オークス2020年回顧。デゼル・クラヴァシュドールの敗因とデアリングタクトの勝因
第81回優駿牝馬2020年・敗因分析
▼本日は、オークスの回顧と結果分析を、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼まず、今年のオークスを展開面から分析します。
【1000m通過】59.8秒
【ペース】スローペース
【ベストポジション】先行・インコース
はい。
レースの流れとしては、1,000メートルの通過が59.8秒とまずまずのペースでしたが、その後、がっくりとペースが落ち、一気にスローペースになりました。
最後の600メートルだけの瞬発力勝負になった感じですね。
▼1着デアリングタクト(1番人気)
前残りだった桜花賞を、大外一気で勝ったデアリングタクト。
あの勝ちっぷりは只者ではなく、それを競馬ファンは分かっていたので、単勝オッズは1.6倍と断然人気になりました。
▼スタートは決まったものの、内枠だったこともあり、前半で馬体をぶつけられたり、進路が無くなったりして、少しずつポジションを下げてしまう。
4コーナーでは、13番手。
高速馬場とスローペースを考えると、ほとんど絶望的と言ってもいい位置取りでした。
▼先週のヴィクトリアマイルでも、高速馬場で前残りだったように、高速馬場の場合、追い込みを決めるのはかなり難しいです。
なので、4角13番手というのは、勝つためには、かなり厳しいポジションだったと言える。
松山弘平騎手は、馬の能力を信頼しての折り合い重視策だったと思いますが、普通はあの位置取りだと勝てませんね。
▼今回、デアリングタクトの勝因は、「馬が強かった」ことと「ライバルが弱かった」ことが、挙げられると思います。
2番人気が、キャリアたった2戦しかないデゼルだったことを考えると、メンバー的には楽だったと言えます。
桜花賞で好勝負を見せた、レシステンシアはNHKマイルカップを選択したため、よりメンバー的には弱くなった感じでした。
▼デアリングタクトは差し馬なので、後方からの競馬になるのは仕方なかった部分もある。
ただ、高速馬場では追い込みは明らかに不利なので、できればもう少し前目のポジションを取りたかったところです。
秋華賞で3冠を狙うのであれば、京都2000mも追い込みを決めにくいコースなので、今よりも自在性が求められることになると思います。
▼ただ逆に言えば、最悪のポジションで差し切ってしまうわけですから、デアリングタクトの能力は、このメンバーでは圧倒的に抜けていたと言えます。
非社台の馬で、成長力はわかりませんが、競馬のロマンを感じさせる馬で、今後も楽しみです。
▼2着ウインマリリン(7番人気)
息子の横山武史から、父の横山典弘への乗り替わり。
この乗り替わりがズバリ的中したのが、ウインマリリン。
外枠の16番枠で、スムーズに先行できないと見られての7番人気でしたが、横山典弘騎手は、好スタートからいつの間にか最内のポジションを取り、折り合いをつけましたね。
▼その後、他馬が絡んできても慌てることなく、内々の先行ポジションをキープ。
高速馬場とスローペースを考えると、あの横山典弘騎手のポジションがベストポジションであり、好騎乗だったと思います。
▼前走では、同じ東京コースのフローラステークスを勝っており、7番人気はいかにも過小評価という感じで、狙い目でした。
私ブエナの個人的な馬券でも、マツリダ予想の(軸期待値○)デアリングタクトと、ウインマリリンの馬連1800円をしっかりゲット。
デアリングタクトが単勝1.6倍だったことを考えると、馬連1800円はおいしい配当でした。
おそらく、横山武史騎手だったら2着はなかったと思うので、父親の横山典弘騎手に乗り替わったのはラッキーでした。
▼3着ウインマイティー(13番人気)
3着もウインの勝負服。
忘れな草賞の勝ち馬でしたが、重賞レースでの実績がなく、13番人気と全く人気はなかった。
▼レースは、和田竜二騎手らしく、積極的な先行策。
上述の通り、高速馬場のスローペースですから、基本的には先行しないと勝負にならない。
その点で、ウインマイティーが和田騎手に乗り替わったのも、好走要因だったと言えます。
今回は、展開がバッチリはまった感じなので、次走以降、過剰人気になるようだと、コケる可能性もあります。
▼11着デゼル(2番人気)
前走のスイートピーステークスで、上がり32.5秒という素晴らしい追い込みを見せたデゼル。
スイートピーステークスも高速馬場のスローペースで、追い込みが決まらない馬場状態だったんですが、強い勝ちっぷりでした。
▼その時の強さを支持されて、オークスでも2番人気。
鞍上のレーン騎手も、人気に拍車をかけた印象です。
▼レースは、スタートから行き脚がつかず後方待機。
高速馬場のスローペースで、道中15番手というのは、もうその時点で終わったも同然。
先行力がないタイプで、高速馬場だと厳しいですね。
▼ただ、上がり33.8秒は、やや物足りない数字。
スイートピーステークスと同じくらい走れば、33秒台前半は出せてもおかしくないので、今回は、連続輸送による疲れと、やや距離も長かったかもしれません。
成長力はありそうなので、今後は、2000m前後で狙っていきたいですね。
▼15着クラヴァシュドール(3番人気)
前走の桜花賞では、やや不利がありながらも、4着に突っ込んだクラヴァシュドール。
その実績を買われての3番人気でしたが、オークスは何の見せ場もなく惨敗。
先行ポジションキープで、位置取りは良かったと思うんですが、2400mは長いのかもしれない。
この馬は、マイル前後で狙っていきたいですね。
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▼まず、今年のオークスを展開面から分析します。
【1000m通過】59.8秒
【ペース】スローペース
【ベストポジション】先行・インコース
はい。
レースの流れとしては、1,000メートルの通過が59.8秒とまずまずのペースでしたが、その後、がっくりとペースが落ち、一気にスローペースになりました。
最後の600メートルだけの瞬発力勝負になった感じですね。
▼1着デアリングタクト(1番人気)
前残りだった桜花賞を、大外一気で勝ったデアリングタクト。
あの勝ちっぷりは只者ではなく、それを競馬ファンは分かっていたので、単勝オッズは1.6倍と断然人気になりました。
▼スタートは決まったものの、内枠だったこともあり、前半で馬体をぶつけられたり、進路が無くなったりして、少しずつポジションを下げてしまう。
4コーナーでは、13番手。
高速馬場とスローペースを考えると、ほとんど絶望的と言ってもいい位置取りでした。
▼先週のヴィクトリアマイルでも、高速馬場で前残りだったように、高速馬場の場合、追い込みを決めるのはかなり難しいです。
なので、4角13番手というのは、勝つためには、かなり厳しいポジションだったと言える。
松山弘平騎手は、馬の能力を信頼しての折り合い重視策だったと思いますが、普通はあの位置取りだと勝てませんね。
▼今回、デアリングタクトの勝因は、「馬が強かった」ことと「ライバルが弱かった」ことが、挙げられると思います。
2番人気が、キャリアたった2戦しかないデゼルだったことを考えると、メンバー的には楽だったと言えます。
桜花賞で好勝負を見せた、レシステンシアはNHKマイルカップを選択したため、よりメンバー的には弱くなった感じでした。
▼デアリングタクトは差し馬なので、後方からの競馬になるのは仕方なかった部分もある。
ただ、高速馬場では追い込みは明らかに不利なので、できればもう少し前目のポジションを取りたかったところです。
秋華賞で3冠を狙うのであれば、京都2000mも追い込みを決めにくいコースなので、今よりも自在性が求められることになると思います。
▼ただ逆に言えば、最悪のポジションで差し切ってしまうわけですから、デアリングタクトの能力は、このメンバーでは圧倒的に抜けていたと言えます。
非社台の馬で、成長力はわかりませんが、競馬のロマンを感じさせる馬で、今後も楽しみです。
▼2着ウインマリリン(7番人気)
息子の横山武史から、父の横山典弘への乗り替わり。
この乗り替わりがズバリ的中したのが、ウインマリリン。
外枠の16番枠で、スムーズに先行できないと見られての7番人気でしたが、横山典弘騎手は、好スタートからいつの間にか最内のポジションを取り、折り合いをつけましたね。
▼その後、他馬が絡んできても慌てることなく、内々の先行ポジションをキープ。
高速馬場とスローペースを考えると、あの横山典弘騎手のポジションがベストポジションであり、好騎乗だったと思います。
▼前走では、同じ東京コースのフローラステークスを勝っており、7番人気はいかにも過小評価という感じで、狙い目でした。
私ブエナの個人的な馬券でも、マツリダ予想の(軸期待値○)デアリングタクトと、ウインマリリンの馬連1800円をしっかりゲット。
デアリングタクトが単勝1.6倍だったことを考えると、馬連1800円はおいしい配当でした。
おそらく、横山武史騎手だったら2着はなかったと思うので、父親の横山典弘騎手に乗り替わったのはラッキーでした。
▼3着ウインマイティー(13番人気)
3着もウインの勝負服。
忘れな草賞の勝ち馬でしたが、重賞レースでの実績がなく、13番人気と全く人気はなかった。
▼レースは、和田竜二騎手らしく、積極的な先行策。
上述の通り、高速馬場のスローペースですから、基本的には先行しないと勝負にならない。
その点で、ウインマイティーが和田騎手に乗り替わったのも、好走要因だったと言えます。
今回は、展開がバッチリはまった感じなので、次走以降、過剰人気になるようだと、コケる可能性もあります。
▼11着デゼル(2番人気)
前走のスイートピーステークスで、上がり32.5秒という素晴らしい追い込みを見せたデゼル。
スイートピーステークスも高速馬場のスローペースで、追い込みが決まらない馬場状態だったんですが、強い勝ちっぷりでした。
▼その時の強さを支持されて、オークスでも2番人気。
鞍上のレーン騎手も、人気に拍車をかけた印象です。
▼レースは、スタートから行き脚がつかず後方待機。
高速馬場のスローペースで、道中15番手というのは、もうその時点で終わったも同然。
先行力がないタイプで、高速馬場だと厳しいですね。
▼ただ、上がり33.8秒は、やや物足りない数字。
スイートピーステークスと同じくらい走れば、33秒台前半は出せてもおかしくないので、今回は、連続輸送による疲れと、やや距離も長かったかもしれません。
成長力はありそうなので、今後は、2000m前後で狙っていきたいですね。
▼15着クラヴァシュドール(3番人気)
前走の桜花賞では、やや不利がありながらも、4着に突っ込んだクラヴァシュドール。
その実績を買われての3番人気でしたが、オークスは何の見せ場もなく惨敗。
先行ポジションキープで、位置取りは良かったと思うんですが、2400mは長いのかもしれない。
この馬は、マイル前後で狙っていきたいですね。
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