丹内祐次騎手のデータ傾向と回収率~成績からの狙い目と買い方
丹内祐次(たんないゆうじ)ジョッキーデータと特徴
▼本日は、丹内騎手のデータと狙い方・買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼まず、私が2010年までさかのぼって、丹内祐次騎手のデータ(2010年~2018年1月)を見ていて感じたこと↓
・平均単勝回収率は61%と、低い。しっかり狙い目を決めておかないと、利益を出しにくい騎手かと。
・人気別に見ると、1番人気の単勝回収率51%と、人気で勝ち切れない印象。
・ただ、2~3番人気での複勝回収率がどちらも90%を超えているので、2~3番人気で三連複やワイドの軸にすると、回収率が上げやすい気がする。
・1~7番人気の「複勝回収率」なら、だいたい80%を超えているので、丹内祐次騎手は、単勝や1着固定より、2~3着狙いの馬券構成にした方が、回収率を上げやすい印象。
・平場戦より、特別戦の方が圧倒的に回収率が高くなっている。平場が単勝回収率50%なのに対し、特別戦は、単勝回収率93%とかなり優秀。丹内祐次騎手は、第9~12レースあたりで狙っていくと、利益を出しやすい感じ。
・ただし、重賞レースの単勝回収率は19%と全く勝ち切れないので、重賞レースではあまり勝負したくない。
・芝の単勝回収率は73%だが、ダートになると46%しかない。ダートの丹内騎手はちょっと割引か。
・クラス別に見ると、1000万下とオープン特別で、単勝回収率が110%オーバー。この2つは優秀。
・競馬場別に見ると、「函館競馬場」が回収率的には最も高くなっている。単複回収率は、どちらも84%前後。
・「ハンデ戦」の単勝回収率が113%、複勝回収率が96%と、かなり優秀。
・競走番号別に見ると、「第11レースと第12レース」の単勝回収率がどちらも100%超え。複勝回収率も93%前後とかなり優秀。
・それに対して、午前中の第1~5レースでは、回収率はかなり低く、狙いどころがない。
・年度別に見ると、毎年コンスタントに20勝前後を上げており、良くも悪くも安定している。
はい。
私ブエナの観点でデータを眺めていると、このような印象を受けました。
では、具体的に見ていきたいと思います。
▼まずは2010年からの、すべての成績を見てみます。
丹内祐次騎手データ(2010年~2018年1月)
4345レース騎乗
勝率4.2%
連対率10.4%
複勝率16.6%
単勝回収率61%
複勝回収率72%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼丹内祐次騎手。
マイネル軍団の主戦として、「マイネル」「コスモ」「ウイン」の馬によく騎乗している。
重賞レースでは、2016年の函館記念をマイネルミラノで、完璧な逃げ切り。
2012年頃には、牝馬のコスモネモシンに騎乗し、重賞レース2~3着を何度も繰り返しました。
そんな丹内騎手。
馬券では儲かるのか?
▼私ブエナの印象では、
「丹内騎手は、第11~12レースで回収率が高い印象。その一方で、第1レース~第8レースまでの平場戦では、回収率が低く狙いにくい。夏の函館競馬場で活躍する傾向にある。」
という感じ。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼まず、丹内祐次騎手の平均単勝回収率は61%
これはちょっと低い部類に入ります。
丹内騎手を狙う場合は、狙いどころを見極めて馬券購入しないと、なかなか利益を出すのは難しいかもしれない。
▼私ブエナが見たところ、丹内騎手の狙いどころとしては、
・特別戦
・芝のレース
・特に、第11~12レース
・函館競馬場
このへんかなと。
▼丹内騎手の平場戦の単勝回収率は、50%しかない。
それに対して、特別戦の回収率は93%もある。
複勝回収率で見ても、平場は66%で、特別戦は88%
データ面から考えても、丹内騎手を狙う場合は、平場よりも特別戦の方が有効であると思われます。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼あとは、先ほども少し書きましたが、2016年の函館記念をマイネルミラノで制した丹内祐次騎手。
函館競馬場だけ、回収率が高めで安定しています。
彼は、北海道函館市出身であり、地元だとモチベーションが上がるのかもしれません。
これは他の騎手についても、同様の傾向がありますね。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼丹内騎手のデータについての考察を続けます。
ここでは重賞レースに絞って分析してみます。
丹内騎手データ
重賞レース
2010~2018.10
単勝回収率18%
複勝回収率68%
はい。
単勝回収率は、とても勝負できる数字ではありません。
では、ここからフィルタリングして、狙えるポイントを探してみます。
▼まず、丹内騎手を重賞レースで狙う場合は、「3~6番人気」の中穴狙いが良いかと思う。
単勝回収率90%・複勝回収率110%
このように、先ほどとは全然違う回収率になります。
▼丹内騎手の場合、10番人気以下の大穴を馬券圏内に持ってくることも多々あるんですが、回数が少ないんですね。
単純に、丹内騎手を2ケタ人気で狙っても、回収率はボロボロになります。
▼逆に、1~2番人気の人気馬に騎乗した時のデータも見てみたいところですが、サンプル数が少なすぎて、データとして成立しません。
一応見てみると、3回騎乗して、すべて4着以下に負けてしまっています。
このような人気馬で、数少ないチャンスをものにしていくと、次の騎乗依頼につながっていくんですが、ここは丹内騎手の課題ですね。
▼ちなみに、丹内騎手の、重賞レースで10番人気以下での回収率は、
単勝回収率0%・複勝回収率76%
という感じになります。
悪くは無い。
アタマで狙うのは無理ですが、2~3着の大穴で狙うなら、アリかもしれない。
▼この場合、闇雲に狙っても、回収率は上がりません。
なので、1つのポイントとして、「ローカル開催」で狙うというのが良いかと。
丹内騎手の10番人気以下を、「中央開催」で狙っても、回収率は0%です。
でも、ローカル開催で狙えば、
単勝回収率0%・複勝回収率158%
という感じで、希望が見えてくる回収率に変化するわけです。
▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。
【丹内祐次騎手データ】2015~2020年
全レース⇒単勝回収率62%・複勝回収率66%
重賞レース⇒単勝回収率83%・複勝回収率94%
平場⇒単勝回収率50%・複勝回収率58%
特別戦⇒単勝回収率93%・複勝回収率86%
ハンデ戦⇒単勝回収率57%・複勝回収率88%
牝馬限定戦⇒単勝回収率52%・複勝回収率64%
1~2番人気⇒単勝回収率65%・複勝回収率87%
1~3番人気⇒単勝回収率75%・複勝回収率84%
▼まず、全レースの回収率は、単勝回収率62%・複勝回収率66%と、低い水準になります。
このままでは赤字になるだけなので、ここから使えそうなデータをフィルタリングしてみます。
▼重賞レースの回収率ですが、単勝回収率83%・複勝回収率94%と、このデータ範囲では、なかなか優秀な数字になっています。
単勝回収率に関しては、2020年の函館2歳ステークス、リンゴアメで4730円を出したのが大きかった。
ここでも函館競馬場が得意な丹内騎手の特徴がよく出ています。
▼丹内騎手の場合、この単勝一発だけで回収率を引き上げているわけではなく、人気薄を何度も2~3着に持ってきています。
例えば、
2020年の福島牝馬ステークス。リープフラウミルヒ。13番人気2着
2019年の函館記念。マイネルファンロン。9番人気で2着
2018年の東海ステークス。コスモカナディアン。13番人気2着
2017年の函館2歳ステークス。ウインジェルベーラ。12番人気2着
2017年の鳴尾記念。マイネルフロスト。7番人気3着
2017年の新潟大賞典。マイネルフロスト。11番人気2着
はい。
このように、ローカル競馬場の重賞レースで、大穴を連発しているのが丹内騎手です。
▼丹内騎手の重賞レースの成績は、中央開催とローカル開催で、大きく回収率が違います。
中央開催⇒単勝回収率35%・複勝回収率30%
ローカル開催⇒単勝回収率124%・複勝回収率149%
はい。
全く回収率が違いますね。
丹内騎手を重賞レースで狙う場合は、ローカル開催で狙っていくと、回収率が上がりやすくなります。
ローカル開催の重賞レースで、丹内騎手が人気薄だったら、三連複などのヒモに入れておくと、回収率が上がりやすくなります。
▼ちなみに、中央開催というのは、東京・中山・京都・阪神の4つの競馬場。
ローカル開催というのは、それ以外の競馬場になります。
▼丹内騎手は、ローカル競馬場の中でも、特に函館競馬場での重賞レースの回収率が高くなっています。
・丹内騎手。函館競馬場の重賞レース⇒単勝回収率497%・複勝回収率277%
はい。
素晴らしい数字になっていますね。
丹内騎手は、あまり目立たない騎手ですが、函館競馬場で甘く見ていると痛い目に遭うので、要チェックです。
▼では次に、平場の成績を見てみましょう。
単勝回収率50%・複勝回収率58%と、かなり低い数字になっています。
これは、大穴馬の騎乗が多いため、仕方ない部分があります。
弱い馬に何度も乗っていると、必然的に回収率が下がるからです。
▼平場の人気馬に限定してデータを見てみましょう。
・丹内騎手。平場。1番人気⇒単勝回収率61%・複勝回収率90%
・丹内騎手。平場。1~2番人気⇒単勝回収率69%・複勝回収率87%
はい。
単勝回収率が低いのは相変わらずですが、複勝回収率は90%前後と、かなり信頼できる。
丹内騎手を平場で狙って行く場合は、1~2番人気の時に、三連複や馬連の軸馬で狙っていくと、的中率と回収率が高くなりやすいと思います。
▼▼では次に、丹内騎手の過去5年間のクラス別成績を見てみます。
【丹内騎手。クラス別データ】2016~2020年。3132レース分析
新馬⇒単勝回収率67%・複勝回収率60%
未勝利⇒単勝回収率52%・複勝回収率64%
1勝クラス⇒単勝回収率61%・複勝回収率70%
2勝クラス⇒単勝回収率91%・複勝回収率65%
3勝クラス⇒単勝回収率38%・複勝回収率60%
オープン特別⇒単勝回収率76%・複勝回収率88%
リステッド競走⇒単勝回収率0%・複勝回収率48%
G3⇒単勝回収率95%・複勝回収率96%
G2⇒単勝回収率0%・複勝回収率60%
G1⇒単勝回収率0%・複勝回収率0%
重賞トータル⇒単勝回収率70%・複勝回収率83%
牝馬限定戦⇒単勝回収率51%・複勝回収率63%
ハンデ戦⇒単勝回収率51%・複勝回収率79%
2歳3歳限定戦の1勝クラス⇒単勝回収率49%・複勝回収率55%
平場⇒単勝回収率51%・複勝回収率61%
特別戦⇒単勝回収率86%・複勝回収率81%
はい。
過去5年間の、丹内騎手のクラス別成績は上記のようになります。
▼このデータから丹内騎手の狙い目を考えてみると、まず、特別戦の成績が、単勝回収率86%・複勝回収率81%と、なかなか優秀な数字になっています。
このデータを、競馬場別に分類してみましょう。
【丹内騎手。特別戦】
札幌競馬場⇒単勝回収率137%・複勝回収率61%
函館競馬場⇒単勝回収率145%・複勝回収率100%
福島競馬場⇒単勝回収率123%・複勝回収率97%
新潟競馬場⇒単勝回収率57%・複勝回収率112%
中京競馬場⇒単勝回収率31%・複勝回収率167%
小倉競馬場⇒単勝回収率92%・複勝回収率54%
はい。
まずはローカル競馬場でまとめてみました。
▼上述した通り、北海道開催での回収率が非常に高くなっています。
ここが丹内騎手の最大の狙い目で、夏の函館競馬場と札幌競馬場の特別戦では、丹内騎手を積極的に狙っていくことで、回収率が高くなります。
丹内騎手は、マイネル軍団の馬に騎乗することが多いわけですが、マイネル軍団の馬は、早熟な馬が多く、夏の北海道とうまくマッチしている感じがします。
▼また、福島競馬場や小倉競馬場など、右回りで直線が短いコースでも、特別戦の単勝回収率が高いです。
逆に、新潟競馬場や中京競馬場などのように、左回りで直線が長いコースでは、複勝回収率が高くなっています。
なので、新潟競馬場と中京競馬場の特別戦では、丹内騎手が2~3着に人気薄を持ってくることを想定して、三連複などのヒモに入れておくと、利益を出しやすくなるでしょう。
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▼本日は、丹内騎手のデータと狙い方・買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼まず、私が2010年までさかのぼって、丹内祐次騎手のデータ(2010年~2018年1月)を見ていて感じたこと↓
・平均単勝回収率は61%と、低い。しっかり狙い目を決めておかないと、利益を出しにくい騎手かと。
・人気別に見ると、1番人気の単勝回収率51%と、人気で勝ち切れない印象。
・ただ、2~3番人気での複勝回収率がどちらも90%を超えているので、2~3番人気で三連複やワイドの軸にすると、回収率が上げやすい気がする。
・1~7番人気の「複勝回収率」なら、だいたい80%を超えているので、丹内祐次騎手は、単勝や1着固定より、2~3着狙いの馬券構成にした方が、回収率を上げやすい印象。
・平場戦より、特別戦の方が圧倒的に回収率が高くなっている。平場が単勝回収率50%なのに対し、特別戦は、単勝回収率93%とかなり優秀。丹内祐次騎手は、第9~12レースあたりで狙っていくと、利益を出しやすい感じ。
・ただし、重賞レースの単勝回収率は19%と全く勝ち切れないので、重賞レースではあまり勝負したくない。
・芝の単勝回収率は73%だが、ダートになると46%しかない。ダートの丹内騎手はちょっと割引か。
・クラス別に見ると、1000万下とオープン特別で、単勝回収率が110%オーバー。この2つは優秀。
・競馬場別に見ると、「函館競馬場」が回収率的には最も高くなっている。単複回収率は、どちらも84%前後。
・「ハンデ戦」の単勝回収率が113%、複勝回収率が96%と、かなり優秀。
・競走番号別に見ると、「第11レースと第12レース」の単勝回収率がどちらも100%超え。複勝回収率も93%前後とかなり優秀。
・それに対して、午前中の第1~5レースでは、回収率はかなり低く、狙いどころがない。
・年度別に見ると、毎年コンスタントに20勝前後を上げており、良くも悪くも安定している。
はい。
私ブエナの観点でデータを眺めていると、このような印象を受けました。
では、具体的に見ていきたいと思います。
▼まずは2010年からの、すべての成績を見てみます。
丹内祐次騎手データ(2010年~2018年1月)
4345レース騎乗
勝率4.2%
連対率10.4%
複勝率16.6%
単勝回収率61%
複勝回収率72%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼丹内祐次騎手。
マイネル軍団の主戦として、「マイネル」「コスモ」「ウイン」の馬によく騎乗している。
重賞レースでは、2016年の函館記念をマイネルミラノで、完璧な逃げ切り。
2012年頃には、牝馬のコスモネモシンに騎乗し、重賞レース2~3着を何度も繰り返しました。
そんな丹内騎手。
馬券では儲かるのか?
▼私ブエナの印象では、
「丹内騎手は、第11~12レースで回収率が高い印象。その一方で、第1レース~第8レースまでの平場戦では、回収率が低く狙いにくい。夏の函館競馬場で活躍する傾向にある。」
という感じ。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼まず、丹内祐次騎手の平均単勝回収率は61%
これはちょっと低い部類に入ります。
丹内騎手を狙う場合は、狙いどころを見極めて馬券購入しないと、なかなか利益を出すのは難しいかもしれない。
▼私ブエナが見たところ、丹内騎手の狙いどころとしては、
・特別戦
・芝のレース
・特に、第11~12レース
・函館競馬場
このへんかなと。
▼丹内騎手の平場戦の単勝回収率は、50%しかない。
それに対して、特別戦の回収率は93%もある。
複勝回収率で見ても、平場は66%で、特別戦は88%
データ面から考えても、丹内騎手を狙う場合は、平場よりも特別戦の方が有効であると思われます。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼あとは、先ほども少し書きましたが、2016年の函館記念をマイネルミラノで制した丹内祐次騎手。
函館競馬場だけ、回収率が高めで安定しています。
彼は、北海道函館市出身であり、地元だとモチベーションが上がるのかもしれません。
これは他の騎手についても、同様の傾向がありますね。
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丹内騎手は、ローカル重賞の10番人気以下で狙う
▼丹内騎手のデータについての考察を続けます。
ここでは重賞レースに絞って分析してみます。
丹内騎手データ
重賞レース
2010~2018.10
単勝回収率18%
複勝回収率68%
はい。
単勝回収率は、とても勝負できる数字ではありません。
では、ここからフィルタリングして、狙えるポイントを探してみます。
▼まず、丹内騎手を重賞レースで狙う場合は、「3~6番人気」の中穴狙いが良いかと思う。
単勝回収率90%・複勝回収率110%
このように、先ほどとは全然違う回収率になります。
▼丹内騎手の場合、10番人気以下の大穴を馬券圏内に持ってくることも多々あるんですが、回数が少ないんですね。
単純に、丹内騎手を2ケタ人気で狙っても、回収率はボロボロになります。
▼逆に、1~2番人気の人気馬に騎乗した時のデータも見てみたいところですが、サンプル数が少なすぎて、データとして成立しません。
一応見てみると、3回騎乗して、すべて4着以下に負けてしまっています。
このような人気馬で、数少ないチャンスをものにしていくと、次の騎乗依頼につながっていくんですが、ここは丹内騎手の課題ですね。
▼ちなみに、丹内騎手の、重賞レースで10番人気以下での回収率は、
単勝回収率0%・複勝回収率76%
という感じになります。
悪くは無い。
アタマで狙うのは無理ですが、2~3着の大穴で狙うなら、アリかもしれない。
▼この場合、闇雲に狙っても、回収率は上がりません。
なので、1つのポイントとして、「ローカル開催」で狙うというのが良いかと。
丹内騎手の10番人気以下を、「中央開催」で狙っても、回収率は0%です。
でも、ローカル開催で狙えば、
単勝回収率0%・複勝回収率158%
という感じで、希望が見えてくる回収率に変化するわけです。
▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。
【丹内祐次騎手データ】2015~2020年
全レース⇒単勝回収率62%・複勝回収率66%
重賞レース⇒単勝回収率83%・複勝回収率94%
平場⇒単勝回収率50%・複勝回収率58%
特別戦⇒単勝回収率93%・複勝回収率86%
ハンデ戦⇒単勝回収率57%・複勝回収率88%
牝馬限定戦⇒単勝回収率52%・複勝回収率64%
1~2番人気⇒単勝回収率65%・複勝回収率87%
1~3番人気⇒単勝回収率75%・複勝回収率84%
▼まず、全レースの回収率は、単勝回収率62%・複勝回収率66%と、低い水準になります。
このままでは赤字になるだけなので、ここから使えそうなデータをフィルタリングしてみます。
▼重賞レースの回収率ですが、単勝回収率83%・複勝回収率94%と、このデータ範囲では、なかなか優秀な数字になっています。
単勝回収率に関しては、2020年の函館2歳ステークス、リンゴアメで4730円を出したのが大きかった。
ここでも函館競馬場が得意な丹内騎手の特徴がよく出ています。
▼丹内騎手の場合、この単勝一発だけで回収率を引き上げているわけではなく、人気薄を何度も2~3着に持ってきています。
例えば、
2020年の福島牝馬ステークス。リープフラウミルヒ。13番人気2着
2019年の函館記念。マイネルファンロン。9番人気で2着
2018年の東海ステークス。コスモカナディアン。13番人気2着
2017年の函館2歳ステークス。ウインジェルベーラ。12番人気2着
2017年の鳴尾記念。マイネルフロスト。7番人気3着
2017年の新潟大賞典。マイネルフロスト。11番人気2着
はい。
このように、ローカル競馬場の重賞レースで、大穴を連発しているのが丹内騎手です。
▼丹内騎手の重賞レースの成績は、中央開催とローカル開催で、大きく回収率が違います。
中央開催⇒単勝回収率35%・複勝回収率30%
ローカル開催⇒単勝回収率124%・複勝回収率149%
はい。
全く回収率が違いますね。
丹内騎手を重賞レースで狙う場合は、ローカル開催で狙っていくと、回収率が上がりやすくなります。
ローカル開催の重賞レースで、丹内騎手が人気薄だったら、三連複などのヒモに入れておくと、回収率が上がりやすくなります。
▼ちなみに、中央開催というのは、東京・中山・京都・阪神の4つの競馬場。
ローカル開催というのは、それ以外の競馬場になります。
▼丹内騎手は、ローカル競馬場の中でも、特に函館競馬場での重賞レースの回収率が高くなっています。
・丹内騎手。函館競馬場の重賞レース⇒単勝回収率497%・複勝回収率277%
はい。
素晴らしい数字になっていますね。
丹内騎手は、あまり目立たない騎手ですが、函館競馬場で甘く見ていると痛い目に遭うので、要チェックです。
▼では次に、平場の成績を見てみましょう。
単勝回収率50%・複勝回収率58%と、かなり低い数字になっています。
これは、大穴馬の騎乗が多いため、仕方ない部分があります。
弱い馬に何度も乗っていると、必然的に回収率が下がるからです。
▼平場の人気馬に限定してデータを見てみましょう。
・丹内騎手。平場。1番人気⇒単勝回収率61%・複勝回収率90%
・丹内騎手。平場。1~2番人気⇒単勝回収率69%・複勝回収率87%
はい。
単勝回収率が低いのは相変わらずですが、複勝回収率は90%前後と、かなり信頼できる。
丹内騎手を平場で狙って行く場合は、1~2番人気の時に、三連複や馬連の軸馬で狙っていくと、的中率と回収率が高くなりやすいと思います。
▼▼では次に、丹内騎手の過去5年間のクラス別成績を見てみます。
【丹内騎手。クラス別データ】2016~2020年。3132レース分析
新馬⇒単勝回収率67%・複勝回収率60%
未勝利⇒単勝回収率52%・複勝回収率64%
1勝クラス⇒単勝回収率61%・複勝回収率70%
2勝クラス⇒単勝回収率91%・複勝回収率65%
3勝クラス⇒単勝回収率38%・複勝回収率60%
オープン特別⇒単勝回収率76%・複勝回収率88%
リステッド競走⇒単勝回収率0%・複勝回収率48%
G3⇒単勝回収率95%・複勝回収率96%
G2⇒単勝回収率0%・複勝回収率60%
G1⇒単勝回収率0%・複勝回収率0%
重賞トータル⇒単勝回収率70%・複勝回収率83%
牝馬限定戦⇒単勝回収率51%・複勝回収率63%
ハンデ戦⇒単勝回収率51%・複勝回収率79%
2歳3歳限定戦の1勝クラス⇒単勝回収率49%・複勝回収率55%
平場⇒単勝回収率51%・複勝回収率61%
特別戦⇒単勝回収率86%・複勝回収率81%
はい。
過去5年間の、丹内騎手のクラス別成績は上記のようになります。
▼このデータから丹内騎手の狙い目を考えてみると、まず、特別戦の成績が、単勝回収率86%・複勝回収率81%と、なかなか優秀な数字になっています。
このデータを、競馬場別に分類してみましょう。
【丹内騎手。特別戦】
札幌競馬場⇒単勝回収率137%・複勝回収率61%
函館競馬場⇒単勝回収率145%・複勝回収率100%
福島競馬場⇒単勝回収率123%・複勝回収率97%
新潟競馬場⇒単勝回収率57%・複勝回収率112%
中京競馬場⇒単勝回収率31%・複勝回収率167%
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はい。
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▼上述した通り、北海道開催での回収率が非常に高くなっています。
ここが丹内騎手の最大の狙い目で、夏の函館競馬場と札幌競馬場の特別戦では、丹内騎手を積極的に狙っていくことで、回収率が高くなります。
丹内騎手は、マイネル軍団の馬に騎乗することが多いわけですが、マイネル軍団の馬は、早熟な馬が多く、夏の北海道とうまくマッチしている感じがします。
▼また、福島競馬場や小倉競馬場など、右回りで直線が短いコースでも、特別戦の単勝回収率が高いです。
逆に、新潟競馬場や中京競馬場などのように、左回りで直線が長いコースでは、複勝回収率が高くなっています。
なので、新潟競馬場と中京競馬場の特別戦では、丹内騎手が2~3着に人気薄を持ってくることを想定して、三連複などのヒモに入れておくと、利益を出しやすくなるでしょう。
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