競馬で回収率を上げる方法。馬券利益を増やして儲けるには?回収するコツとポイント

回収率を上げる方法

▼本日は、回収率を高めるやり方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。


「回収率を高めるには、買い目を絞って、合成オッズを高くすることが有効」

「本命サイドばかり購入していると、なかなか回収率が上がらず、プラス収支にならない」

「ただその反面、あまりにも大穴狙いしてしまうと、これもまた回収率が上がらなくなる」

「したがって、適度に中穴狙いすることが、回収率を上げるには有効な戦略と言える」



ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。



▼前回は、的中率を上げる方法について解説してきました。

今回は、回収率を上げる方法について考えてみましょう。

回収率というのは、「賭け金に対して、何%のお金を回収したか?」という割合ですね。

例えば、1年間で100万円分の馬券を購入して、的中した払戻金が70万円だったら、回収率は70%ということになります。



▼この回収率が、競馬における成績表と言えます。

基本的には、回収率が高い人は勝ち組、回収率が低い人は負け組ということになります。

したがって、回収率を高める事は、競馬というゲームで最も重要なポイントになるわけです。



▼では、どうすれば回収率を上げることができるのか?

回収率を上げるポイントの1つ目は、「合成オッズを上げること」です。

合成オッズとは、「多点買いした時の、平均払戻倍率」ですね。

ざっくり言えば、「馬券が的中した時に、賭け金が何倍になって戻ってくるか?」の目安になります。



▼この合成オッズが低いと、なかなか回収率が上がらなくなります。

合成オッズが低いと、的中率は高くなるんですが、回収率は70~80%で停滞してしまうケースが多い。

「馬券はそこそこ当たるんだけど、回収率は70~80%から上がらないなあ」という人は、合成オッズが低いケースが多いです。



▼この場合は、合成オッズを上げることで、回収率も引き上げることが可能になります。

合成オッズの上げ方としては、

①買い目点数を減らす
②少し穴サイドを狙う


この2点が代表的な方法になります。



▼まず、「買い目点数を減らす

今まで10点買いしていたなら、5点買いに減らすことで、合成オッズを高めて、回収率を上げやすくすることができます。

これに関しては、競馬ファンの方々は、感覚的になんとなくわかるのではないでしょうか。

買い目点数を減らして買い目を絞れば、回収率が上がって利益が増える感じがしますよね。

この感覚は正しく、買い目点数を減らせば合成オッズが上がるので、回収率が上がりやすくなると言えるわけです。


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回収率を上げるための具体的な手法

▼さてここまでは、回収率を上げるために、合成オッズを上げることが重要であると解説してきました。

その話を続けていきましょう。

次は、合成オッズを高めるための手法②「少し穴サイドを狙う」です。



▼競馬では、買い目点数が多すぎると、回収率が上がらなくなります。

そしてそれと同時に、本命サイドを狙いすぎても、回収率が上がらなくなるわけです。

本命サイドというのは、人気のある馬券、オッズの低い馬券ですね。

オッズの低い馬券は、的中率は高くなるんですが、回収率がなかなか伸びないデータ傾向にあります。

本命サイドの馬券も、買い目点数が多い時と同じく、回収率は70~80%で頭打ちになるケースが多いですね。



▼なので、回収率70~80%から上を目指して、プラス収支にするためには、「少し穴サイドを狙う」という戦略が有効になります。

例えば今まで、「1~4番人気のボックス馬券」を購入していたなら、それを「2.4.6.8番人気ボックス」に切り替えてみる。

狙う馬を、少し人気薄にシフトするわけですね。

こうすることで、購入する馬券のオッズが高くなり、全体の合成オッズも高くなるため、プラス収支になる確率が高まります。



▼もちろん、購入する馬券を穴サイドにシフトすると、的中率は下がります。

今までより馬券が当たらなくなるので、ここの部分で不安を感じてしまう競馬ファンも多いですね。

「今までより馬券が当たらなくなった!やっぱり穴狙いはダメだ!本命サイド狙いに戻そう」という感じで、元に戻してしまう人も多いです。

しかしながら、回収率を高めるためには、少し的中率を下げることが必要になるわけです。



▼基本的に、的中率と回収率はトレードオフの関係になりやすいです。

的中率を上げれば、回収率が下がりやすくなる。

逆に、的中率を下げれば、回収率が上がりやすくなるわけです。



▼的中率も重要ですが、回収率も同じくらい重要なので、両者はうまくバランスをとっていくことが大切になります。

私ブエナの理想としては、「的中率30%・回収率120%」これくらいが理想的な数値になるかと思います。

もしこれが、「的中率50%・回収率80%」というバランスなのであれば、買い目点数を減らしたり、少し穴サイドを狙うことで、回収率100%を超えることも可能になるわけですね。



▼▼ということでここまで、回収率を上げるための戦略として、「買い目点数を減らす」「少し穴狙いする」ということについて解説してきました。

この2点は、回収率を上げるために有効な手法ですが、注意点もあります。

ここからは、やってはいけない穴狙いについて解説していきたいと思います。



▼「買い目点数を減らす」「少し穴狙いする」と言うと、これを極端に解釈して、「よしわかった!少ない買い目点数で万馬券を狙えば、回収率が上がるんだな!」と、考えてしまう人がいますが、これは全然違います。

確かに、万馬券を狙えば合成オッズは上がりますが、無謀な大穴狙いは、逆に回収率を下げてしまうのです。



▼極端な話、「三連単1点買いで、特大の万馬券を狙う!」という戦略の場合、合成オッズはものすごく高くなります。

10万馬券なら、100円が10万円以上になるわけです。

当たれば、とてつもない回収率になりますね。回収率10万%です。

しかしこの戦略は、長期的には機能しないことが多いのです。



▼なぜかと言うと、競馬における大穴サイドというのは、基本的には回収率が低いからです。

「なぜだ!穴狙いすれば、回収率が上がると言ったじゃないか!」と思うかもしれませんが、大穴狙いと中穴狙いは、全然違います。

適度な中穴狙いは回収率を高めやすくなりますが、無謀な大穴狙いは、逆に回収率を下げてしまうわけです。



▼なぜ大穴狙いの回収率が低くなるかと言うと、「控除率と過剰投票」の影響になります。

中央競馬においては、10番人気以下の大穴馬の期待値は低くなりやすく、回収率も下がりやすくなります。

これはデータ分析すればわかります。



▼まず、大穴サイドの馬券というのは、控除率が高めに設定されている可能性がある。

なので、大穴サイドは単純回収率が低く出やすいわけです。

本命サイドの馬券をなんとなく購入しても、回収率は70~80%くらいになりますが、大穴サイドの馬券をなんとなく購入すると、回収率は40~50%になってしまいます。



▼馬券には、本命・中穴・大穴の3種類のオッズゾーンがありますが、私ブエナが回収率を上げやすいと思うのは、中穴←本命←大穴の順番ですね。

大穴狙いは、最も回収率を上げにくいと感じます。

もちろん、大穴馬券は当たればその瞬間は一気に回収率が上がりますが、同じ戦略で何年もやり続けていると、高確率でマイナス収支になってしまうわけですね。


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