走る馬の見分け方~調子のいい馬・強い馬の判断方法。パドックの見方がわからない時
走る馬の見分け方は?
私(ブエナ)の経験則で書けば、
「私なりの走る馬の見分け方は、まず『突き放して勝てる馬』(タイム差をつけて勝てる馬)」
「次に、よく断然人気になる馬(資質が高い)」
「また、『前に行ける馬』も、走る馬の条件と言えると思う(先行力)」
「ちなみに、走る馬(能力の高い馬)を、馬体から判断するのは、素人にはほぼ不可能な気がする」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼「走る馬」と一言で言っても、2つ意味があって、
①そのレースで激走しそうな馬
②素質がある馬
この2つの意味がある。
1つずつ見ていきます。
▼まず、そのレースで激走しそうな馬について。
競馬において競走馬が「走るとき」というのは、ある条件があります。
いくつかありますが、代表的なものを挙げてみると、
・単純に競争能力が高い時
・馬場状態・展開がハマった時
・騎手の好騎乗
・馬の調子がいい時
▼競馬で、「3着以内に入ってくる馬」というのは、上記の条件のどれかを満たしている場合がほとんどです。
では、これらはどのようにして判断すればよいのか?
以下は、私ブエナの独断と偏見です。
これだけが正解ではありませんが、私の意見です。
(一部マツリダ予想より引用アリ)
▼まず、競争能力についてですが、これはスピード指数や走破時計などでも判断できるのですが、もっと簡単な競争能力の判断方法としては、
「オッズ」
を見ることです。
▼基本的に人気のない馬というのは、競争能力が低いわけです。
もちろん例外もありますが、長期的に見れば、そのレースにおける競争能力が高い馬は、ほとんどの場合、人気になります。
ですから、競争能力が高い馬というのは、「オッズが低い馬」「人気がある馬」と言い換えることもできます。
ただ、いつも書いているように競争能力の高い馬を買えば、馬券でプラスになるわけではないので要注意です。
(※強い馬は、的中率が上がるだけで、回収率は上がらないため)
▼次に、「馬場状態や展開がハマった馬」
競馬というのは馬場状態やペースによって、能力の低い馬でも3着以内に入ってくるわけです。
もし競馬に、馬場状態も展開もなかったとしたら、ほとんどのレースは人気通りに決まってしまいます。
▼例えば、人間の100メートル走などは、馬場状態と展開がフェアなので、カールルイスやボルトは、普通に勝ってしまうわけです。
日本人が100メートル走で、ウサイン・ボルトに勝つことはできない。
でも、競馬では「展開」があるので、弱い馬が強い馬に勝つこともあるわけです。
(あくまで私ブエナの仮説です)
▼私の考えですが、展開を読み切る事はほとんど不可能です。
これはゲートが開いてみないとわからない部分ですね。
各馬の脚質構成から、スローペースなのかハイペースなのか、大体は判断できるのですが、1人でも大逃げや大マクリをするジョッキーがいれば、ペースはそれだけで変わってしまいます。
なので私ブエナは、あまり展開を読むということをしません。
(※展開を予想しなくても、長期的な馬券収支をプラスにすることは可能なため。時短)
▼一方で、「馬場状態」というのは比較的わかりやすいです。
特に、芝のレースなどは、土曜日の結果から前残りなのか?差せる馬場なのか?
内枠がいいのか?外枠がいいのか?を判断できます。
また、当日の同じ条件のレースを見ることによって馬場状態を判断できます。
▼さて、前置きが長くなってしまいましたが、「調子のいい馬」というのはどうすれば見分けられるのか?
一般的にはパドックの気配で判断します。
しかし、ほとんどの人はパドックを見てもわからないと思います。
実際、私ブエナもパドックを見ても、馬の調子が良いのか悪いのか、よくわかりません。
▼ですので、簡単に馬の調子を判断する材料としては、
「調教タイム」と「オッズ」ということになります。
直前のパドックで判断できるのがベストですが、かなり馬を見る目がないと無理なので、調教タイムから判断するほうがわかりやすいでしょう。
また、調教タイムの見方がわからない人は、やはり「オッズ」から判断することになります。
▼あまりにも人気がなさ過ぎる馬というのは、調子が悪いケースが多い印象です。
13番人気以下くらいになってくると、明らかに競争能力が低いか、調子が悪いか、どちらかに当てはまることが多い感じ。
このような馬は、「展開がハマる」という事がないと、3着以内に入ることができません。
▼それから、「近走はそれほど悪くないのに、あまり人気がない馬」
このような馬を見つけると、「しめしめ!」という感じで、ガッツリと買ってしまう人がいますが、近走が悪くないのに、なぜか人気がない馬は、調子が悪いケースが多い印象です。
(あくまでも私ブエナの独断と偏見です)
▼あるいは、「単勝と複勝のバランスが悪い馬」
このような馬も、調子が悪いことが多いです。
(逃げ馬は、単勝がやたら売れるので例外)
絶対ではありませんが、常にオッズを見ていると、「なんとなく怪しい馬・調子が悪そうな馬」を、「オッズと戦績のバランス」から、見つけることができたりします。私の場合ですが。
▼次に、「調教タイム」
中央競馬では、各馬の調教タイムまで公表されているので、このタイムを利用して、調子の良い馬を探すことが可能です。
特に、よく使われているタイムとして、「坂路調教のタイム」があります。
有料の競馬ソフトなどを使っている人は、坂路調教のタイムをすべて見ることができるので、そこから調子の良し悪しを判断することも可能ということですね。
▼以前にも別の記事で書きましたが、坂路調教タイムは、
・栗東
・美浦
に分かれます。
栗東は関西。
美浦は関東。
▼ここで1つ問題なんですが、「坂路調教の設備は、栗東と美浦で全然違う」のですね。
要するに、
「栗東の坂路はタイムが早ければ、期待値が高いと言える」が、
「美浦の坂路は、タイムが早くても期待値が高いわけではない」
という違いがあるわけです。
▼この辺が、競馬における「西高東低」
つまり、関西馬がやたら強いという状況になっていることにも関連しているんですが、とにかく、坂路調教タイムを見るときは、「栗東の坂路調教」を見た方が良いのかなと。
尚、私ブエナの、調教タイムの目安としては、「栗東の坂路で52秒台(より早い)」なら、調子がいいと判断します。
▼ということで本日は、走る馬の見分け方について、私の主観で書いてみました。
王道は、「パドックを見て、気配や毛ヅヤから、その馬の調子を判断する」
これができれば理想的ですが、ほとんどの人には不可能だと思います。
(私もわかりません)
▼なので、私たちのような凡人は、「調教タイム」や「オッズ」や「馬柱」から、簡易的に、競走馬の調子を判断していく方が良いと思います。
調子の良し悪しを完璧に見極めることはできなくても、「期待値」さえ、しっかり判断できれば、長期的な馬券収支をプラスにすることは可能です。
(経験談)
ご参考まで。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼走る馬の見分け方についての考察を続けます。
先程は、「①そのレースで激走しそうな馬」を中心に考察しました。
ここでは、「②素質がある馬」を考えてみたいと思います。
▼素質がある馬を見抜けるのか?
私ブエナの判断基準としては、
「タイム差をつけて勝っているか?」
「1番人気になっているか?」
これを、その馬の素質の判断材料として使っています。
(マツリダ予想より引用)
▼上述した通り、馬体だけを見て、その馬の素質を判断するのは、素人にはまず不可能です。
なので、私たちのような一般的な競馬ファンは、もっとわかりやすい指標で、その馬の能力を判断した方が良いと思う。
だから私は、「着差」と「人気」という、シンプルな目安で判断するわけです。
▼まず、突き放して勝った馬。これはやっぱり強いことが多いです。
ギリギリの僅差で勝った馬より、ぶっちぎりで勝つ方が潜在能力が高いと思う。
まあこのようなタイプは過剰人気になりやすいので、儲かるかどうかは別ですが、走る馬の見分け方としては、分かりやすいと思います。
▼ディープインパクトやオルフェーヴルやドゥラメンテも、タイム差をつけて、ぶっちぎりで勝っています。
特に、若い頃や下のクラスで、ぶっちぎりで勝ってきた馬は、重賞レースでも通用するケースが多いように思います。
逆に、いつも僅差で勝つ馬は、私はちょっと狙いにくいです。
▼それと、「1番人気になっているか?」
潜在能力が高い馬は、若い頃から1番人気になることが多い。
その馬に携わる調教師はプロなので、馬体を見て、明らかに素質がある馬は、競馬記者にも強気な発言をすることが多いです。
そのため、素質がある馬は、基本的に人気になりやすい。
若い頃から1番人気になってきたような馬は、全然人気にならない馬より、やはり素質がある可能性は高くなると思います。
▼馬体を見て「走る馬」がわかれば、それが理想。
でもそんな相馬眼がある人は、私も含めてほとんどいない。
だから別のところで走る馬を見分ける必要があるわけです。
誰でもわかりやすいポイントとして、「着差をつけて勝つ」「よく断然人気になる」という部分があると、私は考えるわけです。
▼「着差をつけて勝つ」は、馬の能力を純粋に見て、走るかどうかを判断している。
「よく断然人気になる」は、血統や関係者の評価から、走るかどうかを判断している。
日本の競馬は実質、競馬関係者が作るオッズなので、よく断然人気になるということは、その馬を高く評価している人が多いということになる。
▼まったく何も持っていない馬が、断然人気になることはほとんどないわけです。
馬券が売れるという事は、必ず何か理由がある。
超良血馬は、馬券が売れる。
調教師が見て素晴らしい馬体の馬は、馬券が売れる。
という事は、このような相馬眼がない私たちでも、オッズを正しく読み解くことができれば、間接的に走る馬を見分けることが可能なのではないかと思うわけです。
▼では、「タイム差」はどれくらいつければ強いのか?
私の感覚では、
「芝で、0.3秒差以上」
「ダートで、0.4秒差以上」
こんな感じかなと。
▼芝のレースで、0.3秒差以上のタイム差をつけて勝った馬。
これはそのパフォーマンスを素直に評価して良いと思います。能力が高いと言える。
ダートの場合は、芝のレースよりスピードが落ちるので、よりタイム差が広がりやすくなります。
なので少し補正して、0.4秒差以上ならハイパフォーマンスかなと。
▼ただ、ここで注意点ですが、例えば、
「前走、芝のレースで0.3秒差をつけて勝った馬を狙えば、大儲けできるんだな!」
とは考えないでください。
これは全く違います。
▼タイム差をつけて勝つ馬は、潜在能力が高い。その後も出世しやすいと思う。
ただ、そのレースにおいて、「前走」でタイム差をつけて勝ったからといって、そのレースでも期待値が高いとは限らないわけです。
これはなぜか?
▼あくまでも私ブエナの考えですが、
「タイム差をつけて勝つと、疲れが残りやすい」
「タイム差をつけて勝つと、過剰人気になりやすい」
この2つがネックになって、「圧勝の次走」は、馬券利益に繋がってこないと思うわけです。
▼とは言え、やはりタイム差をつけて勝つ馬は、よく走る傾向にある。
具体的な例を挙げながら少し見てみましょう。
【桜花賞。2020年】
1着 デアリングタクト(前走0.7秒差で勝利)
2着 レシステンシア
3着 スマイルカナ
はい。
3戦無敗で桜花賞を制したデアリングタクト。
キャリアの浅さが、能力判断を難しくしていましたが、「着差」という視点から考えると、狙い目であったと言えます
▼前走、芝のレースで0.7秒差は、かなりの圧勝であり、なかなかできない芸当です。
この2020年の桜花賞は、混戦模様と言われていましたが、着差で考えていくと、簡単に馬券を的中できたことがわかります。
▼ちなみに、2着のレシステンシアは、阪神ジュベナイルフィリーズを0.8秒差で勝っていました。
この2頭は、他馬と比べて、着差・タイム差という点で圧倒的なパフォーマンスを見せており、2頭の馬連1110円は、高確率で的中できた馬券と言えるわけです。
▼ついでに言うと、3着のスマイルカナは、9番人気と全然人気がなかったわけですが、フェアリーステークスでは0.4秒差をつけて勝っており、この馬も素晴らしいパフォーマンスを見せていたことがわかります。
したがって、この3頭の三連複12590円も、比較的簡単に的中できた馬券と言えるわけです。
上手い人なら、3着のスマイルカナが大穴だったことを考え、3着固定の三連単も狙えた感じです。
三連単は、47760円なので、一気に回収率が引き上がることになります。
▼では次のレースを見てみましょう。
【大阪杯。2020年】
1着 ラッキーライラック
2着 クロノジェネシス
3着 ダノンキングリー
はい。
このレースで、着差・タイム差から能力が高いと判断できるのは、2着のクロノジェネシスですね。
クロノジェネシスは、京都記念0.4秒差、秋華賞0.3秒差と、強い相手を突き放して勝った実績がありました。
▼なので、まずはクロノジェネシスを中心とした馬券を構成することを考えます。
クロノジェネシスは4番人気なので、相手は人気馬でも良い。
頭数も12頭と少頭数だったので、本命サイドの期待値が高かったレースと言えます。
▼1着ラッキーライラックは、エリザベス女王杯で0.2秒差。
しかもスローペースでの0.2秒差は、価値が高いと言えます。
上がりが32.8秒だったことから、ラッキーライラックの潜在能力もかなり高かったと考えられます。
▼3着のダノンキングリーは、前走の中山記念で0.3秒差。
ダノンキングリーの素質も確かなものであり、簡単に買い目に入れることができたと思います。
本命サイド決着でしたが、三連複は1350円。馬連1110円は、タイム差から簡単に的中できた馬券でした。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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私(ブエナ)の経験則で書けば、
「私なりの走る馬の見分け方は、まず『突き放して勝てる馬』(タイム差をつけて勝てる馬)」
「次に、よく断然人気になる馬(資質が高い)」
「また、『前に行ける馬』も、走る馬の条件と言えると思う(先行力)」
「ちなみに、走る馬(能力の高い馬)を、馬体から判断するのは、素人にはほぼ不可能な気がする」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼「走る馬」と一言で言っても、2つ意味があって、
①そのレースで激走しそうな馬
②素質がある馬
この2つの意味がある。
1つずつ見ていきます。
▼まず、そのレースで激走しそうな馬について。
競馬において競走馬が「走るとき」というのは、ある条件があります。
いくつかありますが、代表的なものを挙げてみると、
・単純に競争能力が高い時
・馬場状態・展開がハマった時
・騎手の好騎乗
・馬の調子がいい時
▼競馬で、「3着以内に入ってくる馬」というのは、上記の条件のどれかを満たしている場合がほとんどです。
では、これらはどのようにして判断すればよいのか?
以下は、私ブエナの独断と偏見です。
これだけが正解ではありませんが、私の意見です。
(一部マツリダ予想より引用アリ)
▼まず、競争能力についてですが、これはスピード指数や走破時計などでも判断できるのですが、もっと簡単な競争能力の判断方法としては、
「オッズ」
を見ることです。
▼基本的に人気のない馬というのは、競争能力が低いわけです。
もちろん例外もありますが、長期的に見れば、そのレースにおける競争能力が高い馬は、ほとんどの場合、人気になります。
ですから、競争能力が高い馬というのは、「オッズが低い馬」「人気がある馬」と言い換えることもできます。
ただ、いつも書いているように競争能力の高い馬を買えば、馬券でプラスになるわけではないので要注意です。
(※強い馬は、的中率が上がるだけで、回収率は上がらないため)
▼次に、「馬場状態や展開がハマった馬」
競馬というのは馬場状態やペースによって、能力の低い馬でも3着以内に入ってくるわけです。
もし競馬に、馬場状態も展開もなかったとしたら、ほとんどのレースは人気通りに決まってしまいます。
▼例えば、人間の100メートル走などは、馬場状態と展開がフェアなので、カールルイスやボルトは、普通に勝ってしまうわけです。
日本人が100メートル走で、ウサイン・ボルトに勝つことはできない。
でも、競馬では「展開」があるので、弱い馬が強い馬に勝つこともあるわけです。
(あくまで私ブエナの仮説です)
▼私の考えですが、展開を読み切る事はほとんど不可能です。
これはゲートが開いてみないとわからない部分ですね。
各馬の脚質構成から、スローペースなのかハイペースなのか、大体は判断できるのですが、1人でも大逃げや大マクリをするジョッキーがいれば、ペースはそれだけで変わってしまいます。
なので私ブエナは、あまり展開を読むということをしません。
(※展開を予想しなくても、長期的な馬券収支をプラスにすることは可能なため。時短)
▼一方で、「馬場状態」というのは比較的わかりやすいです。
特に、芝のレースなどは、土曜日の結果から前残りなのか?差せる馬場なのか?
内枠がいいのか?外枠がいいのか?を判断できます。
また、当日の同じ条件のレースを見ることによって馬場状態を判断できます。
▼さて、前置きが長くなってしまいましたが、「調子のいい馬」というのはどうすれば見分けられるのか?
一般的にはパドックの気配で判断します。
しかし、ほとんどの人はパドックを見てもわからないと思います。
実際、私ブエナもパドックを見ても、馬の調子が良いのか悪いのか、よくわかりません。
▼ですので、簡単に馬の調子を判断する材料としては、
「調教タイム」と「オッズ」ということになります。
直前のパドックで判断できるのがベストですが、かなり馬を見る目がないと無理なので、調教タイムから判断するほうがわかりやすいでしょう。
また、調教タイムの見方がわからない人は、やはり「オッズ」から判断することになります。
▼あまりにも人気がなさ過ぎる馬というのは、調子が悪いケースが多い印象です。
13番人気以下くらいになってくると、明らかに競争能力が低いか、調子が悪いか、どちらかに当てはまることが多い感じ。
このような馬は、「展開がハマる」という事がないと、3着以内に入ることができません。
▼それから、「近走はそれほど悪くないのに、あまり人気がない馬」
このような馬を見つけると、「しめしめ!」という感じで、ガッツリと買ってしまう人がいますが、近走が悪くないのに、なぜか人気がない馬は、調子が悪いケースが多い印象です。
(あくまでも私ブエナの独断と偏見です)
▼あるいは、「単勝と複勝のバランスが悪い馬」
このような馬も、調子が悪いことが多いです。
(逃げ馬は、単勝がやたら売れるので例外)
絶対ではありませんが、常にオッズを見ていると、「なんとなく怪しい馬・調子が悪そうな馬」を、「オッズと戦績のバランス」から、見つけることができたりします。私の場合ですが。
▼次に、「調教タイム」
中央競馬では、各馬の調教タイムまで公表されているので、このタイムを利用して、調子の良い馬を探すことが可能です。
特に、よく使われているタイムとして、「坂路調教のタイム」があります。
有料の競馬ソフトなどを使っている人は、坂路調教のタイムをすべて見ることができるので、そこから調子の良し悪しを判断することも可能ということですね。
▼以前にも別の記事で書きましたが、坂路調教タイムは、
・栗東
・美浦
に分かれます。
栗東は関西。
美浦は関東。
▼ここで1つ問題なんですが、「坂路調教の設備は、栗東と美浦で全然違う」のですね。
要するに、
「栗東の坂路はタイムが早ければ、期待値が高いと言える」が、
「美浦の坂路は、タイムが早くても期待値が高いわけではない」
という違いがあるわけです。
▼この辺が、競馬における「西高東低」
つまり、関西馬がやたら強いという状況になっていることにも関連しているんですが、とにかく、坂路調教タイムを見るときは、「栗東の坂路調教」を見た方が良いのかなと。
尚、私ブエナの、調教タイムの目安としては、「栗東の坂路で52秒台(より早い)」なら、調子がいいと判断します。
▼ということで本日は、走る馬の見分け方について、私の主観で書いてみました。
王道は、「パドックを見て、気配や毛ヅヤから、その馬の調子を判断する」
これができれば理想的ですが、ほとんどの人には不可能だと思います。
(私もわかりません)
▼なので、私たちのような凡人は、「調教タイム」や「オッズ」や「馬柱」から、簡易的に、競走馬の調子を判断していく方が良いと思います。
調子の良し悪しを完璧に見極めることはできなくても、「期待値」さえ、しっかり判断できれば、長期的な馬券収支をプラスにすることは可能です。
(経験談)
ご参考まで。
ブエナが使っている競馬サイトを公開
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
素質がある馬の見分け方
▼走る馬の見分け方についての考察を続けます。
先程は、「①そのレースで激走しそうな馬」を中心に考察しました。
ここでは、「②素質がある馬」を考えてみたいと思います。
▼素質がある馬を見抜けるのか?
私ブエナの判断基準としては、
「タイム差をつけて勝っているか?」
「1番人気になっているか?」
これを、その馬の素質の判断材料として使っています。
(マツリダ予想より引用)
▼上述した通り、馬体だけを見て、その馬の素質を判断するのは、素人にはまず不可能です。
なので、私たちのような一般的な競馬ファンは、もっとわかりやすい指標で、その馬の能力を判断した方が良いと思う。
だから私は、「着差」と「人気」という、シンプルな目安で判断するわけです。
▼まず、突き放して勝った馬。これはやっぱり強いことが多いです。
ギリギリの僅差で勝った馬より、ぶっちぎりで勝つ方が潜在能力が高いと思う。
まあこのようなタイプは過剰人気になりやすいので、儲かるかどうかは別ですが、走る馬の見分け方としては、分かりやすいと思います。
▼ディープインパクトやオルフェーヴルやドゥラメンテも、タイム差をつけて、ぶっちぎりで勝っています。
特に、若い頃や下のクラスで、ぶっちぎりで勝ってきた馬は、重賞レースでも通用するケースが多いように思います。
逆に、いつも僅差で勝つ馬は、私はちょっと狙いにくいです。
▼それと、「1番人気になっているか?」
潜在能力が高い馬は、若い頃から1番人気になることが多い。
その馬に携わる調教師はプロなので、馬体を見て、明らかに素質がある馬は、競馬記者にも強気な発言をすることが多いです。
そのため、素質がある馬は、基本的に人気になりやすい。
若い頃から1番人気になってきたような馬は、全然人気にならない馬より、やはり素質がある可能性は高くなると思います。
▼馬体を見て「走る馬」がわかれば、それが理想。
でもそんな相馬眼がある人は、私も含めてほとんどいない。
だから別のところで走る馬を見分ける必要があるわけです。
誰でもわかりやすいポイントとして、「着差をつけて勝つ」「よく断然人気になる」という部分があると、私は考えるわけです。
▼「着差をつけて勝つ」は、馬の能力を純粋に見て、走るかどうかを判断している。
「よく断然人気になる」は、血統や関係者の評価から、走るかどうかを判断している。
日本の競馬は実質、競馬関係者が作るオッズなので、よく断然人気になるということは、その馬を高く評価している人が多いということになる。
▼まったく何も持っていない馬が、断然人気になることはほとんどないわけです。
馬券が売れるという事は、必ず何か理由がある。
超良血馬は、馬券が売れる。
調教師が見て素晴らしい馬体の馬は、馬券が売れる。
という事は、このような相馬眼がない私たちでも、オッズを正しく読み解くことができれば、間接的に走る馬を見分けることが可能なのではないかと思うわけです。
▼では、「タイム差」はどれくらいつければ強いのか?
私の感覚では、
「芝で、0.3秒差以上」
「ダートで、0.4秒差以上」
こんな感じかなと。
▼芝のレースで、0.3秒差以上のタイム差をつけて勝った馬。
これはそのパフォーマンスを素直に評価して良いと思います。能力が高いと言える。
ダートの場合は、芝のレースよりスピードが落ちるので、よりタイム差が広がりやすくなります。
なので少し補正して、0.4秒差以上ならハイパフォーマンスかなと。
▼ただ、ここで注意点ですが、例えば、
「前走、芝のレースで0.3秒差をつけて勝った馬を狙えば、大儲けできるんだな!」
とは考えないでください。
これは全く違います。
▼タイム差をつけて勝つ馬は、潜在能力が高い。その後も出世しやすいと思う。
ただ、そのレースにおいて、「前走」でタイム差をつけて勝ったからといって、そのレースでも期待値が高いとは限らないわけです。
これはなぜか?
▼あくまでも私ブエナの考えですが、
「タイム差をつけて勝つと、疲れが残りやすい」
「タイム差をつけて勝つと、過剰人気になりやすい」
この2つがネックになって、「圧勝の次走」は、馬券利益に繋がってこないと思うわけです。
▼とは言え、やはりタイム差をつけて勝つ馬は、よく走る傾向にある。
具体的な例を挙げながら少し見てみましょう。
【桜花賞。2020年】
1着 デアリングタクト(前走0.7秒差で勝利)
2着 レシステンシア
3着 スマイルカナ
はい。
3戦無敗で桜花賞を制したデアリングタクト。
キャリアの浅さが、能力判断を難しくしていましたが、「着差」という視点から考えると、狙い目であったと言えます
▼前走、芝のレースで0.7秒差は、かなりの圧勝であり、なかなかできない芸当です。
この2020年の桜花賞は、混戦模様と言われていましたが、着差で考えていくと、簡単に馬券を的中できたことがわかります。
▼ちなみに、2着のレシステンシアは、阪神ジュベナイルフィリーズを0.8秒差で勝っていました。
この2頭は、他馬と比べて、着差・タイム差という点で圧倒的なパフォーマンスを見せており、2頭の馬連1110円は、高確率で的中できた馬券と言えるわけです。
▼ついでに言うと、3着のスマイルカナは、9番人気と全然人気がなかったわけですが、フェアリーステークスでは0.4秒差をつけて勝っており、この馬も素晴らしいパフォーマンスを見せていたことがわかります。
したがって、この3頭の三連複12590円も、比較的簡単に的中できた馬券と言えるわけです。
上手い人なら、3着のスマイルカナが大穴だったことを考え、3着固定の三連単も狙えた感じです。
三連単は、47760円なので、一気に回収率が引き上がることになります。
▼では次のレースを見てみましょう。
【大阪杯。2020年】
1着 ラッキーライラック
2着 クロノジェネシス
3着 ダノンキングリー
はい。
このレースで、着差・タイム差から能力が高いと判断できるのは、2着のクロノジェネシスですね。
クロノジェネシスは、京都記念0.4秒差、秋華賞0.3秒差と、強い相手を突き放して勝った実績がありました。
▼なので、まずはクロノジェネシスを中心とした馬券を構成することを考えます。
クロノジェネシスは4番人気なので、相手は人気馬でも良い。
頭数も12頭と少頭数だったので、本命サイドの期待値が高かったレースと言えます。
▼1着ラッキーライラックは、エリザベス女王杯で0.2秒差。
しかもスローペースでの0.2秒差は、価値が高いと言えます。
上がりが32.8秒だったことから、ラッキーライラックの潜在能力もかなり高かったと考えられます。
▼3着のダノンキングリーは、前走の中山記念で0.3秒差。
ダノンキングリーの素質も確かなものであり、簡単に買い目に入れることができたと思います。
本命サイド決着でしたが、三連複は1350円。馬連1110円は、タイム差から簡単に的中できた馬券でした。
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