G1レースで強い騎手は?ジーワンで儲かるジョッキー。大舞台での回収率
GⅠレースに強い騎手は?
▼『G1レースで強い騎手は誰ですか?』
というご質問をいただいたので、本日は、G1レースで強い騎手について書いてみたいと思います。
▼私(ブエナ)の経験則で書けば、
「G1に強い騎手は、Mデムーロが圧倒的だと思う(2010~2017)」
「その他、G1で単勝回収率が高いのは、戸崎圭太・蛯名正義・ムーア」
「G1で、複勝回収率(3着内)が高いのは、ルメール・福永祐一・池添謙一」
(ブエナ調べ)
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼さて、まずは「芝のG1レース」で、成績が良い騎手をピックアップしてみます。
データ範囲は、2004~2014年の10年間です。
【芝のG1で好成績な騎手】 ()は、単勝回収率と複勝回収率
・岩田康誠(150-79)
・池添謙一(95-94)
・福永祐一(59-107)
・蛯名正義(80-101)
・内田博幸(157-118)
・ミルコ・デムーロ(317-113)
・武幸四郎(127-114)
はい。代表的なところは、こんな感じですね。
だいたい、いつもG1で活躍する騎手ですね。
武幸四郎だけは、意外なところで来るタイプですが。もう引退しましたね。
▼福永祐一については、別の記事でも書きましたが、単勝系はダメですが、複勝系は非常に優秀です。
ただ、「福永祐一のダート」は、複勝回収率でも成績が悪いです。
(※ダートG1については、データの「n数」(試行回数)が少ないので、割愛します)
▼では逆に、芝のG1で回収率があまり良くない騎手は?
【芝G1で回収率が悪い騎手】
・武豊(44-57)
・川田将雅(49-49)
・柴田善臣(67-53)
・浜中俊(43-29)
こんな感じ。
武豊に関しては、G1では競馬の初心者さんが馬券を購入するため、「過剰人気」になってしまうので、回収率が低くなるのは致し方ないのかもしれません。
▼川田将雅は、基本的には回収率が高い騎手なのですが、G1だと今のところ、あまり儲からないケースが多い印象。
ただこれは、過去の10年間の回収率なので、川田将雅など若い騎手に関しては、随時修正していく必要はありますね。
▼「大舞台に強い心臓」というのは、やはり人間ですから、騎手によって違ってくる部分があります。
それ以上にポイントになるのが、先程の武豊の時に書いたように、
「過剰人気になる騎手は儲からない」
という点です。
つまりカリスマ的な人気がある騎手は、馬の能力以上に馬券が売れてしまうので、G1など馬券初心者がたくさん参戦してくるレースでは、儲からないことが多くなります。
▼さて、先程のデータは若干、古くなっていたので、少しデータを更新してみましょう。
今度は、ダートG1も、データに含めてみます。
【G1レースの騎手データ(芝&ダート)】 2005~2015
G1 263レース分析
(単勝回収率ー複勝回収率)
(ブエナ調べ)
・岩田康誠(120-74)
・池添謙一(91-103)
・蛯名正義(83-100)
・福永祐一(43-98)
・内田博幸(146-105)
・Mデムーロ(320-116)
・戸崎圭太(116-58)
・ムーア(110-65)
・武幸四郎(123-110)
はい。
上に行くほど、「勝利数」も、多くなります。
▼「単勝回収率が高く、複勝回収率が低い」という騎手は、「イチかバチかの騎乗」をしてくるタイプとも言えます。
地方出身の、岩田康誠と戸崎圭太は、安定感よりも「勝ちに行く」という騎乗をしてくることが、データからなんとなく見えてくるような気がしますね。
▼逆に、「単勝回収率が低く、複勝回収率が高い」という騎手は、「惨敗しないように、慎重に乗ってくるタイプ」と、とらえることもできます。
福永祐一と蛯名正義は、純正のJRA騎手で、「3着内に持ってくる技術が高い」という印象です。
オルフェーヴルの池添謙一は、大舞台に強く、G1で人気薄を馬券圏内に持ってくることが多いので、要注意ですね。
(池添謙一は、G1以外でも、回収期待値が高い騎手です)
▼さて、一方で、
「名前は有名だけど、G1の回収率はイマイチな騎手」を、データ更新しておきましょう。
・武豊(42-51)
・横山典弘(32-68)
・川田将雅(53-47)
・浜中俊(53-42)
はい。
「あくまでも、過去10年のG1に限った回収率」です。
武豊騎手は、先ほども書いたとおり、過剰人気になりやすいので、G1ではなかなか回収率が上がりにくいのかもしれません。
それと、武豊は人気薄で勝つタイプではないので、その点でも、回収率を上げにくいと言えます。
▼横山騎手は、「2着が多い」
G1では、たまに素晴らしい騎乗をする騎手ですが、2着が多いため、これもまた単勝回収率が上がりにくいタイプなのかもしれません。
川田騎手と浜中騎手は、上述した通り、まだ若手なので、これからG1でも回収率が高い騎手になっていく可能性はありますね。
▼ちなみに、JRAの騎手になった「ルメール」
デムーロと共に、大活躍していますが、過去10年のG1回収率では、
・ルメール(76-87)
と、可もなく不可もなく、といった印象です。
ただ、ルメールとMデムーロも、JRA所属になって、また傾向が変わってくると思いますので、今後もリサーチして、随時更新していきたいと思います。
▼ということで本日は、G1レースで強い騎手について、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。
ちなみに、私が馬券を買うときは、「騎手より枠順」を、優先して予想に組み込みます。
枠順を見た上で、その次に騎手ですね。
ただ、大舞台では騎手のハートがかなり重要になってくるので、G1を買うときには、平場を買うときよりも騎手のウエイトを多めにした方が良いかもしれません。
ご参考まで。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼G1で活躍する騎手についての考察を続けます。
2010~2016までで、G1最多勝は、「岩田康誠」です。
しかし現在では、岩田康誠騎手は、私ブエナはあまり狙う事はないです。
▼岩田騎手は、2014年までのG1では、神がかった騎乗でした。
単勝回収率も素晴らしく、2010~2014のG1では、「167%」です。驚異的。
▼しかし、2015~2016のG1では、「29%」
同じ騎手とは思えないほど、成績が変わってしまっています。
▼ラフプレーへの警告や、ファンからの辛辣な声などで、精神的にも厳しかったのかもしれません。
岩田騎手のラフプレーは褒められたものではありませんが、随所に見せるスーパープレーは、感動させられることも多々ありました。
▼ですが、上述したデータの通り、現在は岩田康誠騎手は元気がない。
回収率も低く、馬券的にはあまり狙えない感じになっています。
2015年のレッツゴードンキの桜花賞以来、G1勝ちはなし。
馬のレベルも落ちており、やや厳しい状況と言わざるを得ない。
ただ、個人的には岩田康誠のスーパープレーがまた見たいとは思います。
(※2018年の天皇賞春、レインボーラインで久々のG1勝利!)
▼Mデムーロの時代
G1で活躍する騎手の話に戻りましょう。
岩田康誠の元気がない現在、G1で期待値が高いのは、ミルコ・デムーロだと思う。
2010~2016のG1、単勝回収率259%です。なんでしょうか、これは。
▼今のところは、G1ではミルコから流しておけば儲かってしまう状況です。
ただ、ミルコは、重賞レースでは恐ろしく上手いですが、平場では手を抜く?傾向にあるので、狙いどころを見極めていくことが重要な騎手だと思います。
▼さて、2017年の秋に、スプリンターズステークスをMデムーロ騎手が勝ったことで、「2010年からの、G1最多勝」が岩田康誠からミルコデムーロに入れ替わりました。
Mデムーロ騎手がJRAの騎手になった今、このまま彼がG1ゲッターとして、しばらくは独走してしまう予感もします。
▼Mデムーロ騎手のすごいところは、G1ならどんな距離でも、芝でもダートでも、お構いなしに勝ってしまう所です。
普通は、芝が得意だったり、ダートが得意だったりするわけですが、ミルコは何も関係ない。
「G1」になると集中力が研ぎ澄まされ、スーパープレーを見せる。
▼Mデムーロ騎手の「苦手なG1」を無理矢理に探すとすれば、「長距離G1」か。
2400メートル以上のG1レースでは、2200m以下のG1と比べると、回収率が低くなります。
▼まあそれでも、複勝回収率は90%以上なので、文句のつけようがないところ。
もう少し文句をつけるとしたら、「Mデムーロ騎手でも、G1で人気薄だったら、回収率は低め」
という部分かな。
▼人気のMデムーロは、買い
基本的に、G1でMデムーロ騎手を狙うなら、「1~5番人気」
この人気ゾーンでのミルコデムーロは、G1ではめちゃくちゃ期待値が高いです。
それに対して、8番人気以下になると、ほとんど馬券にならない。
まぁ、ミルコデムーロが乗って8番人気以下になるということは、よほど馬が弱いということなので、これは仕方ないか。
▼Mデムーロ騎手が、9番人気以下で馬券になったのは、2015年のチャンピオンズカップ、サンビスタ12番人気ですね。
このレース、終わってみれば、1着Mデムーロ・2着ルメール。
結局この2人でした。
こんな当たり前の決着で、馬連万馬券。
このような難しいレースでは、何も考えずに、G1で期待値が高い騎手を狙っていくのがいいのかもしれません。
▼このレースを、G1回収率の高い騎手で狙うとしたら、Mデムーロ・ルメール・ムーアの3名ですね。
そのうちの2人で上位独占するわけですから、やはりG1では、騎手のウエイトを多めにしても良い感じですね。
▼蛇足ですが、ダートのレースは、芝と比べて中穴配当が出にくい気がしますね。
芝とダートで控除率が違うという話は聞いたことがないのですが、なんとなくダートは配当が乗りにくい印象です。
このレースも、馬連こそ万馬券でしたが、三連複は273倍。
これだけの人気薄が突っ込んできた割には、それほど高配当にならなかった印象です。
▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。
【G1レース・騎手データ】2015~2020年
ルメール騎手⇒単勝回収率100%・複勝回収率91%
Mデムーロ騎手⇒単勝回収率178%・複勝回収率102%
武豊騎手⇒単勝回収率26%・複勝回収率74%
福永騎手⇒単勝回収率58%・複勝回収率77%
川田騎手⇒単勝回収率52%・複勝回収率65%
池添騎手⇒単勝回収率99%・複勝回収率133%
浜中騎手⇒単勝回収率187%・複勝回収率63%
はい。
過去5年間で、G1レースの勝ち星が多い順番に、回収率を集計してみました。
▼まず、1位はルメール騎手になりました。
ルメール騎手は25勝、Mデムーロ騎手は22勝と僅差ですが、近年はルメール騎手の方が明らかに強い馬に騎乗しており、この差は開いていく可能性があります。
▼ルメール騎手は、これだけの勝ち星の多さを誇りながら、回収率でも単勝回収率100%と、非常に優秀。
強い馬で勝っているだけでなく、6~9番人気あたりの人気薄でも勝っているのが、すごいところです。
G1では、人気にかかわらず、ルメール騎手は押さえておいた方が良いでしょう。
▼2位は、Mデムーロ騎手。
ただ年々、騎乗馬のレベルが下がってきているのが気になります。
連対率も、2015年には40%を超えていたんですが、2019年には10%まで下がってしまいました。
▼それでも、2020年には、NHKマイルカップで、9番人気のラウダシオンを勝たせるなど、勝負強い騎乗は健在です。
Mデムーロ騎手の場合は、G1で1~3番人気なら、非常に回収率が高い。
1~3番人気では、単勝回収率141%・複勝回収率105%と驚異的です。
G1で、Mデムーロ騎手が1~3番人気なら、軸馬候補として有力になりますね。
▼3位は、武豊騎手。
言わずと知れた、競馬界のレジェンド。
競馬をやる人で、武豊を知らない人はいないでしょう。
▼ただ、G1で儲かる騎手か?と言われると、これはちょっと微妙です。
勝ち星は3位ですが、この集計期間では、勝ち星のほとんどを「キタサンブラック」で稼いでいる。
キタサンブラックを除くと、勝ち星は2勝しかなく、ランキングから外れてしまいます。
▼武豊騎手の特徴としては、G1で大穴馬に騎乗した時、2~3着を狙ってくる、というものがあります。
武豊騎手がG1で、10~13番人気の時、複勝回収率は196%。
なので、G1で武豊が大穴だったら、遊びでヒモとして狙ってみても面白いかと思います。
▼ただ、先ほども少し書きましたが、武豊騎手はあまりにも有名すぎて、G1では競馬初心者さんの投票が過剰に入ります。
なので、基本的には儲からない騎手と言える。
上手い下手の問題ではなく、カリスマ性が高すぎて、どうしても過剰人気になりやすいんですね。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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▼『G1レースで強い騎手は誰ですか?』
というご質問をいただいたので、本日は、G1レースで強い騎手について書いてみたいと思います。
▼私(ブエナ)の経験則で書けば、
「G1に強い騎手は、Mデムーロが圧倒的だと思う(2010~2017)」
「その他、G1で単勝回収率が高いのは、戸崎圭太・蛯名正義・ムーア」
「G1で、複勝回収率(3着内)が高いのは、ルメール・福永祐一・池添謙一」
(ブエナ調べ)
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼さて、まずは「芝のG1レース」で、成績が良い騎手をピックアップしてみます。
データ範囲は、2004~2014年の10年間です。
【芝のG1で好成績な騎手】 ()は、単勝回収率と複勝回収率
・岩田康誠(150-79)
・池添謙一(95-94)
・福永祐一(59-107)
・蛯名正義(80-101)
・内田博幸(157-118)
・ミルコ・デムーロ(317-113)
・武幸四郎(127-114)
はい。代表的なところは、こんな感じですね。
だいたい、いつもG1で活躍する騎手ですね。
武幸四郎だけは、意外なところで来るタイプですが。もう引退しましたね。
▼福永祐一については、別の記事でも書きましたが、単勝系はダメですが、複勝系は非常に優秀です。
ただ、「福永祐一のダート」は、複勝回収率でも成績が悪いです。
(※ダートG1については、データの「n数」(試行回数)が少ないので、割愛します)
▼では逆に、芝のG1で回収率があまり良くない騎手は?
【芝G1で回収率が悪い騎手】
・武豊(44-57)
・川田将雅(49-49)
・柴田善臣(67-53)
・浜中俊(43-29)
こんな感じ。
武豊に関しては、G1では競馬の初心者さんが馬券を購入するため、「過剰人気」になってしまうので、回収率が低くなるのは致し方ないのかもしれません。
▼川田将雅は、基本的には回収率が高い騎手なのですが、G1だと今のところ、あまり儲からないケースが多い印象。
ただこれは、過去の10年間の回収率なので、川田将雅など若い騎手に関しては、随時修正していく必要はありますね。
▼「大舞台に強い心臓」というのは、やはり人間ですから、騎手によって違ってくる部分があります。
それ以上にポイントになるのが、先程の武豊の時に書いたように、
「過剰人気になる騎手は儲からない」
という点です。
つまりカリスマ的な人気がある騎手は、馬の能力以上に馬券が売れてしまうので、G1など馬券初心者がたくさん参戦してくるレースでは、儲からないことが多くなります。
▼さて、先程のデータは若干、古くなっていたので、少しデータを更新してみましょう。
今度は、ダートG1も、データに含めてみます。
【G1レースの騎手データ(芝&ダート)】 2005~2015
G1 263レース分析
(単勝回収率ー複勝回収率)
(ブエナ調べ)
・岩田康誠(120-74)
・池添謙一(91-103)
・蛯名正義(83-100)
・福永祐一(43-98)
・内田博幸(146-105)
・Mデムーロ(320-116)
・戸崎圭太(116-58)
・ムーア(110-65)
・武幸四郎(123-110)
はい。
上に行くほど、「勝利数」も、多くなります。
▼「単勝回収率が高く、複勝回収率が低い」という騎手は、「イチかバチかの騎乗」をしてくるタイプとも言えます。
地方出身の、岩田康誠と戸崎圭太は、安定感よりも「勝ちに行く」という騎乗をしてくることが、データからなんとなく見えてくるような気がしますね。
▼逆に、「単勝回収率が低く、複勝回収率が高い」という騎手は、「惨敗しないように、慎重に乗ってくるタイプ」と、とらえることもできます。
福永祐一と蛯名正義は、純正のJRA騎手で、「3着内に持ってくる技術が高い」という印象です。
オルフェーヴルの池添謙一は、大舞台に強く、G1で人気薄を馬券圏内に持ってくることが多いので、要注意ですね。
(池添謙一は、G1以外でも、回収期待値が高い騎手です)
▼さて、一方で、
「名前は有名だけど、G1の回収率はイマイチな騎手」を、データ更新しておきましょう。
・武豊(42-51)
・横山典弘(32-68)
・川田将雅(53-47)
・浜中俊(53-42)
はい。
「あくまでも、過去10年のG1に限った回収率」です。
武豊騎手は、先ほども書いたとおり、過剰人気になりやすいので、G1ではなかなか回収率が上がりにくいのかもしれません。
それと、武豊は人気薄で勝つタイプではないので、その点でも、回収率を上げにくいと言えます。
▼横山騎手は、「2着が多い」
G1では、たまに素晴らしい騎乗をする騎手ですが、2着が多いため、これもまた単勝回収率が上がりにくいタイプなのかもしれません。
川田騎手と浜中騎手は、上述した通り、まだ若手なので、これからG1でも回収率が高い騎手になっていく可能性はありますね。
▼ちなみに、JRAの騎手になった「ルメール」
デムーロと共に、大活躍していますが、過去10年のG1回収率では、
・ルメール(76-87)
と、可もなく不可もなく、といった印象です。
ただ、ルメールとMデムーロも、JRA所属になって、また傾向が変わってくると思いますので、今後もリサーチして、随時更新していきたいと思います。
▼ということで本日は、G1レースで強い騎手について、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。
ちなみに、私が馬券を買うときは、「騎手より枠順」を、優先して予想に組み込みます。
枠順を見た上で、その次に騎手ですね。
ただ、大舞台では騎手のハートがかなり重要になってくるので、G1を買うときには、平場を買うときよりも騎手のウエイトを多めにした方が良いかもしれません。
ご参考まで。
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▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
G1キングは、岩田康誠からMデムーロ、そしてルメールへ
▼G1で活躍する騎手についての考察を続けます。
2010~2016までで、G1最多勝は、「岩田康誠」です。
しかし現在では、岩田康誠騎手は、私ブエナはあまり狙う事はないです。
▼岩田騎手は、2014年までのG1では、神がかった騎乗でした。
単勝回収率も素晴らしく、2010~2014のG1では、「167%」です。驚異的。
▼しかし、2015~2016のG1では、「29%」
同じ騎手とは思えないほど、成績が変わってしまっています。
▼ラフプレーへの警告や、ファンからの辛辣な声などで、精神的にも厳しかったのかもしれません。
岩田騎手のラフプレーは褒められたものではありませんが、随所に見せるスーパープレーは、感動させられることも多々ありました。
▼ですが、上述したデータの通り、現在は岩田康誠騎手は元気がない。
回収率も低く、馬券的にはあまり狙えない感じになっています。
2015年のレッツゴードンキの桜花賞以来、G1勝ちはなし。
馬のレベルも落ちており、やや厳しい状況と言わざるを得ない。
ただ、個人的には岩田康誠のスーパープレーがまた見たいとは思います。
(※2018年の天皇賞春、レインボーラインで久々のG1勝利!)
▼Mデムーロの時代
G1で活躍する騎手の話に戻りましょう。
岩田康誠の元気がない現在、G1で期待値が高いのは、ミルコ・デムーロだと思う。
2010~2016のG1、単勝回収率259%です。なんでしょうか、これは。
▼今のところは、G1ではミルコから流しておけば儲かってしまう状況です。
ただ、ミルコは、重賞レースでは恐ろしく上手いですが、平場では手を抜く?傾向にあるので、狙いどころを見極めていくことが重要な騎手だと思います。
▼さて、2017年の秋に、スプリンターズステークスをMデムーロ騎手が勝ったことで、「2010年からの、G1最多勝」が岩田康誠からミルコデムーロに入れ替わりました。
Mデムーロ騎手がJRAの騎手になった今、このまま彼がG1ゲッターとして、しばらくは独走してしまう予感もします。
▼Mデムーロ騎手のすごいところは、G1ならどんな距離でも、芝でもダートでも、お構いなしに勝ってしまう所です。
普通は、芝が得意だったり、ダートが得意だったりするわけですが、ミルコは何も関係ない。
「G1」になると集中力が研ぎ澄まされ、スーパープレーを見せる。
▼Mデムーロ騎手の「苦手なG1」を無理矢理に探すとすれば、「長距離G1」か。
2400メートル以上のG1レースでは、2200m以下のG1と比べると、回収率が低くなります。
▼まあそれでも、複勝回収率は90%以上なので、文句のつけようがないところ。
もう少し文句をつけるとしたら、「Mデムーロ騎手でも、G1で人気薄だったら、回収率は低め」
という部分かな。
▼人気のMデムーロは、買い
基本的に、G1でMデムーロ騎手を狙うなら、「1~5番人気」
この人気ゾーンでのミルコデムーロは、G1ではめちゃくちゃ期待値が高いです。
それに対して、8番人気以下になると、ほとんど馬券にならない。
まぁ、ミルコデムーロが乗って8番人気以下になるということは、よほど馬が弱いということなので、これは仕方ないか。
▼Mデムーロ騎手が、9番人気以下で馬券になったのは、2015年のチャンピオンズカップ、サンビスタ12番人気ですね。
このレース、終わってみれば、1着Mデムーロ・2着ルメール。
結局この2人でした。
こんな当たり前の決着で、馬連万馬券。
このような難しいレースでは、何も考えずに、G1で期待値が高い騎手を狙っていくのがいいのかもしれません。
▼このレースを、G1回収率の高い騎手で狙うとしたら、Mデムーロ・ルメール・ムーアの3名ですね。
そのうちの2人で上位独占するわけですから、やはりG1では、騎手のウエイトを多めにしても良い感じですね。
▼蛇足ですが、ダートのレースは、芝と比べて中穴配当が出にくい気がしますね。
芝とダートで控除率が違うという話は聞いたことがないのですが、なんとなくダートは配当が乗りにくい印象です。
このレースも、馬連こそ万馬券でしたが、三連複は273倍。
これだけの人気薄が突っ込んできた割には、それほど高配当にならなかった印象です。
▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。
【G1レース・騎手データ】2015~2020年
ルメール騎手⇒単勝回収率100%・複勝回収率91%
Mデムーロ騎手⇒単勝回収率178%・複勝回収率102%
武豊騎手⇒単勝回収率26%・複勝回収率74%
福永騎手⇒単勝回収率58%・複勝回収率77%
川田騎手⇒単勝回収率52%・複勝回収率65%
池添騎手⇒単勝回収率99%・複勝回収率133%
浜中騎手⇒単勝回収率187%・複勝回収率63%
はい。
過去5年間で、G1レースの勝ち星が多い順番に、回収率を集計してみました。
▼まず、1位はルメール騎手になりました。
ルメール騎手は25勝、Mデムーロ騎手は22勝と僅差ですが、近年はルメール騎手の方が明らかに強い馬に騎乗しており、この差は開いていく可能性があります。
▼ルメール騎手は、これだけの勝ち星の多さを誇りながら、回収率でも単勝回収率100%と、非常に優秀。
強い馬で勝っているだけでなく、6~9番人気あたりの人気薄でも勝っているのが、すごいところです。
G1では、人気にかかわらず、ルメール騎手は押さえておいた方が良いでしょう。
▼2位は、Mデムーロ騎手。
ただ年々、騎乗馬のレベルが下がってきているのが気になります。
連対率も、2015年には40%を超えていたんですが、2019年には10%まで下がってしまいました。
▼それでも、2020年には、NHKマイルカップで、9番人気のラウダシオンを勝たせるなど、勝負強い騎乗は健在です。
Mデムーロ騎手の場合は、G1で1~3番人気なら、非常に回収率が高い。
1~3番人気では、単勝回収率141%・複勝回収率105%と驚異的です。
G1で、Mデムーロ騎手が1~3番人気なら、軸馬候補として有力になりますね。
▼3位は、武豊騎手。
言わずと知れた、競馬界のレジェンド。
競馬をやる人で、武豊を知らない人はいないでしょう。
▼ただ、G1で儲かる騎手か?と言われると、これはちょっと微妙です。
勝ち星は3位ですが、この集計期間では、勝ち星のほとんどを「キタサンブラック」で稼いでいる。
キタサンブラックを除くと、勝ち星は2勝しかなく、ランキングから外れてしまいます。
▼武豊騎手の特徴としては、G1で大穴馬に騎乗した時、2~3着を狙ってくる、というものがあります。
武豊騎手がG1で、10~13番人気の時、複勝回収率は196%。
なので、G1で武豊が大穴だったら、遊びでヒモとして狙ってみても面白いかと思います。
▼ただ、先ほども少し書きましたが、武豊騎手はあまりにも有名すぎて、G1では競馬初心者さんの投票が過剰に入ります。
なので、基本的には儲からない騎手と言える。
上手い下手の問題ではなく、カリスマ性が高すぎて、どうしても過剰人気になりやすいんですね。
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ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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