三連複は何通り?流しは何点か計算。一頭軸・二頭軸・ボックスの買い目点数と買い方

三連複は何通り?

▼本日は、三連複の買い目点数と、儲かる買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。


「三連複軸1頭ながし、三連複軸2頭ながし、三連複ボックスの買い目点数は、下記の一覧表を参照」

「少頭数で最も回収率を上げやすい買い方は、三連複軸2頭ながし」

「多頭数で最も回収率を上げやすい買い方は、三連複軸1頭ながし」

「荒れそうなレースでは、三連複ボックスが有効」



ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。



▼三連複の買い目点数計算は、馬連などより複雑です。

そこで、本日はよく使う三連複の買い目点数を、少し書いてみたいと思います。


・三連複1頭軸ながし。相手3頭⇒(3点)
・三連複1頭軸ながし。相手4頭⇒(6点)
・三連複1頭軸ながし。相手5頭⇒(10点)
・三連複1頭軸ながし。相手6頭⇒(15点)
・三連複1頭軸ながし。相手7頭⇒(21点)


はい。
1頭軸の場合は、相手馬の数から1を引いた数をかけて、2で割る計算になります。
では次に、2頭軸。



・三連複2頭軸ながし。相手3頭⇒(3点)
・三連複2頭軸ながし。相手4頭⇒(4点)
・三連複2頭軸ながし。相手5頭⇒(5点)
・三連複2頭軸ながし。相手6頭⇒(6点)
・三連複2頭軸ながし。相手7頭⇒(7点)


はい。
2頭軸の場合は、シンプルに相手馬の数が、買い目点数となります。
では次に、ボックス馬券。



・三連複3頭ボックス⇒(1点)
・三連複4頭ボックス⇒(4点)
・三連複5頭ボックス⇒(10点)
・三連複6頭ボックス⇒(20点)
・三連複7頭ボックス⇒(35点)


はい。
三連複のボックスは、買い目点数計算がちょっと複雑です。
例えば、三連複4頭ボックスなら、
(4*3*2)/6
という計算になります。

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三連複軸1頭と軸2頭の使い分け方

▼三連複の買い目点数計算についての考察を続けます。

上述したように、三連複の場合、軸1頭ながしとボックス馬券は、買い目点数がかなり多くなります。

それに対して、軸2頭ながしは、買い目点数を少なく抑えることが可能です。



▼それを考えると、2頭軸の方が回収率を上げやすいと言える。

買い目点数を少なくできるということは、合成オッズを上げやすいということであり、それは回収率の高さに繋がっていくからです。



▼ただ、三連複2頭軸のデメリットとしては、的中率が低いことが挙げられます。

2頭の軸馬が同時に3着以内に入らないと不的中なので、必然的に的中率は下がります。



▼なので、三連複2頭軸で勝負するケースは、その2頭の期待値が明らかに高い場合に限られます。

1頭の期待値が高く、単純に買い目点数を減らしたいからといって、強引に2頭軸にしてしまうと、的中率の低下が回収率を引き下げてしまうことにもなりかねないわけ。

この場合は、無理に2頭軸にするよりは、その期待値が高い1頭を軸にして、三連複1頭軸ながしとする方が、的中率・回収率ともに安定しやすいと思われます。



三連複のボックス馬券については、かなり買い目点数が多くなるので、勝負するレースは限定していかないと、トリガミを連発することになります。

三連複ボックスは、基本的には「荒れるレース」で使用することになります。

買い目点数が多いという事は、平均配当が高くないと回収できないからです。



▼明らかに堅く収まるレースで、三連複7頭ボックスを仕掛けても、買い目点数である35点を安定的に上回ることはできません。

仮に100%的中したとしても、的中時の平均配当が、35倍を超えないとプラス収支にならないわけですから。

そう考えると、三連複ボックスは、「中穴~大穴が狙えるレース」に限定して勝負しないと勝てない買い方になる。



▼逆に、堅く収まりそうなレースについては、先程の「三連複2頭軸」が有効に作用するケースが多い。

堅いレースというのは、買い目点数を絞り込むことが可能なので、三連複2頭軸の買い目点数の少なさが優位性となるわけです。



▼このように、三連複の買い目点数や、点数計算を考えていくだけでも、予想の可能性が広がっていくのがわかります。

競馬初心者さんなどは、1つの作戦を決めたら、それをずっと繰り返してしまう傾向にあります。

2頭軸が気に入ったら、どんなレースも2頭軸で勝負してしまうんですね。

しかし、これは効率が悪い買い方と言えます。



▼ここまで書いてきたとおり、レースにはそれぞれ特徴があります。

堅く収まりそうなレース。中穴になりそうなレース。大穴が出そうなレース。

このような明確な違いがある各種レースに対して、同じ買い方をぶつけて行っても、効率よく回収することができないわけです。



▼そういう意味では、中級者でも、本日のテーマのような基本的な買い目点数を知っておく事は、戦略の幅を広げるという意味において、役に立つと思われます。

三連複の1頭軸・2頭軸・ボックスという、3つの買い方を詳しく知っているだけでも、かなりの武器になるわけです。



▼「このレースは、1頭軸向きだな」「ここは荒れそうだから、三連複ボックスもアリだな」

という感じで、レースに応じて臨機応変に馬券スタイルを切り替えることが可能になるわけですね。

これは、一つしか武器を持たない人よりも、圧倒的に有利な状況にあると言えます。

三連複の買い目点数を知るだけでも、これだけ可能性が広がっていくわけですから、他の馬券種についても勉強しておく事で、回収率の向上に役立つことになるでしょう。



▼▼さて、具体的な予想の仕方についても考えてみましょう。

先程私は、「レースに応じて臨機応変に馬券スタイルを切り替える」と書きました。

ただこれは、ある程度の上級者向けの戦略になります

競馬初心者さんや中級者くらいの人は、順番を逆にした方が、良い結果を出しやすいかと思います。



▼順番を逆にするというのは、「まず馬券スタイルを先に決める」という意味です。

例えば、「三連複軸2頭ながし。相手6頭」という戦略で勝負しようと、最初に決めてしまうわけです。

そしてその次に、購入するレースを選びます。

なぜかというと、その順番にした方が、レース選びがスムーズになり、回収率を上げやすいからです。



▼多くの競馬ファンは、この順番が逆になっています。

最も多いタイプは、「その週の重賞レースを購入しよう!今週は、どんな買い方にしようかなぁ?」

このパターンですね。

しかし、このパターンの買い方では、なかなか回収率が上がらないわけです。



▼なぜかというと、馬券の買い方のパターンはかなりの多岐にわたり、そのレースに応じたベストな買い方を選択することは、非常に困難だからです。

なので、「重賞レースを購入する」と最初に決めてしまうと、順番が逆になってしまい、買い方に迷いが出てしまうわけです。



▼そこで、この順番を逆にします。

最初に、買い方を決めてしまう。

そして次に、「その買い方に合ったレースを選んでいく」

この順番だと、買い方に迷う事はないし、レースと買い方がぴったりマッチしやすいわけです。



▼これは当ブログでいつも推奨している予想の順番になります。

この戦略のデメリットとしては、重賞レースやメインレースなど、大きなレースが購入できなくなることですね。

大きなレースを選ぶこともありますが、競馬には1日36レースあるので、勝負レースがメインレースになる可能性は低い。

なので、最後にレース選びを持ってくる戦略は、勝ち組にはなりやすいですが、重賞レースを楽しむという点では、向かない戦略になります。



▼▼では次に、三連複の具体的な買い方についてのケーススタディーを見てみましょう。


フィリーズレビュー2021年

1着 シゲルピンクルビー(8番人気)
2着 ヨカヨカ(2番人気)
3着 ミニーアイル(11番人気)

三連複22730円



はい。
このレースは、実際に私ブエナが三連複を的中したレースです。



▼私は基本的には、先ほども書いたとおり、先に買い方を決めて、それからレースを選んでいくスタイルです。

ただ、重賞レースで遊ぶ場合は、レースを見てから買い方を選択することもあります。

このレースはその順番で的中したレースになります。



▼2021年のフィリーズレビューは、1番人気のオパールムーンが単勝3.9倍と、見るからに荒れそうな雰囲気でした。

しかも、18頭のフルゲート。平穏に収まる可能性は低い。

荒れそうなレースの場合は、三連複ボックスが威力を発揮します。



▼以前に、別の記事でも書きましたが、三連複ボックスの私の考え方は以下の通りです。

・1~3番人気から2頭選ぶ
・4~9番人気から3頭選ぶ
・10~12番人気から1頭選ぶ

三連複6頭ボックス(20点買い)



はい。
自分の予想を楽しみながら、的中率をキープしつつ、万馬券も狙える買い方になります。



▼まず、1~3番人気から2頭選ぶ。

ここは簡単で、最も実績のない、3番人気のエルカスティージョを切ります。

したがって拾うのは、1番人気のオパールムーンと、2番人気のヨカヨカになります。



▼次に、4~9番人気から3頭選ぶ。

ここが三連複ボックスで最も難しいポイント。

6頭から3頭を選ぶ作業です。

基本的には、実績のない格下馬を切っていくことになります。



▼まず、1勝クラスでも勝てていない、5番人気のアンブレラデートを切ります。

次に、未勝利を勝ったばかりで、大外枠の9番人気スティクスも切り。

最後に、前走の紅梅ステークスで、3馬身も離されてしまった、6番人気のララクリスティーヌを切って完了です。



▼最後に、10~12番人気から1頭選ぶ。

ここは、2歳時のファンタジーステークスで、0.4秒差に頑張った、11番人気のミニーアイルを拾いました。



▼これで、6頭ボックスが完成。20点買いです。

かなり難解なレースで、あまり自信はなかったんですが、上記のボックスがうまく機能して、三連複22730円の2万馬券が的中となりました。

このレースのポイントは、荒れるレースだと感じることですね。

このような条件のレースで、本命サイドの馬券を買っていると、いつまでたってもプラス回収にはならないので要注意です。



▼▼では次のレースのケーススタディを見てみましょう。


菊花賞2021年

1着 タイトルホルダー(4番人気)
2着 オーソクレース(3番人気)
3着 ディヴァインラヴ(6番人気)

三連複14610円



はい。
このレースも、実際に私ブエナが三連複を的中したレースです。

ここも、具体的な馬券構成の手法について解説してみます。



▼まず、この2021年の菊花賞は、18頭のフルゲート。

しかも、1番人気のレッドジェネシスの単勝オッズは3.9倍と、波乱になる可能性が高いオッズバランスでした。

このようなパワーバランスの時は、先ほどと同じく、三連複ボックスで好配当狙いが可能になります。



▼私の場合は、ここは三連複6頭ボックス(20点買い)で仕留めましたが、三連複7頭ボックス(35点買い)でも、問題なく利益を出せるレースになります。

ただ、 三連複7頭ボックスにすると、買い目点数が一気に増えてしまうので、基本的には、三連複6頭ボックスの方が使い勝手は良いと思います。



▼菊花賞の話に戻りましょう。

三連複6頭ボックスの馬券構成方法は、先程のフィリーズレビューと同じです。

まず、1~3番人気馬から1頭を切ります。

1番人気レッドジェネシス
2番人気ステラヴェローチェ
3番人気オーソクレース

この中で、1番人気のレッドジェネシスは、前走の神戸新聞杯で2着に負けたにもかかわらず、1番人気に支持されていました。

ただ、前走の神戸新聞杯は、不良馬場の恩恵もあり、良馬場のG1でどこまでの強さを見せるかは未知数。

他の2頭と比べて、強い相手と戦ってきていないのが気がかりなので、ここはレッドジェネシスを切り、残りの2頭をボックスに入れることになります。



▼次に、4~9番人気から3頭を選びます。

消去法の方がわかりやすいので、消去法で3頭を切っていきます。

まず、8番人気のヴィクティファルスは、3歳春のスプリングステークスを勝って以降、全くいいところがないので、これは切り。

次に、7番人気のディープモンスターは、重賞レースで馬券になったことがない格下馬なので、これも切り。

最後に、5番人気のアサマノイタズラは、前走のセントライト記念激走で、穴人気になっていましたが、3000mで同じ脚が使える感じはしないので、これも切ります。

残ったのは、4番人気・6番人気・9番人気になり、この3頭をボックスに入れます。



▼最後に、10~12番人気から、10番人気のエアサージュを入れて、ボックスが完成になります。

ボックスに入れた馬は、

2番人気
3番人気
4番人気
6番人気
9番人気
10番人気

この6頭になります。



▼結果は、4番人気⇒3番人気⇒6番人気で決まり、三連複は20通り買いで、14610円がクリーンヒット。

このレースのポイントは、やはりフルゲート18頭と、1番人気の信頼度が低いということから、荒れる判断ができるかどうかという点になります。

荒れると判断できれば、あとは三連複6頭ボックスで、簡単に万馬券を的中できるレースだったわけですね。


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