中山競馬場の馬券の買い方~攻略法。中山コース。なぜ先行有利?内枠有利。勝ち方
中山コースはどう買うか?
私(ブエナ)の経験則で書けば、
「私ブエナの場合は、中山芝では13番より外の馬は期待値が下がるので軽視。押さえまでにすることが多い」
「中山芝コースの場合、内枠になるほど好走率は上がる印象」
「ただ、1枠1番は前が詰まるので、やや信頼度は下がる。それでも外枠よりはマシだと思う」
「小回りコースなので、脚質は当然、先行が回収率を上げやすいかと」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼中央競馬には、 4大競馬場があります。
ご存知の通り、東京・中山・京都・阪神
この4つですね。
▼この4つの競馬場の中で、最もトリッキーで難しい競馬場が、中山競馬場という印象。
中山コースの特徴は、「小回り」
つまり、コーナーがきつく直線が短いわけですね。
このトリッキーなコース形態が、強い馬でも負けてしまう原因となっています。
▼例えば、ディープインパクト。
ディープインパクトが国内で唯一負けたレースは、有馬記念ですね。
中山2,500メートル。
先行したハーツクライを捕まえることができませんでした。
▼これはまさに小回りコースで荒れる典型的な例です。
つまり中山コースは、小回りでカーブがきついので、
「逃げ先行馬と、内枠」が有利になりやすい印象。
▼特に中山1600メートルというコースは有名で、内枠が絶対有利のコース形態となっています。
朝日杯フューチュリティステークスは、ずっとこの中山1,600メートルで行われてきましたが、あまりにも内枠が有利で不公平なので、2014年から阪神コースに変更されたほど。
▼ということで、まず基本中の基本として、中山コースは小回りなので、大外一気の追い込み馬にはかなり不利なコースとなります。
特に、メインレース以外の条件戦などでは、前残りが顕著になります。
さすがに重賞クラスになると、ペースも速くなるし、競走馬のレベルも上がるので差しや追い込みが決まりますが、条件戦レベルだと、やはり前が残りやすいですね。
▼とは言っても、「中山コースだから先行馬と内枠狙い」これをやりすぎてしまうと、本質を見失います。
馬券はあくまでも「オッズと期待値」を最優先に考えた方がいい。
つまり、中山1,600メートルで、単勝万馬券の逃げ馬が1枠1番だったとしても、その馬が儲かる馬とは限らないわけです。
▼馬券のスタイルにもよりますが、まず基本的に単勝万馬券の馬は、あまり期待値が高くない傾向にある。
(単勝万馬券が好きな競馬ファンが多いため)
超大穴をいつも狙っている人以外は、単勝万馬券の馬は狙わない方が馬券の効率は良くなるような。
ですから、「中山1,600メートルで、内枠の逃げ馬が全然人気がない!おいしい!」
と、力んで馬券を買っても、他のファクターを無視しては、なかなか回収率は上がらないということです。
▼中山でもどこでも、単勝万馬券の馬が馬券に絡んでくる確率は、ほぼ無いに等しいので、私の場合は来たら事故ということで諦めます。
これは私ブエナの考え方であり、もちろん大穴狙いもアリだと思います。
ただ大穴狙いは、的中までの時間がかかりすぎるし、ある程度、資金力と忍耐力が必要になります。
▼ですから、私たちのような一般的な競馬ファンは、単勝万馬券の馬は予想検討から外しても、特に問題はないと考えます。
先ほども書きましたが、馬券検討で最も重要なのは「オッズと期待値」です。
その上に、「コースによる有利不利」を加味する感じですね。
この順番を逆にしてしまうと、回収率はなかなか上がらなくなる。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼さて、中山競馬場の馬券の買い方に戻りましょう。
実際のデータを見てみます。
【中山コースデータ】 2005~2015
特別戦
芝
955レース分析
1~7番
複勝率25%
13番~18番
複勝率16%
はい。
中山コースでは、内枠と外枠で、3着内率が「10%」も違うわけですね。
回収率も多くの場合、内枠の方が高くなります。
▼競馬の場合、ハイレベルなレースになるほど内枠が有利になるので、上記のデータは中山競馬場に限った話ではありません。
基本的には、どこの競馬場でも特別戦や重賞など、ハイレベルなレースは内枠の方が好走しやすい印象。
ちなみにこれは、「芝」の話で、ダートだとまた全然違ってきます。
ダートは逆に、砂を被らない外枠が有利になることも多いです。
▼ちなみに、先ほども書きましたが「中山芝1,600メートル」
この条件も、やはり外枠は成績が落ちます。
ただ意外なことに、1,600メートル「以外の」距離の方が、外枠の成績が悪い傾向にあります。
おそらく、「中山1,600メートルは外枠が不利!」と、各ジョッキーが強く認識しているため、乗り方を工夫しているからだと思われます。
そのため、確かに中山1,600メートルは圧倒的に外枠が不利なコース形態ですが、「回収率は」意外と外枠でも悪くなかったりするわけです。
▼競馬というのは常に、「ファンが作るオッズ」によって成り立っているゲーム。
なので、中山1,600メートルが外枠不利だと言っても、
「多くの競馬ファンが外枠を嫌うなら、逆に外枠の期待値が上昇する」
ことになるわけです。
▼ということで本日は、中山競馬場の馬券の買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。
ごくごく簡単に書けば、中山芝のレースで、内枠と外枠で迷ったら、内枠の馬を選択する。
基本的には、それだけでも長期回収率は上がりやすくなると、私は考えます。
ご参考まで。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼中山競馬場の馬券の買い方についての考察を続けます。
中山コースでの、具体的なデータを1つ見てみます。
【中山芝レースデータ】 2005~2016
特別戦
1044レース分析(ブエナ調べ)
逃げ
単勝回収率166%
先行
単勝回収率102%
差し
単勝回収率66%
追い込み
単勝回収率26%
はい。
まあ当たり前なんですが、中山の芝のレースでは、そのレースで前に行けば行くほど、回収率が高くなります。
逆に言えば、スタートして自分の応援する馬が後ろのほうにいた場合、その馬の期待値はあまり高いとは言えないわけです。
(あくまで私ブエナの考え方です)
▼これは、中山コースに限った話ではなく、競馬というのは前に行った方が儲かる。
重賞レースなどでは、ペースが厳しくなるので、差しが届くことも多くなりますが、重賞レースであっても、前に行った馬が儲かるのは変わらないわけです。
▼私ブエナの印象では、中山の芝コースは、その傾向に拍車がかかる印象。
上述の通り、中山コースは小回りなので、外を回って追い込むと距離ロスが大きくなってしまう。
そのため、内ラチ沿いを走ることができる逃げ・先行馬の期待値が高くなりやすいわけです。
▼私ブエナが、「先行馬」を重視するケースは、「穴を狙うとき」です。
人気馬の場合、馬に力があるので、後ろから進めても差し届く。
また、人気馬の場合は、あまり前に行くとマークされて展開が厳しくなるので、後ろから進めてもあまり期待値は下がらない印象です。
▼それに対して、人気薄の場合。
力のない馬が、後ろから進めて追い込みを決めるのは、かなり展開に恵まれないと厳しい。
力のない馬は、先行してなだれ込む形にした方が、好走率は高くなる印象です。
特に、中山コースは小回りなので、人気薄の先行馬が穴を開けるケースが多くなるため、私は中山コースで穴を狙う時は、できるだけ先行馬を狙うようにしています。
▼さて、中山競馬場では本当に先行馬の期待値が高いのか?
先ほどは、特別戦のデータを見てみましたが、次は「重賞レース」のデータを見てみます。
【中山 重賞レースデータ】 2000~2017.8
447レース分析(ブエナ調べ)
逃げ
単勝回収率224%
先行
単勝回収率123%
差し
単勝回収率75%
追い込み
単勝回収率20%
はい。
重賞レースに絞り込んで見ても、やはり「逃げ・先行馬」の期待値が圧倒的に高いのが分かる。
まあ、これはある意味当然で、競馬というのは、ゲートを出て前目のポジションを取った馬が圧倒的に有利なわけです。
▼例えば、2017年の中山記念。
ここでは、ロゴタイプが先行して穴を開けました。
ロゴタイプは、このレースに限らず、頻繁に穴馬券を演出しています。
それは、彼の脚質が先行であることと無関係では無い。
▼もしロゴタイプが追い込み馬だったら?
こんなに頻繁に穴を開けることはないと思うわけです。
これは中山競馬場に限った話ではないのですが、小回りの中山では特にその傾向が顕著だと思うわけです。
▼ロゴタイプは、たまに差す競馬も試みていますが、彼が穴を開ける時は、大抵が「逃げか先行」なんですね。
安田記念は東京コースですが、彼が先行して2年連続で穴を開けた要因は、やはり先行力。
そして中山コースでは、このような先行力を持った馬の期待値が高くなりやすいと思うわけです。
▼さらに具体的なレースも考察してみましょう。
ジェンティルドンナが引退レースで勝った有馬記念。2014年ですね。
このときの有馬記念は、各陣営が、好きな枠順を選んでいくというシステムでした。
このシステムを見ていると、陣営がどの枠順を有利だと考えているかがわかる。
▼このときの有馬記念の枠順選択では、ジェンティルドンナが最初の選択権をゲットし、「4番枠」を選んだわけです。
4番枠は、芝のレースでは最も有利な枠順のひとつです。
それをジェンティルドンナ陣営が真っ先に選んだということからも、やはり中山コースでは4番枠が有利だということがわかる。
▼この枠順選択の結果は、「内枠から順番に埋まっていった」わけです。
あえて外枠を選択した陣営はいなかった。
追い込み馬なら、外枠でもよさそうなものですが、そうはならなかった。
これは私としては、予想通りでした。
▼芝のレースの競馬においては、脚質がどうであれ、内枠が必ず有利になる。
特に、有馬記念が行われる中山競馬場では、明らかに好走確率が内枠の方が勝っているわけです。
だから陣営は、こぞって内枠から選んで行ったわけですね。
▼ただ、私たち馬券を買う側としては、単純な内枠狙いではダメなんです。
陣営は単純に内枠をゲットできればいいんですよ。なぜなら内枠の方が好走確率が高いからです。
▼しかしながら、私たち馬券を買う側としては、「好走確率」だけでなく「回収率と期待値」を考えないと儲からないんですね。
いくら内枠の方が好走確率が高いと言っても、その馬が内枠を引いて過剰人気になるなら、私たちはその馬を購入するべきではないわけです。
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「中山芝コースの場合、内枠になるほど好走率は上がる印象」
「ただ、1枠1番は前が詰まるので、やや信頼度は下がる。それでも外枠よりはマシだと思う」
「小回りコースなので、脚質は当然、先行が回収率を上げやすいかと」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼中央競馬には、 4大競馬場があります。
ご存知の通り、東京・中山・京都・阪神
この4つですね。
▼この4つの競馬場の中で、最もトリッキーで難しい競馬場が、中山競馬場という印象。
中山コースの特徴は、「小回り」
つまり、コーナーがきつく直線が短いわけですね。
このトリッキーなコース形態が、強い馬でも負けてしまう原因となっています。
▼例えば、ディープインパクト。
ディープインパクトが国内で唯一負けたレースは、有馬記念ですね。
中山2,500メートル。
先行したハーツクライを捕まえることができませんでした。
▼これはまさに小回りコースで荒れる典型的な例です。
つまり中山コースは、小回りでカーブがきついので、
「逃げ先行馬と、内枠」が有利になりやすい印象。
▼特に中山1600メートルというコースは有名で、内枠が絶対有利のコース形態となっています。
朝日杯フューチュリティステークスは、ずっとこの中山1,600メートルで行われてきましたが、あまりにも内枠が有利で不公平なので、2014年から阪神コースに変更されたほど。
▼ということで、まず基本中の基本として、中山コースは小回りなので、大外一気の追い込み馬にはかなり不利なコースとなります。
特に、メインレース以外の条件戦などでは、前残りが顕著になります。
さすがに重賞クラスになると、ペースも速くなるし、競走馬のレベルも上がるので差しや追い込みが決まりますが、条件戦レベルだと、やはり前が残りやすいですね。
▼とは言っても、「中山コースだから先行馬と内枠狙い」これをやりすぎてしまうと、本質を見失います。
馬券はあくまでも「オッズと期待値」を最優先に考えた方がいい。
つまり、中山1,600メートルで、単勝万馬券の逃げ馬が1枠1番だったとしても、その馬が儲かる馬とは限らないわけです。
▼馬券のスタイルにもよりますが、まず基本的に単勝万馬券の馬は、あまり期待値が高くない傾向にある。
(単勝万馬券が好きな競馬ファンが多いため)
超大穴をいつも狙っている人以外は、単勝万馬券の馬は狙わない方が馬券の効率は良くなるような。
ですから、「中山1,600メートルで、内枠の逃げ馬が全然人気がない!おいしい!」
と、力んで馬券を買っても、他のファクターを無視しては、なかなか回収率は上がらないということです。
▼中山でもどこでも、単勝万馬券の馬が馬券に絡んでくる確率は、ほぼ無いに等しいので、私の場合は来たら事故ということで諦めます。
これは私ブエナの考え方であり、もちろん大穴狙いもアリだと思います。
ただ大穴狙いは、的中までの時間がかかりすぎるし、ある程度、資金力と忍耐力が必要になります。
▼ですから、私たちのような一般的な競馬ファンは、単勝万馬券の馬は予想検討から外しても、特に問題はないと考えます。
先ほども書きましたが、馬券検討で最も重要なのは「オッズと期待値」です。
その上に、「コースによる有利不利」を加味する感じですね。
この順番を逆にしてしまうと、回収率はなかなか上がらなくなる。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼さて、中山競馬場の馬券の買い方に戻りましょう。
実際のデータを見てみます。
【中山コースデータ】 2005~2015
特別戦
芝
955レース分析
1~7番
複勝率25%
13番~18番
複勝率16%
はい。
中山コースでは、内枠と外枠で、3着内率が「10%」も違うわけですね。
回収率も多くの場合、内枠の方が高くなります。
▼競馬の場合、ハイレベルなレースになるほど内枠が有利になるので、上記のデータは中山競馬場に限った話ではありません。
基本的には、どこの競馬場でも特別戦や重賞など、ハイレベルなレースは内枠の方が好走しやすい印象。
ちなみにこれは、「芝」の話で、ダートだとまた全然違ってきます。
ダートは逆に、砂を被らない外枠が有利になることも多いです。
▼ちなみに、先ほども書きましたが「中山芝1,600メートル」
この条件も、やはり外枠は成績が落ちます。
ただ意外なことに、1,600メートル「以外の」距離の方が、外枠の成績が悪い傾向にあります。
おそらく、「中山1,600メートルは外枠が不利!」と、各ジョッキーが強く認識しているため、乗り方を工夫しているからだと思われます。
そのため、確かに中山1,600メートルは圧倒的に外枠が不利なコース形態ですが、「回収率は」意外と外枠でも悪くなかったりするわけです。
▼競馬というのは常に、「ファンが作るオッズ」によって成り立っているゲーム。
なので、中山1,600メートルが外枠不利だと言っても、
「多くの競馬ファンが外枠を嫌うなら、逆に外枠の期待値が上昇する」
ことになるわけです。
▼ということで本日は、中山競馬場の馬券の買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみました。
ごくごく簡単に書けば、中山芝のレースで、内枠と外枠で迷ったら、内枠の馬を選択する。
基本的には、それだけでも長期回収率は上がりやすくなると、私は考えます。
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▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
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中山コースでも有利な脚質は、逃げ先行馬
▼中山競馬場の馬券の買い方についての考察を続けます。
中山コースでの、具体的なデータを1つ見てみます。
【中山芝レースデータ】 2005~2016
特別戦
1044レース分析(ブエナ調べ)
逃げ
単勝回収率166%
先行
単勝回収率102%
差し
単勝回収率66%
追い込み
単勝回収率26%
はい。
まあ当たり前なんですが、中山の芝のレースでは、そのレースで前に行けば行くほど、回収率が高くなります。
逆に言えば、スタートして自分の応援する馬が後ろのほうにいた場合、その馬の期待値はあまり高いとは言えないわけです。
(あくまで私ブエナの考え方です)
▼これは、中山コースに限った話ではなく、競馬というのは前に行った方が儲かる。
重賞レースなどでは、ペースが厳しくなるので、差しが届くことも多くなりますが、重賞レースであっても、前に行った馬が儲かるのは変わらないわけです。
▼私ブエナの印象では、中山の芝コースは、その傾向に拍車がかかる印象。
上述の通り、中山コースは小回りなので、外を回って追い込むと距離ロスが大きくなってしまう。
そのため、内ラチ沿いを走ることができる逃げ・先行馬の期待値が高くなりやすいわけです。
▼私ブエナが、「先行馬」を重視するケースは、「穴を狙うとき」です。
人気馬の場合、馬に力があるので、後ろから進めても差し届く。
また、人気馬の場合は、あまり前に行くとマークされて展開が厳しくなるので、後ろから進めてもあまり期待値は下がらない印象です。
▼それに対して、人気薄の場合。
力のない馬が、後ろから進めて追い込みを決めるのは、かなり展開に恵まれないと厳しい。
力のない馬は、先行してなだれ込む形にした方が、好走率は高くなる印象です。
特に、中山コースは小回りなので、人気薄の先行馬が穴を開けるケースが多くなるため、私は中山コースで穴を狙う時は、できるだけ先行馬を狙うようにしています。
▼さて、中山競馬場では本当に先行馬の期待値が高いのか?
先ほどは、特別戦のデータを見てみましたが、次は「重賞レース」のデータを見てみます。
【中山 重賞レースデータ】 2000~2017.8
447レース分析(ブエナ調べ)
逃げ
単勝回収率224%
先行
単勝回収率123%
差し
単勝回収率75%
追い込み
単勝回収率20%
はい。
重賞レースに絞り込んで見ても、やはり「逃げ・先行馬」の期待値が圧倒的に高いのが分かる。
まあ、これはある意味当然で、競馬というのは、ゲートを出て前目のポジションを取った馬が圧倒的に有利なわけです。
▼例えば、2017年の中山記念。
ここでは、ロゴタイプが先行して穴を開けました。
ロゴタイプは、このレースに限らず、頻繁に穴馬券を演出しています。
それは、彼の脚質が先行であることと無関係では無い。
▼もしロゴタイプが追い込み馬だったら?
こんなに頻繁に穴を開けることはないと思うわけです。
これは中山競馬場に限った話ではないのですが、小回りの中山では特にその傾向が顕著だと思うわけです。
▼ロゴタイプは、たまに差す競馬も試みていますが、彼が穴を開ける時は、大抵が「逃げか先行」なんですね。
安田記念は東京コースですが、彼が先行して2年連続で穴を開けた要因は、やはり先行力。
そして中山コースでは、このような先行力を持った馬の期待値が高くなりやすいと思うわけです。
▼さらに具体的なレースも考察してみましょう。
ジェンティルドンナが引退レースで勝った有馬記念。2014年ですね。
このときの有馬記念は、各陣営が、好きな枠順を選んでいくというシステムでした。
このシステムを見ていると、陣営がどの枠順を有利だと考えているかがわかる。
▼このときの有馬記念の枠順選択では、ジェンティルドンナが最初の選択権をゲットし、「4番枠」を選んだわけです。
4番枠は、芝のレースでは最も有利な枠順のひとつです。
それをジェンティルドンナ陣営が真っ先に選んだということからも、やはり中山コースでは4番枠が有利だということがわかる。
▼この枠順選択の結果は、「内枠から順番に埋まっていった」わけです。
あえて外枠を選択した陣営はいなかった。
追い込み馬なら、外枠でもよさそうなものですが、そうはならなかった。
これは私としては、予想通りでした。
▼芝のレースの競馬においては、脚質がどうであれ、内枠が必ず有利になる。
特に、有馬記念が行われる中山競馬場では、明らかに好走確率が内枠の方が勝っているわけです。
だから陣営は、こぞって内枠から選んで行ったわけですね。
▼ただ、私たち馬券を買う側としては、単純な内枠狙いではダメなんです。
陣営は単純に内枠をゲットできればいいんですよ。なぜなら内枠の方が好走確率が高いからです。
▼しかしながら、私たち馬券を買う側としては、「好走確率」だけでなく「回収率と期待値」を考えないと儲からないんですね。
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