複勝馬券は回収率が低いか高いか?複勝で投資馬券は不可能?的中率高いが配当が低い
複勝馬券は回収率が低いか高いか?
私(ブエナ)の経験則で書けば、
「複勝馬券は、安定的に回収率80~90%くらいまでは行くが、100%を超えるのが難しい印象」
「また、複勝馬券では人気薄を狙う人が多いので、人気薄のゾーンは回収率が上げにくいように思う」
「初心者さんでも大きく負けにくい代わりに、上手い人でも利益を出すのが難しい馬券。それが複勝馬券かなという感じ」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼中央競馬の馬券の中で、最も当てやすい馬券が「複勝」です。
複勝馬券は、3着以内に入る馬を予想する馬券で、1頭だけを選べばいい。
的中率は、最も高い馬券となります。
▼ですので、女性や初心者さんには、複勝は人気があります。
あとは、お金持ちの人。
お金をたくさん持っている人は、複勝馬券にドカンと突っ込む人も多いです。
▼さて、そんな複勝馬券。
回収率という面から考えると、どうでしょうか。
私の印象ですが、複勝馬券の回収率は、「平均的に、高くもなく低くもなく」という感じになりやすいです。
競馬を知らない初心者さんでも、複勝馬券なら大きく回収率を下げる事はないハズです。
その一方で、上手い人が複勝馬券で利益を出そうとしても、なかなか高い回収率を出すことが難しかったりします。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼これは複勝馬券には、「オッズの歪みが少ないから」と考えます。
通常、馬券で利益を出すためには、「オッズの歪みを狙う」のが基本中の基本になります。
つまり、「強いのに人気がない馬、もしくはその組み合わせを狙う」ということです。
これを徹底すれば、競馬で利益を出すことが可能になる。
当ブログでは、色々な事を書いていますが、突き詰めていけば「オッズの歪みを狙う」というのが、馬券で利益を出すための結論になるかと。
(マツリダ予想より引用)
▼さて、私はあまり複勝馬券を買いません。
それは、どのオッズゾーンを買っても似たような回収率になってしまうからです。
複勝は、人気サイドを買っても、人気薄を買っても、長期的には似たような回収率になってしまう印象。
大きく負けない代わりに、大きく勝つこともできないと思うわけです。
(※すべて期待値の高い馬を狙った場合です。適当に買うと、複勝馬券は人気薄の回収率が低くなると思う)
▼データや期待値を徹底してリサーチしている人なら、複勝馬券でも資金を微増させることは可能。
しかし、複勝で長期回収率をプラスにできるスキルがあるなら、複勝よりも単勝。あるいは三連単や三連複を買う方が、儲かるわけです。
それは三連系には、「オッズの歪み」が、たくさん存在するからです。
私ブエナの感覚で言えば、「複勝で回収率105%」を出せる人なら、「三連複なら120%」になると思います。
(※ヒモ選びの手間は増えますが。)
▼ところで、世の中には「複勝で投資馬券」みたいな、人の欲望をくすぐる言葉が飛び交っています。
複勝馬券で堅実な投資・・・。果たしてそんな事は可能なのか?
あんまり書くと怒られるので軽く書きますが、堅実な投資をしたいなら競馬ではなく、お仕事をがんばったり、自己投資した方が良いです。
あるいは、少ないリスクで馬券で利益を出そうとするなら、複勝よりも三連系の方が、むしろリスクは少ない印象です。
▼私ブエナが思うに、競馬において「固い配当をたくさん取る」という考え方では、負け組に向かって一直線だと思う。
競馬は不確定要素だらけのゲームであり、だからこそ利益を出せるわけです。
▼競馬で利益を出す基本は「不確実な部分を狙う」ということになります。
つまり、馬券では「確実」を求めれば求めるほど、自分のお金は減ってしまうことになります。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼ちょっとややこしい表現になってしまいましたが、「複勝で堅実に馬券投資」というのは、私はお勧めしません。
あまりにもリスクが高いから。
特に「追い上げ」や「転がし」「増額投資」といったやり方は、かなりの危険性を秘めています。
▼競馬では、「どう考えてもこの馬が3着を外すことは考えられない!」というケースがたまにあります。
そういう馬は、ほとんど1番人気になりますが、「複勝1.0~1.1倍」に、有り金を全てつぎ込む人が、後を絶ちません。
「複勝コロガシ」も、根強い人気があります。
▼しかし、「競馬に絶対はない」
どんなに強い馬でも、3着内率は70~80%が限界ゾーンだと思う。
的中率70%で、オッズ1.1倍では、お金が減り続けるのは目に見えています。
▼さて、複勝の回収率は実際のところ、どれくらいなのか?
還元率から考えれば、複勝の回収率は、70~80%ですね。
しかしここには、1つの罠があります。
▼それが、「狙うオッズゾーン」です。
これも私ブエナの独断と偏見ですが、
「複勝を買う時は、13番人気以下は無視した方が、長期回収率は上げやすい」
と思うわけ。
▼なぜなら、13番人気以下の超人気薄は、多くの人が買うからです。
(※実質的な過剰人気)
これは複勝に限った話ではないんですが、競馬はギャンブルという特性上、「超人気薄がやたら売れる」印象。
言い換えれば、「超人気薄は、長い目で見ると儲けにくい」とも言えるのではないか?
▼ということで本日は、複勝の回収率について、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。
冒頭でも書いたように、基本的には複勝馬券の回収率は、
「高くもなく低くもない」という感じになりやすいです。
「追い上げ」や「転がし」などの無謀な買い方をしなければ、初心者さんでも低いリスクで競馬を楽しむことができる馬券ですね。
ただ、「複系の馬券」で利益を出そうとするなら、複勝よりも「ワイド」や「三連複」の方が利益を出しやすいと、私は感じます。
ご参考まで。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼複勝馬券の回収率についての考察を続けます。
上述の通り、複勝馬券の回収率は、人気サイドの方が回収率を上げやすい印象です。
逆に、人気薄の複勝馬券は過剰人気になりやすく、平均的な回収率が低くなりやすい気がする。
(ブエナ調べ)
▼例えば、競馬新聞を見ていて、人気薄を発見した。
そうすると、「複勝で狙おう!」と考える人が多いわけです。
競馬新聞に全然印が付いていない馬を、単勝で狙う人は少ない。
ダメ元で、複勝馬券で遊んでみる。そんな人が多いわけです。
▼そのため、複勝馬券の平均回収率は、人気サイドの方が高く、人気薄は低い。
人気サイドの複勝馬券は、配当が全然つかないので、あまり買う人がいないわけです。
「複勝1.2倍」とか当てても、あまり嬉しくないですよね。
だからあまり売れないわけです。
その結果、人気サイドの複勝馬券は過小評価となり、平均回収率が上がる気が。
▼かといって、本命サイドの複勝馬券で利益を出せるのかというと、これも難しい。
なぜなら、「複勝1.2倍」では、オッズの歪みを狙うことが難しく、控除率の20%を、なかなか越えていかないと思うからです。
▼馬券で利益を出すためには、控除率の壁を越えなければならない。
控除率の20~25%を超えるためには、オッズの歪みを突いていかなければならない。
で、オッズが歪みやすいのは、投票の誤差が出やすい馬券種。
つまり、「買い目点数が多い馬券種」だと、私ブエナは思うわけです。
▼そう考えると、複勝馬券は買い目点数が最も少ない馬券種であり、最もオッズの歪みが出にくい馬券種でもあるのかなと。
これが複勝馬券で利益を出しにくい原因ではないか?と思うわけ。
とは言え、まだ期待値などの考え方が身についていない初心者さんが、複勝馬券で練習していくのは良いと思います。
複勝馬券なら、多少失敗しても回収率80%くらいを維持できるし、少ないリスクで競馬を学んでいくことができると思います。
▼さて、ここまで書いてきた通り、私はあまり複勝馬券は買いません。
でも全く買わないというわけではなく、たまに買います。
どんな時に買うか?
▼あくまでも一例ですが、例えば、2017年のクイーンステークス。
結果はこんな感じ。
1着 アエロリット(2番人気)
2着 トーセンビクトリー(6番人気)
3着 クインズミラーグロ(8番人気)
はい。
2着と3着は、単勝人気に差がある。
でも、複勝オッズは、どちらも390円で同じでした。
購入時点では正確な複勝オッズはわかりませんが、なんとなくのゾーンで同じくらいと判断できます。
▼これが例えば、どちらかが「逃げ馬」だった場合は、単勝だけが売れるのはわかる。
でもこのレースの場合は、どちらも差し馬であり、脚質による差異はない。
しかも夏競馬。
夏競馬の場合、単勝オッズが低くなると、妙に好走確率が上がるような。気のせい?
▼なんとなくオッズを見ていて、トーセンビクトリーに異常投票っぽい雰囲気を感じることもできる。
ということでここは、トーセンビクトリーの複勝と、マツリダ予想の◎アエロリットからの三連複8150円が的中でした。
▼このような狙い方は裏技的で、あまり好きではないんですが、お遊びで狙っていく分には面白いかと。
単勝は売れているのに、複勝は売れていない馬。
そんな馬は、なんだかお買い得な感じがするわけです。私の場合ですが。
▼単勝がやたら売れている場合に、その単勝に乗っかるのではなく、軸をずらして複勝馬券で乗っかる。
この考え方は、意外と回収率を上げるのに貢献します。
この場合は、単勝と複勝で考えましたが、もちろん別の馬券種にも応用できる。
▼例えば、単勝の異常投票を発見したとする。
私は先ほど複勝で乗っかりましたが、「馬単1着固定」や「3連単1着固定」で、乗っかってもいいわけです。
意味合い的には、単勝と同じだから。
▼そして何より意味があるのは、単勝は異常投票の時点で期待値が下がっているのに対し、軸をずらして別の馬券種で勝負すれば、過剰投票の期待値低下を避けることができる、という点です。
この狙い方ができれば、おかしなオッズを発見したときに、それを利益に変えることができるわけですね。
▼多くの人は、単勝がやたら売れている場合、同じように単勝で乗っかってしまう。
同じ馬券だと安心する、というのもあるでしょう。
しかし、この現象が加速していくと、その単勝馬券はどんどん過剰人気になってしまい、結局全然おいしくない馬券になってしまうんですね。
▼馬券というのは、心理学でもあると思う。
いかに他の競馬ファンの心理を読むか?
他の競馬ファンの心理が読めなければ、なかなか馬券で利益を出すことは難しいですね。
▼ではここで、複勝馬券についての具体的なデータも見てみましょう。
【複勝馬券。重賞レースで1~2番人気の複勝】2015~2020年。738レース
的中率82.5%
回収率82.2%
はい。
過去5年間の重賞レースにおいて、1~2番人気の複勝馬券を買い続けると、上記のような成績になります。
▼的中率が82%以上で、回収率も82%以上ある。
この成績は、ほとんどの競馬ファンの成績を上回ると思います。
ここまで書いてきたとおり、本命サイドの複勝馬券は、期待値が高くなりやすく、競馬初心者さんでも負けにくい買い方になります。
▼トリガミ(当たってもマイナス)も頻発しますが、ほとんどのレースを的中できるのは、競馬初心者さんにとっては魅力でしょう。
ほとんどの競馬ファンは、「的中率20%・回収率60%」これくらいの成績だと思います。
なので、1~2番人気の複勝を買うだけで、平均的な競馬ファンの成績を上回ることができてしまうわけです。
▼ただここで問題なのは、先ほども書いたとおり、「複勝馬券はオッズの歪みが小さいので、回収率80%から上を狙うのが難しい」という部分です。
先程のデータで見たとおり、複勝馬券で回収率80%は簡単です。
しかし、ここから90%~100%と回収率を上げていくのが非常に難しいわけです。
▼競馬には控除率というものがあり、JRAが寺銭として、売り上げから天引きしてしまいます。
この控除率の平均が、約25%であり、控除率があるから競馬はなかなか利益が出ないと言えるわけです。
▼この控除率を超えて、回収率100%以上とし、利益を出すためには、「オッズの歪み」を突いていかなければならない。
つまり、オッズが間違っている部分を探すわけです。
▼中央競馬のオッズは、競馬ファンが作ります。
もうちょっと厳密に言うと、競馬新聞が作る、という感じ。
ほとんどの競馬ファンは、競馬新聞を参考にして馬券を購入するので、競馬新聞の印がオッズとなる。
▼ここまではいいんですが、ポイントは、「競馬新聞が必ず正しい訳では無い」という部分です。
競馬新聞を作るのは、人間である競馬記者さんですから、間違えることもある。
競馬新聞が間違えると、そこに「オッズの歪み」が発生するわけです。
▼つまり、「強いのに人気がない馬」が生じる。
競馬においては、このような過小評価されている馬こそがチャンスボールであり、こういう馬をピンポイントで狙っていくことによって、利益を出すことができるんですね。
しかし、複勝馬券では、このようなオッズの歪みが小さいから、なかなか利益が出せないということになるわけです。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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私(ブエナ)の経験則で書けば、
「複勝馬券は、安定的に回収率80~90%くらいまでは行くが、100%を超えるのが難しい印象」
「また、複勝馬券では人気薄を狙う人が多いので、人気薄のゾーンは回収率が上げにくいように思う」
「初心者さんでも大きく負けにくい代わりに、上手い人でも利益を出すのが難しい馬券。それが複勝馬券かなという感じ」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼中央競馬の馬券の中で、最も当てやすい馬券が「複勝」です。
複勝馬券は、3着以内に入る馬を予想する馬券で、1頭だけを選べばいい。
的中率は、最も高い馬券となります。
▼ですので、女性や初心者さんには、複勝は人気があります。
あとは、お金持ちの人。
お金をたくさん持っている人は、複勝馬券にドカンと突っ込む人も多いです。
▼さて、そんな複勝馬券。
回収率という面から考えると、どうでしょうか。
私の印象ですが、複勝馬券の回収率は、「平均的に、高くもなく低くもなく」という感じになりやすいです。
競馬を知らない初心者さんでも、複勝馬券なら大きく回収率を下げる事はないハズです。
その一方で、上手い人が複勝馬券で利益を出そうとしても、なかなか高い回収率を出すことが難しかったりします。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼これは複勝馬券には、「オッズの歪みが少ないから」と考えます。
通常、馬券で利益を出すためには、「オッズの歪みを狙う」のが基本中の基本になります。
つまり、「強いのに人気がない馬、もしくはその組み合わせを狙う」ということです。
これを徹底すれば、競馬で利益を出すことが可能になる。
当ブログでは、色々な事を書いていますが、突き詰めていけば「オッズの歪みを狙う」というのが、馬券で利益を出すための結論になるかと。
(マツリダ予想より引用)
▼さて、私はあまり複勝馬券を買いません。
それは、どのオッズゾーンを買っても似たような回収率になってしまうからです。
複勝は、人気サイドを買っても、人気薄を買っても、長期的には似たような回収率になってしまう印象。
大きく負けない代わりに、大きく勝つこともできないと思うわけです。
(※すべて期待値の高い馬を狙った場合です。適当に買うと、複勝馬券は人気薄の回収率が低くなると思う)
▼データや期待値を徹底してリサーチしている人なら、複勝馬券でも資金を微増させることは可能。
しかし、複勝で長期回収率をプラスにできるスキルがあるなら、複勝よりも単勝。あるいは三連単や三連複を買う方が、儲かるわけです。
それは三連系には、「オッズの歪み」が、たくさん存在するからです。
私ブエナの感覚で言えば、「複勝で回収率105%」を出せる人なら、「三連複なら120%」になると思います。
(※ヒモ選びの手間は増えますが。)
▼ところで、世の中には「複勝で投資馬券」みたいな、人の欲望をくすぐる言葉が飛び交っています。
複勝馬券で堅実な投資・・・。果たしてそんな事は可能なのか?
あんまり書くと怒られるので軽く書きますが、堅実な投資をしたいなら競馬ではなく、お仕事をがんばったり、自己投資した方が良いです。
あるいは、少ないリスクで馬券で利益を出そうとするなら、複勝よりも三連系の方が、むしろリスクは少ない印象です。
▼私ブエナが思うに、競馬において「固い配当をたくさん取る」という考え方では、負け組に向かって一直線だと思う。
競馬は不確定要素だらけのゲームであり、だからこそ利益を出せるわけです。
▼競馬で利益を出す基本は「不確実な部分を狙う」ということになります。
つまり、馬券では「確実」を求めれば求めるほど、自分のお金は減ってしまうことになります。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼ちょっとややこしい表現になってしまいましたが、「複勝で堅実に馬券投資」というのは、私はお勧めしません。
あまりにもリスクが高いから。
特に「追い上げ」や「転がし」「増額投資」といったやり方は、かなりの危険性を秘めています。
▼競馬では、「どう考えてもこの馬が3着を外すことは考えられない!」というケースがたまにあります。
そういう馬は、ほとんど1番人気になりますが、「複勝1.0~1.1倍」に、有り金を全てつぎ込む人が、後を絶ちません。
「複勝コロガシ」も、根強い人気があります。
▼しかし、「競馬に絶対はない」
どんなに強い馬でも、3着内率は70~80%が限界ゾーンだと思う。
的中率70%で、オッズ1.1倍では、お金が減り続けるのは目に見えています。
▼さて、複勝の回収率は実際のところ、どれくらいなのか?
還元率から考えれば、複勝の回収率は、70~80%ですね。
しかしここには、1つの罠があります。
▼それが、「狙うオッズゾーン」です。
これも私ブエナの独断と偏見ですが、
「複勝を買う時は、13番人気以下は無視した方が、長期回収率は上げやすい」
と思うわけ。
▼なぜなら、13番人気以下の超人気薄は、多くの人が買うからです。
(※実質的な過剰人気)
これは複勝に限った話ではないんですが、競馬はギャンブルという特性上、「超人気薄がやたら売れる」印象。
言い換えれば、「超人気薄は、長い目で見ると儲けにくい」とも言えるのではないか?
▼ということで本日は、複勝の回収率について、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。
冒頭でも書いたように、基本的には複勝馬券の回収率は、
「高くもなく低くもない」という感じになりやすいです。
「追い上げ」や「転がし」などの無謀な買い方をしなければ、初心者さんでも低いリスクで競馬を楽しむことができる馬券ですね。
ただ、「複系の馬券」で利益を出そうとするなら、複勝よりも「ワイド」や「三連複」の方が利益を出しやすいと、私は感じます。
ご参考まで。
ブエナが使っている競馬サイトを公開
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
複勝馬券で利益を出しにくい原因
▼複勝馬券の回収率についての考察を続けます。
上述の通り、複勝馬券の回収率は、人気サイドの方が回収率を上げやすい印象です。
逆に、人気薄の複勝馬券は過剰人気になりやすく、平均的な回収率が低くなりやすい気がする。
(ブエナ調べ)
▼例えば、競馬新聞を見ていて、人気薄を発見した。
そうすると、「複勝で狙おう!」と考える人が多いわけです。
競馬新聞に全然印が付いていない馬を、単勝で狙う人は少ない。
ダメ元で、複勝馬券で遊んでみる。そんな人が多いわけです。
▼そのため、複勝馬券の平均回収率は、人気サイドの方が高く、人気薄は低い。
人気サイドの複勝馬券は、配当が全然つかないので、あまり買う人がいないわけです。
「複勝1.2倍」とか当てても、あまり嬉しくないですよね。
だからあまり売れないわけです。
その結果、人気サイドの複勝馬券は過小評価となり、平均回収率が上がる気が。
▼かといって、本命サイドの複勝馬券で利益を出せるのかというと、これも難しい。
なぜなら、「複勝1.2倍」では、オッズの歪みを狙うことが難しく、控除率の20%を、なかなか越えていかないと思うからです。
▼馬券で利益を出すためには、控除率の壁を越えなければならない。
控除率の20~25%を超えるためには、オッズの歪みを突いていかなければならない。
で、オッズが歪みやすいのは、投票の誤差が出やすい馬券種。
つまり、「買い目点数が多い馬券種」だと、私ブエナは思うわけです。
▼そう考えると、複勝馬券は買い目点数が最も少ない馬券種であり、最もオッズの歪みが出にくい馬券種でもあるのかなと。
これが複勝馬券で利益を出しにくい原因ではないか?と思うわけ。
とは言え、まだ期待値などの考え方が身についていない初心者さんが、複勝馬券で練習していくのは良いと思います。
複勝馬券なら、多少失敗しても回収率80%くらいを維持できるし、少ないリスクで競馬を学んでいくことができると思います。
▼さて、ここまで書いてきた通り、私はあまり複勝馬券は買いません。
でも全く買わないというわけではなく、たまに買います。
どんな時に買うか?
▼あくまでも一例ですが、例えば、2017年のクイーンステークス。
結果はこんな感じ。
1着 アエロリット(2番人気)
2着 トーセンビクトリー(6番人気)
3着 クインズミラーグロ(8番人気)
はい。
2着と3着は、単勝人気に差がある。
でも、複勝オッズは、どちらも390円で同じでした。
購入時点では正確な複勝オッズはわかりませんが、なんとなくのゾーンで同じくらいと判断できます。
▼これが例えば、どちらかが「逃げ馬」だった場合は、単勝だけが売れるのはわかる。
でもこのレースの場合は、どちらも差し馬であり、脚質による差異はない。
しかも夏競馬。
夏競馬の場合、単勝オッズが低くなると、妙に好走確率が上がるような。気のせい?
▼なんとなくオッズを見ていて、トーセンビクトリーに異常投票っぽい雰囲気を感じることもできる。
ということでここは、トーセンビクトリーの複勝と、マツリダ予想の◎アエロリットからの三連複8150円が的中でした。
▼このような狙い方は裏技的で、あまり好きではないんですが、お遊びで狙っていく分には面白いかと。
単勝は売れているのに、複勝は売れていない馬。
そんな馬は、なんだかお買い得な感じがするわけです。私の場合ですが。
▼単勝がやたら売れている場合に、その単勝に乗っかるのではなく、軸をずらして複勝馬券で乗っかる。
この考え方は、意外と回収率を上げるのに貢献します。
この場合は、単勝と複勝で考えましたが、もちろん別の馬券種にも応用できる。
▼例えば、単勝の異常投票を発見したとする。
私は先ほど複勝で乗っかりましたが、「馬単1着固定」や「3連単1着固定」で、乗っかってもいいわけです。
意味合い的には、単勝と同じだから。
▼そして何より意味があるのは、単勝は異常投票の時点で期待値が下がっているのに対し、軸をずらして別の馬券種で勝負すれば、過剰投票の期待値低下を避けることができる、という点です。
この狙い方ができれば、おかしなオッズを発見したときに、それを利益に変えることができるわけですね。
▼多くの人は、単勝がやたら売れている場合、同じように単勝で乗っかってしまう。
同じ馬券だと安心する、というのもあるでしょう。
しかし、この現象が加速していくと、その単勝馬券はどんどん過剰人気になってしまい、結局全然おいしくない馬券になってしまうんですね。
▼馬券というのは、心理学でもあると思う。
いかに他の競馬ファンの心理を読むか?
他の競馬ファンの心理が読めなければ、なかなか馬券で利益を出すことは難しいですね。
▼ではここで、複勝馬券についての具体的なデータも見てみましょう。
【複勝馬券。重賞レースで1~2番人気の複勝】2015~2020年。738レース
的中率82.5%
回収率82.2%
はい。
過去5年間の重賞レースにおいて、1~2番人気の複勝馬券を買い続けると、上記のような成績になります。
▼的中率が82%以上で、回収率も82%以上ある。
この成績は、ほとんどの競馬ファンの成績を上回ると思います。
ここまで書いてきたとおり、本命サイドの複勝馬券は、期待値が高くなりやすく、競馬初心者さんでも負けにくい買い方になります。
▼トリガミ(当たってもマイナス)も頻発しますが、ほとんどのレースを的中できるのは、競馬初心者さんにとっては魅力でしょう。
ほとんどの競馬ファンは、「的中率20%・回収率60%」これくらいの成績だと思います。
なので、1~2番人気の複勝を買うだけで、平均的な競馬ファンの成績を上回ることができてしまうわけです。
▼ただここで問題なのは、先ほども書いたとおり、「複勝馬券はオッズの歪みが小さいので、回収率80%から上を狙うのが難しい」という部分です。
先程のデータで見たとおり、複勝馬券で回収率80%は簡単です。
しかし、ここから90%~100%と回収率を上げていくのが非常に難しいわけです。
▼競馬には控除率というものがあり、JRAが寺銭として、売り上げから天引きしてしまいます。
この控除率の平均が、約25%であり、控除率があるから競馬はなかなか利益が出ないと言えるわけです。
▼この控除率を超えて、回収率100%以上とし、利益を出すためには、「オッズの歪み」を突いていかなければならない。
つまり、オッズが間違っている部分を探すわけです。
▼中央競馬のオッズは、競馬ファンが作ります。
もうちょっと厳密に言うと、競馬新聞が作る、という感じ。
ほとんどの競馬ファンは、競馬新聞を参考にして馬券を購入するので、競馬新聞の印がオッズとなる。
▼ここまではいいんですが、ポイントは、「競馬新聞が必ず正しい訳では無い」という部分です。
競馬新聞を作るのは、人間である競馬記者さんですから、間違えることもある。
競馬新聞が間違えると、そこに「オッズの歪み」が発生するわけです。
▼つまり、「強いのに人気がない馬」が生じる。
競馬においては、このような過小評価されている馬こそがチャンスボールであり、こういう馬をピンポイントで狙っていくことによって、利益を出すことができるんですね。
しかし、複勝馬券では、このようなオッズの歪みが小さいから、なかなか利益が出せないということになるわけです。
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ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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