三連単おすすめの買い方。三連単を当てるための馬券の買い方。軸1頭マルチ・ボックス等
三連単おすすめの買い方
▼本日は、三連単でオススメの買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「三連単でオススメの買い方は、まず、三連単軸1頭ながしマルチ。相手8頭(168点)」
「次に、三連単6頭ボックス(120点)」
「これらは、三連単でもある程度の的中率を担保できるので、オススメ」
「ただし、最低でも50万円くらいの資金力は必要になる。資金力がない人は、三連複が良い」
「あるいは、資金力がないなら買い目点数を減らして、三連単軸2頭ながしや、三連単1着固定ながしがオススメ」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼三連単は、買い目点数が多く、その分、買い方も多岐にわたります。
その中で、私がよく買う三連単のオススメ構成を少し書いてみます。
・三連単軸1頭ながしマルチ。相手8頭(168点)
・三連単軸2頭ながしマルチ。相手8頭(48点)
・三連単6頭ボックス(120点)
・三連単1着固定ながし。相手8頭(56点)
はい。
私の場合は、このような馬券構成にすることが多いです。
これらは、おすすめの三連単の買い方ですね。
▼全体的に、買い目点数が多いと感じるかもしれません。
でも、三連単の合成オッズを考えると、これくらいでもちょうどいいか、あるいは少ないぐらいかもしれません。
▼もちろん、買い目点数を絞り込んで購入すれば、的中時に大きな払い戻しを得ることができます。
ですが、その代償として、的中率が大きく下がってしまう。
三連単を振り回してしまうと、ほとんど馬券が当たらない状態になってしまうんですね。
▼極端に的中率が下がってしまうと、資金の回転効率が悪くなり、逆に儲からなくなります。
回収率だけを追求するのではなく、的中率とのバランスを考えると、上記のような買い方がオススメかなと思うわけです。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼三連単でおすすめの買い方についての考察を続けます。
三連単で最初に決めるべき事は、「1着固定流し」か「マルチ」か、どっちを選択するかです。
マルチというのは、軸馬が1~3着のどれになっても的中する馬券。
つまり、すべての組み合わせを購入するわけです。
▼その分、マルチは買い目点数が多くなる。
なので、マルチで勝負する場合は、慎重にレースを選ぶことが重要になります。
レース選びを間違えると、買い目点数の多さがリスクとなってしまい、資金が大きく減ってしまう可能性があります。
▼マルチを採用する場合は、高配当が入った時に、勝ち逃げすることを想定しておくとうまく行きやすいです。
三連単マルチと三連複は、買い目的にはほとんど同じなので、その違いを理解して攻めていかなければなりません。
▼三連単マルチの強みは、組み合わせ次第でかなり大きな配当を手にすることができるという点です。
軸馬が3着で、1~2着に人気薄が入ると、高配当になります。
これを狙っていくのがマルチ。
高配当待ちの戦略とも言えます。
▼そして、この高配当が的中したときに、「よし!もう一丁!」と、続けて同じ戦略で狙わないほうがいい。
なぜかというと、同じ戦略をずっと続けてしまうと、確率が収束して、三連単マルチのデメリットが徐々に出て来てしまうからです。
▼三連単は、還元率が72.5%しかない。
三連複より還元率が低いので、できれば勝ち逃げしたいところ。
一度の的中に味をしめて、調子に乗ってどんどん三連単を購入していくと、この還元率の低さがボディーブローのように効いてきます。
▼なので、三連単で馬券を購入する場合は、マルチで勝ち逃げを狙いながら、別の三連単の買い方も考えておく。
マルチが的中したら、次は「軸1着固定ながし」にしてみるとかね。
このように戦略を流動的にすることで、3連単の還元率の低さを緩和することが可能だと思うわけです。
▼次に、「3連単ボックス」
これもハイリスクハイリターンの戦略です。
6頭ボックスでも120点買いになる。
1レースで、最低でも1万2,000円も馬券購入するわけです。
リスクが高いので、しっかりとレースを選んでいくことが重要です。
▼3連単ボックスは、意外とオススメな買い方です。
初心者さんでも、簡単に10万馬券クラスを的中させることができます。
ただし、資金力はかなり必要になります。
▼3連単ボックスで重要なのは、資金力とレース選び。
どちらが欠けても、大きく損失が出ます。
なので、気楽に競馬を楽しんでいきたい人は、3連単ボックスより、三連単1着固定の方がはるかにリスクは低くなると思います。
▼3連単ボックスは、荒れるレース、配当が高くなりそうなレースを選んでいきます。
これは当たり前で、ボックス買いの場合、多点買いのため、配当が高くないと回収できないからです。
▼なので、勝負するレースは、多頭数であったり、ハンデ戦であったり、牝馬限定戦といった、荒れる要素が満載のレースを選びます。
あるいは、裏開催・ローカル開催も荒れやすいですね。
▼多頭数のレースは、人気馬が不利を受けたり、極端な展開になったりしやすいので、レースが荒れ模様になります。
その結果、配当が高くなる。
これをボックスで狙い撃つのが、3連単ボックスの基本になります。
▼やめたほうがいいのは、 3連単ボックスでの本命サイド狙いです。
これは、的中率は高くなりますが、回収するのが難しくなります。
理由は上述の通り、配当が低く、回収率が上がらないからですね。
▼▼前回の記事でも書きましたが、三連単ボックスの場合、人気馬と人気薄をミックスすると、回収率が上がりやすくなります。
例えば、三連単6頭ボックスなら、「人気馬2頭・中穴馬4頭」というようなバランスにすると、的中率と回収率のバランスが良くなるわけです。
▼これが逆に、「三連単1~6番人気ボックス」という形になってしまうと、的中率は上がるんですが、回収率が上がりません。
実際のデータを見てみましょう。
【重賞レース。三連単1~6番人気ボックス】2015~2020年。801レース分析
的中率43%
回収率65%
最高配当125560円
平均配当18159円
はい。
過去5年間の重賞レース、801レースで、三連単1~6番人気ボックスを買い続けると、上記のような成績になります。
▼まず、的中率は43%と非常に優秀です。
三連単は当たらないと言われている中で、43%の的中率があれば、十分でしょう。
▼しかしながら、的中率を上げるということは、回収率が下がりやすくなるということです。
実際、上記の買い方で、的中率は43%でも、回収率は65%しかありません。
三連単の還元率が72.5%なので、還元率以下の成績になってしまうことがわかります。
▼三連単1~6番人気ボックスの回収率が低くなる原因として、トリガミが多いことが挙げられます。
トリガミというのは、馬券が的中してもマイナスになってしまう状態のこと。
三連単1~6番人気ボックスでは、平均配当が低くなるため、どうしてもトリガミが増えてしまうんですね。
その結果、回収率は大きく下がってしまい、65%しかないわけです。
このことからも、三連単6頭ボックスで購入する場合は、「人気馬と人気薄を混ぜる」ことが重要であることがわかります。
▼▼三連単6頭ボックスの、具体的な人気バランスを見てみましょう。
【三連単6頭ボックス】
1~3番人気から2頭選ぶ
4~9番人気から3頭選ぶ
10番人気以下から1頭選ぶ
はい。
私ブエナが、3連単ボックスを購入する場合は、このような人気バランスにすることが多いです。
▼このように6頭を選ぶと、各人気ゾーンの頭数バランスが良く、的中率と回収率が安定しやすいです。
先程の、三連単1~6番人気ボックスと比較すると、飛躍的に回収率が上がると思います。
▼では少し、具体的なケーススタディーを見てみましょう。
【阪神大賞典2021年】
1着 ディープボンド(3番人気)
2着 ユーキャンスマイル(2番人気)
3着 ナムラドノヴァン(9番人気)
三連単120400円
はい。
このレースは、私が先程示した3連単ボックスの買い方で、12万馬券が的中できるレースでした。
▼まず、「1~3番人気から2頭選ぶ」
1番人気はアリストテレス。単勝1.3倍の断然人気で、配当はあまり美味しくない訳ですが、好走確率がかなり高いので、これは念のために入れておいた方が良い。
次に、 2番人気のユーキャンスマイル。
昨年のチャンピオンであり、コース適性も高く、直前で武豊騎手から藤岡佑介騎手に乗り変わったのも、プラスに働きそう。
ということで、ユーキャンスマイルもボックスに入れます。
▼次に、3番人気ですが、単勝オッズではディープボンドですが、馬連や三連複のオッズを分析すると、実質の3番人気は、ショウリュウイクゾでした。
ショウリュウイクゾは、前走で日経新春杯を勝利していますが、3,000メートルのレースには実績がなく、未知数。
未知数なのに、実質3番人気と言う事は、過剰人気と判断し、1~3番人気からは、ショウリュウイクゾを切ります。
▼次に、「4~9番人気から3頭選ぶ」
ここは、人気薄から順に見ていくことにします。
まず、9番人気のナムラドノヴァン。
左回りが得意なサウスポーで、右回りの今回は全く人気がない。
万葉ステークスでは、強い内容でレコード勝ち。
今回の相手なら、十分通用すると見て、ナムラドノヴァンをボックスに入れます。
▼8番人気はゴースト。オープンでの実績がなく、これは切ります。
7番人気はメイショウテンゲン。近走10着以下が続いており、期待値が低いので切ります。
6番人気はタイセイトレイル。重賞レースでもそこそこのレースをしており、この相手なら通用してもおかしくないので、ボックスに入れます。
5番人気はダンスディライト。重賞実績がないので、これは切ります。
4番人気はディープボンド。菊花賞4着馬で、長距離が得意な可能性はあるので、これもboxに入れます。
▼次に、「10番人気以下から1頭選ぶ」
ここは、函館記念の勝利がある、10番人気のアドマイヤジャスタを選びます。
▼ということで、選んだ馬は、
1.2.4.6.9.10番人気の6頭となります。
この6頭で、三連単ボックスを組み、120点買い。
配当は12万馬券となり、レース回収率1,000%以上となりました。
2021年の阪神大賞典は、三連単ボックスで狙うことさえできれば、比較的簡単に高配当を的中できたレースでした。
▼▼では次のケーススタディーを見てみましょう。
【みやこステークス2021年】
1着 メイショウハリオ(5番人気)
2着 ロードブレス(6番人気)
3着 アナザートゥルース(10番人気)
三連単369130円
はい。
このレースも、先ほどと同じ様に、三連単6頭ボックスで、36万馬券を引っ掛けることができたレースでした。
では、具体的な買い方をチェックしていきましょう。
▼まずこのレースは、16頭立てと多頭数のレースで、波乱が見込めるレースタイプ。
1番人気のクリンチャーも、それほど信用できるタイプではなく、三連単ボックスで穴狙いしていくのに適したレースでした。
▼では最初に、「1~3番人気から2頭選ぶ」
1番人気のクリンチャーは、それほど信頼できるタイプではない馬ですが、前年度のチャンピオンで、阪神のダートは得意。
実績は上位なので、クリンチャーは入れておきます。
▼次に、2番人気のメイショウムラクモ。
前走のレパードステークスを0.5秒差の楽勝。
勝つ時は、着差をつけて勝つタイプで、能力は高い。
ただ、ダート重賞の場合、強豪がひしめきあう状況になっているので、若い3歳馬や、下から上がってきた上がり馬は、通用せず、はね返されてしまうケースが多いです。
鞍上の柴田善臣騎手も、それほど勝負強いタイプではなく、ここは危険な人気馬と判断し、メイショウムラクモは切ります。
自動的に、3番人気のオーヴェルニュをボックスに入れることになります。
▼次に、「4~9番人気から3頭選ぶ」
ここは消去法で行きます。
9番人気のプリティーチャンスは、重賞実績がないので切り。
7番人気のダンビュライトは、初ダートなので切り。
4番人気のスワーヴアラミスは、北海道のダートでは強いんですが、阪神ではそれほどでもないので切り。
残った3頭をボックスに入れます。
▼最後に、「10番人気以下から1頭選ぶ」
ここは、重賞レースでも、たびたび好走している、10番人気のアナザートゥルースを入れます。
▼ということで、選んだ馬は、
1.3.5.6.8.10番人気の6頭となります。
この6頭で、三連単ボックスを組み、120点買い。
配当は36万馬券となり、レース回収率3,000%以上となりました。
このように、人気ゾーン毎に拾っていく手法の三連単ボックスは、競馬初心者さんでも、比較的簡単に大きな配当を手に入れることができる買い方と言えますね。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
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▼本日は、三連単でオススメの買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「三連単でオススメの買い方は、まず、三連単軸1頭ながしマルチ。相手8頭(168点)」
「次に、三連単6頭ボックス(120点)」
「これらは、三連単でもある程度の的中率を担保できるので、オススメ」
「ただし、最低でも50万円くらいの資金力は必要になる。資金力がない人は、三連複が良い」
「あるいは、資金力がないなら買い目点数を減らして、三連単軸2頭ながしや、三連単1着固定ながしがオススメ」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼三連単は、買い目点数が多く、その分、買い方も多岐にわたります。
その中で、私がよく買う三連単のオススメ構成を少し書いてみます。
・三連単軸1頭ながしマルチ。相手8頭(168点)
・三連単軸2頭ながしマルチ。相手8頭(48点)
・三連単6頭ボックス(120点)
・三連単1着固定ながし。相手8頭(56点)
はい。
私の場合は、このような馬券構成にすることが多いです。
これらは、おすすめの三連単の買い方ですね。
▼全体的に、買い目点数が多いと感じるかもしれません。
でも、三連単の合成オッズを考えると、これくらいでもちょうどいいか、あるいは少ないぐらいかもしれません。
▼もちろん、買い目点数を絞り込んで購入すれば、的中時に大きな払い戻しを得ることができます。
ですが、その代償として、的中率が大きく下がってしまう。
三連単を振り回してしまうと、ほとんど馬券が当たらない状態になってしまうんですね。
▼極端に的中率が下がってしまうと、資金の回転効率が悪くなり、逆に儲からなくなります。
回収率だけを追求するのではなく、的中率とのバランスを考えると、上記のような買い方がオススメかなと思うわけです。
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三連単1着固定ながしと、マルチ馬券の使い分け
▼三連単でおすすめの買い方についての考察を続けます。
三連単で最初に決めるべき事は、「1着固定流し」か「マルチ」か、どっちを選択するかです。
マルチというのは、軸馬が1~3着のどれになっても的中する馬券。
つまり、すべての組み合わせを購入するわけです。
▼その分、マルチは買い目点数が多くなる。
なので、マルチで勝負する場合は、慎重にレースを選ぶことが重要になります。
レース選びを間違えると、買い目点数の多さがリスクとなってしまい、資金が大きく減ってしまう可能性があります。
▼マルチを採用する場合は、高配当が入った時に、勝ち逃げすることを想定しておくとうまく行きやすいです。
三連単マルチと三連複は、買い目的にはほとんど同じなので、その違いを理解して攻めていかなければなりません。
▼三連単マルチの強みは、組み合わせ次第でかなり大きな配当を手にすることができるという点です。
軸馬が3着で、1~2着に人気薄が入ると、高配当になります。
これを狙っていくのがマルチ。
高配当待ちの戦略とも言えます。
▼そして、この高配当が的中したときに、「よし!もう一丁!」と、続けて同じ戦略で狙わないほうがいい。
なぜかというと、同じ戦略をずっと続けてしまうと、確率が収束して、三連単マルチのデメリットが徐々に出て来てしまうからです。
▼三連単は、還元率が72.5%しかない。
三連複より還元率が低いので、できれば勝ち逃げしたいところ。
一度の的中に味をしめて、調子に乗ってどんどん三連単を購入していくと、この還元率の低さがボディーブローのように効いてきます。
▼なので、三連単で馬券を購入する場合は、マルチで勝ち逃げを狙いながら、別の三連単の買い方も考えておく。
マルチが的中したら、次は「軸1着固定ながし」にしてみるとかね。
このように戦略を流動的にすることで、3連単の還元率の低さを緩和することが可能だと思うわけです。
▼次に、「3連単ボックス」
これもハイリスクハイリターンの戦略です。
6頭ボックスでも120点買いになる。
1レースで、最低でも1万2,000円も馬券購入するわけです。
リスクが高いので、しっかりとレースを選んでいくことが重要です。
▼3連単ボックスは、意外とオススメな買い方です。
初心者さんでも、簡単に10万馬券クラスを的中させることができます。
ただし、資金力はかなり必要になります。
▼3連単ボックスで重要なのは、資金力とレース選び。
どちらが欠けても、大きく損失が出ます。
なので、気楽に競馬を楽しんでいきたい人は、3連単ボックスより、三連単1着固定の方がはるかにリスクは低くなると思います。
▼3連単ボックスは、荒れるレース、配当が高くなりそうなレースを選んでいきます。
これは当たり前で、ボックス買いの場合、多点買いのため、配当が高くないと回収できないからです。
▼なので、勝負するレースは、多頭数であったり、ハンデ戦であったり、牝馬限定戦といった、荒れる要素が満載のレースを選びます。
あるいは、裏開催・ローカル開催も荒れやすいですね。
▼多頭数のレースは、人気馬が不利を受けたり、極端な展開になったりしやすいので、レースが荒れ模様になります。
その結果、配当が高くなる。
これをボックスで狙い撃つのが、3連単ボックスの基本になります。
▼やめたほうがいいのは、 3連単ボックスでの本命サイド狙いです。
これは、的中率は高くなりますが、回収するのが難しくなります。
理由は上述の通り、配当が低く、回収率が上がらないからですね。
▼▼前回の記事でも書きましたが、三連単ボックスの場合、人気馬と人気薄をミックスすると、回収率が上がりやすくなります。
例えば、三連単6頭ボックスなら、「人気馬2頭・中穴馬4頭」というようなバランスにすると、的中率と回収率のバランスが良くなるわけです。
▼これが逆に、「三連単1~6番人気ボックス」という形になってしまうと、的中率は上がるんですが、回収率が上がりません。
実際のデータを見てみましょう。
【重賞レース。三連単1~6番人気ボックス】2015~2020年。801レース分析
的中率43%
回収率65%
最高配当125560円
平均配当18159円
はい。
過去5年間の重賞レース、801レースで、三連単1~6番人気ボックスを買い続けると、上記のような成績になります。
▼まず、的中率は43%と非常に優秀です。
三連単は当たらないと言われている中で、43%の的中率があれば、十分でしょう。
▼しかしながら、的中率を上げるということは、回収率が下がりやすくなるということです。
実際、上記の買い方で、的中率は43%でも、回収率は65%しかありません。
三連単の還元率が72.5%なので、還元率以下の成績になってしまうことがわかります。
▼三連単1~6番人気ボックスの回収率が低くなる原因として、トリガミが多いことが挙げられます。
トリガミというのは、馬券が的中してもマイナスになってしまう状態のこと。
三連単1~6番人気ボックスでは、平均配当が低くなるため、どうしてもトリガミが増えてしまうんですね。
その結果、回収率は大きく下がってしまい、65%しかないわけです。
このことからも、三連単6頭ボックスで購入する場合は、「人気馬と人気薄を混ぜる」ことが重要であることがわかります。
▼▼三連単6頭ボックスの、具体的な人気バランスを見てみましょう。
【三連単6頭ボックス】
1~3番人気から2頭選ぶ
4~9番人気から3頭選ぶ
10番人気以下から1頭選ぶ
はい。
私ブエナが、3連単ボックスを購入する場合は、このような人気バランスにすることが多いです。
▼このように6頭を選ぶと、各人気ゾーンの頭数バランスが良く、的中率と回収率が安定しやすいです。
先程の、三連単1~6番人気ボックスと比較すると、飛躍的に回収率が上がると思います。
▼では少し、具体的なケーススタディーを見てみましょう。
【阪神大賞典2021年】
1着 ディープボンド(3番人気)
2着 ユーキャンスマイル(2番人気)
3着 ナムラドノヴァン(9番人気)
三連単120400円
はい。
このレースは、私が先程示した3連単ボックスの買い方で、12万馬券が的中できるレースでした。
▼まず、「1~3番人気から2頭選ぶ」
1番人気はアリストテレス。単勝1.3倍の断然人気で、配当はあまり美味しくない訳ですが、好走確率がかなり高いので、これは念のために入れておいた方が良い。
次に、 2番人気のユーキャンスマイル。
昨年のチャンピオンであり、コース適性も高く、直前で武豊騎手から藤岡佑介騎手に乗り変わったのも、プラスに働きそう。
ということで、ユーキャンスマイルもボックスに入れます。
▼次に、3番人気ですが、単勝オッズではディープボンドですが、馬連や三連複のオッズを分析すると、実質の3番人気は、ショウリュウイクゾでした。
ショウリュウイクゾは、前走で日経新春杯を勝利していますが、3,000メートルのレースには実績がなく、未知数。
未知数なのに、実質3番人気と言う事は、過剰人気と判断し、1~3番人気からは、ショウリュウイクゾを切ります。
▼次に、「4~9番人気から3頭選ぶ」
ここは、人気薄から順に見ていくことにします。
まず、9番人気のナムラドノヴァン。
左回りが得意なサウスポーで、右回りの今回は全く人気がない。
万葉ステークスでは、強い内容でレコード勝ち。
今回の相手なら、十分通用すると見て、ナムラドノヴァンをボックスに入れます。
▼8番人気はゴースト。オープンでの実績がなく、これは切ります。
7番人気はメイショウテンゲン。近走10着以下が続いており、期待値が低いので切ります。
6番人気はタイセイトレイル。重賞レースでもそこそこのレースをしており、この相手なら通用してもおかしくないので、ボックスに入れます。
5番人気はダンスディライト。重賞実績がないので、これは切ります。
4番人気はディープボンド。菊花賞4着馬で、長距離が得意な可能性はあるので、これもboxに入れます。
▼次に、「10番人気以下から1頭選ぶ」
ここは、函館記念の勝利がある、10番人気のアドマイヤジャスタを選びます。
▼ということで、選んだ馬は、
1.2.4.6.9.10番人気の6頭となります。
この6頭で、三連単ボックスを組み、120点買い。
配当は12万馬券となり、レース回収率1,000%以上となりました。
2021年の阪神大賞典は、三連単ボックスで狙うことさえできれば、比較的簡単に高配当を的中できたレースでした。
▼▼では次のケーススタディーを見てみましょう。
【みやこステークス2021年】
1着 メイショウハリオ(5番人気)
2着 ロードブレス(6番人気)
3着 アナザートゥルース(10番人気)
三連単369130円
はい。
このレースも、先ほどと同じ様に、三連単6頭ボックスで、36万馬券を引っ掛けることができたレースでした。
では、具体的な買い方をチェックしていきましょう。
▼まずこのレースは、16頭立てと多頭数のレースで、波乱が見込めるレースタイプ。
1番人気のクリンチャーも、それほど信用できるタイプではなく、三連単ボックスで穴狙いしていくのに適したレースでした。
▼では最初に、「1~3番人気から2頭選ぶ」
1番人気のクリンチャーは、それほど信頼できるタイプではない馬ですが、前年度のチャンピオンで、阪神のダートは得意。
実績は上位なので、クリンチャーは入れておきます。
▼次に、2番人気のメイショウムラクモ。
前走のレパードステークスを0.5秒差の楽勝。
勝つ時は、着差をつけて勝つタイプで、能力は高い。
ただ、ダート重賞の場合、強豪がひしめきあう状況になっているので、若い3歳馬や、下から上がってきた上がり馬は、通用せず、はね返されてしまうケースが多いです。
鞍上の柴田善臣騎手も、それほど勝負強いタイプではなく、ここは危険な人気馬と判断し、メイショウムラクモは切ります。
自動的に、3番人気のオーヴェルニュをボックスに入れることになります。
▼次に、「4~9番人気から3頭選ぶ」
ここは消去法で行きます。
9番人気のプリティーチャンスは、重賞実績がないので切り。
7番人気のダンビュライトは、初ダートなので切り。
4番人気のスワーヴアラミスは、北海道のダートでは強いんですが、阪神ではそれほどでもないので切り。
残った3頭をボックスに入れます。
▼最後に、「10番人気以下から1頭選ぶ」
ここは、重賞レースでも、たびたび好走している、10番人気のアナザートゥルースを入れます。
▼ということで、選んだ馬は、
1.3.5.6.8.10番人気の6頭となります。
この6頭で、三連単ボックスを組み、120点買い。
配当は36万馬券となり、レース回収率3,000%以上となりました。
このように、人気ゾーン毎に拾っていく手法の三連単ボックスは、競馬初心者さんでも、比較的簡単に大きな配当を手に入れることができる買い方と言えますね。
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