三連単のコツ~三連単は難しい?何点買えばいい?確率で簡単に当てる方法。怖い馬券

三連単のコツは?
私(ブエナ)の経験則で書けば、


「三連単のコツは、まず資金を豊富に用意すること。資金がない人は三連単より三連複がいいと思う」

「次に、単勝回収率が高いであろう馬がいるレースを選ぶ。その馬を1着固定にすることで、買い目を絞る」

「もしくは、単勝回収率が低くて、複勝回収率だけが高いと想定される軸馬を、2~3着固定」

「買い目点数は、60点前後がオーソドックスな買い方かなと思う」

「いずれにしても三連単は合成オッズが高くなりやすく、的中率が下がることが多いので、連敗に耐える資金力がない人は手出し無用かと」



ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。



▼「三連単がまったく当たりません。三連単のコツなどありましたら教えてください!」

というご質問を頂いたので、久しぶりに三連単について考察してみましょう。

三連単馬



▼ご存知の通り、三連単は、中央競馬の中で最も高配当が出る馬券です。

最初の頃はJRAも「競馬ファンの射幸心を煽るから3連単は発売しません」などと言っていたのですが、売り上げが低迷してくると、さっくりと三連単を発売しましたね。



▼三連単は、1着2着3着を順番通りに当てる馬券で、「当たればデカイが当たらない」という難しい馬券です。

とは言え、私に言わせれば、 三連単も三連複も馬連も、根本的には同じだと考えます。

それは馬券の種類が違うだけであって、考え方としては「確率」と「期待値」でしかないからです。



▼ちなみに私ブエナは、「三連複」を買うことが多いです。

それは、三連単よりも三連複の方が、資金が少なくて済むという面も大きいです。


でも本質的には、三連単も三連複も同じなので、予想が同じであれば、どちらを買っても長期回収率は変わらないわけです。

厳密に言えば、控除率の違いで、三連単の方が少し回収率は低くなるケースが多くなりますが、この話をするとややこしいので、また別の日に書きます。



▼さて、3連単が当たらない理由は何か?

それは多くの場合、「買う点数が少なすぎるから」です。
(あくまで私ブエナの見解です)


とてもシンプル。

3連単が当たらない人は、買い目点数が少なすぎる印象。



▼例えば、「単勝を一点」買うとします。

18頭立ての場合、単純に計算して「18分の1」の買い目を買っていることになります。

これを基準としましょう。



▼では18頭立ての3連単は何通りあるか?

正解は

「4,896通り」です。


ではこの、「4,896通り」の「18分の1」は?

正解は

「272点」です。



▼つまり、「単勝の1点買い」と、「3連単の272点買い」は、確率的には同じ意味になるわけです。
(※オッズおよび、特別給付金などは計算から除外しています)


ですから、単勝一点の的中率に近いものを求めるなら、3連単は「272点」くらい買わなければならないということになります。
(あくまで私ブエナの独断と偏見です)



▼要するに、3連単は1レースに「3万円」くらいの賭け金を突っ込む必要があるわけです。
(単勝1点買いの的中率を確保したい場合)


それが多くの人は、 3連単も他の馬券と同じように、「2000円」「3000円」で勝負してしまっている。

それは当然当たらないですよ。なぜなら買い目点数が少なすぎるから。三連単をナメすぎです。



▼ただ、そこに三連単の優位性があることも確かです。

どういうことかというと、「余計な馬券を自分で排除できる」ということです。


三連複で「◎ー○▲△△」に流せば、6点買いになります。

三連単マルチなら、36点買いです。

しかし三連単は、マルチで買わなくてもいいわけです。



▼つまり「◎1着固定」「◎2着固定」「◎3着固定」

三連単では、このような選択肢が生まれる。

つまり、三連単は三連複を分解した馬券であるわけです。
(マツリダ予想より引用)



▼このような「着順固定」を利用することによって、三連単は、三連複にはない優位性を獲得することができます。

つまり、大幅に「実質買い目点数」を減らすことができる。合成オッズを上げることができる。一攫千金を狙うことができる。

しかしそれゆえに、多くの人は三連単の買い目を絞りすぎてしまい、なかなか当たらない状況になっているわけです。



▼それから、三連単のデメリットとして、もう一点。

「控除率」です。


2014年の控除率改定によって、三連単は全馬券種の中で、最も控除率の高い馬券種になってしまいました。
(WIN5は除く)

控除率が高い。

つまり、JRAの取り分が多い馬券種。それが三連単です。



▼今までは、すべての馬券種で控除率は一律25%だったんですが、これが変更になって、

「難しい馬券(売上が多い馬券)ほど、控除率も高くなった」わけ。



▼これを受けて、私ブエナも馬券戦略を変更するか迷っているところです。

今までは、三連単が最も勝ちやすい馬券だった。

しかし、控除率の変更によって長期回収率が大きく変動するなら、今後は三連単より、単勝・馬連・ワイドの方が勝ちやすくなる可能性もあります。

このあたりは少し流れを見て、結論を出していきたいと考えています。



▼ということで本日は「確率」の面から、3連単が当たらない理由を考察してみました。

意味が分かりましたでしょうか?

まったく意味がわからない人は、まだ3連単を買う時期ではないかもしれません。



▼3連単は、競馬で最も難しい馬券。

無理に難しい馬券で勝負しなくても、簡単な馬券でいくらでも勝てます。

簡単な馬券で勝てるようになってから、3連単で勝負するようにすると、回収率は飛躍的にアップすると思います。

ご参考まで。

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▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。

私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、

やっぱり⇒『マツリダ予想』です。




三連単と資金力の関係

▼三連単のコツについての考察を続けます。

上述の通り、三連単は三連複を分解した馬券である。

三連複から、自分のいらない馬券を削除したものが三連単。

そのように私ブエナは認識しています。



▼つまり、マルチで買わない限り、三連単は三連複より確実に的中率が「下がる」

なので、的中率を維持したい人は、三連単は不向きだと思います。

三連単のメリットは、合成オッズを上げて、長期回収率を引き上げることにあると思うからです。



▼なので、私が言う三連単のコツというのは、「三連単で回収率を上げるためのコツ」という感じになります。

「三連単で的中率を上げるためのコツ」は、ないです。

なぜなら的中率は、合成オッズに比例するからです。
(あくまで私ブエナの意見です)



▼馬券というのは、一発狙うと大儲けできる確率が上がる代わりに、的中率が下がるわけです。

三連単というのは、まさにこのような馬券である。

一発大勝ちを狙える代わりに、的中率が下がるのが三連単。

だから三連単で勝負するコツは、資金を豊富に用意することなんですね。連敗に耐えられる資金を。



▼資金がない人が三連単で勝負しても、当たりを引く前に、資金ショートしてしまう。

これが最悪のパターンで、当たりを引く前に止めてしまうと、回収率は0%になってしまいます。

なので私ブエナは、資金力がない人は三連単よりも三連複が良いと思うわけです。



▼馬券で利益を出すには、的中率と回収率のバランスを調整することが重要です。

的中率を下げて、一発大きい配当を狙えば、的中時の回収率は一気に上がります。

しかしこの場合、「資金の回転効率が下がる」

複利効果を得ることができないわけです。



▼三連単は、長期回収率を引き上げやすい馬券だと私ブエナは考えますが、その反面、的中率が下がりすぎて資金がうまく回転しないので、利益を出しにくい馬券でもあると思う。

だから私の場合は、三連単より三連複を使うことが多い。

ただ、「単勝回収率が高い軸馬」がわかっている場合は、三連単は三連複より有効な馬券になります。



▼さて、そのようなことを踏まえて、三連単のコツを再度考えてみる。

三連単のコツを私なりにまとめてみると、

「三連単は、当てようとしない方が勝てる」と思うわけ。



▼上述したように、三連単というのは三連複をバラバラに分解した馬券であると考えます。

バラバラに分解する意味は何か?

それは、「三連複から、期待値の低い余計な馬券を排除することである」
(あくまで私ブエナの見解です)



▼三連単のマルチで、三連複と全く同じ買い目を買うのは、意味がないと私は考えます。

そんな事するくらいなら、三連複で買った方が良い。

控除率的にも、三連複の方が有利だからです。



▼わざわざ控除率の低い三連単で勝負する意味は何か?

それは、「ピンポイントで期待値の高い馬券だけを狙い撃つ」ことだと思うわけです。



▼例えば、あなたの軸馬が、明らかに勝ち切れないタイプの馬だった場合。

三連複でながし馬券を仕掛けると、「その勝ち切れない軸馬が1着の馬券」まで購入することになるわけです。

しかし三連単なら、そのような期待値の低い馬券を排除することができる。

ここが三連単の優位性だと思うわけです。
(マツリダ予想より引用)



▼ただし、期待値が低いと推測される馬券であっても、それはあくまでも確率の問題です。

期待値的にお買い得ではない、というだけで、全く来ないわけではない。

したがって、三連複から余計な買い目を排除すればするほど想定回収率は上昇しますが、それと同時に、的中率は下降するわけです。



▼この部分を理解できるかどうか。

三連複ではなく、三連単で勝負するということは、自ら的中率を下げているわけです。

それを許容した上で、あえて回収率を高めるために、的中率を捨てるわけですね。



▼上述したように、三連単は控除率の面で不利なので、この部分の調整をうまくやらないと、逆に回収率は下がります。

不利な控除率を受けても、それ以上に回収率が高いと予想される場合にのみ、三連単を購入する。

そのような判断が重要になると思うわけです。



▼私ブエナの個人的な意見としては、普通の人はそこまでストイックに回収率を追求しなくてもよいかと思います。

三連複で十分。

むしろ初心者さんなどは、三連複の方が回収率が高くなるような気もします。

一発大儲けではなく、コンスタントに勝つなら、三連単より三連複の方が使いやすいと思いますね。



▼ではここで、具体的なケーススタディーについても見てみましょう。

マイルチャンピオンシップ2019年

1着 インディチャンプ(3番人気)
2着 ダノンプレミアム(1番人気)
3着 ペルシアンナイト(6番人気)



はい。
このレースは、私が馬券を的中させたレースです。

ここでは、三連複と三連単をダブルで的中しました。



▼まず、三連複に関しては、オーソドックスに1番人気のダノンプレミアムを軸に。

相手はいつも通りの中穴狙い。5頭への流し。

10点買いで、3200円的中でした。



▼三連複は簡単に当てることができた馬券なんですが、実は、三連複だけでなく、三連単も購入していました。

なぜかというと、「インディチャンプの単勝期待値が高いのが分かっていたから」です。



▼インディチャンプは、春のマイル王で実績は文句なし。

あのアーモンドアイを破っての安田記念制覇でした。

インディチャンプは、「前哨戦で負けて、本番のG1で勝つ」というタイプ。

そう判断した私は、前走の毎日王冠で3着に負けたことで、3番人気まで評価を落としていたインディチャンプの「単勝期待値」が高いと判断したわけです。



▼他の人気馬を見ると、ダノンプレミアムは外枠の14番枠。

ダノンキングリーはまだ3歳で発展途上。

どちらも勝ち切るかというと、どうも怪しい。



▼インディチャンプの単勝期待値が高いという事は、単勝馬券か?

とも考えましたが、ヒモが絞れていたことから、単勝より三連単の方が期待値は高いと判断。

インディチャンプの1着固定ながしで、相手は三連複で買った5頭。

20点買いで、16580円の万馬券を的中したわけです。



▼めちゃくちゃ自信があったわけではないので、それほどがっつり購入したわけではありませんが、読み通りに決まったので、気分は良かったです。

ここでのポイントは、インディチャンプが前走の3着から巻き返す可能性が高かったこと。

そして、他の人気馬が勝ち切る確率が低かったこと。

この2つの要因を合算して、インディチャンプの単勝もしくは、インディチャンプ1着固定の三連単が狙い目だったわけです。



▼ちなみに、三連単におけるヒモの絞り方に関しては、私は特別なことはやっていません。

いつもの三連複のヒモと同じように、基本的には10番人気までの馬で馬券を構成する。

あとはマツリダ予想の印と比較して、そのまま中穴を拾っていくだけですね。

13番人気以下の人気薄が、馬券圏内に突っ込んでくる事はレアケースなので、それは無視しています。


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