斤量が重い馬と軽い馬、どっちが儲かる?斤量の有利と不利。回収率
【斤量が重い馬と軽い馬、どっちが儲かる?影響と狙い目】
▼斤量が重い馬と軽い馬は、どちらが強いか?
私(ブエナ)の経験則で書けば、
「斤量が重い馬の方が強く、回収率も上げやすい気がする」
それではこの件について、具体的に考察してみましょう。
▼競馬では、「斤量」という重りが決まっています。
基本的には、全ての馬が同じ重さで走ることになりますが、賞金の荒稼ぎを防ぐために、実績のある馬には徐々に重い斤量が乗せられていきます。
▼この斤量ですが、競馬では非常に重要な意味を持ちます。
私ブエナは、休み明けや馬体重の変動はあまり気にしませんが、この斤量はしっかり見るようにしています。
▼斤量が重い馬というのは、実績がある馬なので有名馬が多いです。
ですから投票が入りやすくなる。つまりオッズが下がります。
斤量が重くて不利なのに、オッズが低いということになりやすいわけです。
(オープン馬の話)
▼特に、重賞レースでは、賞金を稼いでいる馬は、斤量が非常に重くなっていくので稼ぎにくくなっていきます。
それでも、過去の実績から人気になるわけです。
なので、特に「軸馬」を決めるときには、斤量が他の馬に比べて不利ではないか?ここが重要なポイントになります。
▼重賞レースにおいて、斤量の重い馬が惨敗するというケースは、頻繁に見られます。
そして、そのような重い斤量で負けた馬は、本番のG1で斤量が軽減するため、巻き返すというケースが増えるわけです。
馬券が苦手な人というのは、このように、斤量が重い前哨戦の重賞で買ってしまって惨敗
↓
次走、G1で人気を落とした時に軽視して来てしまう・・・。このような裏目の馬券の買い方をしてしまう人が多い印象。
(ブエナ経験談)
▼さて、これだけで話が終われば簡単なのですが、斤量については、少し複雑な事情があります。
私ブエナの独断と偏見なので、参考程度に聞いてもらえれば。
▼上述したように、斤量が重い馬は明らかに不利なので、能力を発揮できないことがある。
しかしその一方で、
「斤量が重いという事は、能力が高いということでもある」
わけです。
▼実績があるから、より重い斤量を背負わされる。
ですから、「斤量が重い馬は、強い馬である」と言えます。
さらに、「斤量が重いことで、競馬ファンがあまり馬券を買わない」
という傾向にもなります。
「58キロかあ~。これは厳しいなぁ~。切ろう!」
という判断は、誰もがやったことがあると思います。
▼しかしここで問題が発生します。
「斤量が重い馬は強い馬である。でも斤量が嫌われて馬券があまり売れないなら、むしろ斤量が重い馬は、儲かる馬であるとも言える」
と、私ブエナは考えます。
▼ちょっと話が複雑なんですが、要するに、
「斤量が重いことで人気を落としている馬はむしろ、回収率が高い傾向にある」
と思うわけ。
逆に、
「斤量が重いのに、人気が落ちていない馬は、儲からない」
とも言える。
▼確かに重い斤量は、走破時計に影響を与えますが、サラブレッドの馬体重は500キロ前後あるので、「1~2キロの斤量を苦にしない馬」も、たくさんいます。
(※大型馬とは限らない)
そのような、斤量を苦にしない馬は、斤量が重いとオッズが上がる分、回収率も上がる。
強いのに、斤量が重いという理由で、競馬ファンがあまり馬券を買わないからです。
▼馬券は常に、他の馬券購入者との戦いですから、人の裏を突いていかなければなりません。
(マツリダ予想より引用)
世論がどのように流れているのか?
これを読むのが馬券収支をプラスにする秘訣です。
▼競馬は、「強い馬を探すゲーム」ではなく、「儲かる馬を探すゲーム」です。
そのためには、他の人の動向を見てから参戦するということが必要になるわけ。
(あくまで私ブエナの認識です)
▼さて、それでは実際に、斤量によるデータを見てみましょう。
【特別戦の斤量別データ】 (ブエナ調べ)
2010~2015
2003レース分析
定量・馬齢は除く
◆斤量57.5キロ以上の馬
単勝回収率91%
複勝回収率90%
はい。
かなり優秀な回収率となっています。
斤量57.5キロ以上となると、イメージ的にも「重い」と競馬ファンが感じるため、あまり馬券が売れないのかなと。
ちなみに上記データから「重賞レースを除く」と、回収率はさらに上がります。
▼ついでに言うと、
「斤量57.5キロ以上の馬で、単勝オッズ5倍以上の馬」
なら、かなり回収率が上がります。
これはつまり、「強いのに、あまり馬券が売れていない馬」ということになります。
このタイプの馬を狙っていくことで、斤量データだけでも、回収率を向上させることが可能になるわけです。
▼例えば、
「重賞で、斤量57.5キロ以上の馬」
単勝オッズ4.9倍以下
単勝回収率 66%
単勝オッズ5倍以上
単勝回収率 95%
はい。
要するに、「重賞レースで57.5キロ以上が嫌われて、人気が落ちている馬は、回収率が高くなる」というシンプルな話です。
(ブエナ調べ)
逆に、「斤量が57.5キロ以上なのに、人気になっている馬は、回収率が下がる」ということになります。
あくまでも傾向ですが、重賞で57.5キロ以上を狙うなら、単勝オッズ5倍以上の馬を狙う方が、長期的な回収率は高くなりやすいと、私は考えます。
▼ということで本日は、斤量が重い馬と軽い馬、どっちが儲かるか?について書いてみました。
私なりにまとめると、
「平均的には、軽量馬より、斤量が重い馬の方が儲けやすいと思う」
そして上述したように、「斤量が重く、あまり人気がない馬」が、儲かる馬と私は考えます。
ご参考まで。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼斤量が重い馬と軽い馬、どちらが儲かるか?についての話を続けます。
多くの人は、重賞レースを購入することが多いと思うので、重賞レースのデータを見てみます。
【重賞レースの斤量データ】 (ブエナ調べ)
2010~2016.9
特別戦・牡馬
608レース分析
58kg
単勝回収率 91%
56kg
単勝回収率 63%
54kg
単勝回収率 69%
はい。
牝馬を入れると、「セックス・アローワンス」で話がややこしくなるので、牡馬限定データです。
▼上記のデータを見てもわかる通り、一般的には「重い」と言われる58キロは、回収率が高くなっています。
普通に考えると、「2キロ差があるから、なんとかなるはず!」と言って、58キロより、56キロを選びたくなる。
しかし、長期回収率を考えると、58キロを選んでいく方が儲かる、ということになります。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼なぜそうなるかというと、「みんな56キロの方を選びたくなるから」かと。
いつも書いている通り、馬券というのは、強い馬を探すゲームではない。
他の人が買わない馬を探すゲームです。
みんなが買う馬は、儲からない。
みんなが買わない馬は、儲かる。
▼この考え方は、斤量だけでなく、他のすべての項目にも言えることです。
例えば、「前走で、ぶっちぎりで勝った馬」
タイム差1秒以上のぶっちぎりで勝った馬は強い。競馬新聞を見ても目立つ。
だから皆が買いたくなる。
その結果、オッズが下がって儲からない馬となるわけです。
▼「斤量が重い馬は、あまり馬券が売れず、むしろ儲けやすい」
この傾向は、特に芝のレースで顕著ですが、ダートでもやはり同じような傾向が見られます。
ダートの場合、斤量が重いとダッシュがつかず、前に行けなくなるので、勝率が少し下がりますが、複勝回収率はやはり58キロの馬の方が高くなる傾向にあります。
58キロは、ちょっと手が出しにくい斤量ではありますが、回収率を考えると、敬遠しなくても良いと私ブエナは考えています。
▼それでは、少し具体的なデータも見てみます。
私が馬券を当てたレース。
2015年のプロキオンステークス。
▼このレースの1番人気は、56キロのレッドアルヴィス。
しかし勝ったのは、59キロのベストウォーリアでした。
三連複は万馬券。
1番人気が6着に沈んだことで、ラッキーな高配当となりました。
▼このときのベストウォーリアは、実績は文句なし。
それに対して1番人気のレッドアルヴィスは、上がり馬という感じだった。
このようなオッズバランスになると、先ほども書いたとおり、
「重い斤量で単勝5倍以上」
という高期待値条件に合致するわけです。
▼G1ホースのベストウォーリアの実績を考えれば、「4番人気。単勝6.7倍」は、明らかに過小評価されていた。
これは、多くの競馬ファンが「59キロ」を嫌って、馬券を買わなかったということです。
このような全体像が見えていれば、ここは59キロのベストウォーリアが狙い目となる。
▼常にこのように綺麗に決まるわけではないですが、考え方として。
「斤量が重いことで人気落ちている馬は、むしろ期待値が高くなりやすい」
と私は考えるわけです。
58キロ以上の斤量で、実績があるのにあまり売れていない馬は、逆に狙っていくというスタイルで、私は考えることが多いですね。
▼重賞レースで考えた場合、オーソドックスな形としては、
「前哨戦と本番」という形になると思います。
例えば、「阪神大賞典と天皇賞春」「毎日王冠と天皇賞秋」などですね。
▼このような、古馬G1のトライアル・前哨戦において、斤量差は悩ましい。
特に、実績馬は重い斤量になるので、有名な馬ほど重くなり、判断が難しくなります。
▼私ブエナの考え方としては、基本的には、
「前哨戦で重い斤量で負けて、本番のG1で同斤量で巻き返す」
という形で狙うのが好きです。わかりやすいから。
▼逆に、
「前哨戦は上がり馬の勢いで、軽量も手伝って好走。でも本番のG1では負ける」
このパターンも多いです。
特に、「前哨戦で、先行して実績馬を負かした馬」
このタイプは、本番では危ないことが多い印象。
▼とは言え、これらはすべて「オッズを考慮しなければならない」
単純に、表面だけ見て判断できるものではありません。
先ほども少し書きましたが、馬券というのは他の競馬ファンの逆を行く必要があるからです。
▼「前哨戦で、実績馬が重い斤量だった」
これはよくあるケース。
ここから次のステップを考える。
「その実績馬は、過剰人気か?過小評価か?」
常にここが、最重要になるわけです。
▼では次に、データ範囲を広げて、再度、重賞レースのデータを見てみましょう。
【重賞レース。斤量別データ。牡馬】2010年~2020年。1381レース分析
49.5~51kg⇒単勝回収率23%
51.5~53kg⇒単勝回収率33%
53.5~55kg⇒単勝回収率82%
55.5~57kg⇒単勝回収率65%
57.5~59kg⇒単勝回収率79%
59.5~⇒単勝回収率84%
はい。
重賞レースでの斤量別のデータは、上記のようになります。
▼このデータを見て分かるように、斤量が重くなればなるほど回収率が高くなっていきます。
通常は、斤量は軽ければ軽いほど有利なわけですが、実際の回収率を見ると、重ければ重いほど儲けやすいという傾向にあるわけです。
▼これはなぜかというと、強い馬の方が斤量が重くなるからです。
結局のところ、斤量で成績を調整しようとしても、強い馬は強いし、弱い馬は弱いんです。
なので、多少の斤量差があったところで、結局は能力が高い馬が好走するわけですね。
▼上記のデータは、過去10年の重賞レースのデータなので、サンプル数も十分で、ある程度、信頼できるデータと言えます。
このことから、
「軸馬を決める時は、斤量が重い馬から選ぶ」
「馬の取捨選択に迷ったら、斤量が重い馬を選ぶ」
という判断基準にすることによって、回収率も上がりやすくなると思われます。
▼ハンデ戦などにおいては、「軽量の上がり馬」を、ついつい狙いたくなります。
「51キロなら、なんとかなるだろう!」と思ってしまいがちですが、上記のデータを見ると、51キロの斤量では、平均単勝回収率は23%しかありません。
ちなみに勝率は、たったの1.5%です。51キロの軽量馬は、ほとんど勝てないことがわかります。
▼なので、穴狙いをする場合でも、斤量が軽い馬ではなく、斤量が重い馬を選んだ方が回収率が上がるわけです。
例えば、2018年の毎日王冠。
ここには、菊花賞馬のキセキが出走していたんですが、斤量は58キロで、他馬より2~3キロも重い状況でした。
▼そのため、菊花賞馬なのに、キセキは6番人気。
明らかに58キロの斤量を、競馬ファンが嫌ったことがわかります。
▼しかし、ここまで書いてきたとおり、重い斤量の馬は、期待値が高くなりやすい。
なので、この6番人気は絶好のチャンスと考えることができるわけです。
▼ここは、単純に1番人気のアエロリットを軸に、ヒモにキセキを入れれば、三連複3250円が簡単に取れるレースでした。
斤量は、競馬ファンが思っているほど、不利な材料にはならないという例ですね。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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▼斤量が重い馬と軽い馬は、どちらが強いか?
私(ブエナ)の経験則で書けば、
「斤量が重い馬の方が強く、回収率も上げやすい気がする」
それではこの件について、具体的に考察してみましょう。
▼競馬では、「斤量」という重りが決まっています。
基本的には、全ての馬が同じ重さで走ることになりますが、賞金の荒稼ぎを防ぐために、実績のある馬には徐々に重い斤量が乗せられていきます。
▼この斤量ですが、競馬では非常に重要な意味を持ちます。
私ブエナは、休み明けや馬体重の変動はあまり気にしませんが、この斤量はしっかり見るようにしています。
▼斤量が重い馬というのは、実績がある馬なので有名馬が多いです。
ですから投票が入りやすくなる。つまりオッズが下がります。
斤量が重くて不利なのに、オッズが低いということになりやすいわけです。
(オープン馬の話)
▼特に、重賞レースでは、賞金を稼いでいる馬は、斤量が非常に重くなっていくので稼ぎにくくなっていきます。
それでも、過去の実績から人気になるわけです。
なので、特に「軸馬」を決めるときには、斤量が他の馬に比べて不利ではないか?ここが重要なポイントになります。
▼重賞レースにおいて、斤量の重い馬が惨敗するというケースは、頻繁に見られます。
そして、そのような重い斤量で負けた馬は、本番のG1で斤量が軽減するため、巻き返すというケースが増えるわけです。
馬券が苦手な人というのは、このように、斤量が重い前哨戦の重賞で買ってしまって惨敗
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次走、G1で人気を落とした時に軽視して来てしまう・・・。このような裏目の馬券の買い方をしてしまう人が多い印象。
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▼さて、これだけで話が終われば簡単なのですが、斤量については、少し複雑な事情があります。
私ブエナの独断と偏見なので、参考程度に聞いてもらえれば。
▼上述したように、斤量が重い馬は明らかに不利なので、能力を発揮できないことがある。
しかしその一方で、
「斤量が重いという事は、能力が高いということでもある」
わけです。
▼実績があるから、より重い斤量を背負わされる。
ですから、「斤量が重い馬は、強い馬である」と言えます。
さらに、「斤量が重いことで、競馬ファンがあまり馬券を買わない」
という傾向にもなります。
「58キロかあ~。これは厳しいなぁ~。切ろう!」
という判断は、誰もがやったことがあると思います。
▼しかしここで問題が発生します。
「斤量が重い馬は強い馬である。でも斤量が嫌われて馬券があまり売れないなら、むしろ斤量が重い馬は、儲かる馬であるとも言える」
と、私ブエナは考えます。
▼ちょっと話が複雑なんですが、要するに、
「斤量が重いことで人気を落としている馬はむしろ、回収率が高い傾向にある」
と思うわけ。
逆に、
「斤量が重いのに、人気が落ちていない馬は、儲からない」
とも言える。
▼確かに重い斤量は、走破時計に影響を与えますが、サラブレッドの馬体重は500キロ前後あるので、「1~2キロの斤量を苦にしない馬」も、たくさんいます。
(※大型馬とは限らない)
そのような、斤量を苦にしない馬は、斤量が重いとオッズが上がる分、回収率も上がる。
強いのに、斤量が重いという理由で、競馬ファンがあまり馬券を買わないからです。
▼馬券は常に、他の馬券購入者との戦いですから、人の裏を突いていかなければなりません。
(マツリダ予想より引用)
世論がどのように流れているのか?
これを読むのが馬券収支をプラスにする秘訣です。
▼競馬は、「強い馬を探すゲーム」ではなく、「儲かる馬を探すゲーム」です。
そのためには、他の人の動向を見てから参戦するということが必要になるわけ。
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▼さて、それでは実際に、斤量によるデータを見てみましょう。
【特別戦の斤量別データ】 (ブエナ調べ)
2010~2015
2003レース分析
定量・馬齢は除く
◆斤量57.5キロ以上の馬
単勝回収率91%
複勝回収率90%
はい。
かなり優秀な回収率となっています。
斤量57.5キロ以上となると、イメージ的にも「重い」と競馬ファンが感じるため、あまり馬券が売れないのかなと。
ちなみに上記データから「重賞レースを除く」と、回収率はさらに上がります。
▼ついでに言うと、
「斤量57.5キロ以上の馬で、単勝オッズ5倍以上の馬」
なら、かなり回収率が上がります。
これはつまり、「強いのに、あまり馬券が売れていない馬」ということになります。
このタイプの馬を狙っていくことで、斤量データだけでも、回収率を向上させることが可能になるわけです。
▼例えば、
「重賞で、斤量57.5キロ以上の馬」
単勝オッズ4.9倍以下
単勝回収率 66%
単勝オッズ5倍以上
単勝回収率 95%
はい。
要するに、「重賞レースで57.5キロ以上が嫌われて、人気が落ちている馬は、回収率が高くなる」というシンプルな話です。
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逆に、「斤量が57.5キロ以上なのに、人気になっている馬は、回収率が下がる」ということになります。
あくまでも傾向ですが、重賞で57.5キロ以上を狙うなら、単勝オッズ5倍以上の馬を狙う方が、長期的な回収率は高くなりやすいと、私は考えます。
▼ということで本日は、斤量が重い馬と軽い馬、どっちが儲かるか?について書いてみました。
私なりにまとめると、
「平均的には、軽量馬より、斤量が重い馬の方が儲けやすいと思う」
そして上述したように、「斤量が重く、あまり人気がない馬」が、儲かる馬と私は考えます。
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▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
重賞レースで斤量が重い馬は買いか?
▼斤量が重い馬と軽い馬、どちらが儲かるか?についての話を続けます。
多くの人は、重賞レースを購入することが多いと思うので、重賞レースのデータを見てみます。
【重賞レースの斤量データ】 (ブエナ調べ)
2010~2016.9
特別戦・牡馬
608レース分析
58kg
単勝回収率 91%
56kg
単勝回収率 63%
54kg
単勝回収率 69%
はい。
牝馬を入れると、「セックス・アローワンス」で話がややこしくなるので、牡馬限定データです。
▼上記のデータを見てもわかる通り、一般的には「重い」と言われる58キロは、回収率が高くなっています。
普通に考えると、「2キロ差があるから、なんとかなるはず!」と言って、58キロより、56キロを選びたくなる。
しかし、長期回収率を考えると、58キロを選んでいく方が儲かる、ということになります。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼なぜそうなるかというと、「みんな56キロの方を選びたくなるから」かと。
いつも書いている通り、馬券というのは、強い馬を探すゲームではない。
他の人が買わない馬を探すゲームです。
みんなが買う馬は、儲からない。
みんなが買わない馬は、儲かる。
▼この考え方は、斤量だけでなく、他のすべての項目にも言えることです。
例えば、「前走で、ぶっちぎりで勝った馬」
タイム差1秒以上のぶっちぎりで勝った馬は強い。競馬新聞を見ても目立つ。
だから皆が買いたくなる。
その結果、オッズが下がって儲からない馬となるわけです。
▼「斤量が重い馬は、あまり馬券が売れず、むしろ儲けやすい」
この傾向は、特に芝のレースで顕著ですが、ダートでもやはり同じような傾向が見られます。
ダートの場合、斤量が重いとダッシュがつかず、前に行けなくなるので、勝率が少し下がりますが、複勝回収率はやはり58キロの馬の方が高くなる傾向にあります。
58キロは、ちょっと手が出しにくい斤量ではありますが、回収率を考えると、敬遠しなくても良いと私ブエナは考えています。
▼それでは、少し具体的なデータも見てみます。
私が馬券を当てたレース。
2015年のプロキオンステークス。
▼このレースの1番人気は、56キロのレッドアルヴィス。
しかし勝ったのは、59キロのベストウォーリアでした。
三連複は万馬券。
1番人気が6着に沈んだことで、ラッキーな高配当となりました。
▼このときのベストウォーリアは、実績は文句なし。
それに対して1番人気のレッドアルヴィスは、上がり馬という感じだった。
このようなオッズバランスになると、先ほども書いたとおり、
「重い斤量で単勝5倍以上」
という高期待値条件に合致するわけです。
▼G1ホースのベストウォーリアの実績を考えれば、「4番人気。単勝6.7倍」は、明らかに過小評価されていた。
これは、多くの競馬ファンが「59キロ」を嫌って、馬券を買わなかったということです。
このような全体像が見えていれば、ここは59キロのベストウォーリアが狙い目となる。
▼常にこのように綺麗に決まるわけではないですが、考え方として。
「斤量が重いことで人気落ちている馬は、むしろ期待値が高くなりやすい」
と私は考えるわけです。
58キロ以上の斤量で、実績があるのにあまり売れていない馬は、逆に狙っていくというスタイルで、私は考えることが多いですね。
▼重賞レースで考えた場合、オーソドックスな形としては、
「前哨戦と本番」という形になると思います。
例えば、「阪神大賞典と天皇賞春」「毎日王冠と天皇賞秋」などですね。
▼このような、古馬G1のトライアル・前哨戦において、斤量差は悩ましい。
特に、実績馬は重い斤量になるので、有名な馬ほど重くなり、判断が難しくなります。
▼私ブエナの考え方としては、基本的には、
「前哨戦で重い斤量で負けて、本番のG1で同斤量で巻き返す」
という形で狙うのが好きです。わかりやすいから。
▼逆に、
「前哨戦は上がり馬の勢いで、軽量も手伝って好走。でも本番のG1では負ける」
このパターンも多いです。
特に、「前哨戦で、先行して実績馬を負かした馬」
このタイプは、本番では危ないことが多い印象。
▼とは言え、これらはすべて「オッズを考慮しなければならない」
単純に、表面だけ見て判断できるものではありません。
先ほども少し書きましたが、馬券というのは他の競馬ファンの逆を行く必要があるからです。
▼「前哨戦で、実績馬が重い斤量だった」
これはよくあるケース。
ここから次のステップを考える。
「その実績馬は、過剰人気か?過小評価か?」
常にここが、最重要になるわけです。
▼では次に、データ範囲を広げて、再度、重賞レースのデータを見てみましょう。
【重賞レース。斤量別データ。牡馬】2010年~2020年。1381レース分析
49.5~51kg⇒単勝回収率23%
51.5~53kg⇒単勝回収率33%
53.5~55kg⇒単勝回収率82%
55.5~57kg⇒単勝回収率65%
57.5~59kg⇒単勝回収率79%
59.5~⇒単勝回収率84%
はい。
重賞レースでの斤量別のデータは、上記のようになります。
▼このデータを見て分かるように、斤量が重くなればなるほど回収率が高くなっていきます。
通常は、斤量は軽ければ軽いほど有利なわけですが、実際の回収率を見ると、重ければ重いほど儲けやすいという傾向にあるわけです。
▼これはなぜかというと、強い馬の方が斤量が重くなるからです。
結局のところ、斤量で成績を調整しようとしても、強い馬は強いし、弱い馬は弱いんです。
なので、多少の斤量差があったところで、結局は能力が高い馬が好走するわけですね。
▼上記のデータは、過去10年の重賞レースのデータなので、サンプル数も十分で、ある程度、信頼できるデータと言えます。
このことから、
「軸馬を決める時は、斤量が重い馬から選ぶ」
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という判断基準にすることによって、回収率も上がりやすくなると思われます。
▼ハンデ戦などにおいては、「軽量の上がり馬」を、ついつい狙いたくなります。
「51キロなら、なんとかなるだろう!」と思ってしまいがちですが、上記のデータを見ると、51キロの斤量では、平均単勝回収率は23%しかありません。
ちなみに勝率は、たったの1.5%です。51キロの軽量馬は、ほとんど勝てないことがわかります。
▼なので、穴狙いをする場合でも、斤量が軽い馬ではなく、斤量が重い馬を選んだ方が回収率が上がるわけです。
例えば、2018年の毎日王冠。
ここには、菊花賞馬のキセキが出走していたんですが、斤量は58キロで、他馬より2~3キロも重い状況でした。
▼そのため、菊花賞馬なのに、キセキは6番人気。
明らかに58キロの斤量を、競馬ファンが嫌ったことがわかります。
▼しかし、ここまで書いてきたとおり、重い斤量の馬は、期待値が高くなりやすい。
なので、この6番人気は絶好のチャンスと考えることができるわけです。
▼ここは、単純に1番人気のアエロリットを軸に、ヒモにキセキを入れれば、三連複3250円が簡単に取れるレースでした。
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