和田竜二騎手のデータ傾向と回収率~成績からの狙い目は?
和田竜二(わだりゅうじ)ジョッキーデータと特徴
▼本日は、和田竜二騎手のデータと狙い目について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼まず、私が2010年までさかのぼって、和田騎手のデータ(2010年~2017年)を見ていて感じたこと↓
・和田騎手は、騎乗数が非常に多い割に、安定した回収率を残している
・ただ、2010年からG1は1勝だけ。G1の複勝回収率も67%と、それほど高くはない
・重賞レースの回収率は、単勝回収率43%、複勝回収率75%と微妙な数字。和田騎手は、1着固定よりヒモで狙う方が回収率は上がる印象
・8~12番人気くらいの、超人気薄で大穴を開けてくることが多い。大穴騎手。
・というか、どんな人気でも全力で乗ってくる騎手。人気がないから手を抜く、ということはしない印象
・競馬場別では、小倉競馬場の単勝回収率が109%と優秀。小倉は重賞レースでもプラス回収になっている。
・東京競馬場・新潟競馬場で、人気薄を2~3着に持ってくることが多い(複勝回収率90%以上)
・積極的に先行していくことが多い騎手なので、大穴を開けることもある一方、人気馬を飛ばすことも多い印象
はい。
和田騎手のデータを眺めていると、このような印象を受けました。
では、具体的に見ていきたいと思います。
▼和田竜二騎手。
G1ではほとんど目立たないので、一般の競馬ファンにはあまり馴染みがないかもしれません。
しかし、リーディング順位は常に上位で、勝ち星は多い。
勝率や連対率は低めですが、それは人気のない馬の騎乗が多いということ。
逆に言えば、人気がない馬でも勝たせていると言える。
▼和田騎手と言えば、賞金帝王テイエムオペラオー。
2000年ごろに大活躍した馬なので、若い競馬ファンはわからないかもしれませんね。
和田騎手は、テイエムオペラオーでG1を勝ちまくったのですが、その後はG1に縁がなく、どちらかというと重賞レース以外で活躍している感じです。
▼和田騎手を狙う場合、基本的な考え方としては、「穴騎手」という認識で良いかと思います。
私ブエナも穴狙いなので、和田騎手をヒモにして、何度も穴馬券を取らせてもらっています。
多少強引とも思えるくらい先行してくるので、惨敗も多いですが穴を開けることも多い印象。
▼当ブログではいつも書いていますが、基本的に競馬は、前に行った方が有利。
特に、人気がない馬の場合、先行しないと勝負にならないケースが多いです。
人気がないということは、馬の能力が他よりも劣っているということ。
つまり人気がない馬は弱い。ほとんどの場合そうなります。
▼そのような力が劣る馬を、馬券圏内に持ってくるためには、先行させた方が良い。
弱い馬が、後方から差し切るのは難しいからです。
もちろん展開によっては、弱い馬が追い込んで大穴というレースもありますが、全体の出現可能性を考えると、人気のない馬が激走するのは、先行した時が多いと、私ブエナは思うわけ。
▼そのように考えると、あまり強い馬に乗っていない和田騎手が、より良い結果を出すためには、積極的に先行させるのがベター。
彼の馬質と、騎乗スタイルのマッチングは、理にかなっていると私ブエナは感じます。
▼ただこのスタイル、下級条件レースでは非常に効果的ですが、ハイレベルなレースでは裏目に出ることが多い印象。
なぜかというと、ハイレベルなレース、つまり重賞レースやG1レースでは、ペースがめちゃくちゃ厳しくなる。
ペースが厳しくなると、先行した馬はバテる。
そうなってくると、和田騎手の積極的な騎乗が裏目に出てしまうことになるわけです。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼このことが、和田騎手のG1勝利を遠ざけているかどうかはわかりません。
ただ、G1を勝つには、「人気馬に乗ること」と「人気馬の能力を100%発揮させること」
この2つが必要不可欠だと思うわけ。
そして、G1で人気馬の能力を100%発揮させるためには、他馬にマークさせないことが重要になる。
先行してしまうとマークされるため、G1では、多くの人気馬は後方待機となるわけです。私ブエナの認識ですが。
▼そんなわけで、近年の和田騎手はG1でこそ影が薄いですが、全体の勝ち星は非常に優秀です。
いつも全力で騎乗するし、どんなに弱い馬でも一生懸命に追う。
中穴狙いの私ブエナは、大穴を開けてくる和田騎手とは、それほど良い相性ではないんですが、彼の全力プレーはとても好きです。
ご参考まで。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼和田騎手のデータについての考察を続けます。
ここでは重賞レースに絞って分析してみたいと思います。
和田騎手
重賞レースデータ
2010~2018.9
小倉重賞
単勝回収率191%
2000m重賞
単勝回収率130%
1~5番人気
複勝回収率87%
はい。
重賞レースで和田騎手を狙う場合、この辺は狙いどころとなります。
▼まず、冒頭でも少し書きましたが、和田騎手は小倉競馬場での成績が良いです。
重賞レースでも、重賞以外でも、小倉では回収率が高くなっています。
積極的に先行させる騎乗スタイルが、小回りの小倉と合うのかもしれません。
小倉での和田騎手は、要注意ですね。
▼あとは、2000メートルの重賞レースも好成績です。
2017年、フローラステークスのモズカッチャンは、12番人気での勝利でした。
2016年、小倉記念のクランモンタナは、11番人気での勝利。
このレースは、強引に先行させて押し切る形で、小倉が得意な和田騎手らしい騎乗だったと思います。
▼和田騎手の場合、重賞レースでの回収率は、単勝回収率43%・複勝回収率74%とやや低めになっています。
ただ、「人気馬に乗った時の複勝回収率」は、なかなか優秀なんです。
和田騎手が重賞レースで1~5番人気に騎乗した時の「複勝回収率」は87%と、トップジョッキーと遜色ない数字になっています。
ただ、単勝回収率は52%なので、人気馬に乗って勝ち切れないと言う印象も、やはりありますね。
▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。
【和田竜二騎手データ】2015~2020年
全レース⇒単勝回収率69%・複勝回収率75%
重賞レース⇒単勝回収率59%・複勝回収率61%
平場⇒単勝回収率63%・複勝回収率73%
特別戦⇒単勝回収率84%・複勝回収率81%
はい。
和田騎手の場合、人気薄での騎乗が多いので、どうしても全体的な回収率は低くなってしまいます。
5年間の全レースの単勝回収率が69%なので、和田騎手だけをひたすら狙っても、大赤字になってしまいます。
▼重賞レースの回収率も、人気薄に騎乗することが多いため、低めになってしまいます。
したがって、ここから使えそうなデータを抽出して行く必要があります。
▼まず、和田騎手の狙い目としては、「特別戦」
特別戦というのは、レース名がついているレース。
主に、第9~11レースになります。
▼特に、和田騎手が回収率が高い条件として、「2勝クラス」「3勝クラス」この2つが挙げられます。
2勝クラス⇒単勝回収率86%・複勝回収率82%
3勝クラス⇒単勝回収率105%・複勝回収率95%
という感じで、全体の回収率から比較すると、かなり高まっているのが分かります。
▼この2つのクラスは、各馬の能力が接近しており、積極的な和田騎手の騎乗で、穴をあけることが可能になるわけです。
逆に、未勝利戦や1勝クラスでは、弱い馬はどうしようもなく弱いので、積極的に先行しても無理、というケースが多いわけですね。
▼ということで、和田騎手の狙い目としては、2勝クラスと3勝クラスになります。
この2つのクラスについて、さらに詳細に分析してみましょう。
【和田騎手。2勝クラスと3勝クラス】2015~2020年
小倉競馬場⇒単勝回収率149%
中京競馬場⇒単勝回収率133%
中山競馬場⇒単勝回収率115%
京都競馬場⇒単勝回収率105%
はい。
上記の競馬場では、和田騎手は単勝回収率が全てプラスになっています。
特に、騎乗回数を考えると、395レース騎乗している京都競馬場での単勝回収率105%は、非常に優秀。
関西の騎手なので、和田騎手が京都競馬場の2勝クラスと3勝クラスで騎乗しているときは、積極的に狙っていくと、回収率を上げやすくなると思います。
▼この場合の狙い方のコツとしては、5~12番人気くらいの中穴を、ヒモとして狙っていくと、回収率が上げやすくなります。
和田騎手の1~4番人気だと、複勝回収率はなかなか優秀なんですが、単勝回収率は60%くらいしかないので、和田騎手は人気で狙うよりも、人気薄で狙う方が旨味がありますね。
▼その一方で、2勝クラスと3勝クラスでも、「阪神競馬場」だと、単勝回収率60%・複勝回収率84%しかなく、あまり狙い目とは言えない。
阪神競馬場の場合、先行馬が有利になるケースより、差しが決まるケースが多いので、積極的に先行する和田騎手と、あまり相性がよくないのかもしれません。
▼このように、競馬場によって回収率にばらつきがある和田騎手ですが、2勝クラスと3勝クラスの複勝回収率を見ると、86%平均になるので、優秀な部類に入ります。
やはり、2勝クラスと3勝クラスでは、和田騎手は馬券に入れておいた方が良いと思われます。
▼次に、2勝クラスと3勝クラスで回収率が高い「距離」について。
距離に関しては、「1600m~2200m」の回収率が高くなっています。
それ以外の、1000m~1400mの短距離戦や、2400m以上の長距離戦は、あまり回収率が高くないです。
なので、和田騎手の狙い目としては、「2勝クラスと3勝クラス。1600m~2200m」という条件になってくるかと思います。
▼▼では次に、和田騎手の過去5年間のクラス別成績を見てみます。
【和田騎手。クラス別データ】2016~2020年。4598レース分析
新馬⇒単勝回収率95%・複勝回収率78%
未勝利⇒単勝回収率62%・複勝回収率74%
1勝クラス⇒単勝回収率67%・複勝回収率76%
2勝クラス⇒単勝回収率89%・複勝回収率84%
3勝クラス⇒単勝回収率99%・複勝回収率90%
オープン特別⇒単勝回収率95%・複勝回収率80%
リステッド競走⇒単勝回収率22%・複勝回収率48%
G3⇒単勝回収率48%・複勝回収率54%
G2⇒単勝回収率122%・複勝回収率89%
G1⇒単勝回収率22%・複勝回収率102%
平場⇒単勝回収率69%・複勝回収率75%
特別戦⇒単勝回収率84%・複勝回収率85%
はい。
過去5年間の、和田騎手のクラス別成績は上記のようになります。
▼このデータから和田騎手の狙い目を考えてみると、上述した通り、やはり2勝クラスと3勝クラスの回収率が高くなっています。
この2つのクラスは、各馬の能力が接近しており、騎手の腕が重要になります。
和田騎手の騎乗技術の高さが伺えるデータですね。
▼あとは、リステッドでは無いオープン特別。これの単勝回収率が95%と非常に優秀になっています。
オープン特別も、各馬の能力が接近しているレースで、荒れやすいということもあり、穴騎手の和田騎手と相性が良いレースになっています。
その反面、リステッド競走では回収率が低いわけですが、これはまだ試行回数が少ないので、これから回収率が上がってくると思われます。
▼和田騎手の重賞レースの成績は、単勝回収率60%・複勝回収率75%と平均より低めですが、G2とG1に限定すると、かなり優秀な数字になります。
G2では、単勝回収率122%・複勝回収率89%と、素晴らしい成績。
G1は、馬が弱いので単勝回収率は22%と全然ダメですが、複勝回収率が102%とプラスゾーンに突入しています。
和田騎手は、G1で人気薄の馬を2~3着に持ってくることが多いということです。
G1で大穴を狙う時は、和田騎手の2~3着を考慮して馬券を構成すると、万馬券が引っかかりやすくなると思います。
▼平場と特別戦では、圧倒的に特別戦の方が回収率が高くなっています。
特別戦とは、レース名が付いているレース。
主に、第9レース~第11レースに組まれます。
特別戦の和田騎手は、トップジョッキーと遜色のない回収率になっているので、積極的に馬券に組み込んでいくと、回収率が上がりやすくなると思いますね。
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▼本日は、和田竜二騎手のデータと狙い目について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼まず、私が2010年までさかのぼって、和田騎手のデータ(2010年~2017年)を見ていて感じたこと↓
・和田騎手は、騎乗数が非常に多い割に、安定した回収率を残している
・ただ、2010年からG1は1勝だけ。G1の複勝回収率も67%と、それほど高くはない
・重賞レースの回収率は、単勝回収率43%、複勝回収率75%と微妙な数字。和田騎手は、1着固定よりヒモで狙う方が回収率は上がる印象
・8~12番人気くらいの、超人気薄で大穴を開けてくることが多い。大穴騎手。
・というか、どんな人気でも全力で乗ってくる騎手。人気がないから手を抜く、ということはしない印象
・競馬場別では、小倉競馬場の単勝回収率が109%と優秀。小倉は重賞レースでもプラス回収になっている。
・東京競馬場・新潟競馬場で、人気薄を2~3着に持ってくることが多い(複勝回収率90%以上)
・積極的に先行していくことが多い騎手なので、大穴を開けることもある一方、人気馬を飛ばすことも多い印象
はい。
和田騎手のデータを眺めていると、このような印象を受けました。
では、具体的に見ていきたいと思います。
▼和田竜二騎手。
G1ではほとんど目立たないので、一般の競馬ファンにはあまり馴染みがないかもしれません。
しかし、リーディング順位は常に上位で、勝ち星は多い。
勝率や連対率は低めですが、それは人気のない馬の騎乗が多いということ。
逆に言えば、人気がない馬でも勝たせていると言える。
▼和田騎手と言えば、賞金帝王テイエムオペラオー。
2000年ごろに大活躍した馬なので、若い競馬ファンはわからないかもしれませんね。
和田騎手は、テイエムオペラオーでG1を勝ちまくったのですが、その後はG1に縁がなく、どちらかというと重賞レース以外で活躍している感じです。
▼和田騎手を狙う場合、基本的な考え方としては、「穴騎手」という認識で良いかと思います。
私ブエナも穴狙いなので、和田騎手をヒモにして、何度も穴馬券を取らせてもらっています。
多少強引とも思えるくらい先行してくるので、惨敗も多いですが穴を開けることも多い印象。
▼当ブログではいつも書いていますが、基本的に競馬は、前に行った方が有利。
特に、人気がない馬の場合、先行しないと勝負にならないケースが多いです。
人気がないということは、馬の能力が他よりも劣っているということ。
つまり人気がない馬は弱い。ほとんどの場合そうなります。
▼そのような力が劣る馬を、馬券圏内に持ってくるためには、先行させた方が良い。
弱い馬が、後方から差し切るのは難しいからです。
もちろん展開によっては、弱い馬が追い込んで大穴というレースもありますが、全体の出現可能性を考えると、人気のない馬が激走するのは、先行した時が多いと、私ブエナは思うわけ。
▼そのように考えると、あまり強い馬に乗っていない和田騎手が、より良い結果を出すためには、積極的に先行させるのがベター。
彼の馬質と、騎乗スタイルのマッチングは、理にかなっていると私ブエナは感じます。
▼ただこのスタイル、下級条件レースでは非常に効果的ですが、ハイレベルなレースでは裏目に出ることが多い印象。
なぜかというと、ハイレベルなレース、つまり重賞レースやG1レースでは、ペースがめちゃくちゃ厳しくなる。
ペースが厳しくなると、先行した馬はバテる。
そうなってくると、和田騎手の積極的な騎乗が裏目に出てしまうことになるわけです。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼このことが、和田騎手のG1勝利を遠ざけているかどうかはわかりません。
ただ、G1を勝つには、「人気馬に乗ること」と「人気馬の能力を100%発揮させること」
この2つが必要不可欠だと思うわけ。
そして、G1で人気馬の能力を100%発揮させるためには、他馬にマークさせないことが重要になる。
先行してしまうとマークされるため、G1では、多くの人気馬は後方待機となるわけです。私ブエナの認識ですが。
▼そんなわけで、近年の和田騎手はG1でこそ影が薄いですが、全体の勝ち星は非常に優秀です。
いつも全力で騎乗するし、どんなに弱い馬でも一生懸命に追う。
中穴狙いの私ブエナは、大穴を開けてくる和田騎手とは、それほど良い相性ではないんですが、彼の全力プレーはとても好きです。
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和田騎手の重賞レースデータ
▼和田騎手のデータについての考察を続けます。
ここでは重賞レースに絞って分析してみたいと思います。
和田騎手
重賞レースデータ
2010~2018.9
小倉重賞
単勝回収率191%
2000m重賞
単勝回収率130%
1~5番人気
複勝回収率87%
はい。
重賞レースで和田騎手を狙う場合、この辺は狙いどころとなります。
▼まず、冒頭でも少し書きましたが、和田騎手は小倉競馬場での成績が良いです。
重賞レースでも、重賞以外でも、小倉では回収率が高くなっています。
積極的に先行させる騎乗スタイルが、小回りの小倉と合うのかもしれません。
小倉での和田騎手は、要注意ですね。
▼あとは、2000メートルの重賞レースも好成績です。
2017年、フローラステークスのモズカッチャンは、12番人気での勝利でした。
2016年、小倉記念のクランモンタナは、11番人気での勝利。
このレースは、強引に先行させて押し切る形で、小倉が得意な和田騎手らしい騎乗だったと思います。
▼和田騎手の場合、重賞レースでの回収率は、単勝回収率43%・複勝回収率74%とやや低めになっています。
ただ、「人気馬に乗った時の複勝回収率」は、なかなか優秀なんです。
和田騎手が重賞レースで1~5番人気に騎乗した時の「複勝回収率」は87%と、トップジョッキーと遜色ない数字になっています。
ただ、単勝回収率は52%なので、人気馬に乗って勝ち切れないと言う印象も、やはりありますね。
▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。
【和田竜二騎手データ】2015~2020年
全レース⇒単勝回収率69%・複勝回収率75%
重賞レース⇒単勝回収率59%・複勝回収率61%
平場⇒単勝回収率63%・複勝回収率73%
特別戦⇒単勝回収率84%・複勝回収率81%
はい。
和田騎手の場合、人気薄での騎乗が多いので、どうしても全体的な回収率は低くなってしまいます。
5年間の全レースの単勝回収率が69%なので、和田騎手だけをひたすら狙っても、大赤字になってしまいます。
▼重賞レースの回収率も、人気薄に騎乗することが多いため、低めになってしまいます。
したがって、ここから使えそうなデータを抽出して行く必要があります。
▼まず、和田騎手の狙い目としては、「特別戦」
特別戦というのは、レース名がついているレース。
主に、第9~11レースになります。
▼特に、和田騎手が回収率が高い条件として、「2勝クラス」「3勝クラス」この2つが挙げられます。
2勝クラス⇒単勝回収率86%・複勝回収率82%
3勝クラス⇒単勝回収率105%・複勝回収率95%
という感じで、全体の回収率から比較すると、かなり高まっているのが分かります。
▼この2つのクラスは、各馬の能力が接近しており、積極的な和田騎手の騎乗で、穴をあけることが可能になるわけです。
逆に、未勝利戦や1勝クラスでは、弱い馬はどうしようもなく弱いので、積極的に先行しても無理、というケースが多いわけですね。
▼ということで、和田騎手の狙い目としては、2勝クラスと3勝クラスになります。
この2つのクラスについて、さらに詳細に分析してみましょう。
【和田騎手。2勝クラスと3勝クラス】2015~2020年
小倉競馬場⇒単勝回収率149%
中京競馬場⇒単勝回収率133%
中山競馬場⇒単勝回収率115%
京都競馬場⇒単勝回収率105%
はい。
上記の競馬場では、和田騎手は単勝回収率が全てプラスになっています。
特に、騎乗回数を考えると、395レース騎乗している京都競馬場での単勝回収率105%は、非常に優秀。
関西の騎手なので、和田騎手が京都競馬場の2勝クラスと3勝クラスで騎乗しているときは、積極的に狙っていくと、回収率を上げやすくなると思います。
▼この場合の狙い方のコツとしては、5~12番人気くらいの中穴を、ヒモとして狙っていくと、回収率が上げやすくなります。
和田騎手の1~4番人気だと、複勝回収率はなかなか優秀なんですが、単勝回収率は60%くらいしかないので、和田騎手は人気で狙うよりも、人気薄で狙う方が旨味がありますね。
▼その一方で、2勝クラスと3勝クラスでも、「阪神競馬場」だと、単勝回収率60%・複勝回収率84%しかなく、あまり狙い目とは言えない。
阪神競馬場の場合、先行馬が有利になるケースより、差しが決まるケースが多いので、積極的に先行する和田騎手と、あまり相性がよくないのかもしれません。
▼このように、競馬場によって回収率にばらつきがある和田騎手ですが、2勝クラスと3勝クラスの複勝回収率を見ると、86%平均になるので、優秀な部類に入ります。
やはり、2勝クラスと3勝クラスでは、和田騎手は馬券に入れておいた方が良いと思われます。
▼次に、2勝クラスと3勝クラスで回収率が高い「距離」について。
距離に関しては、「1600m~2200m」の回収率が高くなっています。
それ以外の、1000m~1400mの短距離戦や、2400m以上の長距離戦は、あまり回収率が高くないです。
なので、和田騎手の狙い目としては、「2勝クラスと3勝クラス。1600m~2200m」という条件になってくるかと思います。
▼▼では次に、和田騎手の過去5年間のクラス別成績を見てみます。
【和田騎手。クラス別データ】2016~2020年。4598レース分析
新馬⇒単勝回収率95%・複勝回収率78%
未勝利⇒単勝回収率62%・複勝回収率74%
1勝クラス⇒単勝回収率67%・複勝回収率76%
2勝クラス⇒単勝回収率89%・複勝回収率84%
3勝クラス⇒単勝回収率99%・複勝回収率90%
オープン特別⇒単勝回収率95%・複勝回収率80%
リステッド競走⇒単勝回収率22%・複勝回収率48%
G3⇒単勝回収率48%・複勝回収率54%
G2⇒単勝回収率122%・複勝回収率89%
G1⇒単勝回収率22%・複勝回収率102%
平場⇒単勝回収率69%・複勝回収率75%
特別戦⇒単勝回収率84%・複勝回収率85%
はい。
過去5年間の、和田騎手のクラス別成績は上記のようになります。
▼このデータから和田騎手の狙い目を考えてみると、上述した通り、やはり2勝クラスと3勝クラスの回収率が高くなっています。
この2つのクラスは、各馬の能力が接近しており、騎手の腕が重要になります。
和田騎手の騎乗技術の高さが伺えるデータですね。
▼あとは、リステッドでは無いオープン特別。これの単勝回収率が95%と非常に優秀になっています。
オープン特別も、各馬の能力が接近しているレースで、荒れやすいということもあり、穴騎手の和田騎手と相性が良いレースになっています。
その反面、リステッド競走では回収率が低いわけですが、これはまだ試行回数が少ないので、これから回収率が上がってくると思われます。
▼和田騎手の重賞レースの成績は、単勝回収率60%・複勝回収率75%と平均より低めですが、G2とG1に限定すると、かなり優秀な数字になります。
G2では、単勝回収率122%・複勝回収率89%と、素晴らしい成績。
G1は、馬が弱いので単勝回収率は22%と全然ダメですが、複勝回収率が102%とプラスゾーンに突入しています。
和田騎手は、G1で人気薄の馬を2~3着に持ってくることが多いということです。
G1で大穴を狙う時は、和田騎手の2~3着を考慮して馬券を構成すると、万馬券が引っかかりやすくなると思います。
▼平場と特別戦では、圧倒的に特別戦の方が回収率が高くなっています。
特別戦とは、レース名が付いているレース。
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