ミルコ・デムーロのデータと狙い目~買い方と回収率。外国人騎手は儲かる?
ミルコ・デムーロのデータ傾向と狙い目
▼『中央競馬で初めての外国人騎手、ミルコ・デムーロのデータはありますか?』
というご質問をいただいたので、本日は、ミルコ・デムーロのデータについて、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼私(ブエナ)の経験則で書けば、
「Mデムーロは、大舞台でめちゃくちゃ勝負強い。とにかく重賞レース限定で狙っていけば、それだけで回収率は上がると思う」
「その反面、重賞レース以外では、過剰人気の影響があり、あまり儲からない騎手となる気がする」
「とりあえず、G1では、Mデムーロは外せないかと」
「ただ、G1でも2018年のデータを見ると、明らかに過剰人気に拍車がかかっており、今後も儲かる騎手であり続けるかは微妙」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼ミルコ・デムーロと言えば、現在、最も有名な外国人騎手の1人です。
昔は、オリビエ・ペリエなどが中心でしたが、最近はやはりMデムーロ&ルメールでしょう。
▼特に、クリスチャン・デムーロのお兄さんの、ミルコ・デムーロは、大きなレースで勝負強い印象がある。
最近では、コパノリチャードでの飛行機パフォーマンスや、ロゴタイプでの朝日杯と皐月賞の制覇がありますね。
▼では具体的に、ミルコ・デムーロのデータを見てみましょう。
データは、2010年からの5年ちょい分です。
(集計 813レース)
※ブエナ調べ
【ミルコ・デムーロ 全レース単勝回収率】
単勝回収率 95%
はい。
ミルコ・デムーロの単勝を買い続けるだけで、回収率95%です。
恐ろしいですね。
【ミルコ・デムーロ コース別の単勝回収率】
関東圏 116%
ローカル 109%
ミルコ・デムーロの場合、関東とローカルの回収率が素晴らしいです。
関西圏でも悪くはないんですが、関西だと回収率87%程度ですね。
ミルコ・デムーロの関東とローカルは要注意か。
【ミルコ・デムーロ 重賞レース 単勝回収率】
G1 231%
G2 148%
G3 191%
とんでもない回収率ですね。
やはり外国人騎手に依頼するときは、「ヤリ」つまり、陣営もガチンコで勝ちにきているケースが多いわけです。
もちろん、その仕上がりに応えるだけの腕があるのが、ミルコ・デムーロということですね。
▼はい。大体こんな感じでしょうか。
ミルコ・デムーロの場合は、とにかく重賞レースでの回収率が高い。
重賞レースで、ミルコ・デムーロの単勝を買い続ければ、回収率200%なのですから。
(※あくまでも過去5年間での話)
▼注意点としては、「ミルコ・デムーロが中央競馬の騎手になったこと」
これによって、今までよりも回収率が下がることが予想されます。
例えば、アンカツや岩田騎手の時も、地方所属の時の方が馬券的にはおいしかったわけです。
でも、中央競馬の所属になると、「ただ勝てばいいというものではない」
という状況になります。
▼例えば、ピンチヒッターの場合は、「勝つことだけが求められる」わけですが、中央競馬の所属になれば、「人間関係」「義理人情」「馬を育てる乗り方」
このようなものも必要とされるわけです。
なので、「あえて勝ちに行かない」というケースも頻発するため、外国人騎手や地方騎手が中央競馬の所属になると、今までよりも回収率は下がる傾向にあるかと。
(あくまで私ブエナの意見です)
▼さて、2015年も終わったので、ここで改めて、最新のMデムーロのデータを再確認してみたいと思います。
【ミルコ・デムーロ データ】 2010~2015
1425レース分析
◆平均
単勝回収率101%
◆芝
単勝回収率114%
◆ダート
単勝回収率83%
◆重賞
単勝回収率209%
◆GI
単勝回収率304%
◆特別戦
単勝回収率126%
◆平場
単勝回収率87%
◆ダートの1200~1600
単勝回収率62%
はい。
基本的に、過去5年間のミルコ・デムーロは、
「大体どんな条件でも、儲かる騎手である」
というのが、私ブエナの認識です。
▼上述したデータを見ればわかるように、ほとんど絞りこまなくても、単勝回収率がプラスになってしまう。
あくまでも私の印象ですが、こんな騎手は、他にはなかなかいません。
「ミルコ・デムーロは、現在、最も儲かる騎手である」
と、言っても、言い過ぎではないような気がします。
▼特に、「芝のレース」でのMデムーロは、手が付けられないほどの高回収率です。
あえて弱点を探すとすれば、
「ダートの短距離戦」
でしょうか。
▼初心者さんで、難しいことがよくわからない人でも、ミルコ・デムーロから馬券を購入していれば、長期的には、勝ててしまうかもしれません。
それくらい、大一番でのMデムーロの騎乗技術は、群を抜いている。
今のところは、そのような印象ですね。
▼注意点としては、先ほども書きましたが、JRAの所属になったことで、「しがらみ」のようなものが生まれてくること。
過去5年間で、圧倒的に儲かる騎手だったとしても、それはあくまでも、「代打騎乗の回収率」
これからは、「勝ちに行かずに、馬を育てる」ことも大切になります。
そうなったときに、今までと同じような回収率を出していけるかどうか?
やはりこの部分が、Mデムーロをこれから狙っていく場合の、最大のポイントとなりそうです。
▼ということで本日は、史上初の中央競馬所属の外国人、ミルコ・デムーロについて、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。
騎乗技術と度胸は、言うまでもなく超一流。
あとは、中央競馬の所属になったことで、どこまで過剰人気になるか?
願わくば、今まで通り儲けやすいジョッキーでいてもらいたいものです。
▼まあ多少、回収率が下がったとしても、まだまだ十分に儲かる騎手のような気はします。
芝のレース(特に重賞レース)では、ミルコ・デムーロは特注という認識で、私はまだしばらく行こうと考えています。
また傾向が変わったら、当ブログで検証してみたいと思います。
ご参考まで。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼Mデムーロのデータ傾向についての考察を続けます。
ここでは、さらに新しいデータだけに絞り込んでいてみたいと思います。
【Mデムーロ騎手 データ】 2016年度
741レース分析(ブエナ調べ)
重賞レース
単勝回収率 107%
平場
単勝回収率 71%
はい。
JRAの所属になっても、やはり重賞レースでの勝負強さは圧巻です。
1年で重賞レース13勝
3着内率は、47%
まだまだMデムーロは、重賞レースでは特注かと思います。
▼その一方で、重賞レース以外のレース。
特に、平場のレースでは、回収率は70%しかありません。
▼平場では、あまり騎手の腕が問われず、馬の能力で決まることが多い。
でも、Mデムーロは重賞レースで活躍して目立つので、平場でも過剰人気になる。
その結果、特別戦より回収率が下がるのかなと。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼この傾向は、Mデムーロに限らず、多くのトップジョッキーに当てはまります。
戸崎圭太騎手なども、平場では過剰人気の影響か、回収率が下がってしまいます。
▼Mデムーロ騎手は、重賞レースで買う
なので、私ブエナがMデムーロを狙う時は、「重賞レース限定で狙う」ということが多いです。
もちろん重賞レース以外でも、Mデムーロはバンバン来ますが、上述した通り、期待値という面ではあまり美味しくない印象。
なので、重賞レース以外では、他の騎手から狙う方が回収率は上げやすい気がします。
▼さて、Mデムーロ騎手がJRAの所属になった2015年から2017年9月までのデータを見ていて思ったんですが、
「あまり回収率が下がっていない」
という印象です。
これはすごい。
▼さすがに、未勝利戦と500万下条件では平凡な回収率ですが、1000万下条件になってくると単勝回収率はプラス。
もちろん、重賞レースでも150%程度の回収率と、驚愕の数字。
どこまでもハングリーで、常に勝利を求める姿勢が見えてきます。
▼Mデムーロ騎手とダート
しいて言えば、「ダート」
Mデムーロ騎手は、やっぱりダートだと回収率が上がりにくい感じ。
2015年からの単純回収率を見ても、
・芝 101%
・ダート 82%
このように、大きな開きがあります。
▼芝とダートは全然違うので、やはり騎手によって得手不得手がある。
Mデムーロ騎手を狙う時は、基本的には芝のレースで狙っていくと、回収率が上がりやすいのかなと。
▼ちなみに、「ダートG1」
これだけは例外で、Mデムーロ騎手は、ダートG1では特注です。
尚、「ダート重賞レース」でも、非常に優秀な回収率となる。
とりあえず、賞金が高いレースでは、Mデムーロ騎手は常にマークしておいた方が良いかと。
▼2015年から2017年9月までのG1レースで、Mデムーロ騎手の単勝を買い続けると?
的中率22%
回収率247%
となります。
▼5回に1回くらいの的中率で、長期的には資金が倍以上になる計算。
複勝回収率でも134%あるので、複勝を買い続ければ、的中率50%で資金は1.3倍になるということ。
まあこのようなデータが世の中に広まってしまえば、みんなが狙うので、オッズが下がってしまうのが競馬の難しいところですね。
でも馬券の狙い目は無限にあるので、特に問題はないと思います。
▼さて、ここで改めて最新データを見てみたいと思います。
Mデムーロ
G1データ
2016~2018.8
単勝回収率131%
複勝回収率113%
はい。
かなり下がりましたね。
まあ、これも予想通りです。
▼それにしても、データを最新にしてみても、まだ単勝・複勝ともにプラス収支。
これは本当にすごいことです。
Mデムーロの勝負強さは、日頃からの研究や努力の成果でもあります。
ルメールと比べて、Mデムーロは勤勉で研究熱心らしいですね。
▼ただ、やはり日を追うごとに、Mデムーロの回収率は下がってきている印象です。
これはどんな上手い騎手でも避けられない。
日本の競馬が変動オッズである以上、必然なんですね。
▼これだけ大舞台で、Mデムーロばかりが勝ってしまうと、競馬ファンもそれが脳に焼き付いてしまいます。
「G1では、Mデムーロから買えばいい!」と、みんなが思ってしまう。
そうなってくると、馬の能力以上に馬券が売れてしまい、騎手の腕の良さは、過剰人気にスポイルされてしまいます。
▼2018年の春のG1では、単勝回収率31%・複勝回収率49%と、めちゃくちゃ回収率が下がってしまいました。
ほとんどのレースで、1~3番人気になっていますが、明らかにMデムーロだから売れた、というケースも多発していたわけですね。
▼ではさらに、データ期間を更新して、Mデムーロ騎手のデータを見てみましょう。
【Mデムーロ騎手データ】2017~2020年
単勝回収率75%
複勝回収率78%
はい。
全レース平均の回収率は、ずいぶん下がってしまい、平均的な値に収束してきました。
ではここから、使えそうなデータを拾ってみたいと思います。
【Mデムーロ騎手データ】2017~2020年
重賞レース⇒単勝回収率92%・複勝回収率77%
G1⇒単勝回収率124%・複勝回収率89%
G2⇒単勝回収率79%・複勝回収率64%
G3⇒単勝回収率75%・複勝回収率78%
特別戦⇒単勝回収率83%・複勝回収率78%
平場⇒単勝回収率70%・複勝回収率79%
はい。
Mデムーロ騎手のデータを、クラス別にまとめてみました。
▼まず、重賞レースの単勝回収率は92%。これは優秀な部類ですね。
ただ、複勝回収率が77%しかないので、軸馬として儲かるというよりは、単穴として単勝やヒモで狙う方が儲かる感じです。
▼次に、G1レースですが、これは相変わらず高い回収率を示しています。
G1での単勝回収率は124%と非常に優秀。
複勝回収率も89%あるので、G1ではMデムーロ騎手は、とりあえず押さえておいた方が良いです。
全盛期と比べると、かなり回収率が下がってしまいましたが、まだ勝負強さは健在ですね。
▼次に、G2とG3ですが、これは大きく回収率を下げてしまい、平凡な値に収束しました。
単勝回収率は75%~79%という感じで、ごく普通です。
また、複勝回収率も64%~78%という感じで、優秀とは言い難い。
現状では、Mデムーロ騎手を狙う時は、G1で狙っていくのが吉ですね。
▼次に、特別戦と平場を比較すると、これは明らかに特別戦の方が回収率が高くなります。
平場の単勝回収率は70%しかないので、Mデムーロ騎手を平場の単勝で狙うのは避けたほうがよさそうです。
▼Mデムーロ騎手の重賞レースでの成績を細分化してみましょう。
東京⇒単勝回収率117%
中山⇒単勝回収率57%
京都⇒単勝回収率118%
阪神⇒単勝回収率123%
はい。
Mデムーロ騎手は、中央4場での重賞レースに強い。
ローカル競馬場は、中京競馬場などでよく騎乗していますが、回収率は低いです。
Mデムーロ騎手を重賞レースで狙うなら、中央4場ですね。
▼中山競馬場は、単勝回収率が低くなっていますが、本来、Mデムーロ騎手は中山競馬場が得意なので、この辺の数字はまた変わってくるかと思います。
京都競馬場と阪神競馬場の関西圏での重賞レースは、どちらも単勝回収率がプラスで非常に優秀。
この辺は狙い目になりますね。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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▼『中央競馬で初めての外国人騎手、ミルコ・デムーロのデータはありますか?』
というご質問をいただいたので、本日は、ミルコ・デムーロのデータについて、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼私(ブエナ)の経験則で書けば、
「Mデムーロは、大舞台でめちゃくちゃ勝負強い。とにかく重賞レース限定で狙っていけば、それだけで回収率は上がると思う」
「その反面、重賞レース以外では、過剰人気の影響があり、あまり儲からない騎手となる気がする」
「とりあえず、G1では、Mデムーロは外せないかと」
「ただ、G1でも2018年のデータを見ると、明らかに過剰人気に拍車がかかっており、今後も儲かる騎手であり続けるかは微妙」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼ミルコ・デムーロと言えば、現在、最も有名な外国人騎手の1人です。
昔は、オリビエ・ペリエなどが中心でしたが、最近はやはりMデムーロ&ルメールでしょう。
▼特に、クリスチャン・デムーロのお兄さんの、ミルコ・デムーロは、大きなレースで勝負強い印象がある。
最近では、コパノリチャードでの飛行機パフォーマンスや、ロゴタイプでの朝日杯と皐月賞の制覇がありますね。
▼では具体的に、ミルコ・デムーロのデータを見てみましょう。
データは、2010年からの5年ちょい分です。
(集計 813レース)
※ブエナ調べ
【ミルコ・デムーロ 全レース単勝回収率】
単勝回収率 95%
はい。
ミルコ・デムーロの単勝を買い続けるだけで、回収率95%です。
恐ろしいですね。
【ミルコ・デムーロ コース別の単勝回収率】
関東圏 116%
ローカル 109%
ミルコ・デムーロの場合、関東とローカルの回収率が素晴らしいです。
関西圏でも悪くはないんですが、関西だと回収率87%程度ですね。
ミルコ・デムーロの関東とローカルは要注意か。
【ミルコ・デムーロ 重賞レース 単勝回収率】
G1 231%
G2 148%
G3 191%
とんでもない回収率ですね。
やはり外国人騎手に依頼するときは、「ヤリ」つまり、陣営もガチンコで勝ちにきているケースが多いわけです。
もちろん、その仕上がりに応えるだけの腕があるのが、ミルコ・デムーロということですね。
▼はい。大体こんな感じでしょうか。
ミルコ・デムーロの場合は、とにかく重賞レースでの回収率が高い。
重賞レースで、ミルコ・デムーロの単勝を買い続ければ、回収率200%なのですから。
(※あくまでも過去5年間での話)
▼注意点としては、「ミルコ・デムーロが中央競馬の騎手になったこと」
これによって、今までよりも回収率が下がることが予想されます。
例えば、アンカツや岩田騎手の時も、地方所属の時の方が馬券的にはおいしかったわけです。
でも、中央競馬の所属になると、「ただ勝てばいいというものではない」
という状況になります。
▼例えば、ピンチヒッターの場合は、「勝つことだけが求められる」わけですが、中央競馬の所属になれば、「人間関係」「義理人情」「馬を育てる乗り方」
このようなものも必要とされるわけです。
なので、「あえて勝ちに行かない」というケースも頻発するため、外国人騎手や地方騎手が中央競馬の所属になると、今までよりも回収率は下がる傾向にあるかと。
(あくまで私ブエナの意見です)
▼さて、2015年も終わったので、ここで改めて、最新のMデムーロのデータを再確認してみたいと思います。
【ミルコ・デムーロ データ】 2010~2015
1425レース分析
◆平均
単勝回収率101%
◆芝
単勝回収率114%
◆ダート
単勝回収率83%
◆重賞
単勝回収率209%
◆GI
単勝回収率304%
◆特別戦
単勝回収率126%
◆平場
単勝回収率87%
◆ダートの1200~1600
単勝回収率62%
はい。
基本的に、過去5年間のミルコ・デムーロは、
「大体どんな条件でも、儲かる騎手である」
というのが、私ブエナの認識です。
▼上述したデータを見ればわかるように、ほとんど絞りこまなくても、単勝回収率がプラスになってしまう。
あくまでも私の印象ですが、こんな騎手は、他にはなかなかいません。
「ミルコ・デムーロは、現在、最も儲かる騎手である」
と、言っても、言い過ぎではないような気がします。
▼特に、「芝のレース」でのMデムーロは、手が付けられないほどの高回収率です。
あえて弱点を探すとすれば、
「ダートの短距離戦」
でしょうか。
▼初心者さんで、難しいことがよくわからない人でも、ミルコ・デムーロから馬券を購入していれば、長期的には、勝ててしまうかもしれません。
それくらい、大一番でのMデムーロの騎乗技術は、群を抜いている。
今のところは、そのような印象ですね。
▼注意点としては、先ほども書きましたが、JRAの所属になったことで、「しがらみ」のようなものが生まれてくること。
過去5年間で、圧倒的に儲かる騎手だったとしても、それはあくまでも、「代打騎乗の回収率」
これからは、「勝ちに行かずに、馬を育てる」ことも大切になります。
そうなったときに、今までと同じような回収率を出していけるかどうか?
やはりこの部分が、Mデムーロをこれから狙っていく場合の、最大のポイントとなりそうです。
▼ということで本日は、史上初の中央競馬所属の外国人、ミルコ・デムーロについて、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。
騎乗技術と度胸は、言うまでもなく超一流。
あとは、中央競馬の所属になったことで、どこまで過剰人気になるか?
願わくば、今まで通り儲けやすいジョッキーでいてもらいたいものです。
▼まあ多少、回収率が下がったとしても、まだまだ十分に儲かる騎手のような気はします。
芝のレース(特に重賞レース)では、ミルコ・デムーロは特注という認識で、私はまだしばらく行こうと考えています。
また傾向が変わったら、当ブログで検証してみたいと思います。
ご参考まで。
ブエナが使っている競馬サイトを公開
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
最新のMデムーロ騎手 データ傾向
▼Mデムーロのデータ傾向についての考察を続けます。
ここでは、さらに新しいデータだけに絞り込んでいてみたいと思います。
【Mデムーロ騎手 データ】 2016年度
741レース分析(ブエナ調べ)
重賞レース
単勝回収率 107%
平場
単勝回収率 71%
はい。
JRAの所属になっても、やはり重賞レースでの勝負強さは圧巻です。
1年で重賞レース13勝
3着内率は、47%
まだまだMデムーロは、重賞レースでは特注かと思います。
▼その一方で、重賞レース以外のレース。
特に、平場のレースでは、回収率は70%しかありません。
▼平場では、あまり騎手の腕が問われず、馬の能力で決まることが多い。
でも、Mデムーロは重賞レースで活躍して目立つので、平場でも過剰人気になる。
その結果、特別戦より回収率が下がるのかなと。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼この傾向は、Mデムーロに限らず、多くのトップジョッキーに当てはまります。
戸崎圭太騎手なども、平場では過剰人気の影響か、回収率が下がってしまいます。
▼Mデムーロ騎手は、重賞レースで買う
なので、私ブエナがMデムーロを狙う時は、「重賞レース限定で狙う」ということが多いです。
もちろん重賞レース以外でも、Mデムーロはバンバン来ますが、上述した通り、期待値という面ではあまり美味しくない印象。
なので、重賞レース以外では、他の騎手から狙う方が回収率は上げやすい気がします。
▼さて、Mデムーロ騎手がJRAの所属になった2015年から2017年9月までのデータを見ていて思ったんですが、
「あまり回収率が下がっていない」
という印象です。
これはすごい。
▼さすがに、未勝利戦と500万下条件では平凡な回収率ですが、1000万下条件になってくると単勝回収率はプラス。
もちろん、重賞レースでも150%程度の回収率と、驚愕の数字。
どこまでもハングリーで、常に勝利を求める姿勢が見えてきます。
▼Mデムーロ騎手とダート
しいて言えば、「ダート」
Mデムーロ騎手は、やっぱりダートだと回収率が上がりにくい感じ。
2015年からの単純回収率を見ても、
・芝 101%
・ダート 82%
このように、大きな開きがあります。
▼芝とダートは全然違うので、やはり騎手によって得手不得手がある。
Mデムーロ騎手を狙う時は、基本的には芝のレースで狙っていくと、回収率が上がりやすいのかなと。
▼ちなみに、「ダートG1」
これだけは例外で、Mデムーロ騎手は、ダートG1では特注です。
尚、「ダート重賞レース」でも、非常に優秀な回収率となる。
とりあえず、賞金が高いレースでは、Mデムーロ騎手は常にマークしておいた方が良いかと。
▼2015年から2017年9月までのG1レースで、Mデムーロ騎手の単勝を買い続けると?
的中率22%
回収率247%
となります。
▼5回に1回くらいの的中率で、長期的には資金が倍以上になる計算。
複勝回収率でも134%あるので、複勝を買い続ければ、的中率50%で資金は1.3倍になるということ。
まあこのようなデータが世の中に広まってしまえば、みんなが狙うので、オッズが下がってしまうのが競馬の難しいところですね。
でも馬券の狙い目は無限にあるので、特に問題はないと思います。
▼さて、ここで改めて最新データを見てみたいと思います。
Mデムーロ
G1データ
2016~2018.8
単勝回収率131%
複勝回収率113%
はい。
かなり下がりましたね。
まあ、これも予想通りです。
▼それにしても、データを最新にしてみても、まだ単勝・複勝ともにプラス収支。
これは本当にすごいことです。
Mデムーロの勝負強さは、日頃からの研究や努力の成果でもあります。
ルメールと比べて、Mデムーロは勤勉で研究熱心らしいですね。
▼ただ、やはり日を追うごとに、Mデムーロの回収率は下がってきている印象です。
これはどんな上手い騎手でも避けられない。
日本の競馬が変動オッズである以上、必然なんですね。
▼これだけ大舞台で、Mデムーロばかりが勝ってしまうと、競馬ファンもそれが脳に焼き付いてしまいます。
「G1では、Mデムーロから買えばいい!」と、みんなが思ってしまう。
そうなってくると、馬の能力以上に馬券が売れてしまい、騎手の腕の良さは、過剰人気にスポイルされてしまいます。
▼2018年の春のG1では、単勝回収率31%・複勝回収率49%と、めちゃくちゃ回収率が下がってしまいました。
ほとんどのレースで、1~3番人気になっていますが、明らかにMデムーロだから売れた、というケースも多発していたわけですね。
▼ではさらに、データ期間を更新して、Mデムーロ騎手のデータを見てみましょう。
【Mデムーロ騎手データ】2017~2020年
単勝回収率75%
複勝回収率78%
はい。
全レース平均の回収率は、ずいぶん下がってしまい、平均的な値に収束してきました。
ではここから、使えそうなデータを拾ってみたいと思います。
【Mデムーロ騎手データ】2017~2020年
重賞レース⇒単勝回収率92%・複勝回収率77%
G1⇒単勝回収率124%・複勝回収率89%
G2⇒単勝回収率79%・複勝回収率64%
G3⇒単勝回収率75%・複勝回収率78%
特別戦⇒単勝回収率83%・複勝回収率78%
平場⇒単勝回収率70%・複勝回収率79%
はい。
Mデムーロ騎手のデータを、クラス別にまとめてみました。
▼まず、重賞レースの単勝回収率は92%。これは優秀な部類ですね。
ただ、複勝回収率が77%しかないので、軸馬として儲かるというよりは、単穴として単勝やヒモで狙う方が儲かる感じです。
▼次に、G1レースですが、これは相変わらず高い回収率を示しています。
G1での単勝回収率は124%と非常に優秀。
複勝回収率も89%あるので、G1ではMデムーロ騎手は、とりあえず押さえておいた方が良いです。
全盛期と比べると、かなり回収率が下がってしまいましたが、まだ勝負強さは健在ですね。
▼次に、G2とG3ですが、これは大きく回収率を下げてしまい、平凡な値に収束しました。
単勝回収率は75%~79%という感じで、ごく普通です。
また、複勝回収率も64%~78%という感じで、優秀とは言い難い。
現状では、Mデムーロ騎手を狙う時は、G1で狙っていくのが吉ですね。
▼次に、特別戦と平場を比較すると、これは明らかに特別戦の方が回収率が高くなります。
平場の単勝回収率は70%しかないので、Mデムーロ騎手を平場の単勝で狙うのは避けたほうがよさそうです。
▼Mデムーロ騎手の重賞レースでの成績を細分化してみましょう。
東京⇒単勝回収率117%
中山⇒単勝回収率57%
京都⇒単勝回収率118%
阪神⇒単勝回収率123%
はい。
Mデムーロ騎手は、中央4場での重賞レースに強い。
ローカル競馬場は、中京競馬場などでよく騎乗していますが、回収率は低いです。
Mデムーロ騎手を重賞レースで狙うなら、中央4場ですね。
▼中山競馬場は、単勝回収率が低くなっていますが、本来、Mデムーロ騎手は中山競馬場が得意なので、この辺の数字はまた変わってくるかと思います。
京都競馬場と阪神競馬場の関西圏での重賞レースは、どちらも単勝回収率がプラスで非常に優秀。
この辺は狙い目になりますね。
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