三連単初心者の買い方。初心者向けオススメの馬券構成。簡単な三連単の購入方法
三連単初心者の買い方
▼本日は、初心者さんの三連単の買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「三連単初心者さんの買い方としては、三連単、1着固定。相手3頭(6点)から入ると良い」
「あるいは、三連単、1~2着固定。3着相手6頭(6点)も良い」
「この場合、頭数12頭以下の少頭数レースを狙うと、的中率が高まる」
「初心者さんにとって重要なポイントは、買い目点数を増やさないこと」
「買い目点数を増やしてしまうと、少しの連敗で、大きな損失が出てしまうので注意」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼まず最初に言っておきますが、基本的に競馬初心者さんは、
「馬連かワイド」から入ったほうがいいです。
(その次は、三連複ね)
いきなり三連単を購入するのは、リスクが高すぎるからです。
▼それを踏まえた上で、本日は三連単の基礎を考えてみます。
まず、三連単の初心者さんは、「買い目点数を増やしすぎないこと」を必ず意識してください。
▼三連単は、最大で4,896通りもの買い目があります。
全部購入したら、48万円以上です。
なので、油断すると三連単は、あっという間に買い目点数が増えてしまうんですね。
▼ですから、まず私ブエナが推奨するのは、
・三連単、1着固定。相手3頭(6点)
です。
▼これなら、600円から三連単を購入できます。
もちろん、的中率はかなり低くなりますが、リスクを下げるためには、的中率を下げることが重要です。
▼三連単で「当てに行く」と、本当に危険です。
あっという間に、1レースの賭け金が、2万円・3万円に膨れ上がってしまう。
3~4レース外しただけで、10万円ものマイナスになってしまうわけです。
▼なので、3連単の初心者さんは、人気馬を1着固定にして、相手ヒモ馬を3頭に絞り込む。
これで一気にリスクを下げることが可能です。
この場合、少頭数のレースを選ぶと的中率が上がるので、さらにリスクを下げることができますね。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼三連単初心者さんの買い方についての考察を続けます。
先程は、1着固定について考えてみました。
ここでは、「1着固定&2着固定」について考えてみます。
▼「1着固定&2着固定」とは、1着馬と2着馬をそれぞれ決めておく買い方です。軸2頭ですね。
かなり難易度が高くなりますが、3着の相手ヒモ馬を広めに選択できることがメリットになります。
・三連単、1~2着固定。相手6頭(6点)
という感じの買い方ですね。
先程の1着固定と同じ、6点買いに設定しています。
600円なら、ほぼリスクなしで三連単を楽しむことが可能です。
▼「1着固定&2着固定」の場合、3着馬を6頭まで選ぶことが可能になります。
もちろん、予算を600円からさらに増やせば、もっと多くの3着候補を選択することができます。
▼これは、「三連複の軸2頭」と同じ考え方になります。
軸馬を2頭セットする事で、全体の買い目点数を大きく減らすことが可能になるわけ。
▼この買い方の場合も、初心者さん向けの3連単ということになるので、少頭数のレースが望ましい。
あるいは、ハンデ戦や牝馬限定戦を避けることで、的中率を引き上げることが可能です。
▼競馬のレースには、様々なレース条件があります。
初心者さんには全て同じに見えるかもしれませんが、ハンデ戦というのは、通常の斤量とは違い、ハンディキャッパーが馬ごとにハンデを設定するレースになります。
▼これは、ハンデを設定することによって、各馬の能力差を縮めて、波乱を演出するためです。
つまりJRAは、固いレースばかりではなく、荒れるレースを盛り込みたいわけですね。
そのほうが、競馬ファンの射幸心を煽れるので、売り上げが伸びるからです。
▼ただ、初心者さんにこのハンデ戦はちょっと難しい。
上述の通り、ハンデ戦というのは、各馬の能力差を縮めるためのものです。
つまり、どの馬が勝つかわからなくなる。
そうなってくると、「1着固定」とか「2着固定」といった、ピンポイントで狙う馬券戦略がうまく機能しなくなるわけです。
▼なので初心者さんは、特に三連単を購入する場合は、「別定」とか「馬齢」というレースを選んでいくことをおすすめします。
注意点として、G1レースは別定戦なんですが、あまり初心者さんの三連単には向かないです。
なぜかというと、G1レースは単純に難しいから。
G1は頂上決戦なので、各馬の仕上がりが絶好で、どの馬が来るかわかりません。
「ヒモ荒れしやすい」のが、G1とも言えます。
▼これを逆手にとって、三連単で広く流していけば高配当をゲットすることも可能なんですが、資金力が必要になります。
1着固定としても、相手8頭なら、56点にもなります。
1レースで5,600円を失うと、初心者さんにはかなり厳しいと思います。
▼なので、競馬初心者さんが3連単を狙うなら、G1レースばかり購入しないほうがいいと思う。
ほとんどの初心者さんは、大きなレースを狙っていきますが、これが初心者さんが負けてしまう原因の1つでもあります。
▼G1を始めとした重賞レースは、どうしても馬券対象馬の数が多くなってしまうんですね。
馬券対象馬が多いレースというのは、あまり三連単向きではないと思うわけ。
3連単は、狙う馬が絞り込めるときに、少ない買い目点数で狙っていくのが最も効率が良いと感じます。
▼▼では、三連単初心者さんは、どのようなレースを選べばいいのか?
少し列挙してみましょう。
・別定戦
・12頭以下のレース
・第9~11レースの特別戦
・断然人気馬がいるレース
はい。
この辺のレースは、初心者さんでも三連単を的中しやすいレース条件になります。
▼まず、「別定戦」
先ほども少し書きましたが、ハンデ戦は難しいので避けた方が良いです。
もちろん、ハンデ戦で高配当を狙うという戦略もあるんですが、三連単だとかなり難しくなるし、初心者さんには向かないと思います。
なので、初心者さんが三連単を狙う場合は、ハンデ戦ではなく、別定戦をお勧めします。
▼次に、「12頭以下のレース」
競馬の場合、そのレースの頭数が少なくなればなるほど、的中しやすくなります。
何頭くらいのレースを選べばよいかというと、8~12頭立てくらいが、初心者さんには狙いやすいかと思います。
7頭以下だと、頭数が少なすぎてオッズが低く、利益を出しにくいのであまりオススメしません。
13頭以上だと、少ない買い目点数で的中させるのは難しいので、多頭数のレースも、初心者さんにはオススメしません。
▼では次に、「第9~11レースの特別戦」
重賞レースに関しては、先ほども解説した通り、ヒモ抜けが多くなるので、できれば避けた方が良いです。
狙うのは、特別戦。
特別戦とは、レース名がついているレースです。
「~~特別」とか「~~ステークス」「~~記念」などですね。
▼特別戦は、重賞レースほどではないにせよ、予想材料の情報が多く、予想しやすいのが特徴です。
それに対して、レース名がついていない「平場」のレースは、競馬新聞やネットでも情報が少なく、予想しにくいです。
なので、競馬初心者さんが三連単を買う場合は、第9~11レースあたりに組まれる特別戦をターゲットにしていくと、比較的、予想がしやすく、的中率も上がりやすいかと思います。
▼▼では次に、「断然人気馬がいるレース」
競馬には、単勝1倍台などの断然人気馬がいるレースが頻発します。
このような断然人気馬は、3着以内に入ってくる確率が非常に高く、初心者さんでも三連単を的中しやすいレース条件になります。
▼逆に、1番人気が単勝4~5倍台などの大混戦レースは、その1番人気馬が惨敗しやすく、三連単を当てるのはかなり難しくなります。
従って、初心者さんが、できるだけ少ない買い目点数で3連単を当てるためには、断然人気馬がいるレースを選択していくことをおすすめします。
▼では少し、具体的なケーススタディーも見てみましょう。
【京都記念2021年】
1着 ラヴズオンリーユー(1番人気)
2着 ステイフーリッシュ(3番人気)
3着 ダンビュライト(6番人気)
三連単5190円
はい。
このレースは、「1番人気が単勝1.8倍と断然人気」「11頭立てと少頭数」「別定戦」と、先ほど私が列挙した条件にぴったりマッチしたレースでした。
このようなレースが、3連単向きのレースとなります。
▼3連単の買い方としては、先ほども書きましたが、「1~2着固定。3着6点ながし」となります。
まず、1番人気のラヴズオンリーユーが、単勝1.8倍の断然人気で、このメンバーでは明らかに能力上位なので、これを1着固定にします。
▼次に、2番人気ですが、単勝はワグネリアンが売れていましたが、これは武豊人気という面もあったので、単勝以外の馬券種のオッズも見ていく必要があります。
馬連のオッズを見ていくと、実質の2番人気はステイフーリッシュだということがわかります。
この辺のオッズ分析は、慣れるまでは初心者さんはちょっと難しいかもしれませんが、「単勝オッズだけに頼らない」ことが重要です。
まずは、馬連のオッズを見るようにしてください。そのうちわかるようになります。
▼実質の2番人気が、ステイフーリッシュだとわかったところで、これを2着固定にします。
そして、3着欄には、3~8番人気の馬をセットします。
これで、3連単6点買い(600円)が完成します。
▼今回は、初心者さん向きの馬券構成にしているので、人気順に拾いましたが、慣れてくれば少し人気をずらしても大丈夫です。
ということでこの2021年の京都記念は、三連単600円の購入で、5190円の払い戻しとなりました。
毎回うまくいくわけではないですが、基本的な考え方はご理解いただけたかと思います。
競馬初心者さんが3連単を購入する場合は、これくらいリスクを下げて、少額で楽しむことが重要です。
▼▼では次のケーススタディーを見てみましょう。
【天皇賞秋2021年】
1着 エフフォーリア(3番人気)
2着 コントレイル(1番人気)
3着 グランアレグリア(2番人気)
三連単2040円
はい。
このレースは、G1の16頭立てで、レース条件だけを見ると、三連単初心者さんには向かないレースとなりますが、パワーバランスまで見ていくと、初心者さんでも勝負できるレースとわかります。
▼パワーバランスというのは、そのレースにおける、各馬の力関係ですね。
いわゆる、「1強」とか「2強」「3強」「混戦」というような状態です。
これを見極めることができれば、三連単で勝負するかどうかを判定することができるわけです。
▼では、2021年の天皇賞秋は、どのようなパワーバランスだったのか?
これを判定するために、まず単勝オッズを人気別に並べて、上から見てみます。
2.5
2.8
3.4
19.6
23.3
30.2
40.4
はい。
単勝オッズをチェックしてみるとわかりますが、明らかな「3強」のレースであることがわかります。
まぁこのレースは、オッズを見なくても、メンバーの名前を見ただけで3強とわかるわけですが、ここでは競馬初心者さんを対象としているので、単勝オッズからパワーバランスを判定する方法を紹介しています。
▼単勝オッズを使ってパワーバランスを判定する方法は、G1レースだけでなく、あらゆるレースで有効になります。
G1レースなら、オッズを見なくても馬の強さは大体わかりますが、1勝クラスなどになってくると、馬名だけでは能力比較をするのは難しいです。
そこで、単勝オッズという指標を使って、ある程度、システマティックにパワーバランスを判定して行くわけです。
これができるようになると、的中率と回収率が飛躍的にアップします。
▼天皇賞秋の話に戻りましょう。
このレースは、単勝オッズから、3強レースということがわかりました。
3強なら三連単で勝負できます。
あとは、馬券構成を考えるだけ。
3強なら、「三連単3頭ボックス(6点買い)」が初心者さんには使いやすいかと思います。
▼このようなケースだと、1番人気のコントレイルを1着固定にした三連単を購入する人が圧倒的に多いわけですが、コントレイルは古馬になってから勝ち星がない、早熟傾向のタイプなので、ここで1着固定にする馬ではない。
初心者さんの場合は、ここまで読み切ることは難しいと思うので、シンプルに3強は、三連単3頭ボックスという感じの認識で良いかと思います。
▼結果は、6点買いで、2040円の配当。
3強レースでの3頭ボックスという、初心者さん向けのシンプルな戦略でしたが、しっかりと利益を出すことができました。
このように、単勝オッズから、「何頭の馬が強いのか?」を判別することは、競馬初心者さんにも有効な戦略になりますね。
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▼本日は、初心者さんの三連単の買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「三連単初心者さんの買い方としては、三連単、1着固定。相手3頭(6点)から入ると良い」
「あるいは、三連単、1~2着固定。3着相手6頭(6点)も良い」
「この場合、頭数12頭以下の少頭数レースを狙うと、的中率が高まる」
「初心者さんにとって重要なポイントは、買い目点数を増やさないこと」
「買い目点数を増やしてしまうと、少しの連敗で、大きな損失が出てしまうので注意」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼まず最初に言っておきますが、基本的に競馬初心者さんは、
「馬連かワイド」から入ったほうがいいです。
(その次は、三連複ね)
いきなり三連単を購入するのは、リスクが高すぎるからです。
▼それを踏まえた上で、本日は三連単の基礎を考えてみます。
まず、三連単の初心者さんは、「買い目点数を増やしすぎないこと」を必ず意識してください。
▼三連単は、最大で4,896通りもの買い目があります。
全部購入したら、48万円以上です。
なので、油断すると三連単は、あっという間に買い目点数が増えてしまうんですね。
▼ですから、まず私ブエナが推奨するのは、
・三連単、1着固定。相手3頭(6点)
です。
▼これなら、600円から三連単を購入できます。
もちろん、的中率はかなり低くなりますが、リスクを下げるためには、的中率を下げることが重要です。
▼三連単で「当てに行く」と、本当に危険です。
あっという間に、1レースの賭け金が、2万円・3万円に膨れ上がってしまう。
3~4レース外しただけで、10万円ものマイナスになってしまうわけです。
▼なので、3連単の初心者さんは、人気馬を1着固定にして、相手ヒモ馬を3頭に絞り込む。
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この場合、少頭数のレースを選ぶと的中率が上がるので、さらにリスクを下げることができますね。
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私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
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三連単、軸2頭のメリットとデメリット
▼三連単初心者さんの買い方についての考察を続けます。
先程は、1着固定について考えてみました。
ここでは、「1着固定&2着固定」について考えてみます。
▼「1着固定&2着固定」とは、1着馬と2着馬をそれぞれ決めておく買い方です。軸2頭ですね。
かなり難易度が高くなりますが、3着の相手ヒモ馬を広めに選択できることがメリットになります。
・三連単、1~2着固定。相手6頭(6点)
という感じの買い方ですね。
先程の1着固定と同じ、6点買いに設定しています。
600円なら、ほぼリスクなしで三連単を楽しむことが可能です。
▼「1着固定&2着固定」の場合、3着馬を6頭まで選ぶことが可能になります。
もちろん、予算を600円からさらに増やせば、もっと多くの3着候補を選択することができます。
▼これは、「三連複の軸2頭」と同じ考え方になります。
軸馬を2頭セットする事で、全体の買い目点数を大きく減らすことが可能になるわけ。
▼この買い方の場合も、初心者さん向けの3連単ということになるので、少頭数のレースが望ましい。
あるいは、ハンデ戦や牝馬限定戦を避けることで、的中率を引き上げることが可能です。
▼競馬のレースには、様々なレース条件があります。
初心者さんには全て同じに見えるかもしれませんが、ハンデ戦というのは、通常の斤量とは違い、ハンディキャッパーが馬ごとにハンデを設定するレースになります。
▼これは、ハンデを設定することによって、各馬の能力差を縮めて、波乱を演出するためです。
つまりJRAは、固いレースばかりではなく、荒れるレースを盛り込みたいわけですね。
そのほうが、競馬ファンの射幸心を煽れるので、売り上げが伸びるからです。
▼ただ、初心者さんにこのハンデ戦はちょっと難しい。
上述の通り、ハンデ戦というのは、各馬の能力差を縮めるためのものです。
つまり、どの馬が勝つかわからなくなる。
そうなってくると、「1着固定」とか「2着固定」といった、ピンポイントで狙う馬券戦略がうまく機能しなくなるわけです。
▼なので初心者さんは、特に三連単を購入する場合は、「別定」とか「馬齢」というレースを選んでいくことをおすすめします。
注意点として、G1レースは別定戦なんですが、あまり初心者さんの三連単には向かないです。
なぜかというと、G1レースは単純に難しいから。
G1は頂上決戦なので、各馬の仕上がりが絶好で、どの馬が来るかわかりません。
「ヒモ荒れしやすい」のが、G1とも言えます。
▼これを逆手にとって、三連単で広く流していけば高配当をゲットすることも可能なんですが、資金力が必要になります。
1着固定としても、相手8頭なら、56点にもなります。
1レースで5,600円を失うと、初心者さんにはかなり厳しいと思います。
▼なので、競馬初心者さんが3連単を狙うなら、G1レースばかり購入しないほうがいいと思う。
ほとんどの初心者さんは、大きなレースを狙っていきますが、これが初心者さんが負けてしまう原因の1つでもあります。
▼G1を始めとした重賞レースは、どうしても馬券対象馬の数が多くなってしまうんですね。
馬券対象馬が多いレースというのは、あまり三連単向きではないと思うわけ。
3連単は、狙う馬が絞り込めるときに、少ない買い目点数で狙っていくのが最も効率が良いと感じます。
▼▼では、三連単初心者さんは、どのようなレースを選べばいいのか?
少し列挙してみましょう。
・別定戦
・12頭以下のレース
・第9~11レースの特別戦
・断然人気馬がいるレース
はい。
この辺のレースは、初心者さんでも三連単を的中しやすいレース条件になります。
▼まず、「別定戦」
先ほども少し書きましたが、ハンデ戦は難しいので避けた方が良いです。
もちろん、ハンデ戦で高配当を狙うという戦略もあるんですが、三連単だとかなり難しくなるし、初心者さんには向かないと思います。
なので、初心者さんが三連単を狙う場合は、ハンデ戦ではなく、別定戦をお勧めします。
▼次に、「12頭以下のレース」
競馬の場合、そのレースの頭数が少なくなればなるほど、的中しやすくなります。
何頭くらいのレースを選べばよいかというと、8~12頭立てくらいが、初心者さんには狙いやすいかと思います。
7頭以下だと、頭数が少なすぎてオッズが低く、利益を出しにくいのであまりオススメしません。
13頭以上だと、少ない買い目点数で的中させるのは難しいので、多頭数のレースも、初心者さんにはオススメしません。
▼では次に、「第9~11レースの特別戦」
重賞レースに関しては、先ほども解説した通り、ヒモ抜けが多くなるので、できれば避けた方が良いです。
狙うのは、特別戦。
特別戦とは、レース名がついているレースです。
「~~特別」とか「~~ステークス」「~~記念」などですね。
▼特別戦は、重賞レースほどではないにせよ、予想材料の情報が多く、予想しやすいのが特徴です。
それに対して、レース名がついていない「平場」のレースは、競馬新聞やネットでも情報が少なく、予想しにくいです。
なので、競馬初心者さんが三連単を買う場合は、第9~11レースあたりに組まれる特別戦をターゲットにしていくと、比較的、予想がしやすく、的中率も上がりやすいかと思います。
▼▼では次に、「断然人気馬がいるレース」
競馬には、単勝1倍台などの断然人気馬がいるレースが頻発します。
このような断然人気馬は、3着以内に入ってくる確率が非常に高く、初心者さんでも三連単を的中しやすいレース条件になります。
▼逆に、1番人気が単勝4~5倍台などの大混戦レースは、その1番人気馬が惨敗しやすく、三連単を当てるのはかなり難しくなります。
従って、初心者さんが、できるだけ少ない買い目点数で3連単を当てるためには、断然人気馬がいるレースを選択していくことをおすすめします。
▼では少し、具体的なケーススタディーも見てみましょう。
【京都記念2021年】
1着 ラヴズオンリーユー(1番人気)
2着 ステイフーリッシュ(3番人気)
3着 ダンビュライト(6番人気)
三連単5190円
はい。
このレースは、「1番人気が単勝1.8倍と断然人気」「11頭立てと少頭数」「別定戦」と、先ほど私が列挙した条件にぴったりマッチしたレースでした。
このようなレースが、3連単向きのレースとなります。
▼3連単の買い方としては、先ほども書きましたが、「1~2着固定。3着6点ながし」となります。
まず、1番人気のラヴズオンリーユーが、単勝1.8倍の断然人気で、このメンバーでは明らかに能力上位なので、これを1着固定にします。
▼次に、2番人気ですが、単勝はワグネリアンが売れていましたが、これは武豊人気という面もあったので、単勝以外の馬券種のオッズも見ていく必要があります。
馬連のオッズを見ていくと、実質の2番人気はステイフーリッシュだということがわかります。
この辺のオッズ分析は、慣れるまでは初心者さんはちょっと難しいかもしれませんが、「単勝オッズだけに頼らない」ことが重要です。
まずは、馬連のオッズを見るようにしてください。そのうちわかるようになります。
▼実質の2番人気が、ステイフーリッシュだとわかったところで、これを2着固定にします。
そして、3着欄には、3~8番人気の馬をセットします。
これで、3連単6点買い(600円)が完成します。
▼今回は、初心者さん向きの馬券構成にしているので、人気順に拾いましたが、慣れてくれば少し人気をずらしても大丈夫です。
ということでこの2021年の京都記念は、三連単600円の購入で、5190円の払い戻しとなりました。
毎回うまくいくわけではないですが、基本的な考え方はご理解いただけたかと思います。
競馬初心者さんが3連単を購入する場合は、これくらいリスクを下げて、少額で楽しむことが重要です。
▼▼では次のケーススタディーを見てみましょう。
【天皇賞秋2021年】
1着 エフフォーリア(3番人気)
2着 コントレイル(1番人気)
3着 グランアレグリア(2番人気)
三連単2040円
はい。
このレースは、G1の16頭立てで、レース条件だけを見ると、三連単初心者さんには向かないレースとなりますが、パワーバランスまで見ていくと、初心者さんでも勝負できるレースとわかります。
▼パワーバランスというのは、そのレースにおける、各馬の力関係ですね。
いわゆる、「1強」とか「2強」「3強」「混戦」というような状態です。
これを見極めることができれば、三連単で勝負するかどうかを判定することができるわけです。
▼では、2021年の天皇賞秋は、どのようなパワーバランスだったのか?
これを判定するために、まず単勝オッズを人気別に並べて、上から見てみます。
2.5
2.8
3.4
19.6
23.3
30.2
40.4
はい。
単勝オッズをチェックしてみるとわかりますが、明らかな「3強」のレースであることがわかります。
まぁこのレースは、オッズを見なくても、メンバーの名前を見ただけで3強とわかるわけですが、ここでは競馬初心者さんを対象としているので、単勝オッズからパワーバランスを判定する方法を紹介しています。
▼単勝オッズを使ってパワーバランスを判定する方法は、G1レースだけでなく、あらゆるレースで有効になります。
G1レースなら、オッズを見なくても馬の強さは大体わかりますが、1勝クラスなどになってくると、馬名だけでは能力比較をするのは難しいです。
そこで、単勝オッズという指標を使って、ある程度、システマティックにパワーバランスを判定して行くわけです。
これができるようになると、的中率と回収率が飛躍的にアップします。
▼天皇賞秋の話に戻りましょう。
このレースは、単勝オッズから、3強レースということがわかりました。
3強なら三連単で勝負できます。
あとは、馬券構成を考えるだけ。
3強なら、「三連単3頭ボックス(6点買い)」が初心者さんには使いやすいかと思います。
▼このようなケースだと、1番人気のコントレイルを1着固定にした三連単を購入する人が圧倒的に多いわけですが、コントレイルは古馬になってから勝ち星がない、早熟傾向のタイプなので、ここで1着固定にする馬ではない。
初心者さんの場合は、ここまで読み切ることは難しいと思うので、シンプルに3強は、三連単3頭ボックスという感じの認識で良いかと思います。
▼結果は、6点買いで、2040円の配当。
3強レースでの3頭ボックスという、初心者さん向けのシンプルな戦略でしたが、しっかりと利益を出すことができました。
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