初心者が勝つためのレースの選び方~午前中のレース。最終レースは荒れる。どのレースを買うか

競馬初心者さんが勝ちやすいレースは?
私(ブエナ)の経験則で書けば、


「初心者さんでも予想しやすいレースは、まず特別戦(レース名がついているレース)が良いかと思う」

「次に、特別戦の中でも、頭数10~14頭くらいの、少なめの頭数のレースが、最初は予想しやすいかと」

「ちなみに、ローカル開催やハンデ戦は、荒れやすく難しいので、初心者さんにはオススメしない」

「ゆえに、東京・中山・京都・阪神の特別戦が、レース選びの基本になるかと」

(あくまで私ブエナの見解です)


ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。



▼「競馬初心者です。レースがたくさんありすぎて、どれを買ったらいいかわかりません」

というご質問をいただいたので、本日は、初心者さんが勝つためのレースの選び方について書いてみたいと思います。

レース



▼と言っても、私もマツリダ予想でレース選びをしているので、まだ自分自身、レースの選び方を極められている訳ではないのですが、基本的な考え方を書いていきたいと思います。



▼まず、私ブエナの場合は、

「午前中のレースは基本、馬券を買わない」

ということにしています。



▼この理由は、まず期待値の問題。

午前中のレースは、固いレースが多く、配当が低めになります。

ですから、午前中のレースというのは、的中率は上がるのですが、回収率を上げることが難しい印象です。



▼また、午前中のレースを「見る」ことによって、その日の配当傾向、荒れやすさを判断することができます。

そして何より「馬場状態

これを午前中のレースを見ることによって判断し、午後のレースで勝負するというのが、私の基本的なスタイルです。
(マツリダ予想より引用)



▼ついでに言うと、これもマツリダ予想からの引用ですが、

「午前中のレースは、プロ比率が高い気がする」


夏競馬の時にも書きましたが、マニアックな戦場には、すごいプロが多い気がするのですね。

馬券というのは、常に、他の馬券購入者との戦いですから、「プロ比率」が低い所で戦う方が良い、と私は考えます。


午前中のレースは、なんとなくプロ馬券師が多い気がするので、私はほとんどやりません。
(午前中は見るだけ。勝負は午後のレース)



▼特に、初心者さんの場合は、土曜日の午前中からいきなり馬券を買うのではなく、まずその週の「馬場を見る」という習慣をつけると良いです。

特に、芝のコースは、「内が伸びる」「外が伸びる」といった傾向が、午前中のレースを見ることによって、はっきりわかることも多いです。

いきなり馬券を買い始めてしまうと、このアドバンテージを得ることができないわけです。



▼次に、私ブエナが買わないレースは、

最終レース

これは好みが分かれるところですが、最終レースは、意味不明な荒れ方をすることが多いです。


ですから、大穴党の場合には、あえて最終レースを狙っていくというのは、効果的です。

ただ、私の感覚で言えば、最終レースの荒れ方というのは、予測できない荒れ方をすることが多い気が。

そのような傾向なので、「狙って馬券を取りたい」私としては、最終レースは敬遠することが多いです。



▼必然的に、残ったレースは、1日の中でも「グレードの高いレース」となります。

この中で、「自分が狙っている配当」が出そうなレースをピンポイントで購入します。


つまり、自分自身が「本命党」なのか?それとも「穴党」なのか?

これによって、購入するレースが全然違ってくると思うわけ。



▼初心者さんの場合は、ここの部分で、間違ってしまう人が多いです。

穴党なのに、堅く収まりそうなレースに手を出してしまっては、どんなに予想を頑張っても、

レース選びの時点で負けている

ということになってしまう。



▼ですから初心者さんほど、


「まずは自分が狙う配当を決める」
  ↓
「その上で購入するレースを選ぶ」



という流れを徹底することをオススメします。

この流れさえしっかりとクリアできれば、あまり競馬に詳しくなくても、なぜか勝ててしまうことも多いです。



▼「穴党なのに、堅く収まりそうなレースを、一生懸命に予想している」

このような人が非常に多いです。

これでは長期的には、回収率をプラスにすることは難しくなります。



▼さて、それでは「初心者さん向けのレース」を、さらに具体的に考えてみましょう。


【ブエナが思う、初心者さん向けのレース】

・午後のレース(特に特別戦9~11R)

・10~14頭立てくらいのレース

・別定戦

・中央場所(東京・中山・京都・阪神)



はい。
ごくごく簡単に書いてみました。

「別定戦」というのは、斤量に差がないレースで、「ハンデ戦」より別定戦の方が、初心者さんには予想しやすいと思います。

ハンデ戦は、斤量がめちゃくちゃなので、予想しにくいです。



▼また、頭数もかなり重要かと。

重賞レースやG1は、18頭立てなどの多頭数になることが多いわけですが、初心者さんには、18頭立ては、ちょっと難しいと思う。


私が初心者さんにオススメしているのは、上述した通り、「10~14頭立てくらいのレース」です。

これくらいの頭数が、一番、予想がしやすいかと思います。


逆に、「9頭以下」だと、配当が低すぎて、なかなか利益を出すのが難しくなるので、最低でも10頭くらいは、いた方が良いかと思います。



▼ということで本日は、初心者さんが勝つためのレースの選び方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。

レース選びは、非常に重要です。

レース選びの段階で、すでに馬券の勝ち負けは決まっていると言っても過言ではありません。


マツリダ予想の言葉を借りれば、「馬を見るより、レース選びの方が重要」

ということになります。


「今日の競馬は、どのレースで勝負するか?」

これをしっかりと時間をかけて、考えてください。

何も考えずに、フィーリングでレースを選べば、どんどんお金が減っていってしまいますね。
(ブエナ経験談)

ご参考まで。

ブエナが使っている競馬サイトを公開

▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。

私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、

やっぱり⇒『マツリダ予想』です。




初心者の頃の私ブエナがレース選びを失敗した理由

▼初心者さんのレース選びについての考察を続けます。

初心者さんがやってしまいがちなこととして、

「スポーツ新聞のカラーページに載っているレースを購入する」というパターンがあります。

※かつての私です。



▼スポーツ新聞は、今はいくらか分かりませんが、私がスポーツ新聞で予想していた頃は、120~130円。

当時の私はお金がカツカツだったので、競馬新聞は買えず、スポーツ新聞で予想していました。
(主に日刊スポーツ)



▼スポーツ新聞を開く時のドキドキ感は、今でも忘れません。

スポーツ新聞の真ん中のほうにある競馬コーナーの部分だけを抜き出し、赤ペンで予想スタートです。



▼私がまず見るのは、もちろんその日のメインレース。

カラーページで、テンションが上がるメインレースです。


メインレースは情報も多く、予想材料がたくさんあります。

だから、メインレースが一番勝てそうな気になるわけですね。



▼今思えば、浅はかだったわけですが、当時の私はそんなスタイルでした。

もちろん負けていました。

当然です。レース選びをしていないわけですから。



▼あの頃の私は、「頭数」も「ハンデ戦」も「牝馬限定戦」も「ローカル競馬場」も、何も考えていなかった。

自分が狙う配当さえ考えていなかった。

ただ、競馬が楽しかったので、なんとなく予想して、なんとなく負けていました。



▼今の私が、あの頃の私に伝えてあげたいことが、冒頭でまとめたことです。

特別戦の10~14頭くらいのレースに絞り込むだけでも、当時の私の馬券収支は改善していたと思います。

誰かに教えて欲しかった。

そんな、昔の私のような思いをする人が少しでも減ったらいいなと思い、今日はこの記事を書いています。



メインレースばかり購入していると負ける
スポーツ新聞でも競馬新聞でも、やっぱりメインレースの扱いがいちばん大きい。

馬柱も長いので、情報が沢山ある。

だから、スポーツ新聞や競馬新聞を買ってくると、ほぼ確実にメインレースで勝負してしまうわけです。心理的にね。



▼競馬を楽しむだけなら、それでもいい。

その日、最もクラスが高いレースがメインレースなので、盛り上がるし。

楽しさを追求するだけなら、レース選びなんかしないで、メインレースだけ購入すればいい。



▼私ブエナも、昔はそのような買い方だったわけですが、「メインレースだけ購入していると、なぜか負ける」わけです。

これはたぶん、私だけではないはず。

メインレースは難しい。

特に、ハンデ重賞レースや、オープン特別のレースなどは、各馬の力関係が接近しており、大荒れになることも多いです。



自分が狙う配当はどれくらいかを決めておく
初心者さんが馬券収支を改善させて行くためには、「自分の馬券スタイル」を確立しなければならないと思うわけ。

例えばですが、「12頭立てくらいのレースで、三連複の50倍くらいを狙う」

このように、明確に自分のスタイルが決まっていれば、その配当が出そうなレースを選ぶことができる。

レースを選ぶと、メインレースを見送ったりすることにもなりますが、それはある意味、勝ち組への第一歩とも言えるわけです。



▼このように、「自分が狙う配当」と「レース特性」をマッチングさせると、回収率が上がりやすくなります。

また、自分で馬券をコントロールしている感覚が得られるので、なんとなく負けることがなくなるし、負けた理由もわかるようになります。



▼馬券の勝ち組は、大体このようなプロセスを経ている。

ごくまれに、レース傾向に合わせて自分の狙う配当をシフトさせるスゴイ人もいますが、それはかなりハイレベルな領域。

初心者さんは、これを真似しない方がいいです。まず負けます。



▼先ほども書きましたが、スポーツ新聞のカラーページはテンションが上がります。

でも、「常にカラーページのレースで勝負する」ということをやってしまうと、おそらく高確率で負けることになります。かつての私のように。



▼常にカラーページのレースで勝負するということは、レース選びを放棄している。

そして、自分が狙う配当も決めていない、ということになる。

重要なポイントが2つとも抜け落ちてしまっているわけですね。



▼G1しか買わない初心者さんはとても多いですが、上述した通り、これは負けるパターンです。

まあG1しか買わないなら、遊びのギャンブルということで負けてもいいのかもしれませんが、もし勝ちたいなら、少し考え方を変える必要があると思うわけです。



勝ちやすいレースを選ぶ
G1を買うのが悪いというわけではない。

でも、馬券でプラス収支にしたいなら、「G1だから買う」という発想から抜け出さなければならない。

競馬には、1日24~36レースの選択肢があるのだから、最も勝ちやすいレースで勝負すればいいんです。



▼先ほども少し書きましたが、初心者さんにG1レースは、ちょっと難しいです。

G1は、頭数がフルゲートの18頭になりやすいし、全馬がガチンコで仕上げてきます。

その結果、G1では、2ケタ人気馬の激走が多くなり、「抜け」が頻発するわけです。



▼春のG1や、秋のG1だけ購入していると、「ああ!全然当たらない!」と思うことはありませんか?

もしそうなら、それはレース選びをすることで改善できる。

G1レースが全然当たらない競馬初心者さんは、ためしに、「頭数10~14頭のレース」を選んでみてください。

的中率が飛躍的にアップすると思います。



いきなり馬券購入せず、シミュレーションから入る
この場合、最初は実際に馬券購入する必要はありません。

最初は、「シミュレーション」で、テストします。

まず、頭数10~14頭のレースを選び、自分なりに予想してみる。馬券は購入しません。

そして結果を照らし合わせてみる。

さらに、その収支をつけていきます。



▼そうすると、自分の的中率と回収率が出てきます。

そのデータを見て、回収率が90%前後あれば、そのレース選びは正しいと思います。

あとは実際に馬券購入を楽しみながら、回収率100%以上を狙っていくことになります。



1日に何レース買うか?
それから、1日に選ぶレース数は、「1日0~2レースくらい」が良いかと思います。
(マツリダ予想より引用)

上述したように、基本的には、特別戦から選ぶことになるので、それほど多くのレースに参加する事は無いはず。

特別戦は、1日6~9レース程度、組まれているので、そこから1~2レース選んでいくという感覚になります。



▼この時、もし自分のフィーリングに合うレースがなければ、「その日は見送り」とします。

これを「ケン(見)」と言いますが、ケンは馬券でプラス収支にするために、最も重要なポイントの1つです。

馬券で勝っている人は、ほとんどがケンできる人です。



▼G1レースでも、自分のルールに合わないレースは、ケンする。

どんなスターホースが出走していても、自分のルールに合わなければ、馬券購入するべきではない。

この「ケン」ができるようになると、あなたの馬券収支は、一気に改善することになるでしょう。


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