馬券は、流しとフォーメーションとボックスどっちが儲かる?フォーメーション馬券とは。買い方
馬券は、流しとフォーメーションとボックス、どれが勝てるか?
▼本日は、流し馬券とフォーメーション馬券とボックス馬券について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「儲かる順番に並べると、①フォーメーション、②流し、③ボックスという順番になるかなと」
「しかし、的中率で並べると、上記と真逆の順番になる」
「馬券の腕がある人は、フォーメーションが一番利益を出しやすい」
「すべての買い方の中で、最も回収率を高めやすいのは、三連単フォーメーション。しかし的中率は最も低くなる」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼馬券には、「流し」「ボックス」「フォーメーション」という、3つの買い方があります。
流し馬券は、1頭の軸馬を決めて、ヒモ馬に流す買い方。
ボックス馬券は、選んだ馬のすべての組み合わせを購入する買い方。
フォーメーション馬券は、1頭目・2頭目・3頭目に入れる馬を、自分で選択して、それらすべての組み合わせを購入する買い方です。
▼では、このうち、流しとフォーメーションの違いは何なのか?
私ブエナの感覚ですが、「フォーメーションは、2頭目を絞れるのがメリット」と感じています。
(三連系の場合)
▼例えば、三連系の流し馬券であれば、
1ー2.3.4.5.6ー2.3.4.5.6
という感じで、2頭目と3頭目は、同じ馬をすべて購入することになります。
▼これをフォーメーションにすると、
1ー2.3ー2.3.4.5.6
という感じで、2頭目の頭数を絞り込めるんですね。
▼2頭目が明確に絞り込めるレースの場合、流し馬券よりフォーメーション馬券の方が、無駄が少なくなります。
無駄な馬券をカットすることで、長期回収率が上がりやすくなるんですね。
▼一方、2連系馬券(馬連・馬単)の場合は、流し馬券からフォーメーション馬券にすることで、軸馬を増やすことができます。
流し馬券なら
1-2.3.4.5.6
となる所を、
1.2-2.3.4.5.6
という感じで、軸馬を増やすことができます。
2連系馬券で、軸馬を2頭で迷った時は、流し馬券よりフォーメーション馬券の方が、効率が良い場合がありますね。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼流しとフォーメーションとボックスについての考察を続けます。
馬券の構成方法としては、基本は「流し馬券」で良いかと思います。
流し馬券は、馬券構成の基礎となる考え方であり、特に初心者さんは、流し馬券をしっかり理解していくことが重要です。
参考記事
↓
馬券の効率的な買い方は?
▼流し馬券が理解できてくると、「もう少しカスタマイズしたいな」と感じることが出てくると思います。
単純な流し馬券だと、どうしても無駄な馬券が入ってしまったり、逆に、もう少し付け足したい場合もあると思います。
▼そのように感じ始めたら、フォーメーション馬券を使ってみましょう。
先ほども少し書きましたが、三連系の場合、フォーメーション馬券にすることで、2頭目の頭数を減らすことが可能です。
▼2頭目の頭数を減らすことができれば、大幅に買い目を削減することができる。
買い目を減らして、合成オッズを上げることで、長期回収率も自然と上がってくるわけです。
つまり、儲かる買い方になる。
▼「人気馬ー人気馬ー人気薄」という形の決着傾向が濃厚な場合、フォーメーション馬券が有効です。
これを単純な流し馬券にしてしまうと、「人気馬ー人気薄ー人気薄」という組み合わせの馬券も一緒に購入してしまうことになり、効率が悪いです。
▼そこで、フォーメーション馬券を活用することで、2頭目の人気薄をカットするわけですね。
もちろん、これが裏目に出ることもありますが、人気馬が2頭入るという根拠が明確であれば、長期的には回収率は上がることになります。
▼また、2頭目を減らすことによって、3頭目を増やすことも可能です。
「2頭目までは人気馬で決まりそうだが、3頭目は何が来てもおかしくないレース」
このような場合、2頭目を減らして、その分を3頭目に入れると、回収効率が良くなります。
▼これが単純な流し馬券の場合、人気薄まで買い目を増やしてしまうと、かなり買い目点数が増えてしまいます。
しかし、フォーメーション馬券なら、2頭目を調整することで、3頭目を増やしても、全体の買い目点数は増やさずに済むわけです。
▼あるいは、1頭目に2頭の馬を入れることで、軸が飛ぶリスクを減らすこともできます。
Box馬券だと、人気薄同士の非効率な馬券を購入してしまいますが、フォーメーション馬券なら、無駄なく2頭軸の馬券構成にすることが可能。
▼2頭軸については、2連系馬券でも有効に活用できます。
馬連などの2連系馬券では、1頭軸からの流し馬券では、軸馬に迷ったときに裏目を引く可能性があります。
そこで、フォーメーション馬券にすることで、軸馬を2頭に設定し、軸が来ないリスクを減らすことができるわけです。
▼box馬券については、流し馬券とフォーメーション馬券を、全て内包した形になります。
すべての組み合わせを網羅するのが、box馬券。
なので、的中率は最も高くなります。
▼その代償として、ボックス馬券は、無駄な馬券を購入してしまうというデメリットがあります。
明らかに期待値が低い組合せの馬券まで、一緒に購入してしまうんですね。
なので、狙って回収率を上げに行く場合は、私ブエナは、box馬券を買う事は少ないです。
▼▼さて、ここまでいろいろ書いてきましたが、流しとフォーメーションとボックスはどれが儲かるのか?
私の個人的な、儲かる順番としては、
1 フォーメーション
2 流し
3 ボックス
という順番になります。
▼ただこれは、ある程度馬券の知識がある人の場合です。
この順番は、上に行くほど細かくカスタマイズできる買い方になります。
下に行くほど、余計な馬券まで、まとめて購入してしまうことになる。
▼なので、しっかりと期待値分析ができる人の場合は、フォーメーション馬券が最も効率よく利益を出すことができると言える。
究極的な形としては、「三連単フォーメーション」ですね。
三連単のフォーメーションは、すべての馬券の買い方の中で、最も細かく買い目を指定できる。
なので、極限まで無駄な馬券を排除して、利益を追求できることになります。
▼わかりやすい形としては、「単勝期待値が高い馬を、三連単の1着固定」ですね。
2着には、レースタイプによって、人気馬を入れるか、中穴馬を入れるかが変わってきます。
本命サイドが強いレースの場合は、1着に単勝期待値が高い人気馬をセットして、2着に別の人気馬を2頭セットする。
そして3着には、中穴馬6頭・大穴馬2頭くらいをセットします。
▼このような細かい買い方は、三連単フォーメーションならではの買い方であり、うまくいけば最大の利益を引き出すことができます。
ただ、極限まで無駄な買い目を削っているので、的中率は低くなってしまいますね。
▼先ほど私は、フォーメーション馬券が最も利益を出しやすいと書きました。
これは言い換えると、フォーメーション馬券が最も的中率が下がりやすいとも言える。
▼的中率で言えば、
1 ボックス
2 流し
3 フォーメーション
という感じになります。
先ほどと真逆になりますね。
▼馬券というのは基本的に、儲けようとすると、的中率が下がりやすくなる。
なぜなら、儲けようとすれば、儲からない馬券を排除する必要があるからです。
儲からない馬券でも、そこには必ず、的中の可能性が残されている。
だから、それらの無駄な馬券をカットすると、回収率は上がるけど、必ず的中率は下がるわけです。
▼このような的中率と利益のバランスを考えながら、フォーメーションにするのか、流し馬券にするのかを考えていく。
あるいは、荒れそうなレースであればボックスも検討して行く。
こんな感じで臨機応変に対応していくと、より利益を出しやすくなります。
▼▼では次に、「ボックス馬券」について考えてみたいと思います。
Box馬券を購入する場合、必須の条件があります。
それは、「box馬券を購入するなら、荒れそうなレースを選ぶ」という点です。
▼ボックスで馬券を構成する場合、レースそのものが荒れてくれないと、利益が出ません。
悪い時は、当たってマイナスのトリガミになってしまいます。
これは、ボックス馬券の買い目点数が多いことが原因です。
▼例えば、三連複6頭ボックスの場合、買い目点数は20点になります。
1~6番人気まで拾って20点。
これを、ボックスではなく、三連複軸2頭にすれば、4点買いになるので、やはりボックス買いは買い目点数が多いと言えます。
▼そこで、先ほどの条件。「荒れるレースを選ぶ」ということが必須になってくるわけです。
ボックス馬券で利益を出す場合、必ず高配当を取る必要があります。
三連複20点買うなら、レース回収率300%として、平均6000円くらいの配当は欲しいところ。
▼そう考えると、「本命サイドのボックス」は、極めて利益を出しにくい買い方であることがわかります。
本命サイドの馬券は、オッズが低く、せっかく的中しても利益が少なかったり、トリガミになったりします。
なので、ボックスで勝負する場合は、高配当を狙っていくのが絶対条件です。
▼三連複6頭ボックスで狙う場合、「人気馬2頭、中穴馬4頭」くらいの比率で構成していくと、的中率と回収率のバランスが良くなります。
最悪なのは、「1~6番人気ボックス」で、これだと長期回収率はほぼ確実にマイナスになってしまいます。
そこで、1~3番人気から2頭選び、4~9番人気から4頭選ぶ、という形で、穴サイドに広げるわけです。
これにより、平均配当が高くなり、回収率も上がりやすくなるわけですね。
▼▼ではここで、ボックス馬券の具体的な買い方のケーススタディーを考えてみましょう。
【愛知杯2021年】
1着 マジックキャッスル(2番人気)
2着 ランブリングアレー(6番人気)
3着 ウラヌスチャーム(8番人気)
三連複19070円
はい。
このレースは、私ブエナが個人的にも三連複をボックスで的中したレースです。
ボックス買いの参考になるレースなので、少し分析してみます。
▼まず、上述した通り、ボックスで勝負する場合は、荒れそうなレースを選ぶことになります。
上記の愛知杯は、「ローカル開催・フルゲート18頭・ハンデ戦・牝馬限定戦」と、荒れる要素がバッチリ揃っていました。
このようなレース条件では、波乱になる可能性が高い。
こういうケースで本命サイドを狙ってしまうと、大きく的中率が下がり、損失が出てしまいます。
▼慣れてくれば、見た瞬間に、「このレース条件なら、荒れるな」とわかるようになります。
私も、この愛知杯は、第一印象で荒れると判断したので、ケン(見)するかボックスかを考えました。
この日は他に、めぼしい勝負レースもなかったので、ボックス買いで遊んでみることにしました。
▼ボックス買いの馬券構成としては、先ほども書いたとおり、「人気馬2頭、中穴馬4頭」で構成していきます。
まず、人気馬は「1~3番人気から2頭」を選びます。
ここでは、3番人気のサトノダムゼルに重賞実績がなかったので、シンプルに1番人気と2番人気を拾います。
▼次に、このレースで最も難しいヒモ選び。
ヒモも上述した通り、「4~9番人気から4頭」を選びます。
6頭のうち、2頭を切る作業になります。
▼4~9番人気から2頭切る場合、9番人気から順番に見ていくと、予想の効率が良くなります。
基本的には、人気薄の方が切る材料が多いからです。
ということで、9番人気のウインマイティー。
オークス3着の実績があり、あまり人気が下がらない馬。
しかしながら、オークス3着の後は、1度も馬券になっておらず、前走のエリザベス女王杯は14着に大敗。
当ブログで何度か書いていますが、前走10着以下の馬は、期待値が下がるので、ちょっと狙いにくいです。
ということで、まず9番人気のウインマイティーを切り。
▼次に、8番人気のウラヌスチャームですが、この馬も前走のエリザベス女王杯で13着と大敗。
ただこの馬の場合は、2走前の新潟牝馬Sの内容が圧巻。
3コーナーからマクって行って、7馬身差の圧勝。
中京は、新潟と同じ左回りの競馬なので、ここは一応、ボックスに入れておきたい馬でした。
▼次に、7番人気のカセドラルベル。
この馬は、3勝クラスまでしか勝っておらず、重賞レース実績がなかったので、こちらを切ります。
ここまでで、9番人気と7番人気をカット。
ボックス馬券の構成は、「1.2.4.5.6.8番人気」の6頭ボックス(20点)
このようなシンプルな馬券構成でも、三連複19070円を簡単に的中することができたレースでした。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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▼本日は、流し馬券とフォーメーション馬券とボックス馬券について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「儲かる順番に並べると、①フォーメーション、②流し、③ボックスという順番になるかなと」
「しかし、的中率で並べると、上記と真逆の順番になる」
「馬券の腕がある人は、フォーメーションが一番利益を出しやすい」
「すべての買い方の中で、最も回収率を高めやすいのは、三連単フォーメーション。しかし的中率は最も低くなる」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼馬券には、「流し」「ボックス」「フォーメーション」という、3つの買い方があります。
流し馬券は、1頭の軸馬を決めて、ヒモ馬に流す買い方。
ボックス馬券は、選んだ馬のすべての組み合わせを購入する買い方。
フォーメーション馬券は、1頭目・2頭目・3頭目に入れる馬を、自分で選択して、それらすべての組み合わせを購入する買い方です。
▼では、このうち、流しとフォーメーションの違いは何なのか?
私ブエナの感覚ですが、「フォーメーションは、2頭目を絞れるのがメリット」と感じています。
(三連系の場合)
▼例えば、三連系の流し馬券であれば、
1ー2.3.4.5.6ー2.3.4.5.6
という感じで、2頭目と3頭目は、同じ馬をすべて購入することになります。
▼これをフォーメーションにすると、
1ー2.3ー2.3.4.5.6
という感じで、2頭目の頭数を絞り込めるんですね。
▼2頭目が明確に絞り込めるレースの場合、流し馬券よりフォーメーション馬券の方が、無駄が少なくなります。
無駄な馬券をカットすることで、長期回収率が上がりやすくなるんですね。
▼一方、2連系馬券(馬連・馬単)の場合は、流し馬券からフォーメーション馬券にすることで、軸馬を増やすことができます。
流し馬券なら
1-2.3.4.5.6
となる所を、
1.2-2.3.4.5.6
という感じで、軸馬を増やすことができます。
2連系馬券で、軸馬を2頭で迷った時は、流し馬券よりフォーメーション馬券の方が、効率が良い場合がありますね。
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▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
フォーメーション馬券のメリットとデメリット
▼流しとフォーメーションとボックスについての考察を続けます。
馬券の構成方法としては、基本は「流し馬券」で良いかと思います。
流し馬券は、馬券構成の基礎となる考え方であり、特に初心者さんは、流し馬券をしっかり理解していくことが重要です。
参考記事
↓
馬券の効率的な買い方は?
▼流し馬券が理解できてくると、「もう少しカスタマイズしたいな」と感じることが出てくると思います。
単純な流し馬券だと、どうしても無駄な馬券が入ってしまったり、逆に、もう少し付け足したい場合もあると思います。
▼そのように感じ始めたら、フォーメーション馬券を使ってみましょう。
先ほども少し書きましたが、三連系の場合、フォーメーション馬券にすることで、2頭目の頭数を減らすことが可能です。
▼2頭目の頭数を減らすことができれば、大幅に買い目を削減することができる。
買い目を減らして、合成オッズを上げることで、長期回収率も自然と上がってくるわけです。
つまり、儲かる買い方になる。
▼「人気馬ー人気馬ー人気薄」という形の決着傾向が濃厚な場合、フォーメーション馬券が有効です。
これを単純な流し馬券にしてしまうと、「人気馬ー人気薄ー人気薄」という組み合わせの馬券も一緒に購入してしまうことになり、効率が悪いです。
▼そこで、フォーメーション馬券を活用することで、2頭目の人気薄をカットするわけですね。
もちろん、これが裏目に出ることもありますが、人気馬が2頭入るという根拠が明確であれば、長期的には回収率は上がることになります。
▼また、2頭目を減らすことによって、3頭目を増やすことも可能です。
「2頭目までは人気馬で決まりそうだが、3頭目は何が来てもおかしくないレース」
このような場合、2頭目を減らして、その分を3頭目に入れると、回収効率が良くなります。
▼これが単純な流し馬券の場合、人気薄まで買い目を増やしてしまうと、かなり買い目点数が増えてしまいます。
しかし、フォーメーション馬券なら、2頭目を調整することで、3頭目を増やしても、全体の買い目点数は増やさずに済むわけです。
▼あるいは、1頭目に2頭の馬を入れることで、軸が飛ぶリスクを減らすこともできます。
Box馬券だと、人気薄同士の非効率な馬券を購入してしまいますが、フォーメーション馬券なら、無駄なく2頭軸の馬券構成にすることが可能。
▼2頭軸については、2連系馬券でも有効に活用できます。
馬連などの2連系馬券では、1頭軸からの流し馬券では、軸馬に迷ったときに裏目を引く可能性があります。
そこで、フォーメーション馬券にすることで、軸馬を2頭に設定し、軸が来ないリスクを減らすことができるわけです。
▼box馬券については、流し馬券とフォーメーション馬券を、全て内包した形になります。
すべての組み合わせを網羅するのが、box馬券。
なので、的中率は最も高くなります。
▼その代償として、ボックス馬券は、無駄な馬券を購入してしまうというデメリットがあります。
明らかに期待値が低い組合せの馬券まで、一緒に購入してしまうんですね。
なので、狙って回収率を上げに行く場合は、私ブエナは、box馬券を買う事は少ないです。
▼▼さて、ここまでいろいろ書いてきましたが、流しとフォーメーションとボックスはどれが儲かるのか?
私の個人的な、儲かる順番としては、
1 フォーメーション
2 流し
3 ボックス
という順番になります。
▼ただこれは、ある程度馬券の知識がある人の場合です。
この順番は、上に行くほど細かくカスタマイズできる買い方になります。
下に行くほど、余計な馬券まで、まとめて購入してしまうことになる。
▼なので、しっかりと期待値分析ができる人の場合は、フォーメーション馬券が最も効率よく利益を出すことができると言える。
究極的な形としては、「三連単フォーメーション」ですね。
三連単のフォーメーションは、すべての馬券の買い方の中で、最も細かく買い目を指定できる。
なので、極限まで無駄な馬券を排除して、利益を追求できることになります。
▼わかりやすい形としては、「単勝期待値が高い馬を、三連単の1着固定」ですね。
2着には、レースタイプによって、人気馬を入れるか、中穴馬を入れるかが変わってきます。
本命サイドが強いレースの場合は、1着に単勝期待値が高い人気馬をセットして、2着に別の人気馬を2頭セットする。
そして3着には、中穴馬6頭・大穴馬2頭くらいをセットします。
▼このような細かい買い方は、三連単フォーメーションならではの買い方であり、うまくいけば最大の利益を引き出すことができます。
ただ、極限まで無駄な買い目を削っているので、的中率は低くなってしまいますね。
▼先ほど私は、フォーメーション馬券が最も利益を出しやすいと書きました。
これは言い換えると、フォーメーション馬券が最も的中率が下がりやすいとも言える。
▼的中率で言えば、
1 ボックス
2 流し
3 フォーメーション
という感じになります。
先ほどと真逆になりますね。
▼馬券というのは基本的に、儲けようとすると、的中率が下がりやすくなる。
なぜなら、儲けようとすれば、儲からない馬券を排除する必要があるからです。
儲からない馬券でも、そこには必ず、的中の可能性が残されている。
だから、それらの無駄な馬券をカットすると、回収率は上がるけど、必ず的中率は下がるわけです。
▼このような的中率と利益のバランスを考えながら、フォーメーションにするのか、流し馬券にするのかを考えていく。
あるいは、荒れそうなレースであればボックスも検討して行く。
こんな感じで臨機応変に対応していくと、より利益を出しやすくなります。
▼▼では次に、「ボックス馬券」について考えてみたいと思います。
Box馬券を購入する場合、必須の条件があります。
それは、「box馬券を購入するなら、荒れそうなレースを選ぶ」という点です。
▼ボックスで馬券を構成する場合、レースそのものが荒れてくれないと、利益が出ません。
悪い時は、当たってマイナスのトリガミになってしまいます。
これは、ボックス馬券の買い目点数が多いことが原因です。
▼例えば、三連複6頭ボックスの場合、買い目点数は20点になります。
1~6番人気まで拾って20点。
これを、ボックスではなく、三連複軸2頭にすれば、4点買いになるので、やはりボックス買いは買い目点数が多いと言えます。
▼そこで、先ほどの条件。「荒れるレースを選ぶ」ということが必須になってくるわけです。
ボックス馬券で利益を出す場合、必ず高配当を取る必要があります。
三連複20点買うなら、レース回収率300%として、平均6000円くらいの配当は欲しいところ。
▼そう考えると、「本命サイドのボックス」は、極めて利益を出しにくい買い方であることがわかります。
本命サイドの馬券は、オッズが低く、せっかく的中しても利益が少なかったり、トリガミになったりします。
なので、ボックスで勝負する場合は、高配当を狙っていくのが絶対条件です。
▼三連複6頭ボックスで狙う場合、「人気馬2頭、中穴馬4頭」くらいの比率で構成していくと、的中率と回収率のバランスが良くなります。
最悪なのは、「1~6番人気ボックス」で、これだと長期回収率はほぼ確実にマイナスになってしまいます。
そこで、1~3番人気から2頭選び、4~9番人気から4頭選ぶ、という形で、穴サイドに広げるわけです。
これにより、平均配当が高くなり、回収率も上がりやすくなるわけですね。
▼▼ではここで、ボックス馬券の具体的な買い方のケーススタディーを考えてみましょう。
【愛知杯2021年】
1着 マジックキャッスル(2番人気)
2着 ランブリングアレー(6番人気)
3着 ウラヌスチャーム(8番人気)
三連複19070円
はい。
このレースは、私ブエナが個人的にも三連複をボックスで的中したレースです。
ボックス買いの参考になるレースなので、少し分析してみます。
▼まず、上述した通り、ボックスで勝負する場合は、荒れそうなレースを選ぶことになります。
上記の愛知杯は、「ローカル開催・フルゲート18頭・ハンデ戦・牝馬限定戦」と、荒れる要素がバッチリ揃っていました。
このようなレース条件では、波乱になる可能性が高い。
こういうケースで本命サイドを狙ってしまうと、大きく的中率が下がり、損失が出てしまいます。
▼慣れてくれば、見た瞬間に、「このレース条件なら、荒れるな」とわかるようになります。
私も、この愛知杯は、第一印象で荒れると判断したので、ケン(見)するかボックスかを考えました。
この日は他に、めぼしい勝負レースもなかったので、ボックス買いで遊んでみることにしました。
▼ボックス買いの馬券構成としては、先ほども書いたとおり、「人気馬2頭、中穴馬4頭」で構成していきます。
まず、人気馬は「1~3番人気から2頭」を選びます。
ここでは、3番人気のサトノダムゼルに重賞実績がなかったので、シンプルに1番人気と2番人気を拾います。
▼次に、このレースで最も難しいヒモ選び。
ヒモも上述した通り、「4~9番人気から4頭」を選びます。
6頭のうち、2頭を切る作業になります。
▼4~9番人気から2頭切る場合、9番人気から順番に見ていくと、予想の効率が良くなります。
基本的には、人気薄の方が切る材料が多いからです。
ということで、9番人気のウインマイティー。
オークス3着の実績があり、あまり人気が下がらない馬。
しかしながら、オークス3着の後は、1度も馬券になっておらず、前走のエリザベス女王杯は14着に大敗。
当ブログで何度か書いていますが、前走10着以下の馬は、期待値が下がるので、ちょっと狙いにくいです。
ということで、まず9番人気のウインマイティーを切り。
▼次に、8番人気のウラヌスチャームですが、この馬も前走のエリザベス女王杯で13着と大敗。
ただこの馬の場合は、2走前の新潟牝馬Sの内容が圧巻。
3コーナーからマクって行って、7馬身差の圧勝。
中京は、新潟と同じ左回りの競馬なので、ここは一応、ボックスに入れておきたい馬でした。
▼次に、7番人気のカセドラルベル。
この馬は、3勝クラスまでしか勝っておらず、重賞レース実績がなかったので、こちらを切ります。
ここまでで、9番人気と7番人気をカット。
ボックス馬券の構成は、「1.2.4.5.6.8番人気」の6頭ボックス(20点)
このようなシンプルな馬券構成でも、三連複19070円を簡単に的中することができたレースでした。
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