ヴィクトリアマイル2020年回顧。ラヴズオンリーユー・プリモシーンの敗因とアーモンドアイの勝因
ヴィクトリアマイル2020年・敗因分析
▼本日は、ヴィクトリアMの回顧と結果分析を、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼まず、今年のヴィクトリアMを展開面から分析します。
【1000m通過】56.7秒
【ペース】ハイペース
【ベストポジション】インコース・先行
はい。
ラップそのものはハイペースだったんですが、これは高速馬場の影響によるものであり、隊列としては、前残りの隊列でした。
スピードの出る馬場状態だったため、後方待機馬は、全滅。
先行した馬が粘り込む展開となりました。
▼1着アーモンドアイ(1番人気)
牝馬限定戦のメンバーにしては、意外とオッズがついたアーモンドアイ。
これは、前走の有馬記念での惨敗が原因であり、そういう意味では、美味しい狙いどころだったとも言えます。
▼その有馬記念は、先行馬には不利な流れ。
アーモンドアイは、断然人気を背負っていたので、早めに動かざるを得ず、格好の標的となってしまいました。
つまり、有馬記念の敗戦は、展開不向きだったと言えるわけです。
▼アーモンドアイは、東京コースでは無類の強さを発揮しており、負けたのは安田記念の1回だけ。
その安田記念も、スタートでかなりの不利を受けて、ポジションが悪くなってしまったためであり、力負けではありませんでした。
また、高速馬場にも高い適性を示しており、ジャパンカップのスーパーレコードや、天皇賞秋で完勝していました。
▼今回のヴィクトリアマイルも、土曜日は雨でしたが、日曜日は一転して高速馬場に。
こうなると、スピード能力が断然のアーモンドアイは、負ける可能性が低くなってきます。
後はスタートだけだったんですが、今までにない好スタート。
無理なく4番手を確保し、ベストポジションキープ。
一番強い馬がベストポジションを取ってしまうと、その馬が勝ってしまうのが競馬ですね。
▼今回は、ドバイの中止などもあり、相手関係が楽なヴィクトリアマイルを選んできた印象ですが、やはりここでは力が違いましたね。
牝馬限定戦で、あれくらいのオッズがつくなら、断然人気のアーモンドアイからでも、馬券勝負できた印象です。
▼2着サウンドキアラ(4番人気)
重賞3連勝と、最も勢いがあったサウンドキアラ。
ただ、大外18番枠が嫌われて、4番人気まで評価を落としていました。
▼大外枠で、松山弘平騎手がどのように乗ってくるか注目でしたが、スムーズに先行し、距離ロスを最小限にする好騎乗。
高速馬場であり、差しが決まらない馬場状態だったことを考えると、三番手キープは、良い判断だったと思います。
▼松山騎手は、直線で外からアーモンドアイが来た時に、焦って追い出さず、自分の馬の能力を引き出すことだけを考えていた印象です。
もしあの時、焦って追い出していたら、最後はノームコアに差されて3着だったと思いますね。
2着に粘ったのは、松山騎手の好判断だったと思います。
▼サウンドキアラ。今回は、高速馬場の前残りに助けられての好走という感じもあったので、それほど抜けて強いという印象はありませんでした。
アーモンドアイ以外は、能力的には差はない感じですね。
▼3着ノームコア(5番人気)
外枠ということもあり、道中は7番手追走。
昨年、このレースを勝った時も、7番手追走だったので、この馬のポジションをキープしたという感じ。
▼ただ、高速馬場で、前が止まらない状態だったことを考えると、少しポジションが後ろ過ぎた印象です。
でも先行馬ではないので、今回は仕方なかったかもしれませんね。
アーモンドアイは強すぎたし、サウンドキアラもベストな騎乗をしていたので、ノームコアは3着が精一杯というところでした。
▼ノームコアは、前走の高松宮記念で15着と大敗。
その結果、今回のヴィクトリアマイルでも、5番人気と評価を下げていました。
ただ、高松宮記念は、実績のないスプリント戦での惨敗なので、あれは度外視でいい。
そう考えると、5番人気というのは、非常に狙い目だったと思います。
私の個人的な馬券でも、三連複で2960円的中。
アーモンドアイを絡めて30倍つくなら、美味しい馬券だったと思います。
▼7着ラヴズオンリーユー(3番人気)
オークス馬のラヴズオンリーユーが、その実績を評価されて3番人気。
東京コースに実績があるところまでは良かったんですが、久々のマイル戦で、全然ついて行けてなかった印象。
久々のマイル戦が、よりによって高速馬場で、あれだけ追走に苦労してしまうと、最後はバテますね。
マイル戦でも勝ち星はあるんですが、本質的にはもうちょっと長い距離の方が狙えそうです。
▼それから、今回はドバイ中止の影響により、体調が悪かった部分もありますね。
明らかに調教師も弱気な発言をしており、それで3番人気なら、ちょっと軸にはできなかった感じです。
▼8着プリモシーン(2番人気)
昨年2着のプリモシーン。
東京マイルは得意の舞台であり、鞍上レーンもあって、2番人気の評価。
▼しかし、この前残りの高速馬場で、致命的な出遅れ。
通常であれば、それほどの致命傷にはならないところですが、あれだけの高速馬場だと、わずかな出遅れが致命傷になってしまいます。
結局、4コーナーでは11番手というポジショニングで、万事休す。
今回は、高速馬場と出遅れが敗因であり、力負けではなかったと思います。
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▼本日は、ヴィクトリアMの回顧と結果分析を、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼まず、今年のヴィクトリアMを展開面から分析します。
【1000m通過】56.7秒
【ペース】ハイペース
【ベストポジション】インコース・先行
はい。
ラップそのものはハイペースだったんですが、これは高速馬場の影響によるものであり、隊列としては、前残りの隊列でした。
スピードの出る馬場状態だったため、後方待機馬は、全滅。
先行した馬が粘り込む展開となりました。
▼1着アーモンドアイ(1番人気)
牝馬限定戦のメンバーにしては、意外とオッズがついたアーモンドアイ。
これは、前走の有馬記念での惨敗が原因であり、そういう意味では、美味しい狙いどころだったとも言えます。
▼その有馬記念は、先行馬には不利な流れ。
アーモンドアイは、断然人気を背負っていたので、早めに動かざるを得ず、格好の標的となってしまいました。
つまり、有馬記念の敗戦は、展開不向きだったと言えるわけです。
▼アーモンドアイは、東京コースでは無類の強さを発揮しており、負けたのは安田記念の1回だけ。
その安田記念も、スタートでかなりの不利を受けて、ポジションが悪くなってしまったためであり、力負けではありませんでした。
また、高速馬場にも高い適性を示しており、ジャパンカップのスーパーレコードや、天皇賞秋で完勝していました。
▼今回のヴィクトリアマイルも、土曜日は雨でしたが、日曜日は一転して高速馬場に。
こうなると、スピード能力が断然のアーモンドアイは、負ける可能性が低くなってきます。
後はスタートだけだったんですが、今までにない好スタート。
無理なく4番手を確保し、ベストポジションキープ。
一番強い馬がベストポジションを取ってしまうと、その馬が勝ってしまうのが競馬ですね。
▼今回は、ドバイの中止などもあり、相手関係が楽なヴィクトリアマイルを選んできた印象ですが、やはりここでは力が違いましたね。
牝馬限定戦で、あれくらいのオッズがつくなら、断然人気のアーモンドアイからでも、馬券勝負できた印象です。
▼2着サウンドキアラ(4番人気)
重賞3連勝と、最も勢いがあったサウンドキアラ。
ただ、大外18番枠が嫌われて、4番人気まで評価を落としていました。
▼大外枠で、松山弘平騎手がどのように乗ってくるか注目でしたが、スムーズに先行し、距離ロスを最小限にする好騎乗。
高速馬場であり、差しが決まらない馬場状態だったことを考えると、三番手キープは、良い判断だったと思います。
▼松山騎手は、直線で外からアーモンドアイが来た時に、焦って追い出さず、自分の馬の能力を引き出すことだけを考えていた印象です。
もしあの時、焦って追い出していたら、最後はノームコアに差されて3着だったと思いますね。
2着に粘ったのは、松山騎手の好判断だったと思います。
▼サウンドキアラ。今回は、高速馬場の前残りに助けられての好走という感じもあったので、それほど抜けて強いという印象はありませんでした。
アーモンドアイ以外は、能力的には差はない感じですね。
▼3着ノームコア(5番人気)
外枠ということもあり、道中は7番手追走。
昨年、このレースを勝った時も、7番手追走だったので、この馬のポジションをキープしたという感じ。
▼ただ、高速馬場で、前が止まらない状態だったことを考えると、少しポジションが後ろ過ぎた印象です。
でも先行馬ではないので、今回は仕方なかったかもしれませんね。
アーモンドアイは強すぎたし、サウンドキアラもベストな騎乗をしていたので、ノームコアは3着が精一杯というところでした。
▼ノームコアは、前走の高松宮記念で15着と大敗。
その結果、今回のヴィクトリアマイルでも、5番人気と評価を下げていました。
ただ、高松宮記念は、実績のないスプリント戦での惨敗なので、あれは度外視でいい。
そう考えると、5番人気というのは、非常に狙い目だったと思います。
私の個人的な馬券でも、三連複で2960円的中。
アーモンドアイを絡めて30倍つくなら、美味しい馬券だったと思います。
▼7着ラヴズオンリーユー(3番人気)
オークス馬のラヴズオンリーユーが、その実績を評価されて3番人気。
東京コースに実績があるところまでは良かったんですが、久々のマイル戦で、全然ついて行けてなかった印象。
久々のマイル戦が、よりによって高速馬場で、あれだけ追走に苦労してしまうと、最後はバテますね。
マイル戦でも勝ち星はあるんですが、本質的にはもうちょっと長い距離の方が狙えそうです。
▼それから、今回はドバイ中止の影響により、体調が悪かった部分もありますね。
明らかに調教師も弱気な発言をしており、それで3番人気なら、ちょっと軸にはできなかった感じです。
▼8着プリモシーン(2番人気)
昨年2着のプリモシーン。
東京マイルは得意の舞台であり、鞍上レーンもあって、2番人気の評価。
▼しかし、この前残りの高速馬場で、致命的な出遅れ。
通常であれば、それほどの致命傷にはならないところですが、あれだけの高速馬場だと、わずかな出遅れが致命傷になってしまいます。
結局、4コーナーでは11番手というポジショニングで、万事休す。
今回は、高速馬場と出遅れが敗因であり、力負けではなかったと思います。
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