馬券は1日に何レース買えばいい?購入レース数と回収率。レースを絞る。勝負レース条件

馬券は1日に何レース買えばいい?

▼「僕は、ついつい1日にたくさんのレースを買ってしまいます。何レースまで絞ればいいですか?」

というご質問をいただいたので、本日は、購入レース数について書いてみたいと思います。

数字



▼私(ブエナ)の経験則で書けば、

「1日に何レース買えばいいかは、その人が狙う合成オッズによって変わってくると思う」

「要するに、大穴狙いなら1日にたくさんのレースを購入してもいいが、本命党なら1日の参戦レース数は絞り込む必要があると思うわけ」

「ちなみに、私ブエナは中穴狙いなので、1日0~3レースくらい参戦している」

(以上、マツリダ予想より引用)


ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。



▼中央競馬は、3場開催なら、1日に36レース開催されます。

2場開催でも24レース。


これらのレースをすべて買っていては、お金がいくらあっても足りません。

競馬で大きく負ける人の特徴の1つとして「購入レース数が多すぎる」というのがあります。



▼今や競馬は、パソコンやスマホのインターネット回線の普及によって、家にいながらにして、朝から夕方まですべてのレースを購入できるようになりました。

私ブエナが競馬を始めた頃は、ウインズか競馬場まで馬券を買いにいかなければならず、すごく面倒だった事を思い出します。

それに比べると、現在は馬券購入のインフラが整っており、非常に馬券勝負しやすい時代になったと思います。



▼ただ、その便利さが逆に、回収率を下げているケースもあると思うわけ。

それはつまり、すべてのレースを簡単に買えてしまうがゆえに、余計なレースを買いすぎてしまう、ということです。

身に覚えがある人も多いのではないでしょうか。
(ブエナも経験談)



▼競馬はご存知の通り、平均還元率75%のシビアな戦いです。

適当に馬券を買っていては、還元率75%にすら届かないでしょう。
(プロ馬券師がいるため)



▼ですから、「レースを絞る」という概念は、競馬で勝つために必須の考え方となる。

絞るといっても、「重賞だけ買う」とか「メインレースだけ買う」という絞り方では全然ダメ。


このような絞り方は初心者さんに多く、そして負け組の人にも多い買い方な気がします。

(※重賞だけ参加で、回収率プラスにしている人は、かなり馬券が上手い人です)



▼確かに、重賞やメインレースは、情報も多く、華々しいレースが多いので、

「楽しい」

しかし、楽しさと回収率は別物として考えなければならない。
(あくまで私ブエナの意見です)



▼競馬は趣味として、お金が減ってもいいから楽しめればいい、と思っているならそれでもOKです。

しかし、お金を減らしたくないとか、勝ちたいと思うなら、楽しむだけではダメだと思うわけです。



▼競馬で勝つには

36レースの中から、自分が狙っている条件のレースのみを購入する

これを徹底しなければならない。


私ブエナも、狙っているレース以外は購入しません。

たとえそれが、G1レースであっても、普通にケンします。



▼では、どのようなレースを選ぶのか?

これは各人それぞれが狙っている配当や、馬券種。あるいは、流しなのか? boxなのか?

このような、それぞれの馬券戦略によって、狙うべきレースは全然違ってきます。



▼本命党なら、このレース。

穴党なら、このレース。

ざっくりと分けると、そのような選び方になります。


本命党と穴党が、同じレースで勝負してはダメ。

その場合、どちらかが「カモ」になります。
(あくまで私ブエナの見解です)



▼たとえばの例で言えば、新潟のダート1800メートルでは、ある特定の条件の時、本命サイドの的中率が、一気に上がります。

過去のデータなので、このような狙い方が永遠に有効である保証は無いのですが、本命党の人は、このようなレースを狙っていく必要があるということ。

逆に、このような「本命サイドの期待値が高いレース」で、穴党の人が高配当を狙っても、的中率は大きく下がってしまうと思われます。



▼例えば、本命党の人が、「裏開催のハンデ重賞(つまり荒れやすいレース)」で、1-2番人気の馬連に突っ込む事は、あまり賢いとは言えないと思う。

競馬では、このような「レースパターン分類による配当予測」が、できるレースが、数え切れないほど存在しています。


この辺は、自分自身で、JRA-VANの競馬ソフトなどで分析したり、マツリダ予想等のレース選びを参考にすると、勉強になるかと思います。
(どちらも月額 2,000円程度)



▼さて、本題に戻りましょう。

馬券は1日に何レース買えばいいのか?


これについて、私ブエナの意見としては、

その人が狙っている、合成オッズによって違ってくる

と、考えています。


ざっくり言えば、

「大穴狙いの人は、1日10レースくらい購入してもいい」

「本命狙いの人は、1日 0~2レースまで絞った方が良い」


私ブエナの印象としては、こんな感じです。



▼なぜそう思うかというと、合成オッズが高ければ、多くのレースに参戦したとしても、1度の的中で一気に回収できるからです。

逆に、本命サイドを狙っている場合は、1日に多くのレースに参戦してしまうと、数多くの的中を必要とする。

しかし競馬の場合、1日の中で本命決着が、そう何度も続くものではありません。


確かに「固い日」はありますが、平均的に見ると、本命決着はそれほど多くない。

なので、「本命党の人は、レースを絞って、ピンポイントで狙い撃ちする必要がある」と思うわけです。
(マツリダ予想より引用②)



▼ちなみに私ブエナの場合は、「中穴狙い」なので、

「1日 0~3レース」

の参戦が多いです。


ただ例外として、「単勝の中穴」を狙う場合は、1日5レースくらい買うこともあります。

その場合は、当然単勝しか買いません。



▼ということで本日は、馬券は1日に何レース買えばいいか?について、私の独断と偏見で書いてみました。

具体的な購入レース数としては、私ブエナの場合は上述した通り、

「1日に0~3レース」

くらいですね。



▼私の場合は、参戦レースがこれ以上に増えると、長期的な回収率が下がる印象。

もちろん、大穴狙いの人であれば、もっと沢山のレース数を購入しても大丈夫です。

狙いが本命サイドになればなるほど、1日の購入レース数を絞る必要があると思うわけです。



▼やはり何と言っても、

購入レースは、レース条件によって極限まで絞り込む

これが馬券収支を向上させるためには、必要なことだと私は考えています。


なかなか馬券収支が向上しない人は、「レースを絞り込む」という事を意識してみてください。

少しずつ、馬券収支が改善されてくると思います。

ご参考まで。

ブエナが使っている競馬サイトを公開

▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。

私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、

やっぱり⇒『マツリダ予想』です。




馬券の配当は出現率が決まっている?

▼馬券は1日に何レース買うか?についての考察を続けます。

競馬が大好きな人は、朝の1レースから夕方の12レースまで、BS競馬中継を見ながら馬券を買って過ごしている人もいるかと思います。

私ブエナも、もちろん競馬が大好きなので、油断すると朝から競馬をやりたくなります。

ただ私の場合、上述したように中穴狙いなので、あまり1日の参戦レース数を増やしてしまうと、回収率が下がる印象です。



▼馬券には、なぜか「出現率」「出現数」があるように思う。

これは確率的には立証できないかもしれませんが、例えば「本命サイドの馬連は、1日に~~回までしか狙えない」という考え方があります。

競馬の配当は、平均的には1日の中で比較的バランスよく分布されている印象です。

つまり、1日のほとんどのレースが本命決着、というケースはかなり少ない。というかほぼあり得ない。



▼もちろん、大荒れの日や、硬い日はあります。

ただ、それは例外的で、本命党の人がひたすら堅い馬券を朝から夕方まで狙い続けても、ある一定の的中回数で打ち止めになりやすいと思うわけです。
(マツリダ予想より引用③)

私が先ほどから、本命党の人はレースを絞った方が良い、と書いているのは、このような出現率の理屈から勘案している部分もあるわけです。



JRAは、何を目的としているか?
主催者のJRAとしても、できるだけバラエティーに富んだ配当を出して、競馬ファンを増やしたいはず。

「ほとんどのレースがガチガチ」とか「ほとんどのレースが大荒れ」みたいな偏った傾向になってしまうと、競馬ファンは離れてしまうからです。



▼まぁこれを、「JRAの陰謀」とか飛躍して考えてしまう人もいますが、それは全然違います。

JRAに陰謀などなく、JRAが考えているのは、「いかにして馬券の売り上げを増やすか?」

この1点だと思われます。



▼競馬ファンを増やして、馬券の売り上げを増加させるためには、競馬というギャンブルを魅力的なものにしなければならない。

ギャンブルである以上、やはり最大の魅力は、「配当」

本命党の人も、大穴党の人も、両方が満足できるようなバラエティーに富んだ配当が出るように、レーシングプログラムを作っていくわけです。



▼そう考えると、「偏った戦略で、朝から晩まで攻めると、うまくいかない」

ということになってくるかと。

だってJRAはバラエティーに富んだ配当を出したいわけですから。



配当別に出現率を考える
そう考えると、馬券の配当は、

1 本命サイド
2 中穴サイド
3 大穴サイド

この3つに大別することができる。

そしてこの3つは、長期的には均等に出現するように、レーシングプログラムが作られていると推察することもできるわけです。



▼そう考えていくと、中央競馬の1日の最大レース数は36レース。

単純にこれを3で割ったとして、上述した3タイプの配当はそれぞれ、12レースずつ出現することになります。



▼まぁ実際にはこんなに単純ではないんですが、考え方を分かりやすくするためにシンプルに進めてみます。

例えば、あなたが本命サイドを狙っていたとする。

上述のような考え方が正しいとすれば、本命サイドの出現数は、平均で1日に最大12レースとなる。



▼という事は、12レース以上の本命サイド馬券を購入すれば、それは不的中になるということです。

実際は、12レース全てが的中するわけではない。

取れるのは、せいぜい半分くらいでしょうか。



▼そう考えると、この6レースのうち、できるだけ正確に的中を拾いたいわけです。

無駄撃ちを、極限まで減らしたい。

そうしないと回収率が上がらないからです。

そう考えると、やはり1日の参戦レース数は、かなり絞り込む必要があると思うんですね。



▼以上のようなことを踏まえて、改めて、馬券は1日に何レース買うかを考えてみましょう。

本命買い⇒1日0~1レース

中穴狙い⇒1日0~3レース

大穴狙い⇒1日3~10レース



はい。
私ブエナの感覚で言えば、このような感じになります。



▼ここまで書いてきた通り、狙うオッズが低ければ低いほど、1日の購入レース数も減らす必要があると考えます。

まず、本命サイドで勝負する人の場合。

これは、極限まで購入レース数を絞り込む必要があります。

理由は上述の通り、1日のうち、本命サイドで決まるレースは、それほど数が多くないからです。



▼本命サイドは、合成オッズが低くなるので、たくさんのレースを購入してしまうと、回収率を上げるために、たくさんの的中が必要になります。

しかしながら、本命サイドで決まるレースは、それほど多くない。

なので、本命サイド狙いでたくさんのレースを購入してしまうと、必然的に回収率が下がりやすくなるわけです。



▼ですから、本命サイドを狙うのであれば、「その日、一番固いレースを探す」というようなイメージで購入して行くと良いかと思います。

一球入魂ならぬ、1レース入魂ですね。

もしその日、固いレースがない場合は、馬券購入はせず、次のチャンスを待ちます。



▼この方法であれば、本命サイド狙いでも、回収率100%を超えることが可能になります。

それでも、ある程度の合成オッズは必要になるので、本命サイドを買うのであれば、買い目点数もギリギリまで絞りこまなければなりません。

本命馬券で勝つコツは、「徹底的にレースを厳選する」ことと「徹底的に買い目を厳選する」ことが重要になるわけです。



▼では次に、中穴狙いについて考えてみましょう。

中穴狙いの場合は、1日0~3レースくらいの購入がちょうど良いかと思います。

私自身が、中穴狙いで馬券を購入していますが、大体これくらいの購入レース数になっています。



▼中穴狙いでは、本命サイドより、合成オッズが高くなるので、本命買いよりも購入レース数を増やすことが可能です。

合成オッズは、3~4倍になることが多いので、3レース購入して1レース的中すれば回収できるイメージですね。



▼では次に、大穴狙い

大穴を狙う場合は、1日3~10レースくらい購入しても回収できます。

大穴狙いは、最も合成オッズが高くなるので、1回の的中で一気に回収できるからです。

10点買いで万馬券を的中すれば、10レースに1回の的中で、回収できることになりますね。

大穴狙いの場合は、このようなイメージになります。


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