三連単流しの買い方。三連単でながし馬券を購入する場合のポイント・コツ。軸1頭・軸2頭

三連単ながしの買い方

▼本日は、三連単のながし馬券について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。


「三連単流しの基本は、軸は人気馬、相手ヒモ馬は人気薄、の形」

「買い目点数は、三連単では200点くらい購入してもよい。買い目を減らしすぎると、的中率が大きく下がってしまうため」

「資金力がない場合は、三連単ではなく、三連複を選択する」

「オーソドックスな形としては、三連単軸1頭ながし。相手8頭(56点)1着固定」

「少頭数レースや、固そうなレースでは、三連単軸2頭ながし。相手8頭(48点)マルチ」

「人気の軸馬が、2~3着に負けそうなレースでは、三連単軸1頭ながし。相手8頭(168点)マルチ」



ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。



▼三連単にも、ボックスとながしがあります。

ただ、三連単ボックスは、買い目点数がかなり多くなってしまうので、基本的には、三連単ながしが良いかと思います。



▼三連単で流し馬券を構成する場合の、おすすめの買い方を書いてみます。


・三連単軸1頭ながし。相手8頭(56点)1着固定

・三連単軸2頭ながし。相手8頭(48点)マルチ

・三連単軸1頭ながし。相手8頭(168点)マルチ



はい。
三連単ながしの場合、上記3つの買い方で、ある程度のレースには対応できると思います。



▼買い目点数が多く感じますが、的中率とのバランスを考えると、これくらいでも少ないくらいです。

合成オッズの概念ですが、賭け金に対しての、平均的な払戻倍率を考えると、三連単は100~200点くらい購入しても良いということになるので。



▼三連単ながしの基本は、「1着固定(1着づけ)」です。

単勝期待値が高い人気馬を、1着に固定して、相手ヒモ馬は8頭以内に絞り込みます。



▼相手を8頭にしても、買い目点数は56点ですから、的中すれば十分に回収できます。

コツ・ポイントとしては、1着固定の軸馬を人気馬にし、ヒモは中穴馬を中心に構成すると、回収率が上がりやすくなりますね。

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三連単軸2頭マルチのメリットとデメリット

▼三連単流しの買い方についての考察を続けます。

先ほどは、「三連単軸1頭ながし」について書きました。

ここでは、「三連単軸2頭マルチ」について書いてみたいと思います。



▼「三連単軸2頭マルチ」

つまり、軸馬を2頭選んで、1~3着の組み合わせは自由、という買い方になります。

2頭の軸馬が明確で、能力が接近しているレースで威力を発揮する買い方。



▼軸2頭のメリットは、相手ヒモ馬を増やしても、全体の買い目点数が多くなりにくいことです。

通常の、軸1頭ながし相手8頭だと、マルチにすると168点になってしまいますが、軸2頭だとマルチでも48点です。



▼この特性を利用して、ヒモ馬が絞り込めないレースで、軸2頭ながしを活用できます。

この場合、人気馬2頭を軸馬にセットすると、比較的、的中率と回収率が安定しやすいです。



▼まず最初に、堅く収まりやすいレースを選択します。

あまり荒れるレースだと、軸2頭が同時に馬券圏内に来る確率が下がってしまうからです。

この買い方のポイントは、2頭の軸馬の精度ですから、人気馬が能力を発揮しやすいレースを選ぶことが重要ですね。



▼もちろん、2頭の軸を人気薄にしてもいいんですが、この場合は、的中率がかなり低くなります。

2頭の人気薄を見つけて、その2頭の期待値が高かったとしても、絶対に的中率は低くなるわけです。



競馬の場合、「人気馬を軸にした時」と「人気薄を軸にした時」では、的中率が大きく違ってきます。

かなり上手い人でも、長期的には「人気薄を軸にした時」は、平均的中率が下がってしまいます。



▼的中率が低くても、回収率が高ければ負けることはないわけですが、資金の回転効率が悪くなるんですね。

また、あまり連敗期間が長くなってしまうと、月ごとの収支がバラバラになってしまい、途中で資金ショートする可能性もあります。



▼なので、「三連単軸2頭マルチ」では、軸は人気馬にして、相手ヒモ馬を人気薄にする。

この形の方が、無理なくコンスタントに的中させることができ、収支も安定しやすいと思います。



▼相手ヒモ馬の選び方としては、中穴6頭・大穴2頭くらいのバランスが良いかと思います。

大穴の頭数を増やしすぎてしまうと、平均回収率が下がりやすくなるので注意です。

特に、レース選びの段階で「堅く収まりそうなレース」を選んでいる場合は、大穴の期待値がさらに下がるので、大穴馬は1頭に減らしても良いくらいです。



▼さて、ここまで軸1頭・軸2頭の三連単ながしについて書いてきました。

ここまでは、相手8頭を基本にしてきましたが、もっと絞り込める時は絞り込んでもOKです。



▼例えば、

・三連単軸1頭。相手5頭(20点)1着固定

という買い方は、比較的オーソドックスでよく使われる買い方です。



▼この場合は、先ほどよりも相手馬を、3頭減らさなければなりません。

そうなってくると、無理に相手馬を削って行くより、レースに合わせて買い方を選択していく方が効率的かと思います。



▼例えば、相手8頭で購入していたレースより、明らかに頭数が少ないレース。

この場合は、相手馬を減らす事は自然な流れです。

全体の頭数が少なくなっている場合は、三連単のヒモ候補も、減らしていくのが良いですね。



▼あるいは、オッズ断層がはっきりと出ているレース。

オッズ断層は、個人的にはあまり回収率の向上に役立たないと思いますが、的中率は左右されます。

なので、明らかにオッズに断層がある場合は、その断層まででヒモ馬を選ぶのも1つの有効な作戦ですね。



▼▼では次の買い方を考えてみましょう。

三連単軸1頭ながし。相手8頭(168点)マルチ」について。

これは、オーソドックスな三連単1頭軸の形になります。



▼この形の三連単で狙うレースとしては、軸にした人気馬が、2~3着に負けそうなレースです。

なぜかというと、軸馬が1着になる可能性が高い、つまり軸馬の単勝期待値が高いレースでは、マルチではなく、1着固定がベストだからです。

マルチにするということは、高配当が期待できるということであり、人気の軸馬が2~3着に負ける可能性があるレースで狙うのが良いということになります。



▼三連単の配当を見続けているとわかりますが、1着に人気薄が入った時、配当が跳ね上がることになります。

三連単マルチでは、買い目点数がかなり多くなるので、平均配当が高くなるようなレースを選ぶ必要がある。

それはつまり、「人気薄が勝ちそうなレース」であり、そのようなレースは平均配当が高くなる、ということになるわけです。



1着に人気薄が入りやすいレース条件としては、下記のようなものがあります。

・ハンデ戦
・ローカル開催
・多頭数
・牝馬限定戦



はい。
上記のようなレース条件では、1着に人気薄が入りやすくなる。

という事は、三連単軸1頭マルチで利益を出しやすくなるわけです。



▼ここで問題になるのは、上記のようなレース条件では、レースそのものが荒れやすくなるため、軸馬ごと飛んで行ってしまう可能性がある、という点です。

なので、レース選びには、微調整が必要になります。

やりすぎると、大荒れになってしまい、的中率が大きく下がります。

なので、多頭数のレースを選んだら、ハンデ戦ではなく別定戦を選ぶなど、バランスを取っていくことが重要ですね。



▼▼では次に、具体的なケーススタディーを考えてみましょう。

ここでは、「三連単軸2頭ながし(マルチ)」で、簡単に三連単が取れたレースを紹介します。


高松宮記念2021年

1着 ダノンスマッシュ(2番人気)
2着 レシステンシア(1番人気)
3着 インディチャンプ(3番人気)

三連単9770円



はい。
このレースは、多頭数で難しそうに見えますが、各馬の能力差がはっきりしており、非常に分かりやすいレースでした。



▼まず、人気上位馬を見てみると、1番人気はスピード抜群のレシステンシア。

初めての1200mですが、1400mと1600mでレコードタイムを記録しており、スピード負けするとは考えにくい。

重馬場も、桜花賞で強い競馬を見せており、問題ない。

内枠だとちょっと危なかった感じですが、今回は16番枠と外枠を引いたのも良かった。

以上のような理由から、ここではレシステンシアが軸候補になります。



▼次に、2番人気のダノンスマッシュ。

もともと1200mでは現役屈指の能力であり、たまに凡走するクセはありますが、それも最近は改善されて、安定感が出てきている。

今回のメンバーは、1200mが初めてという馬が多いので、ダノンスマッシュはここでは格が1枚上と言う感じ。

したがって、ダノンスマッシュも軸候補ということになります。



▼3番人気のインディチャンプは、マイルではかなり強い馬ですが、1400mだとスピード負けしている印象であり、さらに距離が短縮される1200mでは、ヒモにはできても、軸にはできない。

4番人気のライトオンキューは、G3までしか実績がなく、ここでは格が落ちます。

主戦の古川騎手が騎乗しないのもマイナスポイントになります。これもヒモまで。



▼5番人気のラウダシオンは、単純に能力が足りない。

前走のシルクロードステークスは3着でしたが、相手が弱かったので、3着は物足りなかった。



▼ということで、3連単の軸2頭は、レシステンシアとダノンスマッシュでOK。

この2頭を軸にして、三連単マルチで流します。



▼ヒモは、先ほど見た、インディチャンプ・ライトオンキューに、6番人気のモズスーパーフレアと、7番人気のサウンドキアラを入れて、合計4頭ながし。

買い目点数は、24点買いということになります。



▼このレースは、各馬の能力に差があるので、取捨選択が楽で、簡単に買い目が決まりました。

結果、24点買いで9770円が的中なので、簡単に回収率を引き上げることが可能になるレースでした。

三連単軸2頭ながしマルチは、レース選びさえしっかりできれば、かなり利益を出しやすい買い方と言えます。



▼▼では次のケーススタディーを見てみましょう。


毎日王冠2021年

1着 シュネルマイスター(1番人気)
2着 ダノンキングリー(2番人気)
3着 ポタジェ(4番人気)

三連単2820円



はい。
このレースは、「オッズ断層」を利用すれば、少点数で三連単を簡単に的中できたレースでした。



▼まず、各馬のオッズをチェックしてみます。

単勝オッズを人気順に並べていきましょう。


2.6
2.7
7.8
8.7
16.6
27.7



はい。
このレースの単勝オッズを、人気順に並べると上記のようになります。



▼この単勝オッズを見ていると、明らかに2つの部分に特徴があることがわかります。

①1~2番人気のオッズが抜けて低い
②4番人気までのオッズが抜けて低い


という感じですね。



▼まず、①1~2番人気のオッズが抜けて低い。

これは、1番人気と2番人気が、他馬よりも抜けて強いということを示しています。

オッズが必ずしも、その馬の能力を正しく示しているわけではないんですが、長期的に見ると、オッズは概ね馬の能力を示します。



▼つまりこのレースでは、1番人気のシュネルマイスターと、2番人気のダノンキングリーが、能力的に抜けて強いということになるわけです。

2頭が強いことが分かっているなら、「三連単軸2頭ながし(マルチ)」が有効な馬券戦略になります。

したがってこのレースの軸馬は、1番人気と2番人気になります。



▼次に、相手ヒモ馬ですが、これもオッズ断層から、簡単に決定することができます。

単勝オッズを見てみると、4番人気と5番人気の間に、大きなオッズ断層が出現していることがわかります。

このような場合、4番人気までで決まる確率が高くなる。

よって、相手ヒモ馬は、3番人気のヴァンドギャルドと、4番人気のポタジェということになります。



▼ここまでの内容をまとめると、

・三連単軸2頭ながし(マルチ)
・軸は、1番人気と2番人気
・ヒモは、3番人気と4番人気
・買い目点数は、12点買い

という感じになります。



▼結果は、オッズからの能力判定通り、1番人気のシュネルマイスターと、2番人気のダノンキングリーのワンツー。

3着に4番人気のポタジェが入り、三連単は2820円となりました。

12点買いだったので、まずまずの配当ですね。

三連単にしては爆発力に欠けるところはありましたが、回収率を上げるためには、取れるところは確実に取っておくことが重要です。

このレースは、オッズ断層を利用すれば、競馬初心者さんでも簡単に三連単を的中できたレースということになりますね。


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