競馬の軸馬の選び方。本命馬の決め方。人気馬。先行馬。騎手は不問
軸馬の選び方。本命馬の決め方
▼軸馬を選ぶ基準は何か?
私(ブエナ)の経験則で書けば、
「軸馬は、人気馬の中で複勝回収率が高い馬を選ぶと、長期回収率が上がりやすいと思う」
「具体的には、枠順・脚質・前走内容・前走人気。私の場合はこのあたりを見ることが多い」
それではこの件について、具体的に考察してみましょう。
▼私ブエナの感覚では、競馬で勝つには、基本的には「流し」か「フォーメーション」で、馬券を買うのが、効率が良いと考えます。
ボックス馬券というのは、慣れていないと回収率を上げにくいので、流し馬券かフォーメーション馬券が基本になるかと。
▼そして、その際に使用する、肝心の「軸馬」の選び方ですが、私の場合は軸馬は「人気馬」から選びます。
▼穴党の人は、あえて誰も注目していないような馬を◎にして、大穴予想だ!みたいな組み立てをする人も多いです。
ですが、人気薄の馬を◎にすると、的中率が極端に低くなるので、資金の回収効率が非常に悪くなってしまいます。
(マツリダ予想より引用)
なので、◎は「人気馬」から選ぶ方が、私は良いと思います。
▼私ブエナのやり方としては、まず軸馬は人気サイドから選ぶ。
そしてある程度、「先行できる馬」の方が的中率・回収率が上がる印象。
追い込み馬は派手ですが、どうしても回収率が悪くなってしまうため、なるべく4コーナーを5番手以内で回ってこれる馬の方が良いかと思います。
▼騎手については、トップジョッキーの方が信頼できそうですが、実際はそうとも言い切れず、軸馬を決めるときには、私はあまり騎手は見ません。
騎手よりも、馬のコース適性・回収期待値を見ます。
(※ただし重賞レースの場合は、騎手の重要性が増すので考慮します)
▼◎は人気馬から選ぶわけですから、それほど迷うこともないかと思います。
私の場合は、軸馬は、人気上位3頭くらいの中から選ぶことが多いです。
軸馬を人気馬にして、相手は基本的には人気薄に流します。
これが馬券で回収率を上げるために、最もシンプルな方法だと思う。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼「1番人気と2番人気の馬連」・・などという本命サイドの馬券は的中率は高いのですが、長期的には、馬券収支が赤字になりやすくなるので、押さえまでにしておくのが良いかと。
(私は押さえでも買いません)
勝負は、「人気馬と人気薄の組み合わせ」の馬券とするのが、期待値を考えると良いかなと思う。
(マツリダ予想より引用②)
▼ちなみに、
「実績的にはどう考えても上位なのに、なぜか人気がない馬」
というのは、調教過程が悪かったり、体調が悪かったりするケースが多いので、これをおいしいと判断して軸にし、ガッツリと馬券を買うのは避けた方が良い気がします。
あくまで軸馬は人気馬から選ぶ。その方が長期的には安定すると思う。
▼さて、先ほど「軸馬選びに騎手は関係ない」と書きましたが、騎手を考慮する場合は、
「人気馬に乗って、成績が良い騎手」
を選ぶことになります。
騎手のうまい・下手と言うと、絶対的なもののように考えている人も多いのですが、そうではなく、騎手にはそれぞれ特徴があります。
要するに、「穴騎手」とか「軸騎手」といった適性があると思うわけ。
▼具体的な、騎手のデータを見てみましょう。
通常、1番人気の連対率の平均は、「約40~50%」です。
(全レースの平均)
この「連対率40~50%」を1つの基準として、これを上回る騎手は、人気馬に乗って好成績の騎手と言えます。
では、簡単に分析してみましょう。
【ダートで1番人気に乗った時の連対率】
2010~2015.9
6280レース分析
福永騎手 60%
戸崎騎手 44%
はい。
一般的には、「戸崎圭太はうまい」「福永祐一ヘタ」とか言われていますが、ダートの1番人気に乗った時の連対率は、福永祐一の圧勝となっています。
距離やクラスによっても、また話は違ってくるのですが、平均的には、福永祐一騎手のダート1番人気は、軸としては信頼できると言えます。
(※1着で来るかどうかは別問題。あくまでも軸信頼度です)
▼芝のレースも見てみましょう
【芝で1番人気に乗った時の連対率】
ミルコ・デムーロ 64%(1600~1800m)
はい。
今度は条件を限定してみました。
ミルコ・デムーロは、芝の1600~1800mで1番人気なら、連対率64%というデータ。素晴らしい成績。
この条件なら、Mデムーロ騎手の1番人気を積極的に軸にしても良い感じですね。
▼このように、騎手にはそれぞれ「得意な条件」があります。
それをあらかじめ分析しておいて、該当する場合に軸馬とする。
このようなルールを自分の中に決めておけば、予想をする際も不必要に迷うことなく、長期的な回収率を高めることが可能になると思います。
▼軸馬を選ぶときは、騎手だけでなく、
「そのコースで有利な枠」とか「そのコースで回収率が高い種牡馬」などなど、切り口は無限にあります。
このアプローチ数の多さが競馬の魅力であり、難しいところでもあると思います。
軸馬を決めるときには、「自分なりの軸馬ルール」をあらかじめ決めておいて、そこに合致した馬を軸馬にすると、長期的な回収率も上がりやすくなると思います。
▼ということで本日は、競馬の軸馬の選び方について書いてみました。
私なりにまとめると、
「軸馬は、1~4番人気くらいの人気馬のうち、そのレース条件での複勝回収率が高い馬、を選ぶと良いと思う」
「人気薄を軸馬にしても利益を出すことは可能だが、確率の収束までに時間がかかるので、人気馬を軸にした方が、収支は安定すると思う」
私ブエナはこのように考えています。
▼上述の通り、軸馬は条件を限定して、「人気馬に乗った時に、その条件が得意な騎手を軸にする」と、回収率がアップします。
なんとなく軸馬を選ぶのではなく、「その条件で回収率が高い軸馬」を選んでいくこと。
これが軸馬選びでは、重要なポイントだと思います。
ご参考まで。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼さて、シンプルに人気馬で複勝回収率が高い(低い)条件を探してみましょう。
【1~3番人気データ】 中央特別
2010~2016.9
2344レース分析(ブエナ調べ)
■平均複勝回収率 82%
■7歳以上 73%
■419kg以下 65%
はい。
まず、競馬というのは基本的に若い馬の方が儲かりやすいので、1~3番人気でも、7歳以上になると複勝回収率が10%も下がります。
ただ、高齢馬は数が少ないので、「もし軸で迷ったときには、若い馬を狙う」という程度の認識でも良いかと思います。
▼あと、軸馬選びには、「馬体重」も意外と影響することがあります。
先ほど、若い馬の方が儲かりやすいと書きましたが、競馬では、体が大きい馬の方が儲かりやすいという面もあります。
馬格がないと、当たり負けするし、不利を受けやすい。
特に、内枠に入ったときなどは、小柄な馬は期待値が下がりやすくなる印象です。
▼なので私ブエナの場合は、「軸に迷ったら、体が大きい馬を選ぶ」という基準もあります。
ディープインパクトなど、小柄で強い馬ももちろんいますが、あくまでも平均的な話になります。
私の基準では、「馬体重500キロ前後」が、回収率が高くなりやすい印象です。
▼それから、「軸馬の脚質」
これは結構重要だと思う。
簡単に言えば、軸馬はなるべく先行できる馬の方が回収率は安定しやすい印象。
人気になりやすいのは、末脚がしっかりした差し・追い込み馬だったりするわけですが、後ろから行く馬は不利を受けやすく、どうしても回収率が上がりにくい。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼追い込みは、競馬のロマンです。
シンガリから直線だけですべての馬をごぼう抜きにする追い込み馬は、本当に心震えます。
しかしながら、この心理状態が競馬の罠でもある。
▼感動的な追い込み馬は、過剰人気になりやすい。
最後方から進むだけでも不利なのに、過剰人気になってしまうと、どうしても長期的な回収率は上がりにくくなる。
だから軸馬選びでは、「直線一気」のタイプは、ちょっと不向きかなと思うわけです。
▼その点で、道中2~5番手につけて、直線で抜け出してくるタイプ。
このタイプは地味です。
しかし、能力の高い馬がこの競馬をすると、非常に好走確率が高くなる。
なので、軸馬として信頼できるのは「先行馬」かなと、私ブエナは考えているわけです。
▼尚、「逃げ馬」は微妙なところなんですが、逃げ馬はクラスが上がるほど、軸馬には向かなくなるような気がする。
人気の逃げ馬は、他馬からのマークが厳しく、潰されてしまうからです。
やはり格言通り、逃げ馬を狙う時は、「人気薄の逃げ馬」が、良さそうです。
▼あとは、「枠順」
軸馬を選ぶ場合、枠順は意外と重要だったりします。
私ブエナも、枠順はかなり神経質にチェックします。
▼具体的に、どの枠順が軸馬に向いているのか?
これはコースやレース条件によって全然違ってきます。
多くの人は、「芝の重賞レース」を購入することが多いと思うので、その条件で考えてみると、
「内枠」の方がやはり信頼度は増すかと。
▼内枠有利というのは、「軸馬が人気馬」かつ「芝の中長距離」のデータです。
(ブエナ調べ)
なので、芝の短距離戦やダート戦の場合は、この限りでは無い。
▼ほとんどの重賞レースは、「芝の中長距離」なので、私の場合は、内枠の人気馬を意識して予想を構成します。
もちろん馬場状態が「外差し」の場合は、内枠が不利になるんですが、現代競馬は馬場の整備が行き届いているので、基本的には内枠が有利になりやすい。
▼人気馬が内枠に入ると、周りを囲まれて進路がなくなるリスクがあります。
これで惨敗することもよくあるわけですが、長期的に考えていくと、このような惨敗は織り込み済みで問題なし。
惨敗することもあるが、きれいに内を抜けて勝つこともある。
長期的に考えると、安全策で外枠の馬を軸にするより、思い切って内枠の馬を軸にした方が回収率は上がりやすくなると、私ブエナは考えるわけです。
▼ではここで、具体的なデータを見てみましょう。
【芝の重賞レース。1~3番人気。枠順別の複勝回収率】2010~2020年
85(%)
82
83
76
78
83
75
79
※上から1~8枠
はい。
重賞レースでの、人気馬の枠順別成績です。
ここでは、軸馬の選び方を検証しているので、複勝回収率を記載しています。
▼このデータを見た感じでは、やはり内枠の方が有利になっているのがわかります。
芝の重賞レースでは、1~3枠の人気馬を中心に軸馬を考えていくと、回収率が上がりやすくなります。
▼ちなみに、単勝回収率も見てみましょう。
【芝の重賞レース。1~3番人気。枠順別の単勝回収率】2010~2020年
94(%)
84
98
69
72
83
76
85
※上から1~8枠
はい。
単勝回収率で見ると、さらに分かりやすい傾向になっています。
単勝回収率でも、1~3枠の人気馬は、期待値が高いという結果になっているわけです。
▼このことから、芝の競馬で軸馬を選ぶときは、「1~3枠の人気馬」が、まずは中心になります。
これを意識するだけでも、年間回収率は10%くらいは違ってくると思います。
▼ちなみに、このような内枠有利は、芝の重賞レースでの特徴です。
確認のため、ダートレースでのデータもチェックしておきましょう。
【ダートの重賞レース。1~3番人気。枠順別の複勝回収率】2010~2020年
96(%)
84
81
77
73
95
96
74
※上から1~8枠
はい。
ダートの場合、1.6.7枠の複勝回収率が高くなっています。
基本的にダートは、砂の上を走るので、内枠より外枠の方が走りやすいわけです。
そのため、芝のレースでは期待値が低かった、6枠と7枠の回収率が高くなっているわけですね。
▼このような、ダートならではの特徴は、実はあまり競馬ファンに知られていません。
なので、ダートでも内枠の馬がよく売れることになる。
その結果、6~7枠の馬の回収率が高くなるんですね。過小評価の状態です。
ゆえに、ダートの重賞レースでは、「6~7枠の人気馬」を意識して軸馬を探していくと、回収率が上がりやすくなるわけです。
▼ちなみに、芝のレースで1~3番人気が1枠だったとき、回収率が高い騎手は下記の通りです↓
武豊
川田将雅
ルメール
福永祐一
横山典弘
彼らは、人気馬で内枠のとき、ロスなく騎乗してくるタイプで、これらの騎手が、重賞レースで内枠なら、積極的に軸馬にしていきたいところです。
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▼軸馬を選ぶ基準は何か?
私(ブエナ)の経験則で書けば、
「軸馬は、人気馬の中で複勝回収率が高い馬を選ぶと、長期回収率が上がりやすいと思う」
「具体的には、枠順・脚質・前走内容・前走人気。私の場合はこのあたりを見ることが多い」
それではこの件について、具体的に考察してみましょう。
▼私ブエナの感覚では、競馬で勝つには、基本的には「流し」か「フォーメーション」で、馬券を買うのが、効率が良いと考えます。
ボックス馬券というのは、慣れていないと回収率を上げにくいので、流し馬券かフォーメーション馬券が基本になるかと。
▼そして、その際に使用する、肝心の「軸馬」の選び方ですが、私の場合は軸馬は「人気馬」から選びます。
▼穴党の人は、あえて誰も注目していないような馬を◎にして、大穴予想だ!みたいな組み立てをする人も多いです。
ですが、人気薄の馬を◎にすると、的中率が極端に低くなるので、資金の回収効率が非常に悪くなってしまいます。
(マツリダ予想より引用)
なので、◎は「人気馬」から選ぶ方が、私は良いと思います。
▼私ブエナのやり方としては、まず軸馬は人気サイドから選ぶ。
そしてある程度、「先行できる馬」の方が的中率・回収率が上がる印象。
追い込み馬は派手ですが、どうしても回収率が悪くなってしまうため、なるべく4コーナーを5番手以内で回ってこれる馬の方が良いかと思います。
▼騎手については、トップジョッキーの方が信頼できそうですが、実際はそうとも言い切れず、軸馬を決めるときには、私はあまり騎手は見ません。
騎手よりも、馬のコース適性・回収期待値を見ます。
(※ただし重賞レースの場合は、騎手の重要性が増すので考慮します)
▼◎は人気馬から選ぶわけですから、それほど迷うこともないかと思います。
私の場合は、軸馬は、人気上位3頭くらいの中から選ぶことが多いです。
軸馬を人気馬にして、相手は基本的には人気薄に流します。
これが馬券で回収率を上げるために、最もシンプルな方法だと思う。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼「1番人気と2番人気の馬連」・・などという本命サイドの馬券は的中率は高いのですが、長期的には、馬券収支が赤字になりやすくなるので、押さえまでにしておくのが良いかと。
(私は押さえでも買いません)
勝負は、「人気馬と人気薄の組み合わせ」の馬券とするのが、期待値を考えると良いかなと思う。
(マツリダ予想より引用②)
▼ちなみに、
「実績的にはどう考えても上位なのに、なぜか人気がない馬」
というのは、調教過程が悪かったり、体調が悪かったりするケースが多いので、これをおいしいと判断して軸にし、ガッツリと馬券を買うのは避けた方が良い気がします。
あくまで軸馬は人気馬から選ぶ。その方が長期的には安定すると思う。
▼さて、先ほど「軸馬選びに騎手は関係ない」と書きましたが、騎手を考慮する場合は、
「人気馬に乗って、成績が良い騎手」
を選ぶことになります。
騎手のうまい・下手と言うと、絶対的なもののように考えている人も多いのですが、そうではなく、騎手にはそれぞれ特徴があります。
要するに、「穴騎手」とか「軸騎手」といった適性があると思うわけ。
▼具体的な、騎手のデータを見てみましょう。
通常、1番人気の連対率の平均は、「約40~50%」です。
(全レースの平均)
この「連対率40~50%」を1つの基準として、これを上回る騎手は、人気馬に乗って好成績の騎手と言えます。
では、簡単に分析してみましょう。
【ダートで1番人気に乗った時の連対率】
2010~2015.9
6280レース分析
福永騎手 60%
戸崎騎手 44%
はい。
一般的には、「戸崎圭太はうまい」「福永祐一ヘタ」とか言われていますが、ダートの1番人気に乗った時の連対率は、福永祐一の圧勝となっています。
距離やクラスによっても、また話は違ってくるのですが、平均的には、福永祐一騎手のダート1番人気は、軸としては信頼できると言えます。
(※1着で来るかどうかは別問題。あくまでも軸信頼度です)
▼芝のレースも見てみましょう
【芝で1番人気に乗った時の連対率】
ミルコ・デムーロ 64%(1600~1800m)
はい。
今度は条件を限定してみました。
ミルコ・デムーロは、芝の1600~1800mで1番人気なら、連対率64%というデータ。素晴らしい成績。
この条件なら、Mデムーロ騎手の1番人気を積極的に軸にしても良い感じですね。
▼このように、騎手にはそれぞれ「得意な条件」があります。
それをあらかじめ分析しておいて、該当する場合に軸馬とする。
このようなルールを自分の中に決めておけば、予想をする際も不必要に迷うことなく、長期的な回収率を高めることが可能になると思います。
▼軸馬を選ぶときは、騎手だけでなく、
「そのコースで有利な枠」とか「そのコースで回収率が高い種牡馬」などなど、切り口は無限にあります。
このアプローチ数の多さが競馬の魅力であり、難しいところでもあると思います。
軸馬を決めるときには、「自分なりの軸馬ルール」をあらかじめ決めておいて、そこに合致した馬を軸馬にすると、長期的な回収率も上がりやすくなると思います。
▼ということで本日は、競馬の軸馬の選び方について書いてみました。
私なりにまとめると、
「軸馬は、1~4番人気くらいの人気馬のうち、そのレース条件での複勝回収率が高い馬、を選ぶと良いと思う」
「人気薄を軸馬にしても利益を出すことは可能だが、確率の収束までに時間がかかるので、人気馬を軸にした方が、収支は安定すると思う」
私ブエナはこのように考えています。
▼上述の通り、軸馬は条件を限定して、「人気馬に乗った時に、その条件が得意な騎手を軸にする」と、回収率がアップします。
なんとなく軸馬を選ぶのではなく、「その条件で回収率が高い軸馬」を選んでいくこと。
これが軸馬選びでは、重要なポイントだと思います。
ご参考まで。
ブエナが使っている競馬サイトを公開
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
軸馬選びの具体例
▼さて、シンプルに人気馬で複勝回収率が高い(低い)条件を探してみましょう。
【1~3番人気データ】 中央特別
2010~2016.9
2344レース分析(ブエナ調べ)
■平均複勝回収率 82%
■7歳以上 73%
■419kg以下 65%
はい。
まず、競馬というのは基本的に若い馬の方が儲かりやすいので、1~3番人気でも、7歳以上になると複勝回収率が10%も下がります。
ただ、高齢馬は数が少ないので、「もし軸で迷ったときには、若い馬を狙う」という程度の認識でも良いかと思います。
▼あと、軸馬選びには、「馬体重」も意外と影響することがあります。
先ほど、若い馬の方が儲かりやすいと書きましたが、競馬では、体が大きい馬の方が儲かりやすいという面もあります。
馬格がないと、当たり負けするし、不利を受けやすい。
特に、内枠に入ったときなどは、小柄な馬は期待値が下がりやすくなる印象です。
▼なので私ブエナの場合は、「軸に迷ったら、体が大きい馬を選ぶ」という基準もあります。
ディープインパクトなど、小柄で強い馬ももちろんいますが、あくまでも平均的な話になります。
私の基準では、「馬体重500キロ前後」が、回収率が高くなりやすい印象です。
▼それから、「軸馬の脚質」
これは結構重要だと思う。
簡単に言えば、軸馬はなるべく先行できる馬の方が回収率は安定しやすい印象。
人気になりやすいのは、末脚がしっかりした差し・追い込み馬だったりするわけですが、後ろから行く馬は不利を受けやすく、どうしても回収率が上がりにくい。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼追い込みは、競馬のロマンです。
シンガリから直線だけですべての馬をごぼう抜きにする追い込み馬は、本当に心震えます。
しかしながら、この心理状態が競馬の罠でもある。
▼感動的な追い込み馬は、過剰人気になりやすい。
最後方から進むだけでも不利なのに、過剰人気になってしまうと、どうしても長期的な回収率は上がりにくくなる。
だから軸馬選びでは、「直線一気」のタイプは、ちょっと不向きかなと思うわけです。
▼その点で、道中2~5番手につけて、直線で抜け出してくるタイプ。
このタイプは地味です。
しかし、能力の高い馬がこの競馬をすると、非常に好走確率が高くなる。
なので、軸馬として信頼できるのは「先行馬」かなと、私ブエナは考えているわけです。
▼尚、「逃げ馬」は微妙なところなんですが、逃げ馬はクラスが上がるほど、軸馬には向かなくなるような気がする。
人気の逃げ馬は、他馬からのマークが厳しく、潰されてしまうからです。
やはり格言通り、逃げ馬を狙う時は、「人気薄の逃げ馬」が、良さそうです。
▼あとは、「枠順」
軸馬を選ぶ場合、枠順は意外と重要だったりします。
私ブエナも、枠順はかなり神経質にチェックします。
▼具体的に、どの枠順が軸馬に向いているのか?
これはコースやレース条件によって全然違ってきます。
多くの人は、「芝の重賞レース」を購入することが多いと思うので、その条件で考えてみると、
「内枠」の方がやはり信頼度は増すかと。
▼内枠有利というのは、「軸馬が人気馬」かつ「芝の中長距離」のデータです。
(ブエナ調べ)
なので、芝の短距離戦やダート戦の場合は、この限りでは無い。
▼ほとんどの重賞レースは、「芝の中長距離」なので、私の場合は、内枠の人気馬を意識して予想を構成します。
もちろん馬場状態が「外差し」の場合は、内枠が不利になるんですが、現代競馬は馬場の整備が行き届いているので、基本的には内枠が有利になりやすい。
▼人気馬が内枠に入ると、周りを囲まれて進路がなくなるリスクがあります。
これで惨敗することもよくあるわけですが、長期的に考えていくと、このような惨敗は織り込み済みで問題なし。
惨敗することもあるが、きれいに内を抜けて勝つこともある。
長期的に考えると、安全策で外枠の馬を軸にするより、思い切って内枠の馬を軸にした方が回収率は上がりやすくなると、私ブエナは考えるわけです。
▼ではここで、具体的なデータを見てみましょう。
【芝の重賞レース。1~3番人気。枠順別の複勝回収率】2010~2020年
85(%)
82
83
76
78
83
75
79
※上から1~8枠
はい。
重賞レースでの、人気馬の枠順別成績です。
ここでは、軸馬の選び方を検証しているので、複勝回収率を記載しています。
▼このデータを見た感じでは、やはり内枠の方が有利になっているのがわかります。
芝の重賞レースでは、1~3枠の人気馬を中心に軸馬を考えていくと、回収率が上がりやすくなります。
▼ちなみに、単勝回収率も見てみましょう。
【芝の重賞レース。1~3番人気。枠順別の単勝回収率】2010~2020年
94(%)
84
98
69
72
83
76
85
※上から1~8枠
はい。
単勝回収率で見ると、さらに分かりやすい傾向になっています。
単勝回収率でも、1~3枠の人気馬は、期待値が高いという結果になっているわけです。
▼このことから、芝の競馬で軸馬を選ぶときは、「1~3枠の人気馬」が、まずは中心になります。
これを意識するだけでも、年間回収率は10%くらいは違ってくると思います。
▼ちなみに、このような内枠有利は、芝の重賞レースでの特徴です。
確認のため、ダートレースでのデータもチェックしておきましょう。
【ダートの重賞レース。1~3番人気。枠順別の複勝回収率】2010~2020年
96(%)
84
81
77
73
95
96
74
※上から1~8枠
はい。
ダートの場合、1.6.7枠の複勝回収率が高くなっています。
基本的にダートは、砂の上を走るので、内枠より外枠の方が走りやすいわけです。
そのため、芝のレースでは期待値が低かった、6枠と7枠の回収率が高くなっているわけですね。
▼このような、ダートならではの特徴は、実はあまり競馬ファンに知られていません。
なので、ダートでも内枠の馬がよく売れることになる。
その結果、6~7枠の馬の回収率が高くなるんですね。過小評価の状態です。
ゆえに、ダートの重賞レースでは、「6~7枠の人気馬」を意識して軸馬を探していくと、回収率が上がりやすくなるわけです。
▼ちなみに、芝のレースで1~3番人気が1枠だったとき、回収率が高い騎手は下記の通りです↓
武豊
川田将雅
ルメール
福永祐一
横山典弘
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