ワイド馬券の買い方~ワイドは儲からない?勝てない?多点買いで勝つ方法。配当が低い
ワイド馬券はどう買う?
私(ブエナ)の経験則で書けば、
「私のワイドの買い方は、『人気馬ー中穴』か『中穴4~5頭ボックスでトリプル的中狙い』のどちらかが多い」
「尚、ワイドの人気薄同士は、過剰人気になりやすいので、回収率が上げにくい気がする」
「逆に、ワイドの人気サイドは意外と配当がついたりするが、それでも所詮は人気サイドなので配当が低く、これも回収率は上げにくい印象」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼最近は、馬券の種類で人気なのはやはり「三連系」ですね。
つまり三連単と三連複。
三連系は、的中時の配当が高く、勝つときは大きく勝てるため、競馬ファンの射幸心を煽ると言う意味でも、やはり人気の馬券種です。
▼一方で、「ワイド」という馬券があります。
3着以内に入る2頭を予想する馬券で、3着以内の馬をすべて予想する三連系よりも、当然配当は低くなります。
逆に、1頭抜けても的中なので、的中率は高くなります。
▼ワイドは発売された当初は、そこそこチヤホヤされた馬券ですが、現在ではあまり買う人はいませんね。
多くの人は三連系の馬券を買います。
さて、ではワイド馬券は儲からないのでしょうか?
▼ワイドは儲からない、と言う人の多くは「配当が低い」という部分だけにフォーカスしてしまっています。
しかし競馬で大切な事は、「払戻金」ではなく、「回収率」なのです。
▼例えば、
ワイド500円購入 ⇒的中払戻金 2,000円・・・
これを見てどう思うでしょうか?
多くの人は「しょぼい」と感じてしまいます。
では次のケースはどうでしょうか?
▼三連単10,000円購入 ⇒的中払戻金 40,000円!!
どうでしょう?
なんだか大儲けしたような気分になりませんか?
「やっぱりワイドは儲からない!三連単サイコー!」と思いませんか?
そう思ってしまった人は、まだ競馬で勝つところまでは行っていないかもしれません。
▼上記で示した2つの例は、「どちらも同じ」です。
当たり前の算数ですが、ここを勘違いしてしまう競馬ファンが非常に多いです。
上記の2つの例は、どちらも「レース回収率400%」で全く同じです。
つまり、賭け金が違うだけ。
ワイドの方も、10,000円購入すれば、払戻金は40,000円になるわけです。レートを上げればいいだけなのです。
(マツリダ予想より引用)
▼冷静に考えれば誰でもわかる小学生の算数ですが、ギャンブルとしてお金が絡むと盲目的になってしまう。
簡単な算数がわからなくなってしまうわけです。
だから私ブエナは当ブログでいつも、競馬で勝つには「精神面」が重要である、と書いているわけです。
▼とは言え、「単純な均等買い」の場合は、確かにワイドよりも三連系の方が回収率が上がりやすくなるのは確かです。
(オッズの歪み部分が多いので)
しかし「連敗による資金のドローダウン」を考えるとどうか?
単純な回収率だけなら三連系ですが、「資金の回転率」まで考えると、単純に三連系が有利とは言えない部分があると思うわけです。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼ちょっと話がややこしくなってしまいました。
要するに、「ワイドでも儲ける事は、十分に可能」ということです。
私ブエナは、三連複で勝負することが多いですが、ワイドも買います。
三連複とワイドは種類としては、「同じ系統の馬券」ですね。
3着以内に入る馬を、順不同で当てる、という意味で、同系統の馬券と私は考えます。
(複系馬券・連複馬券)
▼なので、言い換えると、
「三連複で勝てるなら、ワイドでも勝てる可能性は高い」
と、私ブエナは考えます。
(狙い方は同じなので。)
▼実際の、ワイド馬券の買い方としては、あくまでも私の買い方ですが、
「人気馬から人気薄(中穴)への流し」
です。
いつも書いている通りですね。オーソドックスな中穴狙いです。
▼それから、
「ワイド4~5頭ボックス」
も、私はよく購入します。
これは何を狙っているかというと、「ワイドトリプル的中狙い」です。
ワイドの場合、当たり馬券が「3つ」あるので、これを総取りしに行くわけです。
「ワイドトリプル的中」は、ワイドでの回収率を向上させるために、かなり有効なので、狙っていってもよいと思います。
(マツリダ予想より引用②)
▼さて、先ほども書きましたが、「単純な長期均等買いの回収率」なら、ワイドより三連複の方が、回収率は高くなりやすいと思う。
これはおそらく、「オッズの歪みの出やすさ」による差異だと思われます。
要するに、三連複の方が難しい馬券なので、オッズに歪みが出やすく、ワイドより回収率を上げやすいと思うわけ。
▼しかし、ここにも罠があります。
例えば、「回収率110%」と「回収率150%」なら、どちらが上か?
ほとんどの人は、「回収率150%」が上だ!と、考えると思います。
しかし、私はここに、「回収までのスパン」を加味しなければ意味がないと考えています。
▼つまり、
「年間の回収率が150%だったとしても、12ヵ月のうち、10ヶ月がマイナスだったら、なかなか利益を出しにくい」
と思うわけです。
逆に、
「年間の回収率が110%だったとしても、12ヵ月のうち、5ヶ月だけがマイナスなら、そっちの方が利益を出しやすい」
と、私ブエナは思います。
▼ちょっとややこしい部分ですが、これは要するに「ドローダウンの多寡」ですね。
三連系は確かに長期回収率を高めやすい。
しかしその半面、「連敗期」が長くなる。
「連敗期が長くなれば、資金は減少し、なかなか右肩上がりの資金増加曲線を描けない」
と思うわけです。
▼その点で、「ワイド」は、連敗期が少ない。的中率が高いからです。
なので、三連複よりも収支が安定しやすい傾向にあります。
このような「ワイドの強み」を理解して、うまく利用していけば、ワイドでも十分に利益を出すことが可能です。
▼ということで本日は、ワイド馬券について書いてみました。
「ワイドなんか儲からない!」という先入観を持ってしまっている人は、払戻金だけを見るのではなく、しっかりと「回収率」を計算してみることをおすすめします。
回収率を計算してみると、三連系が絶対儲かるわけでは無いということがわかったりしますね。
ご参考まで。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やはり⇒『マツリダ予想』です。
▼ワイド馬券の買い方についての考察を続けます。
冒頭でも少し言及しましたが、ワイド馬券の場合、狙うオッズゾーンが重要になります。
つまり、ワイドで本命サイドを狙うのか?それとも、ワイドで大穴サイドを狙うのか?
▼私ブエナの経験則で言えば、「ワイド馬券の場合、超人気薄のゾーンは、やたらと売れるので、あまり配当がつかない」と感じます。
通常、ワイド馬券というのは、馬連の3倍の的中率になるので、馬連の3分の1の配当になるはずです。
が、そうはならない。
ここが過剰人気の罠です。
▼つまり、「ワイドで超人気薄を狙う人が多い」と思うわけです。
例えば、「10番人気と13番人気の馬連」
こんな馬券を購入しても、ほとんど当たりません。
なので、このような超人気薄の組み合わせは、馬連よりワイドの方がかなり売れる印象です。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼なので、「10番人気と13番人気の馬連」で決まった時、
馬連210倍
ワイド30倍
みたいなことが起こりうるわけです。
▼ワイドは馬連の3倍の的中率なので、配当が3分の1になるなら、馬連210倍に対して、ワイドは70倍になるわけですが、ほとんどの場合、ワイドは70倍になりません。
これは、「こんな超人気薄の組み合わせは、馬連では当たらないから、ワイドにしておこう」と考える人が多いからだと思われます。
このように、ワイドの場合は、狙うオッズゾーンを間違えると、スタート地点からかなり回収率的に不利になるので要注意です。
▼馬券というのは、「自分だったらどう買うか?」という視点から考えてみると、期待値が見えてきたりします。
これはアナログ的な手法ですが、私ブエナもよく思索します。
上述したような、「大穴の馬連は当たらないから、ワイドで押さえておこう」という発想。
誰もが考えたことがあるのではないでしょうか?
▼これの原始的なものが、「穴馬を見つけた。でも単勝はさすがに無理だから、複勝で押さえておこう」という発想。
これも誰もが考えたことがあると思います。
そしてこの発想は、今でも多くの競馬ファンに根強く残っている。
▼単勝馬券と複勝馬券の関係でも、同じことが起こります。
つまり、「単勝100倍だけど複勝15倍」みたいな事は、頻繁に起こり得るわけです。
単純に複勝馬券の的中率が単勝の3倍だとすれば、複勝のオッズは30倍程度になるはず。
しかし、そうはならない。
ここには人間の心理が深く絡んでいるわけです。
▼もちろん、超人気薄の馬は、勝率よりも2~3着率が高くなるのはわかる。
力のない馬が勝ち切るのは難しい。
だから超人気薄は、単勝よりも複勝の方が売れる。
でも売れすぎなんですね。
▼この場合、もしその人気薄に期待値的な裏付けがあるなら、人気薄の複勝馬券より、単勝馬券の方が長期回収率はかなり高くなります。私ブエナの考えですが。
だからもし、一発狙える人気薄を見つけたときは、複勝馬券より単勝馬券で勝負したほうが、長期的には儲かる確率が高いと思う。
そしてこれは、本日のテーマである「ワイド馬券」と馬連にも同じことが言えるのかなと思うわけです。
▼例えば、大穴で絶好の狙い目があったとします。
7番人気と10番人気の組み合わせ。
馬連なら5万馬券。
でもさすがに、この組み合わせの馬連が来るとは思えない。
あなたならどうしますか?
▼多くの人は、馬連からワイドにスイッチする。
1-2着は無理でも、2-3着ならあり得ると考えるわけです。
そして、このように考える人は、「オッズを見ない」
先程の買い目。馬連5万馬券でも、ワイドは7000円だったとする。
単純計算では、3分の1の払い戻しなら、ワイドでも万馬券にならなければおかしいわけですが、ほとんどの場合、ワイドは万馬券になりません。
▼それでも多くの人は、ワイド馬券を購入するわけです。
なぜなら、オッズを見ていないから。
あるいは、「馬券を当てたいから」
この2つの要素が絡み合って、大穴サイドのワイド馬券は過剰人気になる。
馬連のオッズに対して、ワイドのオッズが低すぎるという状況になってしまうわけですね。
▼ではこのような場合、私ブエナならどうするか?
私も、この組み合わせの馬連は、さすがに的中率が低すぎて手が出ません。
なので、私が考えるのは、
「三連複」です。
ワイド馬券を、三連複に応用するわけですね。
▼7番人気と10番人気の期待値が高いと判断するなら、それらの大穴馬と、人気馬を絡めて馬券構成すればよい。
例えば、
「1番人気と7番人気の2頭軸三連複。相手5頭」
「1番人気と10番人気の2頭軸三連複。相手5頭」
このような感じで、単純に大穴だけを狙うのではなく、人気馬と絡めるわけです。
こうすることによって、大穴サイドの期待値の低さを補てんしながら、的中率も上げることができるわけです。
▼「人気馬を絡めたら配当が低くなるから面白くない!」と思いますか?
負け組の人は、このような発想になることが多いです。
ここまで書いてきたとおり、大穴サイドというのは、「過剰人気」と「控除率」の関係により、どうしても回収率が低くなりやすいわけです。
▼具体的なデータも見てみましょう。
【重賞レース。ワイド10~14番人気ボックス】2015~2020年(658レース分析)
的中率2%
回収率45%
はい。
重賞レースにおいて、10~14番人気馬の5頭ボックスワイドを購入し続けると、上記のような数字になります。
▼まず、的中率2%なので、ほとんど馬券は的中しません。
100レース購入して、98レースは外れるわけです。
これはなぜかというと、「人気薄同士の組み合わせは、出現率が非常に低い」からです。
▼競馬というのは、決着傾向に基本的な流れがあり、「1~4番人気がすべて消えることは、ほぼない」わけ。
という事は、馬券を構成する場合に、1~4番人気を絡めなければ、ほとんど的中させることができないということになります。
競馬において、「人気薄同士の組み合わせ」というのは地雷であり、どんどんお金が減ってしまう買い方であると言えます。
▼では次に、人気馬同士の組み合わせのデータを見てみましょう。
【重賞レース。ワイド1~5番人気ボックス】2015~2020年(734レース分析)
的中率80%
回収率77%
はい。
重賞レースで、1~5番人気のワイドボックスを買い続けると、上記のような成績になります。
▼まず、的中率80%は驚異的ですね。
もちろん、トリガミ連発ですが、とりあえず馬券を的中することはできている。
先程の人気薄のボックスと比べても、回収率は45%から77%まで引き上がっているので、人気薄を購入するよりも、人気馬を購入する方が、お金は減らないということがわかります。
ただ、このままではプラス収支まで持っていけないので、私の場合は「中穴狙い」にしているというわけです。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
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私(ブエナ)の経験則で書けば、
「私のワイドの買い方は、『人気馬ー中穴』か『中穴4~5頭ボックスでトリプル的中狙い』のどちらかが多い」
「尚、ワイドの人気薄同士は、過剰人気になりやすいので、回収率が上げにくい気がする」
「逆に、ワイドの人気サイドは意外と配当がついたりするが、それでも所詮は人気サイドなので配当が低く、これも回収率は上げにくい印象」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼最近は、馬券の種類で人気なのはやはり「三連系」ですね。
つまり三連単と三連複。
三連系は、的中時の配当が高く、勝つときは大きく勝てるため、競馬ファンの射幸心を煽ると言う意味でも、やはり人気の馬券種です。
▼一方で、「ワイド」という馬券があります。
3着以内に入る2頭を予想する馬券で、3着以内の馬をすべて予想する三連系よりも、当然配当は低くなります。
逆に、1頭抜けても的中なので、的中率は高くなります。
▼ワイドは発売された当初は、そこそこチヤホヤされた馬券ですが、現在ではあまり買う人はいませんね。
多くの人は三連系の馬券を買います。
さて、ではワイド馬券は儲からないのでしょうか?
▼ワイドは儲からない、と言う人の多くは「配当が低い」という部分だけにフォーカスしてしまっています。
しかし競馬で大切な事は、「払戻金」ではなく、「回収率」なのです。
▼例えば、
ワイド500円購入 ⇒的中払戻金 2,000円・・・
これを見てどう思うでしょうか?
多くの人は「しょぼい」と感じてしまいます。
では次のケースはどうでしょうか?
▼三連単10,000円購入 ⇒的中払戻金 40,000円!!
どうでしょう?
なんだか大儲けしたような気分になりませんか?
「やっぱりワイドは儲からない!三連単サイコー!」と思いませんか?
そう思ってしまった人は、まだ競馬で勝つところまでは行っていないかもしれません。
▼上記で示した2つの例は、「どちらも同じ」です。
当たり前の算数ですが、ここを勘違いしてしまう競馬ファンが非常に多いです。
上記の2つの例は、どちらも「レース回収率400%」で全く同じです。
つまり、賭け金が違うだけ。
ワイドの方も、10,000円購入すれば、払戻金は40,000円になるわけです。レートを上げればいいだけなのです。
(マツリダ予想より引用)
▼冷静に考えれば誰でもわかる小学生の算数ですが、ギャンブルとしてお金が絡むと盲目的になってしまう。
簡単な算数がわからなくなってしまうわけです。
だから私ブエナは当ブログでいつも、競馬で勝つには「精神面」が重要である、と書いているわけです。
▼とは言え、「単純な均等買い」の場合は、確かにワイドよりも三連系の方が回収率が上がりやすくなるのは確かです。
(オッズの歪み部分が多いので)
しかし「連敗による資金のドローダウン」を考えるとどうか?
単純な回収率だけなら三連系ですが、「資金の回転率」まで考えると、単純に三連系が有利とは言えない部分があると思うわけです。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼ちょっと話がややこしくなってしまいました。
要するに、「ワイドでも儲ける事は、十分に可能」ということです。
私ブエナは、三連複で勝負することが多いですが、ワイドも買います。
三連複とワイドは種類としては、「同じ系統の馬券」ですね。
3着以内に入る馬を、順不同で当てる、という意味で、同系統の馬券と私は考えます。
(複系馬券・連複馬券)
▼なので、言い換えると、
「三連複で勝てるなら、ワイドでも勝てる可能性は高い」
と、私ブエナは考えます。
(狙い方は同じなので。)
▼実際の、ワイド馬券の買い方としては、あくまでも私の買い方ですが、
「人気馬から人気薄(中穴)への流し」
です。
いつも書いている通りですね。オーソドックスな中穴狙いです。
▼それから、
「ワイド4~5頭ボックス」
も、私はよく購入します。
これは何を狙っているかというと、「ワイドトリプル的中狙い」です。
ワイドの場合、当たり馬券が「3つ」あるので、これを総取りしに行くわけです。
「ワイドトリプル的中」は、ワイドでの回収率を向上させるために、かなり有効なので、狙っていってもよいと思います。
(マツリダ予想より引用②)
▼さて、先ほども書きましたが、「単純な長期均等買いの回収率」なら、ワイドより三連複の方が、回収率は高くなりやすいと思う。
これはおそらく、「オッズの歪みの出やすさ」による差異だと思われます。
要するに、三連複の方が難しい馬券なので、オッズに歪みが出やすく、ワイドより回収率を上げやすいと思うわけ。
▼しかし、ここにも罠があります。
例えば、「回収率110%」と「回収率150%」なら、どちらが上か?
ほとんどの人は、「回収率150%」が上だ!と、考えると思います。
しかし、私はここに、「回収までのスパン」を加味しなければ意味がないと考えています。
▼つまり、
「年間の回収率が150%だったとしても、12ヵ月のうち、10ヶ月がマイナスだったら、なかなか利益を出しにくい」
と思うわけです。
逆に、
「年間の回収率が110%だったとしても、12ヵ月のうち、5ヶ月だけがマイナスなら、そっちの方が利益を出しやすい」
と、私ブエナは思います。
▼ちょっとややこしい部分ですが、これは要するに「ドローダウンの多寡」ですね。
三連系は確かに長期回収率を高めやすい。
しかしその半面、「連敗期」が長くなる。
「連敗期が長くなれば、資金は減少し、なかなか右肩上がりの資金増加曲線を描けない」
と思うわけです。
▼その点で、「ワイド」は、連敗期が少ない。的中率が高いからです。
なので、三連複よりも収支が安定しやすい傾向にあります。
このような「ワイドの強み」を理解して、うまく利用していけば、ワイドでも十分に利益を出すことが可能です。
▼ということで本日は、ワイド馬券について書いてみました。
「ワイドなんか儲からない!」という先入観を持ってしまっている人は、払戻金だけを見るのではなく、しっかりと「回収率」を計算してみることをおすすめします。
回収率を計算してみると、三連系が絶対儲かるわけでは無いということがわかったりしますね。
ご参考まで。
ブエナが使っている競馬サイトを公開
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やはり⇒『マツリダ予想』です。
ワイドで不利なオッズゾーン
▼ワイド馬券の買い方についての考察を続けます。
冒頭でも少し言及しましたが、ワイド馬券の場合、狙うオッズゾーンが重要になります。
つまり、ワイドで本命サイドを狙うのか?それとも、ワイドで大穴サイドを狙うのか?
▼私ブエナの経験則で言えば、「ワイド馬券の場合、超人気薄のゾーンは、やたらと売れるので、あまり配当がつかない」と感じます。
通常、ワイド馬券というのは、馬連の3倍の的中率になるので、馬連の3分の1の配当になるはずです。
が、そうはならない。
ここが過剰人気の罠です。
▼つまり、「ワイドで超人気薄を狙う人が多い」と思うわけです。
例えば、「10番人気と13番人気の馬連」
こんな馬券を購入しても、ほとんど当たりません。
なので、このような超人気薄の組み合わせは、馬連よりワイドの方がかなり売れる印象です。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼なので、「10番人気と13番人気の馬連」で決まった時、
馬連210倍
ワイド30倍
みたいなことが起こりうるわけです。
▼ワイドは馬連の3倍の的中率なので、配当が3分の1になるなら、馬連210倍に対して、ワイドは70倍になるわけですが、ほとんどの場合、ワイドは70倍になりません。
これは、「こんな超人気薄の組み合わせは、馬連では当たらないから、ワイドにしておこう」と考える人が多いからだと思われます。
このように、ワイドの場合は、狙うオッズゾーンを間違えると、スタート地点からかなり回収率的に不利になるので要注意です。
▼馬券というのは、「自分だったらどう買うか?」という視点から考えてみると、期待値が見えてきたりします。
これはアナログ的な手法ですが、私ブエナもよく思索します。
上述したような、「大穴の馬連は当たらないから、ワイドで押さえておこう」という発想。
誰もが考えたことがあるのではないでしょうか?
▼これの原始的なものが、「穴馬を見つけた。でも単勝はさすがに無理だから、複勝で押さえておこう」という発想。
これも誰もが考えたことがあると思います。
そしてこの発想は、今でも多くの競馬ファンに根強く残っている。
▼単勝馬券と複勝馬券の関係でも、同じことが起こります。
つまり、「単勝100倍だけど複勝15倍」みたいな事は、頻繁に起こり得るわけです。
単純に複勝馬券の的中率が単勝の3倍だとすれば、複勝のオッズは30倍程度になるはず。
しかし、そうはならない。
ここには人間の心理が深く絡んでいるわけです。
▼もちろん、超人気薄の馬は、勝率よりも2~3着率が高くなるのはわかる。
力のない馬が勝ち切るのは難しい。
だから超人気薄は、単勝よりも複勝の方が売れる。
でも売れすぎなんですね。
▼この場合、もしその人気薄に期待値的な裏付けがあるなら、人気薄の複勝馬券より、単勝馬券の方が長期回収率はかなり高くなります。私ブエナの考えですが。
だからもし、一発狙える人気薄を見つけたときは、複勝馬券より単勝馬券で勝負したほうが、長期的には儲かる確率が高いと思う。
そしてこれは、本日のテーマである「ワイド馬券」と馬連にも同じことが言えるのかなと思うわけです。
▼例えば、大穴で絶好の狙い目があったとします。
7番人気と10番人気の組み合わせ。
馬連なら5万馬券。
でもさすがに、この組み合わせの馬連が来るとは思えない。
あなたならどうしますか?
▼多くの人は、馬連からワイドにスイッチする。
1-2着は無理でも、2-3着ならあり得ると考えるわけです。
そして、このように考える人は、「オッズを見ない」
先程の買い目。馬連5万馬券でも、ワイドは7000円だったとする。
単純計算では、3分の1の払い戻しなら、ワイドでも万馬券にならなければおかしいわけですが、ほとんどの場合、ワイドは万馬券になりません。
▼それでも多くの人は、ワイド馬券を購入するわけです。
なぜなら、オッズを見ていないから。
あるいは、「馬券を当てたいから」
この2つの要素が絡み合って、大穴サイドのワイド馬券は過剰人気になる。
馬連のオッズに対して、ワイドのオッズが低すぎるという状況になってしまうわけですね。
▼ではこのような場合、私ブエナならどうするか?
私も、この組み合わせの馬連は、さすがに的中率が低すぎて手が出ません。
なので、私が考えるのは、
「三連複」です。
ワイド馬券を、三連複に応用するわけですね。
▼7番人気と10番人気の期待値が高いと判断するなら、それらの大穴馬と、人気馬を絡めて馬券構成すればよい。
例えば、
「1番人気と7番人気の2頭軸三連複。相手5頭」
「1番人気と10番人気の2頭軸三連複。相手5頭」
このような感じで、単純に大穴だけを狙うのではなく、人気馬と絡めるわけです。
こうすることによって、大穴サイドの期待値の低さを補てんしながら、的中率も上げることができるわけです。
▼「人気馬を絡めたら配当が低くなるから面白くない!」と思いますか?
負け組の人は、このような発想になることが多いです。
ここまで書いてきたとおり、大穴サイドというのは、「過剰人気」と「控除率」の関係により、どうしても回収率が低くなりやすいわけです。
▼具体的なデータも見てみましょう。
【重賞レース。ワイド10~14番人気ボックス】2015~2020年(658レース分析)
的中率2%
回収率45%
はい。
重賞レースにおいて、10~14番人気馬の5頭ボックスワイドを購入し続けると、上記のような数字になります。
▼まず、的中率2%なので、ほとんど馬券は的中しません。
100レース購入して、98レースは外れるわけです。
これはなぜかというと、「人気薄同士の組み合わせは、出現率が非常に低い」からです。
▼競馬というのは、決着傾向に基本的な流れがあり、「1~4番人気がすべて消えることは、ほぼない」わけ。
という事は、馬券を構成する場合に、1~4番人気を絡めなければ、ほとんど的中させることができないということになります。
競馬において、「人気薄同士の組み合わせ」というのは地雷であり、どんどんお金が減ってしまう買い方であると言えます。
▼では次に、人気馬同士の組み合わせのデータを見てみましょう。
【重賞レース。ワイド1~5番人気ボックス】2015~2020年(734レース分析)
的中率80%
回収率77%
はい。
重賞レースで、1~5番人気のワイドボックスを買い続けると、上記のような成績になります。
▼まず、的中率80%は驚異的ですね。
もちろん、トリガミ連発ですが、とりあえず馬券を的中することはできている。
先程の人気薄のボックスと比べても、回収率は45%から77%まで引き上がっているので、人気薄を購入するよりも、人気馬を購入する方が、お金は減らないということがわかります。
ただ、このままではプラス収支まで持っていけないので、私の場合は「中穴狙い」にしているというわけです。
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ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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