
▼競馬の場合、「連敗」するのが、最も資金を減らしてしまう原因になるんですね。
手元の資金がどんどん減っていくと、かなり精神的にプレッシャーがかかります。
そして、馬券を購入するのが怖くなってしまう。
それを避けるために、「軸は人気馬」にするわけですね。
▼では、ためしに人気薄から馬連流しを仕掛けた場合のデータも見てみましょう。
【重賞レース。9番人気ながし⇒相手3~7番人気(5点買い)】2015~2020年
的中率3%
回収率61%
はい。
先程は、1番人気から3~7番人気へ馬連流しでしたが、今回は9番人気からの流しです。
▼まず、的中率を見てもらえばわかると思いますが、的中率3%しかありません。
内訳は、739レース購入して、的中が22レースです。
平均配当は、万馬券である10254円。
最高配当は、23390円ですね。
▼配当だけを見ると、非常に夢のある配当に見えます。
5点買いなので、500円玉が1万円札に化けるわけです。
お金がない人ほど、このような大穴のロマンに憧れてしまいます。
▼しかしながら、回収率の数字を見てみてください。
回収率61%です。
つまり的中したときに、500円玉が1万円札になったとしても、それはたった3%の幸運であり、全体で見ると61%しか回収できていないわけです。
▼ちなみに先程の、「1番人気からの流し」では、回収率86%でした。
全然違いますね。
このように、競馬初心者さんが「人気薄から馬連流し」を仕掛けてしまうと、全然当たらないし、回収率も低くなってしまうわけです。
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