馬単の勝ち方とコツ。効率のいい馬単馬券の買い方。軸馬の決め方と相手ヒモ馬の頭数
馬単の勝ち方とコツ
▼本日は、馬単の勝ち方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「馬単の勝ち方としては、まず単勝期待値の高い人気馬を1着固定。2着欄には中穴8頭」
「あるいは、複勝期待値の高い人気馬を2着固定。1着欄には中穴8頭」
「あとは、荒れそうなレース限定で、馬単軸1頭流しマルチ、というのも良い」
「馬単の勝ち方のポイントとしては、人気馬と中穴馬を組み合わせる事」
「軸を人気薄にしてしまうと、極端に的中率が下がり、勝ちにくくなるので、軸は人気馬が基本」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼馬単の勝ち方としては、まず馬連との違いを明確にしておくことが肝要です。
馬単のメリットは、「1着固定」と「2着固定」ができることです。
馬連だと、強制的に「1~2着固定」になってしまいます。
▼この点を最大限に活用することが、馬単で勝つためのコツになります。
では、簡単にポイントを整理します。
・単勝期待値が高い馬を、1着固定
・複勝期待値が高い馬を、2着固定
まずは、これが基本中の基本。
両方同時に該当させる必要はありません。
どちらか一方でも、十分に利益を出すことは可能です。
▼単勝期待値が高い馬というのは、勝ち切れる馬。
勝つときはめっぽう強いが、負ける時は惨敗する馬。
このようなタイプの馬は、馬単の1着固定で利益を出しやすい。
▼次に、複勝期待値が高い馬というのは、勝ち切れない馬。
安定的に2~3着に来るが、なかなか1着にならない馬。
このようなタイプは、馬単の2着固定で利益を出しやすいことになります。
▼相手ヒモ馬に関しては、それほど難しく考えなくても大丈夫です。
私ブエナの場合は、広めに8点流しくらいにしています。
軸馬の期待値が高ければ、多少広めに流しても、回収率は高くなるからです。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼馬単の勝ち方とコツについての考察を続けます。
ここでは、具体的な軸馬選びの方法について考えてみます。
▼例えば、「前走で上がり最速の馬」
このタイプは、馬単2着固定の軸馬に適していることが多いです。
▼前走で上がり最速ということは、多くの場合、差し馬か追い込み馬であり、今回も同じような戦法を取ってくることが多い。
差し馬・追い込み馬というのは、惨敗することが少ない代わりに、なかなか勝ち切れないものです。
展開にも左右されやすい特徴があります。
▼なので、差し馬・追い込み馬は、単勝回収率が低く、複勝回収率が高くなりやすい。
という事は、馬単の2着づけにしておけば、回収率を上げやすくなるということになります。
▼ただ、「前走で上がり最速の馬」でも、あまりにも人気薄の馬を馬単の軸馬にしてしまうと、効率が悪くなります。
基本的に、馬単の軸馬というのは、1着固定でも2着固定でも、ある程度人気馬を選んでいくと、的中率とのバランスが良くなります。
▼なので、前走で上がり最速の馬が、今走で人気薄の場合は、その馬はヒモ馬に回します。
そして、別の上がり最速の馬を人気馬から探すか、「前走上がり2位」の人気馬を軸馬にしていく。
▼ちなみに、「前走上がり」の意味についても少し書いておくと、要するに、ラスト600メートルのタイムということになります。
そのレースで、最後の600メートルのタイムが、「上がり3ハロン」ということになる。
▼なので、最後の600メートルを最も速いタイムで走れる馬が、上がり最速になるわけです。
レースの最後で加速するということは、道中はゆっくり走っていることが多い。
つまり、前走で上がり最速の馬は、差し馬・追い込み馬であるケースが多いわけです。
▼逆に、前走で上がり3ハロンのタイムが、上位1~3位に入っていないが、着順は上位の馬。
このようなタイプの馬は、逃げ馬や先行馬であるケースが多いです。
そして、この手の馬は勝ち切れるタイプ、つまり単勝期待値が高いケースが多い。
▼競馬の場合、後方から進めるより、先行した方が、単勝回収率が高くなる傾向にあります。
という事は、前走で上がりのタイムは遅いけど、着順は良かった馬。
このようなタイプは先行馬であり、単勝期待値が高くなりやすい馬と考えられます。
▼なので、このような「前走の上がりは遅いが、着順は良かった馬」を、馬単の1着固定にする。
先ほどは、差し馬・追い込み馬を2着固定にしましたが、今回はその逆の考え方になります。
▼先行してスムーズに抜け出すのが、競馬では最も省エネの走り方になります。
このような先行脚質が、最も単勝期待値が高くなりやすい。
だから馬単1着固定にふさわしいわけです。
▼ただ、このような「逃げ馬・先行馬」は、単勝期待値は高くなりやすいが、複勝期待値は低くなりやすかったりする。
積極的に先行していく戦法は、勝つときは強いんですが、ちょっとした拍子に惨敗してしまうからです。
▼つまり、積極的に前に行く馬というのは、安定感がない。
差し馬・追い込み馬は、安定的に2~5着に突っ込んできますが、逃げ・先行馬は、簡単に2ケタ着順に沈みます。
▼このような傾向を考えると、前走で上がり3ハロンのタイムが遅かった先行馬は、馬単の1着固定には向くが、2着固定には向かない。
軸馬の脚質によって、馬単の馬券構成を変化させていくことが、長期回収率を高めて利益を出すための1つのポイントになると思います。
▼▼では次に、具体的なケーススタディを見てみましょう。
【エリザベス女王杯2020年】
1着 ラッキーライラック(1番人気)
2着 サラキア(5番人気)
馬単3610円
はい。
このレースは、「前走で上がり3ハロンのタイムが遅かった人気馬」として、1番人気のラッキーライラックが存在していました。
上述した通り、上がり3ハロンが遅いという事は、先行しているということであり、単勝期待値が高いと考えることができます。
▼そこでこのレースでは、シンプルに1番人気のラッキーライラックを1着固定にします。
相手は、3~10番人気へ。冒頭で書いたとおり、相手8頭の8点買いですね。
買い目点数が多いと感じるかもしれませんが、仮に単勝馬券を購入する場合は、馬単総流しと同じことになるので、18頭立てで8点流しは、決して多くはないです。
これくらい広めに流した方が、的中率と回収率のバランスが良くなります。
▼このレースは、軸をラッキーライラックにできた時点で、ほとんど的中となります。
もし2着がラヴズオンリーユーだったら、配当が下がってしまっていたので、サラキアが突っ込んできてくれて助かったという感じですね。
▼ちなみに、 2着のサラキアは、前走と前々走で上がりが最速。
末脚鋭いタイプで、馬単の2着固定に最適な馬でした。
▼このように、上がり3ハロンだけでも、馬単で勝つことが可能です。
もちろん、この戦略がうまくいかないこともありますが、長い目で見れば、明確な根拠を持った戦略は、的中率と回収率を引き上げます。
多くの競馬ファンは、ただなんとなく馬券を構成しているので、しっかり自分の根拠を持って馬券構成するだけで、一気に勝ち組に近づくわけです。
▼ちなみに、先程のエリザベス女王杯で、もしラッキーライラックが断然人気だったら?
この場合は、あまり1着固定にしたくないところです。
「断然人気馬の1着固定」というのは、どうしても過剰人気になりやすく、期待値が低くなるんですね。
なのでその場合は、「断然人気馬の2着固定」を考えていくことになります。
▼▼では次のケーススタディーを見てみましょう。
【マイラーズカップ2021年】
1着 ケイデンスコール(2番人気)
2着 アルジャンナ(3番人気)
3着 カイザーミノル(9番人気)
馬単3100円
はい。
このレースは、本命サイドの決着でしたが、馬単の配当は3100円とまずまず。
簡単に的中できたレースなので、少し分析してみます。
▼まず、1番人気は、3連勝中のエアロロノア。
ここはメンバーが手薄だったこともあり、この馬が単勝2.7倍と、断然の1番人気に支持されました。
▼ただ、このエアロロノアは、1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスと連勝してきましたが、タイム差は0.0秒~0.1秒でした。
当ブログでいつも書いている通り、突き放して勝つ、というのが強い馬の条件なので、このエアロロノアは、怪しい人気馬だったことがわかります。
この手のタイプは、重賞で揉まれて、少しずつ強くなっていくケースが多いので、ここでいきなり重賞制覇という可能性は低かった。
従って、ここではエアロロノアは、無視します。
押さえに回してもいいんですが、軸を他の人気馬にする場合、相手ヒモ馬を1番人気にして的中しても、配当はほとんどつかないので、ここでは切ります。
▼次に、2番人気のケイデンスコール。
2021年に入ってから、京都金杯1着、中山記念2着と、本格化の兆し。
騎手が、岩田康誠騎手から、古川騎手に乗り替わりになったことで、やや人気を下げましたが、当ブログで以前に紹介した通り、古川騎手は地味ながら回収率が高い騎手なので、ここは狙い目になります。
↓
古川吉洋騎手のデータ傾向と回収率
▼軸がケイデンスコールに決まったところで、これを馬単1着固定にします。
相手ヒモ馬は、先ほども書いた通り、3~10番人気の8頭を2着欄に記入。
軸
ケイデンスコール(2番人気)
相手ヒモ馬
3~10番人気(8頭)
という感じの馬券構成になります。
▼結果は、ケイデンスコールが中団から力強く抜け出し勝利。
2着に3番人気のアルジャンナが追い込み、馬単は3100円の配当となりました。
▼簡単に的中できたレースですが、惜しかったのは、2着に9番人気のカイザーミノルが残ってくれれば、さらに高配当になったことですね。
ハナ差だっただけに、ちょっとだけ悔しい結果となりました。
まあいずれにしても的中だったので、考え方はご理解いただけたかと思います。
このレースのポイントは、1番人気のエアロロノアが過剰人気で期待値が低かったこと。
2番人気のケイデンスコールが過小評価で期待値が高かったこと。
ここで軸馬が決まれば、ほぼ的中できたレースだったわけです。
▼▼では次のケーススタディーを見てみましょう。
【武蔵野ステークス2021年】
1着 ソリストサンダー(3番人気)
2着 エアスピネル(2番人気)
3着 オメガレインボー(6番人気)
馬単3550円
はい。
このレースも本命サイドの決着でしたが、馬単は3550円とまずまずで、比較的簡単に的中できたレースだったので、少し分析してみます。
▼まず、競馬予想は1番人気の分析から入ります。
この2021年の武蔵野ステークス、1番人気はタガノビューティー。
オープン特別を2連勝してきた馬で、ダートでは珍しく、差してくるタイプ。
連勝中の馬は、常に人気になりやすいわけですが、それは同時に、過剰人気にもなりやすいということ。
このタガノビューティーの場合、オープン特別は連勝しましたが、重賞レースに実績がなかった。
▼当ブログではいつも書いていますが、重賞レースでは、「重賞実績」が非常に重要なポイントになります。
下のクラスを勝って、初めて重賞レースに挑戦してきたようなタイプの馬は、人気になって惨敗するケースが多いからです。
なので基本的には、重賞実績が無い馬は、軸馬には向かないということになります。
▼ということで、このレースでは、1番人気のタガノビューティーは切って、2~3番人気から軸を探します。
2番人気のエアスピネルは、ダートに転向してから、安定した成績を収めていますが、とにかく勝ち切れない。
2~3着が多いわけです。
芝では、カレンブーケドールという馬が勝ち切れないタイプで、2~3着が多かったんですが、エアスピネルも勝ち切れないタイプと言えます。
▼このような場合、エアスピネルの馬単2着固定が威力を発揮します。
2着が多いとわかっているわけですから、1着固定やマルチではなく、ピンポイントの2着固定が有効になるわけです。
▼エアスピネルの馬単2着固定が決定すれば、後は馬券は的中したも同然です。
先ほどと同じように、3~10番人気の8頭を、1着固定の欄にセットして完了になります。
馬単2着固定
軸
2番人気エアスピネル(2着固定)
相手ヒモ馬(1着欄)
3~10番人気(8点買い)
という感じですね。
▼結果は、予想通り、エアスピネルが2着に敗戦。
3番人気のソリストサンダーが勝ち切り、馬単は3550円となりました。
8点買いと多点買いでしたが、レース回収率は444%と十分な成果。
このレースのポイントは、1番人気のタガノビューティーに重賞実績がなかったこと。
2番人気のエアスピネルが勝ち切れないタイプだったこと。
この2点に気がつくことができれば、簡単に馬単の35倍を的中できたレースだったわけですね。
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▼本日は、馬単の勝ち方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「馬単の勝ち方としては、まず単勝期待値の高い人気馬を1着固定。2着欄には中穴8頭」
「あるいは、複勝期待値の高い人気馬を2着固定。1着欄には中穴8頭」
「あとは、荒れそうなレース限定で、馬単軸1頭流しマルチ、というのも良い」
「馬単の勝ち方のポイントとしては、人気馬と中穴馬を組み合わせる事」
「軸を人気薄にしてしまうと、極端に的中率が下がり、勝ちにくくなるので、軸は人気馬が基本」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼馬単の勝ち方としては、まず馬連との違いを明確にしておくことが肝要です。
馬単のメリットは、「1着固定」と「2着固定」ができることです。
馬連だと、強制的に「1~2着固定」になってしまいます。
▼この点を最大限に活用することが、馬単で勝つためのコツになります。
では、簡単にポイントを整理します。
・単勝期待値が高い馬を、1着固定
・複勝期待値が高い馬を、2着固定
まずは、これが基本中の基本。
両方同時に該当させる必要はありません。
どちらか一方でも、十分に利益を出すことは可能です。
▼単勝期待値が高い馬というのは、勝ち切れる馬。
勝つときはめっぽう強いが、負ける時は惨敗する馬。
このようなタイプの馬は、馬単の1着固定で利益を出しやすい。
▼次に、複勝期待値が高い馬というのは、勝ち切れない馬。
安定的に2~3着に来るが、なかなか1着にならない馬。
このようなタイプは、馬単の2着固定で利益を出しやすいことになります。
▼相手ヒモ馬に関しては、それほど難しく考えなくても大丈夫です。
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軸馬の期待値が高ければ、多少広めに流しても、回収率は高くなるからです。
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馬単の軸馬選びと脚質
▼馬単の勝ち方とコツについての考察を続けます。
ここでは、具体的な軸馬選びの方法について考えてみます。
▼例えば、「前走で上がり最速の馬」
このタイプは、馬単2着固定の軸馬に適していることが多いです。
▼前走で上がり最速ということは、多くの場合、差し馬か追い込み馬であり、今回も同じような戦法を取ってくることが多い。
差し馬・追い込み馬というのは、惨敗することが少ない代わりに、なかなか勝ち切れないものです。
展開にも左右されやすい特徴があります。
▼なので、差し馬・追い込み馬は、単勝回収率が低く、複勝回収率が高くなりやすい。
という事は、馬単の2着づけにしておけば、回収率を上げやすくなるということになります。
▼ただ、「前走で上がり最速の馬」でも、あまりにも人気薄の馬を馬単の軸馬にしてしまうと、効率が悪くなります。
基本的に、馬単の軸馬というのは、1着固定でも2着固定でも、ある程度人気馬を選んでいくと、的中率とのバランスが良くなります。
▼なので、前走で上がり最速の馬が、今走で人気薄の場合は、その馬はヒモ馬に回します。
そして、別の上がり最速の馬を人気馬から探すか、「前走上がり2位」の人気馬を軸馬にしていく。
▼ちなみに、「前走上がり」の意味についても少し書いておくと、要するに、ラスト600メートルのタイムということになります。
そのレースで、最後の600メートルのタイムが、「上がり3ハロン」ということになる。
▼なので、最後の600メートルを最も速いタイムで走れる馬が、上がり最速になるわけです。
レースの最後で加速するということは、道中はゆっくり走っていることが多い。
つまり、前走で上がり最速の馬は、差し馬・追い込み馬であるケースが多いわけです。
▼逆に、前走で上がり3ハロンのタイムが、上位1~3位に入っていないが、着順は上位の馬。
このようなタイプの馬は、逃げ馬や先行馬であるケースが多いです。
そして、この手の馬は勝ち切れるタイプ、つまり単勝期待値が高いケースが多い。
▼競馬の場合、後方から進めるより、先行した方が、単勝回収率が高くなる傾向にあります。
という事は、前走で上がりのタイムは遅いけど、着順は良かった馬。
このようなタイプは先行馬であり、単勝期待値が高くなりやすい馬と考えられます。
▼なので、このような「前走の上がりは遅いが、着順は良かった馬」を、馬単の1着固定にする。
先ほどは、差し馬・追い込み馬を2着固定にしましたが、今回はその逆の考え方になります。
▼先行してスムーズに抜け出すのが、競馬では最も省エネの走り方になります。
このような先行脚質が、最も単勝期待値が高くなりやすい。
だから馬単1着固定にふさわしいわけです。
▼ただ、このような「逃げ馬・先行馬」は、単勝期待値は高くなりやすいが、複勝期待値は低くなりやすかったりする。
積極的に先行していく戦法は、勝つときは強いんですが、ちょっとした拍子に惨敗してしまうからです。
▼つまり、積極的に前に行く馬というのは、安定感がない。
差し馬・追い込み馬は、安定的に2~5着に突っ込んできますが、逃げ・先行馬は、簡単に2ケタ着順に沈みます。
▼このような傾向を考えると、前走で上がり3ハロンのタイムが遅かった先行馬は、馬単の1着固定には向くが、2着固定には向かない。
軸馬の脚質によって、馬単の馬券構成を変化させていくことが、長期回収率を高めて利益を出すための1つのポイントになると思います。
▼▼では次に、具体的なケーススタディを見てみましょう。
【エリザベス女王杯2020年】
1着 ラッキーライラック(1番人気)
2着 サラキア(5番人気)
馬単3610円
はい。
このレースは、「前走で上がり3ハロンのタイムが遅かった人気馬」として、1番人気のラッキーライラックが存在していました。
上述した通り、上がり3ハロンが遅いという事は、先行しているということであり、単勝期待値が高いと考えることができます。
▼そこでこのレースでは、シンプルに1番人気のラッキーライラックを1着固定にします。
相手は、3~10番人気へ。冒頭で書いたとおり、相手8頭の8点買いですね。
買い目点数が多いと感じるかもしれませんが、仮に単勝馬券を購入する場合は、馬単総流しと同じことになるので、18頭立てで8点流しは、決して多くはないです。
これくらい広めに流した方が、的中率と回収率のバランスが良くなります。
▼このレースは、軸をラッキーライラックにできた時点で、ほとんど的中となります。
もし2着がラヴズオンリーユーだったら、配当が下がってしまっていたので、サラキアが突っ込んできてくれて助かったという感じですね。
▼ちなみに、 2着のサラキアは、前走と前々走で上がりが最速。
末脚鋭いタイプで、馬単の2着固定に最適な馬でした。
▼このように、上がり3ハロンだけでも、馬単で勝つことが可能です。
もちろん、この戦略がうまくいかないこともありますが、長い目で見れば、明確な根拠を持った戦略は、的中率と回収率を引き上げます。
多くの競馬ファンは、ただなんとなく馬券を構成しているので、しっかり自分の根拠を持って馬券構成するだけで、一気に勝ち組に近づくわけです。
▼ちなみに、先程のエリザベス女王杯で、もしラッキーライラックが断然人気だったら?
この場合は、あまり1着固定にしたくないところです。
「断然人気馬の1着固定」というのは、どうしても過剰人気になりやすく、期待値が低くなるんですね。
なのでその場合は、「断然人気馬の2着固定」を考えていくことになります。
▼▼では次のケーススタディーを見てみましょう。
【マイラーズカップ2021年】
1着 ケイデンスコール(2番人気)
2着 アルジャンナ(3番人気)
3着 カイザーミノル(9番人気)
馬単3100円
はい。
このレースは、本命サイドの決着でしたが、馬単の配当は3100円とまずまず。
簡単に的中できたレースなので、少し分析してみます。
▼まず、1番人気は、3連勝中のエアロロノア。
ここはメンバーが手薄だったこともあり、この馬が単勝2.7倍と、断然の1番人気に支持されました。
▼ただ、このエアロロノアは、1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスと連勝してきましたが、タイム差は0.0秒~0.1秒でした。
当ブログでいつも書いている通り、突き放して勝つ、というのが強い馬の条件なので、このエアロロノアは、怪しい人気馬だったことがわかります。
この手のタイプは、重賞で揉まれて、少しずつ強くなっていくケースが多いので、ここでいきなり重賞制覇という可能性は低かった。
従って、ここではエアロロノアは、無視します。
押さえに回してもいいんですが、軸を他の人気馬にする場合、相手ヒモ馬を1番人気にして的中しても、配当はほとんどつかないので、ここでは切ります。
▼次に、2番人気のケイデンスコール。
2021年に入ってから、京都金杯1着、中山記念2着と、本格化の兆し。
騎手が、岩田康誠騎手から、古川騎手に乗り替わりになったことで、やや人気を下げましたが、当ブログで以前に紹介した通り、古川騎手は地味ながら回収率が高い騎手なので、ここは狙い目になります。
↓
古川吉洋騎手のデータ傾向と回収率
▼軸がケイデンスコールに決まったところで、これを馬単1着固定にします。
相手ヒモ馬は、先ほども書いた通り、3~10番人気の8頭を2着欄に記入。
軸
ケイデンスコール(2番人気)
相手ヒモ馬
3~10番人気(8頭)
という感じの馬券構成になります。
▼結果は、ケイデンスコールが中団から力強く抜け出し勝利。
2着に3番人気のアルジャンナが追い込み、馬単は3100円の配当となりました。
▼簡単に的中できたレースですが、惜しかったのは、2着に9番人気のカイザーミノルが残ってくれれば、さらに高配当になったことですね。
ハナ差だっただけに、ちょっとだけ悔しい結果となりました。
まあいずれにしても的中だったので、考え方はご理解いただけたかと思います。
このレースのポイントは、1番人気のエアロロノアが過剰人気で期待値が低かったこと。
2番人気のケイデンスコールが過小評価で期待値が高かったこと。
ここで軸馬が決まれば、ほぼ的中できたレースだったわけです。
▼▼では次のケーススタディーを見てみましょう。
【武蔵野ステークス2021年】
1着 ソリストサンダー(3番人気)
2着 エアスピネル(2番人気)
3着 オメガレインボー(6番人気)
馬単3550円
はい。
このレースも本命サイドの決着でしたが、馬単は3550円とまずまずで、比較的簡単に的中できたレースだったので、少し分析してみます。
▼まず、競馬予想は1番人気の分析から入ります。
この2021年の武蔵野ステークス、1番人気はタガノビューティー。
オープン特別を2連勝してきた馬で、ダートでは珍しく、差してくるタイプ。
連勝中の馬は、常に人気になりやすいわけですが、それは同時に、過剰人気にもなりやすいということ。
このタガノビューティーの場合、オープン特別は連勝しましたが、重賞レースに実績がなかった。
▼当ブログではいつも書いていますが、重賞レースでは、「重賞実績」が非常に重要なポイントになります。
下のクラスを勝って、初めて重賞レースに挑戦してきたようなタイプの馬は、人気になって惨敗するケースが多いからです。
なので基本的には、重賞実績が無い馬は、軸馬には向かないということになります。
▼ということで、このレースでは、1番人気のタガノビューティーは切って、2~3番人気から軸を探します。
2番人気のエアスピネルは、ダートに転向してから、安定した成績を収めていますが、とにかく勝ち切れない。
2~3着が多いわけです。
芝では、カレンブーケドールという馬が勝ち切れないタイプで、2~3着が多かったんですが、エアスピネルも勝ち切れないタイプと言えます。
▼このような場合、エアスピネルの馬単2着固定が威力を発揮します。
2着が多いとわかっているわけですから、1着固定やマルチではなく、ピンポイントの2着固定が有効になるわけです。
▼エアスピネルの馬単2着固定が決定すれば、後は馬券は的中したも同然です。
先ほどと同じように、3~10番人気の8頭を、1着固定の欄にセットして完了になります。
馬単2着固定
軸
2番人気エアスピネル(2着固定)
相手ヒモ馬(1着欄)
3~10番人気(8点買い)
という感じですね。
▼結果は、予想通り、エアスピネルが2着に敗戦。
3番人気のソリストサンダーが勝ち切り、馬単は3550円となりました。
8点買いと多点買いでしたが、レース回収率は444%と十分な成果。
このレースのポイントは、1番人気のタガノビューティーに重賞実績がなかったこと。
2番人気のエアスピネルが勝ち切れないタイプだったこと。
この2点に気がつくことができれば、簡単に馬単の35倍を的中できたレースだったわけですね。
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