競馬 ダート戦の狙い方~馬券の買い方。芝との違い。予想攻略法。当たらない?人気馬強い
ダート戦はどう狙うか?
私(ブエナ)の経験則で書けば、
「ダートは芝と比べて、人気サイドと大穴サイドの期待値が高いように思う」
「なので私の場合はダートでは、軸は人気馬、ヒモは人気薄へ手広く、という買い方にすることが多い」
「また、ダートでは連勝馬や強い馬に逆らうと、回収率が下がる気がする」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼ご存知の通り、競馬には芝のレースとダートのレースがあります。
芝は草の上を走る。ダートは砂の上を走る。
同じ競馬ですが、芝とダートでは狙い方が全く違ってくる印象。
▼基本的に、ダートのレースというのは「馬場状態」が着順に与える影響は比較的小さいと思う。
逆に、芝のレースは、ちょっとしたことで先行馬が有利になったり、追い込み馬が有利になったりします。
これはどういうことか?
▼これは、「芝より、ダートの方が紛れが少ない」ということなのかなと。
(あくまで私ブエナの見解です)
全体の平均なので、もちろんダートでも大荒れになる事は頻繁にありますが、芝のレースよりはダートのレースの方が読みやすいと思う。
芝のレースは、ちょっとハイペースやスローペースになっただけでも、かなり着順が入れ替わるので、ダートよりも読みにくいと思うわけです。
▼では、芝のレースよりも、ダートのレースの方が儲けやすいのか?
これについては、そうとは言い切れない。
というか私の場合は、芝のレースの方が儲けやすいです。
(マツリダ予想を使用のため)
▼ダートのレースは紛れが少ない。つまり強い馬が勝ちやすいと思う。
中央競馬では「連勝」する馬はあまりいません。特に芝のレースでは連勝を重ねる事はかなり難しいです。
しかしダートに関しては、5連勝・6連勝といった連勝を重ねる馬が数多くいます。
このことからも、ダートの方が紛れが少ない。つまり強い馬が力を発揮しやすいと思われる。
▼ですから、ダートのレースで断然人気の馬から流せば、的中率は簡単に上がります。
特に、条件戦などの下級クラスのレースになると、ダートでの断然人気の馬はかなりの確率で馬券になります。
しかし、ここが落とし穴だったりする。
▼ダートは紛れが少ない。ダートは断然人気の馬が勝ちやすい。
これだけを見れば、ダートのレースは余裕で勝てるのではないかと思ってしまいますが、そうではない。
なぜなら「みんな買うから」
▼どんなに勝率の高い馬であっても、みんながその馬を買って、オッズが下がってしまえば、何のうまみもありません。
私が、このブログで何度も書いているように、「競馬というのは、勝ち馬を探すゲームではない」のです。
「儲かる馬を探すゲーム」なのですね。
的中率を上げても、回収率が上がらなかったら意味がない。
▼そういう意味では、ダートのレースよりも芝のレースの方が、断然人気の馬が消える確率が高いので儲けやすいと、私は感じるわけです。
とは言え、ダートのレースが儲からないわけではありません。
ダートのレースでも「条件」がそれぞれあります。
例えば「距離」
▼ダートのレースでもある程度、距離が長くなってくると、展開の紛れが生じやすくなる印象。
ですから私ブエナの場合は、ダートの短距離戦はほとんど買いませんが、ダートの中距離戦はたまに買います。
▼ダート戦では、「ガチガチの組み合わせ」と「人気馬と超人気薄の組み合わせ」が出現しやすい印象です。
芝のレースの場合は、「超人気薄の馬」は、あまり馬券にならないのですが、ダートの場合は、超人気薄の馬でも馬券になることが多い感じですね。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼「ダートは、強い馬が能力を発揮しやすいのに、なぜ超人気薄が来るのか?」
ここがダートの難しいところなんですが、ダート戦は、ダントツで強い馬はとにかく強い。
しかし、「それ以下の馬」はどうか?
つまり、中穴~大穴の馬は、能力に差がないことが多いと思うわけです。ブエナの考えですが。
▼芝の場合は、各馬の能力に差がある(超良血馬は、基本的には強い等)
そのため、芝のレースでは、超人気薄はほとんど来ない。
でもダートは、どちらかというと、「芝で落ちこぼれた馬たちの集まり」みたいなレースになることが多いので、
「ダートは、中穴と大穴の能力差が小さい」
すなわち、ダートは芝より「超人気薄」の激走が多い。
のではないかと、私ブエナは考えます。
▼さて、買い方を具体的に言えば、ダートのレースの場合は、
「1番人気から、人気薄に流す」という買い方を、私はすることが多いです。
これは芝のレースの買い方とは全く違います。
また、中央競馬のダートと、地方競馬のダートも全く違います。
地方競馬はかなり配当が固いので、私は地方では大穴は狙わないことが多いです。
▼ダートはシンプルであるが故に奥が深く、私は芝のレースの方が、利益を出すには簡単だと感じます。
これは的中させるのが簡単なのではなく、利益を出すなら芝のレースの方が出しやすいということです。私ブエナの印象ですが。
▼それでは、具体的なデータも少し見てみましょう。
【ダート戦のデータ】 2010~1015
特別戦
ダート
1425レース分析
(ブエナ調べ)
1~3番人気
単勝回収率81%
4~6番人気
単勝回収率71%
7~9番人気
単勝回収率62%
10番人気以下
単勝回収率80%
はい。
何と言っても特筆すべきは、10番人気以下でも、単勝回収率が80%!という部分です。
私は当ブログで、「基本的に10番人気以下は無視する」と、何度か書いていますが、ダートの特別戦に限っては、例外的になります。
▼先ほども書きましたが、
「ダートでは、10番人気以下の超人気薄も、普通に来る」
そして、
「ダートは、人気サイドと超人気薄サイドの期待値が高い」
ゆえに、
「ダートでは、断然人気馬から超人気薄への流しが有効」
と、私ブエナは考えています。
▼それと蛇足ですが、
「ダートは、内枠有利ではない」
です。
芝の場合は、インコースが有利なケースが多いわけですが、ダートの内枠は、「砂を被る」ため、むしろ外枠の方が有利だったりします。
これは結構重要なので、頭に入れておくと良いかと思います。
▼ついでに、騎手データも見てみましょう。
【ダートが得意な騎手】単勝回収率
吉田隼人151%
田辺裕信133%
戸崎圭太130%
川田将雅123%
横山典弘104%
はい。
ダートは、芝よりも騎手の得手不得手が、明確に出やすいような気もします。
一応、頭に入れておくと良いかもしれません。
▼ということで本日は、ダート戦の狙い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。
上述したように、私の主戦場は芝のレースですが、ダートでも「明確な軸馬」がいるときは、そこから人気薄へと流すこともあります。
馬券はダートでも芝でも、レース条件によって狙い方が全然違ってくるので、それを意識するだけでも、収支は大きく変わってくると思います。
ご参考まで。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼ダート戦の狙い方についての考察を続けます。
上述した通り、ダート戦は、超人気薄の激走が多い。
中穴狙いの私ブエナには、なかなか難しいレースが多いです。
ただ、芝のレースのように、大穴馬の期待値が下がらないので、穴党の人は、ダートの方が利益を出しやすいようにも思います。
▼例えば、先ほども少し書きましたが、ダートの場合は「砂」なので、内枠が嫌いな馬もいる。
芝のレースの場合は、距離ロスを少なくするため、内枠が基本的には有利ですが、ダートは違う。
▼ダートのレースで大穴を開ける馬の特徴として、「前走、内枠で砂をかぶって、やる気がなくなり惨敗した馬が、今回は外枠で気分良く走ってしまう」というケースがあります。
私ブエナの印象では、このパターンは結構多い。
ダートの場合は、単純に内枠がいいとか、外枠がいいとかではなく、「外枠のダートが得意な馬か?」という部分にまで注目していくと、大穴をゲットできるチャンスも広がると思います。
▼芝のレースの場合は、前走で10着以下ともなると、かなり期待値が下がってしまいます。
しかし、ダートの場合は、前走で10着以下でも関係ない。
上述の通り、ダートは気分を損ねると、思いっきり惨敗するので、弱いから惨敗したとは限らないわけですね。
この辺まで読み込んで予想していくと、ダートのレースでも楽しく見ることができると思います。
▼それから、ダートのレースで私ブエナがよくやる作戦は、
「前走、展開不向きだった馬を狙う」
というやり方です。
▼これはもちろん芝のレースでも有効ですが、芝よりダートの方が、展開不向きだった馬を見分けやすいような気がする。
それは何故かというと、芝のレースだと展開だけでなく、「内外の芝の状態」が影響してくるからです。
▼展開というのは、シンプルに言えば、先行有利とか差し有利、というやつです。
ダートだと、このような展開がシンプルに読める。
しかし芝のレースだと、「インコースがボコボコ」とか「外差し馬場」といった、別のファクターが絡んでくるわけです。
▼こうなってくると、芝のレースでは単純に展開を推理することができない。
前走、前残りの理由が、スローペースだったのか?それともグリーンベルトだったのか?
これを判断するためには、実際にレースを見たり、馬場状態を熟知しておく必要があるわけです。
なかなか難解です。
▼しかしながら、ダートのレースの場合は、「内外の馬場状態」というファクターは基本的に発生しない。
ダートは砂なので、水分含有量でほぼ決まる。
だからこそ、ダートのレースは展開が読みやすく、「展開で負けた馬」を次走で狙うことが可能になると、私ブエナは思うわけです。
▼あと、ダート戦は「前残り」が発生しやすい印象です。
ダートは砂なので、芝のレースよりも追い込みが決まりにくい。
その結果、前に行った人気薄の馬が、そのまま粘り込んでしまうというケースがよくあるわけです。
▼逃げ・先行馬は、どんな状況下においても期待値が高いわけですが、ダート戦では特に要注意。
ダートで人気薄の逃げ馬が単騎逃げできそうなときは、一応ヒモに入れておいた方が良いかと思います。
▼これは、1番人気の脚質が、差し・追い込み馬の時に限らず、1番人気が先行馬でも、人気薄の馬が前で粘ってしまうのがダート戦の特徴です。
芝のレースでは、1番人気馬が先行馬だと、どうしても他の先行馬は潰されてしまうことが多いわけですが、ダートではちょっと違う。
ダートの場合は、強い1番人気馬が先行して押し切り、2着に人気薄の逃げ馬が残ったりする。
▼先ほど、ダートでは内枠は砂をかぶるので不利になるケースがあると書きましたが、ダートで逃げ・先行馬が残りやすいのも、ここに関わりがある気がする。
つまり、先行してしまえば砂をかぶらなくて済む。
差し・追い込み馬だと、どうしても前を走る馬が蹴り上げた砂をかぶってしまうデメリットがありますが、逃げ先行馬だとこれがない。
その結果、力の劣る馬でも、気分良く先行して、そのまま粘り込んでしまうケースが多発するのかなと思うわけです。
▼では、ここまでの話を踏まえて、ダート戦のデータを洗ってみましょう。
【ダート重賞レース】2000~2020年(20年間のデータ)
単勝オッズ1.0~1.4倍⇒複勝回収率98%
単勝オッズ1.5~1.9倍⇒複勝回収率92%
はい。
ダートの重賞レースにおいて、単勝1倍台の馬の複勝回収率は上記の通りです。
▼上記のデータを見るとわかるように、ダート重賞レースで単勝1倍台の馬は、非常に信頼度が高いのが分かります。
複勝回収率というのは、複勝を買い続けた時の回収率です。
この数字は通常、人気馬の場合は70~80%程度になるケースが多いんですが、上述の通り、ダートの重賞レースでは話が違っています。
▼先ほど私が解説した通り、ダートの重賞レースでは、「断然人気の馬」は、信頼度が高くなります。
複勝回収率で90%以上あるということは、ワイドや三連複の軸馬にすれば、簡単にプラス収支になるということになります。
もちろん、ヒモ馬の選定が必要になりますが、複勝馬券で購入するよりは、回収率は高くなると思います。
▼では次のデータを見てみましょう。
【上記条件】
単勝オッズ1.0~1.4倍⇒複勝率91%
単勝オッズ1.5~1.9倍⇒複勝率82%
はい。
複勝率というのは、その馬が1~3着に入る確率です。
上述したデータを見ればわかるように、ダートの重賞レースで単勝1倍台の馬は、80~90%の確率で3着以内に入ることがわかります。
▼では、このような条件に合致するレースは、どのようなレースなのか?
実際のケーススタディで見てみましょう。
【2019年。東海ステークス】
1着 インティ(1番人気)単勝1.5倍
2着 チュウワウィザード(2番人気)
3着 スマハマ(4番人気)
はい。
まずは、典型的な断然人気の馬がいたレース。
ここでは、インティが単勝1.5倍と圧倒的な人気でした。
▼ここまで書いてきたとおり、ダート重賞で断然人気の馬には逆らわない方がいい。
なので、このようなケースでは、インティを軸にすればOKです。私の考えですが。
インティから三連複で流してもいいんですが、このレースでは、2番人気のチュウワウィザードも信頼度が高く、この2頭を軸にした三連複を私は考えました。
▼シンプルに、1~2番人気の2頭軸。
相手は中穴馬~大穴馬から、4頭をチョイス。
あいにくヒモが硬く収まってしまいましたが、4点買いで7.5倍なので、余裕のプラス収支になりました。
ダート重賞レースでは、このような「断然人気馬からの流し」が有効に作用することが多いわけです。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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私(ブエナ)の経験則で書けば、
「ダートは芝と比べて、人気サイドと大穴サイドの期待値が高いように思う」
「なので私の場合はダートでは、軸は人気馬、ヒモは人気薄へ手広く、という買い方にすることが多い」
「また、ダートでは連勝馬や強い馬に逆らうと、回収率が下がる気がする」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼ご存知の通り、競馬には芝のレースとダートのレースがあります。
芝は草の上を走る。ダートは砂の上を走る。
同じ競馬ですが、芝とダートでは狙い方が全く違ってくる印象。
▼基本的に、ダートのレースというのは「馬場状態」が着順に与える影響は比較的小さいと思う。
逆に、芝のレースは、ちょっとしたことで先行馬が有利になったり、追い込み馬が有利になったりします。
これはどういうことか?
▼これは、「芝より、ダートの方が紛れが少ない」ということなのかなと。
(あくまで私ブエナの見解です)
全体の平均なので、もちろんダートでも大荒れになる事は頻繁にありますが、芝のレースよりはダートのレースの方が読みやすいと思う。
芝のレースは、ちょっとハイペースやスローペースになっただけでも、かなり着順が入れ替わるので、ダートよりも読みにくいと思うわけです。
▼では、芝のレースよりも、ダートのレースの方が儲けやすいのか?
これについては、そうとは言い切れない。
というか私の場合は、芝のレースの方が儲けやすいです。
(マツリダ予想を使用のため)
▼ダートのレースは紛れが少ない。つまり強い馬が勝ちやすいと思う。
中央競馬では「連勝」する馬はあまりいません。特に芝のレースでは連勝を重ねる事はかなり難しいです。
しかしダートに関しては、5連勝・6連勝といった連勝を重ねる馬が数多くいます。
このことからも、ダートの方が紛れが少ない。つまり強い馬が力を発揮しやすいと思われる。
▼ですから、ダートのレースで断然人気の馬から流せば、的中率は簡単に上がります。
特に、条件戦などの下級クラスのレースになると、ダートでの断然人気の馬はかなりの確率で馬券になります。
しかし、ここが落とし穴だったりする。
▼ダートは紛れが少ない。ダートは断然人気の馬が勝ちやすい。
これだけを見れば、ダートのレースは余裕で勝てるのではないかと思ってしまいますが、そうではない。
なぜなら「みんな買うから」
▼どんなに勝率の高い馬であっても、みんながその馬を買って、オッズが下がってしまえば、何のうまみもありません。
私が、このブログで何度も書いているように、「競馬というのは、勝ち馬を探すゲームではない」のです。
「儲かる馬を探すゲーム」なのですね。
的中率を上げても、回収率が上がらなかったら意味がない。
▼そういう意味では、ダートのレースよりも芝のレースの方が、断然人気の馬が消える確率が高いので儲けやすいと、私は感じるわけです。
とは言え、ダートのレースが儲からないわけではありません。
ダートのレースでも「条件」がそれぞれあります。
例えば「距離」
▼ダートのレースでもある程度、距離が長くなってくると、展開の紛れが生じやすくなる印象。
ですから私ブエナの場合は、ダートの短距離戦はほとんど買いませんが、ダートの中距離戦はたまに買います。
▼ダート戦では、「ガチガチの組み合わせ」と「人気馬と超人気薄の組み合わせ」が出現しやすい印象です。
芝のレースの場合は、「超人気薄の馬」は、あまり馬券にならないのですが、ダートの場合は、超人気薄の馬でも馬券になることが多い感じですね。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼「ダートは、強い馬が能力を発揮しやすいのに、なぜ超人気薄が来るのか?」
ここがダートの難しいところなんですが、ダート戦は、ダントツで強い馬はとにかく強い。
しかし、「それ以下の馬」はどうか?
つまり、中穴~大穴の馬は、能力に差がないことが多いと思うわけです。ブエナの考えですが。
▼芝の場合は、各馬の能力に差がある(超良血馬は、基本的には強い等)
そのため、芝のレースでは、超人気薄はほとんど来ない。
でもダートは、どちらかというと、「芝で落ちこぼれた馬たちの集まり」みたいなレースになることが多いので、
「ダートは、中穴と大穴の能力差が小さい」
すなわち、ダートは芝より「超人気薄」の激走が多い。
のではないかと、私ブエナは考えます。
▼さて、買い方を具体的に言えば、ダートのレースの場合は、
「1番人気から、人気薄に流す」という買い方を、私はすることが多いです。
これは芝のレースの買い方とは全く違います。
また、中央競馬のダートと、地方競馬のダートも全く違います。
地方競馬はかなり配当が固いので、私は地方では大穴は狙わないことが多いです。
▼ダートはシンプルであるが故に奥が深く、私は芝のレースの方が、利益を出すには簡単だと感じます。
これは的中させるのが簡単なのではなく、利益を出すなら芝のレースの方が出しやすいということです。私ブエナの印象ですが。
▼それでは、具体的なデータも少し見てみましょう。
【ダート戦のデータ】 2010~1015
特別戦
ダート
1425レース分析
(ブエナ調べ)
1~3番人気
単勝回収率81%
4~6番人気
単勝回収率71%
7~9番人気
単勝回収率62%
10番人気以下
単勝回収率80%
はい。
何と言っても特筆すべきは、10番人気以下でも、単勝回収率が80%!という部分です。
私は当ブログで、「基本的に10番人気以下は無視する」と、何度か書いていますが、ダートの特別戦に限っては、例外的になります。
▼先ほども書きましたが、
「ダートでは、10番人気以下の超人気薄も、普通に来る」
そして、
「ダートは、人気サイドと超人気薄サイドの期待値が高い」
ゆえに、
「ダートでは、断然人気馬から超人気薄への流しが有効」
と、私ブエナは考えています。
▼それと蛇足ですが、
「ダートは、内枠有利ではない」
です。
芝の場合は、インコースが有利なケースが多いわけですが、ダートの内枠は、「砂を被る」ため、むしろ外枠の方が有利だったりします。
これは結構重要なので、頭に入れておくと良いかと思います。
▼ついでに、騎手データも見てみましょう。
【ダートが得意な騎手】単勝回収率
吉田隼人151%
田辺裕信133%
戸崎圭太130%
川田将雅123%
横山典弘104%
はい。
ダートは、芝よりも騎手の得手不得手が、明確に出やすいような気もします。
一応、頭に入れておくと良いかもしれません。
▼ということで本日は、ダート戦の狙い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。
上述したように、私の主戦場は芝のレースですが、ダートでも「明確な軸馬」がいるときは、そこから人気薄へと流すこともあります。
馬券はダートでも芝でも、レース条件によって狙い方が全然違ってくるので、それを意識するだけでも、収支は大きく変わってくると思います。
ご参考まで。
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▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
ダートで砂をかぶるのが嫌な馬が大穴になるケース
▼ダート戦の狙い方についての考察を続けます。
上述した通り、ダート戦は、超人気薄の激走が多い。
中穴狙いの私ブエナには、なかなか難しいレースが多いです。
ただ、芝のレースのように、大穴馬の期待値が下がらないので、穴党の人は、ダートの方が利益を出しやすいようにも思います。
▼例えば、先ほども少し書きましたが、ダートの場合は「砂」なので、内枠が嫌いな馬もいる。
芝のレースの場合は、距離ロスを少なくするため、内枠が基本的には有利ですが、ダートは違う。
▼ダートのレースで大穴を開ける馬の特徴として、「前走、内枠で砂をかぶって、やる気がなくなり惨敗した馬が、今回は外枠で気分良く走ってしまう」というケースがあります。
私ブエナの印象では、このパターンは結構多い。
ダートの場合は、単純に内枠がいいとか、外枠がいいとかではなく、「外枠のダートが得意な馬か?」という部分にまで注目していくと、大穴をゲットできるチャンスも広がると思います。
▼芝のレースの場合は、前走で10着以下ともなると、かなり期待値が下がってしまいます。
しかし、ダートの場合は、前走で10着以下でも関係ない。
上述の通り、ダートは気分を損ねると、思いっきり惨敗するので、弱いから惨敗したとは限らないわけですね。
この辺まで読み込んで予想していくと、ダートのレースでも楽しく見ることができると思います。
▼それから、ダートのレースで私ブエナがよくやる作戦は、
「前走、展開不向きだった馬を狙う」
というやり方です。
▼これはもちろん芝のレースでも有効ですが、芝よりダートの方が、展開不向きだった馬を見分けやすいような気がする。
それは何故かというと、芝のレースだと展開だけでなく、「内外の芝の状態」が影響してくるからです。
▼展開というのは、シンプルに言えば、先行有利とか差し有利、というやつです。
ダートだと、このような展開がシンプルに読める。
しかし芝のレースだと、「インコースがボコボコ」とか「外差し馬場」といった、別のファクターが絡んでくるわけです。
▼こうなってくると、芝のレースでは単純に展開を推理することができない。
前走、前残りの理由が、スローペースだったのか?それともグリーンベルトだったのか?
これを判断するためには、実際にレースを見たり、馬場状態を熟知しておく必要があるわけです。
なかなか難解です。
▼しかしながら、ダートのレースの場合は、「内外の馬場状態」というファクターは基本的に発生しない。
ダートは砂なので、水分含有量でほぼ決まる。
だからこそ、ダートのレースは展開が読みやすく、「展開で負けた馬」を次走で狙うことが可能になると、私ブエナは思うわけです。
▼あと、ダート戦は「前残り」が発生しやすい印象です。
ダートは砂なので、芝のレースよりも追い込みが決まりにくい。
その結果、前に行った人気薄の馬が、そのまま粘り込んでしまうというケースがよくあるわけです。
▼逃げ・先行馬は、どんな状況下においても期待値が高いわけですが、ダート戦では特に要注意。
ダートで人気薄の逃げ馬が単騎逃げできそうなときは、一応ヒモに入れておいた方が良いかと思います。
▼これは、1番人気の脚質が、差し・追い込み馬の時に限らず、1番人気が先行馬でも、人気薄の馬が前で粘ってしまうのがダート戦の特徴です。
芝のレースでは、1番人気馬が先行馬だと、どうしても他の先行馬は潰されてしまうことが多いわけですが、ダートではちょっと違う。
ダートの場合は、強い1番人気馬が先行して押し切り、2着に人気薄の逃げ馬が残ったりする。
▼先ほど、ダートでは内枠は砂をかぶるので不利になるケースがあると書きましたが、ダートで逃げ・先行馬が残りやすいのも、ここに関わりがある気がする。
つまり、先行してしまえば砂をかぶらなくて済む。
差し・追い込み馬だと、どうしても前を走る馬が蹴り上げた砂をかぶってしまうデメリットがありますが、逃げ先行馬だとこれがない。
その結果、力の劣る馬でも、気分良く先行して、そのまま粘り込んでしまうケースが多発するのかなと思うわけです。
▼では、ここまでの話を踏まえて、ダート戦のデータを洗ってみましょう。
【ダート重賞レース】2000~2020年(20年間のデータ)
単勝オッズ1.0~1.4倍⇒複勝回収率98%
単勝オッズ1.5~1.9倍⇒複勝回収率92%
はい。
ダートの重賞レースにおいて、単勝1倍台の馬の複勝回収率は上記の通りです。
▼上記のデータを見るとわかるように、ダート重賞レースで単勝1倍台の馬は、非常に信頼度が高いのが分かります。
複勝回収率というのは、複勝を買い続けた時の回収率です。
この数字は通常、人気馬の場合は70~80%程度になるケースが多いんですが、上述の通り、ダートの重賞レースでは話が違っています。
▼先ほど私が解説した通り、ダートの重賞レースでは、「断然人気の馬」は、信頼度が高くなります。
複勝回収率で90%以上あるということは、ワイドや三連複の軸馬にすれば、簡単にプラス収支になるということになります。
もちろん、ヒモ馬の選定が必要になりますが、複勝馬券で購入するよりは、回収率は高くなると思います。
▼では次のデータを見てみましょう。
【上記条件】
単勝オッズ1.0~1.4倍⇒複勝率91%
単勝オッズ1.5~1.9倍⇒複勝率82%
はい。
複勝率というのは、その馬が1~3着に入る確率です。
上述したデータを見ればわかるように、ダートの重賞レースで単勝1倍台の馬は、80~90%の確率で3着以内に入ることがわかります。
▼では、このような条件に合致するレースは、どのようなレースなのか?
実際のケーススタディで見てみましょう。
【2019年。東海ステークス】
1着 インティ(1番人気)単勝1.5倍
2着 チュウワウィザード(2番人気)
3着 スマハマ(4番人気)
はい。
まずは、典型的な断然人気の馬がいたレース。
ここでは、インティが単勝1.5倍と圧倒的な人気でした。
▼ここまで書いてきたとおり、ダート重賞で断然人気の馬には逆らわない方がいい。
なので、このようなケースでは、インティを軸にすればOKです。私の考えですが。
インティから三連複で流してもいいんですが、このレースでは、2番人気のチュウワウィザードも信頼度が高く、この2頭を軸にした三連複を私は考えました。
▼シンプルに、1~2番人気の2頭軸。
相手は中穴馬~大穴馬から、4頭をチョイス。
あいにくヒモが硬く収まってしまいましたが、4点買いで7.5倍なので、余裕のプラス収支になりました。
ダート重賞レースでは、このような「断然人気馬からの流し」が有効に作用することが多いわけです。
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ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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