競馬 ボックス買いは勝てる?勝てない?流しかボックスか。必勝法攻略法
【競馬でボックス買いは勝てるか?】
私(ブエナ)の経験則で書けば、
「ボックス馬券は、細かいカスタマイズが効かない。つまり期待値が低い馬券まで購入することになるので、しっかりレースを選ばないと回収率を上げにくい印象」
「ボックス買いでも、荒れるレースを選べば勝てなくはないが、流し・フォーメーション・オッズフィルターの方が、勝ちやすい気はする」
それではこの件について、具体的に考察してみましょう。
▼お手軽に高配当が狙える買い方として、ボックス買い(箱買い)があります。
ボックス買いとは、流し馬券とは違い、軸馬を決めずに選んだ馬をすべて買い目に入れる買い方です。
この買い方であれば、軸馬が飛んだとしても、馬券は的中することになるので的中率が上がります。
▼的中率が高いので、特に初心者さんには人気の買い方ですが、私ブエナの個人的な意見としては、「単純な」ボックス馬券では少々、利益を出しにくいと考えます。
馬券で利益を出すには、「期待値の高い部分をピンポイントで狙う」ということが絶対に必要です。
競馬で回収率を上げるためには、これしか方法がないと言っても過言ではないかと。
(あくまで私ブエナの認識です)
▼ですから私は、「期待値の高い馬を軸にして、そこから流す」という買い方が、回収率を高めやすいと思うわけ。
それに対してボックス馬券というのは、軸馬を決めずに選んだ馬の、「全通り」を買うことになるので、期待値の低い馬券も買ってしまうことになるわけです。
▼ボックス買いでも、5レースや10レースであれば回収率に差は出ませんが、これが50レース~100レースと増えてくると、明らかにボックス馬券は回収率が下がる印象。
これは、レース数が増えると確率が収束して、ボックスに入れたうちの期待値の低い馬券が足を引っ張るからかと。
▼さて、先ほどから期待値が高いとか期待値が低いとか書いていますが、これはどのように判断したらいいのか?
これも、私ブエナの個人的な意見ですが、例えば馬連で言えば、「本命サイド」の馬券の組み合わせは、期待値が低くなりやすい印象です。みんなが買うからです。
つまり、「相対的に多くの人が購入したくなる馬券は、期待値が低くなりやすい」と思うわけ。
▼例えば、 1番人気と2番人気と3番人気のボックス馬券。
このような馬券で回収率を高めていくことは、かなり難しい。
追い上げや増額法を使えば話は別ですが、追い上げはリスクが高いのでお勧めしません。
▼また、期待値の低い馬券としては、本命サイドの他に、大穴サイドも期待値が低い印象です。
例えば、10番人気と11番人気と12番人気のボックス馬券などは、回収率が低くなる傾向にあります。
これは馬連でもワイドでも同じです。3連系でも同じです。
▼もちろん、このような超大穴馬券は、当たれば特大なので、一気に回収率が上がりますが、それは一時的なものです。
その後、2匹目のどじょうを狙って、また大穴サイドを買い続けるうちに、確率が収束してどんどん資金が減少していきます。
(ブエナ経験談)
▼ただ、レース条件によっては、ボックス馬券でもプラス収支にできる条件は存在します。
しかしながら、このようなbox買いの馬券はあくまでも押さえ馬券として、本線は期待値の高い馬から「流す」という形にした方が、回収率は上がりやすいと感じます。
(もしくは、フォーメーション)
▼馬券構成の基本は、人気馬から人気薄に流すこと。
これが、私ブエナの馬券基本形になります。
(マツリダ予想より引用)
▼さて、ボックス買いの話に戻りましょう。
例えば、あるレースで「6頭」まで絞り込んだとする。
その人気が、
1番人気
2番人気
3番人気
6番人気
8番人気
12番人気
だとします。
これをボックスにすると、先ほども書いたような、「1.2.3番人気のボックス」を購入することになってしまいます。
また、「6.8.12番人気のボックス」は、人気薄を集めたボックスなので、これもまた先ほど書いたとおり、過剰人気になりやすく、回収率を上げにくいことが多いです。
▼なので、もし私ブエナがこのようなケースで、「馬連」を買うとしたら、
「馬連6頭ボックスにして、オッズフィルター(20~60倍くらい)で絞って買う」
あるいは、
「1番人気から、3・6・8番人気へ、馬連3点流し」
はい。
これは完全に、私ブエナの買い方ですが、私の場合は6頭まで絞れたなら、それを単純にボックスにはせず、上記のように「加工」して馬券購入します。
▼まず1つ目の、「ボックスからのオッズフィルター」
これは要するに、本命サイドと大穴サイドをカットしているわけです。
理由は先ほども書いたとおり、本命サイドと大穴サイドは期待値が低くなりやすいと思うからです。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼また、2番目の「1番人気から、3・6・8番人気へ馬連流し」
これは、「人気馬と人気薄の組み合わせ」にしているわけです。
理由は、「中穴狙い」
私の個人的な見解では、中穴を狙う方が回収率が上がると思っているので、意識的に中穴を狙っていくことが多いです。
(なので、12番人気はカット)
▼ということで本日は、馬券のボックス買いについて書いてみました。
私なりにまとめると、
「ボックス買いは、期待値の低い馬券まで混ざってしまうので、一工夫することで、回収率を高める」
私の場合は、このようなスタンスです。
▼ボックス買いは、シンプルで誰にでもできる買い方ですが、そうであるがゆえに奥が深く、「単純なボックス」で買っても、なかなか回収率が上がらなかったりします。
そこで、上述したような「一工夫」を入れることで、ボックスでも長期的な回収率を向上させることが可能になると、私は考えています。
ご参考まで。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼ボックス買いは勝てるか?についての考察を続けます。
少し具体的なデータも見てみましょう。
【重賞レース ボックス馬券データ】 2013~2016.10
馬連ボックス3点
514レース分析(ブエナ調べ)
1~3番人気ボックス
的中率27%
回収率79%
5~7番人気ボックス
的中率3%
回収率78%
11~13番人気ボックス
的中率0.2%
回収率47%
はい。
重賞レースで「3頭ボックス」にした時の成績です。
2013年からの514レースのデータです。
▼人気薄のボックスにするほど、回収率が下がっていきます。
的中率に関しては、5~7番人気ボックスでも、「3%」しかない。
5~7番人気の馬連ボックスは、100レース購入しても、97レースは外れる。
▼さらに、11~13番人気ボックスは、的中率「0.2%」
1000レース購入して、998レースは外れる。。。
的中すれば、300円が5万円10万円になる。
でも私ブエナは、こんな期待値の低い馬券は買いません。
▼さて、ここまで見てきたように、やはり大穴サイドは「夢を求めて適当に買う人」が多いので、期待値が下がりやすいと思う。
なので、狙うは「本命サイド」か「中穴」
ということになると思う。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼上記の的中率・回収率で見ると、本命サイドの方がおいしいように見える。
ただ、私ブエナの考えでは、「基本回収率」と「回収率の伸び率」は、違うと考えます。
▼つまり、本命サイドは基本回収率は高いが、回収率の伸び率が悪いと感じる。
本命サイドの場合、オッズの歪みが小さいので、レースを厳選してもなかなか基本回収率から、回収率100%を超えるのが難しい印象です。
▼なので私ブエナは、中穴を狙うことが多いです。
中穴は、的中率では本命サイドには遠く及びませんが、回収率の伸びやすさがある印象。
つまり、中穴は技術介入によって、回収率を伸ばしやすいゾーンのように思うわけ。
(現状のオッズ動向の場合に限る)
これは、ながし馬券でも、ボックス馬券でも同様です。
▼さて、「5~7番人気ボックス」の的中率が3%しかないのはなぜか?
それは、
「1~4番人気馬のどれかが、大抵連対してくるから」です。
▼5~7番人気ボックスは、1~4番人気馬にケンカを売っている。
1~4番人気馬が全滅し、なおかつ5~7番人気馬が1~2着を占める。
このような2つのハードルを乗り越えなければ、5~7番人気ボックスは的中しないわけです。
▼先ほど見たとおり、5~7番人気ボックスの回収率は悪くない。
中穴馬なので、回収率の伸びも期待できる。
しかし、そもそもの前提条件として、「5~7番人気ボックスは中穴というより、大穴に近い」ような気がする。
▼私ブエナの感覚では、馬連の中穴は広く見積もっても、「15~40倍」くらいかと。
5~7番人気ボックスだと、このオッズゾーンを越えてくることが多い印象。
つまり、大穴馬券になってしまうことが多い。
▼これも上述の通り、大穴馬券というのは、ほとんど来ない割によく売れる。
夢を求めて多くの人が大穴馬券を購入するからです。
ゆえに、大穴サイドの馬券はなかなか回収率が上がりにくいと思うわけです。
▼そう考えると、「馬連5~7番人気ボックス」が大穴であるならば、ちょっと狙いにくいということになる。
私なら、オッズフィルターを使って、「1~2番人気を絡めた変則馬連box」を組みます。
その形なら、私が狙う中穴狙いになるからです。
▼ボックス馬券というのは、何も考えなくていいから楽なんですよね。それはわかります。
私ブエナは上述の通り、軸を決めて中穴狙いのスタイルですが、これはめんどくさいです。
①まず中穴になりそうなレースを探す。
②次に期待値が高い、人気軸馬を探す。
③最後に、合成オッズから逆算してヒモ馬を決める。
私の場合は、このような3ステップで競馬予想をするので、かなり面倒なんですね。
▼これをボックス買いにすれば、1ステップで決定することができる。
しかもbox馬券というのは、神頼み的な部分もあって、「高配当で決まってくれ!」という他力本願な楽しみもあるわけです。
▼「人気軸から、人気薄へ流し」だと、ある程度の配当が頭の中でわかっている。
だから的中しても、意外なほどの高配当というのはない。予想通りなわけです。
▼それに対してbox馬券だと、「思いもよらない一攫千金!」があるわけです。
人気薄同士で決まった時などは、配当が出るのが凄く楽しみです。その気持ちはよくわかる。ドキドキするよね。
▼でも、ほとんどの場合、「思いもよらない一攫千金」は出現しない。
一攫千金よりも、「思いもよらないトリガミ」の方が、よほど多いですよ。
そして、長期回収率は下がっていく。
だから単純なボックス買いでは、利益を出すのは難しいと思うんですね。
▼ではここで、別の具体的なデータも見てみましょう。
【重賞レース。1~5番人気の馬連ボックス】2010~2020年
的中率⇒51.4%
回収率⇒76.8%
はい。
過去10年の重賞レースにおいて、1~5番人気の馬連ボックスを購入し続けた場合、上記のような成績になります。
▼まず、的中率51.4%は、優秀ですね。
半分以上、的中させることができます。
「どうしても馬券が当たらない!」と言う人は、1~5番人気の馬連ボックスを買うだけで、半分以上のレースを的中させることができるわけです。
▼この的中率の高さは魅力なんですが、本命サイドの10点買いなので、「トリガミ」も連発します。
トリガミというのは、的中してもマイナス収支になってしまうこと。
このトリガミが多すぎると、回収率が下がり、お金が減ることになってしまいます。
▼ちなみに、「1-2番人気での決着」の場合、下記のような成績になります↓
回収率74%
平均配当580円
最高配当1,990円
最低配当130円
はい。
1~5番人気の馬連ボックスを購入して、1-2番人気で決着すると、その平均配当は580円。
10点買いなので、ほぼトリガミになるわけです。
▼このように、何も考えずに重賞レースで、1~5番人気の馬連ボックスを購入しても、長期的にはどんどんお金が減ってしまうことがわかります。
1~5番人気の馬連ボックスで、最高配当は、8,130円。
1000円の馬券購入で、払戻金が8130円です。
これが最高配当ですから、あまりロマンは無いことがわかります。
▼本命サイドの馬連ボックス馬券の最大のメリットは、的中率が高いこと。
逆に、デメリットは、トリガミが多く回収率が上がりにくいことですね。
▼結局のところ、馬券を購入する目的は、回収率を100%以上にして、利益を出すことです。
そう考えると、1~5番人気の馬連ボックスで的中率を高めて、たくさんの馬券を的中させたとしても、回収率が76%しかなければ、お金はどんどん減ってしまうことになります。
これでは、いくら馬券を的中させても意味がないですね。
▼ここまで書いてきたとおり、ボックス馬券のデメリットは、やはり「回収率が100%を超えにくいこと」なんですね。
なので、「1~5番人気の馬連ボックス」は、おすすめしません。
やるなら、「荒れそうなレースで、中穴馬を中心としたボックス買い」ですね。
これなら、レース選びがしっかりできているという条件で、回収率をプラスにすることが可能になります。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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私(ブエナ)の経験則で書けば、
「ボックス馬券は、細かいカスタマイズが効かない。つまり期待値が低い馬券まで購入することになるので、しっかりレースを選ばないと回収率を上げにくい印象」
「ボックス買いでも、荒れるレースを選べば勝てなくはないが、流し・フォーメーション・オッズフィルターの方が、勝ちやすい気はする」
それではこの件について、具体的に考察してみましょう。
▼お手軽に高配当が狙える買い方として、ボックス買い(箱買い)があります。
ボックス買いとは、流し馬券とは違い、軸馬を決めずに選んだ馬をすべて買い目に入れる買い方です。
この買い方であれば、軸馬が飛んだとしても、馬券は的中することになるので的中率が上がります。
▼的中率が高いので、特に初心者さんには人気の買い方ですが、私ブエナの個人的な意見としては、「単純な」ボックス馬券では少々、利益を出しにくいと考えます。
馬券で利益を出すには、「期待値の高い部分をピンポイントで狙う」ということが絶対に必要です。
競馬で回収率を上げるためには、これしか方法がないと言っても過言ではないかと。
(あくまで私ブエナの認識です)
▼ですから私は、「期待値の高い馬を軸にして、そこから流す」という買い方が、回収率を高めやすいと思うわけ。
それに対してボックス馬券というのは、軸馬を決めずに選んだ馬の、「全通り」を買うことになるので、期待値の低い馬券も買ってしまうことになるわけです。
▼ボックス買いでも、5レースや10レースであれば回収率に差は出ませんが、これが50レース~100レースと増えてくると、明らかにボックス馬券は回収率が下がる印象。
これは、レース数が増えると確率が収束して、ボックスに入れたうちの期待値の低い馬券が足を引っ張るからかと。
▼さて、先ほどから期待値が高いとか期待値が低いとか書いていますが、これはどのように判断したらいいのか?
これも、私ブエナの個人的な意見ですが、例えば馬連で言えば、「本命サイド」の馬券の組み合わせは、期待値が低くなりやすい印象です。みんなが買うからです。
つまり、「相対的に多くの人が購入したくなる馬券は、期待値が低くなりやすい」と思うわけ。
▼例えば、 1番人気と2番人気と3番人気のボックス馬券。
このような馬券で回収率を高めていくことは、かなり難しい。
追い上げや増額法を使えば話は別ですが、追い上げはリスクが高いのでお勧めしません。
▼また、期待値の低い馬券としては、本命サイドの他に、大穴サイドも期待値が低い印象です。
例えば、10番人気と11番人気と12番人気のボックス馬券などは、回収率が低くなる傾向にあります。
これは馬連でもワイドでも同じです。3連系でも同じです。
▼もちろん、このような超大穴馬券は、当たれば特大なので、一気に回収率が上がりますが、それは一時的なものです。
その後、2匹目のどじょうを狙って、また大穴サイドを買い続けるうちに、確率が収束してどんどん資金が減少していきます。
(ブエナ経験談)
▼ただ、レース条件によっては、ボックス馬券でもプラス収支にできる条件は存在します。
しかしながら、このようなbox買いの馬券はあくまでも押さえ馬券として、本線は期待値の高い馬から「流す」という形にした方が、回収率は上がりやすいと感じます。
(もしくは、フォーメーション)
▼馬券構成の基本は、人気馬から人気薄に流すこと。
これが、私ブエナの馬券基本形になります。
(マツリダ予想より引用)
▼さて、ボックス買いの話に戻りましょう。
例えば、あるレースで「6頭」まで絞り込んだとする。
その人気が、
1番人気
2番人気
3番人気
6番人気
8番人気
12番人気
だとします。
これをボックスにすると、先ほども書いたような、「1.2.3番人気のボックス」を購入することになってしまいます。
また、「6.8.12番人気のボックス」は、人気薄を集めたボックスなので、これもまた先ほど書いたとおり、過剰人気になりやすく、回収率を上げにくいことが多いです。
▼なので、もし私ブエナがこのようなケースで、「馬連」を買うとしたら、
「馬連6頭ボックスにして、オッズフィルター(20~60倍くらい)で絞って買う」
あるいは、
「1番人気から、3・6・8番人気へ、馬連3点流し」
はい。
これは完全に、私ブエナの買い方ですが、私の場合は6頭まで絞れたなら、それを単純にボックスにはせず、上記のように「加工」して馬券購入します。
▼まず1つ目の、「ボックスからのオッズフィルター」
これは要するに、本命サイドと大穴サイドをカットしているわけです。
理由は先ほども書いたとおり、本命サイドと大穴サイドは期待値が低くなりやすいと思うからです。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼また、2番目の「1番人気から、3・6・8番人気へ馬連流し」
これは、「人気馬と人気薄の組み合わせ」にしているわけです。
理由は、「中穴狙い」
私の個人的な見解では、中穴を狙う方が回収率が上がると思っているので、意識的に中穴を狙っていくことが多いです。
(なので、12番人気はカット)
▼ということで本日は、馬券のボックス買いについて書いてみました。
私なりにまとめると、
「ボックス買いは、期待値の低い馬券まで混ざってしまうので、一工夫することで、回収率を高める」
私の場合は、このようなスタンスです。
▼ボックス買いは、シンプルで誰にでもできる買い方ですが、そうであるがゆえに奥が深く、「単純なボックス」で買っても、なかなか回収率が上がらなかったりします。
そこで、上述したような「一工夫」を入れることで、ボックスでも長期的な回収率を向上させることが可能になると、私は考えています。
ご参考まで。
ブエナが使っている競馬サイトを公開
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
ボックス馬券の人気別データ
▼ボックス買いは勝てるか?についての考察を続けます。
少し具体的なデータも見てみましょう。
【重賞レース ボックス馬券データ】 2013~2016.10
馬連ボックス3点
514レース分析(ブエナ調べ)
1~3番人気ボックス
的中率27%
回収率79%
5~7番人気ボックス
的中率3%
回収率78%
11~13番人気ボックス
的中率0.2%
回収率47%
はい。
重賞レースで「3頭ボックス」にした時の成績です。
2013年からの514レースのデータです。
▼人気薄のボックスにするほど、回収率が下がっていきます。
的中率に関しては、5~7番人気ボックスでも、「3%」しかない。
5~7番人気の馬連ボックスは、100レース購入しても、97レースは外れる。
▼さらに、11~13番人気ボックスは、的中率「0.2%」
1000レース購入して、998レースは外れる。。。
的中すれば、300円が5万円10万円になる。
でも私ブエナは、こんな期待値の低い馬券は買いません。
▼さて、ここまで見てきたように、やはり大穴サイドは「夢を求めて適当に買う人」が多いので、期待値が下がりやすいと思う。
なので、狙うは「本命サイド」か「中穴」
ということになると思う。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼上記の的中率・回収率で見ると、本命サイドの方がおいしいように見える。
ただ、私ブエナの考えでは、「基本回収率」と「回収率の伸び率」は、違うと考えます。
▼つまり、本命サイドは基本回収率は高いが、回収率の伸び率が悪いと感じる。
本命サイドの場合、オッズの歪みが小さいので、レースを厳選してもなかなか基本回収率から、回収率100%を超えるのが難しい印象です。
▼なので私ブエナは、中穴を狙うことが多いです。
中穴は、的中率では本命サイドには遠く及びませんが、回収率の伸びやすさがある印象。
つまり、中穴は技術介入によって、回収率を伸ばしやすいゾーンのように思うわけ。
(現状のオッズ動向の場合に限る)
これは、ながし馬券でも、ボックス馬券でも同様です。
▼さて、「5~7番人気ボックス」の的中率が3%しかないのはなぜか?
それは、
「1~4番人気馬のどれかが、大抵連対してくるから」です。
▼5~7番人気ボックスは、1~4番人気馬にケンカを売っている。
1~4番人気馬が全滅し、なおかつ5~7番人気馬が1~2着を占める。
このような2つのハードルを乗り越えなければ、5~7番人気ボックスは的中しないわけです。
▼先ほど見たとおり、5~7番人気ボックスの回収率は悪くない。
中穴馬なので、回収率の伸びも期待できる。
しかし、そもそもの前提条件として、「5~7番人気ボックスは中穴というより、大穴に近い」ような気がする。
▼私ブエナの感覚では、馬連の中穴は広く見積もっても、「15~40倍」くらいかと。
5~7番人気ボックスだと、このオッズゾーンを越えてくることが多い印象。
つまり、大穴馬券になってしまうことが多い。
▼これも上述の通り、大穴馬券というのは、ほとんど来ない割によく売れる。
夢を求めて多くの人が大穴馬券を購入するからです。
ゆえに、大穴サイドの馬券はなかなか回収率が上がりにくいと思うわけです。
▼そう考えると、「馬連5~7番人気ボックス」が大穴であるならば、ちょっと狙いにくいということになる。
私なら、オッズフィルターを使って、「1~2番人気を絡めた変則馬連box」を組みます。
その形なら、私が狙う中穴狙いになるからです。
▼ボックス馬券というのは、何も考えなくていいから楽なんですよね。それはわかります。
私ブエナは上述の通り、軸を決めて中穴狙いのスタイルですが、これはめんどくさいです。
①まず中穴になりそうなレースを探す。
②次に期待値が高い、人気軸馬を探す。
③最後に、合成オッズから逆算してヒモ馬を決める。
私の場合は、このような3ステップで競馬予想をするので、かなり面倒なんですね。
▼これをボックス買いにすれば、1ステップで決定することができる。
しかもbox馬券というのは、神頼み的な部分もあって、「高配当で決まってくれ!」という他力本願な楽しみもあるわけです。
▼「人気軸から、人気薄へ流し」だと、ある程度の配当が頭の中でわかっている。
だから的中しても、意外なほどの高配当というのはない。予想通りなわけです。
▼それに対してbox馬券だと、「思いもよらない一攫千金!」があるわけです。
人気薄同士で決まった時などは、配当が出るのが凄く楽しみです。その気持ちはよくわかる。ドキドキするよね。
▼でも、ほとんどの場合、「思いもよらない一攫千金」は出現しない。
一攫千金よりも、「思いもよらないトリガミ」の方が、よほど多いですよ。
そして、長期回収率は下がっていく。
だから単純なボックス買いでは、利益を出すのは難しいと思うんですね。
▼ではここで、別の具体的なデータも見てみましょう。
【重賞レース。1~5番人気の馬連ボックス】2010~2020年
的中率⇒51.4%
回収率⇒76.8%
はい。
過去10年の重賞レースにおいて、1~5番人気の馬連ボックスを購入し続けた場合、上記のような成績になります。
▼まず、的中率51.4%は、優秀ですね。
半分以上、的中させることができます。
「どうしても馬券が当たらない!」と言う人は、1~5番人気の馬連ボックスを買うだけで、半分以上のレースを的中させることができるわけです。
▼この的中率の高さは魅力なんですが、本命サイドの10点買いなので、「トリガミ」も連発します。
トリガミというのは、的中してもマイナス収支になってしまうこと。
このトリガミが多すぎると、回収率が下がり、お金が減ることになってしまいます。
▼ちなみに、「1-2番人気での決着」の場合、下記のような成績になります↓
回収率74%
平均配当580円
最高配当1,990円
最低配当130円
はい。
1~5番人気の馬連ボックスを購入して、1-2番人気で決着すると、その平均配当は580円。
10点買いなので、ほぼトリガミになるわけです。
▼このように、何も考えずに重賞レースで、1~5番人気の馬連ボックスを購入しても、長期的にはどんどんお金が減ってしまうことがわかります。
1~5番人気の馬連ボックスで、最高配当は、8,130円。
1000円の馬券購入で、払戻金が8130円です。
これが最高配当ですから、あまりロマンは無いことがわかります。
▼本命サイドの馬連ボックス馬券の最大のメリットは、的中率が高いこと。
逆に、デメリットは、トリガミが多く回収率が上がりにくいことですね。
▼結局のところ、馬券を購入する目的は、回収率を100%以上にして、利益を出すことです。
そう考えると、1~5番人気の馬連ボックスで的中率を高めて、たくさんの馬券を的中させたとしても、回収率が76%しかなければ、お金はどんどん減ってしまうことになります。
これでは、いくら馬券を的中させても意味がないですね。
▼ここまで書いてきたとおり、ボックス馬券のデメリットは、やはり「回収率が100%を超えにくいこと」なんですね。
なので、「1~5番人気の馬連ボックス」は、おすすめしません。
やるなら、「荒れそうなレースで、中穴馬を中心としたボックス買い」ですね。
これなら、レース選びがしっかりできているという条件で、回収率をプラスにすることが可能になります。
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ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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