強い馬の見極め方。競馬の勝ち方。オッズの読み方。勝ち馬の探し方
強い馬の探し方は?
▼本日は、馬の能力の見極め方について、私(ブエナ)の独断と偏見で書いてみたいと思います。
まず、私ブエナの信念を書けば、
「馬の強さは、オッズが示していると思う」
私の場合は、ここをスタートラインにしています。
(マツリダ予想より引用)
▼競馬において、その馬の能力は、スピード指数などからも換算することができますが、もっと簡単に馬の能力を調べる方法があります。
それは「オッズ」です。
▼私ブエナの考えでは、人気のある馬は強い。人気のない馬は弱い。ただそれだけ。
私は、自分の考え方をこのようにシフトさせることで、馬券収支が大きく改善しました。
この考え方で言えば、人気のない馬を狙うということは、弱い馬を狙うということです。
弱い馬が強い馬に勝つには、何かしらの、「能力を逆転するための要素」が、必要になってくるわけです。
▼弱い馬(人気がない馬)が、強い馬に勝つための要素は、脚質であったり枠順であったり、前走の不利や、騎手の乗り替わりであったりするわけです。
まともにやっても、弱い馬は、強い馬には勝てない。
ですから人気のない馬、すなわち弱い馬を狙うときには、自分なりの「根拠」がなければならない。
▼なぜその弱い馬は、自分より強い馬を負かすことができるのか?その根拠は何か?
それを明確にしないまま、適当に配当が高いからという理由で、弱い馬を狙っていると、確実に馬券収支はマイナスになっていきます。
(ブエナ経験談)
▼オッズというのは適当についているわけではなく、スピード指数もパドックも競馬新聞の印もプロの馬券師の見解も、全ての人の知識がそこに凝縮されているわけ。
ですから、オッズを超える指標はないと、私ブエナは考えています。
馬の強さはオッズでわかる。
もちろん、単発のレースでは、オッズが間違っていることもありますが、長期的に見ると、オッズは最強の指標と考えて良いかと思うわけ。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼それを踏まえた上で、「あえて弱い馬を狙う」のが、競馬で勝つ方法だと、私は考えています。
強い馬、すなわち人気のある馬ばかりを狙っていても、馬券収支はマイナスになる一方です。
だから競馬で勝つには、馬券収支をプラスにするには、根拠を持って「人気のない馬」を狙わなければならないと思うわけ。
▼さて、「馬の強さはオッズが示している」
(マツリダ予想より引用②)
これについては、先ほども書きましたが、長期的にはオッズは最強の指標だと思います。
オッズが低い馬は強い。
オッズが低い馬を買っておけば、馬券は当たる。
しかし、「馬券で利益を出すためには」、強い馬を買っているだけではダメだと、私ブエナは思う。
▼馬券で利益を出すためには、「能力とオッズに乖離が見られる馬を狙う」ことが必要なのだ。
要するに、「そこそこ強いのに、あまり売れていない馬」が、儲かる馬ということ。
(あくまで私ブエナの認識です)
極論すれば、競馬予想というのは「そこそこ強いのに、あまり馬券が売れていない馬」を探す作業だと思う。
▼馬券収支がなかなかプラスにならない人の買い方を見ていると、「単純に、一番強い馬を探そうとしてしまっている」
これをやってしまうと、強い馬を探すことはできても、いつまでたっても馬券で利益を出すことはできません。
なぜなら、馬券の利益と言うのは、「オッズの歪み」からしか生まれないと思うから。
▼ぶっちゃけ、強い馬を探すのは簡単です。
「単勝1倍台の馬」
このような断然人気の馬は、そのレースの中では飛び抜けて強い馬と言えます。
▼しかしながら、「単勝1倍台の馬」で利益を出す事は、とても難しい。
なぜかというと、「単勝1倍台の馬」は、過剰人気になるからです。
人間の心理から、「ある一定のオッズラインを超えると、急激に過剰投票が始まる」
(マツリダ予想より引用③)
つまり「単勝1倍台の馬」は、過剰人気になりやすい。
すなわち儲からない馬となるケースが多いと、私ブエナは思うわけです。
▼ちなみに、たまにいるんですが、
「自分はオッズなんかに頼らない!自分の目を信じて、1番強い馬を探してやる!」
というチャレンジャーがいます。
それ自体は競馬の楽しみ方として、いいと思うんですが・・・
一度、チャレンジしてみてください。
「自分が選んだ馬が、1番人気の馬より、勝率が高くなるかどうか?」
50レースくらいやってみると、1番人気の馬の強さが実感できると思います。
(私ブエナも、その昔やったことがあります。1番人気馬に完敗でしたが。)
自分が一番強いと思った馬でも、長期的な成績では、1番人気馬にほぼ確実に負けることになりますよ。
▼ということで本日は、強い馬の見極め方について書いてみました。
私なりにまとめると、
「馬の強さはオッズで測る」
「その上で、オッズと能力にズレがある馬を探す。その馬こそが、馬券で利益を出すために必要な馬である」
「弱い馬でも、オッズより能力が高ければ儲かる」
私ブエナはこのように考えています。
▼ちなみに、「オッズを見ないで馬券を購入する」というのは、オススメしません。
長期的な馬券収支がプラスになっている人は、私が知る限り、ほぼ全員が、
「オッズと能力を見比べて、その歪みを突いている」
と、思います。
ご参考まで。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼さて、強い馬の見極め方として、第一部では「オッズ」を指標にすると書きました。
ここでは、オッズ以外の部分で、強い馬を見極める方法を考えてみたいと思います。
▼まず、わかりやすい見極め方として、
「前走、ぶっちぎりで勝った馬」
このようなタイプ。
これは強いことは強いが、見た目ほどの強さはないことが多かったりする。
しかも、ぶっちぎりで勝った馬は、競馬新聞で目立つ。
そのため過剰人気になりやすく、回収率はあまり上がらない傾向にある気がします。
▼例えば具体的なデータ。
ここ9ヶ月ほどのレースに出た、37267頭のうち、「前走1着」の馬は、2651頭。
このうち、「0.5秒以上の差をつけて、ぶっちぎりで前走を勝った馬」
これは強そうに見えますね。
その成績は、
勝率 9%
単勝回収率 65%
複勝回収率 64%
(431頭)
はい。
特に強くないわけです。
(ブエナ調べ)
▼0.5秒以上もの差をつけて圧勝してきた馬を、次走で狙ったところで、全然プラスにはならない。
431頭のデータなので、確率的には、そこそこ信用できるサンプル数かと思います。
▼なぜ、前走ぶっちぎりで勝ったのに、儲からないのか?
ここには1つ、罠があります。
それは、
「ダート」です。
▼ダートのレースは、0.5秒以上で勝つことが珍しくない。
そして、このような馬が次走で過剰人気になり、儲からない馬となる。
ちなみに、ダート限定で、
「0.5秒以上の差をつけて、ぶっちぎりで前走を勝った馬」
勝率 10%
単勝回収率 43%
複勝回収率 57%
(264頭)
はい。
先ほどより、かなり回収率が下がっています。
ダートのぶっちぎりは、過剰人気になるという傾向があるように思うわけ。
▼では、芝のレースならどうなのか?
芝限定で、
「0.5秒以上の差をつけて、ぶっちぎりで前走を勝った馬」
勝率 7%
単勝回収率 113%
複勝回収率 80%
(141頭)
はい。
一応、プラス回収です。
ただ、勝率が低い上に、サンプル数が少ないので、確率収束していないと思われます。
なので、これは盲目的には信用できないかと。
▼私ブエナの考えとしては、
「0.5秒差以上など、ぶっちぎりで勝ってきた馬は、前走で力を使い果たしていたり、今走で過剰人気になりやすいので、あまり美味しい馬とは言えないのではないか?」
このように考えます。
むしろ、前走1着で強い馬を探すなら、「ぶっちぎりではないが、余裕を持って勝ち上がってきた馬」
マツリダ予想からの引用ですが、このようなタイプは、回収率を上げやすいです。
▼さて、強い馬の見極め方について、また違う角度から考えてみます。
「馬体重」
私ブエナの感覚では、馬体重はかなり重要だと思われます。
▼基本的に、強い馬は馬体重もしっかりしている。
500キロ前後のバランスのとれた馬格を持つ馬は、やはり強くなる確率が高いと思うわけです。
逆に、400キロ前後しかなく、小柄な馬はなかなか強くならない印象です。
▼これは人間のアスリートと同じ。
人間でも、体が大きければどんなスポーツにも向いている。
180センチ以上ある人に、「いい体してるね。何かスポーツやってたの?」とか聞いたりする場面は多いですが、これも体が大きければ、スポーツに有利であることを示していると思うわけ。
▼競馬においても、基本的には同じだと思う。
体が大きい馬は、強くなりやすい。
競馬は体がぶつかり合うことも多いハードなスポーツなので、競走馬でも体が小さいと当たり負けするわけです。
また、単純にスピード能力も、筋肉ムキムキで体が大きい方がトップスピードが速くなりやすい。
▼もちろん、ディープインパクトなどのように、小柄でも強い馬はいますが、あれはあくまでも例外。
基本的には、そして確率的には、体が大きい馬の方が強くなりやすいと思うわけです。
▼この「馬格」については、穴党の人ほど重要になってくる印象。
ぶっちゃけた話、人気のある馬は、馬格に関係なく好走するわけです。回収率は別としても。
しかし、人気がない馬の場合は、体が小さいとなかなか好走しない印象。
理由はいろいろ考えられますが、最大の理由は、やはり能力かと。
▼先ほども少し書きましたが、人気がないということは、能力的に劣っていると言うことである。
長期的には、これはほぼ確実だと思われます。
だから人気がない馬を狙うなら、ここを前提に予想をスタートしなければならない。
▼人気がなくて弱い馬を狙うからには、「根拠」が必要である。先ほども書いた通りです。
そして、「馬格」「馬体重」というのは、その根拠となり得る。
馬体重や馬格を見て馬券を購入する人はあまり多くないので、そこに優位性が生まれると思うわけです。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼シンプルに書けば、体が大きいというだけで有利である。
これは、すべてのサラブレッドに言えることですが、その中でも特に、「人気のない穴馬」
このような人気薄を狙う場合には、特に馬格が大切になる印象。
穴党の人は、一度自分の馬券データを取ってみてください。
自分が選んだ穴馬が、馬体重によってどれくらい回収率が違うか。
これをチェックしていくだけでも、長期回収率を改善するヒントになると思います。
▼ちなみに、馬体重に関しては過去にも記事を書いています。
参考記事
↓
馬格(馬体重)と馬券の買い方
この記事では、要するに「体が大きい馬の方が強い」という内容を書いているんですね。
強い馬、あるいは、これから強くなっていくであろう馬というのは、その多くがしっかりとした馬格を持っている。
馬体重が重ければ重いほど、連対率は上がり、回収率も上がりやすくなるわけです。
▼なので、これから強くなる馬を探す場合でも、馬体重が500キロ前後ある馬でフィルタリングしていくと、相馬眼の精度も上がってくると思います。
体が小さい馬というのは、どうしても競馬では不利なんですね。
例えば、メロディーレーンという馬は、340キロしかなく、JRAで最も体の小さな馬です。
そのため、ファンが多く、人気になりやすいわけですが、上のクラスでは苦戦しています。
回収率や期待値を考えるのであれば、体が小さな馬はあまり選ばない方が良いということになります。
▼その反対に、ブラストワンピースという馬は、馬体重が550キロ近くある大型馬です。
ブラストワンピースは、とにかく1着が多い。単勝期待値が高いわけです。
自分の形になれば、他馬を蹴散らすことができる。
これも大型馬の特徴です。
▼単純に考えても、340キロの馬と、550キロの馬とでは、210キロも差があるわけで、この2頭の馬体がぶつかった場合は、どちらが不利・ダメージを受けるかは明白です。
競馬は、ボクシングや柔道と違い、小さい馬も大きい馬も、同じ条件で勝負することになります。
なので、必然的に体が大きな馬の方が、勝率も連対率も回収率も、全て高くなるわけですね。
▼尚、体が小さな馬がすべて弱いわけではなく、あくまでも平均的なデータの話です。
ディープインパクトやドリームジャーニーは、体が小さくても強かった。もちろんそういう馬はいます。
ただ、そのような例外的なケースを過大評価して、馬格を軽視すると、回収率が下がってお金を失うことになってしまうわけです。
▼馬券の取捨に迷った時は、馬体重が重い馬を優先する、というだけでも、意外と回収率は上がるものです。
それくらい馬格は重要なファクターであり、強い馬の条件と言えるわけですね。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
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▼本日は、馬の能力の見極め方について、私(ブエナ)の独断と偏見で書いてみたいと思います。
まず、私ブエナの信念を書けば、
「馬の強さは、オッズが示していると思う」
私の場合は、ここをスタートラインにしています。
(マツリダ予想より引用)
▼競馬において、その馬の能力は、スピード指数などからも換算することができますが、もっと簡単に馬の能力を調べる方法があります。
それは「オッズ」です。
▼私ブエナの考えでは、人気のある馬は強い。人気のない馬は弱い。ただそれだけ。
私は、自分の考え方をこのようにシフトさせることで、馬券収支が大きく改善しました。
この考え方で言えば、人気のない馬を狙うということは、弱い馬を狙うということです。
弱い馬が強い馬に勝つには、何かしらの、「能力を逆転するための要素」が、必要になってくるわけです。
▼弱い馬(人気がない馬)が、強い馬に勝つための要素は、脚質であったり枠順であったり、前走の不利や、騎手の乗り替わりであったりするわけです。
まともにやっても、弱い馬は、強い馬には勝てない。
ですから人気のない馬、すなわち弱い馬を狙うときには、自分なりの「根拠」がなければならない。
▼なぜその弱い馬は、自分より強い馬を負かすことができるのか?その根拠は何か?
それを明確にしないまま、適当に配当が高いからという理由で、弱い馬を狙っていると、確実に馬券収支はマイナスになっていきます。
(ブエナ経験談)
▼オッズというのは適当についているわけではなく、スピード指数もパドックも競馬新聞の印もプロの馬券師の見解も、全ての人の知識がそこに凝縮されているわけ。
ですから、オッズを超える指標はないと、私ブエナは考えています。
馬の強さはオッズでわかる。
もちろん、単発のレースでは、オッズが間違っていることもありますが、長期的に見ると、オッズは最強の指標と考えて良いかと思うわけ。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼それを踏まえた上で、「あえて弱い馬を狙う」のが、競馬で勝つ方法だと、私は考えています。
強い馬、すなわち人気のある馬ばかりを狙っていても、馬券収支はマイナスになる一方です。
だから競馬で勝つには、馬券収支をプラスにするには、根拠を持って「人気のない馬」を狙わなければならないと思うわけ。
▼さて、「馬の強さはオッズが示している」
(マツリダ予想より引用②)
これについては、先ほども書きましたが、長期的にはオッズは最強の指標だと思います。
オッズが低い馬は強い。
オッズが低い馬を買っておけば、馬券は当たる。
しかし、「馬券で利益を出すためには」、強い馬を買っているだけではダメだと、私ブエナは思う。
▼馬券で利益を出すためには、「能力とオッズに乖離が見られる馬を狙う」ことが必要なのだ。
要するに、「そこそこ強いのに、あまり売れていない馬」が、儲かる馬ということ。
(あくまで私ブエナの認識です)
極論すれば、競馬予想というのは「そこそこ強いのに、あまり馬券が売れていない馬」を探す作業だと思う。
▼馬券収支がなかなかプラスにならない人の買い方を見ていると、「単純に、一番強い馬を探そうとしてしまっている」
これをやってしまうと、強い馬を探すことはできても、いつまでたっても馬券で利益を出すことはできません。
なぜなら、馬券の利益と言うのは、「オッズの歪み」からしか生まれないと思うから。
▼ぶっちゃけ、強い馬を探すのは簡単です。
「単勝1倍台の馬」
このような断然人気の馬は、そのレースの中では飛び抜けて強い馬と言えます。
▼しかしながら、「単勝1倍台の馬」で利益を出す事は、とても難しい。
なぜかというと、「単勝1倍台の馬」は、過剰人気になるからです。
人間の心理から、「ある一定のオッズラインを超えると、急激に過剰投票が始まる」
(マツリダ予想より引用③)
つまり「単勝1倍台の馬」は、過剰人気になりやすい。
すなわち儲からない馬となるケースが多いと、私ブエナは思うわけです。
▼ちなみに、たまにいるんですが、
「自分はオッズなんかに頼らない!自分の目を信じて、1番強い馬を探してやる!」
というチャレンジャーがいます。
それ自体は競馬の楽しみ方として、いいと思うんですが・・・
一度、チャレンジしてみてください。
「自分が選んだ馬が、1番人気の馬より、勝率が高くなるかどうか?」
50レースくらいやってみると、1番人気の馬の強さが実感できると思います。
(私ブエナも、その昔やったことがあります。1番人気馬に完敗でしたが。)
自分が一番強いと思った馬でも、長期的な成績では、1番人気馬にほぼ確実に負けることになりますよ。
▼ということで本日は、強い馬の見極め方について書いてみました。
私なりにまとめると、
「馬の強さはオッズで測る」
「その上で、オッズと能力にズレがある馬を探す。その馬こそが、馬券で利益を出すために必要な馬である」
「弱い馬でも、オッズより能力が高ければ儲かる」
私ブエナはこのように考えています。
▼ちなみに、「オッズを見ないで馬券を購入する」というのは、オススメしません。
長期的な馬券収支がプラスになっている人は、私が知る限り、ほぼ全員が、
「オッズと能力を見比べて、その歪みを突いている」
と、思います。
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▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
前走ぶっちぎりで勝った馬は儲かるか?
▼さて、強い馬の見極め方として、第一部では「オッズ」を指標にすると書きました。
ここでは、オッズ以外の部分で、強い馬を見極める方法を考えてみたいと思います。
▼まず、わかりやすい見極め方として、
「前走、ぶっちぎりで勝った馬」
このようなタイプ。
これは強いことは強いが、見た目ほどの強さはないことが多かったりする。
しかも、ぶっちぎりで勝った馬は、競馬新聞で目立つ。
そのため過剰人気になりやすく、回収率はあまり上がらない傾向にある気がします。
▼例えば具体的なデータ。
ここ9ヶ月ほどのレースに出た、37267頭のうち、「前走1着」の馬は、2651頭。
このうち、「0.5秒以上の差をつけて、ぶっちぎりで前走を勝った馬」
これは強そうに見えますね。
その成績は、
勝率 9%
単勝回収率 65%
複勝回収率 64%
(431頭)
はい。
特に強くないわけです。
(ブエナ調べ)
▼0.5秒以上もの差をつけて圧勝してきた馬を、次走で狙ったところで、全然プラスにはならない。
431頭のデータなので、確率的には、そこそこ信用できるサンプル数かと思います。
▼なぜ、前走ぶっちぎりで勝ったのに、儲からないのか?
ここには1つ、罠があります。
それは、
「ダート」です。
▼ダートのレースは、0.5秒以上で勝つことが珍しくない。
そして、このような馬が次走で過剰人気になり、儲からない馬となる。
ちなみに、ダート限定で、
「0.5秒以上の差をつけて、ぶっちぎりで前走を勝った馬」
勝率 10%
単勝回収率 43%
複勝回収率 57%
(264頭)
はい。
先ほどより、かなり回収率が下がっています。
ダートのぶっちぎりは、過剰人気になるという傾向があるように思うわけ。
▼では、芝のレースならどうなのか?
芝限定で、
「0.5秒以上の差をつけて、ぶっちぎりで前走を勝った馬」
勝率 7%
単勝回収率 113%
複勝回収率 80%
(141頭)
はい。
一応、プラス回収です。
ただ、勝率が低い上に、サンプル数が少ないので、確率収束していないと思われます。
なので、これは盲目的には信用できないかと。
▼私ブエナの考えとしては、
「0.5秒差以上など、ぶっちぎりで勝ってきた馬は、前走で力を使い果たしていたり、今走で過剰人気になりやすいので、あまり美味しい馬とは言えないのではないか?」
このように考えます。
むしろ、前走1着で強い馬を探すなら、「ぶっちぎりではないが、余裕を持って勝ち上がってきた馬」
マツリダ予想からの引用ですが、このようなタイプは、回収率を上げやすいです。
▼さて、強い馬の見極め方について、また違う角度から考えてみます。
「馬体重」
私ブエナの感覚では、馬体重はかなり重要だと思われます。
▼基本的に、強い馬は馬体重もしっかりしている。
500キロ前後のバランスのとれた馬格を持つ馬は、やはり強くなる確率が高いと思うわけです。
逆に、400キロ前後しかなく、小柄な馬はなかなか強くならない印象です。
▼これは人間のアスリートと同じ。
人間でも、体が大きければどんなスポーツにも向いている。
180センチ以上ある人に、「いい体してるね。何かスポーツやってたの?」とか聞いたりする場面は多いですが、これも体が大きければ、スポーツに有利であることを示していると思うわけ。
▼競馬においても、基本的には同じだと思う。
体が大きい馬は、強くなりやすい。
競馬は体がぶつかり合うことも多いハードなスポーツなので、競走馬でも体が小さいと当たり負けするわけです。
また、単純にスピード能力も、筋肉ムキムキで体が大きい方がトップスピードが速くなりやすい。
▼もちろん、ディープインパクトなどのように、小柄でも強い馬はいますが、あれはあくまでも例外。
基本的には、そして確率的には、体が大きい馬の方が強くなりやすいと思うわけです。
▼この「馬格」については、穴党の人ほど重要になってくる印象。
ぶっちゃけた話、人気のある馬は、馬格に関係なく好走するわけです。回収率は別としても。
しかし、人気がない馬の場合は、体が小さいとなかなか好走しない印象。
理由はいろいろ考えられますが、最大の理由は、やはり能力かと。
▼先ほども少し書きましたが、人気がないということは、能力的に劣っていると言うことである。
長期的には、これはほぼ確実だと思われます。
だから人気がない馬を狙うなら、ここを前提に予想をスタートしなければならない。
▼人気がなくて弱い馬を狙うからには、「根拠」が必要である。先ほども書いた通りです。
そして、「馬格」「馬体重」というのは、その根拠となり得る。
馬体重や馬格を見て馬券を購入する人はあまり多くないので、そこに優位性が生まれると思うわけです。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼シンプルに書けば、体が大きいというだけで有利である。
これは、すべてのサラブレッドに言えることですが、その中でも特に、「人気のない穴馬」
このような人気薄を狙う場合には、特に馬格が大切になる印象。
穴党の人は、一度自分の馬券データを取ってみてください。
自分が選んだ穴馬が、馬体重によってどれくらい回収率が違うか。
これをチェックしていくだけでも、長期回収率を改善するヒントになると思います。
▼ちなみに、馬体重に関しては過去にも記事を書いています。
参考記事
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馬格(馬体重)と馬券の買い方
この記事では、要するに「体が大きい馬の方が強い」という内容を書いているんですね。
強い馬、あるいは、これから強くなっていくであろう馬というのは、その多くがしっかりとした馬格を持っている。
馬体重が重ければ重いほど、連対率は上がり、回収率も上がりやすくなるわけです。
▼なので、これから強くなる馬を探す場合でも、馬体重が500キロ前後ある馬でフィルタリングしていくと、相馬眼の精度も上がってくると思います。
体が小さい馬というのは、どうしても競馬では不利なんですね。
例えば、メロディーレーンという馬は、340キロしかなく、JRAで最も体の小さな馬です。
そのため、ファンが多く、人気になりやすいわけですが、上のクラスでは苦戦しています。
回収率や期待値を考えるのであれば、体が小さな馬はあまり選ばない方が良いということになります。
▼その反対に、ブラストワンピースという馬は、馬体重が550キロ近くある大型馬です。
ブラストワンピースは、とにかく1着が多い。単勝期待値が高いわけです。
自分の形になれば、他馬を蹴散らすことができる。
これも大型馬の特徴です。
▼単純に考えても、340キロの馬と、550キロの馬とでは、210キロも差があるわけで、この2頭の馬体がぶつかった場合は、どちらが不利・ダメージを受けるかは明白です。
競馬は、ボクシングや柔道と違い、小さい馬も大きい馬も、同じ条件で勝負することになります。
なので、必然的に体が大きな馬の方が、勝率も連対率も回収率も、全て高くなるわけですね。
▼尚、体が小さな馬がすべて弱いわけではなく、あくまでも平均的なデータの話です。
ディープインパクトやドリームジャーニーは、体が小さくても強かった。もちろんそういう馬はいます。
ただ、そのような例外的なケースを過大評価して、馬格を軽視すると、回収率が下がってお金を失うことになってしまうわけです。
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