三連単は難しい?なぜ当たらないのか。三連単を的中させる方法と負ける理由・原因
三連単は難しい?
▼本日は、三連単が難しいと感じる理由について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「三連単を難しくしているのは、買い目点数の多さと、資金力のなさである」
「三連単は、買い目点数が最大で4,896通りもあるので、難しく感じるだけ」
「三連単でも、他の馬券種と同じくらいの買い目割合で購入すれば、普通に当たる」
「具体的には、馬連で10点買う人なら、三連単は300点くらい買えば、同じくらいの的中率になる」
「多くの人は、そこまでの資金力がない。その結果、買い目点数が異常に少なくなってしまい、当たらないという状況に陥る」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼三連単は、中央競馬の馬券の中で、最も難しい馬券種です。
それはなぜかというと、「買い目点数が多いから」
ただそれだけなんですね。私の考えですが。
▼三連単だからって、当てるのが難しいわけではない。
三連単でも、他の馬券種と同じくらいの買い目点数比率にすれば、普通に的中するわけです。
▼三連単が難しいとか、当たらないと言っている人は、単純に買い目点数が少ないケースが多い。
馬連やワイドや三連複と同じような感覚で、三連単を購入するから当たらないわけです。
▼馬連やワイドの買い目点数は、最大で153通り。
それに対して、三連単の買い目点数は、4,896通りなんです。
この2つを同じような買い方で購入すれば、三連単の方が当たらないのは当たり前だと思いませんか?
▼極論すれば、三連単は難しくない。
三連単を難しくしているのは、馬券購入者が勝手に買い目点数を減らしているからです。
多点買いすれば、三連単でも普通に当たりますよ。
▼あとは、回収率との折り合いだけ。
三連単は一攫千金を狙う馬券ではなく、期待値の高い部分をピンポイントで狙うための馬券です。
一攫千金を狙うから、三連単は難しいと感じてしまうだけなんですね。
でも、それは錯覚ですよ。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼三連単は難しいか?についての考察を続けます。
例えば、馬連の買い目点数は最大で153通り。
という事は、馬連を15点購入するなら、三連単は500点くらい購入することで、やっと同じ位の的中率になるわけです。
▼馬連を15点買う人は普通にいますが、三連単を500点買う人はあまりいない。
三連単でも5000円~10000円で購入する人が多い印象です。
この時点で、多くの人の3連単の的中率は低いことがわかります。
▼三連単は、「1着固定」や「2着固定」「3着固定」といった、他の馬券種には無い詳細な買い方が可能です。
だからこそ、3連単でバラバラに馬券購入して、結局全部当たらないといった事態になってしまうわけです。
▼でも、3連単でも3連複と同じように、「マルチ」で購入すれば、特に難しい事は無いわけです。
例えば、「三連単軸1頭マルチ。相手8頭」
これは、「三連複軸1頭ながし。相手8頭」と同じ意味合いです。
▼なので、三連複で的中させることができる人なら、3連単でも同じように的中させることが可能です。
ただ決定的に違うのは、買い目点数。
前者は168点。後者は28点。
圧倒的に買い目点数が違うわけです。6倍です。
▼ここも三連単が難しい理由になっている。
つまり、多くの競馬ファンは、資金力がない。
だから、三連単を購入する時も、必要以上に買い目点数を絞ってしまって、極端に的中率が下がってしまうわけです。
▼3連単は、資金力のある人にとっては、強力な武器になります。
しかし、資金力のない人にとっては、買い目を絞ってピンポイントで勝負せざるを得ない。
ピンポイントで勝負すると、かなり的中率が下がるので、月間の馬券収支が大きくばらつきます。
▼3連単でピンポイント勝負する場合、5ヶ月くらい連続でマイナスになることも珍しくありません。
5ヶ月連続でマイナスしてしまうと、資金の減少幅がかなり大きくなってしまい、途中で資金ショートする可能性が高くなります。
せっかくいい馬券戦略で勝負していても、途中で断念してしまえばそこで終わりです。
▼なので、有効な馬券戦略というのは、ある程度の的中率も必要になるわけです。
競馬は、回収率がすべてみたいな風潮もありますが、実は的中率もかなり大事。
コンスタントな的中がないと、資金がどこまでも減っていってしまうからです。
▼三連単ではこれが顕著に起こる。
5ヶ月連続でマイナスしてしまえば、30万円くらい資金が減ってしまうことも普通です。
これだけ減ってしまうと、多くの競馬ファンは途中で挫折することが想定されます。
▼だから私ブエナは、3連単で勝負するなら50万円以上の資金が必要だと、いつも書いているわけです。
50万円の資金があっても、そのうちの30万円がなくなってしまうと、精神的にかなりきついです。
なので、連敗は出来る限り避けたい。
そのためには、ある程度の多点買いをする必要がある。
そして多点買いするためには、最初の資金力が必要なんです。
▼このように考えていくと、3連単を難しくしているのは、買い目点数の多さと、資金力のなさ。
つまり最初の段階で、すでに3連単で勝てるかどうかは決まっているわけです。
▼3連単で勝負するなら、最初にある程度の資金を用意する必要がある。
そして、連敗しないような馬券戦略をあらかじめ構築しておくことが重要です。
なんとなく一攫千金を求めて三連単に手を出すと、大きく負けて退場させられるので要注意ですね。
▼▼例えば、私の場合、三連単用の資金は50万円以上、用意しています。
その上で、買い目点数は、100~200点くらいにすることが多い。
50万円用意して、買い目点数が200点なら、よほど下手に買わない限り、資金ショートのリスクは低くなります。
▼多くの人は、このバランスがおかしい。
例えば、資金が5万円で、買い目点数は三連単30点とか。
これくらいのバランスの競馬ファンが多い印象です。
しかしこれだと、ほとんど的中しません。
▼このように考えてみると、三連単のどこが難しいのかがわかると思います。
三連単が難しい原因は、「買い目点数が少なすぎる」ことと「資金力がなさ過ぎる」ことなんですね。
ここに気づけば、三連単は特に難しいという事はなく、他の馬券種と同じ感覚で購入できると思います。
▼では、なぜ買い目点数が少なすぎると、三連単が難しくなるのか?
これに関してはシンプルで、的中しないからです。
上述した通り、三連単には最大で4,896通りの買い目があります。
なので、これを30点くらいで当てようとしても、なかなか当てることができないわけですね。
▼それともう一つ。
買い目点数が少なすぎると、本命サイドを買ってしまいがち、という部分があります。
三連単30点で馬券を当てようと思うと、必然的に本命サイドを買わざるを得なくなります。
三連単30点で大穴を狙っても、まず当たる事は無いからです。
▼このような競馬ファンが多いため、三連単のオッズは、本命サイドが過剰人気になりやすいです。
お金がない。でも三連単は当てたい。
そうなってくると、どうしても1~5番人気あたりの馬で馬券構成せざるを得ないわけですね。
しかし前述の通り、三連単の本命サイドは過剰人気になりやすいので、資金力がない人は本命サイドを買わされ、さらにお金がなくなっていくという悪循環に突入するわけです。
▼▼こんなことを言っていると、競馬ファンからこのような声が聞こえてきそうです。
「三連単を少ない買い目点数で的中させるから、一攫千金が狙えるんじゃないか!」
多くの競馬ファンは、このように考えています。
そしてこの考え方が、3連単を難しくしているわけです。
▼これは、「合成オッズ」という考え方になります。
合成オッズというのは、「自分が購入した買い目の、平均払戻倍率」という感じのイメージです。
この合成オッズは、パソコンの競馬ソフトや、スマホの競馬アプリなどでも表示することが可能です。
当ブログでは、馬券で勝ち組になるためには、合成オッズ3~4倍くらいが適していると、いつも書いています。
▼しかしながら、3連単で少ない買い目点数で一攫千金を狙う場合は、合成オッズが10~100倍くらいになってしまうわけです。
合成オッズは、高く設定すればするほど、それはただのギャンブルになっていきます。
私ブエナが「WIN5」をあまり購入しないのは、合成オッズが高すぎて、ギャンブルになってしまうからなんですね。
▼合成オッズが高すぎる例としては、WIN5の他に、宝くじがあります。
宝くじは、購入したほぼすべての人が負けるゲームです。
その代わり、一者総取りで、勝つ人はすべての利益を持っていく。
これが、高合成オッズの代表例ですね。
宝くじは、完全なるギャンブルです。投資では無い。
▼競馬で計算して勝つためには、ギャンブルではなく、投資に近づけていかなければなりません。
そのためには、合成オッズを3~4倍に設定するのが望ましいわけです。
本日のテーマである3連単で言えば、買い目点数は、100~200点くらい購入する必要がある。
100円で購入しても、1レースあたり1万円から2万円の投資になります。
これくらい購入しないと、3連単では収支が安定しないわけですが、多くの競馬ファンは、そこまでの資金力がない。
そして、少ない買い目点数で3連単を購入し、馬券を外し、「3連単は難しい!」と嘆くわけです。
▼例えば、「単勝1点勝負」は、多くの競馬ファンがやったことがあると思います。
では、単勝1点で購入するのと同じくらいの買い目点数割合にするためには、3連単だと何点くらい購入すればいいと思いますか?
正解は、「272点」です。
単勝1点買いはみんなやるのに、3連単272点買いは多くの人がやらない。
だから3連単は難しく感じてしまうんですね。
▼▼では次に、三連単は難しいか?について、具体的なケーススタディーの中で検証してみましょう。
【神戸新聞杯2021年】
1着 ステラヴェローチェ(2番人気)
2着 レッドジェネシス(5番人気)
3着 モンテディオ(8番人気)
三連単89330円
はい。
このレースは、買い目点数を絞りすぎず、合成オッズ3倍程度を意識して三連単を購入すれば、8万馬券が簡単に的中できたレースでした。
▼まず、1番人気のシャフリヤールですが、ダービーでは、あのエフフォーリアを差し切って優勝。
実績は、このメンバーでは断然で、このレースを購入した多くの競馬ファンは、シャフリヤールを軸にして馬券を購入しました。
特に、三連単は、「三連単シャフリヤール1着固定」の馬券が大量に売れている状況だったわけです。
▼ほとんどの競馬ファンは、競馬資金がそれほど豊富にあるわけではないので、「10頭立てで、1着はシャフリヤールで決まりだ!少点数で三連単が取れるぞ!」と考えてしまいがちです。
しかしながら、この考え方こそが、三連単を難しくしてしまっているわけです。
▼三連単で、そして競馬で勝ち組になるためには、もっと客観的な視点でレースを見る必要があります。
このレースに関しては、1番人気のシャフリヤールが強いのはわかりますが、シャフリヤールから馬券を購入するべきではないと判断することもできる。
なぜかというと、「過剰人気」だからです。
▼当ブログではいつも書いていますが、1番人気が過剰人気の時、そこに競馬ファンの投票が集中するので、その過剰人気の馬から馬券を購入していても、長期的に利益を出すことは難しいわけです。
競馬というのは、馬券を当てるゲームではなく、過小評価されている馬を探して、期待値の高い馬券を購入するゲームです。
この言い回しが理解できる人は、勝ち組、もしくは勝ち組に近い人ですね。
▼このレースのシャフリヤールは、単勝1.8倍。
切れ味勝負の馬が、未経験の不良馬場にもかかわらず、単勝1倍台。
これはかなり過剰人気の状態で、この馬からの馬券は、リスクが高いということになります。
▼そこで、シャフリヤールは押さえに回して、軸は、重馬場得意な、2番人気のステラヴェローチェとします。
これも当ブログでいつも解説していますが、1番人気が断然人気の場合、2~3番人気の期待値が上がります。
なので、 1番人気が断然人気の場合は、そのレースは見送るか、2~3番人気を軸とするのが基本になります。
▼軸が決まれば後は簡単で、このレースは8番人気まででオッズ断層がはっきり出ていたので、馬券構成は8番人気までとなります。
軸
2番人気
相手ヒモ馬
1~8番人気(7頭)
三連単軸1頭ながしマルチ(126点)
という感じですね。
▼126点までしっかり買い目を広げて、合成オッズを適切にしてやれば、12600円の投資で、三連単89330円が的中できるわけです。
どうでしょう。三連単は難しくないでしょう?
何度も書いていますが、三連単を難しくしているのは、あなたが買い目点数を絞りすぎているからなんです。
三連単で勝負するなら、最初に50万円以上の資金をしっかり用意して、1レースに100~200点を購入する。
合成オッズは3~4倍に調整する。
これを意識するだけでも、的中率と回収率のバランスが良くなり、三連単は難しくなくなると思いますね。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
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▼本日は、三連単が難しいと感じる理由について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「三連単を難しくしているのは、買い目点数の多さと、資金力のなさである」
「三連単は、買い目点数が最大で4,896通りもあるので、難しく感じるだけ」
「三連単でも、他の馬券種と同じくらいの買い目割合で購入すれば、普通に当たる」
「具体的には、馬連で10点買う人なら、三連単は300点くらい買えば、同じくらいの的中率になる」
「多くの人は、そこまでの資金力がない。その結果、買い目点数が異常に少なくなってしまい、当たらないという状況に陥る」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼三連単は、中央競馬の馬券の中で、最も難しい馬券種です。
それはなぜかというと、「買い目点数が多いから」
ただそれだけなんですね。私の考えですが。
▼三連単だからって、当てるのが難しいわけではない。
三連単でも、他の馬券種と同じくらいの買い目点数比率にすれば、普通に的中するわけです。
▼三連単が難しいとか、当たらないと言っている人は、単純に買い目点数が少ないケースが多い。
馬連やワイドや三連複と同じような感覚で、三連単を購入するから当たらないわけです。
▼馬連やワイドの買い目点数は、最大で153通り。
それに対して、三連単の買い目点数は、4,896通りなんです。
この2つを同じような買い方で購入すれば、三連単の方が当たらないのは当たり前だと思いませんか?
▼極論すれば、三連単は難しくない。
三連単を難しくしているのは、馬券購入者が勝手に買い目点数を減らしているからです。
多点買いすれば、三連単でも普通に当たりますよ。
▼あとは、回収率との折り合いだけ。
三連単は一攫千金を狙う馬券ではなく、期待値の高い部分をピンポイントで狙うための馬券です。
一攫千金を狙うから、三連単は難しいと感じてしまうだけなんですね。
でも、それは錯覚ですよ。
ブエナが使っている競馬サイトを公開
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
三連単は簡単。買い目点数だけ注意すればいい
▼三連単は難しいか?についての考察を続けます。
例えば、馬連の買い目点数は最大で153通り。
という事は、馬連を15点購入するなら、三連単は500点くらい購入することで、やっと同じ位の的中率になるわけです。
▼馬連を15点買う人は普通にいますが、三連単を500点買う人はあまりいない。
三連単でも5000円~10000円で購入する人が多い印象です。
この時点で、多くの人の3連単の的中率は低いことがわかります。
▼三連単は、「1着固定」や「2着固定」「3着固定」といった、他の馬券種には無い詳細な買い方が可能です。
だからこそ、3連単でバラバラに馬券購入して、結局全部当たらないといった事態になってしまうわけです。
▼でも、3連単でも3連複と同じように、「マルチ」で購入すれば、特に難しい事は無いわけです。
例えば、「三連単軸1頭マルチ。相手8頭」
これは、「三連複軸1頭ながし。相手8頭」と同じ意味合いです。
▼なので、三連複で的中させることができる人なら、3連単でも同じように的中させることが可能です。
ただ決定的に違うのは、買い目点数。
前者は168点。後者は28点。
圧倒的に買い目点数が違うわけです。6倍です。
▼ここも三連単が難しい理由になっている。
つまり、多くの競馬ファンは、資金力がない。
だから、三連単を購入する時も、必要以上に買い目点数を絞ってしまって、極端に的中率が下がってしまうわけです。
▼3連単は、資金力のある人にとっては、強力な武器になります。
しかし、資金力のない人にとっては、買い目を絞ってピンポイントで勝負せざるを得ない。
ピンポイントで勝負すると、かなり的中率が下がるので、月間の馬券収支が大きくばらつきます。
▼3連単でピンポイント勝負する場合、5ヶ月くらい連続でマイナスになることも珍しくありません。
5ヶ月連続でマイナスしてしまうと、資金の減少幅がかなり大きくなってしまい、途中で資金ショートする可能性が高くなります。
せっかくいい馬券戦略で勝負していても、途中で断念してしまえばそこで終わりです。
▼なので、有効な馬券戦略というのは、ある程度の的中率も必要になるわけです。
競馬は、回収率がすべてみたいな風潮もありますが、実は的中率もかなり大事。
コンスタントな的中がないと、資金がどこまでも減っていってしまうからです。
▼三連単ではこれが顕著に起こる。
5ヶ月連続でマイナスしてしまえば、30万円くらい資金が減ってしまうことも普通です。
これだけ減ってしまうと、多くの競馬ファンは途中で挫折することが想定されます。
▼だから私ブエナは、3連単で勝負するなら50万円以上の資金が必要だと、いつも書いているわけです。
50万円の資金があっても、そのうちの30万円がなくなってしまうと、精神的にかなりきついです。
なので、連敗は出来る限り避けたい。
そのためには、ある程度の多点買いをする必要がある。
そして多点買いするためには、最初の資金力が必要なんです。
▼このように考えていくと、3連単を難しくしているのは、買い目点数の多さと、資金力のなさ。
つまり最初の段階で、すでに3連単で勝てるかどうかは決まっているわけです。
▼3連単で勝負するなら、最初にある程度の資金を用意する必要がある。
そして、連敗しないような馬券戦略をあらかじめ構築しておくことが重要です。
なんとなく一攫千金を求めて三連単に手を出すと、大きく負けて退場させられるので要注意ですね。
▼▼例えば、私の場合、三連単用の資金は50万円以上、用意しています。
その上で、買い目点数は、100~200点くらいにすることが多い。
50万円用意して、買い目点数が200点なら、よほど下手に買わない限り、資金ショートのリスクは低くなります。
▼多くの人は、このバランスがおかしい。
例えば、資金が5万円で、買い目点数は三連単30点とか。
これくらいのバランスの競馬ファンが多い印象です。
しかしこれだと、ほとんど的中しません。
▼このように考えてみると、三連単のどこが難しいのかがわかると思います。
三連単が難しい原因は、「買い目点数が少なすぎる」ことと「資金力がなさ過ぎる」ことなんですね。
ここに気づけば、三連単は特に難しいという事はなく、他の馬券種と同じ感覚で購入できると思います。
▼では、なぜ買い目点数が少なすぎると、三連単が難しくなるのか?
これに関してはシンプルで、的中しないからです。
上述した通り、三連単には最大で4,896通りの買い目があります。
なので、これを30点くらいで当てようとしても、なかなか当てることができないわけですね。
▼それともう一つ。
買い目点数が少なすぎると、本命サイドを買ってしまいがち、という部分があります。
三連単30点で馬券を当てようと思うと、必然的に本命サイドを買わざるを得なくなります。
三連単30点で大穴を狙っても、まず当たる事は無いからです。
▼このような競馬ファンが多いため、三連単のオッズは、本命サイドが過剰人気になりやすいです。
お金がない。でも三連単は当てたい。
そうなってくると、どうしても1~5番人気あたりの馬で馬券構成せざるを得ないわけですね。
しかし前述の通り、三連単の本命サイドは過剰人気になりやすいので、資金力がない人は本命サイドを買わされ、さらにお金がなくなっていくという悪循環に突入するわけです。
▼▼こんなことを言っていると、競馬ファンからこのような声が聞こえてきそうです。
「三連単を少ない買い目点数で的中させるから、一攫千金が狙えるんじゃないか!」
多くの競馬ファンは、このように考えています。
そしてこの考え方が、3連単を難しくしているわけです。
▼これは、「合成オッズ」という考え方になります。
合成オッズというのは、「自分が購入した買い目の、平均払戻倍率」という感じのイメージです。
この合成オッズは、パソコンの競馬ソフトや、スマホの競馬アプリなどでも表示することが可能です。
当ブログでは、馬券で勝ち組になるためには、合成オッズ3~4倍くらいが適していると、いつも書いています。
▼しかしながら、3連単で少ない買い目点数で一攫千金を狙う場合は、合成オッズが10~100倍くらいになってしまうわけです。
合成オッズは、高く設定すればするほど、それはただのギャンブルになっていきます。
私ブエナが「WIN5」をあまり購入しないのは、合成オッズが高すぎて、ギャンブルになってしまうからなんですね。
▼合成オッズが高すぎる例としては、WIN5の他に、宝くじがあります。
宝くじは、購入したほぼすべての人が負けるゲームです。
その代わり、一者総取りで、勝つ人はすべての利益を持っていく。
これが、高合成オッズの代表例ですね。
宝くじは、完全なるギャンブルです。投資では無い。
▼競馬で計算して勝つためには、ギャンブルではなく、投資に近づけていかなければなりません。
そのためには、合成オッズを3~4倍に設定するのが望ましいわけです。
本日のテーマである3連単で言えば、買い目点数は、100~200点くらい購入する必要がある。
100円で購入しても、1レースあたり1万円から2万円の投資になります。
これくらい購入しないと、3連単では収支が安定しないわけですが、多くの競馬ファンは、そこまでの資金力がない。
そして、少ない買い目点数で3連単を購入し、馬券を外し、「3連単は難しい!」と嘆くわけです。
▼例えば、「単勝1点勝負」は、多くの競馬ファンがやったことがあると思います。
では、単勝1点で購入するのと同じくらいの買い目点数割合にするためには、3連単だと何点くらい購入すればいいと思いますか?
正解は、「272点」です。
単勝1点買いはみんなやるのに、3連単272点買いは多くの人がやらない。
だから3連単は難しく感じてしまうんですね。
▼▼では次に、三連単は難しいか?について、具体的なケーススタディーの中で検証してみましょう。
【神戸新聞杯2021年】
1着 ステラヴェローチェ(2番人気)
2着 レッドジェネシス(5番人気)
3着 モンテディオ(8番人気)
三連単89330円
はい。
このレースは、買い目点数を絞りすぎず、合成オッズ3倍程度を意識して三連単を購入すれば、8万馬券が簡単に的中できたレースでした。
▼まず、1番人気のシャフリヤールですが、ダービーでは、あのエフフォーリアを差し切って優勝。
実績は、このメンバーでは断然で、このレースを購入した多くの競馬ファンは、シャフリヤールを軸にして馬券を購入しました。
特に、三連単は、「三連単シャフリヤール1着固定」の馬券が大量に売れている状況だったわけです。
▼ほとんどの競馬ファンは、競馬資金がそれほど豊富にあるわけではないので、「10頭立てで、1着はシャフリヤールで決まりだ!少点数で三連単が取れるぞ!」と考えてしまいがちです。
しかしながら、この考え方こそが、三連単を難しくしてしまっているわけです。
▼三連単で、そして競馬で勝ち組になるためには、もっと客観的な視点でレースを見る必要があります。
このレースに関しては、1番人気のシャフリヤールが強いのはわかりますが、シャフリヤールから馬券を購入するべきではないと判断することもできる。
なぜかというと、「過剰人気」だからです。
▼当ブログではいつも書いていますが、1番人気が過剰人気の時、そこに競馬ファンの投票が集中するので、その過剰人気の馬から馬券を購入していても、長期的に利益を出すことは難しいわけです。
競馬というのは、馬券を当てるゲームではなく、過小評価されている馬を探して、期待値の高い馬券を購入するゲームです。
この言い回しが理解できる人は、勝ち組、もしくは勝ち組に近い人ですね。
▼このレースのシャフリヤールは、単勝1.8倍。
切れ味勝負の馬が、未経験の不良馬場にもかかわらず、単勝1倍台。
これはかなり過剰人気の状態で、この馬からの馬券は、リスクが高いということになります。
▼そこで、シャフリヤールは押さえに回して、軸は、重馬場得意な、2番人気のステラヴェローチェとします。
これも当ブログでいつも解説していますが、1番人気が断然人気の場合、2~3番人気の期待値が上がります。
なので、 1番人気が断然人気の場合は、そのレースは見送るか、2~3番人気を軸とするのが基本になります。
▼軸が決まれば後は簡単で、このレースは8番人気まででオッズ断層がはっきり出ていたので、馬券構成は8番人気までとなります。
軸
2番人気
相手ヒモ馬
1~8番人気(7頭)
三連単軸1頭ながしマルチ(126点)
という感じですね。
▼126点までしっかり買い目を広げて、合成オッズを適切にしてやれば、12600円の投資で、三連単89330円が的中できるわけです。
どうでしょう。三連単は難しくないでしょう?
何度も書いていますが、三連単を難しくしているのは、あなたが買い目点数を絞りすぎているからなんです。
三連単で勝負するなら、最初に50万円以上の資金をしっかり用意して、1レースに100~200点を購入する。
合成オッズは3~4倍に調整する。
これを意識するだけでも、的中率と回収率のバランスが良くなり、三連単は難しくなくなると思いますね。
馬券収支が向上するサイトランキング
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ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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