馬単の当て方と狙い方。馬単を簡単に当てる方法。馬券の買い方。1着固定・2着固定のコツ

馬単の当て方と狙い方

▼本日は、馬単の当て方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。


「馬単の当て方のコツは、1着欄に人気馬、2着欄に中穴馬、という構成にすると良い」

「相手ヒモ馬に関しては、当てるためには当然、広めにヒモを狙うことになる」

「具体的には、1着欄に人気馬2頭、2着欄に中穴馬6頭、という馬単フォーメーションで、12点買いなどは的中率と回収率が高くなりやすい」

「馬単マルチにすれば、さらに的中率は倍近くなる」



ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。



▼馬単の当て方は、基本的には馬連と同じです。

私の考えでは、「軸は人気馬。相手は中穴馬」というバランスを基本形にします。
(マツリダ予想より引用)



▼「当て方」というテーマで考えるなら、相手馬にも人気馬を1~2頭追加します。

さらに的中率を上げるには、「馬単マルチ」という選択肢もありますが、マルチは回収率が下がりやすくなるので、導入の判断が難しい部分でもあります。



馬単の基本形としては、

1着馬= 人気馬1頭
2着馬= 中穴馬5頭・大穴馬1頭
(6点)


という感じになります。



▼的中率を上げるためには、ここにさらに追加していく。

フォーメーションも活用します。

1着馬= 人気馬2頭
2着馬= 人気馬1頭・中穴馬5頭・大穴馬1頭
(14点)


はい。
この買い方は、先ほどより回収率は下がりますが、的中率は飛躍的にアップします。



▼ここからさらに、的中率を上げてみます。

1着馬= 人気馬2頭
2着馬= 人気馬1頭・中穴馬5頭・大穴馬1頭
【マルチ】
(28点)


はい。
馬単マルチ馬券にすることで、1~2着馬が逆になった時でも対応できるようにしています。



▼このマルチ馬券構成なら、「当て方」というテーマはクリアできると思います。

かなり的中率の高い買い方であり、後は、抜けが少ないレースだけしっかり選ぶことができれば、長期回収率もプラスにできる買い方です。

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馬単を簡単に当てる方法と回収率

▼馬単の当て方と狙い方についての考察を続けます。

先ほどは、「馬単の当て方」というテーマで、的中率を最重要項目として、買い方を考えてみました。

ここでは、回収率も意識した買い目の組み方を考えてみたいと思います。



▼先程は、当て方を意識して「マルチ」を導入しました。

しかし、マルチというのは乱用すると、回収率を下げてしまいます。



▼結局のところ、馬単マルチというのは、馬連と同じなので、単純に控除率の分だけ回収率が下がることになるわけです。

たまたま人気薄が1着に入って高配当をゲットすることもありますが、それは所詮、単発効果です。



▼マルチを、同じ買い方で何度も繰り返しているうちに、確率は収束され、回収率は基本還元率に近づいていきます。

そう考えると、常に同じ買い方で攻めるなら、馬単マルチはあまり効率的では無いと言えます。



▼ただ、マルチは圧倒的に的中率が高くなるので、勝負するべき場面と、勝負しない場面を明確にできるなら、馬単マルチは強力な武器になると思います。

メリハリをつけた馬券購入なら、控除率や還元率の影響を受けにくいので、的中率の高さが武器になるからです。



▼逆に、そこまで極端にメリハリをつけるわけでは無い場合。

この場合は、マルチではなく、通常の「馬単1着固定」で攻めた方が、回収率は高くなりやすいです。



▼この場合、基本的には、1着馬に人気馬。2着馬に中穴馬をセットします。

1着馬にセットする人気馬は、データ分析から、単勝回収率が高い人気馬をセットします。

これだけのシンプルな戦略でも、馬単の長期回収率を引き上げることが可能になります。



▼そして、もう一つ別の戦略として、「人気馬の単勝回収率が低いレース

このようなレースで、あえて2着馬にその「単勝回収率が低い人気馬」をセットするというやり方があります。



▼これもデータ分析から導き出した、「単勝回収率が低い人気馬」

通常は、想定回収率が低い馬は馬券には組み入れないんですが、人気馬の場合は少し事情が違ってきます。



人気馬の場合、データ分析の回収率が低かったとしても、的中率の高さは健在なんですね。

期待値が低いデータ馬の場合、多少的中率は下がりますが、人気馬なのである程度の的中率はキープできる。

そして、単勝回収率が低く、ついでに複勝回収率が高ければ、「2着固定」という戦略が強力に機能することになります。



▼この2着固定の戦略が自由自在に使えるようになると、勝負できるレースの幅が一気に広がります。

通常は、「単勝回収率の高い馬を1着固定」というシンプルな戦略しかないわけですが、2着固定まで考えることができれば、単純に、倍の投資チャンスが生まれるわけです。



▼特に、「1番人気馬の単勝回収率が低い場合

この場合は、その1番人気以外の馬の単勝回収率が大きく引き上げられます。

このようなケースは利益を出すチャンスなんですね。



▼競馬において1番人気馬というのは、最も多くの投票が集まる馬です。

なので、その1番人気馬の単勝回収率が低いと判断されたレースは、それ以外の馬の「1着固定」が回収率を引き上げることになります。



▼具体的な買い方としては、

1着馬= 人気馬1頭・中穴馬6頭
2着馬= 1番人気馬1頭
(7点)


という感じの2着固定ながしか、フォーメーションになります。

この買い方は、特に1番人気馬が過剰人気の時に効果的なので、意識して狙ってみると面白いかと思います。



▼▼では次に、具体的な馬単の当て方を考えてみたいと思います。


北九州記念2020年

1着 レッドアンシェル(8番人気)
2着 モズスーパーフレア(1番人気)

馬単6910円



はい。
このレースは、広めの馬単フォーメーションで狙うことで、簡単に高配当を的中できるレースでした。



▼まず、馬単フォーメーションの形は、

1着欄=1.2番人気馬
2着欄=4~9番人気馬
マルチ24点


というシンプルな形になります。



▼当ブログでいつも書いている通り、人気馬と人気薄を組み合わせる形になります。

人気馬同士の組み合わせは、的中率は高いんですが、プラス収支にするのが極めて難しいです。

逆に、人気薄同士の組み合わせは、極端に的中率が低く、投資効率が悪いです。

そこで、人気馬と人気薄を組み合わせて、中穴を狙うわけです。
(マツリダ予想より引用)



▼通常であれば、1着欄には人気馬、2着欄には中穴馬で馬券を構成するんですが、本日のテーマは、「馬単の当て方」なので、馬単マルチを選択します。

マルチにすると、買い目点数が倍になるので、その分、荒れるレースを選択することになります。

馬単マルチで固いレースを狙うと、回収率が悲惨なことになるので注意です。



▼ここで選ぶレースは、「ローカル開催」「ハンデ戦」「フルゲート18頭」という、完璧に荒れる条件が揃ったレースにしています。

中央競馬には、様々なレースタイプがあり、そのレースタイプを見るだけで、固いか、荒れるかが分かるわけです。



▼この2020年の北九州記念も、見るからに荒れる条件のレースでした。

そこで、馬単マルチで、ヒモ荒れを期待し、かつ、1着に人気薄が入ることを期待しました。

ここまでしっかりレースを選ばないと、馬単マルチは買い目点数が多いので、なかなかプラス収支になりません。

いつも私ブエナが当ブログで言っているように、レース選びは最重要ですね。



▼▼では次のケーススタディーを見てみましょう。


フラワーカップ2021年

1着 ホウオウイクセル(5番人気)
2着 エンスージアズム(2番人気)
3着 ユーバーレーベン(1番人気)

馬単5520円



はい。
このレースも、先程の北九州記念と同じパターンで簡単に的中できたレースでした。



▼馬単フォーメーションの形は、先ほどと同様に、

1着欄=1.2番人気馬
2着欄=4~9番人気馬
マルチ24点


という形ですね。



▼まず、このレースの特性を考えてみましょう。

頭数は16頭立て。波乱の可能性が高い頭数になります。

そして牝馬限定戦。牝馬限定戦も、波乱につながりやすいレース条件ですね。



▼次に、1番人気馬をチェックします。

1番人気はユーバーレーベン。

阪神ジュベナイルフィリーズで3着に追い込んだ実績があり、ここでは明らかに実績上位なので、1番人気に押されました。



▼ただ、デビューの新馬戦しか勝ち星がないことからも、勝ち切れないタイプで、ここも1番人気でしっかり勝ち切るかというと、ちょっと怪しい人気馬だったわけです。

そう考えると、ユーバーレーベンの馬単1着固定という戦略は考えにくく、馬単フォーメーション&マルチ、というのがセオリーになります。



▼2番人気は、エンスージアズム。

1勝クラスを買ったばかりで、実績的には心もとない馬ですが、馬単フォーメーションマルチの場合、特に難しく考えず、1~2番人気馬を軸にすると成功確率が高くなるので、ここはエンスージアズムを軸にします。

他の馬のレベルも低く、1勝クラス勝ちでも実績上位になるのも、後押しになります。



▼軸が2頭決まったら、次は馬単のヒモですが、ここは先ほども書いたとおり、シンプルに4~9番人気の6頭で構成します。

「軸を人気馬にしたら、ヒモは中穴馬にする」

この形を基本形にすることによって、的中率と回収率を高めることが可能になるわけです。



▼馬単の当て方を考える場合、ついつい「人気馬同士の馬単」を買いたくなりますが、これは避けた方が良いです。

馬単に限らずですが、人気馬同士の組み合わせは、的中率は高いんですが、過剰人気になりやすく、プラス収支にしにくいです。

なので、少し的中率を下げてでも、ヒモは中穴馬にした方が、長い目で見ると回収率は高くなるわけです。



▼ということで、フラワーカップの話に戻りますが、勝ったのは、5番人気のホウオウイクセル。

2着に、2番人気のエンスージアズムで、ここでも馬単フォーメーション&マルチが綺麗に的中することになります。

このレースのポイントは、多頭数の牝馬限定戦で波乱の要素があったこと。

そして、1番人気のユーバーレーベンが勝ち切れないタイプだったこと。

この2点に気づけば、馬単フォーメーション&マルチを適用することができ、5520円の配当を簡単に的中できたわけです。



▼▼では次のケーススタディーを見てみましょう。

ここまでは、広めの馬単フォーメーションを活用するスタイルで考察してきました。

次は逆に、買い目を絞って、少ない買い目点数で馬単を的中させる方法を考えてみたいと思います。


チャレンジカップ2021年

1着 ソーヴァリアント(1番人気)
2着 ヒートオンビート(4番人気)
3着 ペルシアンナイト(5番人気)

馬単1010円



はい。
このレースは、1番人気の信頼度が高く、その1番人気馬を馬単の1着固定にする事で、少点数で馬単を的中できるレースでした。



▼まず、出走頭数は11頭。少頭数ですね。

少頭数の場合、人気馬の期待値が上昇します。

出走頭数が少ないと、強い馬が不利を受けるリスクが下がり、能力を発揮しやすいからですね。

また、少頭数のレースは、乱ペースにもなりにくいので、人気馬の好走確率が上がります。



▼2021年のチャレンジカップ。1番人気は、ソーヴァリアント。

夏の北海道で2連勝して、秋のセントライト記念で2着。

他の人気馬と比べても、信頼できる、狙いやすい馬になります。

鞍上が、重賞レースに強いルメール騎手というのも魅力ですね。



▼2番人気のジェラルディーナは、母がジェンティルドンナということで人気になっていますが、まだ重賞レースに実績がない。

重賞実績がない上がり馬は、軸馬としての信頼度が下がるので、ジェラルディーナは軸向きではありません。

3番人気のマイネルウィルトスは、前走のアルゼンチン共和国杯で2着。

ただ、あの時はハンデ戦の2500mであり、今回は、別定戦の2000m。

左回りから右回りに変わるということもあり、条件激変。

このような場合も、人気馬としてはあまり信頼できません。



▼ということで、馬単の軸は、1番人気のソーヴァリアント。

少頭数で、単勝期待値も高いと考えられるので、馬単の1着固定とします。



▼馬単の2着欄には、4~9番人気から4頭くらい選びます。

9番人気のカツジは、もうしばらく馬券になっていないので、切り。

8番人気のスカーフェイスは、重賞レースに実績がないので、切り。

2頭を切って、相手ヒモ馬は、4~7番人気の4頭とします。

馬券構成は下記の通りです


1着欄
1番人気ソーヴァリアント

2着欄
4~7番人気

馬単1着固定(4点買い)


という感じですね。



▼結果は、1番人気のソーヴァリアントが、3馬身差の楽勝。

2着に、4番人気のヒートオンビートが入り、馬単は1010円となりました。

4点買いなので、レース回収率は252%と、なんとか合格ライン。

通常、断然人気馬の1着固定は、回収率が上がりにくいのであまりお勧めしませんが、このレースの場合は、1番人気のソーヴァリアントの期待値が高いレース条件だったので、馬単の当て方を考える上では、参考になるレースだったかと思います。


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