複勝馬券で勝つ方法~必勝法・攻略法はあるか?最も勝ちにくい馬券
複勝馬券で勝てるか?
▼馬券種類別の攻略法シリーズ。
今回は、「複勝馬券」について、私(ブエナ)の独断と偏見で書いてみます。
複勝馬券というのは、3着以内に入りそうな馬を選んで、その馬が3着以内に入れば的中する馬券です。
馬券の中で最も当たりやすく、特に、初心者さんが好む馬券と言えます。
▼複勝馬券で勝つ方法は?
私(ブエナ)の経験談で書けば、
「複勝馬券は、全馬券種の中でも、最もプラス収支にもっていくのが難しい馬券だと思う」
「複勝馬券で、長期回収率をプラス収支にするためには、『レース選び』が不可欠だと考える」
「私ブエナの考えでは、10番人気以下の複勝馬券は利益を出しにくいと感じるので、本命サイド~中穴の複勝が良いかと」
では具体的に考察してみます。
▼複勝馬券は的中率が高い。しかし的中率が高い分、配当は低い。
複勝馬券はほとんどが、10倍にも満たないオッズになります。
私の経験では、馬券の勝ちやすさで言えば、複勝馬券は数ある馬券の中でも、1番「勝ちにくい」馬券という印象。
(あくまで私ブエナの自説です)
複勝馬券の「還元率」が、他の馬券よりも高いことを考慮しても、それでも複勝馬券は回収率が上げにくい印象です。
▼「的中率が高いのに勝ちにくい」とは、おかしい!と、思う方もいるかもしれませんが、的中率の高さを求めれば求めるほど、馬券というのは、長期的には負けやすくなる印象。
(※的中率は上がっても、回収率が上がらない。マイナスが増えやすくなるという意味)
▼私の印象では、複勝馬券というのは、「オッズの歪み」が、極めて少ない馬券だと思う。
それはどういうことかというと、まんべんなく売れてしまう、ということです。
▼馬券というのは、「的中率の割に、あまり買う人がいない部分」を、狙うことによって利益が出ます。
(つまり期待値が高い部分)
三連単や三連複が勝ちやすいというのは、そのような「お買い得な部分」が、多いからなんですね。
(あくまで私ブエナの見解です)
逆に、複勝馬券というのは、人気サイドから穴サイドまで、まんべんなく売れる傾向にあります。
ですから、限りなく還元率の80%に近づいてしまうと思うわけです。私ブエナの考えですが。
▼さらに突っ込んで言えば、
「複勝は、穴サイドが特に売れやすい」印象です。
これはなぜかというと、人気薄の馬を見つけたとき、多くの競馬ファンはどの馬券で狙うか?
多くの人(特に初心者さん)は、人気薄の穴馬を見つけた時に、複勝で狙う人が多いと思うわけ。
人気薄なので、単勝では自信がない。だから3着でもOKな複勝で狙おう!と、なりがちなわけです。
▼これは、人間の心理として当然の流れですが、このように考えてしまう人が多いため、
「複勝馬券は、人気薄のゾーンが過剰に売れやすい」
と思うわけ。
過剰に売れるという事は、長期回収率が低くなる。つまり儲からないということ。
▼特に、「10番人気以下の人気薄」は、勝つ確率が極めて低いため、単勝で買ってもほとんど当たらない。
(1%くらいしか当たらない。99%外れる)
だから多くの人は、複勝を買います。
ゆえに、10番人気以下の複勝馬券は、期待値が低くなりがちと、私ブエナは感じます。
▼初心者もプロも、あまり差が出にくいのが複勝馬券になります。
ですから、初心者の方が、まず複勝馬券から入るというのはアリだと思います。
ですが、ある程度の馬券知識がついてきて、利益を出したいと思ったら、複勝馬券で利益を出すのは困難であると言えるかと。
複勝馬券というのは、私の言葉で書けば、大負けもしないが大儲けもしない、そんな馬券だと思うわけ。
ですから馬券で利益を出したいと思ったら、複勝馬券では効率が悪いということになる。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼ちなみに、複勝では利益が出せないというわけではないです。
複勝でも、プラス収支にすることは可能。
ただし、そのためには「レースと買い目の絞り込み」を、かなり厳密にしていく必要があります。
要するに、「徹底して、期待値の高い複勝だけを狙う」
ということです。
(マツリダ予想より引用)
▼上述したように、人気薄の複勝は過剰に売れてしまうので、私が複勝を買うときは、逆に人気サイドを狙うことが多いです。
「鉄板条件」とまでは言いませんが、3着内率が高い馬の条件をデータ分析であらかじめ探しておき、そこに該当した馬だけ、複勝で狙う。
このような買い方をたまにします。
▼ただ、「3着内率が高い馬」は、複勝で狙うより、ワイドや三連複の軸にした方が回収率を上げやすいので、私ブエナの場合はやはり複勝よりも、ワイドや三連複を購入することが多いです。
例えば、「人気薄だけど、来そうな馬を見つけた」
このような場合、初心者さんは複勝馬券を買うことが多いけれど、私の場合は、
「その人気薄を軸に、人気馬へ流す」
という買い方をすることが多いということです。
(一部マツリダ予想より引用の買い方)
▼なぜ複勝馬券ではなく、ワイドや三連複の軸にするのか?
それは前述の通り、複勝馬券の人気薄ゾーンは、みんなが購入するため期待値が低い。
つまり儲からないケースが多いと思うからです。
厳密に言うと、「ワイドや三連複の軸」を決める時も、人気薄より人気馬にした方が、利益を出しやすいわけですが、もし人気薄でおいしそうな馬を見つけたときには、私ブエナの場合は、複勝よりも、ワイドや三連複の軸にすることが多い、という話です。
▼ということで本日は、複勝馬券で勝つ方法について、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。
私なりにまとめると、
「複勝馬券は、オッズの歪みが少ないので、回収率を上げにくいから、私はあまり買うことがない」
「でも、もし複勝馬券で利益を出そうとするなら、本命サイドの馬で、鉄板条件の馬の複勝馬券を狙うことが多い」
「10番人気以下の複勝馬券は、私の場合は、まず購入する事はない」
このように考えています。
▼複勝馬券は、特に深く考えることなく、シンプルに馬券を楽しむことができます。
しかしその半面、なかなか利益を出すことが難しい馬券でもある、という印象です。
もし複勝馬券で、回収率100%前後にできているなら、「その馬を軸にして流す」ことで、さらに回収率を上げることが可能になると感じます。
ご参考まで。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼さて、複勝馬券で狙う際に、ベースとなる回収率をチェックしておくことは重要です。
土台の回収率が低いと、予想を頑張ってもなかなかプラス収支にならないので。
具体的な数字を見てみます。
【人気別の複勝回収率】 2524レース分析
1~3番人気 82%
12~18人気 55%
はい。
かなり大雑把なデータですが、明らかに差があります。
先ほど私が、「複勝馬券を買うなら、人気サイドを狙う」と書いたのは、このような回収率の土台を意識している部分もあります。
▼12番人気以下の、いわゆる「大穴」
競馬新聞を眺めていて、まったく印が付いていない馬を穴馬として発見した時、
「お!この馬、なんか臭いな。複勝500円買っとくか!」
という遊び馬券を買ったことがある人は多いと思います。
これはこれで楽しい。しかし、このような買い方をする人が多いので、人気薄の複勝馬券は、「能力以上に売れてしまう」という傾向があると思うわけ。
上述した複勝回収率のデータは、それを物語っているようにも思います。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼ちなみに、複勝馬券の場合は、私の印象では、
「複勝は、人気がなくなるほど、基本回収率が下がっていくように思う」わけです。
つまり、複勝馬券の基本回収率は、1番人気が最も高くなりやすく、大穴になっていくほど、基本回収率は下がっていく。
と、私ブエナは感じます。
だから私が複勝馬券を買うときは、「人気サイドの馬で、期待値が高い条件の時に、複勝を購入する」わけです。
▼とは言え、所詮は1番人気。
1番人気の複勝では、1.1~1.5倍程度のオッズになることが多い。
これでは合成オッズが低すぎて、なかなか回収率が上がらないわけです。
▼なので、「期待値の高い1番人気」がいるなら、複勝ではなく、単勝の方が回収率は高くなりやすいかと。
短期的には、単勝は連敗があるので、複勝の方が回収率が高くなることもありますが、長い目で見ると、単勝の方が儲かるはず。
私ブエナは、馬券収支を年間単位で見ているので、長期的に利益を出しやすい単勝を購入することが多いわけです。
▼ちなみに、競馬初心者さんに多い買い方として、
「この馬は鉄板だから、複勝1.1倍に10万円賭けて、1万円の利益だ!」
というものがある。
でもこれはやめたほうがいいです。
もちろん成功することもある。でも、これも長い目で見れば、超高確率でマイナスが増えていくと思います。
(ブエナ経験談)
▼なぜかというと、複勝1.1倍のゾーンで、長期回収率をプラスにすることは極めて困難だからです。
1.1倍では、控除率の20%を超えることが困難であるということ。
控除率の20%を超えて、回収率100%を超えるためには、「オッズの歪み」を狙い撃たなければならない。
でも、複勝1.1倍では、オッズが歪まないと思うわけです。
▼私ブエナのデータ分析では、多くの場合、「複勝馬券より単勝馬券の方が、長期回収率は高くなる」という傾向にあります。
特に、中穴サイドの馬を狙う場合、この傾向が顕著になりやすい。
例えば、中穴で単勝回収率120%条件の馬でも、複勝回収率は90%くらいに収束してしまうことが多い印象です。
▼では、複勝馬券を購入する価値は無いのか?
これについては、馬券の購入スタイルによると思います。
私のように、「基本 均等買いで、年間プラスを狙う」というスタイルの場合は、複勝馬券は合わないと思うわけ。
▼なぜかというと、均等買いで長期回収率をプラスにするためには、常に期待値の高い馬券だけを購入していく必要があるからです。
つまり、想定される回収率が100%を超えている馬券だけを購入する。
これをやらないと、均等買いで長期的な回収率をプラスにするのは難しい。
▼そう考えると、複勝馬券は、回収率100%を超えるゾーンが非常に少ないと思うわけ。
その代わり、複勝馬券には武器・優位性がある。
それは、「安定感がある」「確率が収束しやすい」という部分です。
▼複勝馬券は、的中率が高いので、確率収束までのスピードが非常に速い。
つまり、収支が安定しやすいわけです。
この特性を最大限に生かすとすれば、「均等買いしないこと」なんですね。私ブエナの見解ですが。
均等買いせずに、購入レース数を減らし、ピンポイントで馬券勝負していくことで、複勝馬券はその優位性を最大限に発揮すると、私は思うわけです。
▼ここまで書いてきたとおり、複勝馬券はすべての馬券種の中で、最も利益を出しにくい馬券になります。
その代わり、複勝馬券の最大のメリットは、「的中率が高いこと」
でもこれは、裏を返せばデメリットでもあるわけです。
▼馬券において、的中率が高いという事は、回収率が低いということでもある。
馬券というのは、的中率を求めれば求めるほど、プラス回収にしにくくなるものです。
▼ここの部分をしっかり理解しておかないと、先ほども少し書きましたが、
「この馬は鉄板だ!オッズ1.1倍か!ボーナス全額突っ込んで、20万円が22万円になる!タダもらいだぜ!」
このような愚行に走ってしまうわけです。
▼複勝馬券でこのように馬券購入する人は、少なくありません。
なぜかというと、複勝馬券は的中率が高いからです。
賭け金の20万円をリスクにさらして、複勝1.1倍の配当を取りに行く。
しかし、これは冷静に考えると、やめたほうがいいということがわかります。
▼例えば、80%の確率で3着以内に来る馬がいたとする。
そこに複勝馬券を20万円突っ込む。オッズは1.1倍です。
この勝負は、期待値的にメリットがあるでしょうか?
▼このパターンで10レース勝負してみましょう。
10レース勝負
賭け金200万円
払戻金176万円(8回的中*22万円)
回収率88%
マイナス24万円
はい。こうなりますね。
▼複勝馬券は、本命サイドの回収率が高くなりやすいので、回収率88%はまずまず優秀です。
複勝馬券は、ここまではいくんです。
でもここからプラス収支まで持っていくのが、ものすごく難しいんですね。
▼せっかくのボーナスを、10回にわたって200万円突っ込んでも、176万円しか回収できない。24万円も負けてしまいました。
しかもこれは、払い戻しオッズが1.1倍で固定の場合であり、状況によっては1.0倍の元返しということもあるわけです。
そうなると、回収率はさらに低くなります。
▼このように、本命サイドにぶち込むスタイルの複勝馬券は、やればやるほどプラス収支にするのが難しくなります。
なぜかというと、先ほどから書いているように、オッズ1.1倍では、オッズの歪みが発生しにくいので、控除率の20%をなかなか越えていかないからなんですね。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
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▼馬券種類別の攻略法シリーズ。
今回は、「複勝馬券」について、私(ブエナ)の独断と偏見で書いてみます。
複勝馬券というのは、3着以内に入りそうな馬を選んで、その馬が3着以内に入れば的中する馬券です。
馬券の中で最も当たりやすく、特に、初心者さんが好む馬券と言えます。
▼複勝馬券で勝つ方法は?
私(ブエナ)の経験談で書けば、
「複勝馬券は、全馬券種の中でも、最もプラス収支にもっていくのが難しい馬券だと思う」
「複勝馬券で、長期回収率をプラス収支にするためには、『レース選び』が不可欠だと考える」
「私ブエナの考えでは、10番人気以下の複勝馬券は利益を出しにくいと感じるので、本命サイド~中穴の複勝が良いかと」
では具体的に考察してみます。
▼複勝馬券は的中率が高い。しかし的中率が高い分、配当は低い。
複勝馬券はほとんどが、10倍にも満たないオッズになります。
私の経験では、馬券の勝ちやすさで言えば、複勝馬券は数ある馬券の中でも、1番「勝ちにくい」馬券という印象。
(あくまで私ブエナの自説です)
複勝馬券の「還元率」が、他の馬券よりも高いことを考慮しても、それでも複勝馬券は回収率が上げにくい印象です。
▼「的中率が高いのに勝ちにくい」とは、おかしい!と、思う方もいるかもしれませんが、的中率の高さを求めれば求めるほど、馬券というのは、長期的には負けやすくなる印象。
(※的中率は上がっても、回収率が上がらない。マイナスが増えやすくなるという意味)
▼私の印象では、複勝馬券というのは、「オッズの歪み」が、極めて少ない馬券だと思う。
それはどういうことかというと、まんべんなく売れてしまう、ということです。
▼馬券というのは、「的中率の割に、あまり買う人がいない部分」を、狙うことによって利益が出ます。
(つまり期待値が高い部分)
三連単や三連複が勝ちやすいというのは、そのような「お買い得な部分」が、多いからなんですね。
(あくまで私ブエナの見解です)
逆に、複勝馬券というのは、人気サイドから穴サイドまで、まんべんなく売れる傾向にあります。
ですから、限りなく還元率の80%に近づいてしまうと思うわけです。私ブエナの考えですが。
▼さらに突っ込んで言えば、
「複勝は、穴サイドが特に売れやすい」印象です。
これはなぜかというと、人気薄の馬を見つけたとき、多くの競馬ファンはどの馬券で狙うか?
多くの人(特に初心者さん)は、人気薄の穴馬を見つけた時に、複勝で狙う人が多いと思うわけ。
人気薄なので、単勝では自信がない。だから3着でもOKな複勝で狙おう!と、なりがちなわけです。
▼これは、人間の心理として当然の流れですが、このように考えてしまう人が多いため、
「複勝馬券は、人気薄のゾーンが過剰に売れやすい」
と思うわけ。
過剰に売れるという事は、長期回収率が低くなる。つまり儲からないということ。
▼特に、「10番人気以下の人気薄」は、勝つ確率が極めて低いため、単勝で買ってもほとんど当たらない。
(1%くらいしか当たらない。99%外れる)
だから多くの人は、複勝を買います。
ゆえに、10番人気以下の複勝馬券は、期待値が低くなりがちと、私ブエナは感じます。
▼初心者もプロも、あまり差が出にくいのが複勝馬券になります。
ですから、初心者の方が、まず複勝馬券から入るというのはアリだと思います。
ですが、ある程度の馬券知識がついてきて、利益を出したいと思ったら、複勝馬券で利益を出すのは困難であると言えるかと。
複勝馬券というのは、私の言葉で書けば、大負けもしないが大儲けもしない、そんな馬券だと思うわけ。
ですから馬券で利益を出したいと思ったら、複勝馬券では効率が悪いということになる。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼ちなみに、複勝では利益が出せないというわけではないです。
複勝でも、プラス収支にすることは可能。
ただし、そのためには「レースと買い目の絞り込み」を、かなり厳密にしていく必要があります。
要するに、「徹底して、期待値の高い複勝だけを狙う」
ということです。
(マツリダ予想より引用)
▼上述したように、人気薄の複勝は過剰に売れてしまうので、私が複勝を買うときは、逆に人気サイドを狙うことが多いです。
「鉄板条件」とまでは言いませんが、3着内率が高い馬の条件をデータ分析であらかじめ探しておき、そこに該当した馬だけ、複勝で狙う。
このような買い方をたまにします。
▼ただ、「3着内率が高い馬」は、複勝で狙うより、ワイドや三連複の軸にした方が回収率を上げやすいので、私ブエナの場合はやはり複勝よりも、ワイドや三連複を購入することが多いです。
例えば、「人気薄だけど、来そうな馬を見つけた」
このような場合、初心者さんは複勝馬券を買うことが多いけれど、私の場合は、
「その人気薄を軸に、人気馬へ流す」
という買い方をすることが多いということです。
(一部マツリダ予想より引用の買い方)
▼なぜ複勝馬券ではなく、ワイドや三連複の軸にするのか?
それは前述の通り、複勝馬券の人気薄ゾーンは、みんなが購入するため期待値が低い。
つまり儲からないケースが多いと思うからです。
厳密に言うと、「ワイドや三連複の軸」を決める時も、人気薄より人気馬にした方が、利益を出しやすいわけですが、もし人気薄でおいしそうな馬を見つけたときには、私ブエナの場合は、複勝よりも、ワイドや三連複の軸にすることが多い、という話です。
▼ということで本日は、複勝馬券で勝つ方法について、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。
私なりにまとめると、
「複勝馬券は、オッズの歪みが少ないので、回収率を上げにくいから、私はあまり買うことがない」
「でも、もし複勝馬券で利益を出そうとするなら、本命サイドの馬で、鉄板条件の馬の複勝馬券を狙うことが多い」
「10番人気以下の複勝馬券は、私の場合は、まず購入する事はない」
このように考えています。
▼複勝馬券は、特に深く考えることなく、シンプルに馬券を楽しむことができます。
しかしその半面、なかなか利益を出すことが難しい馬券でもある、という印象です。
もし複勝馬券で、回収率100%前後にできているなら、「その馬を軸にして流す」ことで、さらに回収率を上げることが可能になると感じます。
ご参考まで。
ブエナが使っている競馬サイトを公開
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
複勝馬券の基本回収率について
▼さて、複勝馬券で狙う際に、ベースとなる回収率をチェックしておくことは重要です。
土台の回収率が低いと、予想を頑張ってもなかなかプラス収支にならないので。
具体的な数字を見てみます。
【人気別の複勝回収率】 2524レース分析
1~3番人気 82%
12~18人気 55%
はい。
かなり大雑把なデータですが、明らかに差があります。
先ほど私が、「複勝馬券を買うなら、人気サイドを狙う」と書いたのは、このような回収率の土台を意識している部分もあります。
▼12番人気以下の、いわゆる「大穴」
競馬新聞を眺めていて、まったく印が付いていない馬を穴馬として発見した時、
「お!この馬、なんか臭いな。複勝500円買っとくか!」
という遊び馬券を買ったことがある人は多いと思います。
これはこれで楽しい。しかし、このような買い方をする人が多いので、人気薄の複勝馬券は、「能力以上に売れてしまう」という傾向があると思うわけ。
上述した複勝回収率のデータは、それを物語っているようにも思います。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼ちなみに、複勝馬券の場合は、私の印象では、
「複勝は、人気がなくなるほど、基本回収率が下がっていくように思う」わけです。
つまり、複勝馬券の基本回収率は、1番人気が最も高くなりやすく、大穴になっていくほど、基本回収率は下がっていく。
と、私ブエナは感じます。
だから私が複勝馬券を買うときは、「人気サイドの馬で、期待値が高い条件の時に、複勝を購入する」わけです。
▼とは言え、所詮は1番人気。
1番人気の複勝では、1.1~1.5倍程度のオッズになることが多い。
これでは合成オッズが低すぎて、なかなか回収率が上がらないわけです。
▼なので、「期待値の高い1番人気」がいるなら、複勝ではなく、単勝の方が回収率は高くなりやすいかと。
短期的には、単勝は連敗があるので、複勝の方が回収率が高くなることもありますが、長い目で見ると、単勝の方が儲かるはず。
私ブエナは、馬券収支を年間単位で見ているので、長期的に利益を出しやすい単勝を購入することが多いわけです。
▼ちなみに、競馬初心者さんに多い買い方として、
「この馬は鉄板だから、複勝1.1倍に10万円賭けて、1万円の利益だ!」
というものがある。
でもこれはやめたほうがいいです。
もちろん成功することもある。でも、これも長い目で見れば、超高確率でマイナスが増えていくと思います。
(ブエナ経験談)
▼なぜかというと、複勝1.1倍のゾーンで、長期回収率をプラスにすることは極めて困難だからです。
1.1倍では、控除率の20%を超えることが困難であるということ。
控除率の20%を超えて、回収率100%を超えるためには、「オッズの歪み」を狙い撃たなければならない。
でも、複勝1.1倍では、オッズが歪まないと思うわけです。
▼私ブエナのデータ分析では、多くの場合、「複勝馬券より単勝馬券の方が、長期回収率は高くなる」という傾向にあります。
特に、中穴サイドの馬を狙う場合、この傾向が顕著になりやすい。
例えば、中穴で単勝回収率120%条件の馬でも、複勝回収率は90%くらいに収束してしまうことが多い印象です。
▼では、複勝馬券を購入する価値は無いのか?
これについては、馬券の購入スタイルによると思います。
私のように、「基本 均等買いで、年間プラスを狙う」というスタイルの場合は、複勝馬券は合わないと思うわけ。
▼なぜかというと、均等買いで長期回収率をプラスにするためには、常に期待値の高い馬券だけを購入していく必要があるからです。
つまり、想定される回収率が100%を超えている馬券だけを購入する。
これをやらないと、均等買いで長期的な回収率をプラスにするのは難しい。
▼そう考えると、複勝馬券は、回収率100%を超えるゾーンが非常に少ないと思うわけ。
その代わり、複勝馬券には武器・優位性がある。
それは、「安定感がある」「確率が収束しやすい」という部分です。
▼複勝馬券は、的中率が高いので、確率収束までのスピードが非常に速い。
つまり、収支が安定しやすいわけです。
この特性を最大限に生かすとすれば、「均等買いしないこと」なんですね。私ブエナの見解ですが。
均等買いせずに、購入レース数を減らし、ピンポイントで馬券勝負していくことで、複勝馬券はその優位性を最大限に発揮すると、私は思うわけです。
▼ここまで書いてきたとおり、複勝馬券はすべての馬券種の中で、最も利益を出しにくい馬券になります。
その代わり、複勝馬券の最大のメリットは、「的中率が高いこと」
でもこれは、裏を返せばデメリットでもあるわけです。
▼馬券において、的中率が高いという事は、回収率が低いということでもある。
馬券というのは、的中率を求めれば求めるほど、プラス回収にしにくくなるものです。
▼ここの部分をしっかり理解しておかないと、先ほども少し書きましたが、
「この馬は鉄板だ!オッズ1.1倍か!ボーナス全額突っ込んで、20万円が22万円になる!タダもらいだぜ!」
このような愚行に走ってしまうわけです。
▼複勝馬券でこのように馬券購入する人は、少なくありません。
なぜかというと、複勝馬券は的中率が高いからです。
賭け金の20万円をリスクにさらして、複勝1.1倍の配当を取りに行く。
しかし、これは冷静に考えると、やめたほうがいいということがわかります。
▼例えば、80%の確率で3着以内に来る馬がいたとする。
そこに複勝馬券を20万円突っ込む。オッズは1.1倍です。
この勝負は、期待値的にメリットがあるでしょうか?
▼このパターンで10レース勝負してみましょう。
10レース勝負
賭け金200万円
払戻金176万円(8回的中*22万円)
回収率88%
マイナス24万円
はい。こうなりますね。
▼複勝馬券は、本命サイドの回収率が高くなりやすいので、回収率88%はまずまず優秀です。
複勝馬券は、ここまではいくんです。
でもここからプラス収支まで持っていくのが、ものすごく難しいんですね。
▼せっかくのボーナスを、10回にわたって200万円突っ込んでも、176万円しか回収できない。24万円も負けてしまいました。
しかもこれは、払い戻しオッズが1.1倍で固定の場合であり、状況によっては1.0倍の元返しということもあるわけです。
そうなると、回収率はさらに低くなります。
▼このように、本命サイドにぶち込むスタイルの複勝馬券は、やればやるほどプラス収支にするのが難しくなります。
なぜかというと、先ほどから書いているように、オッズ1.1倍では、オッズの歪みが発生しにくいので、控除率の20%をなかなか越えていかないからなんですね。
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