宝塚記念2020年回顧。サートゥルナーリア・ラッキーライラックの敗因とクロノジェネシスの勝因
2020年宝塚記念・敗因分析
▼本日は、宝塚記念の回顧と結果分析を、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼まず、今年の宝塚記念を展開面から分析します。
【1000m通過】60秒0
【ペース】ハイペース
【ベストポジション】後方・外目
はい。
2020年の宝塚記念は、直前に降り出した大雨によって、結果が大きく左右されたレースとなりました。
結果的に、重馬場適性のある馬が上位独占となり、純粋な能力勝負にならなかったのは、少し残念です。
▼1着クロノジェネシス(2番人気)
クロノジェネシスは、特殊な重い馬場だった秋華賞と、雨の京都記念を完勝していたように、重馬場適性が高かった。
速い上がりも使えますが、重馬場になった時に、能力全開になるのがクロノジェネシス。
そう考えると、直前に降り出した大雨は、この馬にとって、僥倖だったと言えます。
▼前走の大阪杯は、ラッキーライラックに破れたとは言え、内枠有利の馬場で、ラッキーライラックが5番枠、クロノジェネシスが大外12番枠と、枠のアンラッキーがあった。
もし枠が逆だったら、大阪杯もクロノジェネシスが勝っていたかもしれません。
▼2歳時から非凡な能力を見せていたクロノジェネシスですが、成長力がある。
阪神ジュベナイルフィリーズで負けたダノンファンタジーに成長力がないのと対照的です。
どんどん強くなっており、秋のG1戦線も楽しみになりました。
▼ただ、純粋な能力だけで見ると、もし良馬場だったら、クロノジェネシスより、サートゥルナーリアの方が強かったかもしれません。
ラッキーライラックも、エリザベス女王杯で抜群の瞬発力を見せていただけに、雨が結果を大きく左右したと言えます。
秋のG1では、クロノジェネシスが断然人気になると思いますが、良馬場ならサートゥルナーリアやラッキーライラックも高い能力があるので、オッズ次第では、後者を狙っていきたい気もします。
重馬場なら、クロノジェネシスが現役最強クラスですね。
▼2着キセキ(6番人気)
一時期は、先行する競馬で復活していたキセキですが、最近は、出遅れ癖が激しく、近走は4戦連続で馬券圏外。
そんな不安定感もあり、ここでは6番人気まで評価を下げてしまいました。
▼ただ、前走の天皇賞春でも3番人気だった馬なので、ここで6番人気と言うのは、絶好の狙い目だったと言えます。
キセキと言えば、不良馬場の菊花賞を、追い込んで完勝した馬。
直前の大雨は、この馬にとって幸運であり、人気急落のここは期待値が高い馬だったと言えます。
▼急に降り出した雨によって、馬場の内側が荒れてしまったので、キセキの14番枠は、結果的に良い枠だった。
これは、16番枠のクロノジェネシスにも言えることですね。
3着モズベッロも、12番枠と、外目の枠でした。
▼キセキは、今回もスタートは出遅れ気味。
鞍上の武豊も、もう先行する気は全くなく、折り合いをつけて、馬場のいい外目を選ぶ作戦。
展開的に、かなりの消耗戦になったことを考えると、この武豊の作戦はズバリ的中と言える。
もし、内枠で好スタートから先行していたら、惨敗していた可能性もあります。
武豊のギャンブル騎乗が、うまくハマったレースでした。
▼3着モズベッロ(12番人気)
12番人気と、全く人気はありませんでしたが、鞍上はグランプリ男・池添騎手。
また、天皇賞春では5番人気と、上位人気を形成。
キセキと同じように、人気急落だったので、期待値は高かった。
12番人気でしたが、私ブエナも少額だけ押さえていたので、三連複5万馬券が引っかかりました。
▼モズベッロは、日経新春杯で、2馬身以上も差をつけてG2制覇。
相手が弱かったのもありますが、格式の高いレースで実績のある馬は、その後、穴を空ける傾向にあります。
ちなみに、天皇賞春を11番人気で2着に激走したスティッフェリオも、オールカマーG2での勝利がありました。
実績馬は、人気落ちで期待値が上がるので、覚えておくと万馬券を取れるチャンスが増えると思います。
▼4着サートゥルナーリア(1番人気)
単勝2.4倍と、断然の1番人気に支持されたサートゥルナーリア。
ハイレベルな有馬記念で2着、前走の金鯱賞は苦手な左回りでも楽勝と、右回りのここでは、断然人気になるのもわかる。
▼ただ、元々気性に問題がある馬で、めちゃくちゃ強い競馬を見せたかと思うと、次のレースでコロっと負けてしまう。
そんなタイプなので、断然人気の時は、軸馬にしにくい馬です。
そう考えると、断然人気だったここは、軸にはしづらい馬だったと言えます。
潜在能力は素晴らしいものがあるので、ある程度、人気が落ちているときに狙っていくと、期待値が高い馬券になると思います。
▼6着ラッキーライラック(3番人気)
前走で、男馬相手のG1・大阪杯を制覇。
古馬になって、切れ味に磨きがかかってきたラッキーライラック。
そんなラッキーライラックにとって、直前に降り出した大雨は、武器を奪われる不運の雨となりました。
▼クロノジェネシスやキセキにとっては恵みの雨でも、ラッキーライラックにとっては不運の雨。
昨年のエリザベス女王杯を、上がり32秒8の切れ味で差し切った姿はどこにもなく、3コーナーで手応えがなくなり、4コーナーでは、大阪杯で破ったクロノジェネシスに、手応えで子供扱いされる始末。
ラッキーライラックに関しては、完全に重馬場が合わなかった印象で、今後、良馬場で人気落ちなら、狙っていきたいところです。
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▼まず、今年の宝塚記念を展開面から分析します。
【1000m通過】60秒0
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はい。
2020年の宝塚記念は、直前に降り出した大雨によって、結果が大きく左右されたレースとなりました。
結果的に、重馬場適性のある馬が上位独占となり、純粋な能力勝負にならなかったのは、少し残念です。
▼1着クロノジェネシス(2番人気)
クロノジェネシスは、特殊な重い馬場だった秋華賞と、雨の京都記念を完勝していたように、重馬場適性が高かった。
速い上がりも使えますが、重馬場になった時に、能力全開になるのがクロノジェネシス。
そう考えると、直前に降り出した大雨は、この馬にとって、僥倖だったと言えます。
▼前走の大阪杯は、ラッキーライラックに破れたとは言え、内枠有利の馬場で、ラッキーライラックが5番枠、クロノジェネシスが大外12番枠と、枠のアンラッキーがあった。
もし枠が逆だったら、大阪杯もクロノジェネシスが勝っていたかもしれません。
▼2歳時から非凡な能力を見せていたクロノジェネシスですが、成長力がある。
阪神ジュベナイルフィリーズで負けたダノンファンタジーに成長力がないのと対照的です。
どんどん強くなっており、秋のG1戦線も楽しみになりました。
▼ただ、純粋な能力だけで見ると、もし良馬場だったら、クロノジェネシスより、サートゥルナーリアの方が強かったかもしれません。
ラッキーライラックも、エリザベス女王杯で抜群の瞬発力を見せていただけに、雨が結果を大きく左右したと言えます。
秋のG1では、クロノジェネシスが断然人気になると思いますが、良馬場ならサートゥルナーリアやラッキーライラックも高い能力があるので、オッズ次第では、後者を狙っていきたい気もします。
重馬場なら、クロノジェネシスが現役最強クラスですね。
▼2着キセキ(6番人気)
一時期は、先行する競馬で復活していたキセキですが、最近は、出遅れ癖が激しく、近走は4戦連続で馬券圏外。
そんな不安定感もあり、ここでは6番人気まで評価を下げてしまいました。
▼ただ、前走の天皇賞春でも3番人気だった馬なので、ここで6番人気と言うのは、絶好の狙い目だったと言えます。
キセキと言えば、不良馬場の菊花賞を、追い込んで完勝した馬。
直前の大雨は、この馬にとって幸運であり、人気急落のここは期待値が高い馬だったと言えます。
▼急に降り出した雨によって、馬場の内側が荒れてしまったので、キセキの14番枠は、結果的に良い枠だった。
これは、16番枠のクロノジェネシスにも言えることですね。
3着モズベッロも、12番枠と、外目の枠でした。
▼キセキは、今回もスタートは出遅れ気味。
鞍上の武豊も、もう先行する気は全くなく、折り合いをつけて、馬場のいい外目を選ぶ作戦。
展開的に、かなりの消耗戦になったことを考えると、この武豊の作戦はズバリ的中と言える。
もし、内枠で好スタートから先行していたら、惨敗していた可能性もあります。
武豊のギャンブル騎乗が、うまくハマったレースでした。
▼3着モズベッロ(12番人気)
12番人気と、全く人気はありませんでしたが、鞍上はグランプリ男・池添騎手。
また、天皇賞春では5番人気と、上位人気を形成。
キセキと同じように、人気急落だったので、期待値は高かった。
12番人気でしたが、私ブエナも少額だけ押さえていたので、三連複5万馬券が引っかかりました。
▼モズベッロは、日経新春杯で、2馬身以上も差をつけてG2制覇。
相手が弱かったのもありますが、格式の高いレースで実績のある馬は、その後、穴を空ける傾向にあります。
ちなみに、天皇賞春を11番人気で2着に激走したスティッフェリオも、オールカマーG2での勝利がありました。
実績馬は、人気落ちで期待値が上がるので、覚えておくと万馬券を取れるチャンスが増えると思います。
▼4着サートゥルナーリア(1番人気)
単勝2.4倍と、断然の1番人気に支持されたサートゥルナーリア。
ハイレベルな有馬記念で2着、前走の金鯱賞は苦手な左回りでも楽勝と、右回りのここでは、断然人気になるのもわかる。
▼ただ、元々気性に問題がある馬で、めちゃくちゃ強い競馬を見せたかと思うと、次のレースでコロっと負けてしまう。
そんなタイプなので、断然人気の時は、軸馬にしにくい馬です。
そう考えると、断然人気だったここは、軸にはしづらい馬だったと言えます。
潜在能力は素晴らしいものがあるので、ある程度、人気が落ちているときに狙っていくと、期待値が高い馬券になると思います。
▼6着ラッキーライラック(3番人気)
前走で、男馬相手のG1・大阪杯を制覇。
古馬になって、切れ味に磨きがかかってきたラッキーライラック。
そんなラッキーライラックにとって、直前に降り出した大雨は、武器を奪われる不運の雨となりました。
▼クロノジェネシスやキセキにとっては恵みの雨でも、ラッキーライラックにとっては不運の雨。
昨年のエリザベス女王杯を、上がり32秒8の切れ味で差し切った姿はどこにもなく、3コーナーで手応えがなくなり、4コーナーでは、大阪杯で破ったクロノジェネシスに、手応えで子供扱いされる始末。
ラッキーライラックに関しては、完全に重馬場が合わなかった印象で、今後、良馬場で人気落ちなら、狙っていきたいところです。
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