降級馬の勝率は高いか?儲かる降級馬の見分け方。回収率と的中率データ

降級馬の勝率は高いか?儲かる降級馬の見分け方


▼『降級馬は、勝つ確率が高いですか?』

というシンプルなご質問をいただいたので、本日は、降級馬について書いてみたいと思います。

エスカレーター


▼私(ブエナ)の経験則で書けば、

「降級馬は、やはり勝率が高いと思う」

「ただ、勝率が高い分、過剰人気になるので、単純に降級馬だから儲かるというわけではない」

「尚、JRAは、2019年の夏から降級制度を廃止すると発表」



ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。



▼降級馬については、以前にも別の記事(昇級戦・降級戦の狙い方)で書きましたが、やはり降級馬は格上なので好走確率は高くなります。


【7~8月データ】
2010~2016
特別戦
16022頭分析(ブエナ調べ)


同クラス
勝率6%

降級馬
勝率12%



はい。
勝つ確率で言えば、降級馬は同クラス馬の倍も勝率が高い。

しかし、儲かるかどうかは別の話です。

そこで、単勝回収率で見てみます。


同クラス
単勝回収率 73%

降級馬
単勝回収率 70%



はい。
なんと、勝率が倍も違うのに、単勝回収率では降級馬の方が低い。

つまり、「降級馬は強いが、それはみんな分かっているので過剰人気になってしまうのではないか?」と思うわけです。



▼それを踏まえた上で、さらに話を進めてみます。

重要なのは、勝率ではなく、「期待値」です。

つまり、「降級馬が儲かる条件を探す」ということ。

これをやらないと、単純に降級馬だけ狙っても、上述したデータのように、逆に回収率が下がってしまいます。



▼降級馬が儲かる条件について、私ブエナの見解でざっくり言うと、

上のクラスで、全く馬券にもならなかった馬が降級してきたら、期待値が高い

と考えています。



▼一見すると、「上のクラスでも、そこそこ通用していた馬」が降級してきたら買いたくなります。

が、このようなタイプは非常に過剰人気になりやすく、回収率は低めです。


逆に、上のクラスで全く通用していなかった馬は、競馬新聞の成績欄が汚れているので、降級してきても、あまり過剰人気にならず、回収率を上げやすい印象。
(マツリダ予想より引用)



▼それでは降級馬について、さらに具体的なデータを見てみましょう。

データは、私ブエナの独断と偏見で、条件設定しています。


【7~8月 人気サイドの馬 降級馬】
(※2000~2015年データ)


単勝回収率 110%
複勝回収率 95%

勝率 24%
複勝率 54%



はい。

これは主に、降級馬が活躍しやすい、夏競馬のデータですが、夏競馬以外でも似たような数字になります。


上記の降級馬は、先ほど書いたとおり、「上のクラスで通用していなかった降級馬」です。
(それ以外にも、少しフィルターをかけていますが、それについてはまた別の記事で)



▼逆に、「上のクラスである程度通用していた馬」のデータは・・・

単勝回収率 58%
複勝回収率 76%



こんな感じ。

これではちょっと狙えませんね。

やはり上のクラスで活躍していた馬というのは、降級してくると過剰人気になりやすいため、回収率が上げにくいという側面があるように思うわけ。



▼例えば、

「上のクラスでも勝てそうだった馬が、降級してきた」

「上のクラスでは全然通用しなかったから、降級してきた」



このような2頭がいたとして、あなたなら、どちらに魅力を感じますか?

私ブエナは、「オッズを抜きにすれば」圧倒的に、前者に魅力を感じます。

だって、上のクラスでも勝てそうだった馬なら、降級してメンバーのレベルが下がれば、上位争い必至でしょ?



▼しかし馬券というのは、そんなところに罠がある。

今、私が思った事は、「他のみんなが思っている」わけです。

みんなが思っているということは、「オッズが下がる」

能力以上に馬券が売れてしまう。

そうなってしまうと、「強い降級馬」だったとしても、「儲からない降級馬」に、なってしまうことがあると思うわけ。



▼それから、先程のデータでは、「人気サイドの馬」に注目しましたが、人気サイドの方がより、この傾向が顕著になります。


例えば、

「上のクラスでも勝てそうだった馬が、1番人気」

「上のクラスでは全然通用しなかった馬が、1番人気」



この場合、明らかに前者の方が信頼できそうに見えますよね。

実際、前者の方が勝率も連対率も高いです。


しかし、「儲けやすいのは、後者である」と、私ブエナは感じています。

データ的にも、後者の方が、長期回収率が高くなっています。



▼これも、競馬ファンのイメージが作る、過剰人気の罠ですね。

どう考えても、成績的に見栄えの良い馬は、馬券が売れる。能力以上に売れる。


成績的に見栄えの悪い馬は、やっぱりあまり馬券が売れないわけです。

その結果、成績的に見栄えの悪い馬は、確かに勝率は悪いかもしれないけど、「回収率」は、悪くない。

馬券で儲けるためには、「見栄えの悪い馬」の方が、儲けやすかったりするわけです。
(あくまで私ブエナの見解です)



▼ということで本日は、降級馬の見分け方と回収率について、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。

まあ、なんだかんだ言っても、上のクラスから降級してくる馬は、やっぱり強いです。

ただ、馬券という面で考えた場合、強いだけでなく、

「儲かる馬か?」

という部分。つまり「期待値」を考慮することが重要だと思うわけです。



▼ちなみに、私ブエナがよく狙うパターンとしては、

「1番人気の降級馬。上のクラスで二桁着順だった馬」

このタイプ。

私の経験上では、過去のデータ的には、軸馬としての回収率が高くなりやすかったです。

もし見つけたら、ちょっと注目してみると面白いかと思います。

ご参考まで。

ブエナが使っている競馬サイトを公開


▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。

私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、

やっぱり⇒『マツリダ予想』です。





人気別の降級馬データ


▼降級馬についての考察を続けます。

よくあるご質問で、『降級馬の勝率は何パーセントですか?』みたいなものがあるんですが、この質問はあまり意味がないと思われます。

それはなぜか?



▼それは、『降級馬の勝率は、その馬の人気によっても、大きく違ってくる』からです。

要するに、同じ降級馬であっても、「1番人気の降級馬」と「8番人気の降級馬」では、勝率は天と地ほど違ってくるわけです。

ですから、「降級馬の勝率」は人気に依存する、ということになります。



▼例えば、同じ降級馬であっても、1番人気と9番人気では、全然勝率が違うわけです。


1番人気の降級馬
勝率25%

9番人気の降級馬
勝率4%


はい。
こんなに違うわけですね。



▼ただし、上述した通り、勝率と回収率は全く別物です。

1番人気の降級馬は、確かに強いわけですが、回収率はそれほどでもない。というか低い。

上記のデータは勝率で並べましたが、今度は回収率で見てみます。


1番人気の降級馬
単勝回収率 58%

9番人気の降級馬
単勝回収率 139%


はい。
大逆転です。

1番人気の降級馬は、フィルタリングなしで買い続けると、大負けします。

逆に、9番人気の降級馬は、単純に単勝を買い続けるだけでも、プラス収支になっています。
(あくまで2010~2016の夏競馬データです)



▼このように、降級馬と一言で言っても、様々なアプローチ手法がある。

「降級馬だから買い!」という感じで、単純に考えてしまうと、回収率は上がりません。


なので、「この降級馬は、儲かる降級馬か?それとも儲からない降級馬か?」

このように考えていくことが重要だと、私ブエナは思うわけです。



▼さて、冒頭でも少し書きましたが、JRAから驚きの発表。

「2019年夏、降級制度廃止」

です。

まあ、以前からこのような論調はあったわけですが、ついに廃止ですね。



▼降級制度を廃止する事で、1600万・オープンといった高額条件競走の増加を目指す。

降級制度がそのままだと、ハイクラスの馬が降級して、いなくなってしまい、少頭数のレースばかりになってしまいます。

当ブログでも、少頭数のレースは回収率を上げにくいと書いています。

なので、私ブエナは降級制度の廃止は、良い方向に進んでいくのではないかと思います。



▼ただ、「名目上のオープン馬だけど、全く通用しない馬」

というのも増えてくると思うわけです。

そうなってくると、「頭数は揃っているが、明らかに弱い馬がたくさんいる」みたいなレースも増えてくるかもしれない。

これだと実質、少頭数のレースと同じになってしまうのではないか?という懸念も確かにあります。



▼でも、競馬はギャンブルという側面が強く出ているので、どんなに弱い馬でも、魅力的なオッズがつけば売れる。

宝くじ感覚で、大穴馬券を購入する人はいなくならないと、私ブエナは考えます。

そう考えると、オープン級のレースの頭数が増える新システムは、悪くないのかもしれません。



▼まあこのように、競馬におけるアプローチというのは、ひとひねりしないと利益が出ないものだったりします。

単純に、強い馬とか勝率が高い馬を探すのは簡単なんです。

でも、そのような馬を狙っても、まず利益は出ない。



▼これが、「強い馬と、儲かる馬は全く違う」と、私ブエナが常日頃から言っている意味です。

馬券においては、「儲かる馬」を買い続けないと利益を出すことはできません。

強い馬を探しても、利益には全く貢献しないわけです。



▼多くの人は、強い馬とか勝率の高い馬を探そうとします。

確かに、それをすることによって、的中率は上がる。

勝率が高い馬を、単勝や1着固定で狙えば、的中率は当然上がるわけです。



▼でも、回収率は全く別物。

馬券の世界においては、的中率と回収率が、表の世界と裏の世界のように存在している。

全く別の世界が2つあるイメージですね。



▼私たちの目的は、馬券で利益を出す事ですから、表の世界をいくら探しても無意味。

裏の世界、つまり回収率を高めるための戦略を追い求めていく必要があるわけです。


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