丸山元気騎手のデータ傾向と回収率~成績からの狙い目と買い方

丸山元気(まるやまげんき)ジョッキーデータと特徴

▼本日は、丸山元気騎手のデータと狙い方・買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。



▼まず、私が2010年までさかのぼって、丸山騎手のデータ(2010年~2018年1月)を見ていて感じたこと↓


・平均単勝回収率は86%と、優秀な部類。

・芝の単勝回収率70%、ダートの単勝回収率102%と、ダート戦で狙いやすい騎手。

・牝馬の単勝回収率が104%と、メス馬で一発狙ってくることが多い印象。

・人気別に見ると、「10~13番人気」の単勝回収率134%と、大穴馬で勝ちにくる騎手。

・その一方で、「1~2番人気」の単勝回収率66%と、人気になると勝ち切れない感じ。

・クラス別に見ると、「2勝クラス(1000万下)」のレースで、なぜか穴を開けてくる事が多い。単勝回収率164%・複勝回収率100%と素晴らしい成績。595レースの回収率なので、単なる誤差ではないと思われるが。

・重賞レースでは、全く勝負になっていない。単勝回収率8%・複勝回収率45%と、丸山元気騎手は重賞レースでは、あまり積極的に狙いたくない感じ。現時点では。

・重賞レースだけでなく、3勝クラス(1600万)以上の上級クラスのレースでは、回収率が大幅に下がっている。

・参考までに書くと、「1600万以上の上級クラスレース= 単勝回収率20%・複勝回収率55%」 「1000万以下の下級クラスレース= 単勝回収率92%・複勝回収率75%」

・このことから、丸山元気騎手は、「新馬戦・未勝利戦・1勝クラス(500万下)・2勝クラス(1000万下)」の下級クラスで狙っていくと、回収率を上げやすい気がする。

・競馬場別に見ると、小倉競馬場の勝率が10%超えで、回収率も96%と優秀。

・あとは、中山競馬場の単勝回収率が105%で優秀。ただ勝率は4%しかないので、人気薄で勝ちにきている感じ。

・競走番号別に見ると、午前中のレースの回収率が高い。第1レース~第5レースは要注意。

・あとは、第8レースと第9レースの単勝回収率が100%超え。そして最終12レースにも強く、単勝回収率109%・複勝回収率95%と、最終レースの丸山元気騎手は頼りになる印象。

・年度別に見ると、2012年から大きく勝ち星を減らしているが、2016年と2017年は回収率が非常に高く、2年連続で単勝回収率が100%を超えている。うまく狙えば利益を出しやすい騎手だと思う。



はい。
私ブエナの観点でデータを眺めていると、このような印象を受けました。

では、具体的に見ていきたいと思います。



▼まずは2010年からの、すべての成績を見てみます。


丸山元気騎手データ(2010年~2018年1月)
5370レース騎乗

勝率7.1%
連対率14.1%
複勝率21.5%

単勝回収率86%
複勝回収率73%


はい。

では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。



▼丸山元気騎手。

重賞レースではあまり活躍していないので、競馬ファンにはそれほど存在が浸透していないかもしれない。

ダンツプリウスでニュージーランドトロフィーを制したのが印象深い。

が、基本的に重賞レースでは目立たない感じ。


そんな丸山騎手。

馬券では儲かるのか?



▼私ブエナの印象では、

「丸山元気騎手は、ダート戦の回収率が非常に高い。ダートだけなら平均単勝回収率が102%とプラスになってしまうほど。ダートの8番人気以下で大穴を開けてくる。この条件なら単勝回収率123%にもなる。重賞レースでは回収率が低い騎手なので、基本的には、午前中のレースやダート戦など、地味なレースで狙っていくと利益を出しやすい印象。」

という感じ。
(あくまで私ブエナの見解です)



▼まず、丸山元気騎手は、ダートのレースが得意なのかなという印象を受けます。

芝のレースの単勝回収率が70%なのに対し、ダートでは102%と全然違う。

勝率や連対率でも、芝よりダートの方がかなり優秀です。



▼基本的には、午前中のレースで回収率が高い騎手だと思いますが、ダート戦なら、午後の特別戦などでも、回収率が100%を超えてくる。

私ブエナは、あまりダートのレースは買いませんが、ダート戦を予想する場合は、丸山元気騎手を人気薄のヒモで考えることが結構あります。



▼丸山騎手は、穴騎手だと思いますね。

1~2番人気では、勝ち切れないことが多いので、人気で狙うより、8番人気以下の人気薄のヒモで狙っていく方が、回収率は上げやすくなる印象。



▼また、重賞レースでは、単勝回収率8%・複勝回収率45%と、馬券購入すると大赤字になってしまう状況です。

まだ若い騎手なので、これからの飛躍に期待ですが、現時点では重賞レースではあまり手を出さない方が無難かなという印象です。
(※1~6番人気の人気馬ならアリ)

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丸山騎手を重賞レースで狙うなら、1~6番人気の時

▼丸山騎手のデータについての考察を続けます。

ここでは重賞レースに絞って分析してみます。


丸山騎手データ
重賞レース
2010~2018.10


単勝回収率7%
複勝回収率50%



はい。
上述した通り、丸山騎手は重賞レースでの回収率が低いです。

闇雲に狙って行っても、大赤字になります。



▼ただ、フィルタリングすれば狙い目もある。

その一つとして、

「丸山騎手を重賞レースで狙う時は、上位人気の時に狙う」という作戦があります。



▼丸山騎手の重賞レースでの平均回収率は、先ほども書いたとおり、かなり低くなっています。

しかしこれは、乗っている馬が弱すぎるから。

どんなに上手い騎手でも、大穴馬にばかり乗っていては、回収率は上がりません。



▼そこで、丸山騎手が重賞レースで、人気馬に乗った時のデータを調べてみました。

「丸山騎手が重賞レースで、1~6番人気」だった時の回収率は、

単勝回収率50%・複勝回収率112%

はい。
単勝回収率は伸びませんが、複勝回収率が素晴らしい。

サンプル数は少ないですが、このデータはまずまず使えるかと。

つまり、丸山騎手が重賞レースで1~6番人気なら、安定的に馬券圏内に持ってくる、ということになります。



▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。


丸山元気騎手データ】2015~2020年

全レース⇒単勝回収率111%・複勝回収率76%

重賞レース⇒単勝回収率46%・複勝回収率57%

平場⇒単勝回収率102%・複勝回収率72%

特別戦⇒単勝回収率130%・複勝回収率85%

ハンデ戦⇒単勝回収率45%・複勝回収率82%

牝馬限定戦⇒単勝回収率100%・複勝回収率72%

1~2番人気⇒単勝回収率77%・複勝回収率79%

1~3番人気⇒単勝回収率75%・複勝回収率80%




▼まず、全レースの回収率は、単勝回収率111%・複勝回収率76%と、なんとプラス収支になっています。

丸山騎手の単勝を、過去5年間買い続けると、利益が出たということです。

これは素晴らしい成績ですね。



▼この優秀な回収率の原因は、人気薄を勝たせるからです。

・丸山騎手。13~16番人気⇒単勝回収率333%・複勝回収率90%

はい。
驚異的な単勝回収率になっています。

丸山騎手は、全く人気のない馬でも、しっかり考えて勝たせる騎乗ができる騎手と言えます。



▼クラス別の回収率も見てみましょう。

新馬⇒単勝回収率132%
未勝利⇒単勝回収率118%
1勝クラス⇒単勝回収率91%
2勝クラス⇒単勝回収率157%
3勝クラス⇒単勝回収率191%
オープン特別(リステッド)⇒単勝回収率115%



はい。
どのクラスを見ても、高い単勝回収率になっています。

丸山騎手は、クラスや賞金にかかわらず、常に穴をあけてくるので、丸山騎手が人気薄の時は、ヒモに入れておくと高配当が引っかかりやすくなります。



▼では次に、重賞レースの成績を見てみましょう。

単勝回収率46%・複勝回収率57%という感じで、低く出ています。

丸山騎手の弱点はここで、基本的にかなり単勝回収率の高い騎手ですが、重賞レースだけは回収率がなかなか上がってこないです。



▼重賞レース以外では、平場でも特別戦でも、穴をバンバンあけてくる丸山騎手ですが、重賞レースはなぜか穴を出しません。

上記の5年間のデータを見ても、重賞レースでは、8番人気以下の勝利は無し。

丸山騎手は、穴で美味しい騎手ですが、重賞レースではあまり狙わない方がよさそうです。



▼ただそれは、大穴馬での話。

重賞レースでも、ある程度の人気馬なら、丸山騎手は期待値が高いです。


・丸山騎手。重賞レース。1~7番人気⇒単勝回収率133%・複勝回収率94%

はい。
素晴らしい成績ですね。



▼これはつまり、「丸山騎手を重賞レースで狙う時は、大穴馬ではなく、1~7番人気あたりの人気馬を狙う」と言う作戦が機能しやすいことを示しています。

騎手にはそれぞれ性格や特徴があります。

丸山騎手の場合は、重賞レースでは人気馬の方が期待値が高くなりやすいと思うわけです。


・丸山騎手。重賞レース。1~3番人気⇒単勝回収率188%・複勝回収率107%

という感じで、優秀な成績なので、丸山騎手が重賞レースで人気馬に騎乗していたら、軸候補として考えてよいかと思います。



▼では次に、平場の成績を見てみましょう。

単勝回収率102%・複勝回収率72%と、単勝回収率はプラスになっています。

上述の通り、丸山騎手は、重賞レース以外は、どのクラスでも大穴をあけてくるので、単勝回収率が高くなります。


・丸山騎手。平場。10~14番人気⇒単勝回収率190%・複勝回収率62%

・丸山騎手。平場。4~7番人気⇒単勝回収率104%・複勝回収率77%


はい。
大穴連発です。

平場のレースで、丸山騎手が10番人気以下の大穴馬に騎乗していたら、100円でも押さえておくと、万馬券が引っかかりやすくなると思います。



▼▼では次に、丸山騎手の過去5年間のクラス別成績を見てみます。


丸山騎手。クラス別データ】2016~2020年。3190レース分析

新馬⇒単勝回収率100%・複勝回収率91%
未勝利⇒単勝回収率132%・複勝回収率76%
1勝クラス⇒単勝回収率88%・複勝回収率75%
2勝クラス⇒単勝回収率146%・複勝回収率82%
3勝クラス⇒単勝回収率173%・複勝回収率104%
オープン特別⇒単勝回収率30%・複勝回収率104%
リステッド競走⇒単勝回収率95%・複勝回収率49%
G3⇒単勝回収率52%・複勝回収率78%
G2⇒単勝回収率61%・複勝回収率36%
G1⇒単勝回収率0%・複勝回収率0%
重賞トータル⇒単勝回収率45%・複勝回収率57%

牝馬限定戦⇒単勝回収率83%・複勝回収率71%
ハンデ戦⇒単勝回収率47%・複勝回収率83%
2歳3歳限定戦の1勝クラス⇒単勝回収率227%・複勝回収率86%

平場⇒単勝回収率102%・複勝回収率77%
特別戦⇒単勝回収率130%・複勝回収率82%



はい。
過去5年間の、丸山騎手のクラス別成績は上記のようになります。



▼このデータから丸山騎手の狙い目を考えてみると、まず、オープンクラス以外では、まんべんなく高い回収率を誇ります。

過去5年間の、3190レースの単勝回収率は111%・複勝回収率79%と、なんと単勝はプラス収支になっています。

5年間、丸山騎手の単勝を買い続けるだけで、お金が増えたわけです。

これはかなり優秀な成績と言えます。



▼平場でも、特別戦でも、単勝回収率はプラス収支です。

それほど強い馬に乗っている訳では無いのに、プラス収支になるということは、丸山騎手は頻繁に人気薄の馬を勝たせているということになります。

穴党の人は、丸山騎手をヒモに入れておくだけで、回収率が上がりやすくなると思います。



競馬場別のデータも見てみましょう。

東京競馬場⇒単勝回収率174%・複勝回収率95%
中山競馬場⇒単勝回収率154%・複勝回収率87%
中京競馬場⇒単勝回収率119%・複勝回収率81%
小倉競馬場⇒単勝回収率122%・複勝回収率61%
福島競馬場⇒単勝回収率97%・複勝回収率78%



はい。
上記4つの競馬場では、すべて単勝回収率がプラスになっています。

また、福島競馬場でも単勝回収率97%と非常に優秀。

この5つの競馬場に丸山騎手が出ていたら、狙い目となります。

逆に、京都競馬場や阪神競馬場などの関西の中央開催では、回収率が低くなっているので、あまり勝負しない方が良いということになります。


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