武豊データ~ヘタ?うまい?溜め殺し。追えないが折り合いがつく。不振不調から復活&復調

【武豊はヘタ?うまい?】

私(ブエナ)の経験則で書けば、


「武豊はうまい。ただ、過剰人気になることが多いので、馬券的にはあまり儲からない騎手だと感じる」

ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。



▼競馬といえば武豊。と言っても過言では無いほどのカリスマジョッキー。それが武豊ですね。

20年前くらいは、もはや武豊に逆らうと馬券は当たらないと言うくらいの、武豊帝国でした。

ちょうど彼が、スペシャルウィークでダービーを制覇した頃は、武豊帝国の全盛期だったと言えます。

スペシャルウィーク



▼しかし、その後、アドマイヤの馬主との確執や、社台との確執によって、徐々に武豊のリズムは崩れて行きました。

一時期は「武豊はもう終わった」などと言われたりもして、もう引退するのではないか、とささやかれることもありました。



▼しかし、そこはさすがカリスマ武豊。昨年あたりから往年のミラクル騎乗が蘇ってきました。

スランプだった時は、彼は他のジョッキーに影響を受けすぎていたように思えます。


あくまでも私の見た感じの印象ですが、岩田康誠や、ウチパクなど、地方のトップジョッキーが中央競馬に移籍して活躍すればするほど、生え抜きのJRAのジョッキーは比較され、特にナンバーワンジョッキーであった武豊は、地方のジョッキーと比較され続けました。



▼その結果、武豊は本来の自分のスタイルを見失っていたように感じました。

武豊の騎乗スタイルは、本来、折り合いをつけて馬の脚を溜め、4コーナーをロスなく回って、直線で末脚を爆発させるというスタイルです。

彼が一時期、大活躍した時期というのは、ちょうど「サンデーサイレンス産駒」が大活躍していたその時期と重なります。



▼武豊の追い込みのスタイルは、サンデーサイレンス産駒にぴったり合う騎乗スタイルだったわけですね。

そして、サンデーサイレンスの死亡により、サンデーサイレンス産駒が減少していくのと合わせるように、武豊は不調期間に突入していったようにも感じられます。



▼それと、これもあくまでも私の個人的な印象ですが、

「ディープインパクト」

との出会いが、武豊のリズムを狂わせたような印象も受けます。


伝説のスーパーホース、ディープインパクト。

ディープインパクトに乗っている時の武豊は、とても楽しそうで、輝いていた。

ですが、ディープインパクトがあまりにも強すぎたが故に、武豊の騎乗に、わずかな感覚のズレのようなものが生じていたのではないか?
と、騎手でもない私は、競馬中継を見ながら、歯がゆい思いをしていたものでした。



▼いろいろな偶然が重なって、武豊のスランプは続いたわけですが、2013年度以降を見ると、武豊は以前よりも腕が上がっている様な印象を受けます。

今、武豊の乗っている馬は、以前よりもクオリティが低い。つまり弱い馬に乗っているわけです。


それでも2013年度からは、素晴らしい騎乗を何度も見せており、一時期は「武豊だからタメ殺しだろう」などと言われていましたが、今年の武豊の騎乗を見る限りでは、常に馬券対象として考慮しなければならないジョッキーとして復活しているように思えます。



▼ただ馬券的には、武豊がうまいのは間違いないのですが、あまりにも彼は知名度がありすぎて、馬券の期待値は低くなりがちです。

特に、重賞レースやG1レースなどでは、武豊というだけで、今でも馬券が売れまくってしまいます。

菊花賞の、マジェスティハーツなどは完全に武豊人気によって、2番人気まで支持されましたが、惨敗してしまいました。

あれは武豊の責任ではなく、過剰人気ということですね。



武豊がうまいか、下手かと聞かれれば、私は間違いなく、うまいと思います。

ただ、馬券として儲かるか?と聞かれれば、これは微妙になります。


その理由は、先ほども書いたように、武豊という知名度がありすぎて過剰人気になるからです。
(特に、競馬初心者が多く参戦してくる、G1レースなどでは、その傾向が顕著です)



▼それから、武豊の特徴として、剛腕というタイプではないため、岩田や内田のように「追える」タイプではないですね。

「武豊は追えない」と言われますが、確かにそれはあるような気がする。


ですが、それ以上に、武豊は折り合いをつけるのがうまく爆発的な末脚を引き出すことができます。

キズナでのダービー制覇などは、まさに武豊という感じのナイスな騎乗でした。



▼さて、それでは具体的な武豊のデータも見てみましょう。


【武豊データ】

2010~2015
3597レース分析


武豊 単勝回収率66%


はい。
武豊の平均単勝回収率は、66%。

やはりかなり低い数字となっています。

レジェンドであるが故に、常に過剰に気になってしまう。

ここが武豊を馬券で狙う際の、最も難しい部分になります。



【武豊 G2~G3】

単勝回収率90%


【武豊 G1】
単勝回収率29%


はい。
これはあくまでも、2010~2015の5年間のデータですが、武豊は、G2~G3では素晴らしい回収率ですが、G1になると回収率が急落しています。

岩田康誠と対照的ですね。


先ほども書きましたが、武豊はネームバリューがとてつもなく、普段競馬をやらない人でも、その名前を知っているので、G1だと「武豊だから来るでしょ!」みたいなライトな競馬ファンが、武豊の馬券を買ってしまうため、どうしても回収率が下がりやすくなるような気がします。


G1の武豊は、馬券的にはあまり美味しくない。

G1では、武豊より、岩田康誠・Mデムーロ・ルメールあたりの方が儲けやすいと思います。
(あくまでも私ブエナの個人的な狙い方です)



▼というわけで本日は、武豊のデータについて書いてみました。

ファンとアンチが多く、かなり好き嫌いが分かれる武豊ジョッキーですが、やはり一番「華」がある騎手だと思います。

武豊が活躍すると競馬界全体が盛り上がり、馬券の売り上げもアップするというのは間違いないですね。

いろいろ書きましたが、私も武豊は大好きな騎手です。
(馬券は別として)

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武豊の傾向データ。狙い目


▼武豊のデータについての考察を続けます。

2010年からの、特別戦のデータを見てみましょう。


【武豊データ。特別戦】
2010~2016.10
1562レース分析(ブエナ調べ)


単勝回収率 77%
複勝回収率 78%


はい。
ごく普通です。

武豊は、腕はあってもどうしても過剰人気になりやすいので、買いどころを絞り込んでいかないと、利益になりません。



▼武豊1600万条件
単勝回収率 106%
複勝回収率 93%


はい。
なぜか武豊は、準オープンだと一番成績が良かったりします。



▼武豊。前走で先行した馬
単勝回収率 104%
複勝回収率 85%


はい。
前走で先行した馬に乗ると、非常に成績が良いです。

上述の通り、武豊騎手は、あまり腕力がないタイプなので、先行して抜け出す形の方が、回収率は上がりやすい印象です。

ちなみに、前走で逃げた馬も回収率がよく、単勝回収率 95%です。


武豊は追い込みのイメージですが、馬券で狙う場合は、「先行馬の武豊」の方が、私ブエナは期待値が高いと感じます。



▼武豊&池江泰寿厩舎
単勝回収率 143%
複勝回収率 97%


はい。
武豊と厩舎の関係でみると、過去5年の特別戦では、池江泰寿厩舎との組み合わせが、期待値が高いように思います。

重賞レースでは、あまり目立ちませんが、トーセンスターダムなど特別戦で活躍している印象です。

ちなみにこの2人は、同級生であり、幼なじみですね。



▼武豊。芝ダート


単勝回収率 86%

ダート
単勝回収率 53%


はい。
芝とダートでは、やはり芝の方が成績がよくなる傾向にあります。

剛腕ではないので、スピードとタイミングで勝負する芝のレースの方が、武豊向きだと感じます。


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