吉田隼人騎手のデータ傾向と回収率~成績からの狙い目は?
吉田隼人(よしだはやと)ジョッキーデータと特徴
▼本日は、吉田隼人騎手のデータと狙い方・買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼まず、私が2010年までさかのぼって、吉田隼人騎手のデータ(2010年~2017年)を見ていて感じたこと↓
・吉田隼人騎手は、重賞レースではちょっと積極的には狙いづらい印象(単勝回収率21%、複勝回収率66%)
・ただ、重賞レースでも、1~3番人気の有力馬なら、普通に信頼できる
・逆に、重賞レースで4番人気以下の吉田隼人は、積極的には狙いにくい。特に単勝回収率は14%しかない
・一方、吉田騎手の回収率が高い条件として、「1000万下条件・1600万下条件・オープン特別」の3クラスが挙げられる
・1000万下(2勝クラス)と1600万下(3勝クラス)は、単勝回収率がそれぞれ107%と115%。オープン特別は複勝回収率113%と、非常に優秀
・上記3クラスの「ダート戦」は、さらに回収率が上がるので、狙い目となる印象
・競馬場別に見ると、「新潟と福島」の関東ローカル競馬場の回収率が高く、狙い目となっている。
・2017年は一気に勝ち星と回収率が伸びている。今後要注意の騎手。
はい。
吉田隼人騎手のデータを眺めていると、このような印象を受けました。
では、具体的に見ていきたいと思います。
▼吉田隼人騎手。吉田豊騎手の弟ですね。
ゴールドアクターで有馬記念を制した、若手の注目株。
33歳なので若手かどうかは微妙ですが、最近のJRAの騎手は高齢化が進んでおり、33歳でも若い方ですね。
▼さて、そんな吉田隼人騎手。
まずは2010年からのすべての成績を見てみます。
吉田隼人騎手データ(2010~2017)
5735レース騎乗
勝率8.7%
連対率16.6%
複勝率24.1%
単勝回収率72%
複勝回収率70%
はい。
フィルタリングなしの全成績ですが、回収率はやや低めでしょうか。
では、ここから馬券に使えそうなデータを分析してみたいと思います。
▼まず、ほとんどの競馬ファンは重賞レースを中心に買うと思います。
その場合、吉田隼人騎手は、ちょっと手を出しにくい印象。
もちろんリーディング上位の騎手ですから、騎乗技術は高いです。
ただ、重賞レースだと本来の思い切りの良さがあまり出ない印象。
▼冒頭でも書いたとおり、吉田隼人騎手は、重賞レースの回収率があまり高くない。
その反面、「1000万条件(2勝クラス)・1600万条件(3勝クラス)・オープン特別」の3クラスでは、非常に優秀な回収率になっている印象です。
(ブエナ調べ)
▼重賞レースの単勝回収率が21%ですから、重賞で吉田隼人の単勝を買い続けると、あっという間にお金がなくなってしまうことになる。
その半面、1000万条件と1600万条件で、吉田隼人の単勝を買い続けると、お金が増えることになります。
▼騎手も人間なので、あまりお客さんに注目されていないレースで活躍できるタイプと、賞金が高く大きなレースで活躍できるタイプがいると思うわけ。
吉田隼人騎手は、現状ではまだ、前者の印象が強いです。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼私が、吉田隼人騎手を狙う場合は、
「第9~10レースでの、吉田隼人狙い」
ということもやります。
第9~10レースでの吉田隼人騎手は、単勝回収率が95%以上あり、随所にファインプレーを見せることが多い印象です。
▼これが、メインレースの第11レースになると、単勝回収率63%に下がってしまう。
少し思い切りの良さが消えてしまう感じがします。
▼ただ、メインレースでも「上位人気の吉田隼人」は、なかなか信頼できる感じ。
メインレースでも、1~6番人気に限定すれば、単勝回収率は107%と、素晴らしい数字になる。
▼という事は、逆に言えば、「メインレースの吉田隼人の7番人気以下は、回収率が低くなる」のかなと。
7番人気以下だと、単勝回収率は27%に下がります。
▼このことから、吉田隼人騎手は大穴馬を勝たせる騎手ではなく、力のある馬を堅実に上位に持ってくる感じ。
人気薄の場合は、2~3着狙いでくることが多い印象。
このイメージで馬券構成しておけば、長期的な回収率も上げやすくなると思われます。
▼あと、「新潟と福島」
吉田隼人騎手は、裏開催の関東ローカル競馬場での回収率が高くなりやすいので、関東ローカルの馬券を購入する人は、吉田隼人騎手は要注意ですね。
▼それから、2017年には急に勝ち星が増え、回収率も100%を超えている状況。
今後、良い馬が集まれば、さらに飛躍していく騎手になるかもしれません。
ご参考まで。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼吉田隼人騎手のデータについての考察を続けます。
ここでは重賞レースに絞って分析してみたいと思います。
吉田隼人騎手
重賞レースデータ
2010~2018.9
単勝回収率18%
複勝回収率60%
はい。
かなり厳しい数字になっています。
▼この期間中、吉田隼人騎手は、重賞レースを7勝しているわけですが、そのうちの4勝は、ゴールドアクターでのもの。
当ブログではよく書くんですが、同じ馬で複数の重賞レースを勝ったデータというのは、馬券的にはちょっと使いにくいわけです。
その数字が、その騎手の腕を正しく表していないからですね。
▼もしゴールドアクターがいなかったら、単勝回収率はさらに低くなるということになる。
この数字を見ると、吉田隼人騎手は、重賞レースで「単勝や1着固定」には、ちょっとしにくいということになります。
▼重賞レースでも、1~3番人気に絞れば、状況は変わってきます。
1~3番人気
単勝回収率79%
複勝回収率55%
はい。
特に、単勝回収率が一気に上昇しています。
ただこれも、ゴールドアクターによる勝利が影響している部分があります。
▼また、複勝回収率の低さを考えると、吉田隼人騎手が重賞レースで人気になっていた時に、「軸」にしにくいということにもなると思うわけ。
特に私の場合は、三連複が主流なので、複勝回収率が低い騎手はちょっと狙いにくいですね。
このあたり、今後たくさんの重賞レースに騎乗して、腕を上げてほしいと思います。
▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。
【吉田隼人騎手データ】2015~2020年
全レース⇒単勝回収率82%・複勝回収率72%
重賞レース⇒単勝回収率109%・複勝回収率72%
平場⇒単勝回収率71%・複勝回収率69%
特別戦⇒単勝回収率106%・複勝回収率77%
ハンデ戦⇒単勝回収率134%・複勝回収率110%
はい。
この5年間のデータ範囲では、回収率が底上げされています。
これはなぜか?
▼まず、重賞レースの単勝回収率109%ですが、これは2020年の夏競馬で、アドマイヤジャスタ7730円、レッドアネモス4370円があるからです。
それぞれ、函館記念とクイーンステークス。
この2020年の北海道シリーズで、吉田隼人騎手は、大穴で重賞を連勝。
これで一気に回収率が上がったわけです。
▼平場の回収率を見ると、単勝回収率71%・複勝回収率69%なので、この辺はあまり変わっていない。
やはり、全体の回収率を底上げしたのは、大穴での2発が効いている印象です。
先程の2頭以外では、2018年の1勝クラス、マイネルフラップの15230円がかなり大きかったですね。
この一撃で、全体の回収率と、特別戦の回収率が一気に引き上がった感じです。
▼それにしても、アドマイヤジャスタとレッドアネモスの大穴2連発は、驚きでした。
吉田隼人騎手は、先ほども少し書きましたが、本来は「人気薄で2~3着を狙う」というタイプ。
それが、北海道重賞で大穴2連勝ですから、これはデータではなかなか取れません。
無観客競馬ということもあり、この時期は全体的に重賞レースが大荒れだったことも影響していました。
▼では次に、ハンデ戦。
単勝回収率134%・複勝回収率110%と、非常に優秀な数字になっています。
ただこれも、先程の函館記念のアドマイヤジャスタが数字を底上げしている印象。
とは言え、吉田隼人騎手は、アドマイヤジャスタの一発がなくても、ハンデ戦で基本的に回収率が高い騎手です。
【吉田隼人騎手。ハンデ戦】
2015年⇒単勝回収率117%
2016年⇒単勝回収率116%
2017年⇒単勝回収率110%
2018年⇒単勝回収率64%
2019年⇒単勝回収率147%
2020年⇒単勝回収率303%
はい。
2020年は、アドマイヤジャスタの一発があるので、特別に回収率が高くなっていますが、それ以外の年も、非常に回収率が高いことが分かります。
ハンデ戦で、吉田隼人騎手がいたら、馬券には入れておいた方が回収率は上がりやすくなると思います。
▼では次に、クラス別の回収率も見てみましょう。
【吉田隼人騎手データ】2015~2020年
2勝クラス⇒単勝回収率107%
3勝クラス⇒単勝回収率107%
はい。
前回、和田竜二騎手の時も、2勝クラスと3勝クラスの回収率が高かったんですが、それと同じ傾向ですね。
吉田隼人騎手を狙う場合の基本は、まず2勝クラスと3勝クラス。
この2つのクラスで穴を開けてくることが多いです。
▼後は、人気別の成績も見ておきましょう。
【吉田隼人騎手データ】2015~2020年
1番人気⇒単勝回収率79%・複勝回収率80%
1~3番人気⇒単勝回収率77%・複勝回収率78%
5~11番人気⇒単勝回収率98%・複勝回収率76%
はい。
1番人気での成績は平均的ですね。
1~3番人気まで広げても、悪くない成績です。
狙い目としては、5~11番人気の中穴ゾーン。
ここでの回収率は、単勝回収率で98%もあるので、吉田隼人騎手が中穴の時は、ヒモに入れておくことをおすすめします。
▼▼では次に、吉田隼人騎手の過去5年間のクラス別成績を見てみます。
【吉田隼人騎手。クラス別データ】2016~2020年。3384レース分析
新馬⇒単勝回収率96%・複勝回収率61%
未勝利⇒単勝回収率70%・複勝回収率66%
1勝クラス⇒単勝回収率93%・複勝回収率84%
2勝クラス⇒単勝回収率99%・複勝回収率83%
3勝クラス⇒単勝回収率128%・複勝回収率80%
オープン特別⇒単勝回収率59%・複勝回収率73%
リステッド競走⇒単勝回収率95%・複勝回収率67%
G3⇒単勝回収率167%・複勝回収率93%
G2⇒単勝回収率18%・複勝回収率8%
G1⇒単勝回収率16%・複勝回収率68%
重賞トータル⇒単勝回収率116%・複勝回収率72%
牝馬限定戦⇒単勝回収率117%・複勝回収率78%
ハンデ戦⇒単勝回収率137%・複勝回収率109%
平場⇒単勝回収率80%・複勝回収率74%
特別戦⇒単勝回収率106%・複勝回収率79%
はい。
過去5年間の、吉田隼人騎手のクラス別成績は上記のようになります。
▼このデータから吉田隼人騎手の狙い目を考えてみると、目立つのは、2勝クラスと3勝クラス。
2勝クラスは単勝回収率99%、3勝クラスは単勝回収率128%と、文句なしの好成績。
この2つのクラスで、吉田隼人騎手の馬単や三連単の1着固定馬券を狙えば、プラス収支にすることは難しくないと思います。
また、この2つのクラスでは、複勝回収率もそれぞれ83%と80%という感じで、高い水準をキープしています。
これくらいの水準であれば、ワイドや三連複のヒモとしても狙えるレベルになります。
▼また、このデータ範囲では、1勝クラスの単勝回収率も93%と非常に優秀になっています。
吉田隼人騎手は、1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスと、すべてのクラスで単勝回収率が高くなっているので、条件戦を購入する場合は、吉田隼人騎手を積極的に馬券に組み入れていくと、回収率が上がりやすくなります。
▼吉田隼人騎手は、腕があるのにあまり馬券が売れない。
つまり、地味な騎手なんですね。
馬券で利益を出すためには、このような「上手いのに地味な騎手」を狙っていく必要があります。
逆に、武豊騎手など、あまりにも有名すぎる騎手は、馬券が過剰人気になってしまい、回収率が上がらなくなります。
多くの競馬ファンは、競馬新聞を見たときに、「自分の知っている騎手」を無意識に購入してしまう傾向にあります。
だからこそ、「あまり知られていない地味で上手い騎手」を頭に入れておくことが、勝ち組への道になるわけです。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
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▼本日は、吉田隼人騎手のデータと狙い方・買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼まず、私が2010年までさかのぼって、吉田隼人騎手のデータ(2010年~2017年)を見ていて感じたこと↓
・吉田隼人騎手は、重賞レースではちょっと積極的には狙いづらい印象(単勝回収率21%、複勝回収率66%)
・ただ、重賞レースでも、1~3番人気の有力馬なら、普通に信頼できる
・逆に、重賞レースで4番人気以下の吉田隼人は、積極的には狙いにくい。特に単勝回収率は14%しかない
・一方、吉田騎手の回収率が高い条件として、「1000万下条件・1600万下条件・オープン特別」の3クラスが挙げられる
・1000万下(2勝クラス)と1600万下(3勝クラス)は、単勝回収率がそれぞれ107%と115%。オープン特別は複勝回収率113%と、非常に優秀
・上記3クラスの「ダート戦」は、さらに回収率が上がるので、狙い目となる印象
・競馬場別に見ると、「新潟と福島」の関東ローカル競馬場の回収率が高く、狙い目となっている。
・2017年は一気に勝ち星と回収率が伸びている。今後要注意の騎手。
はい。
吉田隼人騎手のデータを眺めていると、このような印象を受けました。
では、具体的に見ていきたいと思います。
▼吉田隼人騎手。吉田豊騎手の弟ですね。
ゴールドアクターで有馬記念を制した、若手の注目株。
33歳なので若手かどうかは微妙ですが、最近のJRAの騎手は高齢化が進んでおり、33歳でも若い方ですね。
▼さて、そんな吉田隼人騎手。
まずは2010年からのすべての成績を見てみます。
吉田隼人騎手データ(2010~2017)
5735レース騎乗
勝率8.7%
連対率16.6%
複勝率24.1%
単勝回収率72%
複勝回収率70%
はい。
フィルタリングなしの全成績ですが、回収率はやや低めでしょうか。
では、ここから馬券に使えそうなデータを分析してみたいと思います。
▼まず、ほとんどの競馬ファンは重賞レースを中心に買うと思います。
その場合、吉田隼人騎手は、ちょっと手を出しにくい印象。
もちろんリーディング上位の騎手ですから、騎乗技術は高いです。
ただ、重賞レースだと本来の思い切りの良さがあまり出ない印象。
▼冒頭でも書いたとおり、吉田隼人騎手は、重賞レースの回収率があまり高くない。
その反面、「1000万条件(2勝クラス)・1600万条件(3勝クラス)・オープン特別」の3クラスでは、非常に優秀な回収率になっている印象です。
(ブエナ調べ)
▼重賞レースの単勝回収率が21%ですから、重賞で吉田隼人の単勝を買い続けると、あっという間にお金がなくなってしまうことになる。
その半面、1000万条件と1600万条件で、吉田隼人の単勝を買い続けると、お金が増えることになります。
▼騎手も人間なので、あまりお客さんに注目されていないレースで活躍できるタイプと、賞金が高く大きなレースで活躍できるタイプがいると思うわけ。
吉田隼人騎手は、現状ではまだ、前者の印象が強いです。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼私が、吉田隼人騎手を狙う場合は、
「第9~10レースでの、吉田隼人狙い」
ということもやります。
第9~10レースでの吉田隼人騎手は、単勝回収率が95%以上あり、随所にファインプレーを見せることが多い印象です。
▼これが、メインレースの第11レースになると、単勝回収率63%に下がってしまう。
少し思い切りの良さが消えてしまう感じがします。
▼ただ、メインレースでも「上位人気の吉田隼人」は、なかなか信頼できる感じ。
メインレースでも、1~6番人気に限定すれば、単勝回収率は107%と、素晴らしい数字になる。
▼という事は、逆に言えば、「メインレースの吉田隼人の7番人気以下は、回収率が低くなる」のかなと。
7番人気以下だと、単勝回収率は27%に下がります。
▼このことから、吉田隼人騎手は大穴馬を勝たせる騎手ではなく、力のある馬を堅実に上位に持ってくる感じ。
人気薄の場合は、2~3着狙いでくることが多い印象。
このイメージで馬券構成しておけば、長期的な回収率も上げやすくなると思われます。
▼あと、「新潟と福島」
吉田隼人騎手は、裏開催の関東ローカル競馬場での回収率が高くなりやすいので、関東ローカルの馬券を購入する人は、吉田隼人騎手は要注意ですね。
▼それから、2017年には急に勝ち星が増え、回収率も100%を超えている状況。
今後、良い馬が集まれば、さらに飛躍していく騎手になるかもしれません。
ご参考まで。
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私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
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吉田隼人騎手は、重賞レースで狙えない?
▼吉田隼人騎手のデータについての考察を続けます。
ここでは重賞レースに絞って分析してみたいと思います。
吉田隼人騎手
重賞レースデータ
2010~2018.9
単勝回収率18%
複勝回収率60%
はい。
かなり厳しい数字になっています。
▼この期間中、吉田隼人騎手は、重賞レースを7勝しているわけですが、そのうちの4勝は、ゴールドアクターでのもの。
当ブログではよく書くんですが、同じ馬で複数の重賞レースを勝ったデータというのは、馬券的にはちょっと使いにくいわけです。
その数字が、その騎手の腕を正しく表していないからですね。
▼もしゴールドアクターがいなかったら、単勝回収率はさらに低くなるということになる。
この数字を見ると、吉田隼人騎手は、重賞レースで「単勝や1着固定」には、ちょっとしにくいということになります。
▼重賞レースでも、1~3番人気に絞れば、状況は変わってきます。
1~3番人気
単勝回収率79%
複勝回収率55%
はい。
特に、単勝回収率が一気に上昇しています。
ただこれも、ゴールドアクターによる勝利が影響している部分があります。
▼また、複勝回収率の低さを考えると、吉田隼人騎手が重賞レースで人気になっていた時に、「軸」にしにくいということにもなると思うわけ。
特に私の場合は、三連複が主流なので、複勝回収率が低い騎手はちょっと狙いにくいですね。
このあたり、今後たくさんの重賞レースに騎乗して、腕を上げてほしいと思います。
▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。
【吉田隼人騎手データ】2015~2020年
全レース⇒単勝回収率82%・複勝回収率72%
重賞レース⇒単勝回収率109%・複勝回収率72%
平場⇒単勝回収率71%・複勝回収率69%
特別戦⇒単勝回収率106%・複勝回収率77%
ハンデ戦⇒単勝回収率134%・複勝回収率110%
はい。
この5年間のデータ範囲では、回収率が底上げされています。
これはなぜか?
▼まず、重賞レースの単勝回収率109%ですが、これは2020年の夏競馬で、アドマイヤジャスタ7730円、レッドアネモス4370円があるからです。
それぞれ、函館記念とクイーンステークス。
この2020年の北海道シリーズで、吉田隼人騎手は、大穴で重賞を連勝。
これで一気に回収率が上がったわけです。
▼平場の回収率を見ると、単勝回収率71%・複勝回収率69%なので、この辺はあまり変わっていない。
やはり、全体の回収率を底上げしたのは、大穴での2発が効いている印象です。
先程の2頭以外では、2018年の1勝クラス、マイネルフラップの15230円がかなり大きかったですね。
この一撃で、全体の回収率と、特別戦の回収率が一気に引き上がった感じです。
▼それにしても、アドマイヤジャスタとレッドアネモスの大穴2連発は、驚きでした。
吉田隼人騎手は、先ほども少し書きましたが、本来は「人気薄で2~3着を狙う」というタイプ。
それが、北海道重賞で大穴2連勝ですから、これはデータではなかなか取れません。
無観客競馬ということもあり、この時期は全体的に重賞レースが大荒れだったことも影響していました。
▼では次に、ハンデ戦。
単勝回収率134%・複勝回収率110%と、非常に優秀な数字になっています。
ただこれも、先程の函館記念のアドマイヤジャスタが数字を底上げしている印象。
とは言え、吉田隼人騎手は、アドマイヤジャスタの一発がなくても、ハンデ戦で基本的に回収率が高い騎手です。
【吉田隼人騎手。ハンデ戦】
2015年⇒単勝回収率117%
2016年⇒単勝回収率116%
2017年⇒単勝回収率110%
2018年⇒単勝回収率64%
2019年⇒単勝回収率147%
2020年⇒単勝回収率303%
はい。
2020年は、アドマイヤジャスタの一発があるので、特別に回収率が高くなっていますが、それ以外の年も、非常に回収率が高いことが分かります。
ハンデ戦で、吉田隼人騎手がいたら、馬券には入れておいた方が回収率は上がりやすくなると思います。
▼では次に、クラス別の回収率も見てみましょう。
【吉田隼人騎手データ】2015~2020年
2勝クラス⇒単勝回収率107%
3勝クラス⇒単勝回収率107%
はい。
前回、和田竜二騎手の時も、2勝クラスと3勝クラスの回収率が高かったんですが、それと同じ傾向ですね。
吉田隼人騎手を狙う場合の基本は、まず2勝クラスと3勝クラス。
この2つのクラスで穴を開けてくることが多いです。
▼後は、人気別の成績も見ておきましょう。
【吉田隼人騎手データ】2015~2020年
1番人気⇒単勝回収率79%・複勝回収率80%
1~3番人気⇒単勝回収率77%・複勝回収率78%
5~11番人気⇒単勝回収率98%・複勝回収率76%
はい。
1番人気での成績は平均的ですね。
1~3番人気まで広げても、悪くない成績です。
狙い目としては、5~11番人気の中穴ゾーン。
ここでの回収率は、単勝回収率で98%もあるので、吉田隼人騎手が中穴の時は、ヒモに入れておくことをおすすめします。
▼▼では次に、吉田隼人騎手の過去5年間のクラス別成績を見てみます。
【吉田隼人騎手。クラス別データ】2016~2020年。3384レース分析
新馬⇒単勝回収率96%・複勝回収率61%
未勝利⇒単勝回収率70%・複勝回収率66%
1勝クラス⇒単勝回収率93%・複勝回収率84%
2勝クラス⇒単勝回収率99%・複勝回収率83%
3勝クラス⇒単勝回収率128%・複勝回収率80%
オープン特別⇒単勝回収率59%・複勝回収率73%
リステッド競走⇒単勝回収率95%・複勝回収率67%
G3⇒単勝回収率167%・複勝回収率93%
G2⇒単勝回収率18%・複勝回収率8%
G1⇒単勝回収率16%・複勝回収率68%
重賞トータル⇒単勝回収率116%・複勝回収率72%
牝馬限定戦⇒単勝回収率117%・複勝回収率78%
ハンデ戦⇒単勝回収率137%・複勝回収率109%
平場⇒単勝回収率80%・複勝回収率74%
特別戦⇒単勝回収率106%・複勝回収率79%
はい。
過去5年間の、吉田隼人騎手のクラス別成績は上記のようになります。
▼このデータから吉田隼人騎手の狙い目を考えてみると、目立つのは、2勝クラスと3勝クラス。
2勝クラスは単勝回収率99%、3勝クラスは単勝回収率128%と、文句なしの好成績。
この2つのクラスで、吉田隼人騎手の馬単や三連単の1着固定馬券を狙えば、プラス収支にすることは難しくないと思います。
また、この2つのクラスでは、複勝回収率もそれぞれ83%と80%という感じで、高い水準をキープしています。
これくらいの水準であれば、ワイドや三連複のヒモとしても狙えるレベルになります。
▼また、このデータ範囲では、1勝クラスの単勝回収率も93%と非常に優秀になっています。
吉田隼人騎手は、1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスと、すべてのクラスで単勝回収率が高くなっているので、条件戦を購入する場合は、吉田隼人騎手を積極的に馬券に組み入れていくと、回収率が上がりやすくなります。
▼吉田隼人騎手は、腕があるのにあまり馬券が売れない。
つまり、地味な騎手なんですね。
馬券で利益を出すためには、このような「上手いのに地味な騎手」を狙っていく必要があります。
逆に、武豊騎手など、あまりにも有名すぎる騎手は、馬券が過剰人気になってしまい、回収率が上がらなくなります。
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