合成オッズとは?合成オッズの計算方法・計算式。ターゲットやエクセルソフトで計算。活用方法と買い方
合成オッズとは?
私(ブエナ)の経験則で書けば、
「合成オッズとは、レース回収率の平均、というイメージで私は認識している」
「例えば、的中した時に、そのレースに賭けたお金が平均で2倍くらいになって戻ってくる場合、合成オッズは約2倍。というイメージでよいかと」
「尚、合成オッズが3倍未満だと、年間プラス収支にするのが難しくなってくる印象」
(マツリダ予想より引用)
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼「こちらのブログで、よく出てくる合成オッズってなんですか?」
というご質問をいただいたので、本日は、合成オッズについて書いてみたいと思います。
▼合成オッズという言葉は、有料の競馬ソフトなどを使っている人には、聞き慣れた言葉だと思います。
あるいはマツリダ予想でも、合成オッズの概念を重視しているので、マツリダ予想を使ったことがある人も、理解できるかと思います。
競馬初心者さんには、合成オッズなんて、まったく聞いたこともない!と言う人も多いと思うので、本日は合成オッズについて、簡単に解説してみたいと思います。
▼さて、合成オッズというのは、
「的中時の払戻額が同じになるように資金配分した時の、払戻倍率」
という感じでしょうか。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、要するに、
「的中したときに、そのレースに賭けた金額の、何倍になって戻ってくるか?」
というイメージかなと。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼合成オッズの計算式
1÷((1÷オッズA)+(1÷オッズB)+(1÷オッズC)・・・)
例えば、馬券を3点買いした時のオッズが
・10倍
・20倍
・30倍
だったとします。
このときの合成オッズは、
▼1÷((1÷10)+(1÷20)+(1÷30))
途中計算は省略
≒ 合成オッズ 5.5倍
となります。
▼勘違いしやすいのは、「全部足して割る?」というわけではないということです。
上記の例で言うと、全部足して割ると
60÷3=20倍
となりますが、これは合成オッズではありません。
▼さて、算数が嫌いな人は、そろそろ飽きてきましたね。
私ブエナも算数は好きではないので、合成オッズは、もっぱら競馬ソフトに依存しています。
ただ、有料のソフトは、月額がかかってしまうので、誰にでも使えるわけではないし、ソフトに頼る前に、合成オッズの計算方法や基本的な構造を知っておくことは、馬券で勝つために重要だと思います。
また、有料の競馬ソフトやツールを使わなくても、エクセルが使える人なら、手動でも計算できます。
▼とは言え、馬券で勝つためには、上記のように厳密に計算する必要はないです。
ただ、ざっくりとでいいので、「合成オッズを下げすぎない」ことが大切だと思う。
「合成オッズを下げる =本命サイドに寄りすぎている」
ということになるからです。
馬券は本命サイドに寄ると、利益を出しにくくなる印象なので。
(あくまで私ブエナの意見です)
▼合成オッズは何倍がいいのか?
これについては、一概には言えない。
合成オッズを高く設定すればするほど、回収率の爆発力が増します。
しかし、的中率も下がるので、馬券収支に「ムラ」が大きくなります。
例えば、「大穴狙いで全く当たらない!」⇒ これは合成オッズが高すぎるわけ。
▼私ブエナの感覚では「合成オッズ2倍」では、低すぎると感じます。
このあたりの理解は、実戦経験も必要だし、なかなか難しいところなのですが、
「競馬で勝つには、的中したときに、ある程度大きく回収する」
ということが重要だと、私ブエナは思うわけです。
▼合成オッズを上げると、必然的に的中した時の回収率も上がります。
逆に、合成オッズを下げると、的中してもあまり儲からない。
だからこそ、なんとなくでもいいから、合成オッズを意識することが大切だと思うわけ。
▼例えば、「せっかく的中したのに、なんだかあまり儲からなかったな…」と、感じることが多いなら、合成オッズが低くなっているかもしれません。
その場合は、狙うオッズ帯を、もう少し穴サイドにシフトして、本命サイドは捨てる、という調整も必要になってきます。
(当てに行くと、回収率が下がるため)
▼合成オッズを上げるポイントとしては、
「本命サイドの馬券を切る」
ことが必要だと思う。
「大穴サイドの買い目点数」を減らしても、なかなか合成オッズは上がりません。
初心者さんは、ここが落とし穴になります。
▼初心者さんに多いのは、「穴サイドの馬券を切ってしまう」
「さすがに、これは当たらなそうだから、当たりそうな本命サイドの馬券と入れ替えよう!」
という人が非常に多いわけです。
しかし、このやり方では、常に本命サイドの堅い馬券ばかり買うことになり、合成オッズは下がり回収率も下がる、ということになってしまうわけです。
(ブエナ経験談)
▼合成オッズを上げて、回収率を上げるには、
「本命サイドの馬券を切って、穴サイドの馬券を買う」
この作業が必要だと思う。
しかし、これは勇気が要ります。
自分の中に、確たる信念がなければ、本命サイドの馬を切ることはできないし、穴馬券を買うこともできないからです。
▼でも、馬券で勝つには、本命サイドではなく、ある程度、穴馬券を取る必要がある。
そのための1つの指標が「合成オッズ」なのですね。
▼私ブエナの感覚では、
「馬券が的中したときに、そのレースに賭けたお金が、1.5倍~2倍にしかならないことが多いなら、本命サイドに寄りすぎ」
のような気がする。
もちろん本命党の人で、仕掛け所を計算して馬券購入している人は、合成オッズ2倍でも十分に利益は出ます。
が、多くの人は、そこまで計算していないと思うので、合成2倍以下だと、なかなか回収率が上がらないような気がします。
その場合は、先ほども書きましたが、「少し本命サイドの馬券は捨てて、穴サイドにシフトする」方が、長期回収率を上げやすいと思うわけです。
回収率を上げるために、的中率を捨てるわけです。
▼ということで本日は、合成オッズについて、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。
初心者さんは「わからん!」と思うかもしれません。私も最初は、ちんぷんかんぷんでした。
競馬知識というのは「積み重なっていくもの」
一つ一つ覚えていけば、いつの間にか、馬券収支もどんどん改善されていくものです。
▼大切な事は、「よくわからない状態で、馬券購入を繰り返さないこと」だと思う。
よくわからない状態で馬券を買い続けると、どんどんお金が減ってしまいます。
(これもブエナ経験談)
なので、最初は馬券購入はほどほどにして、まずは馬券知識を増やす勉強をしたほうがいい。
それから少しずつ、少額で馬券購入をしていく。
そんな流れが、リスクが少なくて良いのではないかと、私ブエナは考えています。
(私はかつて、勉強しないで馬券を買いまくり、かなりお金を失いましたので。)
ご参考まで。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼合成オッズについての考察を続けます。
ここまで解説してきた通り、合成オッズは計算式から算出されます。
それを手計算でいちいちやってられないので、競馬ソフトやツールで時短するわけです。
ただ、それも月額がかかってしまうので、それほど合成オッズには、こだわらなくても良いかと思います。
▼大切な事は、先ほどから書いている通り、「本命サイドばかり買わないこと」だと思う。
例えば、馬連3点買って、ほとんどの買い目が10倍未満だとしたら、合成オッズは3倍未満になる。
先ほども書きましたが、合成オッズは3倍以上にした方が利益を出しやすいと思う。
だから、「馬連3点買って、ほとんどの買い目が10倍未満」では、長期的には利益を出すことは難しいと思うわけです。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼このような合成オッズの考え方は、「単勝」で考えてみるとわかりやすい。
例えば、「単勝1.5倍」の馬。
これは言ってみれば、「合成オッズ1.5倍」です。
合成していませんが、考え方としてはそうなるはず。
そして、単勝1.5倍では、なかなか利益が出ないことがわかると思います。
▼これを多点買いで考えたものが、合成オッズ。
「単勝1.5倍」は、固すぎて買う気がしない人も、「合成オッズ1.5倍」は平気で買う。
そんな人が多いわけです。
だから、なかなか馬券利益が出ないのではないか?
(あくまで私ブエナの見解です)
▼このように、合成オッズは自分の馬券構成が正しいかどうかのチェックにも使えます。
競馬は、馬ばかり見ていても勝てません。
馬券の構成を考えて、最適な資金配分にする。
そのための1つのチェック要素が合成オッズだと、私ブエナは思うわけです。
▼控除率の壁を超えるために、合成オッズを上げる
さて、それではなぜ、合成オッズを低くすると利益が出にくいのか?
それは、「馬券に平均25%の控除率があるから」です。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼馬券というのは、購入した時点でJRAが25%持っていってしまう。テラ銭ですね。
JRAは、この25%で競馬を運営するわけです。
だから、これに対して文句を言ってもどうにもならない。
控除率を取らないと、競馬を開催することさえできないわけですから。
▼なので、私達競馬ファンが馬券で利益を出すためには、この控除率の25%を超えなければならない。
もし控除がなければ、適当に買っても回収率は100%付近まで行くわけですが、競馬には控除率がある。
だから変え方を工夫しなければ、必ず負ける。
▼馬券で利益を出すためには、オッズの歪みを見つける必要がある
では、どうやって買い方を工夫するのか?それは、
「オッズの歪みを探す」
わけです。
(マツリダ予想より引用)
▼競馬の場合、的中確率はほぼオッズと比例します。
しかしながら、オッズは競馬ファンが作るものなので、必ず「歪み」が発生する。
つまり、過剰人気や過小評価が発生するわけです。
▼過剰人気の馬を購入すればマイナス収支になるし、過小評価の馬を購入すればプラス収支になる。
長期目線での話ですが、大体このような傾向になります。
そして、オッズの歪みを探すためには、合成オッズが低すぎると見つからないと思うわけ。
▼馬券的妙味とは、過小評価されているということ
「馬券的妙味」というフレーズをよく耳にすると思います。
これは、「過小評価」されていることを換言している。
過小評価されている馬を購入すれば利益が出る。それは言い換えれば、馬券的妙味がある馬を狙えば、利益が出るということになるわけですね。
▼で、オッズが低いと、この馬券的妙味が発生しにくいと思うわけ。
なぜかというと、オッズが低いという事は、期待値的な「伸びしろ」が小さいという事。
例えば、オッズ3倍と、オッズ30倍では、期待値的な「振れ幅」が全然違うわけです。
▼オッズ3倍の馬で、過小評価されている馬を探しても、せいぜい回収率は110%くらいが関の山かと。
それに対して、オッズ30倍の馬で過小評価されている馬は、回収率150%くらいまで行ったりするわけです。
▼オッズの数値が高いほど、誤差も大きくなる。
過小評価の幅が大きくなるわけです。
でも、本命サイドの馬券では、いくら過小評価されていても、伸びしろはたかが知れているんですね。
▼これは、単勝オッズだと非常にわかりやすい。先ほども書いた通りです。
これを単勝以外のオッズにも応用したものが、「合成オッズ」
だから、合成オッズの数値が小さくなればなるほど、期待値的な伸びしろも小さくなって、利益が出にくくなるわけです。
▼ここまで、合成オッズについての概要を説明してきました。
ではここで、具体的なケーススタディーを見てみましょう。
【エプソムカップ2020年】
1着 ダイワキャグニー(9番人気)
2着 ソーグリッタリング(5番人気)
はい。
このレースは、私が馬連万馬券を的中したレースです。
合成オッズの概念も加味しての的中だったので、少し解説してみたいと思います。
▼2020年のエプソムカップは、バリバリの実績馬の参戦はなく、オープン特別をウロウロしている馬と、上がり馬が人気になりました。
1番人気のサトノアーサーでも、単勝オッズは4.0倍と、かなりの混戦模様でした。
▼サトノアーサーから、馬連で総流しした時の合成オッズは、「2.6倍」でした。
ここまで書いてきたとおり、馬券で利益を出すためには、合成オッズは3倍以上が望ましい。
そう考えると、サトノアーサーから馬連で買うなら、かなり買い目点数を絞らなければならない。
▼これは、エプソムカップに限らず、ほぼすべてのレースでは、人気馬からの流し馬券は、買い目点数を絞らないと、合成オッズが下がってしまいます。
なので、馬連で広めに流す場合は、人気薄からの流しも一考、ということになります。
▼私は基本的に、軸馬は人気馬を推奨していますが、軸不在の大混戦レースでは、人気薄からの流し、もしくはボックスもアリだと思っています。
あまり私自身やりませんが、このエプソムカップは、人気薄を中心にして、広めの馬連で馬券購入し、万馬券を当てたレースだったわけです。
▼勝ったダイワキャグニーは、マツリダ予想で大穴推奨の馬。
ダイワキャグニーから馬連で総流しの合成オッズは、「10.6倍」でした。
合成オッズ10倍以上なら、総流しでも全く問題は無いということになります。
▼実際は、ダイワキャグニーから馬連のヒモは、8点買い。
それと同時に、人気馬ピースワンパラディからの馬連も8点購入。
いつもの中穴狙いです。
馬連16点は、やや買い目点数が多めですが、メンバー的に荒れる要素が多かったことと、雨で不良馬場になったことで、波乱の確率が高くなっていたので、広めの馬連で勝負しました。
▼結果は、9番人気のダイワキャグニーと、5番人気のソーグリッタリングで決着し、馬連は12210円の万馬券。
ダイワキャグニーは、このメンバーでは実績上位であり、9番人気というのは過小評価されていた。
先ほども少し書きましたが、競馬のオッズというのは、人気薄になればなるほど、「歪み」が大きくなる。
ダイワキャグニーの合成オッズ10.6倍というのは、いかにも過小評価であり、儲かる馬だったと言えるわけです。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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私(ブエナ)の経験則で書けば、
「合成オッズとは、レース回収率の平均、というイメージで私は認識している」
「例えば、的中した時に、そのレースに賭けたお金が平均で2倍くらいになって戻ってくる場合、合成オッズは約2倍。というイメージでよいかと」
「尚、合成オッズが3倍未満だと、年間プラス収支にするのが難しくなってくる印象」
(マツリダ予想より引用)
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼「こちらのブログで、よく出てくる合成オッズってなんですか?」
というご質問をいただいたので、本日は、合成オッズについて書いてみたいと思います。
▼合成オッズという言葉は、有料の競馬ソフトなどを使っている人には、聞き慣れた言葉だと思います。
あるいはマツリダ予想でも、合成オッズの概念を重視しているので、マツリダ予想を使ったことがある人も、理解できるかと思います。
競馬初心者さんには、合成オッズなんて、まったく聞いたこともない!と言う人も多いと思うので、本日は合成オッズについて、簡単に解説してみたいと思います。
▼さて、合成オッズというのは、
「的中時の払戻額が同じになるように資金配分した時の、払戻倍率」
という感じでしょうか。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、要するに、
「的中したときに、そのレースに賭けた金額の、何倍になって戻ってくるか?」
というイメージかなと。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼合成オッズの計算式
1÷((1÷オッズA)+(1÷オッズB)+(1÷オッズC)・・・)
例えば、馬券を3点買いした時のオッズが
・10倍
・20倍
・30倍
だったとします。
このときの合成オッズは、
▼1÷((1÷10)+(1÷20)+(1÷30))
途中計算は省略
≒ 合成オッズ 5.5倍
となります。
▼勘違いしやすいのは、「全部足して割る?」というわけではないということです。
上記の例で言うと、全部足して割ると
60÷3=20倍
となりますが、これは合成オッズではありません。
▼さて、算数が嫌いな人は、そろそろ飽きてきましたね。
私ブエナも算数は好きではないので、合成オッズは、もっぱら競馬ソフトに依存しています。
ただ、有料のソフトは、月額がかかってしまうので、誰にでも使えるわけではないし、ソフトに頼る前に、合成オッズの計算方法や基本的な構造を知っておくことは、馬券で勝つために重要だと思います。
また、有料の競馬ソフトやツールを使わなくても、エクセルが使える人なら、手動でも計算できます。
▼とは言え、馬券で勝つためには、上記のように厳密に計算する必要はないです。
ただ、ざっくりとでいいので、「合成オッズを下げすぎない」ことが大切だと思う。
「合成オッズを下げる =本命サイドに寄りすぎている」
ということになるからです。
馬券は本命サイドに寄ると、利益を出しにくくなる印象なので。
(あくまで私ブエナの意見です)
▼合成オッズは何倍がいいのか?
これについては、一概には言えない。
合成オッズを高く設定すればするほど、回収率の爆発力が増します。
しかし、的中率も下がるので、馬券収支に「ムラ」が大きくなります。
例えば、「大穴狙いで全く当たらない!」⇒ これは合成オッズが高すぎるわけ。
▼私ブエナの感覚では「合成オッズ2倍」では、低すぎると感じます。
このあたりの理解は、実戦経験も必要だし、なかなか難しいところなのですが、
「競馬で勝つには、的中したときに、ある程度大きく回収する」
ということが重要だと、私ブエナは思うわけです。
▼合成オッズを上げると、必然的に的中した時の回収率も上がります。
逆に、合成オッズを下げると、的中してもあまり儲からない。
だからこそ、なんとなくでもいいから、合成オッズを意識することが大切だと思うわけ。
▼例えば、「せっかく的中したのに、なんだかあまり儲からなかったな…」と、感じることが多いなら、合成オッズが低くなっているかもしれません。
その場合は、狙うオッズ帯を、もう少し穴サイドにシフトして、本命サイドは捨てる、という調整も必要になってきます。
(当てに行くと、回収率が下がるため)
▼合成オッズを上げるポイントとしては、
「本命サイドの馬券を切る」
ことが必要だと思う。
「大穴サイドの買い目点数」を減らしても、なかなか合成オッズは上がりません。
初心者さんは、ここが落とし穴になります。
▼初心者さんに多いのは、「穴サイドの馬券を切ってしまう」
「さすがに、これは当たらなそうだから、当たりそうな本命サイドの馬券と入れ替えよう!」
という人が非常に多いわけです。
しかし、このやり方では、常に本命サイドの堅い馬券ばかり買うことになり、合成オッズは下がり回収率も下がる、ということになってしまうわけです。
(ブエナ経験談)
▼合成オッズを上げて、回収率を上げるには、
「本命サイドの馬券を切って、穴サイドの馬券を買う」
この作業が必要だと思う。
しかし、これは勇気が要ります。
自分の中に、確たる信念がなければ、本命サイドの馬を切ることはできないし、穴馬券を買うこともできないからです。
▼でも、馬券で勝つには、本命サイドではなく、ある程度、穴馬券を取る必要がある。
そのための1つの指標が「合成オッズ」なのですね。
▼私ブエナの感覚では、
「馬券が的中したときに、そのレースに賭けたお金が、1.5倍~2倍にしかならないことが多いなら、本命サイドに寄りすぎ」
のような気がする。
もちろん本命党の人で、仕掛け所を計算して馬券購入している人は、合成オッズ2倍でも十分に利益は出ます。
が、多くの人は、そこまで計算していないと思うので、合成2倍以下だと、なかなか回収率が上がらないような気がします。
その場合は、先ほども書きましたが、「少し本命サイドの馬券は捨てて、穴サイドにシフトする」方が、長期回収率を上げやすいと思うわけです。
回収率を上げるために、的中率を捨てるわけです。
▼ということで本日は、合成オッズについて、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。
初心者さんは「わからん!」と思うかもしれません。私も最初は、ちんぷんかんぷんでした。
競馬知識というのは「積み重なっていくもの」
一つ一つ覚えていけば、いつの間にか、馬券収支もどんどん改善されていくものです。
▼大切な事は、「よくわからない状態で、馬券購入を繰り返さないこと」だと思う。
よくわからない状態で馬券を買い続けると、どんどんお金が減ってしまいます。
(これもブエナ経験談)
なので、最初は馬券購入はほどほどにして、まずは馬券知識を増やす勉強をしたほうがいい。
それから少しずつ、少額で馬券購入をしていく。
そんな流れが、リスクが少なくて良いのではないかと、私ブエナは考えています。
(私はかつて、勉強しないで馬券を買いまくり、かなりお金を失いましたので。)
ご参考まで。
ブエナが使っている競馬サイトを公開
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
合成オッズと単勝オッズの考え方
▼合成オッズについての考察を続けます。
ここまで解説してきた通り、合成オッズは計算式から算出されます。
それを手計算でいちいちやってられないので、競馬ソフトやツールで時短するわけです。
ただ、それも月額がかかってしまうので、それほど合成オッズには、こだわらなくても良いかと思います。
▼大切な事は、先ほどから書いている通り、「本命サイドばかり買わないこと」だと思う。
例えば、馬連3点買って、ほとんどの買い目が10倍未満だとしたら、合成オッズは3倍未満になる。
先ほども書きましたが、合成オッズは3倍以上にした方が利益を出しやすいと思う。
だから、「馬連3点買って、ほとんどの買い目が10倍未満」では、長期的には利益を出すことは難しいと思うわけです。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼このような合成オッズの考え方は、「単勝」で考えてみるとわかりやすい。
例えば、「単勝1.5倍」の馬。
これは言ってみれば、「合成オッズ1.5倍」です。
合成していませんが、考え方としてはそうなるはず。
そして、単勝1.5倍では、なかなか利益が出ないことがわかると思います。
▼これを多点買いで考えたものが、合成オッズ。
「単勝1.5倍」は、固すぎて買う気がしない人も、「合成オッズ1.5倍」は平気で買う。
そんな人が多いわけです。
だから、なかなか馬券利益が出ないのではないか?
(あくまで私ブエナの見解です)
▼このように、合成オッズは自分の馬券構成が正しいかどうかのチェックにも使えます。
競馬は、馬ばかり見ていても勝てません。
馬券の構成を考えて、最適な資金配分にする。
そのための1つのチェック要素が合成オッズだと、私ブエナは思うわけです。
▼控除率の壁を超えるために、合成オッズを上げる
さて、それではなぜ、合成オッズを低くすると利益が出にくいのか?
それは、「馬券に平均25%の控除率があるから」です。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼馬券というのは、購入した時点でJRAが25%持っていってしまう。テラ銭ですね。
JRAは、この25%で競馬を運営するわけです。
だから、これに対して文句を言ってもどうにもならない。
控除率を取らないと、競馬を開催することさえできないわけですから。
▼なので、私達競馬ファンが馬券で利益を出すためには、この控除率の25%を超えなければならない。
もし控除がなければ、適当に買っても回収率は100%付近まで行くわけですが、競馬には控除率がある。
だから変え方を工夫しなければ、必ず負ける。
▼馬券で利益を出すためには、オッズの歪みを見つける必要がある
では、どうやって買い方を工夫するのか?それは、
「オッズの歪みを探す」
わけです。
(マツリダ予想より引用)
▼競馬の場合、的中確率はほぼオッズと比例します。
しかしながら、オッズは競馬ファンが作るものなので、必ず「歪み」が発生する。
つまり、過剰人気や過小評価が発生するわけです。
▼過剰人気の馬を購入すればマイナス収支になるし、過小評価の馬を購入すればプラス収支になる。
長期目線での話ですが、大体このような傾向になります。
そして、オッズの歪みを探すためには、合成オッズが低すぎると見つからないと思うわけ。
▼馬券的妙味とは、過小評価されているということ
「馬券的妙味」というフレーズをよく耳にすると思います。
これは、「過小評価」されていることを換言している。
過小評価されている馬を購入すれば利益が出る。それは言い換えれば、馬券的妙味がある馬を狙えば、利益が出るということになるわけですね。
▼で、オッズが低いと、この馬券的妙味が発生しにくいと思うわけ。
なぜかというと、オッズが低いという事は、期待値的な「伸びしろ」が小さいという事。
例えば、オッズ3倍と、オッズ30倍では、期待値的な「振れ幅」が全然違うわけです。
▼オッズ3倍の馬で、過小評価されている馬を探しても、せいぜい回収率は110%くらいが関の山かと。
それに対して、オッズ30倍の馬で過小評価されている馬は、回収率150%くらいまで行ったりするわけです。
▼オッズの数値が高いほど、誤差も大きくなる。
過小評価の幅が大きくなるわけです。
でも、本命サイドの馬券では、いくら過小評価されていても、伸びしろはたかが知れているんですね。
▼これは、単勝オッズだと非常にわかりやすい。先ほども書いた通りです。
これを単勝以外のオッズにも応用したものが、「合成オッズ」
だから、合成オッズの数値が小さくなればなるほど、期待値的な伸びしろも小さくなって、利益が出にくくなるわけです。
▼ここまで、合成オッズについての概要を説明してきました。
ではここで、具体的なケーススタディーを見てみましょう。
【エプソムカップ2020年】
1着 ダイワキャグニー(9番人気)
2着 ソーグリッタリング(5番人気)
はい。
このレースは、私が馬連万馬券を的中したレースです。
合成オッズの概念も加味しての的中だったので、少し解説してみたいと思います。
▼2020年のエプソムカップは、バリバリの実績馬の参戦はなく、オープン特別をウロウロしている馬と、上がり馬が人気になりました。
1番人気のサトノアーサーでも、単勝オッズは4.0倍と、かなりの混戦模様でした。
▼サトノアーサーから、馬連で総流しした時の合成オッズは、「2.6倍」でした。
ここまで書いてきたとおり、馬券で利益を出すためには、合成オッズは3倍以上が望ましい。
そう考えると、サトノアーサーから馬連で買うなら、かなり買い目点数を絞らなければならない。
▼これは、エプソムカップに限らず、ほぼすべてのレースでは、人気馬からの流し馬券は、買い目点数を絞らないと、合成オッズが下がってしまいます。
なので、馬連で広めに流す場合は、人気薄からの流しも一考、ということになります。
▼私は基本的に、軸馬は人気馬を推奨していますが、軸不在の大混戦レースでは、人気薄からの流し、もしくはボックスもアリだと思っています。
あまり私自身やりませんが、このエプソムカップは、人気薄を中心にして、広めの馬連で馬券購入し、万馬券を当てたレースだったわけです。
▼勝ったダイワキャグニーは、マツリダ予想で大穴推奨の馬。
ダイワキャグニーから馬連で総流しの合成オッズは、「10.6倍」でした。
合成オッズ10倍以上なら、総流しでも全く問題は無いということになります。
▼実際は、ダイワキャグニーから馬連のヒモは、8点買い。
それと同時に、人気馬ピースワンパラディからの馬連も8点購入。
いつもの中穴狙いです。
馬連16点は、やや買い目点数が多めですが、メンバー的に荒れる要素が多かったことと、雨で不良馬場になったことで、波乱の確率が高くなっていたので、広めの馬連で勝負しました。
▼結果は、9番人気のダイワキャグニーと、5番人気のソーグリッタリングで決着し、馬連は12210円の万馬券。
ダイワキャグニーは、このメンバーでは実績上位であり、9番人気というのは過小評価されていた。
先ほども少し書きましたが、競馬のオッズというのは、人気薄になればなるほど、「歪み」が大きくなる。
ダイワキャグニーの合成オッズ10.6倍というのは、いかにも過小評価であり、儲かる馬だったと言えるわけです。
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