馬券が当たらない理由~初心者が陥りやすい罠。ハズレ馬券の原因

馬券が当たらない原因

▼馬券が当たらないのはなぜか?

私(ブエナ)の経験則で書けば、馬券が当たらない原因は下記の3つに集約されると思う。


「馬券が当たらない原因その1、買い目点数が少なすぎるから」

「馬券が当たらない原因その2、合成オッズが高すぎるから(穴を狙いすぎ)」

「馬券が当たらない原因その3、たまたま負の偏りが発生したから(単なる確率の偏り)」



それではこの件について、具体的に考察してみましょう。

尚、関連記事として、「馬券の的中率を上げる方法」も、あわせてご覧ください。



▼「毎週毎週、競馬新聞を買って、赤ペンでいろんな馬に印をつけて、競馬記者のコラムもしっかりと読み込んでいるのに、なぜか馬券が当たらない!」

このような悩みを持っている競馬ファンは、日本に数え切れないほどいるでしょう。

特に初心者さんは、最初は回収率を上げるどころか、馬券を当てることさえできない、という人も多いと思います。

泣く2

▼では、なぜ馬券が当たらないのか?

私ブエナが考える理由はシンプルです。


☆馬券が当たらない理由⇒「買い目点数が少なすぎるから


極端な話、「16頭立ての競馬で、16頭すべての馬の単勝を買えば、100パーセント的中する」わけです。

この話を聞いて、なんだ、そんなの当たり前じゃん。としか思わなかった人は、もう少し深く考えてみてください。



▼競馬には控除率というものがあるため、「全通りの馬券」を買うと、だいたい回収率は60~70パーセント前後になります。

この時点で、毎回馬券をはずして連敗している人の回収率より高くなります。

実は、ここが馬券で勝つためのポイントだったりする。



▼初心者さんや、馬券が当たらないと嘆いてる人ほど、買い目を絞って、少ない買い目で大儲けしようとします。

しかしこの買い方では、的中率が下がり過ぎてしまい、馬券収支も月によって、ばらつきが出過ぎてしまうわけです。



▼競馬を、「確率のゲーム」として認識していない人ほど、 「勝ち馬は一頭なんだから、単勝馬券を2点以上買うのは無駄」とかいう、トンチンカンな議論を展開したがります。

それを言ったら、三連単の的中馬券も1つなのだから、三連単も1点しか買っちゃだめということになるのです。

これはおかしいでしょ?
(あくまで私ブエナの見解です)



▼私ブエナの考えで言えば、競馬というのは、多点買いしてもいいのです。

ただし、先ほども書いたとおり、全通りの馬券を買うと控除率の分だけマイナスしていきます。

では、どうすればいいのか?



▼私のやり方ですが、基本的に馬券は、「的中率が高い買い目」は、とりあえず全て押さえます。

そして、そこからさらに回収率を上げて控除率を越えていくために、無駄な馬券を排除していく(期待値が低い馬券をカットする)という形が勝ちやすいと思います。
(マツリダ予想より引用)


▼例えば、単勝馬券であっても、一頭の単勝しか買っちゃダメというルールはありません。

レースによっては、単勝を5点買っても良いわけです。その5頭の期待値が高いのであれば。


大切なことは何点買うかではなく、合成オッズであり、期待値であり、回収率を高めることだと、私は思うからです。



▼話題を戻しましょう。

ざっくり言えば、馬券が当たらないのは、買い目が少なすぎるからです。

買い目を減らせば、回収率は必ず上がると思っている人が多いのですが、これは大きな間違いです。
(あくまで私ブエナの見解です)

毎回、少ない買い目で、狙いすまして的中できる人はいない。いたとしても、天才的な馬券師だけです。

私たち一般の競馬ファンは、まずは回収率100パーセントを超えることを目指しましょう。



▼つまり、負けない競馬を目指すわけです。

競馬を楽しみながら、お金が少しずつ増えていくという感覚は、すごく幸せな感覚で、週末の土日が楽しみになるものです。

安定的に勝てば楽しいので、大儲けする必要は無いわけです。

私ブエナも負けていた時は焦っていましたが、今は週末の競馬の時間を幸せにすごしています。



▼それと、馬券が当たらない理由の2つ目。合成オッズの件。

つまり、「大穴を狙いすぎ

です。


競馬というのは、当たる確率とオッズがほぼ比例しているため、大穴を狙えば狙うほど、的中率が下がります。

つまり、本命サイドを買えば、的中させる事は比較的、簡単なわけです。



▼でも、本命サイドでは、オッズが低いため、テンションが上がらない人もいます。

そのタイプの人は、一発高配当を狙うため的中率が下がり、「馬券が当たらない!」と嘆くことになります。



▼ですから、馬券が当たらなくて悩んでいる人は、

「買い目点数を適切にする」

「狙うオッズゾーンを適切にする」



まずはこの2つをチェックしてみてください。

馬券を当てるのは簡単です。

上記の2つで言えば、「本命サイドを多めに買えば、当てる事は簡単」なのですね。



▼しかし、そのような買い方では、「回収率が上がらない」

ですから馬券は、常に「的中率と回収率のバランス

これを模索するゲームだと、私ブエナは考えています。



▼馬券が当たらなくてもいいわけです。

要は、長期的な回収率がプラスになれば、お金は増えていく。

ここが最終目標だと思います。



▼ということで本日は、馬券が当たらない理由について書いてみました。

私なりにまとめると、


馬券が当たらない原因は、買い目が少なすぎることと、合成オッズが高すぎることであると思う



▼上述した通り、馬券を当てる事は簡単。

でも、大切な事は「回収率を上げること」なので、的中率を求め過ぎないことが重要です。


さらに具体的な馬券の話については、当ブログの他の記事も参考にしてみてください。

ブエナが使っている競馬サイトを公開

▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。

私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、

やっぱり⇒『マツリダ予想』です。




馬券が当たらなくても大丈夫な理由

▼馬券が当たらない理由についての考察を続けます。

多くの人は、

「軸を1頭決めて、ながし馬券」

「4~5頭くらいのボックス馬券」

このような馬券構成にすることが多い印象です。



▼そして、

「ああー!ヒモは拾っているのに、軸が違う!馬券が当たらない!」

「軸は合っていたのに、ヒモ抜けだ!ボックスにすればよかった!馬券が当たらない!」

「ボックスにしたのに、1頭抜けた!競馬はわからない!」


と、レース後に嘆く人の、なんと多いことか。



▼馬券というのは確率のゲームなので、どんなに上手い人でも、百発百中はあり得ません。

だから、すべてのレースを当てる必要はない。

長期回収率がプラスになっていればいい。



▼要は、「長期的な視野で見ることができているか?」というところがポイントになります。

馬券の的中率というのは、オッズに依存する。

だから、 1番人気から5点くらい流せば、的中率は30%程度になる。
(ヒモが超人気薄だと、もっと下がりますが。)



▼逆に、5番人気から流せば、的中率は10%以下になる。

9番人気から流せば、的中率は3~4%以下になるでしょう。
(あくまで私ブエナの見解です)



▼このように、馬券は大穴を狙うほど当たらなくなる。

的中確率は、常にオッズに左右される。

まずはここを認識することが重要です。



▼これが分かっていれば、「なぜ馬券が当たらないんだ!」と悩むこともなくなります。

例えば、1番人気から流す人は、買い方を固定していれば、自分の的中率がわかります。

的中率が分かれば、「最大連敗確率」なども分かってくるわけです。

連敗確率が分かっていれば、「これくらいは確率の範囲だな」と考えることができる。



▼上述の通り、馬券が当たらない原因は、買い目点数が少なすぎるからです。

買い目点数を増やせば、絶対に的中率は上がります。

でも、買い目点数を増やすと、期待値の低い馬券まで購入してしまうので、回収率が下がりやすくなる。

だから買い目を絞る事は必要です。



▼そう考えれば、もし多少の連敗に悩まされたとしても、

「自分は今、あえて的中率を下げている。長期的な回収率で判断すれば、これくらいの連敗は想定できる」

と、考えることができるわけです。

この考え方は、勝ち組への第一歩だと、私(ブエナ)は思います。



▼さて、馬券が当たらない理由について、別の角度からも考えてみます。

特に初心者さんに多い傾向として、

「たかが数レースの結果で、馬券が当たらない!とか動揺してしまっている」

というものがあります。



▼例えば、重賞レースやG1しか買わない人。

このタイプは、1週間に1レースしかないので、4~5レース連敗しただけで、1ヶ月当たらないことになります。

これは心理的にかなり厳しい。

1ヶ月当たらないと、やっぱり「競馬は当たらない!」と感じてしまうものです。

でも実際は、たったの4~5レース連敗しただけなのです。



▼4~5レースなんて、物の数にも入らない。

40~50レースは見ないと、あなたの馬券戦略が正しいかどうかはわからないわけ。

試行回数の桁が違う。少なすぎるわけです。



▼これは競馬の1つの難しい部分でもある。

特に、パチンコやパチスロが得意だった人は、この罠にはまります。

なぜなら、パチンコやパチスロは、1日で圧倒的な試行回数を稼げるからです。



▼パチンコやパチスロでは、期待値の高い部分だけを狙えば、1ヶ月で確率は収束する可能性が高い。

だからその感覚で、その人が競馬に参戦してくると、

「1ヶ月もやったのに、確率が収束しない!馬券が当たらない!」

と焦ることになるわけですね。



▼これが冒頭で書いた、

「馬券が当たらない原因その3、たまたま負の偏りが発生したから(単なる確率の偏り)」

ということです。



▼パチンコの1日と、競馬の1日は全然違う。

なぜなら、試行回数が天と地ほど違うから。

パチンコは数分で何回転もさせることができますが、競馬は1レースに何10分もかかってしまう。



▼「競馬は時間効率が悪い」

このように、パチンコと比べると、競馬は試行回数を稼げないわけです。

だから時間効率で考えると、パチンコより競馬の方が効率が悪いと言える。

でも、それだけを持って、競馬は稼げないとは言えない。



▼なぜなら競馬の場合、「その場にいなくても、馬券さえあらかじめ買っておけば、後は自動的に進むから」です。

パチンコの場合は、ずっとパチンコ台の前にいないと成立しない。

でも競馬の場合は、馬券さえ買ってしまえば、後は遊びに行こうが、仕事をしようが、ゲームが成立するわけですね。



▼ちょっと脱線しました。

このように、馬券が当たらない理由はシンプルにまとめることができます。

ここまで説明して来た「3つの要素」を頭に入れておけば、馬券が当たらなくて焦る事はなくなります。

あとは、回収率を上げるだけ。

それさえできれば、お金を減らさずに競馬を楽しむことが可能になると思います。



▼ちなみに私の場合は、合成オッズ3倍くらいを目安にしています。

これはつまり、「3レースに1回くらい当たればいい」という程度のバランスになる。

このような的中率のバランスを知っておくことが、精神衛生上も良いわけです。



▼自分の馬券戦略の合成オッズを知っている人は少ない。

多くの人は、馬券を当てる事ばかり考えてしまい、買い目点数とオッズのバランスを見ていない。

だから、多少の連敗で動揺してしまい、「馬券が当たらない!もうイヤだ!」と、なってしまうわけです。



▼もしあなたが穴党で、馬券が的中した時の払い戻し倍率が、平均10倍くらいで狙っていたとする。

この場合は、確率の5倍くらいハマると考えると、50連敗くらいは想定しておかなければならないわけです。

でも、ほとんどの競馬ファンは、50連敗には耐えられない。

そして、泣きながら競馬を辞めていくわけです。



▼この場合、正しい考え方としては、

「合成オッズ10倍で狙っているから、50連敗くらいはあり得るな。それでもいい。年間プラス収支になればいい」

このような考え方になります。

勝ち組の人は、合成オッズのバランスこそ人それぞれですが、みんなこのような客観的な視点で馬券を見ています。



▼競馬初心者さんを始め、馬券が当たらないと嘆いている人は、まずこの部分を理解しておかなければならない。

馬券は、外れる方が遥かに多いゲームである

どんなに合成オッズを下げても、最大的中率は50%程度でしょう。

実際には、的中率50%にしてしまうと、回収率が100%を割ってしまうので、実質最大的中率は、40%前後と思われます。



▼そう考えると、最大でも100レース購入して60レースは外れるわけです。

これは最大値なので、普通の人は、100レース購入して80レースくらい外れることになります。

大体みんな、これくらい馬券を外しているわけです。

少し安心しませんか?



▼ちなみに私の場合は、100レース購入して70レースくらい外れます。

合成オッズ3倍なので、的中率30%前後ですね。

それでも、私の馬券収支は、年間でプラス収支になっています。

少額ですが、ここ数年はずっとプラスなので、偶然ではないと思われます。



▼このように、馬券が当たらないのは普通のことです。

パチンコでも、なかなか大当たりは引けないでしょ?

でも、座った台の期待値さえ高ければ、パチンコは簡単に勝てる。

それと同じで、競馬も購入した馬券の期待値さえ高ければ、長期的には高確率で利益が出るわけです。


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