JRAの陰謀?競馬は最初から勝ち馬が決まっている?レース結果の操作はあるか
JRAの陰謀?競馬は勝ち馬が決まっている?
▼『JRAの陰謀で、競馬の勝ち馬はレース前から決められているんでしょうか?』
というオカルトなご質問をいただいたので、本日は、JRAの陰謀について、独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼私(ブエナ)の経験則で書けば、
「JRAは馬券の売上さえ伸びれば良い組織なので、陰謀論は論理的に説明できないと思う」
「ただ、ファンの多い馬をG1で勝たせることで競馬人気が盛り上がるなら、馬場に手を入れてくる可能性は否定できない。競馬人気が盛り上がれば、売上も伸びるから」
「JRAが勝たせたい馬、勝たせたくない馬。それを馬場状態によって操作するということは、あり得るかもしれない」
「あとは、競馬ファンの射幸心を煽るために、大荒れになるように馬場状態や枠順を調整してくる可能性も、無くはない」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼「JRAの陰謀」すなわち、「JRAがレース結果を操作する」というような事はあるのか?
ここに言及する前に、まず当たり前の大前提を確認しておきましょう。
『JRAは、馬券が売れさえすれば、オールオッケー!』
なのです。
JRAは、馬券の売り上げから25%を抜いて、残りの75%を馬券的中者に分配するだけ。
だからJRAとしては、馬券の売り上げが多ければ、それでいい。
結果が本命サイドだろうと、特大の万馬券だろうと、そんな事はJRAにはどっちでもいい話なのです。
▼なので、JRAがやるとしたら、
「馬券の売り上げが伸びるように、小細工する」
これは可能性がある。
小細工というと言葉は悪いですが、よくあるのが、
「馬場に手を入れる」
ジーワンレースの週に、急に高速馬場になることがあります。
これは走破時計を早くして、国際的なレースレイティングの価値を高めるなどの意味があるようですが、高速馬場にすることによって、勝ち馬やレースの結果は大きく変わります。
これも陰謀といえば陰謀でしょう。
▼あるいは、カリスマ的な人気の馬がいるとして、その馬を勝たせた方が競馬人気に寄与すると考えられる場合。
その「カリスマ的な馬が勝ちやすいような馬場」に、寄せてくることはあり得る。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼とにかくJRAは、馬券の売り上げを伸ばしたいわけです。
そのためには、「競馬ファンは何を望んでいるのか?」
この部分をJRAは考えていると思われます。
▼ですから例えば、「ゴールドシップの出遅れは、JRAの陰謀だ!!」とか言っている人もいるようですが、ゴールドシップの馬券を買っている競馬ファンはたくさんいます。
そんな大勢の競馬ファンが、競馬を嫌いになってしまうような所業を、JRAがわざわざするでしょうか?
『JRAは、馬券の売り上げが伸びればOK!』
この当たり前の前提を頭に置いておくことで、何が陰謀で、何が偶然なのかが、少し見えてくるのではないか。
▼また、「競馬の勝ち馬は最初から決められている!」などというJRA陰謀論もありますが、JRAが最初から勝ち馬を決めることで、何のメリットがあるでしょうか?
最初から勝ち馬を決めれば、売り上げが伸びるのか?・・・伸びません。
という事は、その陰謀論の線は、ちょっと薄いということになります。
▼ついでに言うと、
「サイン」
これもある意味、陰謀論に近いものがあります。
「G1の当日は、ゲストが誰々だから、誕生日がなんたらかんたらで~~」みたいなやつですね。
このサイン馬券も、「最初から勝ち馬は決まっている」という思考が、根底にあるような気がします。
▼とは言え、サイン馬券は、ちょっと面白いから、私的にはアリだったりします。
大体が「後付け」で発覚するわけですが、G1などでは驚くほどの偶然が重なることがありますね。
競馬の楽しみ方のひとつとして、サイン馬券は面白いと思います。
ただ、競馬の勝ち馬は最初から決まっているわけではないので、あくまでも娯楽として楽しむ部類です。
▼もちろん、「サイン派」は、いても当然よいと思います。
「期待値」や「利益」を、追い求めるばかりが競馬ではない。
あまりにも、利益とか回収率のことばかり考えていると、競馬がつまらなくなることもあるので、少し肩の力を抜いて、違った角度から競馬を見てみるのも、大切なことだと思います。
▼ただ、当ブログは、あくまでも「馬券で負けないための知識」を、突き詰めていこうと思っているブログなので、「期待値」を優先させているだけです。
例えば、馬券で勝てなくて悩んでいる人が、現実逃避的にサイン馬券に逃げ込む事は、さらに馬券のマイナスを増やしてしまうことにつながりかねない。
だからもし、「馬券収支を少しでも改善させたい!」と思うなら、オカルトな方向に逃げるのではなく、徹底的に馬券とギャンブルの基本に立ち返る。
その方が多分、馬券収支は改善されていくのではないかと思います。
▼ということで本日は、JRAの陰謀論について、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。
上述した事はあくまでも私の考え方ですが、「JRAは売り上げに寄与しない施策はしない」と考えておいてよいかと思います。
ただ、注意点として、
「騎手や調教師が、わざと勝ちに行かない事は、よくある(2~5着狙い等)」
「ヤラズ」と呼ばれるやつですね。
これはJRAの陰謀とは全く別問題です。
▼本日のまとめとしては、
「サイン馬券等を楽しむのは良い」・・・しかし↓
「JRAの陰謀というオカルトに惑わされて、肝心の馬券期待値の考察をおろそかにしないこと」
「馬券で勝てないストレスから、神秘的なものに逃げてしまわないこと」
これが大切だと私ブエナは思います。
ご参考まで。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼JRAの陰謀論についての考察を続けます。
JRAは、競馬ファンが離れるような、おかしな施策は仕掛けてこない。
だからG1で断然人気の馬が惨敗しても、それはJRAのせいではないと、私ブエナは考えます。
▼G1で断然人気の馬が惨敗するケースとしては、「JRAのせいではなく、マスコミが煽りすぎ」というケースがよくあります。
競馬のオッズはファンの投票によって決まる。
そしてファンの投票は、競馬新聞の記者がつける印によって大きく左右される。
▼なので、G1でやたら過剰人気になる馬がいるのは、新聞やテレビなどでマスメディアが過剰に報道するからだと思う。
なぜ過剰に報道するかというと、その方がマスメディアに注目が集まるからでしょう。
つまり、視聴率が取りやすい。競馬新聞が売れやすい。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼人々の注目を集めやすい、強烈なエピソードを持った馬。
そんな馬をがっつり特集すれば、テレビの視聴率は上がるし、競馬新聞も売れる。
競馬のTV放送や競馬新聞は、単純に予想しているだけではなく、そのメディアの売り上げも計算しなければならない。
だからG1などでは、たまにおかしな過剰人気が発生すると思うわけです。
▼そしてその過剰人気馬が惨敗した時、「JRAの陰謀だ!」と叫ぶ人がいる。
しかしここまで解説して来た通り、JRAはそんなことしても何の得もないわけ。
得があるのはマスコミ。マスメディア。
彼らは、視聴率を伸ばしたい。売り上げを伸ばしたい。
その結果、過剰人気馬が生まれてしまうのではないか?
▼テレビや競馬新聞の力は絶大ですからね。
インターネット社会とは言え、今でもオッズを動かすのはネットではなく、競馬新聞だと思います。
それぞれの思惑が絡みあった競馬。面白いですね。
単純に「JRAの陰謀だ!」と妄想に逃げるのではなく、このように論理的に考えていくと、回収率の向上にもつながっていくのではないかと、私ブエナは思うわけです。
▼JRAは、売上が伸びる馬を勝たせたい
さて、「JRAが勝たせたい馬、勝たせたくない馬」というのはあるのか?
これは、なんとなくあるような気がする。
私たち競馬ファンから見て、「この馬が勝ったら競馬界が盛り上がるな」とか「この馬が勝ったら白けるな」と思った事はありませんか?
▼カリスマ性というのは、馬にもあると思う。
もし、オグリキャップのようなスーパースターを現代でも生みだすことができれば、確実にJRAの売り上げは伸びる。
もしかしたらあの頃のように、またものすごい競馬ブームを再燃させることができるかもしれない。
▼そう考えると、カリスマ性を持った馬は、JRAとしても活躍して欲しいはず。
だから、そのような馬に合った馬場状態や枠順に調整してくる可能性は、ゼロではないのかもしれない。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼まあJRAは、公正競馬を売りにしているので、このような事実がもし仮にあったとしても、それが公になることはないでしょう。
これはあくまでも私たち競馬ファンの想像。
そして裏読みの楽しみです。
▼枠順操作はありそう
ちなみに「枠順」は、完全に公正な条件で決められているようですが、「明らかに外枠ばかりの馬」がいます。
逆に、キタサンブラックは、内枠ばかりです。
単純確率的にはありえない率で、枠順が決まることもある。
偶然だとは思いますが、見方によってはこれもJRAの陰謀と言えば、陰謀なのかもしれませんね。
▼まあ、キタサンブラックの内枠連発に関しては、偶然の域を超えているので、おそらくJRAが小細工したと思われます。私の考えですが。
単純確率から考えると、あれだけG1で内枠に偏る確率は、ほとんど0%に近い。
キタサンブラックが奇跡の馬と考えることもできますが、いくらなんでも、あそこまで偏る事は考えにくい。
▼となると、キタサンブラックの枠順偏向は、「JRAの陰謀」と言っても過言ではないのかもしれない。
キタサンブラックは、近年稀に見るスターホースであり、あの馬が活躍すればJRAの売り上げも急上昇するからです。
▼まぁこれは、経営戦略であって、陰謀ではないですね。
より売り上げを伸ばすにはどうすればいいか?という工夫。
三日間開催などの変則開催と同じです。
▼最近では、土日祝日の三日間開催が当たり前になりました。
なぜこのような変則開催が当たり前になったかというと、単純に売り上げが伸びるからです。
競馬関係者も、競馬ファンも、変則開催は負担がかかる。
だから、三日間開催にあまり良い事は無いんですが、とにかく売り上げが伸びるので、まかり通っている状況だと思われます。
▼では次に、「明らかに体調が悪い馬」について。
競馬のレースをいつも見ているとわかりますが、まれに、明らかに体調の悪い馬が出走してくることがあります。
競馬新聞でもネット情報でも、体調不安説はない。
それなのに、ゲートが開いてみると、騎手も後方からやる気のない騎乗。そしてほとんど追わずに惨敗。
このようなケースが、定期的に発生するわけです。
▼全く人気のない馬ならまだしも、5~6番人気あたりの、そこそこ馬券が売れる馬で、これがあるから怖い。
これも陰謀といえば陰謀なのかもしれない。
この場合の陰謀は、やはりJRAが売り上げを伸ばすために行った施策ということになります。
▼売上を伸ばすために、馬を出走させる意味
競馬の売り上げは、そのレースにどれだけ魅力的な馬が集まるかによって、大きく左右されます。
1頭の馬が出るか出ないかによって、億単位で売り上げが変わってくるわけです。
という事は、JRAは、売り上げが伸びるであろう馬を、何とか出走させたいわけです。
▼まぁこれも仮説なんですが、明らかに体調が悪い馬の場合、調教師は出走させたくないはず。
自分の大切な管理馬ですから、勝ち目のないレースには出したくない。
一方、JRAは、その馬に勝ち目があろうがなかろうが、出走してくれれば売り上げが伸びるので、何とか出走して欲しい。
そこでJRAは、調教師に出走するよう、お願いをする。
こういうことがあるかもしれませんね。あくまでも、私の個人的な想像ですが。
▼目先の売上より、競馬ファンの信頼が大事
私としては、JRAが売り上げを伸ばすための施策を頑張るのは、とても良いと思う。
でも、上述したように、明らかに体調が悪い馬を出走させるのは、やめてほしい。
なぜなら競馬ファンは、自分の大切なお金を賭けるために、必死で予想するからです。
データ分析・血統分析・調教分析などなど。
そして何時間もかけて結論を出す。
その結果が、「実は体調の悪い馬でした~」というのでは、競馬ファンもがっかりしてしまいます。
▼JRAとしては、目先の売り上げを伸ばすことも大事かもしれませんが、競馬ファンが競馬を嫌いにならないように工夫することも大事だと思う。
明らかに体調が悪いことが事前に分かっているなら、その馬を出走させるべきではない。
除外することで、売り上げは下がりますが、競馬ファンの信頼は失わない。
競馬ファンが、競馬を愛してくれる限り、JRAは売り上げを上げ続けることができるんです。
これが陰謀かどうかはわかりませんが、売り上げのために競馬ファンの信頼を失うようなことがもしあるなら、それは今後、避けた方が良いと私は思うわけです。
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▼『JRAの陰謀で、競馬の勝ち馬はレース前から決められているんでしょうか?』
というオカルトなご質問をいただいたので、本日は、JRAの陰謀について、独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼私(ブエナ)の経験則で書けば、
「JRAは馬券の売上さえ伸びれば良い組織なので、陰謀論は論理的に説明できないと思う」
「ただ、ファンの多い馬をG1で勝たせることで競馬人気が盛り上がるなら、馬場に手を入れてくる可能性は否定できない。競馬人気が盛り上がれば、売上も伸びるから」
「JRAが勝たせたい馬、勝たせたくない馬。それを馬場状態によって操作するということは、あり得るかもしれない」
「あとは、競馬ファンの射幸心を煽るために、大荒れになるように馬場状態や枠順を調整してくる可能性も、無くはない」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼「JRAの陰謀」すなわち、「JRAがレース結果を操作する」というような事はあるのか?
ここに言及する前に、まず当たり前の大前提を確認しておきましょう。
『JRAは、馬券が売れさえすれば、オールオッケー!』
なのです。
JRAは、馬券の売り上げから25%を抜いて、残りの75%を馬券的中者に分配するだけ。
だからJRAとしては、馬券の売り上げが多ければ、それでいい。
結果が本命サイドだろうと、特大の万馬券だろうと、そんな事はJRAにはどっちでもいい話なのです。
▼なので、JRAがやるとしたら、
「馬券の売り上げが伸びるように、小細工する」
これは可能性がある。
小細工というと言葉は悪いですが、よくあるのが、
「馬場に手を入れる」
ジーワンレースの週に、急に高速馬場になることがあります。
これは走破時計を早くして、国際的なレースレイティングの価値を高めるなどの意味があるようですが、高速馬場にすることによって、勝ち馬やレースの結果は大きく変わります。
これも陰謀といえば陰謀でしょう。
▼あるいは、カリスマ的な人気の馬がいるとして、その馬を勝たせた方が競馬人気に寄与すると考えられる場合。
その「カリスマ的な馬が勝ちやすいような馬場」に、寄せてくることはあり得る。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼とにかくJRAは、馬券の売り上げを伸ばしたいわけです。
そのためには、「競馬ファンは何を望んでいるのか?」
この部分をJRAは考えていると思われます。
▼ですから例えば、「ゴールドシップの出遅れは、JRAの陰謀だ!!」とか言っている人もいるようですが、ゴールドシップの馬券を買っている競馬ファンはたくさんいます。
そんな大勢の競馬ファンが、競馬を嫌いになってしまうような所業を、JRAがわざわざするでしょうか?
『JRAは、馬券の売り上げが伸びればOK!』
この当たり前の前提を頭に置いておくことで、何が陰謀で、何が偶然なのかが、少し見えてくるのではないか。
▼また、「競馬の勝ち馬は最初から決められている!」などというJRA陰謀論もありますが、JRAが最初から勝ち馬を決めることで、何のメリットがあるでしょうか?
最初から勝ち馬を決めれば、売り上げが伸びるのか?・・・伸びません。
という事は、その陰謀論の線は、ちょっと薄いということになります。
▼ついでに言うと、
「サイン」
これもある意味、陰謀論に近いものがあります。
「G1の当日は、ゲストが誰々だから、誕生日がなんたらかんたらで~~」みたいなやつですね。
このサイン馬券も、「最初から勝ち馬は決まっている」という思考が、根底にあるような気がします。
▼とは言え、サイン馬券は、ちょっと面白いから、私的にはアリだったりします。
大体が「後付け」で発覚するわけですが、G1などでは驚くほどの偶然が重なることがありますね。
競馬の楽しみ方のひとつとして、サイン馬券は面白いと思います。
ただ、競馬の勝ち馬は最初から決まっているわけではないので、あくまでも娯楽として楽しむ部類です。
▼もちろん、「サイン派」は、いても当然よいと思います。
「期待値」や「利益」を、追い求めるばかりが競馬ではない。
あまりにも、利益とか回収率のことばかり考えていると、競馬がつまらなくなることもあるので、少し肩の力を抜いて、違った角度から競馬を見てみるのも、大切なことだと思います。
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例えば、馬券で勝てなくて悩んでいる人が、現実逃避的にサイン馬券に逃げ込む事は、さらに馬券のマイナスを増やしてしまうことにつながりかねない。
だからもし、「馬券収支を少しでも改善させたい!」と思うなら、オカルトな方向に逃げるのではなく、徹底的に馬券とギャンブルの基本に立ち返る。
その方が多分、馬券収支は改善されていくのではないかと思います。
▼ということで本日は、JRAの陰謀論について、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。
上述した事はあくまでも私の考え方ですが、「JRAは売り上げに寄与しない施策はしない」と考えておいてよいかと思います。
ただ、注意点として、
「騎手や調教師が、わざと勝ちに行かない事は、よくある(2~5着狙い等)」
「ヤラズ」と呼ばれるやつですね。
これはJRAの陰謀とは全く別問題です。
▼本日のまとめとしては、
「サイン馬券等を楽しむのは良い」・・・しかし↓
「JRAの陰謀というオカルトに惑わされて、肝心の馬券期待値の考察をおろそかにしないこと」
「馬券で勝てないストレスから、神秘的なものに逃げてしまわないこと」
これが大切だと私ブエナは思います。
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▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
JRAの陰謀とマスメディアの思惑
▼JRAの陰謀論についての考察を続けます。
JRAは、競馬ファンが離れるような、おかしな施策は仕掛けてこない。
だからG1で断然人気の馬が惨敗しても、それはJRAのせいではないと、私ブエナは考えます。
▼G1で断然人気の馬が惨敗するケースとしては、「JRAのせいではなく、マスコミが煽りすぎ」というケースがよくあります。
競馬のオッズはファンの投票によって決まる。
そしてファンの投票は、競馬新聞の記者がつける印によって大きく左右される。
▼なので、G1でやたら過剰人気になる馬がいるのは、新聞やテレビなどでマスメディアが過剰に報道するからだと思う。
なぜ過剰に報道するかというと、その方がマスメディアに注目が集まるからでしょう。
つまり、視聴率が取りやすい。競馬新聞が売れやすい。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼人々の注目を集めやすい、強烈なエピソードを持った馬。
そんな馬をがっつり特集すれば、テレビの視聴率は上がるし、競馬新聞も売れる。
競馬のTV放送や競馬新聞は、単純に予想しているだけではなく、そのメディアの売り上げも計算しなければならない。
だからG1などでは、たまにおかしな過剰人気が発生すると思うわけです。
▼そしてその過剰人気馬が惨敗した時、「JRAの陰謀だ!」と叫ぶ人がいる。
しかしここまで解説して来た通り、JRAはそんなことしても何の得もないわけ。
得があるのはマスコミ。マスメディア。
彼らは、視聴率を伸ばしたい。売り上げを伸ばしたい。
その結果、過剰人気馬が生まれてしまうのではないか?
▼テレビや競馬新聞の力は絶大ですからね。
インターネット社会とは言え、今でもオッズを動かすのはネットではなく、競馬新聞だと思います。
それぞれの思惑が絡みあった競馬。面白いですね。
単純に「JRAの陰謀だ!」と妄想に逃げるのではなく、このように論理的に考えていくと、回収率の向上にもつながっていくのではないかと、私ブエナは思うわけです。
▼JRAは、売上が伸びる馬を勝たせたい
さて、「JRAが勝たせたい馬、勝たせたくない馬」というのはあるのか?
これは、なんとなくあるような気がする。
私たち競馬ファンから見て、「この馬が勝ったら競馬界が盛り上がるな」とか「この馬が勝ったら白けるな」と思った事はありませんか?
▼カリスマ性というのは、馬にもあると思う。
もし、オグリキャップのようなスーパースターを現代でも生みだすことができれば、確実にJRAの売り上げは伸びる。
もしかしたらあの頃のように、またものすごい競馬ブームを再燃させることができるかもしれない。
▼そう考えると、カリスマ性を持った馬は、JRAとしても活躍して欲しいはず。
だから、そのような馬に合った馬場状態や枠順に調整してくる可能性は、ゼロではないのかもしれない。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼まあJRAは、公正競馬を売りにしているので、このような事実がもし仮にあったとしても、それが公になることはないでしょう。
これはあくまでも私たち競馬ファンの想像。
そして裏読みの楽しみです。
▼枠順操作はありそう
ちなみに「枠順」は、完全に公正な条件で決められているようですが、「明らかに外枠ばかりの馬」がいます。
逆に、キタサンブラックは、内枠ばかりです。
単純確率的にはありえない率で、枠順が決まることもある。
偶然だとは思いますが、見方によってはこれもJRAの陰謀と言えば、陰謀なのかもしれませんね。
▼まあ、キタサンブラックの内枠連発に関しては、偶然の域を超えているので、おそらくJRAが小細工したと思われます。私の考えですが。
単純確率から考えると、あれだけG1で内枠に偏る確率は、ほとんど0%に近い。
キタサンブラックが奇跡の馬と考えることもできますが、いくらなんでも、あそこまで偏る事は考えにくい。
▼となると、キタサンブラックの枠順偏向は、「JRAの陰謀」と言っても過言ではないのかもしれない。
キタサンブラックは、近年稀に見るスターホースであり、あの馬が活躍すればJRAの売り上げも急上昇するからです。
▼まぁこれは、経営戦略であって、陰謀ではないですね。
より売り上げを伸ばすにはどうすればいいか?という工夫。
三日間開催などの変則開催と同じです。
▼最近では、土日祝日の三日間開催が当たり前になりました。
なぜこのような変則開催が当たり前になったかというと、単純に売り上げが伸びるからです。
競馬関係者も、競馬ファンも、変則開催は負担がかかる。
だから、三日間開催にあまり良い事は無いんですが、とにかく売り上げが伸びるので、まかり通っている状況だと思われます。
▼では次に、「明らかに体調が悪い馬」について。
競馬のレースをいつも見ているとわかりますが、まれに、明らかに体調の悪い馬が出走してくることがあります。
競馬新聞でもネット情報でも、体調不安説はない。
それなのに、ゲートが開いてみると、騎手も後方からやる気のない騎乗。そしてほとんど追わずに惨敗。
このようなケースが、定期的に発生するわけです。
▼全く人気のない馬ならまだしも、5~6番人気あたりの、そこそこ馬券が売れる馬で、これがあるから怖い。
これも陰謀といえば陰謀なのかもしれない。
この場合の陰謀は、やはりJRAが売り上げを伸ばすために行った施策ということになります。
▼売上を伸ばすために、馬を出走させる意味
競馬の売り上げは、そのレースにどれだけ魅力的な馬が集まるかによって、大きく左右されます。
1頭の馬が出るか出ないかによって、億単位で売り上げが変わってくるわけです。
という事は、JRAは、売り上げが伸びるであろう馬を、何とか出走させたいわけです。
▼まぁこれも仮説なんですが、明らかに体調が悪い馬の場合、調教師は出走させたくないはず。
自分の大切な管理馬ですから、勝ち目のないレースには出したくない。
一方、JRAは、その馬に勝ち目があろうがなかろうが、出走してくれれば売り上げが伸びるので、何とか出走して欲しい。
そこでJRAは、調教師に出走するよう、お願いをする。
こういうことがあるかもしれませんね。あくまでも、私の個人的な想像ですが。
▼目先の売上より、競馬ファンの信頼が大事
私としては、JRAが売り上げを伸ばすための施策を頑張るのは、とても良いと思う。
でも、上述したように、明らかに体調が悪い馬を出走させるのは、やめてほしい。
なぜなら競馬ファンは、自分の大切なお金を賭けるために、必死で予想するからです。
データ分析・血統分析・調教分析などなど。
そして何時間もかけて結論を出す。
その結果が、「実は体調の悪い馬でした~」というのでは、競馬ファンもがっかりしてしまいます。
▼JRAとしては、目先の売り上げを伸ばすことも大事かもしれませんが、競馬ファンが競馬を嫌いにならないように工夫することも大事だと思う。
明らかに体調が悪いことが事前に分かっているなら、その馬を出走させるべきではない。
除外することで、売り上げは下がりますが、競馬ファンの信頼は失わない。
競馬ファンが、競馬を愛してくれる限り、JRAは売り上げを上げ続けることができるんです。
これが陰謀かどうかはわかりませんが、売り上げのために競馬ファンの信頼を失うようなことがもしあるなら、それは今後、避けた方が良いと私は思うわけです。
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