勝浦正樹騎手のデータ傾向と回収率~成績からの狙い目と買い方
勝浦正樹(かつうらまさき)ジョッキーデータと特徴
▼本日は、勝浦騎手のデータと狙い方・買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼まず、私が2010年までさかのぼって、勝浦騎手のデータ(2010年~2018年1月)を見ていて感じたこと↓
・平均単勝回収率は73%と、平均か、やや下くらい。
・人気別に見ると、1番人気の単勝回収率88%・複勝回収率90%と、意外と1番人気の勝浦騎手は信頼できる。
・2~4番人気だと、単勝回収率は70%前後と平凡だが、複勝回収率は80%を超えており、安定している。
・勝浦騎手は、穴騎手のイメージがあるが、意外と1~4番人気での信頼感が高い印象。
・6~8番人気あたりの中穴ゾーンでも、単勝回収率100%前後と優秀。
・9番人気以下の大穴ゾーンでは、1着は少なく、2~3着に持って来ることが多い。大穴狙いの人は勝浦騎手の2~3着を見ておくと良いかと。
・クラス別に見ると、「新馬戦」「1600万下(3勝クラス)」「オープン特別」で、単勝回収率が100%を超えている。勝浦騎手のこの3クラスは要注意。
・ただ、重賞レースの単勝回収率は29%と不振。重賞レースでは積極的に狙いたくはない感じ。
・競馬場別に見ると、福島競馬場の成績が非常によく、単勝回収率155%・複勝回収率98%と完璧な成績。勝浦騎手の福島競馬場は要注意。
・中央場所では、中山競馬場も単勝回収率98%と優秀。右回りの小回り競馬場で穴を開けてくる傾向。
・逆に、左回りの東京競馬場では、単勝回収率33%と全くダメ。これは不思議。
・勝浦騎手は、札幌競馬場と函館競馬場の北海道シリーズが得意な印象があるが、回収率的には平凡。北海道シリーズでは2~3着が多い印象。
・競走番号別に見ると、「朝の第1レースと第2レース」の回収率がずば抜けて高い。単勝回収率・複勝回収率ともにほとんど100%を超えてプラスゾーン。朝の勝浦騎手は要注意。
・後は、メインレースのひとつ前の、「第10レース」も回収率96%と高い。しかし肝心のメインレース回収率は42%と低い。
・「最終の勝浦」という言葉が流行ったが、最終レースの回収率は、単勝回収率63%・複勝回収率74%と平均以下。最終の勝浦というフレーズが有名になりすぎて、やや過剰人気になる傾向。最終レースの勝率自体は悪くないが。
・年度別に見ると、2016年あたりから勝率が少し下がり、回収率もやや下がっている。外国人騎手の通年参戦などの影響を受けているかもしれない。
はい。
私ブエナの観点でデータを眺めていると、このような印象を受けました。
では、具体的に見ていきたいと思います。
▼まずは2010年からの、すべての成績を見てみます。
勝浦騎手データ(2010年~2018年1月)
5330レース騎乗
勝率6.6%
連対率14.3%
複勝率21.9%
単勝回収率73%
複勝回収率78%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼勝浦正樹騎手。
「最終の勝浦」と呼ばれ、最終レースで1発逆転を狙う競馬ファンの強い味方。
回収率的には、勝浦騎手の最終レース成績は平凡なんですが、最終レースで活躍するインパクトが強いですね。
▼重賞レースの回収率は低く、重賞レースしかやらない競馬ファンにはなじみが薄い。
G1では、2013年のダービーで8番人気のアポロソニックを3着に粘らせた騎乗が印象深い。
このレースは、私ブエナも馬券を当てており、思い出深いレースでもあります。
そんな勝浦騎手。
馬券では儲かるのか?
▼私ブエナの印象では、
「勝浦騎手は、1番人気での信頼度が非常に高い。 1番人気の場合は軸馬として狙える。また、福島競馬場ではかなりの高回収率なので要注意。重賞レースでは回収率が低く、あまり狙えない印象。」
という感じ。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼まず、勝浦騎手は、人気薄で穴を開けてくるイメージがありますが、回収率という点で見ると、「勝浦騎手の1番人気」は、非常に安定感があります。
1番人気の単勝回収率88%・複勝回収率90%なら、軸馬にすれば比較的簡単に回収率が上がる。
勝浦騎手の1番人気馬は、あまり軽視しない方が良いかと。
▼あとは、「勝浦騎手の福島競馬場」
これも私ブエナのオリジナル調べですが、勝浦騎手は福島競馬場だけ、やたら成績が良い。
単勝回収率155%・複勝回収率98%と、素晴らしい回収率になっています。
勝率や連対率に関しても、他の競馬場より圧倒的に高くなっています。
福島競馬場の勝浦騎手は要注意かと。
▼それ以外の勝浦騎手のポイントとして、
「新馬戦」「1600万下」「オープン特別」で、単勝回収率が100%を超えている、という点。
この3つのクラスは要注意。
逆に、重賞レースでは、単勝回収率は29%と狙いにくい状況になっている。
あまり大きなレースで積極的に狙っていく騎手ではなく、彼の得意条件に絞って狙っていくと、回収率が上げやすい印象ですね。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼勝浦騎手のデータについての考察を続けます。
ここでは重賞レースに絞って分析してみます。
勝浦騎手データ
重賞レース
2010~2018.10
単勝回収率42%
複勝回収率63%
はい。
少し厳しい成績になっています。
▼この回収率だと、重賞レースで勝浦騎手を狙って行っても、なかなか利益は出ない感じです。
勝浦騎手が勝負弱いのではなく、乗っている馬が弱すぎるわけですね。
▼上記の期間において、勝浦騎手が重賞レースで1番人気に騎乗した回数は、0回です。
騎乗馬の多くは、8番人気から16番人気の超大穴馬ばかり。
当ブログではいつも書いていますが、大穴馬にばかり騎乗すると、必然的に長期回収率は下がってしまうわけです。
▼そんな厳しい状況の中でも、「6~10番人気」に絞り込んでみると、
単勝回収率121%・複勝回収率132%
という感じで、素晴らしい数字になります。
騎乗馬が弱いなりに、工夫して乗っている感じがデータから見て取れますね。
▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。
【勝浦正樹騎手データ】2015~2020年
全レース⇒単勝回収率71%・複勝回収率81%
重賞レース⇒単勝回収率94%・複勝回収率58%
平場⇒単勝回収率67%・複勝回収率80%
特別戦⇒単勝回収率80%・複勝回収率82%
ハンデ戦⇒単勝回収率74%・複勝回収率67%
牝馬限定戦⇒単勝回収率88%・複勝回収率88%
1~2番人気⇒単勝回収率72%・複勝回収率83%
1~3番人気⇒単勝回収率66%・複勝回収率81%
▼まず、全レースの回収率は、単勝回収率71%・複勝回収率81%と、やや勝ち切れない傾向はあるものの、複勝回収率の81%はまずまずです。
ではここから、さらに使えそうなデータを深堀りしてみましょう。
▼重賞レースの回収率は、単勝回収率94%・複勝回収率58%と、前回の集計期間と比べて、単勝回収率が高くなっています。
これは、2018年にニシノデイジーとのコンビで、札幌2歳ステークスと東京スポーツ杯2歳ステークスを連勝したからです。
このときの単勝オッズはそれぞれ、2,820円と3,840円でした。
この2勝で、勝浦騎手の重賞レースでの単勝回収率は、一気に引き上がることになったわけです。
▼従って、勝浦騎手の単勝回収率が上昇したからといって、急に大舞台で狙える騎手になったわけではなく、これまで通り、重賞レースでは狙いにくい騎手です。
単勝回収率は94%まで上がりましたが、複勝回収率が58%しかないので、やはり穴馬での2発で回収率を引き上げていることがわかります。
このようなタイプの単勝回収率の高さは、盲目的に信じてしまうと痛い目に遭うので要注意です。
▼では次に、勝浦騎手が重賞レースで人気になった時のデータを見てみましょう。
・勝浦騎手。重賞レース。1~3番人気⇒単勝回収率0%・複勝回収率50%
はい。
連対率は0%で、重賞レースで人気になる馬に騎乗しても、あまり良い結果が出せていないことがわかります。
腕はあると思うんですが、意外とプレッシャーに弱いタイプなのかもしれません。
▼では次に、重賞レースでの穴馬の成績を見てみましょう。
・勝浦騎手。重賞レース。4~10番人気⇒単勝回収率224%・複勝回収率109%
はい。
素晴らしい成績ですね。
勝浦騎手を重賞レースで狙うなら、人気馬を軸にするより、人気薄をヒモにした方が、回収率は上がりやすくなります。
▼ちなみに、勝浦騎手が重賞レースで大穴馬に騎乗した時の成績は、
・勝浦騎手。重賞レース。11~18番人気⇒単勝回収率0%・複勝回収率19%
という感じで、全く狙い目がありません。
勝浦騎手の大穴馬は、重賞レースでは無視しても構わない感じですね。
▼では次に、平場の成績を見てみましょう。
単勝回収率67%・複勝回収率80%と、やはり勝ち切れない傾向にあります。
【129-172-164-1845】なので、1着数に対し、2~3着が多いのがわかると思います。
勝浦騎手を平場で狙う場合も、単勝や1着固定よりも、2~3着狙いの方が効率よく資金を増やせると思います。
・勝浦騎手。平場。1番人気⇒単勝回収率83%・複勝回収率86%
・勝浦騎手。平場。1~3番人気⇒単勝回収率64%・複勝回収率85%
はい。
平場では、1番人気の成績が良くなっています。
重賞レースでは、人気馬の回収率が低かったんですが、平場だとプレッシャーがないのか、結果を出せている感じです。
▼ただ、2~3番人気までデータ範囲を広げると、単勝回収率が64%まで下がってしまいます。
やはり本質的には、勝浦騎手は2~3着が多い騎手なので、それを考慮して馬券を構成するのがポイントになるかと思います。
▼▼では次に、勝浦騎手の過去5年間のクラス別成績を見てみます。
【勝浦騎手。クラス別データ】2016~2020年。2679レース分析
新馬⇒単勝回収率151%・複勝回収率82%
未勝利⇒単勝回収率49%・複勝回収率76%
1勝クラス⇒単勝回収率65%・複勝回収率77%
2勝クラス⇒単勝回収率47%・複勝回収率90%
3勝クラス⇒単勝回収率133%・複勝回収率78%
オープン特別⇒単勝回収率120%・複勝回収率85%
リステッド競走⇒単勝回収率0%・複勝回収率26%
G3⇒単勝回収率173%・複勝回収率77%
G2⇒単勝回収率0%・複勝回収率0%
G1⇒単勝回収率0%・複勝回収率17%
重賞トータル⇒単勝回収率120%・複勝回収率55%
牝馬限定戦⇒単勝回収率85%・複勝回収率90%
ハンデ戦⇒単勝回収率70%・複勝回収率63%
2歳3歳限定戦の1勝クラス⇒単勝回収率69%・複勝回収率36%
平場⇒単勝回収率64%・複勝回収率78%
特別戦⇒単勝回収率84%・複勝回収率79%
はい。
過去5年間の、勝浦騎手のクラス別成績は上記のようになります。
▼このデータから勝浦騎手の狙い目を考えてみると、まず、新馬戦の単勝回収率が151%と非常に優秀です。
特に、「新馬戦の2~9番人気」の単勝回収率は144%、複勝回収率は93%と利益を出しやすい状況です。
1番人気だけは、単勝回収率38%・複勝回収率43%と低めに出ていますが、6回しか騎乗していないので、これはあまり気にしなくても良いかと思います。
「勝浦騎手が新馬戦で、1~9番人気なら、単勝もしくは、馬単や三連単の1着固定」が、有効な戦略になります。
ちなみに、新馬戦なら大穴馬でもたまに勝ったりするので、大穴党の人も、勝浦騎手の新馬戦は要チェックです。
13番人気で単勝回収率389%、14番人気で単勝回収率460%になっています。
▼では次の勝浦騎手の狙い目を見てみましょう。
オープン特別での単勝回収率が120%と、優秀な数字になっています。
内訳を見てみると、人気馬でしっかり結果を出していることがわかります。
【勝浦騎手。オープン特別】
1番人気⇒単勝回収率235%・複勝回収率180%
2番人気⇒単勝回収率138%・複勝回収率108%
という感じで、特に人気馬で回収率が高いことが分かります。
オープン特別で、勝浦騎手が1~2番人気なら、軸として考えていくことで、回収率が高くなりますね。
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▼まず、私が2010年までさかのぼって、勝浦騎手のデータ(2010年~2018年1月)を見ていて感じたこと↓
・平均単勝回収率は73%と、平均か、やや下くらい。
・人気別に見ると、1番人気の単勝回収率88%・複勝回収率90%と、意外と1番人気の勝浦騎手は信頼できる。
・2~4番人気だと、単勝回収率は70%前後と平凡だが、複勝回収率は80%を超えており、安定している。
・勝浦騎手は、穴騎手のイメージがあるが、意外と1~4番人気での信頼感が高い印象。
・6~8番人気あたりの中穴ゾーンでも、単勝回収率100%前後と優秀。
・9番人気以下の大穴ゾーンでは、1着は少なく、2~3着に持って来ることが多い。大穴狙いの人は勝浦騎手の2~3着を見ておくと良いかと。
・クラス別に見ると、「新馬戦」「1600万下(3勝クラス)」「オープン特別」で、単勝回収率が100%を超えている。勝浦騎手のこの3クラスは要注意。
・ただ、重賞レースの単勝回収率は29%と不振。重賞レースでは積極的に狙いたくはない感じ。
・競馬場別に見ると、福島競馬場の成績が非常によく、単勝回収率155%・複勝回収率98%と完璧な成績。勝浦騎手の福島競馬場は要注意。
・中央場所では、中山競馬場も単勝回収率98%と優秀。右回りの小回り競馬場で穴を開けてくる傾向。
・逆に、左回りの東京競馬場では、単勝回収率33%と全くダメ。これは不思議。
・勝浦騎手は、札幌競馬場と函館競馬場の北海道シリーズが得意な印象があるが、回収率的には平凡。北海道シリーズでは2~3着が多い印象。
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・後は、メインレースのひとつ前の、「第10レース」も回収率96%と高い。しかし肝心のメインレース回収率は42%と低い。
・「最終の勝浦」という言葉が流行ったが、最終レースの回収率は、単勝回収率63%・複勝回収率74%と平均以下。最終の勝浦というフレーズが有名になりすぎて、やや過剰人気になる傾向。最終レースの勝率自体は悪くないが。
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はい。
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では、具体的に見ていきたいと思います。
▼まずは2010年からの、すべての成績を見てみます。
勝浦騎手データ(2010年~2018年1月)
5330レース騎乗
勝率6.6%
連対率14.3%
複勝率21.9%
単勝回収率73%
複勝回収率78%
はい。
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▼勝浦正樹騎手。
「最終の勝浦」と呼ばれ、最終レースで1発逆転を狙う競馬ファンの強い味方。
回収率的には、勝浦騎手の最終レース成績は平凡なんですが、最終レースで活躍するインパクトが強いですね。
▼重賞レースの回収率は低く、重賞レースしかやらない競馬ファンにはなじみが薄い。
G1では、2013年のダービーで8番人気のアポロソニックを3着に粘らせた騎乗が印象深い。
このレースは、私ブエナも馬券を当てており、思い出深いレースでもあります。
そんな勝浦騎手。
馬券では儲かるのか?
▼私ブエナの印象では、
「勝浦騎手は、1番人気での信頼度が非常に高い。 1番人気の場合は軸馬として狙える。また、福島競馬場ではかなりの高回収率なので要注意。重賞レースでは回収率が低く、あまり狙えない印象。」
という感じ。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼まず、勝浦騎手は、人気薄で穴を開けてくるイメージがありますが、回収率という点で見ると、「勝浦騎手の1番人気」は、非常に安定感があります。
1番人気の単勝回収率88%・複勝回収率90%なら、軸馬にすれば比較的簡単に回収率が上がる。
勝浦騎手の1番人気馬は、あまり軽視しない方が良いかと。
▼あとは、「勝浦騎手の福島競馬場」
これも私ブエナのオリジナル調べですが、勝浦騎手は福島競馬場だけ、やたら成績が良い。
単勝回収率155%・複勝回収率98%と、素晴らしい回収率になっています。
勝率や連対率に関しても、他の競馬場より圧倒的に高くなっています。
福島競馬場の勝浦騎手は要注意かと。
▼それ以外の勝浦騎手のポイントとして、
「新馬戦」「1600万下」「オープン特別」で、単勝回収率が100%を超えている、という点。
この3つのクラスは要注意。
逆に、重賞レースでは、単勝回収率は29%と狙いにくい状況になっている。
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勝浦騎手は、重賞レースの6~10番人気で狙う
▼勝浦騎手のデータについての考察を続けます。
ここでは重賞レースに絞って分析してみます。
勝浦騎手データ
重賞レース
2010~2018.10
単勝回収率42%
複勝回収率63%
はい。
少し厳しい成績になっています。
▼この回収率だと、重賞レースで勝浦騎手を狙って行っても、なかなか利益は出ない感じです。
勝浦騎手が勝負弱いのではなく、乗っている馬が弱すぎるわけですね。
▼上記の期間において、勝浦騎手が重賞レースで1番人気に騎乗した回数は、0回です。
騎乗馬の多くは、8番人気から16番人気の超大穴馬ばかり。
当ブログではいつも書いていますが、大穴馬にばかり騎乗すると、必然的に長期回収率は下がってしまうわけです。
▼そんな厳しい状況の中でも、「6~10番人気」に絞り込んでみると、
単勝回収率121%・複勝回収率132%
という感じで、素晴らしい数字になります。
騎乗馬が弱いなりに、工夫して乗っている感じがデータから見て取れますね。
▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。
【勝浦正樹騎手データ】2015~2020年
全レース⇒単勝回収率71%・複勝回収率81%
重賞レース⇒単勝回収率94%・複勝回収率58%
平場⇒単勝回収率67%・複勝回収率80%
特別戦⇒単勝回収率80%・複勝回収率82%
ハンデ戦⇒単勝回収率74%・複勝回収率67%
牝馬限定戦⇒単勝回収率88%・複勝回収率88%
1~2番人気⇒単勝回収率72%・複勝回収率83%
1~3番人気⇒単勝回収率66%・複勝回収率81%
▼まず、全レースの回収率は、単勝回収率71%・複勝回収率81%と、やや勝ち切れない傾向はあるものの、複勝回収率の81%はまずまずです。
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▼重賞レースの回収率は、単勝回収率94%・複勝回収率58%と、前回の集計期間と比べて、単勝回収率が高くなっています。
これは、2018年にニシノデイジーとのコンビで、札幌2歳ステークスと東京スポーツ杯2歳ステークスを連勝したからです。
このときの単勝オッズはそれぞれ、2,820円と3,840円でした。
この2勝で、勝浦騎手の重賞レースでの単勝回収率は、一気に引き上がることになったわけです。
▼従って、勝浦騎手の単勝回収率が上昇したからといって、急に大舞台で狙える騎手になったわけではなく、これまで通り、重賞レースでは狙いにくい騎手です。
単勝回収率は94%まで上がりましたが、複勝回収率が58%しかないので、やはり穴馬での2発で回収率を引き上げていることがわかります。
このようなタイプの単勝回収率の高さは、盲目的に信じてしまうと痛い目に遭うので要注意です。
▼では次に、勝浦騎手が重賞レースで人気になった時のデータを見てみましょう。
・勝浦騎手。重賞レース。1~3番人気⇒単勝回収率0%・複勝回収率50%
はい。
連対率は0%で、重賞レースで人気になる馬に騎乗しても、あまり良い結果が出せていないことがわかります。
腕はあると思うんですが、意外とプレッシャーに弱いタイプなのかもしれません。
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・勝浦騎手。重賞レース。4~10番人気⇒単勝回収率224%・複勝回収率109%
はい。
素晴らしい成績ですね。
勝浦騎手を重賞レースで狙うなら、人気馬を軸にするより、人気薄をヒモにした方が、回収率は上がりやすくなります。
▼ちなみに、勝浦騎手が重賞レースで大穴馬に騎乗した時の成績は、
・勝浦騎手。重賞レース。11~18番人気⇒単勝回収率0%・複勝回収率19%
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勝浦騎手の大穴馬は、重賞レースでは無視しても構わない感じですね。
▼では次に、平場の成績を見てみましょう。
単勝回収率67%・複勝回収率80%と、やはり勝ち切れない傾向にあります。
【129-172-164-1845】なので、1着数に対し、2~3着が多いのがわかると思います。
勝浦騎手を平場で狙う場合も、単勝や1着固定よりも、2~3着狙いの方が効率よく資金を増やせると思います。
・勝浦騎手。平場。1番人気⇒単勝回収率83%・複勝回収率86%
・勝浦騎手。平場。1~3番人気⇒単勝回収率64%・複勝回収率85%
はい。
平場では、1番人気の成績が良くなっています。
重賞レースでは、人気馬の回収率が低かったんですが、平場だとプレッシャーがないのか、結果を出せている感じです。
▼ただ、2~3番人気までデータ範囲を広げると、単勝回収率が64%まで下がってしまいます。
やはり本質的には、勝浦騎手は2~3着が多い騎手なので、それを考慮して馬券を構成するのがポイントになるかと思います。
▼▼では次に、勝浦騎手の過去5年間のクラス別成績を見てみます。
【勝浦騎手。クラス別データ】2016~2020年。2679レース分析
新馬⇒単勝回収率151%・複勝回収率82%
未勝利⇒単勝回収率49%・複勝回収率76%
1勝クラス⇒単勝回収率65%・複勝回収率77%
2勝クラス⇒単勝回収率47%・複勝回収率90%
3勝クラス⇒単勝回収率133%・複勝回収率78%
オープン特別⇒単勝回収率120%・複勝回収率85%
リステッド競走⇒単勝回収率0%・複勝回収率26%
G3⇒単勝回収率173%・複勝回収率77%
G2⇒単勝回収率0%・複勝回収率0%
G1⇒単勝回収率0%・複勝回収率17%
重賞トータル⇒単勝回収率120%・複勝回収率55%
牝馬限定戦⇒単勝回収率85%・複勝回収率90%
ハンデ戦⇒単勝回収率70%・複勝回収率63%
2歳3歳限定戦の1勝クラス⇒単勝回収率69%・複勝回収率36%
平場⇒単勝回収率64%・複勝回収率78%
特別戦⇒単勝回収率84%・複勝回収率79%
はい。
過去5年間の、勝浦騎手のクラス別成績は上記のようになります。
▼このデータから勝浦騎手の狙い目を考えてみると、まず、新馬戦の単勝回収率が151%と非常に優秀です。
特に、「新馬戦の2~9番人気」の単勝回収率は144%、複勝回収率は93%と利益を出しやすい状況です。
1番人気だけは、単勝回収率38%・複勝回収率43%と低めに出ていますが、6回しか騎乗していないので、これはあまり気にしなくても良いかと思います。
「勝浦騎手が新馬戦で、1~9番人気なら、単勝もしくは、馬単や三連単の1着固定」が、有効な戦略になります。
ちなみに、新馬戦なら大穴馬でもたまに勝ったりするので、大穴党の人も、勝浦騎手の新馬戦は要チェックです。
13番人気で単勝回収率389%、14番人気で単勝回収率460%になっています。
▼では次の勝浦騎手の狙い目を見てみましょう。
オープン特別での単勝回収率が120%と、優秀な数字になっています。
内訳を見てみると、人気馬でしっかり結果を出していることがわかります。
【勝浦騎手。オープン特別】
1番人気⇒単勝回収率235%・複勝回収率180%
2番人気⇒単勝回収率138%・複勝回収率108%
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