不良馬場・重馬場での馬券の買い方。雨・雪のデータ傾向。道悪ではどのように予想するか?
不良馬場・重馬場での馬券の買い方
▼本日は、道悪の競馬予想について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「雨や雪で、馬場が悪い時は、レースが荒れやすい。荒れる想定で競馬予想しなければならない」
「不良馬場・重馬場では、特に、1番人気の信頼度が下がりやすい」
「不良馬場・重馬場では、1~6番人気が勝ち切れなくなり、7~14番人気が激走しやすくなる」
「道悪競馬になると、先行馬に有利になる。特に、ダートレースでの逃げ馬は好走確率が高くなる」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼競馬のレースは、ドームの中で行われるわけではないので、天気の影響をモロに受けます。
レースの公平性を考えるのであれば、ドームにした方がいいと思いますが、競馬はギャンブルでもあるので、天気の影響を受けた方が不確実性が増して、面白くなるという面もあるんですね。
なので競馬では、雨や雪や風の影響を考えて予想する必要があります。
▼良馬場の場合と、不良馬場の場合では、決着傾向が大きく違ってきます。
なぜ天気によって決着傾向が変わるかと言うと、競馬の予想やオッズというのは、良馬場を前提に作られているからです。
▼競馬で最も重要な指標は「オッズ」ですが、そのオッズは、競馬新聞によって作り出されます。
そして競馬新聞の予想は、良馬場を前提に作られているわけです。
人気になる馬というのは、過去のレースで実績のある馬です。
競馬のレースは、そのほとんどが良馬場なので、実績のある馬というのは、そのほとんどが良馬場実績のある馬ということになります。
つまり、競馬新聞でたくさんの印が付き、オッズが低くなる人気馬というのは、良馬場で活躍した馬、ということになるわけです。
▼なので、良馬場のレースでは、競馬新聞やオッズの精度が高くなる。
逆に、不良馬場のレースでは、競馬新聞やオッズの精度が低くなる。
つまり、不良馬場・重馬場の時は、波乱の結果になりやすいわけですね。
▼まずはこれが、道悪競馬の基本。「荒れやすい」
雨が降ると、レースが荒れやすくなるなら、荒れる想定で予想していけばいい。
雨の日でも、良馬場を前提として作られた競馬新聞を見て、良馬場の時と同じように予想するから、当たらないわけです。
そうではなく、雨の日は荒れやすくなると認識し、広めに穴馬券を狙っていく。
そうすることで、的中率は下がっても、高配当が引っかかる回数が増えるので、回収率は高くなっていくというわけですね。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼さてここまでは、重馬場の時はレースが荒れやすいと解説してきました。
重馬場の時は、波乱になることを想定して、少額で穴馬券を狙っていくのが基本戦略になります。
重馬場の時に、本命サイドにブチ込むような馬券の買い方をすると、長期的には回収率が下がりますので要注意です。
▼では次に、「重馬場の時は、人気馬の信頼度が下がりやすい」ということについて。
これは先程の、波乱になりやすいという部分にもつながるんですが、重馬場の時は、人気馬の勝率が下がります。
そして逆に、穴馬の好走確率が上がります。
重馬場では、人気馬がコケて、人気薄が激走する。そんなレース傾向になることが多いわけです。
▼なぜそうなるかと言うと、先ほど少し解説した通り、競馬のオッズというのは、良馬場を前提に作られているからです。
「良馬場では、この馬が強いから買おう」→重馬場では来ない
「良馬場では、この馬は弱いから無視しよう」→重馬場では来る
このような事が頻繁に起こるのが、重馬場の競馬です。
▼ではここで、具体的なデータも見てみましょう。
【重賞レース・不良馬場/重馬場データ】2000~2022年
70(%)
82
103
79
54
64
99
147
142
167
100
162
119
114
41
0
0
0
(※上から1~18番人気)
▼はい。
上記のデータは、過去20年以上の不良馬場・重馬場での、重賞レースでの人気別の単勝回収率です。
このデータを見れば一目瞭然ですが、1~6番人気の人気馬の単勝回収率が低く、7~14番人気の人気薄の単勝回収率が高くなっています。
これは良馬場では考えられないデータ分布となります。
つまり、不良馬場・重馬場では、レースが荒れやすいということになるわけです。
▼とは言え、いくら人気薄の単勝回収率が高いと言っても、人気馬より勝率が高いわけではありません。
単勝回収率が高くても、所詮、人気薄は人気薄なので、勝率は低く、7~14番人気なら1~5%程度の勝率になります。
(それでも良馬場よりは、はるかに高い)
▼なので、不良馬場・重馬場では、「少額で穴馬券を狙う」という戦略が有効になります。
ダメ元で、少し手広く馬券購入して、少額で高配当を狙う。
ローリスクハイリターンな穴狙い戦略ですね。
良馬場では、あまり有効な戦略ではありませんが、不良馬場・重馬場では非常に有効な馬券構成になるわけです。
▼▼通常、競馬では、10番人気以下の馬の単勝回収率は、低くなりやすいです。
なので当ブログでも、馬券を構成する場合は、1~9番人気馬を中心に構成することを推奨しています。
また、軸馬は1~3番人気から選ぶと予想精度が高くなり、的中率と回収率が上がりやすくなります。
▼しかし、これが重馬場や不良馬場になった場合は、傾向が大きく変わるわけです。
雨や雪で馬場が悪くなった場合は、1番人気の信頼度が大きく下がり、穴馬の期待値が上がります。
この理由は、上述した通り、競馬のオッズは良馬場を前提として付けられているので、重馬場になると、オッズの精度が大きく下がるからです。
▼例えば、1番人気というのは、長期的には最も強く、勝率が高い馬になります。
これは良馬場では絶対です。
競馬に絶対はありませんが、長期的には1番人気が最強というのは、絶対ですね。
▼しかしながら、雨が降って馬場が悪くなると、最強だったはずの1番人気が、最強ではなくなります。
重馬場のデータを見ると、1番人気の勝率よりも2番人気の勝率の方が高くなることもあります。
これは良馬場では考えられない事態です。
▼重馬場や不良馬場というのは、不確定要素の塊なので、どの馬が1番強いのかがわかりにくい。
だから1番人気馬の勝率が下がり、期待値も下がるわけですね。
先程のデータを見ても、重馬場の時、1番人気の単勝回収率は70%しかありません。
データ期間を変えれば、1番人気の単勝回収率が60%になることもあります。
通常、1番人気の単勝回収率は80%程度あるので、重馬場での1番人気が、いかに信頼できないかが分かると思います。
▼重馬場や不良馬場で、1番人気の信頼度が下がる現象は、特に、芝のレースで顕著です。
芝コースは、雨で馬場が悪くなると、求められる適性が大きく変わります。
良馬場では、スピードや瞬発力が求められる芝コースも、雨が降ると、パワーや持久力が求められることになる。
なので、スピードや瞬発力がある馬が1番人気になると、重馬場では、信頼度が大きく下がるわけですね。
重馬場になると、求められる適性が変わるので、1番人気の期待値が下がる。
これを頭に入れて、馬場が悪い時は1番人気の評価を下げるような馬券構成にしていくと、あなたの的中率と回収率は上がりやすくなるわけですね。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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▼本日は、道悪の競馬予想について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「雨や雪で、馬場が悪い時は、レースが荒れやすい。荒れる想定で競馬予想しなければならない」
「不良馬場・重馬場では、特に、1番人気の信頼度が下がりやすい」
「不良馬場・重馬場では、1~6番人気が勝ち切れなくなり、7~14番人気が激走しやすくなる」
「道悪競馬になると、先行馬に有利になる。特に、ダートレースでの逃げ馬は好走確率が高くなる」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼競馬のレースは、ドームの中で行われるわけではないので、天気の影響をモロに受けます。
レースの公平性を考えるのであれば、ドームにした方がいいと思いますが、競馬はギャンブルでもあるので、天気の影響を受けた方が不確実性が増して、面白くなるという面もあるんですね。
なので競馬では、雨や雪や風の影響を考えて予想する必要があります。
▼良馬場の場合と、不良馬場の場合では、決着傾向が大きく違ってきます。
なぜ天気によって決着傾向が変わるかと言うと、競馬の予想やオッズというのは、良馬場を前提に作られているからです。
▼競馬で最も重要な指標は「オッズ」ですが、そのオッズは、競馬新聞によって作り出されます。
そして競馬新聞の予想は、良馬場を前提に作られているわけです。
人気になる馬というのは、過去のレースで実績のある馬です。
競馬のレースは、そのほとんどが良馬場なので、実績のある馬というのは、そのほとんどが良馬場実績のある馬ということになります。
つまり、競馬新聞でたくさんの印が付き、オッズが低くなる人気馬というのは、良馬場で活躍した馬、ということになるわけです。
▼なので、良馬場のレースでは、競馬新聞やオッズの精度が高くなる。
逆に、不良馬場のレースでは、競馬新聞やオッズの精度が低くなる。
つまり、不良馬場・重馬場の時は、波乱の結果になりやすいわけですね。
▼まずはこれが、道悪競馬の基本。「荒れやすい」
雨が降ると、レースが荒れやすくなるなら、荒れる想定で予想していけばいい。
雨の日でも、良馬場を前提として作られた競馬新聞を見て、良馬場の時と同じように予想するから、当たらないわけです。
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雨・雪の日の競馬予想の方法。ポイントとコツ
▼さてここまでは、重馬場の時はレースが荒れやすいと解説してきました。
重馬場の時は、波乱になることを想定して、少額で穴馬券を狙っていくのが基本戦略になります。
重馬場の時に、本命サイドにブチ込むような馬券の買い方をすると、長期的には回収率が下がりますので要注意です。
▼では次に、「重馬場の時は、人気馬の信頼度が下がりやすい」ということについて。
これは先程の、波乱になりやすいという部分にもつながるんですが、重馬場の時は、人気馬の勝率が下がります。
そして逆に、穴馬の好走確率が上がります。
重馬場では、人気馬がコケて、人気薄が激走する。そんなレース傾向になることが多いわけです。
▼なぜそうなるかと言うと、先ほど少し解説した通り、競馬のオッズというのは、良馬場を前提に作られているからです。
「良馬場では、この馬が強いから買おう」→重馬場では来ない
「良馬場では、この馬は弱いから無視しよう」→重馬場では来る
このような事が頻繁に起こるのが、重馬場の競馬です。
▼ではここで、具体的なデータも見てみましょう。
【重賞レース・不良馬場/重馬場データ】2000~2022年
70(%)
82
103
79
54
64
99
147
142
167
100
162
119
114
41
0
0
0
(※上から1~18番人気)
▼はい。
上記のデータは、過去20年以上の不良馬場・重馬場での、重賞レースでの人気別の単勝回収率です。
このデータを見れば一目瞭然ですが、1~6番人気の人気馬の単勝回収率が低く、7~14番人気の人気薄の単勝回収率が高くなっています。
これは良馬場では考えられないデータ分布となります。
つまり、不良馬場・重馬場では、レースが荒れやすいということになるわけです。
▼とは言え、いくら人気薄の単勝回収率が高いと言っても、人気馬より勝率が高いわけではありません。
単勝回収率が高くても、所詮、人気薄は人気薄なので、勝率は低く、7~14番人気なら1~5%程度の勝率になります。
(それでも良馬場よりは、はるかに高い)
▼なので、不良馬場・重馬場では、「少額で穴馬券を狙う」という戦略が有効になります。
ダメ元で、少し手広く馬券購入して、少額で高配当を狙う。
ローリスクハイリターンな穴狙い戦略ですね。
良馬場では、あまり有効な戦略ではありませんが、不良馬場・重馬場では非常に有効な馬券構成になるわけです。
▼▼通常、競馬では、10番人気以下の馬の単勝回収率は、低くなりやすいです。
なので当ブログでも、馬券を構成する場合は、1~9番人気馬を中心に構成することを推奨しています。
また、軸馬は1~3番人気から選ぶと予想精度が高くなり、的中率と回収率が上がりやすくなります。
▼しかし、これが重馬場や不良馬場になった場合は、傾向が大きく変わるわけです。
雨や雪で馬場が悪くなった場合は、1番人気の信頼度が大きく下がり、穴馬の期待値が上がります。
この理由は、上述した通り、競馬のオッズは良馬場を前提として付けられているので、重馬場になると、オッズの精度が大きく下がるからです。
▼例えば、1番人気というのは、長期的には最も強く、勝率が高い馬になります。
これは良馬場では絶対です。
競馬に絶対はありませんが、長期的には1番人気が最強というのは、絶対ですね。
▼しかしながら、雨が降って馬場が悪くなると、最強だったはずの1番人気が、最強ではなくなります。
重馬場のデータを見ると、1番人気の勝率よりも2番人気の勝率の方が高くなることもあります。
これは良馬場では考えられない事態です。
▼重馬場や不良馬場というのは、不確定要素の塊なので、どの馬が1番強いのかがわかりにくい。
だから1番人気馬の勝率が下がり、期待値も下がるわけですね。
先程のデータを見ても、重馬場の時、1番人気の単勝回収率は70%しかありません。
データ期間を変えれば、1番人気の単勝回収率が60%になることもあります。
通常、1番人気の単勝回収率は80%程度あるので、重馬場での1番人気が、いかに信頼できないかが分かると思います。
▼重馬場や不良馬場で、1番人気の信頼度が下がる現象は、特に、芝のレースで顕著です。
芝コースは、雨で馬場が悪くなると、求められる適性が大きく変わります。
良馬場では、スピードや瞬発力が求められる芝コースも、雨が降ると、パワーや持久力が求められることになる。
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重馬場になると、求められる適性が変わるので、1番人気の期待値が下がる。
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