重賞レースの買い方。重賞で儲かる馬券構成を考察する。平場との違いと狙い方・勝つ方法

重賞レースの買い方

▼本日は、重賞の買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。


「重賞レースは、平場より各馬の能力差が小さく、荒れやすい。好配当を狙っていくのが基本」

「人気で見ると、重賞レースは、13番人気くらいまで馬券圏内に来る可能性がある。手広く狙うのが基本」

「重賞レースでは、過去に重賞で好走した実績が重要。上がり馬より、実績馬の方が期待値が高くなりやすい。特に、穴馬を狙う場合は、重賞実績は重要」

「重賞レースのオッズは、競馬新聞やマスコミの影響を受けやすいので、自分なりの物差しを持つことで、大きく勝つことも可能」



ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。



▼重賞レースは、競馬の華です。

マスコミの報道も重賞レースを中心にされているし、競馬ファンの注目も、その週の重賞レースに集中しています。

もちろん馬券の売り上げも、重賞レースが断トツの金額になっています。



▼重賞レースは、みんなが知っているレースなので、馬券を当てると友達に自慢できるという面もあります。

なので、多くの競馬ファンは、とにかく重賞レースを当てたい。重賞レースで儲けたいと思っています。

そこで本日は、重賞レースで勝つ方法について、考察してみたいと思います。



▼まず、重賞レースの決着傾向ですが、平場より荒れることが多いです。

平場では、各馬の能力差が大きく、強い馬は強いというレースになることが多い。

それに対して、重賞レースは、超ハイレベルな頂上決戦なので、全馬の能力が高い。

そのため、各馬の能力差が小さく、ちょっとしたきっかけで着順が入れ替わってしまう。

その結果、波乱になりやすく、高配当が出やすいわけです。



▼なので重賞レースでは、本命サイドに突っ込むよりも、少し手広く高配当を狙う方が、的中率と回収率を上げやすいです。

平場では、1~3番人気の人気馬で決着するケースも多いわけですが、重賞レースでは、人気馬だけで決まることは稀で、多くの場合、ヒモに人気薄が入ってきます。

従って、重賞レースでは、「人気馬+人気薄」という馬券構成にするのが有効というわけです。当ブログでいつも解説している通りですね。



▼例えば、平場では「1-2-4番人気」というような本命サイド決着が多くなりやすいのに対し、重賞では「2-5-7番人気」という感じで、ヒモ荒れするレースが多くなりやすい。

もちろん重賞レースでも、少頭数のレースなど、固いレースはありますが、全体の傾向から考えると、重賞レースは高配当が出やすいレース特性であると言えます。

重賞レースでは、それを踏まえて、やや高配当狙いにしていくと、プラス収支にしやすくなりますね。


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重賞レースで勝つための具体的な買い方

▼さてここまでは、重賞レースでは、出走各馬の能力差が小さく、荒れるレースになりやすいと解説してきました。

ここからは、より具体的に重賞レースで勝つための方法を考察してみたいと思います。



▼では次に、「何番人気まで狙うのか?」について。

通常、競馬では、10番人気以下の大穴馬は、期待値が低くなる傾向にあります。

そのレースで勝負になりそうな馬は、1~9番人気くらいまでになることが多く、10番人気以下の馬は勝負にならないケースが多い。

なので平場では、1~9番人気の馬で馬券を構成していくと、比較的簡単に馬券を当てることができるわけです。



▼それに対して、重賞レースでは、この人気ゾーンが広がります。

平場では、1~9番人気が馬券圏内に来る可能性が高かったわけですが、重賞レースでは、1~13番人気くらいまで馬券圏内に来る可能性があります。

重賞レースでは、平場よりも、馬券対象馬の数が増えるわけですね。

その分、難解になる。難しくなるわけです。



重賞レースで馬券対象馬の数が増える理由は、「各馬の能力差が小さい」ことと「多くの馬の調教状態が良いこと」が挙げられます。

まず、各馬の能力差が小さいという点ですが、下級クラスでは、強い馬と弱い馬の能力に大きな開きがある。

能力を数値で表せば、下級クラスでは、能力90の馬もいれば、能力30の馬もいる。

明らかに能力に差があるわけです。だから馬券対象馬を絞り込みやすい。



▼それに対して、重賞レースはトップレベルの頂上決戦なので、出走してくる馬は、ほとんどが一流馬です。

その多くは、能力70~95くらいで、能力30という馬はほとんどいない。

重賞レースでは、各馬の能力差が小さいので、あまり人気がない馬でも、馬券圏内にくる可能性があるわけです。

だから重賞レースでは、13番人気くらいまで馬券圏内の可能性があるので、手広く狙う必要があるわけですね。



▼平場では、絞って馬券購入して勝てたとしても、重賞レースで同じように絞って購入すると、全然当たらないということも多々あります。

重賞レースは荒れやすいということを念頭に置いて、少し広めに馬券購入していくことが、重賞で勝つためのコツになりますね。



▼▼では次に、「重賞レースでは、どのような馬が馬券圏内に来やすいのか?」ということについて。

重賞レースとそれ以外のレース(主に平場)では、狙い方に明らかな違いがある。

それが、「重賞実績」という概念です。



▼重賞実績とは、過去に重賞レースで馬券圏内になったことがあるとか、重賞で好走したことがあるという意味です。

重賞以外の特別戦や平場には、この重賞実績という概念はもちろんありません。

重賞レースでは、重賞実績が期待値に大きな影響を与えます。



▼競馬用語に、「格負けする」とか「重賞の壁に跳ね返される」「クラスの壁」「競馬は格だ」というものがあります。

これは、競馬というのは、格で好走確率が変わってくるものであり、格上の馬を狙えば、馬券成績も良くなるという意味合いです。



▼例えば、下のクラスから、2連勝・3連勝で重賞初挑戦。

そんな馬は、多くの場合で人気になりますが、重賞レースでクラスの壁に跳ね返されて、惨敗するケースが後を絶ちません。

連勝中の馬というのは、競馬新聞でも目立つので、非常に人気になりやすい。

そして、人気になって負けてしまう。

これはなぜか?



▼この理由が、先程の競馬格言からも、わかるわけです。

競馬というのは、能力だけでは決まらない。

能力以上に、「」というものが、厳然として存在している。

どんなに速く走れる馬も、自分よりも格上が相手だと、萎縮して走れなくなってしまうのです。



▼下のクラスから、2連勝・3連勝して重賞レースに挑戦するような馬は、非常に能力が高い馬です。

間違いなく強いわけです。

しかし、重賞実績がない連勝馬は、重賞レースの壁にはね返されて、惨敗してしまう。

重賞レースには、そんな不思議な格というものがあるわけです。



▼これを馬券に応用して考えれば、重賞レースで回収率を上げる方法が分かる。

重賞レースでは、過去に重賞実績がある馬を優先的に馬券に組み込んでいくと、的中率と回収率が上がりやすくなります

これは特に、「軸馬」と「穴馬」を決める時に有効な戦略になります。

軸馬を決める時は、できるだけ重賞実績がある人気馬から選ぶと良い。

また、穴馬を探す時も、できるだけ重賞実績がある人気薄を選んでいくと、万馬券などの高配当をゲットできる確率が高くなるわけですね。


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