宝塚記念 データ予想と傾向分析~過去データと消去法
【宝塚記念のデータ予想】
▼本日は、春のグランプリ、宝塚記念の狙い目を、私(ブエナ)の切り口で考察してみたいと思います
【宝塚記念データ】 過去21年分のデータ集計(2000~2020)
(ブエナ調べ。マツリダ予想からの引用も一部アリ)
▼まず歴代の勝ち馬と騎手 一覧
2020年 クロノジェネシス(牝4)北村友一
2019年 リスグラシュー(牝5)レーン
2018年 ミッキーロケット(牡5)和田竜二
2017年 サトノクラウン(牡5)Mデムーロ
2016年 マリアライト(牝5)蛯名正義
2015年 ラブリーデイ(牡5)川田将雅
2014年 ゴールドシップ(牡5)横山典弘
2013年 ゴールドシップ(牡4)内田博幸
2012年 オルフェーヴル(牡4)池添謙一
2011年 アーネストリー(牡6)佐藤哲三
2010年 ナカヤマフェスタ(牡4)柴田善臣
2009年 ドリームジャーニー(牡5)池添謙一
2008年 エイシンデピュティ(牡6)内田博幸
2007年 アドマイヤムーン(牡4)岩田康誠
2006年 ディープインパクト(牡4)武豊
2005年 スイープトウショウ(牝4)池添謙一
2004年 タップダンスシチー(牡7)佐藤哲三
2003年 ヒシミラクル(牡4)角田晃一
2002年 ダンツフレーム(牡4)藤田伸二
2001年 メイショウドトウ(牡5)安田康彦
2000年 テイエムオペラオー(牡4)和田竜二
▼所属
美浦(関東馬)
3-2-4-54
単勝回収率 114%
複勝回収率 61%
連対率 8%
栗東(関西馬)
18-18-17-181
単勝回収率 64%
複勝回収率 79%
連対率 15%
はい。
宝塚記念は、完全な西高東低。
G1はほとんど西高東低ですが、宝塚記念は特に、関西馬が強い印象です。
関東馬の単勝回収率が高いのは、マリアライトとナカヤマフェスタが、共に8番人気で勝っているから。
この2頭以外はあまり活躍しておらず、宝塚記念でわざわざ関東馬を狙っていく必要性は、あまり感じません。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼関西馬1~6番人気
16-14-11-58
単勝回収率 100%
複勝回収率 90%
連対率 30%
はい。
宝塚記念の勝ち馬のほとんどは、「関西馬の1~6番人気」に集中している感じです。
人気薄を狙う場合でも、関西馬を狙った方が回収率を上げやすい印象。
▼年齢データ
3歳馬
0-0-1-6
単勝回収率 0%
複勝回収率 41%
連対率 0%
4歳馬
10-6-8-67
単勝回収率 126%
複勝回収率 91%
連対率 18%
5歳馬
8-9-8-73
単勝回収率 81%
複勝回収率 90%
連対率 17%
6歳馬
2-4-3-47
単勝回収率 44%
複勝回収率 64%
連対率 11%
7歳以上
1-2-1-47
単勝回収率 6%
複勝回収率 40%
連対率 6%
はい。
大体どんなレースでもそうなんですが、宝塚記念も過去データでは、「若い馬の方が好走率が高い」という感じの印象です。
中心は4歳馬。次が5歳馬。
6歳から急に連対率が下がります。
8歳馬は全滅です。
あと、3歳馬がたまに参戦してきますが、連対すらできず。3着が1回だけ(ローエングリン)
この時期に古馬に勝つのは、かなり困難だと思われます。
過去に、ウオッカやネオユニヴァースが3歳で参戦し人気になりましたが、共に馬券にはなりませんでした。
▼人気別データ
1番人気
6-6-2-7
単勝回収率 70%
複勝回収率 86%
連対率 57%
2番人気
4-2-2-13
単勝回収率 83%
複勝回収率 59%
連対率 29%
8~11番人気
3-5-6-70
単勝回収率 120%
複勝回収率 120%
連対率 10%
はい。
宝塚記念は、1番人気が強い印象です。
宝塚記念で、私ブエナのオーソドックスな戦略としては、「軸馬を1~3番人気から選んで、相手は11番人気までから選ぶ」というスタイルにすることが多いです。
10~11番人気の期待値が高いので、宝塚記念のヒモ選びは難解です。
▼前走クラスデータ
前走 G1
13-12-10-97
単勝回収率 80%
複勝回収率 97%
連対率 19%
前走 重賞レース以外
1-0-1-9
単勝回収率 343%
複勝回収率 90%
連対率 9%
はい。
宝塚記念は、前走G1を使った馬が、やはり優勢。
前走G1の内訳は、天皇賞春・ヴィクトリアマイル・安田記念です。
尚、前走で重賞レース以外だった馬は、基本的には厳しいと思う。
ナカヤマフェスタが1頭で回収率を引き上げていますが、それ以外の馬は連対できていません。
▼前走レースデータ
前走 天皇賞春
9-9-4-57
単勝回収率 65%
複勝回収率 88%
連対率 23%
前走 ヴィクトリアマイル
0-2-3-6
単勝回収率 0%
複勝回収率 285%
連対率 18%
前走 鳴尾記念
1-2-1-14
単勝回収率 78%
複勝回収率 104%
連対率 17%
前走 安田記念
2-0-2-16
単勝回収率 204%
複勝回収率 86%
連対率 10%
はい。
宝塚記念の前走は、天皇賞春組が最も信頼できる印象です。
ただ、人気になるので、回収率はやや低め。
その次が、ヴィクトリアマイル組か。
ただ、こちらはブエナビスタが2回連対しているので、サンプル数が少なく、データとしての信憑性は高くないかも。
前走 安田記念は、スイープトウショウが11番人気で優勝し、回収率を引き上げていますが、全体としてはあまり信頼度は高くない。
前走G1以外では、鳴尾記念組が良い感じ。
▼レース間隔・休み明けデータ
間隔10週以上
2-2-3-41
単勝回収率 27%
複勝回収率 30%
連対率 8%
はい。
宝塚記念に関しては、レース間隔はあまり気にしなくてもいいのかなと、私ブエナは感じます。
9週くらいまでの休み明けなら、仕上がってさえいれば連対率は下がりません。
ただ、「間隔10週以上」になると、成績はかなり悪くなります。
過去に馬券になったのは、ドゥラメンテ・ジェンティルドンナ・ゼンノロブロイと、人気馬ばかり。
宝塚記念は、休み明けでは厳しく、ちゃんと前哨戦を使った馬を中心にするのが良いかと思います。
▼ということで本日は、宝塚記念のデータについて、私ブエナの独断と偏見で分析してみました。
宝塚記念は、1~2番人気が強い一方で、人気薄も活躍するレースです。
なので、私ブエナの場合は、「1~2番人気軸から、中穴・大穴へ流す」というスタイルで馬券購入することが多いです。
私は普段は、あまり大穴馬は買いませんが、宝塚記念では10番人気以下も警戒しています。
ご参考まで。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼では実際に、私ブエナが宝塚記念で馬券を取ったレースについても、考察してみたいと思います。
まず、2010年の宝塚記念。
1着 ナカヤマフェスタ(8番人気)
2着 ブエナビスタ(1番人気)
3着 アーネストリー(3番人気)
ブエナの競馬ブログなので、まずはブエナビスタが頑張ったこのレースをチョイスします。
いつも通りの中穴狙いで、三連複7920円的中だったレースです。
▼このレースは、デビューから1度も馬券圏内を外したことがないブエナビスタが1番人気。
データ的にも、「人気の関西馬」「前走G1組」「4歳馬」
と、完璧に条件が揃った馬が、ブエナビスタでした。
▼オッズ的には、やや過剰人気だったので、軸馬をジャガーメイルやアーネストリーと迷いましたが、
ジャガーメイルは「6歳」の「関東馬」だったので、ちょっとデータ的には狙えなかった。
アーネストリーは、前走がG1ではなかったので、ブエナビスタを軸としました。
結果的には、三連複だったので、アーネストリー軸でも的中でしたが。
▼勝ったナカヤマフェスタは、4歳馬とは言え、関東馬だし、前走がOP特別。
手を出しにくいところでしたが、マツリダ予想の指定穴馬だったことと、前走のメトロポリタンSの勝ち方があまりにも強かったので、ヒモに加えました。
メトロポリタンSの通過順位を見るとわかりますが、先行馬が壊滅したレースで、ナカヤマフェスタだけが先行して楽勝。
圧倒的な強さだったことが、レース結果から見えてきます。
▼ちなみにこの、2010年 メトロポリタンステークス。
前走の「通過順位」を見る練習になります。
このような通過順位で勝つ馬は非常に珍しく、ここまでわかりやすいパターンは少ないんですが、これを覚えておくと別のレースにも応用が利く気がします。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼メトロポリタンSの場合は、差し馬に有利な流れを、ナカヤマフェスタ1頭だけが先行して勝利。しかも圧勝。
これとは逆に、「完全に前残りの流れなのに、1頭だけ差してきて楽勝」というパターンもあります。
ディープインパクトなどはそのパターンでした。
このような通過順位の見方を覚えておくだけでも役に立つ。
目先の馬券が当たるだけでなく、将来有望な馬を発見することもできると思います。
▼さて、このナカヤマフェスタ。
名前はあまりメジャーではありませんが、日本競馬界にとって、最も凱旋門賞制覇に近づいた馬でもありました。
凱旋門賞で、なんと「アタマ差」です。
エルコンドルパサーも、オルフェーヴルも、ディープインパクトも、ゴールドシップも完敗だった凱旋門賞。
そこでアタマ差。素晴らしい能力でした。
もっと話題になってもいい馬ですが、この宝塚記念と凱旋門賞以外はパッとしない成績だったので、あまりメディア受けしないようです。
▼では次に、2016年の宝塚記念。
1着 マリアライト(8番人気)
2着 ドゥラメンテ(1番人気)
3着 キタサンブラック(2番人気)
はい。
ここは、4歳のドゥラメンテが断然人気。
単勝1.9倍と、過剰人気が過熱していたので、私はあえて軸をずらしました。
▼軸は、2番人気のキタサンブラック。
前走で天皇賞春を制した4歳馬で、関西馬。
データ的にも狙いやすい馬でした。
▼三連複2800円的中だったので、結果的には何も考えずに、断然人気のドゥラメンテから流しても同じ結果だったわけですが、ここで軸をずらしたのは間違いではなかったと思っています。
競馬というのは、その1レースで収支が決まる訳では無い。
その後も、ずっと続いていくものだからです。
▼この年の宝塚記念と同じようなオッズパターンのレースに出くわしたとき、常に断然人気の馬を軸にする癖がついていると、どうしても、長期回収率は低くなってしまいます。
なので、今回はたまたま断然人気の馬が来てしまいましたが、同じようなレースタイプで、期待値が高い軸馬を選んでいく習慣をつけておけば、長期回収率は上がりやすくなると思うわけです。
この年の宝塚記念は、そのようなメンタルトレーニングをするには最適のレースだったと思います。
▼では次に、2019年の宝塚記念。
1着 リスグラシュー(3番人気)
2着 キセキ(1番人気)
3着 スワーヴリチャード(6番人気)
はい。
この年の宝塚記念は、12頭立てと少頭数だったので、配当は低めでしたが、簡単に的中したので回顧してみます。
▼まず、軸は1番人気のキセキで、特に問題なかったと思います。
単勝オッズは3.6倍で、過剰人気でもない。
天皇賞秋3着・ジャパンカップ2着・大阪杯2着と、G1での実績もしっかりあった。
逃げ脚質というのが不安点でしたが、前走の大阪杯では2番手から競馬ができていたので、逃げなくても大丈夫と判断しました。
▼キセキはこの後、フランスの凱旋門賞に挑戦し、7着。
そしてこの後、なぜか「出遅れ癖」がついてしまいます。
この凱旋門賞遠征から、安定感がなくなってしまいましたが、2019年の宝塚記念時点では、かなり安定感のある馬だったわけです。
▼ということで、キセキは軸で問題ない。
相手ヒモ馬も、いつも通りの中穴をチョイス。
「三連複 1番人気ー2.3.5.6.8番人気」という、三連複10点。
いつもは三連複15点で構成することが多いんですが、ここは12頭立てと少頭数だったので、1頭削除して、10点にまとめました。
▼結果的には、三連複2720円と落ち着いた配当になったので、10点に絞り込んだのは正解だったと思います。
レース回収率は272%なので、やや本命サイドに寄り過ぎた感じはしますが、勝ち馬がたまたま本命サイドだったので、ここは仕方なかったと思います。
▼勝ったリスグラシューは、ここまで勝ち切れないレースが多かったわけですが、この宝塚記念の圧勝をきっかけに、引退までG1を3連勝。
春秋グランプリ連覇の牝馬ということで、歴史に名を残すことになりました。
牝馬の晩成タイプは珍しいので、私もよく覚えています。
ちなみに、リスグラシューの引退レースだった有馬記念は、2番人気のリスグラシュー本命で三連複の万馬券がクリーンヒット。
あの有馬記念も含めて、思い出に残る馬ですね。
▼3着のスワーヴリチャードも、勝ちきれないレースが続いており、ここでは6番人気馬まで人気を落としていましたが、潜在能力は高く、ヒモには必ず入れておきたい1頭でした。
阪神コースでは、大阪杯の優勝があり、コース実績もあった。
左回りの方が良いタイプですが、阪神コースならなんとか走ってくれるんじゃないかという判断。
6番人気はちょうどいい中穴だったので、三連複の配当も少しアップして、私としては嬉しい好走だったことを覚えています。
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▼本日は、春のグランプリ、宝塚記念の狙い目を、私(ブエナ)の切り口で考察してみたいと思います
【宝塚記念データ】 過去21年分のデータ集計(2000~2020)
(ブエナ調べ。マツリダ予想からの引用も一部アリ)
▼まず歴代の勝ち馬と騎手 一覧
2020年 クロノジェネシス(牝4)北村友一
2019年 リスグラシュー(牝5)レーン
2018年 ミッキーロケット(牡5)和田竜二
2017年 サトノクラウン(牡5)Mデムーロ
2016年 マリアライト(牝5)蛯名正義
2015年 ラブリーデイ(牡5)川田将雅
2014年 ゴールドシップ(牡5)横山典弘
2013年 ゴールドシップ(牡4)内田博幸
2012年 オルフェーヴル(牡4)池添謙一
2011年 アーネストリー(牡6)佐藤哲三
2010年 ナカヤマフェスタ(牡4)柴田善臣
2009年 ドリームジャーニー(牡5)池添謙一
2008年 エイシンデピュティ(牡6)内田博幸
2007年 アドマイヤムーン(牡4)岩田康誠
2006年 ディープインパクト(牡4)武豊
2005年 スイープトウショウ(牝4)池添謙一
2004年 タップダンスシチー(牡7)佐藤哲三
2003年 ヒシミラクル(牡4)角田晃一
2002年 ダンツフレーム(牡4)藤田伸二
2001年 メイショウドトウ(牡5)安田康彦
2000年 テイエムオペラオー(牡4)和田竜二
▼所属
美浦(関東馬)
3-2-4-54
単勝回収率 114%
複勝回収率 61%
連対率 8%
栗東(関西馬)
18-18-17-181
単勝回収率 64%
複勝回収率 79%
連対率 15%
はい。
宝塚記念は、完全な西高東低。
G1はほとんど西高東低ですが、宝塚記念は特に、関西馬が強い印象です。
関東馬の単勝回収率が高いのは、マリアライトとナカヤマフェスタが、共に8番人気で勝っているから。
この2頭以外はあまり活躍しておらず、宝塚記念でわざわざ関東馬を狙っていく必要性は、あまり感じません。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼関西馬1~6番人気
16-14-11-58
単勝回収率 100%
複勝回収率 90%
連対率 30%
はい。
宝塚記念の勝ち馬のほとんどは、「関西馬の1~6番人気」に集中している感じです。
人気薄を狙う場合でも、関西馬を狙った方が回収率を上げやすい印象。
▼年齢データ
3歳馬
0-0-1-6
単勝回収率 0%
複勝回収率 41%
連対率 0%
4歳馬
10-6-8-67
単勝回収率 126%
複勝回収率 91%
連対率 18%
5歳馬
8-9-8-73
単勝回収率 81%
複勝回収率 90%
連対率 17%
6歳馬
2-4-3-47
単勝回収率 44%
複勝回収率 64%
連対率 11%
7歳以上
1-2-1-47
単勝回収率 6%
複勝回収率 40%
連対率 6%
はい。
大体どんなレースでもそうなんですが、宝塚記念も過去データでは、「若い馬の方が好走率が高い」という感じの印象です。
中心は4歳馬。次が5歳馬。
6歳から急に連対率が下がります。
8歳馬は全滅です。
あと、3歳馬がたまに参戦してきますが、連対すらできず。3着が1回だけ(ローエングリン)
この時期に古馬に勝つのは、かなり困難だと思われます。
過去に、ウオッカやネオユニヴァースが3歳で参戦し人気になりましたが、共に馬券にはなりませんでした。
▼人気別データ
1番人気
6-6-2-7
単勝回収率 70%
複勝回収率 86%
連対率 57%
2番人気
4-2-2-13
単勝回収率 83%
複勝回収率 59%
連対率 29%
8~11番人気
3-5-6-70
単勝回収率 120%
複勝回収率 120%
連対率 10%
はい。
宝塚記念は、1番人気が強い印象です。
宝塚記念で、私ブエナのオーソドックスな戦略としては、「軸馬を1~3番人気から選んで、相手は11番人気までから選ぶ」というスタイルにすることが多いです。
10~11番人気の期待値が高いので、宝塚記念のヒモ選びは難解です。
▼前走クラスデータ
前走 G1
13-12-10-97
単勝回収率 80%
複勝回収率 97%
連対率 19%
前走 重賞レース以外
1-0-1-9
単勝回収率 343%
複勝回収率 90%
連対率 9%
はい。
宝塚記念は、前走G1を使った馬が、やはり優勢。
前走G1の内訳は、天皇賞春・ヴィクトリアマイル・安田記念です。
尚、前走で重賞レース以外だった馬は、基本的には厳しいと思う。
ナカヤマフェスタが1頭で回収率を引き上げていますが、それ以外の馬は連対できていません。
▼前走レースデータ
前走 天皇賞春
9-9-4-57
単勝回収率 65%
複勝回収率 88%
連対率 23%
前走 ヴィクトリアマイル
0-2-3-6
単勝回収率 0%
複勝回収率 285%
連対率 18%
前走 鳴尾記念
1-2-1-14
単勝回収率 78%
複勝回収率 104%
連対率 17%
前走 安田記念
2-0-2-16
単勝回収率 204%
複勝回収率 86%
連対率 10%
はい。
宝塚記念の前走は、天皇賞春組が最も信頼できる印象です。
ただ、人気になるので、回収率はやや低め。
その次が、ヴィクトリアマイル組か。
ただ、こちらはブエナビスタが2回連対しているので、サンプル数が少なく、データとしての信憑性は高くないかも。
前走 安田記念は、スイープトウショウが11番人気で優勝し、回収率を引き上げていますが、全体としてはあまり信頼度は高くない。
前走G1以外では、鳴尾記念組が良い感じ。
▼レース間隔・休み明けデータ
間隔10週以上
2-2-3-41
単勝回収率 27%
複勝回収率 30%
連対率 8%
はい。
宝塚記念に関しては、レース間隔はあまり気にしなくてもいいのかなと、私ブエナは感じます。
9週くらいまでの休み明けなら、仕上がってさえいれば連対率は下がりません。
ただ、「間隔10週以上」になると、成績はかなり悪くなります。
過去に馬券になったのは、ドゥラメンテ・ジェンティルドンナ・ゼンノロブロイと、人気馬ばかり。
宝塚記念は、休み明けでは厳しく、ちゃんと前哨戦を使った馬を中心にするのが良いかと思います。
▼ということで本日は、宝塚記念のデータについて、私ブエナの独断と偏見で分析してみました。
宝塚記念は、1~2番人気が強い一方で、人気薄も活躍するレースです。
なので、私ブエナの場合は、「1~2番人気軸から、中穴・大穴へ流す」というスタイルで馬券購入することが多いです。
私は普段は、あまり大穴馬は買いませんが、宝塚記念では10番人気以下も警戒しています。
ご参考まで。
ブエナが使っている競馬サイトを公開
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
私(ブエナ)の宝塚記念の買い方
▼では実際に、私ブエナが宝塚記念で馬券を取ったレースについても、考察してみたいと思います。
まず、2010年の宝塚記念。
1着 ナカヤマフェスタ(8番人気)
2着 ブエナビスタ(1番人気)
3着 アーネストリー(3番人気)
ブエナの競馬ブログなので、まずはブエナビスタが頑張ったこのレースをチョイスします。
いつも通りの中穴狙いで、三連複7920円的中だったレースです。
▼このレースは、デビューから1度も馬券圏内を外したことがないブエナビスタが1番人気。
データ的にも、「人気の関西馬」「前走G1組」「4歳馬」
と、完璧に条件が揃った馬が、ブエナビスタでした。
▼オッズ的には、やや過剰人気だったので、軸馬をジャガーメイルやアーネストリーと迷いましたが、
ジャガーメイルは「6歳」の「関東馬」だったので、ちょっとデータ的には狙えなかった。
アーネストリーは、前走がG1ではなかったので、ブエナビスタを軸としました。
結果的には、三連複だったので、アーネストリー軸でも的中でしたが。
▼勝ったナカヤマフェスタは、4歳馬とは言え、関東馬だし、前走がOP特別。
手を出しにくいところでしたが、マツリダ予想の指定穴馬だったことと、前走のメトロポリタンSの勝ち方があまりにも強かったので、ヒモに加えました。
メトロポリタンSの通過順位を見るとわかりますが、先行馬が壊滅したレースで、ナカヤマフェスタだけが先行して楽勝。
圧倒的な強さだったことが、レース結果から見えてきます。
▼ちなみにこの、2010年 メトロポリタンステークス。
前走の「通過順位」を見る練習になります。
このような通過順位で勝つ馬は非常に珍しく、ここまでわかりやすいパターンは少ないんですが、これを覚えておくと別のレースにも応用が利く気がします。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼メトロポリタンSの場合は、差し馬に有利な流れを、ナカヤマフェスタ1頭だけが先行して勝利。しかも圧勝。
これとは逆に、「完全に前残りの流れなのに、1頭だけ差してきて楽勝」というパターンもあります。
ディープインパクトなどはそのパターンでした。
このような通過順位の見方を覚えておくだけでも役に立つ。
目先の馬券が当たるだけでなく、将来有望な馬を発見することもできると思います。
▼さて、このナカヤマフェスタ。
名前はあまりメジャーではありませんが、日本競馬界にとって、最も凱旋門賞制覇に近づいた馬でもありました。
凱旋門賞で、なんと「アタマ差」です。
エルコンドルパサーも、オルフェーヴルも、ディープインパクトも、ゴールドシップも完敗だった凱旋門賞。
そこでアタマ差。素晴らしい能力でした。
もっと話題になってもいい馬ですが、この宝塚記念と凱旋門賞以外はパッとしない成績だったので、あまりメディア受けしないようです。
▼では次に、2016年の宝塚記念。
1着 マリアライト(8番人気)
2着 ドゥラメンテ(1番人気)
3着 キタサンブラック(2番人気)
はい。
ここは、4歳のドゥラメンテが断然人気。
単勝1.9倍と、過剰人気が過熱していたので、私はあえて軸をずらしました。
▼軸は、2番人気のキタサンブラック。
前走で天皇賞春を制した4歳馬で、関西馬。
データ的にも狙いやすい馬でした。
▼三連複2800円的中だったので、結果的には何も考えずに、断然人気のドゥラメンテから流しても同じ結果だったわけですが、ここで軸をずらしたのは間違いではなかったと思っています。
競馬というのは、その1レースで収支が決まる訳では無い。
その後も、ずっと続いていくものだからです。
▼この年の宝塚記念と同じようなオッズパターンのレースに出くわしたとき、常に断然人気の馬を軸にする癖がついていると、どうしても、長期回収率は低くなってしまいます。
なので、今回はたまたま断然人気の馬が来てしまいましたが、同じようなレースタイプで、期待値が高い軸馬を選んでいく習慣をつけておけば、長期回収率は上がりやすくなると思うわけです。
この年の宝塚記念は、そのようなメンタルトレーニングをするには最適のレースだったと思います。
▼では次に、2019年の宝塚記念。
1着 リスグラシュー(3番人気)
2着 キセキ(1番人気)
3着 スワーヴリチャード(6番人気)
はい。
この年の宝塚記念は、12頭立てと少頭数だったので、配当は低めでしたが、簡単に的中したので回顧してみます。
▼まず、軸は1番人気のキセキで、特に問題なかったと思います。
単勝オッズは3.6倍で、過剰人気でもない。
天皇賞秋3着・ジャパンカップ2着・大阪杯2着と、G1での実績もしっかりあった。
逃げ脚質というのが不安点でしたが、前走の大阪杯では2番手から競馬ができていたので、逃げなくても大丈夫と判断しました。
▼キセキはこの後、フランスの凱旋門賞に挑戦し、7着。
そしてこの後、なぜか「出遅れ癖」がついてしまいます。
この凱旋門賞遠征から、安定感がなくなってしまいましたが、2019年の宝塚記念時点では、かなり安定感のある馬だったわけです。
▼ということで、キセキは軸で問題ない。
相手ヒモ馬も、いつも通りの中穴をチョイス。
「三連複 1番人気ー2.3.5.6.8番人気」という、三連複10点。
いつもは三連複15点で構成することが多いんですが、ここは12頭立てと少頭数だったので、1頭削除して、10点にまとめました。
▼結果的には、三連複2720円と落ち着いた配当になったので、10点に絞り込んだのは正解だったと思います。
レース回収率は272%なので、やや本命サイドに寄り過ぎた感じはしますが、勝ち馬がたまたま本命サイドだったので、ここは仕方なかったと思います。
▼勝ったリスグラシューは、ここまで勝ち切れないレースが多かったわけですが、この宝塚記念の圧勝をきっかけに、引退までG1を3連勝。
春秋グランプリ連覇の牝馬ということで、歴史に名を残すことになりました。
牝馬の晩成タイプは珍しいので、私もよく覚えています。
ちなみに、リスグラシューの引退レースだった有馬記念は、2番人気のリスグラシュー本命で三連複の万馬券がクリーンヒット。
あの有馬記念も含めて、思い出に残る馬ですね。
▼3着のスワーヴリチャードも、勝ちきれないレースが続いており、ここでは6番人気馬まで人気を落としていましたが、潜在能力は高く、ヒモには必ず入れておきたい1頭でした。
阪神コースでは、大阪杯の優勝があり、コース実績もあった。
左回りの方が良いタイプですが、阪神コースならなんとか走ってくれるんじゃないかという判断。
6番人気はちょうどいい中穴だったので、三連複の配当も少しアップして、私としては嬉しい好走だったことを覚えています。
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