東京競馬場で有利な枠は?狙い方。東京2400mは内枠有利?雨・重馬場・不良馬場では?
東京競馬場で有利な枠は?
私(ブエナ)の経験則で書けば、
「東京芝コースで有利な枠は、当然内枠だと思う。1~9番が有利な印象」
「逆に、東京で不利な枠は外枠。14番より外枠になると、連対率が下がる感じ」
「ちなみにこれらは芝のレースの話で、ダートの内枠はむしろ不利な気がする」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼ダービーの時にマツリダ予想で、東京コースは内枠が有利というトークが展開されていたので、東京コースの馬券の買い方も含めて、いろいろ調べてみました。
果たして、「東京2400m」は、本当に内枠が有利なのか?
↓
▼まず、過去5年の重賞レースでの、馬番別の「東京2400m 単勝回収率」は↓
(上が1枠1番。下が18番)
(単位%)
(ブエナ調べ)
184
45
123
224
135
38
25
0
42
36
230
0
0
24
28
0
18
21
こんな感じです。
重賞レースに絞っているため、n数が少なく、若干のばらつきが出ていますが、基本的には確かに内枠の回収率が突出しています。
▼データの抽出を、重賞レースから、全クラスに広げたとしても、やはり「東京2400m 」は、内枠の回収率が高くなります。
東京コースは広いので、競馬ファンも意外と枠順による有利不利は意識しないようですが、実は小回りコースよりも東京の方が、内枠のメリットは大きかったりする印象。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼内枠有利といえば、「中山1600m」
このコースは、カーブがきつく、外を回ると距離のロスが大きいです。
ただ、「中山1600m」は、回収率にすると、それほど内枠が儲かるわけではなかったりする。
すでに「中山1600mは内枠が絶対有利」という常識が有名になりすぎていて、オッズに反映されてしまっているからですね。
(注:中山1600mは、勝率で言えば、内枠が断然有利です)
▼では、東京2400だけでなく、東京コースはすべての距離で内枠が有利なのか?
これについては、
「東京2400m以外の距離では、内枠絶対有利とは言えない」印象です。
▼確かに、外枠よりは内枠の方が回収率は高くなりますが、東京2400のように、歴然とした差があるとは言えない。
特に、東京1400~1600の短距離の場合は、それほど枠順は気にしなくてもよいかと思います。外枠でも狙える感じ。
東京1800~2000については、外枠は不利ですが、内枠が絶対有利というほどではないです。
▼ちなみに、「雨が降って重馬場になる」と、インコースが痛むので、内枠が不利になるケースがあります。
なので一般的には、雨が降ると内枠の馬は割引ということになります。
ただ、このような重馬場・不良馬場といった条件でも、東京2400だと、やっぱり内枠が回収率が高いですね。
ロジユニヴァースが勝ったダービーなどは、不良馬場で、1枠1番での勝利でした。懐かしいですね。
▼さて、それでは東京競馬場の、さらなる具体的なデータも見てみましょう。
【東京競馬場データ】 2005~2015
特別戦
1574レース分析
◆東京芝1600m
偶数枠
勝率7.7%
単勝回収率104%
奇数枠
勝率5.9%
単勝回収率46%
はい。
競馬の場合、偶数枠の方が有利なのは定説です。
これは、偶数枠は「後入れ」だから。
逆に、奇数枠は、「先入れ」なので、ゲートの中で長く待たされるため、出遅れるリスクが高くなる。
まあそれにしても、東京芝1600の偶数枠は、非常に回収率が高くなっています。要注意ですね。
ちなみに、東京芝1600は、特に内枠有利という事はないです。
◆東京芝2000m
1~8番枠
勝率8.8%
単勝回収率85%
9~18番枠
勝率5.7%
単勝回収率47%
はい。
天皇賞秋が行われる「東京芝2000」は、内枠有利となっています。
このコースは特に、「13番~18番」の期待値が低くなりがちで、長期的な回収率の向上を考えると、13番より外の馬は、少し評価を下げる方が良いかもしれません。
私ブエナの場合は、「東京芝2000m」の外枠は、やや評価を下げています。
◆東京ダート1600m
1~3番枠
勝率4.1%
単勝回収率23%
10~13番枠
勝率6.8%
単勝回収率111%
はい。
武蔵野ステークスなどの重賞レースが行われる、「東京ダート1600」では、極端な内枠は圧倒的に不利で、
逆に、真ん中の、10~13番枠が高回収率となっています。
(ブエナ調べ)
いつも書いていますが、ダートは内枠に入ると、馬の顔に「砂」が飛んでくるので、不利なのかなと。
特に、この東京ダート1600は、1~3番枠の期待値が低いので、迷った時は、外目の馬を選択していく方が、長期的な回収率を向上させやすいのではないかと、私は考えています。
▼ということで本日は、東京競馬場の枠順の有利不利について、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。
コース形態によって、有利な枠順というのは厳然と存在するわけですが、これだけでは馬券は取れないのが競馬の難しいところ。
なぜなら、「芝の長さ」「芝の痛み方」「前残りの馬場か?差せる馬場か?」
このような要素が絡んでくるからです。
▼なので、馬券を検討する際の枠順の考え方としては、私ブエナのやり方としては、
「土曜日の結果を見て、前残りか?差せるか?内枠か?外枠か?」
これを判断します。
過去の何十年のデータよりも、まずは直近のレース結果が重要になります。
その上で、過去のデータを絡めていけば、日曜日の重賞で内枠が有利なのか?それとも外枠が有利か?
それが土曜日の段階で、だんだんと見えてくるものです。
ご参考まで。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼東京競馬場で有利な枠についての考察を続けます。
東京コースで、枠順に顕著な差が出ているのは、先ほども書いたとおり、「東京2400m」かと。
ダービーやジャパンカップが行われる、この東京2,400メートルは、はっきりと内枠有利の傾向にあります。
(ブエナ調べ)
▼私ブエナの予想方法で言えば、「東京2,400メートルの、1~5番枠は特注」という感じで意識しています。
勝率で言えば、4番。
競馬においては、4番枠が最も有利な枠順になることが多い印象です。
なぜなら、「内枠で、かつ偶数枠。後入れ。2番だと内すぎて窮屈だが、4番枠は理想的」という形になることが多いと思うからです。
▼東京2,400メートルでも、4番枠の成績は良い。
2010~2016年のデータでは、
単勝回収率 163%
となっています。
これは絶好の狙い目。
▼大きなレースで言えば、2014年のジャパンカップ。
エピファネイアが4馬身差で圧勝した時も、東京2,400メートルの4番枠でした。
このレースは、私ブエナも、三連複万馬券クリーンヒットだったので、よく覚えています。
▼ちなみに、このレースの2着は、世界のジャスタウェイ。
ジャスタウェイは、「1番枠」でした。
この2頭は確かにスターホースですが、それと同時に、まさに東京2,400メートルの内枠有利が、顕著に出たレースだったとも思います。
▼ちなみにこの時のジャパンカップ。
6着までの馬番は、
4
1
15
3
6
2
です。
偶然?
偶然にしては偏りすぎている。
ちなみに3着の15番、スピルバーグは、最後方からの追い込みだったので、あまり枠順の影響を受けていない。
そう考えると、2014年のジャパンカップは、内枠の馬が恩恵を受けたレースだったと言えるのかもしれません。
▼ちなみに、この東京2400m。
1番人気が強いコースでもあります。
【東京2400mデータ】 2007~2017.9
重賞レース(ブエナ調べ)
1番人気
単勝回収率 92%
複勝回収率 101%
はい。
過去データでは、東京2400mの重賞レースで、1番人気の複勝を買い続けるだけでプラスになっている。
▼ダービー・オークス・ジャパンカップなど、日本を代表するビッグレースが繰り広げられる東京2400mは、1番人気の精度が高い。
つまり、競馬新聞をはじめとするメディア記者が、真剣に取材をしているのかなと。
日本競馬のオッズは、ほとんど競馬新聞の印で決まっている感じなので、競馬記者が適当な印をつけると、そのレースは荒れることになる。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼さて、そんな東京2400m。
強いとされる1番人気と、内目の枠。
この2つを合わせるとどうなるか?
【東京2400mデータ】 1番人気かつ、1~9番枠
2007~2017.9
重賞レース(ブエナ調べ)
単勝回収率 135%
複勝回収率 109%
はい。
東京2400mの重賞レースで、1番人気が内目の枠に入ったら、無理に逆らわないほうがいいのかなと。
私ブエナも、この戦略でいつもオーソドックスに予想していますが、的中率は高い印象です。
▼まぁ要するに、東京2400mで1番人気馬が内枠だったら、そこから流せば良いと。
かなりシンプルな考え方ですが、過去のデータから考えても、なかなか使える感じです。
▼複勝回収率なら外枠でもOK。
単勝回収率なら内枠が圧勝。
という事は、あなたが狙う馬券種によって、どの枠の馬を狙うかが変わってくるわけです。
▼例えばあなたが、ダービーで三連複を買うとする。
ダービーは1番人気馬が強いので、1番人気からの三連複ながしを考えたとする。
でも1番人気は外枠だった。
さて、どうするか?
▼この場合は、構わず、その外枠の1番人気馬から、三連複ながしで良いということになります。
なぜなら、東京2400mの1番人気馬は、外枠でも複勝回収率が高いからです。
複勝回収率が高いということは、複勝率が高いということ。
ならば、三連複の軸に使える、ということになるからですね。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼では次に、ダービーであなたが三連単の1着固定を狙うとする。
1番人気馬を、1着固定にしたい。
でも1番人気馬は外枠だった。
さて、どうするか?
▼この場合は、1番人気馬を1着固定にしない方がいい。
なぜなら、東京2400mの1番人気馬は、外枠だと単勝回収率が低いからです。
単勝回収率が低い馬を、三連単の1着固定にすると、長期回収率は当然下がります。
だからこの場合は、三連複に切り替えるか、別の人気馬(内枠の)を三連単の1着固定にした方が、長期回収率は上がりやすいと思うわけです。
▼では次に、また具体的なデータを見てみましょう。
【東京競馬場(芝)の重賞レース馬番別「連対率」データ】2010~2020年
16.1%
15.3%
13.4%
17.1%
12.1%
16.5%
12.1%
11.9%
14.5%
11.3%
8.3%
13.5%
11.8%
8.8%
12.5%
12.8%
8.3%
8.0%
(※上から1~18番枠)
はい。
ここでは、すべての距離を合算して、「連対率」をデータ分析してみました。
では、傾向を見てみましょう。
▼まず、一目瞭然ですが、明らかに内枠の方が連対率が高くなっています。
最内の1番枠と、大外の18番枠では、連対率が2倍以上も違います。
やはり東京コースでは、内枠が有利と言えますね。
▼馬番別の連対率を見ていくと、1~6番枠の連対率が高いことが分かります。
そして、やはり偶数枠ですね。偶数枠は連対率が非常に高くなっているのが分かります。
▼一方、奇数枠では、1番枠がやはり高い連対率になっている。
東京コースでは、1番枠が有利になるケースが多いわけです。
ちなみに1番枠は、単勝回収率106%・複勝回収率115%と、回収率ベースで見ても、非常に高い回収率になっています。
東京競馬場の芝の重賞レースで、1番枠の単複を買っておけば、過去10年ではプラス収支になっていたということです。
▼このことから、東京競馬場の重賞レースで勝負する場合は、「内枠の馬」を軸にすると、的中率と回収率が高くなりやすいことがわかります。
では次に、人気馬の枠順別データを見てみましょう。
【東京競馬場の芝重賞レース。1~2番人気。単勝回収率】2010~2020年
94(%)
91
74
100
69
87
36
53
104
61
36
56
123
52
63
154
80
212
(※上から1~18番枠)
はい。
東京競馬場の芝の重賞レースで、1~2番人気の馬番別データは、上記の通りになります。
上記は、単勝回収率のデータです。
▼これも分かりやすい傾向になっていて、1~6番枠の単勝回収率が高めになっています。
これはつまり、「1~6番枠の1~2番人気馬は、勝つ確率が高い」ということになるわけです。
▼そう考えると、東京競馬場の芝重賞レースで、人気馬が内枠なら、「単勝」もしくは「1着固定」が有効になるケースが多いということになります。
そして、内枠の人気馬は、単系馬券だけでなく、複系馬券(三連複・ワイドなど)の軸としても期待値が高くなります。
なぜなら、複勝回収率も高いから。
要するに、東京競馬場の芝の重賞レースでは、1~6番枠の人気馬は、常に回収率が高くなりやすいということになります。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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私(ブエナ)の経験則で書けば、
「東京芝コースで有利な枠は、当然内枠だと思う。1~9番が有利な印象」
「逆に、東京で不利な枠は外枠。14番より外枠になると、連対率が下がる感じ」
「ちなみにこれらは芝のレースの話で、ダートの内枠はむしろ不利な気がする」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼ダービーの時にマツリダ予想で、東京コースは内枠が有利というトークが展開されていたので、東京コースの馬券の買い方も含めて、いろいろ調べてみました。
果たして、「東京2400m」は、本当に内枠が有利なのか?
↓
▼まず、過去5年の重賞レースでの、馬番別の「東京2400m 単勝回収率」は↓
(上が1枠1番。下が18番)
(単位%)
(ブエナ調べ)
184
45
123
224
135
38
25
0
42
36
230
0
0
24
28
0
18
21
こんな感じです。
重賞レースに絞っているため、n数が少なく、若干のばらつきが出ていますが、基本的には確かに内枠の回収率が突出しています。
▼データの抽出を、重賞レースから、全クラスに広げたとしても、やはり「東京2400m 」は、内枠の回収率が高くなります。
東京コースは広いので、競馬ファンも意外と枠順による有利不利は意識しないようですが、実は小回りコースよりも東京の方が、内枠のメリットは大きかったりする印象。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼内枠有利といえば、「中山1600m」
このコースは、カーブがきつく、外を回ると距離のロスが大きいです。
ただ、「中山1600m」は、回収率にすると、それほど内枠が儲かるわけではなかったりする。
すでに「中山1600mは内枠が絶対有利」という常識が有名になりすぎていて、オッズに反映されてしまっているからですね。
(注:中山1600mは、勝率で言えば、内枠が断然有利です)
▼では、東京2400だけでなく、東京コースはすべての距離で内枠が有利なのか?
これについては、
「東京2400m以外の距離では、内枠絶対有利とは言えない」印象です。
▼確かに、外枠よりは内枠の方が回収率は高くなりますが、東京2400のように、歴然とした差があるとは言えない。
特に、東京1400~1600の短距離の場合は、それほど枠順は気にしなくてもよいかと思います。外枠でも狙える感じ。
東京1800~2000については、外枠は不利ですが、内枠が絶対有利というほどではないです。
▼ちなみに、「雨が降って重馬場になる」と、インコースが痛むので、内枠が不利になるケースがあります。
なので一般的には、雨が降ると内枠の馬は割引ということになります。
ただ、このような重馬場・不良馬場といった条件でも、東京2400だと、やっぱり内枠が回収率が高いですね。
ロジユニヴァースが勝ったダービーなどは、不良馬場で、1枠1番での勝利でした。懐かしいですね。
▼さて、それでは東京競馬場の、さらなる具体的なデータも見てみましょう。
【東京競馬場データ】 2005~2015
特別戦
1574レース分析
◆東京芝1600m
偶数枠
勝率7.7%
単勝回収率104%
奇数枠
勝率5.9%
単勝回収率46%
はい。
競馬の場合、偶数枠の方が有利なのは定説です。
これは、偶数枠は「後入れ」だから。
逆に、奇数枠は、「先入れ」なので、ゲートの中で長く待たされるため、出遅れるリスクが高くなる。
まあそれにしても、東京芝1600の偶数枠は、非常に回収率が高くなっています。要注意ですね。
ちなみに、東京芝1600は、特に内枠有利という事はないです。
◆東京芝2000m
1~8番枠
勝率8.8%
単勝回収率85%
9~18番枠
勝率5.7%
単勝回収率47%
はい。
天皇賞秋が行われる「東京芝2000」は、内枠有利となっています。
このコースは特に、「13番~18番」の期待値が低くなりがちで、長期的な回収率の向上を考えると、13番より外の馬は、少し評価を下げる方が良いかもしれません。
私ブエナの場合は、「東京芝2000m」の外枠は、やや評価を下げています。
◆東京ダート1600m
1~3番枠
勝率4.1%
単勝回収率23%
10~13番枠
勝率6.8%
単勝回収率111%
はい。
武蔵野ステークスなどの重賞レースが行われる、「東京ダート1600」では、極端な内枠は圧倒的に不利で、
逆に、真ん中の、10~13番枠が高回収率となっています。
(ブエナ調べ)
いつも書いていますが、ダートは内枠に入ると、馬の顔に「砂」が飛んでくるので、不利なのかなと。
特に、この東京ダート1600は、1~3番枠の期待値が低いので、迷った時は、外目の馬を選択していく方が、長期的な回収率を向上させやすいのではないかと、私は考えています。
▼ということで本日は、東京競馬場の枠順の有利不利について、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。
コース形態によって、有利な枠順というのは厳然と存在するわけですが、これだけでは馬券は取れないのが競馬の難しいところ。
なぜなら、「芝の長さ」「芝の痛み方」「前残りの馬場か?差せる馬場か?」
このような要素が絡んでくるからです。
▼なので、馬券を検討する際の枠順の考え方としては、私ブエナのやり方としては、
「土曜日の結果を見て、前残りか?差せるか?内枠か?外枠か?」
これを判断します。
過去の何十年のデータよりも、まずは直近のレース結果が重要になります。
その上で、過去のデータを絡めていけば、日曜日の重賞で内枠が有利なのか?それとも外枠が有利か?
それが土曜日の段階で、だんだんと見えてくるものです。
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▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
東京2400メートルは本当に内枠有利なのか?
▼東京競馬場で有利な枠についての考察を続けます。
東京コースで、枠順に顕著な差が出ているのは、先ほども書いたとおり、「東京2400m」かと。
ダービーやジャパンカップが行われる、この東京2,400メートルは、はっきりと内枠有利の傾向にあります。
(ブエナ調べ)
▼私ブエナの予想方法で言えば、「東京2,400メートルの、1~5番枠は特注」という感じで意識しています。
勝率で言えば、4番。
競馬においては、4番枠が最も有利な枠順になることが多い印象です。
なぜなら、「内枠で、かつ偶数枠。後入れ。2番だと内すぎて窮屈だが、4番枠は理想的」という形になることが多いと思うからです。
▼東京2,400メートルでも、4番枠の成績は良い。
2010~2016年のデータでは、
単勝回収率 163%
となっています。
これは絶好の狙い目。
▼大きなレースで言えば、2014年のジャパンカップ。
エピファネイアが4馬身差で圧勝した時も、東京2,400メートルの4番枠でした。
このレースは、私ブエナも、三連複万馬券クリーンヒットだったので、よく覚えています。
▼ちなみに、このレースの2着は、世界のジャスタウェイ。
ジャスタウェイは、「1番枠」でした。
この2頭は確かにスターホースですが、それと同時に、まさに東京2,400メートルの内枠有利が、顕著に出たレースだったとも思います。
▼ちなみにこの時のジャパンカップ。
6着までの馬番は、
4
1
15
3
6
2
です。
偶然?
偶然にしては偏りすぎている。
ちなみに3着の15番、スピルバーグは、最後方からの追い込みだったので、あまり枠順の影響を受けていない。
そう考えると、2014年のジャパンカップは、内枠の馬が恩恵を受けたレースだったと言えるのかもしれません。
▼ちなみに、この東京2400m。
1番人気が強いコースでもあります。
【東京2400mデータ】 2007~2017.9
重賞レース(ブエナ調べ)
1番人気
単勝回収率 92%
複勝回収率 101%
はい。
過去データでは、東京2400mの重賞レースで、1番人気の複勝を買い続けるだけでプラスになっている。
▼ダービー・オークス・ジャパンカップなど、日本を代表するビッグレースが繰り広げられる東京2400mは、1番人気の精度が高い。
つまり、競馬新聞をはじめとするメディア記者が、真剣に取材をしているのかなと。
日本競馬のオッズは、ほとんど競馬新聞の印で決まっている感じなので、競馬記者が適当な印をつけると、そのレースは荒れることになる。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼さて、そんな東京2400m。
強いとされる1番人気と、内目の枠。
この2つを合わせるとどうなるか?
【東京2400mデータ】 1番人気かつ、1~9番枠
2007~2017.9
重賞レース(ブエナ調べ)
単勝回収率 135%
複勝回収率 109%
はい。
東京2400mの重賞レースで、1番人気が内目の枠に入ったら、無理に逆らわないほうがいいのかなと。
私ブエナも、この戦略でいつもオーソドックスに予想していますが、的中率は高い印象です。
▼まぁ要するに、東京2400mで1番人気馬が内枠だったら、そこから流せば良いと。
かなりシンプルな考え方ですが、過去のデータから考えても、なかなか使える感じです。
▼複勝回収率なら外枠でもOK。
単勝回収率なら内枠が圧勝。
という事は、あなたが狙う馬券種によって、どの枠の馬を狙うかが変わってくるわけです。
▼例えばあなたが、ダービーで三連複を買うとする。
ダービーは1番人気馬が強いので、1番人気からの三連複ながしを考えたとする。
でも1番人気は外枠だった。
さて、どうするか?
▼この場合は、構わず、その外枠の1番人気馬から、三連複ながしで良いということになります。
なぜなら、東京2400mの1番人気馬は、外枠でも複勝回収率が高いからです。
複勝回収率が高いということは、複勝率が高いということ。
ならば、三連複の軸に使える、ということになるからですね。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼では次に、ダービーであなたが三連単の1着固定を狙うとする。
1番人気馬を、1着固定にしたい。
でも1番人気馬は外枠だった。
さて、どうするか?
▼この場合は、1番人気馬を1着固定にしない方がいい。
なぜなら、東京2400mの1番人気馬は、外枠だと単勝回収率が低いからです。
単勝回収率が低い馬を、三連単の1着固定にすると、長期回収率は当然下がります。
だからこの場合は、三連複に切り替えるか、別の人気馬(内枠の)を三連単の1着固定にした方が、長期回収率は上がりやすいと思うわけです。
▼では次に、また具体的なデータを見てみましょう。
【東京競馬場(芝)の重賞レース馬番別「連対率」データ】2010~2020年
16.1%
15.3%
13.4%
17.1%
12.1%
16.5%
12.1%
11.9%
14.5%
11.3%
8.3%
13.5%
11.8%
8.8%
12.5%
12.8%
8.3%
8.0%
(※上から1~18番枠)
はい。
ここでは、すべての距離を合算して、「連対率」をデータ分析してみました。
では、傾向を見てみましょう。
▼まず、一目瞭然ですが、明らかに内枠の方が連対率が高くなっています。
最内の1番枠と、大外の18番枠では、連対率が2倍以上も違います。
やはり東京コースでは、内枠が有利と言えますね。
▼馬番別の連対率を見ていくと、1~6番枠の連対率が高いことが分かります。
そして、やはり偶数枠ですね。偶数枠は連対率が非常に高くなっているのが分かります。
▼一方、奇数枠では、1番枠がやはり高い連対率になっている。
東京コースでは、1番枠が有利になるケースが多いわけです。
ちなみに1番枠は、単勝回収率106%・複勝回収率115%と、回収率ベースで見ても、非常に高い回収率になっています。
東京競馬場の芝の重賞レースで、1番枠の単複を買っておけば、過去10年ではプラス収支になっていたということです。
▼このことから、東京競馬場の重賞レースで勝負する場合は、「内枠の馬」を軸にすると、的中率と回収率が高くなりやすいことがわかります。
では次に、人気馬の枠順別データを見てみましょう。
【東京競馬場の芝重賞レース。1~2番人気。単勝回収率】2010~2020年
94(%)
91
74
100
69
87
36
53
104
61
36
56
123
52
63
154
80
212
(※上から1~18番枠)
はい。
東京競馬場の芝の重賞レースで、1~2番人気の馬番別データは、上記の通りになります。
上記は、単勝回収率のデータです。
▼これも分かりやすい傾向になっていて、1~6番枠の単勝回収率が高めになっています。
これはつまり、「1~6番枠の1~2番人気馬は、勝つ確率が高い」ということになるわけです。
▼そう考えると、東京競馬場の芝重賞レースで、人気馬が内枠なら、「単勝」もしくは「1着固定」が有効になるケースが多いということになります。
そして、内枠の人気馬は、単系馬券だけでなく、複系馬券(三連複・ワイドなど)の軸としても期待値が高くなります。
なぜなら、複勝回収率も高いから。
要するに、東京競馬場の芝の重賞レースでは、1~6番枠の人気馬は、常に回収率が高くなりやすいということになります。
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