三連単を当てるコツ・当て方。三連単を的中させるにはどう買う?当たる買い方はマルチ馬券
三連単を当てるコツと当て方
▼本日は、三連単を当てるコツについて、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「三連単を当てるコツはシンプル。買い目点数を増やして、合成オッズを下げればいいだけ」
「多くの人が三連単は当たらないと言うのは、買い目点数が少なすぎるから」
「三連単は、200点くらい買わないと、他の馬券種と同等の的中率にはならない」
「三連単の当てやすい買い方としては、三連単、軸1頭マルチ、相手8頭(168点)がある」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼中央競馬の馬券の中で、三連単は当てるのが最も難しい馬券種です。
ですが、三連単と言えど、正しく考えることができれば、他の馬券種と同じように的中させることが可能です。
▼三連単を当てるコツは、
「買い目点数を絞りすぎないこと」です。
三連単が当たらないのは、買い目点数を絞りすぎというケースがほとんどなんですね。
▼シンプルに考えてみるとわかりやすいんですが、三連単でも全通り買えば、的中率100%になるわけです。
という事は、三連単が当たらないとすれば、当たり馬券を自分で除外しているから、ということになります。
▼例えば、
・三連複6頭ボックス⇒20点
・三連単6頭ボックス⇒120点
同じ6頭ボックスでも、三連複と三連単では、こんなにも買い目点数が違うわけです。
▼三連単は、三連複の6倍の買い目があるので、同じ的中率にするには、三連複の6倍の点数を購入しなければならないと言うことになります。
ここが分かっていれば、三連単を当てる事は難しくないことが分かります。
▼それを踏まえた上で、三連単を当てるための、具体的な買い方としては、
「三連単、軸1頭マルチ、相手8頭(168点)」
という形がオーソドックスなスタイルになるかと思います。
かなり買い目点数が多くなりますが、三連単で当てるコツは買い目点数を絞らないことなので、これくらいでも良いかと。
ちなみに、三連複なら28点ですむので、資金力がない人は三連複がオススメです。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼三連単を当てるコツについての考察を続けます。
先程は、「三連単、軸1頭マルチ、相手8頭(168点)」について書いてみました。
この買い方は、本日のテーマに沿って、三連単を当てるための買い方になります。
▼ですので、回収率をさらに上げていきたい場合は、この168点から、期待値の低い馬券を削っていく作業が必要になります。
しかしながら、回収率を求めるということは、的中率を犠牲にすることにもなる。
ここが馬券の難しいところです。
▼「よく当たり、回収率も高い」という買い方は、基本的には存在しないわけです。
回収率を求めれば、どうしても的中率が下がる。
なぜなら、期待値の低い馬券であっても、ある程度の出現率はあるからです。
▼もちろん買い方によっては、「よく当たり、回収率も高い」という状態を作り出すことも可能です。
ただこれには、「しっかりとしたレース選び」が必要になるわけ。
なぜかというと、的中率を上げるためには多点買いする必要があるからです。
▼「多点買いで回収率も高い」という事は、レース自体が荒れることが絶対条件になります。
多点買いした時に、平均配当が低いと、トリガミを連発することになり、回収率は上がりません。
なので、三連単などで多点買いするときは、「荒れるレースを選ぶ」ということが必要になるわけです。
▼あるいは、買い目点数を増やさずに、的中率を上げる方法もある。
これは、「堅く収まりそうなレースを選ぶ」というやり方です。
三連単向きの考え方とも言えます。
▼例えば、頭数が少ないレース。
出走頭数が少ないと、必然的に堅く収まる確率が高くなります。
出走頭数が少ないわけですから、単純に買い目点数も少なくなり、決着傾向は本命サイドに寄っていくということになります。
▼このようなレースの場合は、少ない買い目点数で、三連単を狙っていくのが有効です。
例えば、
「三連単、軸2頭マルチ、相手8頭(48点)」
このような買い方ですね。
▼この買い方は、本命サイドに信頼できる軸馬が2頭いるときに有効です。
その信頼できる軸馬を「2頭軸」にして、相手は8頭に流す形。
この形は、その本命サイドの馬が同時に3着以内に来ないと的中しないので、堅い決着になりそうなレースを選ぶことになります。
▼少頭数のレースの場合、先ほど紹介した「三連単、軸1頭マルチ、相手8頭(168点)」では、買い目点数が多すぎるわけです。
頭数が少なくなればなるほど、決着傾向も変わってくる。
そう考えると、少ない頭数のレースは、軸1頭マルチよりも、軸2頭マルチの方が回収率が上がりやすいということになります。
▼的中率に関しては、軸1頭マルチの方が上です。
買い目点数が多いので当然ですね。
ここは、的中率と回収率のバランス調整になります。
先ほども書きましたが、少頭数のレースの場合は多点買いするとペイできないので、余計な馬券をカットしていく作業が必要になるわけです。
▼このように考えていくと、3連単を当てるコツが見えてくると思います。
三連単でも、基本は他の馬券種と同じ。
まず自分が狙う配当を決めて、そこに合致するレースを選ぶ。
そのレースに合わせて、三連単の馬券構成を決めていくという順番になります。
▼▼では次に、「三連単6頭ボックス(120点)」について考えてみたいと思います。
三連単の6頭ボックスも、的中率が高い買い方になります。
7頭ボックスにして、さらに的中率を高めるというやり方もあるんですが、買い目点数が210点になってしまうので、ちょっと現実的ではないかなと。
普通、競馬ファンが1レースに2万円以上も使うケースは少ないと思うので、6頭ボックスの120点が限界ラインかなと思います。
▼さて、6頭ボックスの場合、馬券構成は以下のようになります。
①人気馬2頭・中穴馬3頭・大穴馬1頭
②人気馬1頭・中穴馬4頭・大穴馬1頭
はい。
私ブエナが、三連単でボックスを組むとしたら、上記の2パターンのどちらかにすることが多いですね。
▼まず、ボックス買いにする場合でも、人気馬は1~2頭入れた方が良いかと思います。
中穴~大穴だけでボックス馬券を構成すると、的中した時の爆発力は増しますが、的中率が大きく下がってしまいます。
競馬においては、1~3番人気がすべて馬券圏外というケースは少なく、1~3番人気のうち、1~2頭が馬券圏内に入ってくるケースが多いからです。
▼人気の分類については、ざっくり言えば、下記のようになります。
人気馬⇒1~3番人気
中穴馬⇒4~9番人気
大穴馬⇒10番人気以下
三連単ボックスに、大穴馬を入れるかどうかは、選ぶレースによりますね。
重賞レース中心に馬券購入する人は、大穴馬を入れた方が期待値は上がりやすいかと思います。
重賞レースでは、10番人気以下の大穴馬が激走するケースが多いので、大穴まで押さえておく必要があります。
▼逆に、第9~10レースあたりの特別戦で勝負することが多い人は、「人気馬2頭・中穴馬4頭」という感じのバランスがちょうど良くなりやすいです。
第9~10レースでは、中穴決着が多いので、無理に大穴を狙うより、中穴狙いに徹していく方が、回収率は高くなりやすいですね。
▼▼では次に、3連単を当てるコツについての、具体的なケーススタディーを見てみましょう。
【金鯱賞2021年】
1着 ギベオン(10番人気)
2着 デアリングタクト(1番人気)
3着 ポタジェ(6番人気)
三連単783010円
はい。
このレースは、私が先程示した買い方で、3連単78万馬券が的中できるレースでした。
▼まず、買い方としては、「三連単、軸1頭マルチ、相手8頭(168点)」になります。
ここは10頭と少頭数でしたが、ローカルの中京開催ということで、適度な波乱もあると見ての、相手8頭マルチ流しになります。
▼軸馬は、1番人気のデアリングタクトで問題ない。
2020年の伝説のジャパンカップでは、惜しくも3着でしたが、負けた相手は、アーモンドアイとコントレイルだったので、力は見せています。
ということでここは、デアリングタクトを軸にして、相手8頭への三連単マルチ馬券とします。
▼10頭立てなので、1頭を切るだけで、馬券構成は完成になります。
切る馬は、人気がないところから見ていきます。
まず、10番人気のギベオンですが、前走の白富士ステークスでは、不利があっての5着。
しかも、斤量は59キロから56キロへ、3キロ減量になります。
昨年の金鯱賞でも4着と頑張っており、ギベオンは一応、残しておきたいところ。
▼次に、9番人気のジナンボーは、左回りの2,000メートルで、新潟記念2着という重賞実績があり、前走の京都記念でも4着と頑張っていたので、これも一応残しておきたい。
次に、8番人気のペルシアンナイト。
左回りではほとんど馬券になっておらず、年齢的にも7歳で、勢いは無い。
ペルシアンナイトは、右回りで狙いたい馬なので、左回りのここは、切りということになります。
▼ということで、ペルシアンナイトだけ切って、三連単の馬券を構成します。
軸
デアリングタクト
ヒモ
2.3.4.5.6.7.9.10番人気(8頭)
三連単マルチ168点
はい。
このような馬券構成になります。
▼三連単168点は、ちょっと多いように感じるかもしれませんが、3連単を当てるコツという観点で考えると、168点は適正な範囲と言えます。
例えば、18頭立てのレースで、単勝1点買いするとしたら、三連単では272点買うのと同じ意味合いになるわけです。
なので、三連単168点は、特に多いというわけではありません。
▼そんなわけで、2021年の金鯱賞は、三連単マルチで、78万馬券を比較的簡単に当てることができた、ボーナスレースでした。
基本的には、断然の1番人気馬から手広く流すと、回収率が上がりにくいわけですが、この金鯱賞は、低レベルのローカル開催で、ヒモ荒れが見込めるため、手広く流すマルチが有効に作用したわけです。
▼▼では次のケーススタディーを見てみましょう。
【アルテミスステークス2021年】
1着 サークルオブライフ(7番人気)
2着 ベルクレスタ(2番人気)
3着 シゲルイワイザケ(8番人気)
三連単164230円
はい。
このレースも、先程の金鯱賞と同じく、「三連単、軸1頭マルチ、相手8頭(168点)」で、三連単を簡単に的中できたレースでした。
▼このレースのポイントは1つだけで、「1番人気のフォラブリューテが過剰人気で信頼できない」という部分です。
フォラブリューテは、単勝2.1倍の断然人気で、三連単もかなり売れていました。
ただ、戦績は新潟の新馬戦を勝っただけ。
タイム差が0.7秒差と開いていたので、かなり人気になりましたが、新潟のレースはタイム差がつきやすいので、いきなり重賞レースで単勝2.1倍は、見るからに過剰人気だったわけです。
▼当ブログではいつも書いていますが、1番人気が過剰人気の時は、2~3番人気馬を軸にすると、回収期待値が高くなります。
したがってこの2021年のアルテミスステークスでは、2番人気のベルクレスタか、3番人気のロムネヤを軸にすることになります。
▼ただ、3番人気のロムネヤは、新馬戦を勝ったばかり。しかも、前残りのレースで逃げ切っただけ。タイム差も無し。
この条件だと、どうしても期待値は低くなってしまいます。
従って、このレースの軸馬は、2番人気のベルクレスタということになります。
▼ここまで決まれば、もう三連単の16万馬券は当たったも同然です。
軸
ベルクレスタ(2番人気)
ヒモ
1.3.4.5.6.7.8.9番人気(8頭)
三連単マルチ168点
はい。
このような馬券構成になります。
▼相手ヒモ馬に関しては、10番人気以下の大穴馬に魅力がなかったので、9番人気まででシンプルに構成してOKです。
たったこれだけの馬券構成で、三連単16万馬券が的中できるわけです。
▼上述した通り、このレースのポイントは、1番人気のフォラブリューテに死角があるという点。
ここにだけ気付くことができれば、三連単を簡単に当てることができたわけです。
頭数も11頭と少頭数だったので、三連単向きでした。
このように、基本的な知識とコツさえ知っていれば、三連単を当てることは難しくないわけですね。
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▼本日は、三連単を当てるコツについて、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「三連単を当てるコツはシンプル。買い目点数を増やして、合成オッズを下げればいいだけ」
「多くの人が三連単は当たらないと言うのは、買い目点数が少なすぎるから」
「三連単は、200点くらい買わないと、他の馬券種と同等の的中率にはならない」
「三連単の当てやすい買い方としては、三連単、軸1頭マルチ、相手8頭(168点)がある」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼中央競馬の馬券の中で、三連単は当てるのが最も難しい馬券種です。
ですが、三連単と言えど、正しく考えることができれば、他の馬券種と同じように的中させることが可能です。
▼三連単を当てるコツは、
「買い目点数を絞りすぎないこと」です。
三連単が当たらないのは、買い目点数を絞りすぎというケースがほとんどなんですね。
▼シンプルに考えてみるとわかりやすいんですが、三連単でも全通り買えば、的中率100%になるわけです。
という事は、三連単が当たらないとすれば、当たり馬券を自分で除外しているから、ということになります。
▼例えば、
・三連複6頭ボックス⇒20点
・三連単6頭ボックス⇒120点
同じ6頭ボックスでも、三連複と三連単では、こんなにも買い目点数が違うわけです。
▼三連単は、三連複の6倍の買い目があるので、同じ的中率にするには、三連複の6倍の点数を購入しなければならないと言うことになります。
ここが分かっていれば、三連単を当てる事は難しくないことが分かります。
▼それを踏まえた上で、三連単を当てるための、具体的な買い方としては、
「三連単、軸1頭マルチ、相手8頭(168点)」
という形がオーソドックスなスタイルになるかと思います。
かなり買い目点数が多くなりますが、三連単で当てるコツは買い目点数を絞らないことなので、これくらいでも良いかと。
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三連単、軸2頭マルチの使い道
▼三連単を当てるコツについての考察を続けます。
先程は、「三連単、軸1頭マルチ、相手8頭(168点)」について書いてみました。
この買い方は、本日のテーマに沿って、三連単を当てるための買い方になります。
▼ですので、回収率をさらに上げていきたい場合は、この168点から、期待値の低い馬券を削っていく作業が必要になります。
しかしながら、回収率を求めるということは、的中率を犠牲にすることにもなる。
ここが馬券の難しいところです。
▼「よく当たり、回収率も高い」という買い方は、基本的には存在しないわけです。
回収率を求めれば、どうしても的中率が下がる。
なぜなら、期待値の低い馬券であっても、ある程度の出現率はあるからです。
▼もちろん買い方によっては、「よく当たり、回収率も高い」という状態を作り出すことも可能です。
ただこれには、「しっかりとしたレース選び」が必要になるわけ。
なぜかというと、的中率を上げるためには多点買いする必要があるからです。
▼「多点買いで回収率も高い」という事は、レース自体が荒れることが絶対条件になります。
多点買いした時に、平均配当が低いと、トリガミを連発することになり、回収率は上がりません。
なので、三連単などで多点買いするときは、「荒れるレースを選ぶ」ということが必要になるわけです。
▼あるいは、買い目点数を増やさずに、的中率を上げる方法もある。
これは、「堅く収まりそうなレースを選ぶ」というやり方です。
三連単向きの考え方とも言えます。
▼例えば、頭数が少ないレース。
出走頭数が少ないと、必然的に堅く収まる確率が高くなります。
出走頭数が少ないわけですから、単純に買い目点数も少なくなり、決着傾向は本命サイドに寄っていくということになります。
▼このようなレースの場合は、少ない買い目点数で、三連単を狙っていくのが有効です。
例えば、
「三連単、軸2頭マルチ、相手8頭(48点)」
このような買い方ですね。
▼この買い方は、本命サイドに信頼できる軸馬が2頭いるときに有効です。
その信頼できる軸馬を「2頭軸」にして、相手は8頭に流す形。
この形は、その本命サイドの馬が同時に3着以内に来ないと的中しないので、堅い決着になりそうなレースを選ぶことになります。
▼少頭数のレースの場合、先ほど紹介した「三連単、軸1頭マルチ、相手8頭(168点)」では、買い目点数が多すぎるわけです。
頭数が少なくなればなるほど、決着傾向も変わってくる。
そう考えると、少ない頭数のレースは、軸1頭マルチよりも、軸2頭マルチの方が回収率が上がりやすいということになります。
▼的中率に関しては、軸1頭マルチの方が上です。
買い目点数が多いので当然ですね。
ここは、的中率と回収率のバランス調整になります。
先ほども書きましたが、少頭数のレースの場合は多点買いするとペイできないので、余計な馬券をカットしていく作業が必要になるわけです。
▼このように考えていくと、3連単を当てるコツが見えてくると思います。
三連単でも、基本は他の馬券種と同じ。
まず自分が狙う配当を決めて、そこに合致するレースを選ぶ。
そのレースに合わせて、三連単の馬券構成を決めていくという順番になります。
▼▼では次に、「三連単6頭ボックス(120点)」について考えてみたいと思います。
三連単の6頭ボックスも、的中率が高い買い方になります。
7頭ボックスにして、さらに的中率を高めるというやり方もあるんですが、買い目点数が210点になってしまうので、ちょっと現実的ではないかなと。
普通、競馬ファンが1レースに2万円以上も使うケースは少ないと思うので、6頭ボックスの120点が限界ラインかなと思います。
▼さて、6頭ボックスの場合、馬券構成は以下のようになります。
①人気馬2頭・中穴馬3頭・大穴馬1頭
②人気馬1頭・中穴馬4頭・大穴馬1頭
はい。
私ブエナが、三連単でボックスを組むとしたら、上記の2パターンのどちらかにすることが多いですね。
▼まず、ボックス買いにする場合でも、人気馬は1~2頭入れた方が良いかと思います。
中穴~大穴だけでボックス馬券を構成すると、的中した時の爆発力は増しますが、的中率が大きく下がってしまいます。
競馬においては、1~3番人気がすべて馬券圏外というケースは少なく、1~3番人気のうち、1~2頭が馬券圏内に入ってくるケースが多いからです。
▼人気の分類については、ざっくり言えば、下記のようになります。
人気馬⇒1~3番人気
中穴馬⇒4~9番人気
大穴馬⇒10番人気以下
三連単ボックスに、大穴馬を入れるかどうかは、選ぶレースによりますね。
重賞レース中心に馬券購入する人は、大穴馬を入れた方が期待値は上がりやすいかと思います。
重賞レースでは、10番人気以下の大穴馬が激走するケースが多いので、大穴まで押さえておく必要があります。
▼逆に、第9~10レースあたりの特別戦で勝負することが多い人は、「人気馬2頭・中穴馬4頭」という感じのバランスがちょうど良くなりやすいです。
第9~10レースでは、中穴決着が多いので、無理に大穴を狙うより、中穴狙いに徹していく方が、回収率は高くなりやすいですね。
▼▼では次に、3連単を当てるコツについての、具体的なケーススタディーを見てみましょう。
【金鯱賞2021年】
1着 ギベオン(10番人気)
2着 デアリングタクト(1番人気)
3着 ポタジェ(6番人気)
三連単783010円
はい。
このレースは、私が先程示した買い方で、3連単78万馬券が的中できるレースでした。
▼まず、買い方としては、「三連単、軸1頭マルチ、相手8頭(168点)」になります。
ここは10頭と少頭数でしたが、ローカルの中京開催ということで、適度な波乱もあると見ての、相手8頭マルチ流しになります。
▼軸馬は、1番人気のデアリングタクトで問題ない。
2020年の伝説のジャパンカップでは、惜しくも3着でしたが、負けた相手は、アーモンドアイとコントレイルだったので、力は見せています。
ということでここは、デアリングタクトを軸にして、相手8頭への三連単マルチ馬券とします。
▼10頭立てなので、1頭を切るだけで、馬券構成は完成になります。
切る馬は、人気がないところから見ていきます。
まず、10番人気のギベオンですが、前走の白富士ステークスでは、不利があっての5着。
しかも、斤量は59キロから56キロへ、3キロ減量になります。
昨年の金鯱賞でも4着と頑張っており、ギベオンは一応、残しておきたいところ。
▼次に、9番人気のジナンボーは、左回りの2,000メートルで、新潟記念2着という重賞実績があり、前走の京都記念でも4着と頑張っていたので、これも一応残しておきたい。
次に、8番人気のペルシアンナイト。
左回りではほとんど馬券になっておらず、年齢的にも7歳で、勢いは無い。
ペルシアンナイトは、右回りで狙いたい馬なので、左回りのここは、切りということになります。
▼ということで、ペルシアンナイトだけ切って、三連単の馬券を構成します。
軸
デアリングタクト
ヒモ
2.3.4.5.6.7.9.10番人気(8頭)
三連単マルチ168点
はい。
このような馬券構成になります。
▼三連単168点は、ちょっと多いように感じるかもしれませんが、3連単を当てるコツという観点で考えると、168点は適正な範囲と言えます。
例えば、18頭立てのレースで、単勝1点買いするとしたら、三連単では272点買うのと同じ意味合いになるわけです。
なので、三連単168点は、特に多いというわけではありません。
▼そんなわけで、2021年の金鯱賞は、三連単マルチで、78万馬券を比較的簡単に当てることができた、ボーナスレースでした。
基本的には、断然の1番人気馬から手広く流すと、回収率が上がりにくいわけですが、この金鯱賞は、低レベルのローカル開催で、ヒモ荒れが見込めるため、手広く流すマルチが有効に作用したわけです。
▼▼では次のケーススタディーを見てみましょう。
【アルテミスステークス2021年】
1着 サークルオブライフ(7番人気)
2着 ベルクレスタ(2番人気)
3着 シゲルイワイザケ(8番人気)
三連単164230円
はい。
このレースも、先程の金鯱賞と同じく、「三連単、軸1頭マルチ、相手8頭(168点)」で、三連単を簡単に的中できたレースでした。
▼このレースのポイントは1つだけで、「1番人気のフォラブリューテが過剰人気で信頼できない」という部分です。
フォラブリューテは、単勝2.1倍の断然人気で、三連単もかなり売れていました。
ただ、戦績は新潟の新馬戦を勝っただけ。
タイム差が0.7秒差と開いていたので、かなり人気になりましたが、新潟のレースはタイム差がつきやすいので、いきなり重賞レースで単勝2.1倍は、見るからに過剰人気だったわけです。
▼当ブログではいつも書いていますが、1番人気が過剰人気の時は、2~3番人気馬を軸にすると、回収期待値が高くなります。
したがってこの2021年のアルテミスステークスでは、2番人気のベルクレスタか、3番人気のロムネヤを軸にすることになります。
▼ただ、3番人気のロムネヤは、新馬戦を勝ったばかり。しかも、前残りのレースで逃げ切っただけ。タイム差も無し。
この条件だと、どうしても期待値は低くなってしまいます。
従って、このレースの軸馬は、2番人気のベルクレスタということになります。
▼ここまで決まれば、もう三連単の16万馬券は当たったも同然です。
軸
ベルクレスタ(2番人気)
ヒモ
1.3.4.5.6.7.8.9番人気(8頭)
三連単マルチ168点
はい。
このような馬券構成になります。
▼相手ヒモ馬に関しては、10番人気以下の大穴馬に魅力がなかったので、9番人気まででシンプルに構成してOKです。
たったこれだけの馬券構成で、三連単16万馬券が的中できるわけです。
▼上述した通り、このレースのポイントは、1番人気のフォラブリューテに死角があるという点。
ここにだけ気付くことができれば、三連単を簡単に当てることができたわけです。
頭数も11頭と少頭数だったので、三連単向きでした。
このように、基本的な知識とコツさえ知っていれば、三連単を当てることは難しくないわけですね。
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