クリストフ・ルメールの騎手データと回収率。狙い目は?
ルメール騎手の買い方。データ傾向と回収率
▼『ルメールは儲かりますか?』
というシンプルなご質問をいただいたので、本日は、クリストフ・ルメールの騎手データと回収率について、私の独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼私(ブエナ)の経験則で書けば、
「ルメールは、芝のレースでは、軸として最も信頼できる騎手の1人だと思う」
「特に、芝の中長距離では信頼度が上がる印象」
「ただ、ダートだとそれほどでもなく、まあ普通」
「重賞レースでは、芝でもダートでもかなり回収率は高い。重賞のルメールは要注意」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼Mデムーロと共に、2015年の春から、「日本競馬で初めての外国人騎手」としてデビューしたのが、
「クリストフ・ルメール騎手」
です。
▼本来であれば、ミルコ・デムーロと同じ日にデビューする予定でしたが、
「調整ルーム内でのツイッター使用事件」
により、デビューする前に、いきなり「30日間の騎乗停止処分」
これにより、
「ミルコ・デムーロは、2015年の3月デビュー」
「クリストフ・ルメールは、2015年の4月デビュー」
と、なってしまいました。
破天荒ですね。
▼さて、そんなクリストフ・ルメールの、中央競馬におけるデータを見てみましょう。
【ルメール データ】※ブエナ調べ
データ期間=2010~2016.1
1367レース分析
◆全レース
単勝回収率 82%
◆芝
単勝回収率91%
◆ダート
単勝回収率71%
◆特別戦
単勝回収率95%
◆平場
単勝回収率75%
◆重賞レース
単勝回収率123%
◆OP特別
単勝回収率116%
◆未勝利~1000万条件
単勝回収率73%
◆G1
単勝回収率25%
はい。ブエナ調べでは、こんな感じ。
では、1つずつ検証してみましょう。
▼全レースの回収率を見ると「82%」
Mデムーロが、「95%」だったので、少し見劣りする印象。
ただ、Mデムーロもそうですが、外国人騎手は「ダート」はあまり回収率が高くない傾向なので、得意な条件に絞っていくと、ルメール騎手の優秀さがわかります。
▼特に、「ルメールは、重賞レースの回収率が高い」
G2・G3までなら、「単勝回収率171%」
驚異的です。
▼ただ、「ルメールは、2010年からのデータでは、G1では、単勝回収率が低い」
これが、単なる誤差なのか、それともルメールは意外と大舞台に弱いのか。
MデムーロのG1単勝回収率が、「304%」なので、最近の6年くらいは、G1ではルメールより、Mデムーロが圧倒的に活躍している印象です。
▼2010年から2015年までで、ルメールはG1を「2勝」だけ。
メジャーエンブレムと、ベルシャザールのみ。
もっと活躍している印象なので、これは意外。
単勝回収率25%、複勝回収率77%
ごく普通ですね。
G1で、ルメールはあまり儲からないのか?
ここから傾向が変わるかどうか、今後も調査を続行していきたいと思います。
▼さてそれでは、「ルメールが得意な条件」は、どこなのか?
私ブエナの独断と偏見で、突っ込んで調べてみます。
◆ルメール。芝の特別戦。1800m以上
単勝回収率135%
複勝回収率94%
はい。
ズバリ、ルメールは、この条件が狙い目かと。
要するに、「ルメールは、芝(特別戦)の中長距離で狙う」
私ブエナの狙い方としては、こんな感じです。
結構ベタな狙い方ですが、意外と儲かります。
ちなみに、「芝(特別戦)の中長距離」は、マツリダ予想の主戦場でもあるので、ルメール騎手はマツリダ予想とも相性が良いかと思います。
▼Mデムーロもそうですが、ヨーロッパの騎手は「芝」のスペシャリストが多いので、ハイレベルな芝のレースで狙っていくと、回収率を上げやすい印象。
一方で、ミルコデムーロやルメールは、ダートでもそのネームバリューから人気になってしまいますが、ダートはあまり儲からない印象です。
◆ルメール。ダートの平場
単勝回収率69%
複勝回収率89%
はい。
まぁ普通ですね。
アタマで狙うには、ダメな部類かも。
ルメールは、ダートでも過剰人気になってしまうので、馬券的には、私はあまり積極的に狙いません。
芝で狙う方が、明らかに儲かるような気がする。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼好調時のMデムーロと比較すると、どうしても見劣りしてしまいますが、ルメールは現在、最も回収率を上げやすい騎手の一人だと思います。
ただ、Mデムーロの時にも書きましたが、
「JRAの所属になって、今まで通りの回収率を維持できるか?」
ここが最大のポイントになりますね。
▼今までは、ピンチヒッターとして、「代打騎乗」だった。
「最強の助っ人ガイジン」的な。
だから、先のことは考えず、ただ勝ちに行けばよかった。
でもこれからは、調教師の指示もあるし、馬を育てながら騎乗しなければならないし、馬主も口出ししてくるでしょう。
その中で、今までと同じ回収率を維持することは、容易ではない。
▼アンカツや戸崎圭太騎手などの地方騎手も同じですが、
「JRAの所属になると、騎手の傾向が変わることがある」
と思うわけ。
なので、ミルコとルメールに関しては、今後も最新データを見ながら、傾向を探っていきたいと思います。
▼ということで本日は、ルメール騎手のデータと回収率について、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。
まとめると、
「ルメールは、芝の中距離以上で狙う」
私の場合は、常にこのイメージです。
ルメールがダートで来ることももちろんありますが、長い目で見ればルメールは、ダートより芝の方が儲かるように思います。
ご参考まで。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼ルメール騎手のデータ傾向についての考察を続けます。
先ほども書きましたが、私ブエナがルメールを狙う時は、「芝の中長距離」が多いです。
例えば、データでみると、
【ルメール重賞レース】 2015~2016
芝1800以上
単勝回収率 115%
複勝回収率 100%
はい。
ルメールが中央競馬の騎手になった2015年から、芝の中長距離の重賞で彼の単勝を買い続ければ、回収率115%でした。
これだけでプラスです。
▼また、複勝回収率100%も素晴らしいです。
複勝回収率100%だと、複勝馬券を買ってもプラマイゼロで儲かりませんが、「軸」として使えば、かなり儲かります。
つまり、複勝回収率が高い騎手は、複勝馬券ではなく、三連複やワイドで狙えばいいわけです。
(マツリダ予想より引用)
▼馬券種をズラすという戦略
複勝で回収率が100%もあるなら、三連複なら余裕で100%を超えます。
もちろん、「レース選び」と「ヒモ選定」をしっかりできることが前提となりますが。
これさえできれば、あとは複勝回収率が高い騎手から、三連複ながしを購入すればいいだけ。
私ブエナの場合は、このような三連複の戦略で回収率を底上げしています。
▼ルメールやMデムーロや戸崎など、トップジョッキーの場合、平場のレースより重賞レースや特別戦の方が回収率が上がりやすくなる印象。
手を抜いているわけではないと思いますが、レベルの低いレースでは、あまり騎手の腕が問われないのではないか、と。
重賞レースなど、ハイレベルなレースになればなるほど、わずかな差で着順が変わる。
だからこそ重賞レースでは、ルメールやデムーロや戸崎などの、一流騎手の回収率が高くなるのではないかと、私ブエナは思うわけです。
▼さて、ルメール騎手で私が実際に馬券を当てたレースも検証してみます。
上述した通り、私がルメールを狙うのは「芝の中長距離」
特に、芝2000mは、ルメールの勝率が高い印象。
▼例えば、2017年の秋華賞。京都の芝2000m
1着 ディアドラ(3番人気)
2着 リスグラシュー(4番人気)
3着 モズカッチャン(5番人気)
はい。
勝ったディアドラは、桜花賞・オークスでは3着にも入れなかった馬で、今回は岩田騎手からの乗り替わりでした。
私の感覚では、この秋華賞のメンバーでは、ディアドラはやや格下だと思っていたので、中穴で狙えると考えていました。
が、意外と人気になってしまい、最終的には3番人気。
最近の競馬ファンは、本当に馬券が上手です。
▼このレースも、私はいつも通り三連複で勝負して、31.8倍的中。
ちょっと本命サイド寄りだったので、クリーンヒットとはいかず、まあまあの利益でした。
▼このレースは、1番人気が横山典弘騎手。2番人気が岩田騎手。
でも2人とも惨敗してしまい、結果的に、ルメール・武豊・Mデムーロの3人で決まったレースでした。
私はフォーメーションの複数軸で的中でしたが、もっとシンプルに、「芝2000mで回収率の高いルメールとMデムーロの2頭軸」でも良かった感じでした。
▼さて、ここでまた、最新のルメール騎手のデータを見てみましょう。
ルメール騎手データ
重賞レース
2015.4.1~2018.9.17
単勝回収率120%
複勝回収率92%
はい。
ルメールがJRAの騎手になってからの、重賞レースの成績はこんな感じです。
文句のつけようのない高回収率ですね。
▼こうなってくると、重賞レースではルメールから馬券購入しておけば、回収率が上がってしまう状態です。
上記4年間を年度別に見ても、毎年のように安定して回収率が高いことが分かります。
▼特に、ルメールの重賞レースでの「複勝回収率」の高さは非常に優秀。
先ほども少し書きましたが、複勝回収率で100%近くあるなら、三連複やワイドの軸にすると利益を出しやすいわけです。
私ブエナは、三連複で勝負することが多いので、重賞レースのルメールは、とても頼りになります。
▼ただ、上記のデータの中で、「ダート」はやっぱりあまり回収率が高くない。
ダートは、単勝回収率28%・複勝回収率75%と、平凡なんですね。
やっぱりルメール狙いの基本は、芝のレースかなという印象です。
▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。
【ルメール騎手データ。全般】2015~2020年
単勝回収率79%
複勝回収率83%
はい。
ルメール騎手の5年間のすべてのレースの回収率は上記の通りです。
いくらルメール騎手でも、すべてのレースの回収率が高いわけではないことがわかります。
どんな騎手でも、その騎手の得意条件に絞って馬券購入しないと、利益は出ません。
【ルメール騎手データ。重賞レース】2015~2020年
重賞レース⇒単勝回収率117%
G1⇒単勝回収率100%
G2⇒単勝回収率166%
G3⇒単勝回収率95%
はい。
競馬で最も賞金が高い、重賞レース。
この重賞レースでのルメール騎手は、非常に高い回収率を誇ります。
5年間で単勝回収率117%は、かなり優秀な部類ですね。
▼重賞レースでの単勝回収率は117%ですが、複勝回収率は89%と下がります。
ルメール騎手は、重賞レースで勝ちに行く騎乗をすることが多く、特に単系馬券では要注意ですね。
まあ、複勝回収率89%も優秀なので、三連複やワイドの軸としても使えます。
【ルメール騎手データ。その他】2015~2020年
ダート⇒単勝回収率73%
平場⇒単勝回収率77%
特別戦⇒単勝回収率83%
はい。
先ほども少し書きましたが、ルメール騎手は、ダートではそれほど回収率が高くありません。
ダートでの平均回収率は73%と低め。
これを重賞レースに絞り込んでも、単勝回収率は77%しかないので、ルメール騎手を単勝で狙うなら、やはりダートより芝ですね。
ただ、ダート重賞レースでの複勝回収率は92%もあるので、ダート重賞レースでは、ルメール騎手の2~3着に要注意です。
▼次に、平場の回収率ですが、単勝回収率77%と、これも低めになっています。
平場では、騎手の腕よりも、馬の強さで結果が決まることが多いので、どうしても平場の回収率は低くなりがちですね。
それに対して、特別戦では、単勝回収率83%とややアップします。
これは、ルメール騎手の得意な重賞レースが入っている影響もありますね。
【ルメール騎手。重賞レース人気別データ】2015~2020年
1番人気⇒単勝回収率75%
2番人気⇒単勝回収率74%
3番人気⇒単勝回収率95%
4~12番人気⇒単勝回収率229%
はい。
ルメール騎手は、重賞レースでいつも人気になるので、人気馬で強い騎手のイメージがありますが、意外と人気薄での成績が良いです。
ルメール騎手が、重賞レースで4~12番人気の時、単勝馬券を購入すれば、5年間で回収率が200%以上になっています。
ルメール騎手が重賞レースで4~12番人気なら、狙い目ですね。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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▼『ルメールは儲かりますか?』
というシンプルなご質問をいただいたので、本日は、クリストフ・ルメールの騎手データと回収率について、私の独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼私(ブエナ)の経験則で書けば、
「ルメールは、芝のレースでは、軸として最も信頼できる騎手の1人だと思う」
「特に、芝の中長距離では信頼度が上がる印象」
「ただ、ダートだとそれほどでもなく、まあ普通」
「重賞レースでは、芝でもダートでもかなり回収率は高い。重賞のルメールは要注意」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼Mデムーロと共に、2015年の春から、「日本競馬で初めての外国人騎手」としてデビューしたのが、
「クリストフ・ルメール騎手」
です。
▼本来であれば、ミルコ・デムーロと同じ日にデビューする予定でしたが、
「調整ルーム内でのツイッター使用事件」
により、デビューする前に、いきなり「30日間の騎乗停止処分」
これにより、
「ミルコ・デムーロは、2015年の3月デビュー」
「クリストフ・ルメールは、2015年の4月デビュー」
と、なってしまいました。
破天荒ですね。
▼さて、そんなクリストフ・ルメールの、中央競馬におけるデータを見てみましょう。
【ルメール データ】※ブエナ調べ
データ期間=2010~2016.1
1367レース分析
◆全レース
単勝回収率 82%
◆芝
単勝回収率91%
◆ダート
単勝回収率71%
◆特別戦
単勝回収率95%
◆平場
単勝回収率75%
◆重賞レース
単勝回収率123%
◆OP特別
単勝回収率116%
◆未勝利~1000万条件
単勝回収率73%
◆G1
単勝回収率25%
はい。ブエナ調べでは、こんな感じ。
では、1つずつ検証してみましょう。
▼全レースの回収率を見ると「82%」
Mデムーロが、「95%」だったので、少し見劣りする印象。
ただ、Mデムーロもそうですが、外国人騎手は「ダート」はあまり回収率が高くない傾向なので、得意な条件に絞っていくと、ルメール騎手の優秀さがわかります。
▼特に、「ルメールは、重賞レースの回収率が高い」
G2・G3までなら、「単勝回収率171%」
驚異的です。
▼ただ、「ルメールは、2010年からのデータでは、G1では、単勝回収率が低い」
これが、単なる誤差なのか、それともルメールは意外と大舞台に弱いのか。
MデムーロのG1単勝回収率が、「304%」なので、最近の6年くらいは、G1ではルメールより、Mデムーロが圧倒的に活躍している印象です。
▼2010年から2015年までで、ルメールはG1を「2勝」だけ。
メジャーエンブレムと、ベルシャザールのみ。
もっと活躍している印象なので、これは意外。
単勝回収率25%、複勝回収率77%
ごく普通ですね。
G1で、ルメールはあまり儲からないのか?
ここから傾向が変わるかどうか、今後も調査を続行していきたいと思います。
▼さてそれでは、「ルメールが得意な条件」は、どこなのか?
私ブエナの独断と偏見で、突っ込んで調べてみます。
◆ルメール。芝の特別戦。1800m以上
単勝回収率135%
複勝回収率94%
はい。
ズバリ、ルメールは、この条件が狙い目かと。
要するに、「ルメールは、芝(特別戦)の中長距離で狙う」
私ブエナの狙い方としては、こんな感じです。
結構ベタな狙い方ですが、意外と儲かります。
ちなみに、「芝(特別戦)の中長距離」は、マツリダ予想の主戦場でもあるので、ルメール騎手はマツリダ予想とも相性が良いかと思います。
▼Mデムーロもそうですが、ヨーロッパの騎手は「芝」のスペシャリストが多いので、ハイレベルな芝のレースで狙っていくと、回収率を上げやすい印象。
一方で、ミルコデムーロやルメールは、ダートでもそのネームバリューから人気になってしまいますが、ダートはあまり儲からない印象です。
◆ルメール。ダートの平場
単勝回収率69%
複勝回収率89%
はい。
まぁ普通ですね。
アタマで狙うには、ダメな部類かも。
ルメールは、ダートでも過剰人気になってしまうので、馬券的には、私はあまり積極的に狙いません。
芝で狙う方が、明らかに儲かるような気がする。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼好調時のMデムーロと比較すると、どうしても見劣りしてしまいますが、ルメールは現在、最も回収率を上げやすい騎手の一人だと思います。
ただ、Mデムーロの時にも書きましたが、
「JRAの所属になって、今まで通りの回収率を維持できるか?」
ここが最大のポイントになりますね。
▼今までは、ピンチヒッターとして、「代打騎乗」だった。
「最強の助っ人ガイジン」的な。
だから、先のことは考えず、ただ勝ちに行けばよかった。
でもこれからは、調教師の指示もあるし、馬を育てながら騎乗しなければならないし、馬主も口出ししてくるでしょう。
その中で、今までと同じ回収率を維持することは、容易ではない。
▼アンカツや戸崎圭太騎手などの地方騎手も同じですが、
「JRAの所属になると、騎手の傾向が変わることがある」
と思うわけ。
なので、ミルコとルメールに関しては、今後も最新データを見ながら、傾向を探っていきたいと思います。
▼ということで本日は、ルメール騎手のデータと回収率について、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。
まとめると、
「ルメールは、芝の中距離以上で狙う」
私の場合は、常にこのイメージです。
ルメールがダートで来ることももちろんありますが、長い目で見ればルメールは、ダートより芝の方が儲かるように思います。
ご参考まで。
ブエナが使っている競馬サイトを公開
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
中央に移籍してからのルメール騎手の成績
▼ルメール騎手のデータ傾向についての考察を続けます。
先ほども書きましたが、私ブエナがルメールを狙う時は、「芝の中長距離」が多いです。
例えば、データでみると、
【ルメール重賞レース】 2015~2016
芝1800以上
単勝回収率 115%
複勝回収率 100%
はい。
ルメールが中央競馬の騎手になった2015年から、芝の中長距離の重賞で彼の単勝を買い続ければ、回収率115%でした。
これだけでプラスです。
▼また、複勝回収率100%も素晴らしいです。
複勝回収率100%だと、複勝馬券を買ってもプラマイゼロで儲かりませんが、「軸」として使えば、かなり儲かります。
つまり、複勝回収率が高い騎手は、複勝馬券ではなく、三連複やワイドで狙えばいいわけです。
(マツリダ予想より引用)
▼馬券種をズラすという戦略
複勝で回収率が100%もあるなら、三連複なら余裕で100%を超えます。
もちろん、「レース選び」と「ヒモ選定」をしっかりできることが前提となりますが。
これさえできれば、あとは複勝回収率が高い騎手から、三連複ながしを購入すればいいだけ。
私ブエナの場合は、このような三連複の戦略で回収率を底上げしています。
▼ルメールやMデムーロや戸崎など、トップジョッキーの場合、平場のレースより重賞レースや特別戦の方が回収率が上がりやすくなる印象。
手を抜いているわけではないと思いますが、レベルの低いレースでは、あまり騎手の腕が問われないのではないか、と。
重賞レースなど、ハイレベルなレースになればなるほど、わずかな差で着順が変わる。
だからこそ重賞レースでは、ルメールやデムーロや戸崎などの、一流騎手の回収率が高くなるのではないかと、私ブエナは思うわけです。
▼さて、ルメール騎手で私が実際に馬券を当てたレースも検証してみます。
上述した通り、私がルメールを狙うのは「芝の中長距離」
特に、芝2000mは、ルメールの勝率が高い印象。
▼例えば、2017年の秋華賞。京都の芝2000m
1着 ディアドラ(3番人気)
2着 リスグラシュー(4番人気)
3着 モズカッチャン(5番人気)
はい。
勝ったディアドラは、桜花賞・オークスでは3着にも入れなかった馬で、今回は岩田騎手からの乗り替わりでした。
私の感覚では、この秋華賞のメンバーでは、ディアドラはやや格下だと思っていたので、中穴で狙えると考えていました。
が、意外と人気になってしまい、最終的には3番人気。
最近の競馬ファンは、本当に馬券が上手です。
▼このレースも、私はいつも通り三連複で勝負して、31.8倍的中。
ちょっと本命サイド寄りだったので、クリーンヒットとはいかず、まあまあの利益でした。
▼このレースは、1番人気が横山典弘騎手。2番人気が岩田騎手。
でも2人とも惨敗してしまい、結果的に、ルメール・武豊・Mデムーロの3人で決まったレースでした。
私はフォーメーションの複数軸で的中でしたが、もっとシンプルに、「芝2000mで回収率の高いルメールとMデムーロの2頭軸」でも良かった感じでした。
▼さて、ここでまた、最新のルメール騎手のデータを見てみましょう。
ルメール騎手データ
重賞レース
2015.4.1~2018.9.17
単勝回収率120%
複勝回収率92%
はい。
ルメールがJRAの騎手になってからの、重賞レースの成績はこんな感じです。
文句のつけようのない高回収率ですね。
▼こうなってくると、重賞レースではルメールから馬券購入しておけば、回収率が上がってしまう状態です。
上記4年間を年度別に見ても、毎年のように安定して回収率が高いことが分かります。
▼特に、ルメールの重賞レースでの「複勝回収率」の高さは非常に優秀。
先ほども少し書きましたが、複勝回収率で100%近くあるなら、三連複やワイドの軸にすると利益を出しやすいわけです。
私ブエナは、三連複で勝負することが多いので、重賞レースのルメールは、とても頼りになります。
▼ただ、上記のデータの中で、「ダート」はやっぱりあまり回収率が高くない。
ダートは、単勝回収率28%・複勝回収率75%と、平凡なんですね。
やっぱりルメール狙いの基本は、芝のレースかなという印象です。
▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。
【ルメール騎手データ。全般】2015~2020年
単勝回収率79%
複勝回収率83%
はい。
ルメール騎手の5年間のすべてのレースの回収率は上記の通りです。
いくらルメール騎手でも、すべてのレースの回収率が高いわけではないことがわかります。
どんな騎手でも、その騎手の得意条件に絞って馬券購入しないと、利益は出ません。
【ルメール騎手データ。重賞レース】2015~2020年
重賞レース⇒単勝回収率117%
G1⇒単勝回収率100%
G2⇒単勝回収率166%
G3⇒単勝回収率95%
はい。
競馬で最も賞金が高い、重賞レース。
この重賞レースでのルメール騎手は、非常に高い回収率を誇ります。
5年間で単勝回収率117%は、かなり優秀な部類ですね。
▼重賞レースでの単勝回収率は117%ですが、複勝回収率は89%と下がります。
ルメール騎手は、重賞レースで勝ちに行く騎乗をすることが多く、特に単系馬券では要注意ですね。
まあ、複勝回収率89%も優秀なので、三連複やワイドの軸としても使えます。
【ルメール騎手データ。その他】2015~2020年
ダート⇒単勝回収率73%
平場⇒単勝回収率77%
特別戦⇒単勝回収率83%
はい。
先ほども少し書きましたが、ルメール騎手は、ダートではそれほど回収率が高くありません。
ダートでの平均回収率は73%と低め。
これを重賞レースに絞り込んでも、単勝回収率は77%しかないので、ルメール騎手を単勝で狙うなら、やはりダートより芝ですね。
ただ、ダート重賞レースでの複勝回収率は92%もあるので、ダート重賞レースでは、ルメール騎手の2~3着に要注意です。
▼次に、平場の回収率ですが、単勝回収率77%と、これも低めになっています。
平場では、騎手の腕よりも、馬の強さで結果が決まることが多いので、どうしても平場の回収率は低くなりがちですね。
それに対して、特別戦では、単勝回収率83%とややアップします。
これは、ルメール騎手の得意な重賞レースが入っている影響もありますね。
【ルメール騎手。重賞レース人気別データ】2015~2020年
1番人気⇒単勝回収率75%
2番人気⇒単勝回収率74%
3番人気⇒単勝回収率95%
4~12番人気⇒単勝回収率229%
はい。
ルメール騎手は、重賞レースでいつも人気になるので、人気馬で強い騎手のイメージがありますが、意外と人気薄での成績が良いです。
ルメール騎手が、重賞レースで4~12番人気の時、単勝馬券を購入すれば、5年間で回収率が200%以上になっています。
ルメール騎手が重賞レースで4~12番人気なら、狙い目ですね。
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